JPH04367695A - 錠剤型洗剤自動投入装置付洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は錠剤型洗剤自動投入装置
付洗濯機に関する。更に詳しくは、洗濯物の量に応じて
適量の錠剤型洗剤を自動的に投入して洗濯を行なえる錠
剤型洗剤自動投入装置付洗濯機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、洗剤は粉末・液体の二つの形態が
一般的であるため洗濯機の自動投入装置もこの二つの形
態の洗剤に関するものが多いが、粉末洗剤の場合、洗剤
を保存しておく容器の中で洗剤が固まったり、投入通路
が詰まってしまう等の問題点がある。また、液体洗剤の
場合、液だれが生じたり洗剤液が固まったりする等の問
題点が多く見受けられる。

【０００３】上述の問題点は錠剤型洗剤を用いることに
より解消され得るが、適量の錠剤型洗剤を自動的に投入
できる装置を持つ洗濯機についての検討は充分になされ
ていない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、洗剤
として錠剤型洗剤を用い、洗濯される衣類の量に応じて
適切な量の錠剤型洗剤を自動的に投入でき、粉末洗剤や
液体洗剤を用いる場合に生ずる洗剤の詰まりや液だれと
いった問題点が解消された錠剤型洗剤自動投入装置付洗
濯機を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の目的
を達成するために鋭意研究した結果、本発明を完成する
に至った。

【０００６】すなわち本発明は、洗濯物の量を計量する
重量センサー、給水量を計測するセンサー、錠剤型洗剤
を貯蔵する容器及び錠剤型洗剤を自動投入する装置を持
つ洗濯機において、洗濯物の量によって給水量及び錠剤
型洗剤の個数を自動的に決定し、注水後その個数の錠剤
型洗剤を自動的に投入することを特徴とする錠剤型洗剤
自動投入装置付洗濯機を提供するものである。

【０００７】本発明の錠剤型洗剤自動投入装置付洗濯機
は、洗濯槽に投入された被洗濯物の量を計量するセンサ
ー、その量に応じて給水量及び錠剤型洗剤量を決定する
演算装置及び決定された洗剤量を自動的に投入させるよ
うな制御手段を備えている。

【０００８】本発明の洗濯機では、洗濯物を洗濯槽に投
入し、起動させるだけで、適切な量の水及び錠剤型洗剤
を投入でき、洗濯物の量に対して最適な条件での洗濯が
開始できる。

【０００９】また、本発明の洗濯機には、使用者が自動
的に投入された洗剤量以上に洗剤を追加したいときに、
所望の量の錠剤型洗剤を洗濯槽中に投入できる機能を付
与しておくことが好ましい。所望量の錠剤型洗剤を追加
投入する機構としては、洗濯槽中に注水中又は注水され
た状態でのみ入力を受け付けるようなスイッチを洗濯機
に設け、且つ該スイッチを操作している間のみ洗剤が投
入されるようなものが望ましい。

【００１０】また、センサーを全てＯＦＦ　にして所望
の水量及び錠剤型洗剤量を投入できることはいうまでも
ない。

【００１１】

【実施例】以下実施例にて本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。

【００１２】図２は、本発明の錠剤型洗剤自動投入装置
付洗濯機の重量検出手段及び自動制御回路を示すブロッ
ク図である。図中、ａは重量センサーからなる被洗濯物
重量検出手段であり、洗濯槽内の被洗濯物の重量を一定
時間内に検出する手段である。ｂの制御手段はマイクロ
・コンピューターが組み込まれたものであり、被洗濯物
の重量を検出した後、給水弁駆動手段ｄを制御して洗濯
槽内に被洗濯物の重量に対して最適な量の水を給水し、
バルブ駆動手段ｆによるバルブの開閉を操作して水量を
調節し、洗剤自動投入手段ｃを制御して最適な量の錠剤
型洗剤を投入し、パルセータ駆動手段ｅで洗濯槽を回転
させ洗濯行程を行うものである。

【００１３】図１は、本発明の錠剤型洗剤自動投入装置
付洗濯機の構成を示す概略図である。図中、１３は衣料
を洗濯・脱水する洗濯槽兼脱水槽である。洗濯（脱水）
槽１３の壁面には多くの穴が開けられている。また、洗
濯（脱水）槽１３の底の部分にはパルセータ１２が設け
られている。パルセータ１２はパルセータ駆動手段７に
よって正逆回転されるように構成されている。１４は外
槽で、１５は外枠である。外槽１４の底部に設けられた
重量センサー１は例えば電圧素子や歪ゲージ利用の重量
センサーである。

【００１４】１１は外槽１４の底部に設けられ、排水通
路に通じる排水バルブである。排水バルブ１１はバルブ
駆動手段１０の信号によって洗濯、濯ぎ行程中は閉じ、
排水、脱水中は開くよう構成されている。６は給水弁で
あり水道栓と連結されており、給水弁駆動手段５によっ
て給水時に弁が開くよう構成されている。９は錠剤型洗
剤自動投入装置であって、錠剤型の洗剤が収納される。 錠剤型洗剤の収納形態は特に限定されるものではないが
、例えばカートリッジ方式等が考えられる。洗濯行程が
始まるときに洗剤投入機駆動手段８によって洗濯槽１３
もしくは外槽１４に洗剤の必要量が投入される。

【００１５】１６はマイクロコンピュータであり、内蔵
したプログラムによって重量センサーによって検知され
た被洗濯物の重量を判別し、最適な給水量を信号として
給水弁駆動手段５に送り、また最適洗剤量を洗剤投入機
駆動手段８に信号として送るものである。マイクロコン
ピュータ１６は制御手段４と処理回路３から構成されて
いる。１７は制御パネルであり、洗濯行程の選択及び洗
剤の追加投入等をマイクロコンピュータ１６に信号とし
て送り、処理回路３で処理され、制御手段４に信号とし
て送られる。

【００１６】次に本発明の錠剤型洗剤自動投入装置付洗
濯機の作動について説明する。図３はマイクロコンピュ
ータ１６の制御を示すフローチャートの要部を示すもの
である。洗濯槽兼脱水槽に洗濯衣類を投入すると、洗濯
槽下部に設けられた重量センサーが作動し、被洗濯物の
重量を感知し、それに見合った水量及び錠剤型洗剤の個
数を決定する。処理回路より最適水量と最適洗剤個数が
制御装置に信号として送られ、制御装置は先ず給水弁駆
動手段に信号を送り、最適水量となるまで給水をする。 最適水位になったのが確認されると、給水弁は制御装置
の信号に基づき給水弁駆動手段によって閉じられる。そ
して制御装置は洗剤投入装置駆動手段に最適洗剤個数を
信号として送る。必要な洗剤個数が投入されたのが確認
された後に、制御手段によってパルセータ駆動手段に信
号が送られてパルセータが回転し、洗濯行程が開始され
る。

【００１７】本発明の洗濯機は洗濯物の重量を感知し、
最適な量の水及び錠剤型洗剤数を投入するものであり、
これによって洗濯行程の大幅な省力化が達成され、洗剤
投入の煩わしさが改善されるものである。

【００１８】上記実施例では全自動洗濯機について述べ
たが、本発明の対象となる洗濯機としては自動二槽式洗
濯機でもよく、前述の如き錠剤型洗剤を計量することな
く錠剤型洗剤を投入できる装置を有するものであればよ
い。

【００１９】

【発明の効果】本発明によれば、単に洗濯物を投入する
だけで、その重量を重量センサーによって計量し、それ
に見合った量の水及び個数の錠剤型洗剤の自動投入を行
うことができ、従来の液体或いは粉末洗剤を自動投入す
る洗濯機に生じていた問題点の解決された、より簡便で
使いやすい洗濯機が提供される。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の錠剤型洗剤自動投入装置付洗濯機の一
構成を示す概略図である。

【図２】本発明の錠剤型洗剤自動投入装置付洗濯機の重
量検出手段及び自動制御回路を示すブロック図である。

【図３】本発明の錠剤型洗剤自動投入装置付洗濯機にお
けるマイクロコンピュータの制御を示すフローチャート
の要部である。

【符号の説明】

ａ…被洗濯物重量検出手段　　　　　　　　　　１…重
量センサーｂ…制御手段　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　２…重量センサーｃ…洗剤自動投入手
段　　　　　　　　　　　　　　３…処理回路ｄ…給水
弁駆動手段　　　　　　　　　　　　　　　　４…制御
手段ｅ…パルセータ駆動手段　　　　　　　　　　　　
５…給水弁駆動手段 ｆ…バルブ駆動手段　　　　　　　　　　　　　　　　
６…給水弁７…パルセータ駆動手段 ８…洗剤投入装置駆動手段 ９…錠剤型洗剤自動投入装置 １０…バルブ駆動手段 １１…排水バルブ １２…パルセータ １３…洗濯槽１３ １４…外槽 １５…外枠 １６…マイクロコンピュータ １７…制御パネル

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】洗濯物の量を計量する重量センサー、給水
   量を計測するセンサー、錠剤型洗剤を貯蔵する容器及び
   錠剤型洗剤を自動投入する装置を持つ洗濯機において、
   洗濯物の量によって給水量及び錠剤型洗剤の個数を自動
   的に決定し、注水後その個数の錠剤型洗剤を自動的に投
   入することを特徴とする錠剤型洗剤自動投入装置付洗濯
   機。
2. 【請求項２】自動的に投入された錠剤型洗剤の量に加え
   て、所望量の錠剤型洗剤の追加投入を可能とするスイッ
   チを持ち、該スイッチは洗濯槽中に注水中又は注水され
   た状態でのみ入力を受け付けるものである請求項１記載
   の錠剤型洗剤自動投入装置付洗濯機。