JPH04365292A - 2線式遠隔制御装置 - Google Patents

2線式遠隔制御装置

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JPH04365292A
JPH04365292A JP14164491A JP14164491A JPH04365292A JP H04365292 A JPH04365292 A JP H04365292A JP 14164491 A JP14164491 A JP 14164491A JP 14164491 A JP14164491 A JP 14164491A JP H04365292 A JPH04365292 A JP H04365292A
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power supply
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remote control
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JP14164491A
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Hiroaki Ishimoto
博昭 石本
Ichiro Nasu
一郎 奈須
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯器、空調器など負
荷を制御する制御器本体と操作表示を行うリモコン装置
とからなり、制御器本体とリモコン装置を2線で接続し
て制御器本体からリモコン装置への電源供給と、制御器
本体、リモコン装置間の信号伝送を時分割で行う2線式
遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の2線式遠隔制御装置とし
て、電源供給回路と信号伝送回路を交互に切り換えるた
めのスイッチ回路を設ける方式が提案されている(特公
昭60−59896号公報参照)。図4はこの従来例の
回路図を示してあり、制御器本体30とリモコン装置3
1が2本の電線で接続されており、トランジスタ32、
33がオンのとき、リモコン装置31への電源供給が行
われ、トランジスタ32、33がオフのとき、トランジ
スタ34をオン、オフして信号伝送を行うもので、この
ときの制御器本体30とリモコン装置31間の2線の電
圧波形は図5に示すようになる。図5において、t1〜
t2が信号伝送の期間で、給電オフ時(t1)を起点と
したバイフェーズ方式の信号伝送を行っている。信号伝
送時のピーク電圧Vは、定電圧ダイオード35で決定さ
れる。また、t2〜t3が電源供給の期間である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の2線
式遠隔制御装置では、電源供給回路と信号伝送回路が独
立しており、信号伝送のに必要な電圧を作り出すための
定電圧回路(上記従来例では定電圧ダイオード35)が
必要であり、コストアップとなるという問題があり、さ
らに、電源供給回路と信号伝送回路を交互に切り換えて
いるため、信号伝送中は全く電源供給が途絶えてしまう
。この対策として、リモコン装置側の電源を安定化させ
るための平滑コンデンサ36の容量を大きくするとコス
トアップとなり、リモコン装置自体が大きくなってしま
い、また、信号伝送の時間を短くして、充電期間を長く
すると1回の信号伝送のデータ量が少なくなるといった
課題を有していた。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、電源
供給回路と信号を伝送する回路とを切り換えないように
して構成を簡単にし、信号伝送中でも電源供給が途絶え
ないようにしてリモコン装置の平滑用コンデンサの容量
を小さくすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、負荷の制御を行う制御器本体と、前記制御
器本体と2本の電線で接続され制御器本体の負荷の制御
状態の表示および制御状態を設定するための操作入力を
行うリモコン装置と、一方の電極を前記2本の電線の1
本に接続した直流電源と、前記直流電源の他方の電極を
前記2本の電線の他方に周期的に接続しリモコン装置へ
の電源供給を行う電源供給回路と、前記電源供給回路に
並列に接続した抵抗と、電源供給停止の期間に送信デー
タに基づいて前記電線間を定電流回路を介して短絡また
は開放し送信データを送信する1対の送信回路と、前記
電線間の電圧パターンを検出して送信データを受信する
1対の受信回路とを備えたことを課題解決手段としてい
る。
【0006】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、リモコ
ン装置へ電源供給回路により周期的に電源供給ができ、
しかも電源供給回路に並列に接続した抵抗により信号伝
送中でもわずかな電源供給ができるため、リモコン装置
の平滑コンデンサの容量を小さくでき、リモコン装置を
小型にできる。また、電源供給回路に並列に接続した抵
抗の抵抗値を小さくすることにより、電線間のインピー
ダンスを小さくでき、耐ノイズ性能を向上できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
【0008】図に示すように、制御器本体(以下、本体
という)は、負荷2の制御を行うもので、リモコン装置
3と2本の電線4、5で接続している。直流電源6はリ
モコン装置3へ電源を供給するものであり、直流電源7
は本体1の制御回路8へ電源を供給する。電源供給回路
9はリモコン装置3へ電源を供給するもので、制御回路
8よりP1にハイ出力を出力すると、トランジスタ10
、11がオンし、直流電源6が電線4を通してリモコン
装置3に供給される。さらに電線4を通してリモコン装
置3に供給された電源は、逆流防止用のダイオード12
を介して平滑用のコンデンサ13に充電され、トランジ
スタ14、定電圧ダイオード15、コンデンサ16から
なる定電圧回路で制御回路17の駆動用電源に変換され
る。抵抗18は電源供給回路9に並列に接続している。 送信回路19は電源供給停止の期間に制御回路8の出力
に基づいてリモコン装置3に送信データを送信し、送信
回路20は制御回路17の出力に基づいて本体1に送信
データを送信する。受信回路21は本体1からの送信デ
ータを受信し、受信回路22はリモコン装置3からの送
信データを受信する。
【0009】つぎに、上記構成において信号伝送につい
て説明する。制御回路8よりP1にロー出力を行うとト
ランジスタ10、11がオフし、電線4は抵抗18で直
流電源6のプラス極にプルアップされた状態となる。こ
の状態で制御回路8よりP3に伝送すべき信号に応じて
ハイまたはローの出力を行うと、送信回路19のトラン
ジスタ23がオン、オフを行うので電線4の電圧波形は
、図2に示すように、P1への出力の反転された波形と
なる。一方、受信回路21は、電線4の電圧波形が図2
に示す波形の場合、電線4の電圧が定電圧ダイオード2
4のツェナー電圧VZ以下であれば、トランジスタ25
はオフし、電線4の電圧が定電圧ダイオード24のツェ
ナー電圧VZ以上であれば、トランジスタ25はオンす
るので、制御回路17のP4に入力される波形は図3に
示すようになる。したがって、制御回路17でP4の入
力波形を予め定められた方法で解読することで、制御回
路8の送信データとすることができる。この予め定めら
れた符号化方式の1つとしてバイフェーズ方式があるが
図3の波形の場合受信データは、11001となる。
【0010】送信回路19では、トランジスタ23のエ
ミッタに抵抗26を接続し、ベースにダイオード26、
27を図のように接続しており、抵抗26の両端の電圧
は図2に示した定電圧VLとなる。すなわち、トランジ
スタ23がオンのとき、抵抗26に流れる電流は一定と
なり、たとえトランジスタ11がオンの期間に誤ってト
ランジスタ23がオンしても電源間のデッドショートに
ならず、トランジスタ11、23の破壊を防止できる。 リモコン装置3から本体1への信号伝送も同様にして行
うことができることは言うまでもない。
【0011】この実施例で示す信号伝送では、信号伝送
の期間であっても電線4が抵抗18でプルアップされて
いるため、信号がハイの間は抵抗18の抵抗値で決まる
電流の供給を行うことができるので、コンデンサ13の
容量は従来に比べて小さくて済む。また、この信号伝送
では、信号のダイナミックレンジを電源6の電圧とほぼ
同じとすることができるので、ノイズマージンを大きく
とれ、さらに、この電流値を大きくすることで電線4の
インピーダンスを低くすることができ、ノイズに強い信
号伝送回路とすることができる。
【0012】また、上記実施例では、トランジスタ11
がオフの期間にトランジスタ23をオン、オフして信号
伝送を行うようにしているが、本体1からリモコン装置
3への信号伝送の期間中に限っては、トランジスタ23
がオフの期間はトランジスタ11をオンすることも可能
であり、このときは信号伝送中でもその約半分の時間は
通常の給電が行えることになり、さらに平滑用のコンデ
ンサ13は小さな容量で済むことになる。
【0013】さらに、本体1とリモコン装置3のそれぞ
れの受信回路22、21における信号のハイレベル、ロ
ーレベル判定を行う電圧VZを、図2に示すように信号
伝送時のハイ側の最低電圧VHとロー時の電圧VLのほ
ぼ中間とすればより安定したハイレベル、ローレベル判
定が行える。
【0014】なお、以上の説明では本体1とリモコン装
置3の1対の組み合わせで説明したが、本体1つに対し
て、リモコン装置が複数であっても同様の信号伝送が行
えることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、直流電源を電線に周期的に接続しリモコン装
置への電源供給を行う電源供給回路と、前記電源供給回
路に並列に接続した抵抗と、電源供給停止の期間に送信
データに基づいて電線間を定電流回路を介して短絡また
は開放し送信データを送信する1対の送信回路と、電線
間の電圧パターンを検出して送信データを受信する1対
の受信回路とを備えたから、電源供給回路と信号を伝送
する回路とを切り換える方式でないため、信号伝送用の
定電圧回路を必要とせず、信号伝送中でも電源にプルア
ップされており、電源供給が完全に途絶えることがなく
、リモコン装置側の平滑用コンデンサの容量を小さくで
き、リモコン装置を小型、安価にできる。また、信号を
伝送する回路に比較的大きな電流を流すことができるの
で、低インピーダンスにでき、ノイズに強い信号伝送が
可能となる。さらに、電線間の短絡は、定電流回路によ
り電流制限ができ、電源供給時に誤って信号伝送を行っ
たとしてもトランジスタなどの部品の破壊を防止できる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の2線式遠隔制御装置の回路
【図2】同2線式遠隔制御装置の2線間の電圧波形図

図3】同2線式遠隔制御装置の受信回路の出力波形図

図4】従来の2線式遠隔制御装置の回路図
【図5】同2
線式遠隔制御装置の2線間の電圧波形図
【符号の説明】
1  制御器本体 2  負荷 3  リモコン装置 4  電線 5  電線 6  直流電源 9  電源供給回路 18  抵抗 19,20  送信回路 21,22  受信回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷の制御を行う制御器本体と、前記制御
    器本体と2本の電線で接続され制御器本体の負荷の制御
    状態の表示および制御状態を設定するための操作入力を
    行うリモコン装置と、一方の電極を前記2本の電線の1
    本に接続した直流電源と、前記直流電源の他方の電極を
    前記2本の電線の他方に周期的に接続しリモコン装置へ
    の電源供給を行う電源供給回路と、前記電源供給回路に
    並列に接続した抵抗と、電源供給停止の期間に送信デー
    タに基づいて前記電線間を定電流回路を介して短絡また
    は開放し送信データを送信する1対の送信回路と、前記
    電線間の電圧パターンを検出して送信データを受信する
    1対の受信回路とを備えた2線式遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】前記、信号検出回路における電圧パターン
    の検出は、前記電線間の開放時の電圧と短絡時の電圧の
    ほぼ中間の電圧を基準に信号のハイレベル、ローレベル
    を判定し、ハイレベル、ローレベルの時間を計測する請
    求項1記載の2線式遠隔制御装置。
JP14164491A 1991-06-13 1991-06-13 2線式遠隔制御装置 Expired - Fee Related JP2806077B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249223A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Seiko Npc Corp 1線式シリアルインターフェース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012249223A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Seiko Npc Corp 1線式シリアルインターフェース

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