JPH0633728Y2 - 時分割多重伝送装置 - Google Patents

時分割多重伝送装置

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JPH0633728Y2
JPH0633728Y2 JP782091U JP782091U JPH0633728Y2 JP H0633728 Y2 JPH0633728 Y2 JP H0633728Y2 JP 782091 U JP782091 U JP 782091U JP 782091 U JP782091 U JP 782091U JP H0633728 Y2 JPH0633728 Y2 JP H0633728Y2
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signal
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JP782091U
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修 秋葉
肇 杉山
隆 佐伯
光信 黒田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、中央制御装置と端末器
とを一対の信号線にて接続し、信号線を介してデータ信
号を時分割多重信号として伝送する時分割多重伝送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の時分割多重伝送装置とし
ては図4に示すように、中央制御装置1と、固有アドレ
スが設定された複数の端末器2とを一対の信号線3にて
接続し、端末器2を呼び出すアドレスデータ信号および
端末器2からの返送信号の返送期間を設定する返送期間
設定信号を含む伝送信号Vsを各端末器2に対して順次
サイクリックに送出する送信回路10と、端末器2から
の返送信号VBの受信回路11を中央制御装置1に設け
るとともに、伝送信号Vs を整流平滑して端末器電源を
形成する端末電源回路20と、伝送信号Vs を受信して
伝送信号Vs のアドレスデータと自己の固有アドレスデ
ータとの一致を判別する受信回路21aおよび論理回路
23よりなる受信判別回路21と、アドレス一致が得ら
れたとき返送期間に信号線3を適当なインピーダンスを
介して短絡することにより返送信号VBを電流モード信
号として返送する返送回路22とを端末器2に設けたも
のがあった。図中、12は各端末器2に伝送する伝送す
べきデータを作成するとともに、各端末器2から返送さ
れたデータを処理する論理回路、13は商用電源から中
央制御装置1の回路電源を形成する電源回路である。図
5は中央制御装置1から端末器2にサイクリックに伝送
される伝送信号Vs および端末器2から中央制御装置1
に返送される返送信号VBを示すもので、STはスター
ト信号、ADはアドレスデータ信号、CDは制御データ
信号、WPは返送期間設定信号である。いま、各端末器
2では、信号線3を介して中央制御装置1から伝送され
る伝送信号Vs を受信してそのアドレスデータ信号AD
にて送られる呼出用アドレスと自己の固有アドレスとが
一致しているかどうかを判別し、一致している場合には
そのアドレスデータ信号ADに続いて送られる制御デー
タ信号CDを取り込んで被制御機器の動作を制御すると
ともに、被制御機器の動作状態を監視データとして返送
期間設定信号WPに同期して返送する。なお、監視デー
タとして操作スイッチの状態を返送する場合には、中央
制御装置1から制御データ信号CDを伝送しなくても良
い。また、操作スイッチの状態が変化したとき、端末器
2から割り込み信号をスタート信号STに同期した電流
モード信号として返送して個別アクセスを要求し、中央
制御装置1からアクセスされたときに操作スイッチの状
態を示す監視データを返送するようにしても良い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
例の中央制御装置1の受信回路11において、各端末器
2から返送される電流モード信号の検出手段は、信号線
3のいずれか一方に直列接続される電流検出抵抗と、電
流検出抵抗の両端電圧すなわち信号線3に流れる電流に
よる電圧降下と予め設定された基準電圧とを比較して電
流モード信号を検出する電圧比較回路にて形成されてお
り、電流検出抵抗の両端電圧が基準電圧以上になったか
どうかを検出することにより返送信号を受信再生するよ
うになっていた。しかしながら、このような従来例にあ
っては、返送信号VBたる電流モード信号は端末器2の
消費電流 (端末電源回路20に流れる電流) に重畳され
て流れるようになっており、端末器2の接続個数によっ
て信号線3を流れる電流値が変動するので、上記基準電
圧を一定に設定しておくことができず、端末器2の接続
個数に応じて設定し直す必要があり、システムの変更に
あたって基準電圧の設定が面倒であるという問題があっ
た。
【0004】本考案は上記の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、端末器の接続個数が変
化しても基準電圧の設定作業を必要とせず、システムの
変更が容易にできる時分割多重伝送装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述の目的を
達成するために、中央制御装置と、固有アドレスが設定
された複数の端末器とを一対の信号線にて接続し、端末
器を呼び出すアドレスデータ信号および端末器からの返
送信号の返送期間を設定する返送期間設定信号を含む伝
送信号を各端末器に対して順次サイクリックに送出する
送信回路と、端末器からの返送信号の受信回路を中央制
御装置に設けるとともに、伝送信号を整流平滑して端末
器電源を形成する端末電源回路と、伝送信号を受信して
伝送信号のアドレスデータと自己の固有アドレスデータ
との一致を判別する受信判別回路と、アドレス一致が得
られたとき返送期間に信号線を適当なインピーダンスを
介して短絡することにより返送信号を電流モード信号と
して返送する返送回路とを端末器に設けて成る時分割多
重伝送装置において、信号線に直列に挿入され信号線に
流れる電流を検出する電流検出抵抗と、電流検出抵抗の
両端電圧を平滑して得られる平均電流に基いて基準電圧
を発生する基準電圧発生部と、電流検出抵抗の両端電圧
および基準電圧を比較して受信出力を得る電圧比較回路
とで中央制御装置の受信回路を構成したものである。
【0006】
【作用】本考案によれば、信号線に直列に挿入され信号
線に流れる電流を電流検出抵抗にて検出し、基準電圧発
生部にて電流検出抵抗の両端電圧を平滑して得られる平
均電流に基づいて基準電圧を発生させ、電流検出抵抗の
両端電圧および基準電圧を比較して受信出力を得るよう
にした中央制御装置の受信回路を構成しているので、信
号線に接続される端末器の増減による緩やかな消費電流
の変化があっても基準電圧がその消費電流の変化を考慮
して自動的に設定され、基準電圧の設定作業を必要とせ
ず、システム変更が容易に行える。また各端末器の被制
御機器の制御(制御用リレー或いは発光ダイオードの動
作)に起因する消費電流の瞬時的な変化があっても、こ
の消費電流の変化によって基準電圧が大幅に変動するこ
とがなく、受信回路の誤動作を防止できるのである。
【0007】
【実施例】図1および図2は本考案一実施例の要部具体
例を示すものであり、中央制御装置1の送信回路10
は、バッファBと、インバータIと、トランジスタQ1
〜Q4とで形成されており、論理回路12から出力され
るドライブ信号Vd がHレベルのときトランジスタ
2、Q3がオンし、ドライブ信号Vd がLレベルのとき
トランジスタQ1、Q4がオンされ、伝送信号Vs として
複極信号(交流パルス信号)が信号線3に送出されるよう
になっている。また中央制御装置1の受信回路11は信
号線3に直列に挿入され信号線3に流れる電流を検出す
る電流検出抵抗R0と、電流検出抵抗R0の両端電圧を平
滑して得られる平均電流に基いて基準電圧を発生する基
準電圧発生部11aと、電流検出抵抗R0の両端電圧お
よび基準電圧を比較して受信出力Vr を得る電圧比較回
路CPとで構成されており、基準電圧発生部11aはツ
エナダイオードZDと、抵抗R1〜R5と、コンデンサC
とで形成されている。
【0008】一方、端末器2の返送回路22は伝送信号
Vs を全波整流するダイオードブリッジDBと、論理回
路23から出力される返送データ信号にてオン、オフさ
れるトランジスタQ5と、短絡抵抗Rsにて形成されてお
り、受信回路21a はダイオードブリッジDBを構成す
るダイオードと、分圧抵抗R1、R7にて形成される半波
整流、降圧回路となっている。図中、R8はベース抵抗
である。
【0009】以下、実施例の動作について具体的に説明
する。いま、前述した従来例と同様に、中央制御装置1
から各端末器2をアクセスして、その伝送信号Vs にて
設定される返送期間に端末器2から中央制御装置1に電
流モード信号よりなる返送信号VBが返送された場合に
おいて、信号線3に流れる電流は電流検出抵抗R0にて
電圧信号に変換され、電圧検出抵抗R0の両端電圧VR0
は図3(a)に示すような電圧波形となる。次に、基準電
圧発生回路11aは、ツエナダイオードZDにて設定さ
れる一定電圧Vzから電流検出抵抗R0の両端電圧VR0
を減算した電圧を抵抗R2〜R4にて分圧するとともに、
抵抗R5およびコンデンサCよりなる時定数回路にて平
滑して基準電圧Vcを発生するようになっている。すな
わち、抵抗R2の両端電圧VR2は、 VR2=(Vz−R00)×R2/(R2+R3+R4) となり、この電圧信号は抵抗R5およびコンデンサCに
よって積分されるので、電圧比較回路CPの一方の入力
端子(−端子)に入力される基準電圧Vc として電圧VR
2の急激な変化 (返送信号VBの電流パルス)に応答しな
い比較的安定な電圧(端末器2の消費電流に比例した電
圧)が得られる。一方、電圧比較回路CPの他方の入力
端子 (+端子)に入力される比較電圧VR3は、 VR3=(VzーR00)(R2+R3) /(R2+R3+R4)
となる。この電圧VR3は返送信号VBがない場合に
は、基準電圧Vcよりも大きいので、電圧比較回路CP
から出力される受信出力Vrは"0"となっている。一
方、返送信号VBがある場合には電圧VR3が基準電圧V
cよりも小さくなって受信出力Vrは"1"となる。図3
(b)(c)はこの関係を示すもので、同図(b) の斜線で示す
部分が受信信号として検出されるようになっている。し
たがって、端末器2の接続個数が変化して端末器2の消
費電流が変動しても基準電圧Vcがその消費電流を考慮
して設定されるようになっているので、基準電圧Vc の
設定作業を必要とせず、システムの変更が容易にできる
ようになっている。また、実施例にあっては、基準電圧
Vcの自動設定手段を抵抗R2〜R5およびコンデンサC
にて形成されているので、回路構成が簡単になってい
る。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述のように構成されており、
アドレス一致時に制御データを取り込んで被制御機器を
制御するとともに、端末器から中央制御装置に電流モー
ド(信号線を適当なインピーダンスを介して短絡)で返
送信号を返送するようにした端末器を信号線に接続し、
端末器の電源を信号線を介して伝送される信号を整流平
滑して得るようにした時分割多重伝送装置において、信
号線に直列に挿入され信号線に流れる電流を電流検出抵
抗にて検出し、基準電圧発生部にて電流検出抵抗の両端
電圧を平滑して得られる平均電流に基づいて基準電圧を
発生させ、電流検出抵抗の両端電圧および基準電圧を比
較して受信出力を得るようにした中央制御装置の受信回
路を構成しているので、信号線に接続される端末器の増
減による緩やかな消費電流の変化があっても基準電圧が
その消費電流の変化を考慮して自動的に設定され、基準
電圧の設定作業を必要とせず、システム変更が容易に行
えるという効果がある。また各端末器の被制御機器の制
御(制御用リレー或いは発光ダイオードの動作)に起因
する消費電流の瞬時的な変化があっても、この消費電流
の変化によって基準電圧が大幅に変動することがなく、
受信回路の誤動作を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の要部具体回路例を示す図であ
る。
【図2】本考案の一実施例の要部具体回路例を示す図で
ある。
【図3】本考案の一実施例の動作説明図である。
【図4】本考案に係る時分割多重伝送装置の概略構成を
示すブロック回路図である。
【図5】図4に示す時分割多重伝送装置の動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 中央制御装置 3 信号線 10 送信回路 11 受信回路 11a 基準電圧発生回路 12 論理回路 13 電源回路 R0 電流検出抵抗 CP 電圧比較回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスが設定され
    た複数の端末器とを一対の信号線にて接続し、端末器を
    呼び出すアドレスデータ信号、端末器に接続された被制
    御機器を制御する制御データおよび端末器からの返送信
    号の返送期間を設定する返送期間設定信号を含む伝送信
    号を各端末器に対して順次サイクリックに送出する送信
    回路と、端末器からの返送信号の受信回路を中央制御装
    置に設けるとともに、伝送信号を整流平滑して端末器電
    源を形成する端末電源回路と、伝送信号を受信して伝送
    信号のアドレスデータと自己の固有アドレスデータとの
    一致を判別する受信判別回路と、アドレス一致が得られ
    たとき返送期間に信号線を適当なインピーダンスを介し
    て短絡することにより返送信号を電流モード信号として
    返送する返送回路とを端末器に設けて成る時分割多重伝
    送装置において、信号線に直列に挿入され信号線に流れ
    る電流を検出する電流検出抵抗と、電流検出抵抗の両端
    電圧を平滑して得られる平均電流に基いて基準電圧を発
    生する基準電圧発生部と、電流検出抵抗の両端電圧およ
    び基準電圧を比較して受信出力を得る電圧比較回路とで
    中央制御装置の受信回路を構成したことを特徴とする時
    分割多重伝送装置。
JP782091U 1991-02-21 1991-02-21 時分割多重伝送装置 Expired - Lifetime JPH0633728Y2 (ja)

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JPH0492843U JPH0492843U (ja) 1992-08-12
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