JPH0436825Y2 - - Google Patents

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JPH0436825Y2
JPH0436825Y2 JP1988143457U JP14345788U JPH0436825Y2 JP H0436825 Y2 JPH0436825 Y2 JP H0436825Y2 JP 1988143457 U JP1988143457 U JP 1988143457U JP 14345788 U JP14345788 U JP 14345788U JP H0436825 Y2 JPH0436825 Y2 JP H0436825Y2
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exhaust
suction
air
intake chamber
exhaust device
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、歯科用集塵装置における吸引装置
に係り、さらに詳細には、例えばブロワーのごと
き排気装置を複数台備えた吸引装置に関する。
(従来の技術) 従来の歯科用集塵装置としては、実用新案登録
出願人が既に出願し特開昭59−207144号(以下単
に先行例と称す)として出願公開されたごときも
のがある。
上記先行例においては、バキユーム本管に複数
の枝管を分岐接続し、各枝管の先端部に、電磁弁
およびフイルタを介して、口腔内の水、唾液、粉
塵等を空気と共に吸引する吸引アダプタを接続し
てある。そして、前記バキユーム本管には、バキ
ユーム本管内に吸引された空気と液体成分とを分
離するための気液分離器が接続してあり、さらに
この気液分離器には、前記バキユーム本管内を負
圧に維持すべく吸引作用を行う吸引装置が接続さ
れている。
(考案が解決しようとする課題) 前述したごとき従来の技術において、吸引装置
としては1台のブロワーが使用されているのが一
般的である。したがつて、従来においてはブロワ
ーに故障を生じると、バキユーム本管内を負圧に
維持して吸引作用を行うことができないので、歯
の治療及び技工作業を中止しなければならないも
のであつた。
そのため、吸引装置に複数台(例えば2台)の
ブロワーを備えた構成のものも開発されている。
しかし従来の構成においては、前記気液分離器と
一方のブロワーとをホース等の接続管を介して接
続し、他方のブロワーを単に予備として備えてい
るにすぎないものである。したがつて、従来にお
いては、一方のブロワーに故障を生じたときに、
前記気液分離器と他方のブロワーとを接続すべく
接続管の接続換え作業が必要であつた。
すなわち従来においては、複数台のブロワーを
有効利用することができず、また接続管の接続切
換え時には、歯の治療や技工作業を一時停止しな
ければならないという問題点があつた。
この考案は、上述のごとき従来の問題点に鑑み
てなされたもので、吸引装置に備えられた一方の
ブロワーに故障が生じたときには、他方のブロワ
ーに迅速に切換えることができ、また必要によつ
ては複数のブロワーを同時に使用することのでき
る新規な吸引装置を提供するものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題点を解決するために、
この考案においては、歯科用集塵装置における気
液分離器に接続した共通接続口を、複数の排気装
置における吸引口に臨ませて設け、上記共通接続
口から各排気装置の排気口に至る各排気経路中
に、各排気装置からの空気の逆流を阻止自在の逆
止弁を配置してなるものである。
(作用) 上記構成より明らかなように、共通接続口を各
排気装置における吸引口に臨ませてあるので、適
宜の排気装置を駆動することにより、共通接続口
および気液分離器を介して歯科用集塵装置の吸引
作用が行われることとなる。この際、停止状態に
あるその他の排気装置の排気口から吸引口を経て
外気が逆流する傾向にあるが、前記共通接続口か
ら各排気装置の排気口に至る排気経路中に、逆止
弁が配置してあるので、外気の流入がないもので
ある。
前述のごとく適宜の排気装置を駆動時に、仮り
にこの排気装置に故障が生じたようなときには、
他の排気装置を駆動することにより、直ちに同様
の吸引作用が継続されるものである。
さらに、複数の排気装置を同時に駆動すること
により、吸引量を増大することができる。また複
数の排気装置を交互に駆動して使用することもで
き、各排気装置のモータの発熱を考慮して長寿命
を図ることができる。
(実施例) 理解を容易にするために、先ず歯科用集塵装置
の全体的構成について概略的に説明する。
第2図を参照するに、バキユーム本管1に複数
本の枝管3が分岐接続してあり、各枝管3の先端
部には、電磁弁5、フイルタ7を介して先端部に
吸引アダプタ9を備えた可撓管11が着脱可能に
接続してある。また、前記バキユーム本管1に
は、吸引された空気と液体成分とを分離するため
の気液分離器13が接続してあり、この気液分離
器13には、液体排出用の配管15が接続してあ
ると共に、接続管17を介して、例えば真空ポン
プあるいはブロワー等のごとく吸引作用を行う装
置を備えてなる吸引装置19が接続してある。
上記構成のごとき歯科用集塵装置の作用は、前記
先行例等において公知であるので、その作用の詳
細については説明を省略する。
この考案の実施例に係る吸引装置19は、第1
図に示すごとく構成してある。すなわち、吸引装
置19の外観は箱状のケーシング21よりなるも
のであつて、このケーシング21の内部は、仕切
板23によつて吸気室25と排気室27とに区画
してある。上記吸気室25には、前記接続管17
を接続する共通接続口29が設けられている。し
たがつて、吸気室25を負圧に保持することによ
り、共通接続口29、接続管17を介して気液分
離器13およびバキユーム本管1に負圧が作用
し、吸引作用が行われ得ることが理解されよう。
上記吸気室25内を負圧にするために、吸気室
25内の空気を吸引排気する例えば真空ポンプあ
るいはブロワーのごとき複数の排気装置31が前
記排気室27に配置してある。上記各排気装置3
1における吸引口33は、前記仕切板23に形成
した開口35を介して上記吸気室25に接続して
ある。また各排気装置31の排気口37は排気室
27に開口しており、この排気室27は排気パイ
プ(図示省略)を介して外部に接続してある。
上記構成により、各排気装置31を同時にある
いは個別に駆動することにより、吸気室25内の
空気が吸引排出され、吸気室25が負圧になつ
て、前述した吸引作用が行われることとなる。
上述のごとく、吸気室25内に負圧にすべく適
宜の排気装置31を駆動したとき、停止状態の排
気装置がある場合には、吸気室25が負圧である
ことにより、停止状態の当該排気装置の排気口3
7から吸引口33を経て外気が逆流し、吸気室2
5内に流入する。したがつて、本実施例において
は、前記共通接続口29から各排気装置31の排
気口37に至る各排気経路中に、外気が流入する
のを阻止自在の逆止弁39が設けてある。
より詳細には、本実施例においては前記仕切板
23における各開口35の部分に、吸気室25側
へ突出した筒状体41を設け、この筒状体41に
形成された開口部に、例えばフラツプ弁のごとき
前記逆止め弁39を開閉自在に設けてなるもので
ある。この逆止弁39は、吸気室25から排気装
置31側への空気の流入を許容するが、逆に、排
気装置31側から吸気室25内への空気の流入を
阻止する作用をなすものである。
上記構成により、一方の排気装置31を駆動し
て吸気室25内の空気の排出を行つているとき、
他方の排気装置31から外気が吸気室25内に流
入するようなことがないものである。
既に理解されるように、本実施例によれば、歯
科用集塵装置の吸引作用を行うべく、一方の排気
装置31を駆動して吸引装置19における吸気室
25内の空気の排出を行つているときに、仮りに
一方の排気装置31に故障が生じたときには、直
ちに他方の排気装置31を駆動すれば良く、前記
吸引作用を一時停止することなく継続して行うこ
とができるものである。
また、必要により複数の排気装置31を同時に
駆動することができ、例えば複数の吸引アダプタ
9が同時に使用されることによつて吸引作用が低
下するような場合にも対応できるものである。
ところで、本考案は前述の実施例のみに限るも
のではなく、適宜の変更を行うことにより、その
他の態様でも実施可能なものである。例えば、吸
引装置19における吸気室25に共通接続口29
を接続すると共に各排気装置31の吸引口33を
吸気室25に接続して、共通接続口29を各吸引
口33に臨ませた構成について説明したが、例え
ば二又状のごとく、各排気装置31の数に応じて
分岐した多岐管(マニホルド)を使用して各排気
装置31と共通接続口29とを直接接続する構成
とすることも可能である。
また逆止弁39の構成としては、停止状態にあ
る各排気装置31から共通接続口29側へ外気が
流入することを阻止する機能を有すれば良いもの
であつて、例えばソレノイドバルブ等の適宜の開
閉弁を使用することも可能である。
さらに、上記逆止弁39を設ける位置として
は、例えば各排気装置31の排気口37側に設け
ることも可能なものである。
第2実施例として、第3図を参照するに、本実
施例は逆止弁ユニツト43を、気液分離器13よ
り接続口17を介して各排気装置31に至る間に
設けたものである。なお、第1実施例と同一機能
を奏する構成部品には同一符号を付して説明を省
略する。
第3図aは、通常時の状態、即ち、一方の排気
装置31にて吸引排気する例で、第3図bは、一
方の排気装置31に故障が生じたときに他方の排
気装置31にて吸引排気をする例である。
その構成は、逆止弁ユニツト43の外観は箱状
のケーシング45によりなるものであつて、この
ケーシング45の内部は、仕切板47,49によ
つて吸気室51と排気室53,55とに区画して
ある。なお、各仕切板47,49にはそれぞれ吸
気室51と排気室53,55とを連通する穴57
が開口してある。その各穴57には、各排気室5
3,55側に開閉自在な例えばフラツプ弁のごと
き逆止弁59a,59bが設けてある。更に、上
記吸気室51には、前記接続管17を接続する共
通接続口29が設けられている。
したがつて、吸気室51を負圧に保持すること
により、共通接続口29より接続管17を介して
気液分離器13およびバキユーム本管1に負圧が
作用し吸引作用が行われ得ることが理解されよ
う。
上記吸気室51内の空気を吸引排気するため、
図示を省略したが複数の排気装置31が配置さ
れ、その排気装置31と連結する吸引口61,6
3は、前記ケーシング45の側壁に設けてあり、
前記排気室53,55にそれぞれ連通してある。
なお、前記排気装置31と連結する吸引口61,
63は排気装置31と一体的に接続しても接続管
を介して連結しても良いことは勿論である。
上記構成により、第3図aに示す通常時では、
一方の排気装置31の作動により排気室53内の
空気は負圧となり、逆止弁59aは開放されて吸
気室51内の空気を吸引排気する。この際、他方
の逆止弁59bは他方の排気装置31が作動して
いないので、排気室55内は負圧とならないため
閉鎖状態のままで、空気が逆流するようなことが
ないものである。なお、第3図bに示す他方の排
気装置31が作動した場合でも、同様な作用と効
果を得るもので、また、複数の排気装置31を同
時に作動した場合は、逆止弁59a,59bは共
に開放状態となり大量の吸引作用が可能となるも
のである。
この第2実施例によれば、既存の設備に逆止弁
ユニツト43を装着することが容易であり、既存
の設備において排気装置31が単数の場合であつ
ても、排気装置31を複数接続する構成とするこ
とが容易なものである。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、本考案によれば、例えばブロワーのごとき複
数の排気装置のうち一方に故障が生じた場合であ
つても、単に他方の排気装置を駆動するのみでよ
く、故障時の対応が容易なものである。また必要
に応じて複数の排気装置を同時に駆動することが
でき、空気の排気量を増大して吸引作用をより大
きくできるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
吸引装置の断面図である。第2図は全体的構成を
示す概要説明図である。第3図は他の実施例を示
すもので、第3図aは一方の排気装置を作動させ
た時の作動状態説明図、第3図bは他方の排気装
置を作動させた時の作動状態説明図である。 13……気液分離器、29……共通接続口、3
1……排気装置、33……吸引口、37……排気
口、39……逆止弁、43……逆止弁ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歯科用集塵装置における気液分離器に接続した
    共通接続口を、複数の排気装置における吸引口に
    臨ませて設け、上記共通接続口から各排気装置の
    排気口に至る各排気経路中に、各排気装置からの
    空気の逆流を阻止自在の逆止弁を配置してなるこ
    とを特徴とする歯科用集塵装置における吸引装
    置。
JP1988143457U 1988-04-08 1988-11-04 Expired JPH0436825Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988143457U JPH0436825Y2 (ja) 1988-04-08 1988-11-04

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4688288 1988-04-08
JP1988143457U JPH0436825Y2 (ja) 1988-04-08 1988-11-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0228217U JPH0228217U (ja) 1990-02-23
JPH0436825Y2 true JPH0436825Y2 (ja) 1992-08-31

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ID=31717975

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JP1988143457U Expired JPH0436825Y2 (ja) 1988-04-08 1988-11-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102188226B1 (ko) * 2020-10-05 2020-12-08 남용일 치과 치료용 음압 기능을 갖는 조명 장치

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JPH0228217U (ja) 1990-02-23

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