JPH0436537A - 床下空調装置 - Google Patents

床下空調装置

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JPH0436537A
JPH0436537A JP14389390A JP14389390A JPH0436537A JP H0436537 A JPH0436537 A JP H0436537A JP 14389390 A JP14389390 A JP 14389390A JP 14389390 A JP14389390 A JP 14389390A JP H0436537 A JPH0436537 A JP H0436537A
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JP
Japan
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floor
air
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spacing
outlet
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JP14389390A
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Masaru Hayashi
賢 林
Shinichi Kaneda
金田 信一
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、オフィス等において好適に使用される床下空
調装置に関するものである。
[従来の技術] ビル等の空調システムは、空調室て調温・調圧した空調
用空気を、天井裏などに引き回したダクトを通じて移送
し、各室の天井や天井近くの壁から室内空間に吹出させ
るようにしているのが通例である。
ところで、近時のOA化の進展に伴って、オフィス等で
は非常に多くの配線を取り扱うようになってきており、
何等の措置も講しない場合は、それらの配線が入り乱れ
て、遅速、収拾がつかなくなる事態を招く。このような
実情に鑑みて、それらの配線を邪魔にならずに収納・敷
設しておくべく、室内全体を床上げ構造にして床下空間
を配線用のスペースとした床が開発されている。
そこで、このような床を利用し、ダクトを通じて移送さ
れる空調用空気を床下空間に導いて主吹出口から吹出さ
せるとともに、床の適宜の箇所に吹出小口を設け、前記
主吹出口から吹き出す空気をそれらの吹出小口を通じて
床上に導くことができるような床下空調装置が考えられ
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、かかる床下空調装置を構成するにあたり、主吹
出口を最も効果的と思われる部屋の中央付近の床下空間
に設けると、その主吹出口に空調用空気を移送するため
に部屋の壁際から床下空間に沿って部屋の中央までダク
トを敷設しなければならなくなり、配線スペースを遮っ
てしまう不都合を生じる。したがって、この不都合を避
けるには、壁際の床下空間に主吹出口を設ける以外には
ない。しかるに、この位置から空調用空気を吹き出させ
ると、主吹出口から遠ざかるにつれて床下空間を流れる
空調用空気の流量が減り、吹出小口を通じて床上に効果
的に空調用空気が吹き出されなくなる。この結果、室内
に平面方向の温度むらができ易いという課題が生じる。
なお、前記各吹出小口に対して比較的小径な枝ダクトを
それぞれ接続しておき、空調用空気をそれら技ダクトを
介して各吹出小口に直接供給できるようにすれば、前述
したような吹出しの過不足を解消することは可能である
。ところが、このようにすると、吹出小口の位置を変更
したい場合に、ダクトの交換や改造が不可欠となり、大
がかりな工事が必要になるという問題が発生する。
本発明は、このような課題を有効に解決することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手
段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る床下空調装置は、床上げ構造の
床を漸次床上高さが変化するような段状に設け、床上高
さが最も高い床の床下空間に空調用空気の主吹出口を配
設するとともに、各段の床に当該床下空間を室内空間と
連通させる吹出小口を形成したことを特徴としている。
吹出小口の位置を簡単に変更できるようにするためには
、床を、互換性を有した標準寸法の床要素を複数枚敷き
つめてなるものにし、特定の床要素に吹出小口を設ける
ようにするとよい。
この床下空調装置の特に好適な使用の態様としては、床
の高さの相違に基いて、室内を複数のゾーンに構成して
使用する場合が挙げられる。
[作用コ このような構成のものであれば、配線スペースを遮るこ
となく、主吹出口から吹き出す空気をそれらの吹出小口
を通じて室内空間に導くことができる。しかも、主吹出
口から遠ざかるほど床を低くして床下空間が狭められる
ようにしているので、流量によらず、各吹出小口におけ
る吹出圧を略均−化することができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この床下空調装置は、第1図に示すように、床上げ構造
をなしその床上高さdl、d2、d3が互いに異なる床
11.12.13を階段状に設け、最も高い床1、の床
下空間Sに空調用空気の主吹出口2を配設するとともに
、各段の床11.12.13に当該床下空間Sを室内空
間Aと連通させる吹出小口3を形成している。
具体的に説明すると、床11〜13は、第2図に示すよ
うなアルミダイキャスト製のパネル11aの上面に表面
材11bを貼着した標準寸法の床要素11を基本構成単
位とし、この床要素11を脚12に支持させながら、平
面方向に多数敷き詰めて構成するようにしている。脚1
2は、建築構造床aにコンクリート打設時に埋設される
図示しないインサートナツトに締着固定されるようにし
たもので、アジャスタ機能を有しており、各段の床1□
〜1.の床上高さdl、d2、d3に対応して、床要素
11に対する適正な支持高さを設定できるようになって
いる。また、各床要素11は、敷きつめた後においても
適宜吸着把手等を用いて取り出せるようにしてあり、他
の場所の床要素11との互換が可能となっている。
一方、この室内空間Aには図外の空調室から弓き回され
た空調用空気移送用のダクトbが天井C近くの壁dに開
口しており、このダクトbに床11を貫通させた補助ダ
クト21を接続し、該補助ダクト21の下端21aを前
記主吹出口2に接続している。この主吹出口2は、1段
目の床1、の壁際の床下空間Sに沿って紙面に垂直な方
向に配設されたパイプ状のもので、その長手方向に多数
の吹出孔が部屋の中央方向に向かって開口している。
また、各段の床1□〜13に形成されている吹出小口3
は、第3図及び第4図に示すように、特定の床要素11
に設けた貫通孔11Cに装着した中空円筒体状の枠部材
31と、この枠部材31の上端に装着された放射状のス
リット32aを有する蓋部材32と、この蓋部材32に
回転可能に装着された調節ネジ33と、この調節ネジ3
3に螺合保持されガイド棒34に沿って昇降しながら前
記枠部材31の下端開口部31aに対して着脱動作を行
う板部材35とから構成されており、開口部31a及び
スリット32aを通じて床下空間Sを室内空間Aと連通
させ得るようになっている。
そして、調節ネジ33を操作することにより、板部材3
5の昇降位置を変え、有効開口面積を調整できるように
なっている。
さらに、この実施例では、床1□、12間の段部1 a
 s及び、床1□、13間の段部1bにそれぞれ補助吹
出小口4を形成している。この補助吹出小口4は、第5
図に示すように、段部1a、1bを蓋封する状態で配設
され長手方向に沿って多数のスリット41aを配列開口
させた固定板部材41と、この固定板部材41の背面1
手長手方向に対して摺動可能に重合配置されその長手方
向に沿って前記スリット41aと同一ピッチで略同数の
スリン)42aを配列開口させた可動板部材42とから
なり、両スリット41 a s 42 aを通じて床下
空間Sを室内空間Aに連通させ得るようになっている。
また、可動板部材42には調節ツマミ42bが突設して
あり、この調節ツマミ42bを固定板部材41に設けた
長孔41bを貫通して前面に延出させである。そして、
この調節ツマミ42bを左右に操作することにより、ス
リット41aに対するスリット42aの位相を変え、有
効開口面積を調整できるようになっている。
なお、この室内においては、各床1□、12.13に対
応してオフィス業務を構成するようにしており、例えば
、床11における業務を管理部門等の内勤とし、床13
における業務を営業等の外勤とし、床12をその間の通
路やコニュニケーションエリアとして利用するようにし
ている。
このような構成であると、主吹出口2から吹出す空調用
空気を各吹出小口3を通じて室内空間Aに導くことがで
きる。しかも、主吹出口3から遠い位置に配設される床
12.13はど、それらの床上高さd2、d3を床1□
の床上高さdlに対し漸次低くして床下空間Sが狭めら
れるようにしているので、流量によらず、各吹出小口3
における吹田圧を略均−化し、平面方向の温度むらが生
じないようにすることができる。また、共通の段の床1
、(1□、13)上で異なる位置にある吹出小口3同士
は吹出圧が異なるが、この実施例では補助吹出小口4を
設けて床1□、13の平面方向にも空調用空気を吹き出
させるようにしているので、温度むらをより効果的に解
消することが可能になる。その上に、吹出小口3、及び
、補助吹出小口4が有効開口面積を調整可能とされてい
るため、室内空間Aに配設される家具等に応じた調整も
微妙に行うことができる。さらに、吹出小口3上に家具
が配置されて、その吹出小口3が完全に塞がれてしまう
ようなケースも当然予想されるが、その場合は、当該吹
出小口3を有した床要素11を他の床要素11と取り替
えることによって簡単にその不具合を解消することが可
能になる。
これらの結果、この装置を採用すると、配線スペースを
遮ることなく、床下空間Sを利用して室内空間Aの冷暖
房を効果的に行い得るものとなる。
その上、このような階段状の床構造であると、各床1□
〜13毎に業務上の明確な区別がつけられる上に、例え
ば外部から入った電話を内勤の者が受け、営業の者を捜
して取り継がなければならないような場合等にも、−見
して室内空間Aを見渡せるようになり、好都合となる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、各部の断
面形状等は図示例に限定されるものではなく、本発明の
趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明の床下空調装置は、以上のようにして吹出小口か
ら吹き出す空調用空気の均一化を図ることができるので
、主吹出口を配線スペースを遮らない壁際等に配設して
も、室内全体に対する空調を効果的に行うことが可能に
なる。また、本発明の床下空調装置によれば、吹出小口
の位置を変更可能なものにして温調機能を充実させるこ
とも容易となる。さらに、本発明に係る床構造の特徴を
利用すれば、オフィス業務等の円滑化を促進することも
可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は模式的な断面
図、第2図は床要素の斜視図、第3図は吹出小口の平面
図、第4図は第3図の縦断面図、第5図は補助吹出小口
の斜視図である。 11.1□、13・・・床 2・・・主吹出口3・・・
吹出小口     11・・・床要素A・・・室内空間
     S・・・床下空間d1 ′% d2 ・ ・・・床上高さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)床上げ構造の床を漸次床上高さが変化するような
    段状に設け、床上高さが最も高い床の床下空間に空調用
    空気の主吹出口を配設するとともに、各段の床に当該床
    下空間を室内空間と連通させる吹出小口を形成したこと
    を特徴とする床下空調装置。
  2. (2)床を、互換性を有した標準寸法の床要素を複数枚
    敷きつめてなるものにし、特定の床要素に吹出小口を設
    けていることを特徴とする請求項1記載の床下空調装置
  3. (3)床の高さの相違に基いて、室内を複数のゾーンに
    区成していることを特徴とする請求項1記載の床下空調
    装置。
JP2143893A 1990-05-31 1990-05-31 床下空調装置 Expired - Fee Related JPH0794914B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001153444A (ja) * 1999-11-22 2001-06-08 Takasago Thermal Eng Co Ltd 床吹出し型空調設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001153444A (ja) * 1999-11-22 2001-06-08 Takasago Thermal Eng Co Ltd 床吹出し型空調設備
JP4514860B2 (ja) * 1999-11-22 2010-07-28 高砂熱学工業株式会社 床吹出し型空調設備

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