JP2019509133A - 洗濯機の分配器ボックス、洗濯機及び投入方法 - Google Patents

洗濯機の分配器ボックス、洗濯機及び投入方法 Download PDF

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青▲島▼海▲尓▼▲滾▼筒洗衣机有限公司
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Abstract

本発明は、洗濯機の分配器ボックス(3)、洗濯機及び投入方法であり、前記分配器ボックス(3)は、ボックス本体(31)と、前記ボックス本体(3)内に位置する、少なくとも一つの推進器と、前記推進器を移動するよう駆動する駆動手段と、を備え、前記分配器ボックス(3)はジェルボール(8)を自動的に投入するために使われ、前記ボックス本体(31)に投入口(311)を有する。当該洗濯機の分配器ボックス(3)は、駆動手段が推進器を移動するよう駆動することによって、推進器がジェルボール(8)を前記投入口(311)まで搬送し、ジェルボール(8)を自動的に投入することを実現し、洗濯機を用いて洗濯物を洗濯する時、毎回手動で一粒のジェルボールを投入する面倒を省く。自動投入機能を有する分配器ボックス(3)を設置することによって、ジェルボール(8)を投入し忘れることを防ぎ、また、ユーザが洗浄状況に応じて、洗浄行程においてもジェルボールを再投入することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯機の部品の技術分野に属し、具体的に洗濯機の分配器ボックス、その分配器ボックスを有する洗濯機及び投入方法に関する。
洗濯機は、機械的エネルギーを利用して水流を駆動して衣類などの織物を洗濯する家電製品であり、生活水準の改善に伴って、洗濯機は、既に何千万の家庭に普及され、人々の生活に利便性を提供している。
洗濯機は、ハウジングと、ハウジング内に設置された内筒及び外筒と、内筒を回転させる駆動モータと、を備え、ハウジングに引き出し可能な分配器ボックスが設置され、洗剤(洗剤粉又は洗剤溶液)を分配器ボックスに投入し、分配器ボックスはホースを介して外筒に連通され、注水の際、水流は分配器ボックスにおける洗剤を外筒に流し、洗濯物を洗浄するために用いる。しかし、洗濯機の長期使用により、分配器ボックスに洗剤の痕跡が残り、且つ細菌や真菌の成長を促すリスクがある。
現在、市場で一回の洗浄用量の液体洗剤を外膜可溶性ジェルボールまたは類似の小型パッケージ洗剤製品内に封入したものが現れ、ジェルボールは、特に洗濯機の洗浄に設計され、一粒の洗濯用ジェルボールは一筒の洗濯物を洗浄することができ、操作が簡単で、便利で手を汚さないので、広く使用されている。ジェルボールを用いて洗濯物を洗濯する場合、ジェルボールを洗濯機の洗濯物の投入口から投入する必要があり、ジェルボールの外膜が水に接触して溶解され、封入された洗浄液を放出し、洗濯物を洗濯するために使用する。現在、ジェルボールが分配器ボックスに収容してジェルボールを自動的に投入することができず、ジェルボールを分配器ボックスに収容し、水が分配器ボックスに進入する場合、ジェルボールがすぐに溶解し、一部分の溶液が分配器ボックスの内壁や導管内壁に附着し、不必要な費用や分配器ボックスの内壁の汚染をもたらす。ジェルボールも専用の投入通路を設置しないと、ユーザは手動で洗濯物投入口を介して洗濯槽に、一筒洗濯物を洗浄するためのジェルボール一粒を投入する必要があり、非常に面倒である。また、現在、洗濯機は洗浄行程において安全のためドアロックの機能を有し、ユーザがジェルボールを投入し忘れると、洗浄を開始した後にジェルボールを投入することができない。
本発明は、従来技術における上記の問題に対して、ジェルボールを自動的に投入するための洗濯機分配器ボックスを提供する。
上記の技術的目的を達成するために、本発明は、次の技術的解決手段を用いて実現する。
洗濯機の分配器ボックスであって、ボックス本体と、ボックス本体内に位置する、少なくとも一つの推進器と、前記推進器を移動するよう駆動する駆動手段と、を備え、前記分配器ボックスはジェルボールを自動的に投入するのに用いて、前記ボックス本体に投入口を有する。
さらに、前記推進器は螺旋体であり、前記螺旋体内にはジェルボールを収容するための空間が有る。
さらに、前記投入口は、前記ボックス本体の底部に設けられ、前記螺旋体の先端は前記投入口の上方に位置する。
さらに、前記駆動手段は前記螺旋体を回転するよう駆動し、前記螺旋体内に位置するジェルボールを前記投入口方向に移動させ、且つ前記投入口の上方に到達したジェルボールを投入する。
さらに、前記螺旋体は一本フィラメントにより、固定螺旋ピッチで、螺旋状に巻かれて作られた。
さらに、前記分配器ボックスに収納されたジェルボールの数量は、螺旋体の長さで螺旋ピッチを割って得られた値より小さく、または螺旋体の長さで螺旋ピッチを割って得られた値に等しい。
さらに、複数のジェルボールが前記分配器ボックスに配置された時、複数のジェルボールを順次に前記螺旋体の上に前後に隣接する2本のフィラメントの間に配置されている。
さらに、前記螺旋ピッチが前記ジェルボールの最小寸法よりも大きい。
好ましくは、前記ジェルボールの最小サイズは前記螺旋ピッチとの比が1未満である。
さらに、前記ジェルボールの最大サイズは前記螺旋体の断面内径よりも大きい。

さらに、前記分配器ボックスは、透明のカバーまたはフリップ蓋をさらに備える。
さらに、前記投入口の長さと幅は、それぞれ前記螺旋体の断面外径と前記螺旋ピッチよりも大きくなければならない。
さらに、前記ボックス本体が前記推進器と適合する凹状のガイドレールを有し、前記推進器の軸線は、前記凹状のガイドレールの軸線と重ね、または同一垂直面に位置する。
さらに、前記推進器が前記凹状ガイドレールとの間の最小距離は1mm〜8mmである。
さらに、前記ジェルボールは、水に接触すると溶融することができる薄膜で洗剤や柔軟剤を包んで作られた。
さらに、前記推進器の回転速度が20〜60rpmであり、前記推進器を駆動するモータの回転数は位置センサによって測定して得られた。
上記の洗濯機の分配器ボックスに基づいて、本発明は洗濯機を提供し、ジェルボールの自動投入を実現し、毎回洗濯する際、手動でジェルボールを投入する面倒を省く。
洗濯機であって、ハウジングと、ハウジング内に位置する外筒と、上記の分配器ボックスと、を備え、前記分配器ボックスと前記外筒との間は連結管によって連通されている。
さらに、前記連結管は、ジェルボールが前記投入口から落下する作用力により開けられる、一方向に開閉する封止キャップを有する。
さらに、一方向に開閉する封止キャップに環状のシール溝が設けられ、前記シール溝にシールリングが設けられ、前記シールリングは前記連結管の管壁に接触する。
さらに、前記洗濯機は、ジェルボールの投入数量を検出するためのセンサをさらに備える。
さらに、前記洗濯機の給水管は直接に前記外筒に連結されている。
前記の洗濯機に基づいて、本発明は洗濯機のジェルボールの自動投入方法をさらに提供する。前記洗濯機は、外筒と、上記の分配器ボックスと、前記分配器ボックスと前記外筒との間を連通する連結管と、ジェルボールの投入数量を検出するためのセンサと、を備え、前記分配器ボックスは推進器を有し、前記洗濯機のジェルボールの自動投入方法は、具体的に以下のステップを含む。
A、前記駆動手段は前記推進器を一定ストロークで移動するよう駆動し、前記投入口まで到達したジェルボールが前記投入口内に落下するよう前記推進器は前記ジェルボールを前記投入口方向へ搬送するステップ。
B、前記センサが前記ジェルボールの投入数量を検出し、前記センサの検出結果Nによって、Nが0であるか否かを判定し、Nが0である場合、ステップCに進み、Nが0ではない場合、洗浄プログラムを開始するステップ。
C、手動でステップAからBまでを繰り返し、または洗浄プログラムを開始するようユーザに注意を促すステップ。
さらに、ステップAの間にステップA0を含み、前記外筒内に一定量の水を注入して、ジェルボールを投入すると、水に接触して外膜が溶解することができる。
さらに、前記洗濯機は、ディスプレイをさらに備え、前記センサの検出結果Nをディスプレイに表示する。
上記の洗濯機に基づいて、本発明は洗濯機のジェルボールの自動投入方法を提供し、前記洗濯機は、外筒と、前記分配器ボックスと、前記分配器ボックスと前記外筒との間を連通する前記連結管と、ディスプレイと、ジェルボールの投入数量を検出するためのセンサと、を備え、前記分配器ボックスは少なくとも二つの前記推進器を有し、前記分配器ボックスには少なくとも二種類の洗浄用の前記ジェルボールが置かれ、前記推進器にはそれぞれ同じ種類の前記ジェルボールが置かれ、前記洗濯機のジェルボールの自動投入方法は、具体的に以下のステップ工程を含む。
A、ユーザが選択した洗浄プログラム及び洗濯物の量に応じて、投入を必要とするジェルボールの種類及び対応する数量を決定するステップ。
B、前記駆動手段は投入を必要とするジェルボールに対応する前記推進器を一定ストロークで移動するよう順次に駆動し、前記投入口まで到達したジェルボールが前記投入口内に落下するよう前記推進器は前記ジェルボールを前記投入口方向へ搬送し、同時に前記センサはジェルボールの投入数量を検出するステップ。
C、前記センサの検出結果に基づいて、各ジェルボールの投入数量を前記ディスプレイに表示し、且つジェルボールの投入種類及び対応数量は、ステップAにおける種類及び対応数量と同一であるか否かを判定し、同一である場合、洗浄プログラムを開始し、ジェルボールの種類及び対応数量が不足である場合、ステップDに進み、ジェルボールの種類及び対応数量が過剰である場合、ステップEに進むステップ。
D、前記駆動手段は不足なジェルボールに対応する前記推進器を一定ストロークで移動するよう駆動し、前記投入口まで到達したジェルボールが前記投入口内に落下するよう前記推進器は前記ジェルボールを前記投入口方向へ搬送し、同時に前記センサはジェルボールの投入数量を検出し、その後にステップCに進むステップ。モータが一周多く回転した後、前記センサが投入ジェルボールを検出しないと、システムはジェルボールを前記分配器ボックスに投入するようユーザに注意を促す。
E、手動で洗浄プログラムを開始するようユーザに注意を促すステップ。
さらに、前記分配器ボックスは濯ぎ用ジェルボールをさらに有し、前記洗濯機のジェルボールの自動投入方法はFステップをさらに含み、濯ぎ行程に到達した後、前記駆動手段は前記推進器を移動するよう駆動して濯ぎ用ジェルボールを投入する。
本発明に係る洗濯機の分配器ボックスは、ボックス本体と、ボックス本体内に位置する推進器と、前記推進器を移動するよう駆動する駆動手段と、前記ボックス本体が有する投入口と、を設置することによって、また、前記駆動手段が推進器を移動するよう駆動することによって、前記推進器はジェルボールを前記投入口まで搬送し、ジェルボールを自動的に投入することを実現し、洗濯機を用いて洗濯物を洗濯する時、毎回手動で一粒のジェルボールを投入する面倒を省く。自動的に投入する機能を有する分配器ボックスを設置することによって、ジェルボールを投入し忘れることを防ぐ。また、ユーザが洗浄状況に応じて、洗浄過程においてジェルボールを再投入することができる。
図面を併せて本発明の実施形態の詳細な記載を閲覧すると、本発明の他の特徴と利点がより明確になる。
本発明に係る洗濯機の分配器ボックスの第一実施形態の構造の概略図である。
図1の連結管の構造の概略図である。
図1の分配器ボックスの構造の拡大概略図である。
図3の断面構造の概略図である。
図3の分配器ボックスにジェルボールが置かれた構造の概略図である。
洗濯機のジェルボールの第1種の自動投入方法のフローチャートである。
洗濯機のジェルボールの第2種の自動投入方法のフローチャートである。
洗濯機のジェルボールの第3種の自動投入方法のフローチャートである。
本発明に係る洗濯機の分配器ボックスの第二実施形態の構造の概略図である。
洗濯機のジェルボールの第4種の自動投入方法のフローチャートである。
洗濯機のジェルボールの第5種の自動投入方法のフローチャートである。
洗濯機のジェルボールの第6種の自動投入方法のフローチャートである。
本発明の好ましい実施形態
本発明の実施形態の目的、技術的解決手段及び利点をより明確するために、次に本発明の実施形態の図面を併せて本発明の実施形態の技術的解決手段を明白に、詳細に説明する。
本発明の記載では、言及すべきなのは、用語「上」、「下」などは、図面に示す方向や位置関係に基づいて、方向または位置関係を示し、本発明の説明を容易、かつ簡便にするのに用いるが、装置や部品が必ず特定方向となることや、特定構成及び操作を表示や暗示することではない。従って、本発明を限定するものと解釈されない。また、用語「第1」、「第2」は、説明の目的を示すのに用いて、相対的な重要度を表示や暗示すると理解されない。
図1〜図5に示すように、本発明に係る洗濯機の分配器ボックスの第1実施形態であり、本実施形態における分配器ボックスは、ドラム洗濯機内に設置され、他の実施形態では、他のタイプの洗濯機に設置してもよい。
本発明に係るジェルボールは、水に接触すると溶融することができる薄膜で洗剤や柔軟剤を包んで作られ、洗剤は、濃度が高く、または濃度が普通の洗剤或いは洗剤粉或いは石鹸粉などであってもよい。
この実施形態では、洗濯機は、ハウジング1と、ハウジング1内に互いに嵌装された外筒2及び内筒と、分配器ボックス3と、分配器ボックス3と外筒2との間に設けられた連結管5と、を備え、分配器ボックス3と外筒2は連結管5を介して連通され、分配器ボックス3はジェルボールを収容し、ジェルボールは分配器ボックス3から連結管5を介して外筒2に進入する。洗濯機の注水管が直接外筒2と連通され、洗濯機の注水時、直接外筒2に投入してもよい。
本実施形態では、分配器ボックス3は、ボックス本体31と、推進器と、推進器を推し進める駆動手段(図示せず)を備え、推進器はボックス本体31内に位置し、ボックス本体31は投入口311を有する。ボックス本体31にジェルボールが収容され、駆動手段は推進器を移動するよう駆動し、ボックス本体31中のジェルボールを投入口311方向に推し進め、ジェルボールが投入口311に到達した時、投入口311から落下することができ、連結管5を介して外筒2内に進入し、ジェルボールの自動投入を達成した。
駆動手段によって推進器を移動するよう駆動し、推進器はジェルボールを投入口311まで推し進め、ジェルボールの自動投入を達成し、洗濯機を用いて洗濯物を洗浄する時、毎回手動で一粒のジェルボールを投入する面倒を省く。自動投入機能を有する分配器ボックス31を設置することによって、ジェルボールを投入し忘れることを防ぐ。また、ユーザが洗浄状況に応じて、洗浄行程においてジェルボールを再投入することができる。
本実施形態では、図3及び図5に示すように、推進器は一つであり、推進器は螺旋体32であり、螺旋体32内にジェルボールを収容する空間を有し、螺旋体32はフィラメントによって固定螺旋ピッチで螺旋状に巻かれて作られ、螺旋ピッチは前後に隣接する二つのフィラメント間の軸方向の距離である。ボックス本体31はジェルボールを収容する時、複数のジェルボールを順次に螺旋体32上の前後に隣接する二つの螺旋段の間に配置し、ジェルボールが配置されたジェルボールの前後端面は螺旋段の前後端面に接触し、このように、螺旋体32が回転運動する時、螺旋体32内に位置するジェルボールを推し進め、螺旋方向に沿って移動させる。
具体的には、分配器ボックス3内に収容するジェルボールの数量は螺旋体32の長さを螺旋ピッチで割って得られた値より小さく、または螺旋体32の長さを螺旋ピッチで割って得られた値に等しく、つまり、ジェルボールは螺旋体32の螺旋ピッチに、または前後に隣接する二つのフィラメントの間に、または前後に隣接する二つの螺旋段の間に配置されている。
本実施の形態では、投入口311は、ボックス本体31の底部に設けられ、且つ螺旋体32の後端部は投入口311の上方に位置し、つまり、ジェルボールは螺旋体32の後端に搬送された時、自身の重力によってジェルボールが投入口311から落下し、ジェルボールの投入を実現した。もちろん、投入口311のサイズは、ジェルボール8のサイズよりも大きく、または投入口311の長さと幅は、それぞれ螺旋体32の断面直径と螺旋ピッチよりも大きくなければならない。
螺旋体32はジェルボールを前方へ移動するよう推し進めることができることを確実にするために、螺旋体32とジェルボール8との間に一定の寸法関係を満たす必要があり、螺旋体32の螺旋ピッチはジェルボール8最小寸法より大きく、ジェルボール8の外形は一定の変動性を有するが、ジェルボール8は螺旋体32の前後に隣接する二つの螺旋段の間に配置する必要があり、つまり、螺旋体32の螺旋ピッチはジェルボール8の最小寸法よりも大きく、そうでなければ、ジェルボール8は、螺旋体32の螺旋ピッチ内に収容することができない。且つジェルボール8を配置した後螺旋体32上にしっかり挟むことができなく、そうでなければ、ジェルボール8は螺旋体32によって前方へ推し進めることができず、ジェルボール8と螺旋体32の螺旋段との間に僅かな隙間を有する必要がある。且つジェルボール8の最大サイズは螺旋体32の断面内径、即ち断面の内円直径より大きく、つまり、ジェルボール8は螺旋体32の螺旋段の前後端面に接触し、特にジェルボール8の後端面は螺旋段の前端面に接触する。螺旋体32が回転する時、螺旋段の前端面はジェルボール8を前方へ移動させる。このように、ジェルボール8の最小寸法と螺旋ピッチとの比は0.8〜0.9であり、好ましくは、ジェルボール8の最小寸法と螺旋ピッチとの比は0.9である。
図5に示すように、螺旋体32は前方へジェルボール8を搬送するプロセスを説明し、駆動手段はモータを用いて、駆動手段は螺旋体32を回転するよう駆動し、螺旋体32内に位置するジェルボール8を前方へ推し進め、螺旋体32が一周回転して、ジェルボール8が前方へ一回ストローク、即ち螺旋ピッチの距離を推し進め、その時、螺旋体32の最先端に位置する一粒のジェルボール8が投入口311の上方に到達し、ジェルボール8が投入口311から投入される。
図4に示すように、ジェルボール8が前方へ推し進める過程で螺旋体32から逸脱して、前方に推し進めることができないことを避けるために、ボックス本体31内に螺旋体32に適合する凹状ガイドレール34が設けられ、且つ螺旋体32の軸線は凹状ガイドレール34の軸線と同一垂直面内に位置し、好ましくは、ジェルボール8は前方へ推し進める過程で偏向せずに螺旋体32の軸線の方向上に保持することができるように、螺旋体32の軸線は凹状ガイドレール34の軸線と重なる。螺旋体32から凹状ガイドレール34までの最小距離は1mm〜8mmであり、つまり、凹状ガイドレール34の半径は螺旋体32の半径より1mm〜8mm大きくなり、好ましくは、凹状ガイドレール34の半径は螺旋体32の半径より3mm〜5mm大きくなる。移動過程においてジェルボール8を破損させず、推進器の回転速度を20〜60rpmに保つために、螺旋体32の回転速度が速すぎることを防ぐ。
図1に示すように、本実施形態では、分配器ボックス3は、透明のフリップ蓋を有し、フリップ蓋は洗濯機の頂部に位置し、つまり、上部から分配器ボックス3内に残すジェルボールの数量を観察することができる。もちろん、他の実施形態では、分配器ボックス3は引き出し式を用いてもよい。
ジェルボール8が投入過程において、自身の重力によって投入口311から連結管5を介して外筒2内に到達するので、直管またはわずかに湾曲した硬質管である連結管5が設置されている。外筒2内における洗浄水は連結管5に進入することを防止し、また、連結管5の管壁や分配器ボックス3が湿ることを防止するために、連結管5の下端にジェルボール8が投入口311から落下する作用力により開けられる、一方向に開閉する封止キャップ7が設置されている。ジェルボール8が投入口311から落下し、連結管5に進入し、その後に一方向に開閉する封止キャップ7に到達し、一方向に開閉する封止キャップ7を開けた後に外筒2に進入し、一方向に開閉する封止キャップ7が自動復帰する。一方向に開閉する封止キャップ7と連結管5との間の密閉性を向上し、水分が連結管5及び分配器ボックス3に進入することを防止するために、一方向に開閉する封止キャップ7に環状のシール溝が設けられ、シール溝にシールリングが設けられ、シールリングは連結管5の管壁に接触している。連結管5の外側にジェルボールの投入数量を検出するためのセンサ4が固定されている。
図6に示すように、本実施の形態に係る洗濯機のジェルボールの第1種の自動投入方法を説明する。具体的には、以下のステップを含む。
S1は、洗浄プログラムを選択して、洗濯機を起動し、洗濯物の重量を計量する。
具体的には、洗濯物の重量及び洗浄プログラムによって投入を必要とするジェルボールの数量を決定する。
S2は、駆動手段は螺旋体32を一定のストロークで移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールが投入口311内に落下するようジェルボールを投入口311方向に搬送する。
具体的には、モータが螺旋体32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールは前方へ1ピッチ距離推し進められ、ジェルボールが投入口311から投入するよう螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボール8が投入口311の上方に到達する。
S3は、センサ4が、ジェルボールの投入数量を検出し、センサ4の検出結果Nに基づいて、Nが0であるか否かを判定し、Nが0である場合、ステップS5に進む。Nが0ではない場合、洗濯機が洗浄プログラムを開始する。
具体的には、センサ4によってジェルボールの投入数量Nを検出し、Nが0ではない場合、洗浄プログラムを開始する。モータが螺旋体32を一周回転するよう駆動することによって、確かに多くても一粒のジェルボールを投入し、例えばモータが螺旋体32を二周回転すれば、正常だと二粒のジェルボールを投入するはずである。Nが0である場合、ジェルボールを投入せず、ステップS5を実行する。
S5は、ユーザに注意を促し、ステップA〜ステップBを繰り返す。
図7に示すように、本実施の形態に係る洗濯機のジェルボールの第2種の自動投入方法を説明する。本方法と第1種の自動投入方法との主な相違点は、ユーザの選択ステップを追加することにある。具体的には、以下のステップを含む。
S1は、洗浄プログラムを選択して、洗濯機を起動し、洗濯物の重量を計量する。
具体的には、洗濯物の重量及び洗浄プログラムに従って投入を必要とするジェルボールの数量を決定する。
S2は、駆動手段は螺旋体32を一定のストロークで移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールが投入口311内に落下するようジェルボールを投入口311方向に搬送する。
具体的には、モータが螺旋体32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールを前方へ1ピッチ距離推し進められ、ジェルボールが投入口311から投入されるよう螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボール8が投入口311の上方に到達する。
S3は、センサ4が、ジェルボールの投入数量を検出し、センサ4の検出結果Nに基づいて、Nが0であるか否かを判定し、Nが0である場合、ステップS5に進む。Nが0ではない場合、洗濯機が洗浄プログラムを開始する。
具体的には、センサ4によってジェルボールの投入数量Nを検出し、Nが0ではない場合、洗浄プログラムを開始する。モータが螺旋体32を一周回転するよう駆動することによって、確かに多くても一粒のジェルボールを投入し、例えばモータが螺旋体32を二周回転すれば、正常だと二粒のジェルボールを投入するはずである。Nが0である場合、ジェルボールを投入せず、ステップS5を実行する。
S5は、ユーザに注意を促し、ユーザにステップA〜ステップBを繰り返し、または直接に洗浄プログラムを開始することを選択させる。
図8に示すように、本実施の形態に係る洗濯機のジェルボールの第3種の自動投入方法を説明する。本方法は、予め注水ステップを追加することにある。具体的には、以下のステップを含む。
S1は、洗浄プログラムを選択して、洗濯機を起動し、洗濯物の重量を計量する。
S2は、洗濯機は注水弁を起動させ外筒2内に一定量の水を加える。
具体的には、主制御機構は洗濯物の量に応じて最低水位に注入することができ、そうすることで、ジェルボールを外筒2に投入した後、ジェルボールの外膜を溶融させ、被覆された洗剤を放出するよう直接水に接触させることができる。洗剤の完全な溶解を促進し、洗浄の清浄度を増加した。
S3は、駆動手段は螺旋体32を一定のストロークで移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールが投入口311内に落下するようジェルボールを投入口311方向に搬送する。
具体的には、モータが螺旋体32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールは前方へ1ピッチ距離推し進められ、ジェルボールが投入口311から投入するよう螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボール8が投入口311の上方に到達する。
S4は、センサ4が、ジェルボールの投入数量を検出し、センサ4の検出結果Nに基づいて、Nが0であるか否かを判定し、Nが0である場合、ステップS5に進む。Nが0ではない場合、洗濯機が洗浄プログラムを開始する。
具体的には、センサ4によってジェルボールの投入数量Nを検出し、Nが0ではない場合、洗浄プログラムを開始する。モータが螺旋体32を一周回転するよう駆動することによって、確かに多くても一粒のジェルボールを投入し、例えばモータが螺旋体32を二周回転すれば、正常だと二粒のジェルボールを投入するはずである。Nが0である場合、ジェルボールを投入せず、ステップS5を実行する。
S5は、ユーザに注意を促し、ユーザに手動でステップA〜ステップBを繰り返し、または洗浄プログラムを開始することを選択させる。
具体的には、音声によってユーザなどに注意を促し、手動で選択するインターフェース又はボタンで直接洗浄を開始することができる。またはジェルボールを再投入し、即ちステップS3とS4を実行する。
洗濯機は、ディスプレイ6を有し、センサ4の検出結果Nは、ディスプレイ6上に表示される。
本発明の実施の形態
図9に示すように、本発明に係る洗濯機の分配器ボックスの第2の実施の形態である。本実施の形態と第1の実施の形態との主な相違点は、ボックス本体31内の螺旋体32の数は三つであることにあり、他の構成は第1実施形態と同様の構成を用いてもよい。
本実施の形態では、分配器ボックス3は、ボックス本体31を備え、ボックス本体31に三つの螺旋体32が設置され、ボックス本体31の底部に対応する三つの投入口311が設けられ、駆動手段は三つのモータを用いる。他の実施形態でも、一つのモータを用いてクラッチを介して三つの螺旋体32に接続してもよい。
ジェルボールの外膜に包まれた洗剤は異なる機能を有する洗剤であってもよく、例えば通常の洗剤、油汚れ除去のための洗剤、ウール用の洗剤などがある。このように異なる機能を有するジェルボールをそれぞれ異なる螺旋体32に置き、投入を必要とするジェルボールを自動的に投入し、多種類のジェルボールの自動投入を達成する。
図10に示すように、次に、本実施の形態に係る洗濯機のジェルボールの第4種の自動投入方法を説明する。具体的には、以下のステップを含む。
S1は、洗浄プログラムを選択して、洗濯機を起動し、洗濯物の重量を計量する。
S2は、ユーザが選択した洗浄プログラム及び洗濯物の重量によって、投入を必要とするジェルボールの種類と対応数量を決定する。
具体的には、主制御機構はユーザが選択した洗浄プログラム及び洗濯物の計量重量に応じて、投入を必要とするジェルボールの種類と対応数量Nを決定し、例えば二種類ジェルボールの各一粒を投入することを決定する。
S3は、駆動手段は投入を必要とするジェルボールに対応する前記推進器を一定のストロークで移動するよう順次に駆動し、投入口311に到達したジェルボールが投入口311内に落下するようジェルボールを投入口311方向に搬送する。同時にセンサはジェルボールの投入種類及び数量Nを検出する。
具体的には、主制御機構は投入を必要とする第1種のジェルボールに対応するモータを回転するよう制御し、第1種のジェルボールに対応する螺旋体32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールは前方へ1ピッチ距離推し進められ、ジェルボールが投入口311から投入するよう螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボール8が投入口311の上方に到達する。その時、センサはジェルボールの投入数量を検出し、検出された投入数量を主制御機構にフィードバックし、同時に駆動された螺旋体32によってジェルボールの種類を決定する。
その後、主制御機構は投入を必要とする第2種のジェルボールに対応するモータを回転するよう制御し、第2種のジェルボールに対応する螺旋体32を一周回転するよう駆動し、第2種のジェルボールが投入口311から投入するよう第2種のジェルボールが前方に1ピッチ距離推し進められ、螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボールは対応する投入口311の上方に到達する。その時、センサは、ジェルボールの投入数量を検出し、且つ検出された投入数量を主制御機構にフィードバックし、同時に駆動された螺旋体32によってジェルボールの種類を決定する。
S4は、センサの検出結果に基づいて、ジェルボールの投入数量をディスプレイ上に表示し、ジェルボールの投入種類及び対応数量nはステップS2中の種類及び対応数量と同じであるか否かを判定し、同じである場合、洗浄プログラムを開始する。ジェルボールの種類と対応数量が不足であるN>n場合、ステップDに進む。ジェルボールの種類と対応数量が過剰であるN<nの場合、ステップEに進む。
具体的には、ジェルボールの投入数量をディスプレイ上に表示させ、主制御機構はジェルボールの投入種類及び対応数量nはステップS1中の種類及び対応数量と同じであるか否かを判定し、同じである場合、洗浄プログラムを開始する。ジェルボールの種類と対応数量は不足である場合、ステップS4に進み、投入し続ける。ジェルボールの種類と対応数量は過剰である場合、ステップS5に進む。
S4は、ユーザに注意を促し、不足分のジェルボールを再投入する。駆動手段は不足分のジェルボールに対応する推進器32を一定のストロークで移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールを投入口311内に落下するように、推進器32はジェルボールを投入口311方向へ搬送する。同時にセンサがジェルボールの投入数量を検出する。その後、ステップCに進み、再び表示と判定を行う。
具体的には、不足なジェルボールに対応するモータを起動し、螺旋体32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールは前方へ1螺旋ピッチ距離推し進められ、ジェルボールを投入口から投入するように、螺旋体32の最先端に位置する1つジェルボールは対応する投入口311の上方に到達する。センサがジェルボールの投入数量を検出する。
S5は、投入エラーを提示し、直接洗浄プログラムを開始する。
具体的には、通常、ジェルボールが過剰となる場合はあまり発生しない。螺旋体32の回転の回数が確定されているので、多くても所定数量を投入し、過剰に投入する可能性がない。しかし、プログラムでは対応するアプローチを追加してもよく、ジェルボールが過剰である場合、ユーザに注意を促すために、洗濯機が警告を行う。
図11に示すように、次に、本実施の形態に係る洗濯機のジェルボールの第5種の自動投入方法を説明する。具体的には、以下のステップを含む。
S1は、ユーザが選択した洗浄プログラムと洗濯物の量によって、投入を必要とするジェルボールの種類と対応数量を決定する。
具体的には、主制御機構はユーザが選択した洗浄プログラムによって、投入を必要とするジェルボールの種類及び対応数量を決定し、例えば二種類ジェルボールの各一粒を投入することを決定する。
S2は、駆動手段は投入を必要とするジェルボールに対応する前記推進器を一定のストロークを移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールが投入口311内に落下するよう推進器がジェルボールを投入口311方向に搬送する。同時にセンサはジェルボールの投入種類及び数量を検出する。
具体的には、主制御機構は投入を必要とする第1種ジェルボールのモータを回転するよう制御し、第1種ジェルボールに対応する螺旋体32を一周回転するよう駆動し、第1種ジェルボールは前方へ1ピッチ距離推し進められ、ジェルボールが投入口311から投入されるよう螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボール8が投入口311の上方に到達する。その時、センサはジェルボールの投入数量を検出し、検出された投入数量を主制御機構にフィードバックし、同時に駆動された螺旋体32によってジェルボールの種類を決定する。
その後、主制御機構は投入を必要とする第2種のジェルボールのモータを回転するよう制御し、第2種のジェルボールに対応する螺旋体32を一周回転するよう駆動し、第2種のジェルボールが投入口311から投入されるよう第2種のジェルボールが前方に1ピッチ距離推し進められ、螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボールは対応する投入口311の上方に到達する。その時、センサは、ジェルボールの投入数量を検出し、且つ検出された投入数量を主制御機構にフィードバックし、同時に駆動された螺旋体32によってジェルボールの種類を決定する。
S3は、センサの検出結果に基づいて、各種類のジェルボールの投入数量をディスプレイ上に表示させ、ジェルボールの投入種類及び対応数量はステップS2中の種類及び対応数量と同じであるか否かを判定し、同じである場合、洗浄プログラムを開始する。ジェルボールの種類と対応数量が不足している場合、ステップDに進む。ジェルボールの種類と対応数量が過剰である場合、ステップEに進む。
具体的には、ジェルボールの投入数量をディスプレイ上に表示させ、主制御機構はジェルボールの投入種類及び対応数量がステップS1中の種類及び対応数量と同じであるか否かを判定し、同じである場合、洗浄プログラムを開始する。ジェルボールの種類と対応数量が不足している場合、ステップS4に進み、投入し続ける。ジェルボールの種類と対応数量は過剰である場合、ステップS5に進む。
S4は、不足なジェルボールを再投入する。同時にセンサがジェルボールの投入数量を検出する。その後、ステップCに進み、再び表示と判定を行う。
具体的には、駆動手段は不足しているジェルボールに対応する推進器32を一定のストロークを移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールを投入口311内に落下するように、推進器32はジェルボールを投入口311方向へ搬送する。つまり、不足なジェルボールに対応するモータを起動し、螺旋体32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールは前方へ1螺旋ピッチ距離推し進められ、ジェルボールを投入口から投入するように、螺旋体32の最先端に位置する1つジェルボール8は対応する投入口311の上方に到達する。センサがジェルボールの数量を検出する。
S5は、ユーザに注意を促し、ユーザに手動で洗浄プログラムを開始することを選択させ、または過剰なジェルボールを取出した後、手動で洗浄プログラムを開始することを選択させる。
具体的には、通常、ジェルボールが過剰となる場合はあまり発生しない。螺旋体32の回転の回数が決定されるので、多くても所定数量が投入され、過剰に投入する可能性がない。しかし、プログラムでは対応するアプローチを追加してもよく、ジェルボールが過剰である場合、ユーザに注意を促すために、洗濯機が警告を行う。ユーザは直接手動で洗浄プログラムを開始することを選択してもよく、または過剰なジェルボールを取出した後、手動で洗浄プログラムを開始することを選択してもよい。
図12に示すように、次に、本実施の形態に係る洗濯機のジェルボールの第6種の自動投入方法を説明する。分配器ボックス3は濯ぎ用ジェルボールをさらに有し、例えば柔軟剤が包まれたジェルボールである。具体的には、以下のステップを含む。
S1は、ユーザが選択した洗浄プログラムと洗濯物の量によって、投入を必要とするジェルボールの種類と対応数量を決定する。
具体的には、主制御機構はユーザが選択した洗浄プログラムによって、投入を必要とするジェルボールの種類及び対応数量を決定し、例えば二種類ジェルボールの各一粒、濯ぎ用ジェルボールの一粒を投入することを決定する。
S2は、駆動手段は投入を必要とするジェルボールに対応する前記推進器を一定のストロークを移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールが投入口311内に落下するよう推進器がジェルボールを投入口311方向に搬送する。同時にセンサはジェルボールの投入種類及び数量を検出する。
具体的には、主制御機構は投入を必要とする第1種ジェルボールのモータを回転するよう制御し、第1種ジェルボールに対応する螺旋体32を一周回転するよう駆動し、第1種ジェルボールは前方へ1ピッチ距離推し進められ、ジェルボールが投入口311から投入するよう螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボール8が投入口311の上方に到達する。その時、センサはジェルボールの投入数量を検出し、検出された投入数量を主制御機構にフィードバックし、同時に駆動された螺旋体32によってジェルボールの種類を決定する。
その後、主制御機構は投入を必要とする第2種のジェルボールのモータを回転するよう制御し、第2種のジェルボールに対応した螺旋体32を一周回転するよう駆動し、第2種のジェルボールが投入口311から投入するよう第2種のジェルボールが前方に1ピッチ距離推し進められ、螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボールは対応する投入口311の上方に到達する。その時、センサは、ジェルボールの投入数量を検出し、且つ検出された投入数量を主制御機構にフィードバックし、同時に駆動された螺旋体32によってジェルボールの種類を決定する。
S3は、センサの検出結果に基づいて、各種類のジェルボールの投入数量をディスプレイ上に表示させ、ジェルボールの投入種類及び対応数量はステップS1中の種類及び対応数量と同じであるか否かを判定し、同じである場合、洗浄プログラムを開始する。ジェルボールの種類と対応数量が不足する場合、ステップDに進む。ジェルボールの種類と対応数量が過剰である場合、ステップEに進む。
具体的には、ジェルボールの投入数量をディスプレイ上に表示させ、主制御機構はジェルボールの投入種類及び対応数量はステップS1中の種類及び対応数量と同じであるか否かを判定し、同じである場合、洗浄プログラムを開始する。ジェルボールの種類と対応数量が不足する場合、ステップS4に進み、投入し続ける。ジェルボールの種類と対応数量が過剰である場合、ステップS5に進む。
S4は、駆動手段はジェルボールに対応する推進器32を一定のストロークで移動するよう駆動し、投入口311に到達したジェルボールを投入口311内に落下するように、推進器32はジェルボールを投入口311方向へ搬送する。同時にセンサがジェルボールの投入数量を検出する。その後、ステップCに進み、再び表示と判定を行う。
具体的には、不足なジェルボールに対応するモータを起動し、螺旋体32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールは前方へ1螺旋ピッチ距離推し進められ、ジェルボールを投入口から投入するように、螺旋体32の最先端に位置する1つのジェルボール8は対応する投入口311の上方に到達する。センサがジェルボールの投入数量を検出する。
S5は、ユーザに注意を促し、手動で洗浄プログラムを開始することを選択させ、または過剰なジェルボールを取出した後、手動で洗浄プログラムを開始することを選択させる。
具体的には、通常、過剰となる場合はあまり発生しない。螺旋体32の回転の回数が決定されるので、多くても所定数量が投入され、過剰に投入する可能性がない。しかし、プログラムでは対応するアプローチを追加してもよく、ジェルボールが過剰である場合、ユーザに注意を促すために、洗濯機が警告を行う。ユーザは直接手動で洗浄プログラムを開始することを選択してもよく、または過剰なジェルボールを取出した後、手動で洗浄プログラムを開始することを選択してもよい。
S6は、洗濯機は濯ぎプログラムに進んだ後、駆動手段32は推進器を移動させるようジェルボールを投入する。
具体的には、洗濯機は最終の濯ぎに進んだ時、濯ぎ用ジェルボールのモータは対応する推進器32を一周回転するよう駆動し、ジェルボールは前方へ1螺旋ピッチ距離推し進められ、ジェルボールを投入口から投入するように、螺旋体32の最先端に位置する1つジェルボール8は対応する投入口311の上方に到達する。センサがジェルボールの投入数量を検出する。主制御機構はセンサからフィードバックされたジェルボールの投入数量はゼロであるか否かを判定し、ジェルボールを投入するステップを再起動するか否かを判定する。
以上に説明したのは、本発明の好ましい実施形態であり、本発明を他の形式で制限するものではなく、当業者は上記に開示の技術的内容と同等の変化である等価の実施形態を変更または変形することができる。本発明の技術的解決手段内容から逸脱せず、本発明の実質的技術に基づいて上記の実施形態を如何に簡単に修正、同等の変化と変形は、依然として本発明の技術的解決手段の保護範囲に属する。

Claims (13)

  1. 洗濯機の分配器ボックスであって、ボックス本体と、前記ボックス本体内に位置する、少なくとも一つの推進器と、前記推進器を移動するよう駆動する駆動手段と、を備え、前記分配器ボックスはジェルボールを自動的に投入するのに用い、前記ボックス本体に投入口を有することを特徴とする洗濯機の分配器ボックス。
  2. 前記推進器は螺旋体であり、前記螺旋体内には前記ジェルボールを収容するための空間が有ることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機の分配器ボックス。
  3. 前記投入口は、前記ボックス本体の底部に設けられ、前記螺旋体の先端は前記投入口の上方に位置することを特徴とする請求項2に記載の洗濯機の分配器ボックス。
  4. 前記駆動手段は前記螺旋体を回転するよう駆動し、前記螺旋体内に位置するジェルボールを前記投入口方向に移動させ、且つ前記投入口の上方に到達したジェルボールを投入することを特徴とする請求項2に記載の洗濯機の分配器ボックス。
  5. 前記ジェルボールの最小サイズは螺旋ピッチとの比が1未満であることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の洗濯機の分配器ボックス。
  6. 前記ジェルボールの最大サイズは前記螺旋体の断面内径よりも大きいことを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の洗濯機の分配器ボックス。
  7. 前記投入口の長さと幅は、それぞれ前記螺旋体の断面外径と螺旋ピッチよりも大きくなければいけないことを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の洗濯機の分配器ボックス。
  8. 前記ボックス本体は前記推進器と適合する凹状のガイドレールを有し、前記推進器の軸線は、前記凹状のガイドレールの軸線と重なり、または同一垂直面に位置することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の洗濯機の分配器ボックス。
  9. 洗濯機であって、
    前記洗濯機は、ハウジングと、前記ハウジング内に位置する外筒と、請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記分配器ボックスと、を備え、前記分配器ボックスと前記外筒との間は連結管によって連通されていることを特徴とする洗濯機。
  10. 前記連結管は、前記ジェルボールが前記投入口から落下する作用力により開けられる、一方向に開閉する封止キャップを有することを特徴とする請求項9に記載の洗濯機。
  11. 洗濯機のジェルボールの自動投入方法であって、
    前記洗濯機は、外筒と、請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記分配器ボックスと、前記分配器ボックスと前記外筒との間を連通する前記連結管と、前記ジェルボールの投入数量を検出するためのセンサと、を備え、前記分配器ボックスは前記推進器を有し、前記洗濯機のジェルボールの自動投入方法は、具体的に以下のステップを含み、
    A、前記駆動手段は前記推進器を一定ストロークで移動するよう駆動し、前記投入口まで到達した前記ジェルボールが前記投入口内に落下するよう前記推進器は前記ジェルボールを前記投入口方向へ搬送するステップ、
    B、前記センサが前記ジェルボールの投入数量を検出し、前記センサの検出結果Nによって、Nが0であるか否かを判定し、Nが0である場合、ステップCに進み、Nが0ではない場合、洗浄プログラムを開始するステップ、
    C、手動でステップAからBまでを繰り返し、または洗浄プログラムを開始するようユーザに注意を促すステップ、
    であることを特徴とする洗濯機のジェルボールの自動投入方法。
  12. 洗濯機のジェルボールの自動投入方法であって、
    前記洗濯機は、外筒と、請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記分配器ボックスと、前記分配器ボックスと前記外筒との間を連通する前記連結管と、ディスプレイと、前記ジェルボールの投入数量を検出するためのセンサと、を備え、前記分配器ボックスは少なくとも二つの前記推進器を有し、前記分配器ボックスには少なくとも二種類の洗浄用の前記ジェルボールが置かれ、前記推進器にはそれぞれ同じ種類の前記ジェルボールが置かれ、前記洗濯機のジェルボールの自動投入方法は、具体的に以下のステップ工程を含み、
    A、ユーザが選択した洗浄プログラム及び洗濯物の量によって、投入を必要とする前記ジェルボールの種類及び対応する数量を決定するステップ、
    B、前記駆動手段は投入を必要とする前記ジェルボールに対応する前記推進器を一定ストロークで移動するよう順次に駆動し、前記投入口まで到達した前記ジェルボールが前記投入口内に落下するよう前記推進器は前記ジェルボールを前記投入口方向へ搬送し、同時に前記センサは前記ジェルボールの投入数量を検出するステップ、
    C、前記センサの検出結果に基づいて、各前記ジェルボールの投入数量を前記ディスプレイに表示し、且つ前記ジェルボールの投入種類及び対応数量は、前記ステップAにおける種類及び対応数量と同一であるか否かを判定し、同一である場合、洗浄プログラムを開始し、前記ジェルボールの種類及び対応数量が不足している場合、ステップDに進み、前記ジェルボールの種類及び対応数量が過剰である場合、ステップEに進むステップ、
    D、前記駆動手段は不足している前記ジェルボールに対応する前記推進器を一定ストロークで移動するよう駆動し、前記投入口まで到達した前記ジェルボールが前記投入口内に落下するよう前記推進器は前記ジェルボールを前記投入口方向へ搬送し、同時に前記センサは前記ジェルボールの投入数量を検出し、その後に前記ステップCに進むステップ、
    E、手動で洗浄プログラムを開始するようユーザに注意を促すステップ、
    であることを特徴とする洗濯機のジェルボールの自動投入方法。
  13. 前記分配器ボックスは濯ぎ用ジェルボールをさらに有し、前記洗濯機のジェルボールの自動投入方法はステップFをさらに含み、濯ぎプログラムに進んだ後、前記駆動手段は前記推進器を移動するよう駆動して、前記濯ぎ用ジェルボールを投入することを特徴とする請求項12に記載の洗濯機のジェルボールの自動投入方法。
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