JP2526420Y2 - 線路断線検出装置 - Google Patents

線路断線検出装置

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JP2526420Y2
JP2526420Y2 JP3945890U JP3945890U JP2526420Y2 JP 2526420 Y2 JP2526420 Y2 JP 2526420Y2 JP 3945890 U JP3945890 U JP 3945890U JP 3945890 U JP3945890 U JP 3945890U JP 2526420 Y2 JP2526420 Y2 JP 2526420Y2
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JP3945890U
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真市 山野
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 特に車載用電子機器の入力線路の断線検出装置に関
し、 該断線を検出してそのシステムのフェールセーフ動作
に使用することを目的とし、 入力線路の送信側におい
て電源線と該入力線路との間および該入力線路と接地線
との間にそれぞれスイッチング素子および第1の定電流
源が設けられ、また該入力線路の受信側において電源線
と該入力線路との間および該入力線路と接地線との間に
それぞれ第2の定電流源および第3の定電流源が設けら
れ、該送信側の電源線の電圧よりも該受信側の電源線の
電圧が高くされており、また該第1の定電流源および第
3の定電流源によって流しうる電流値の和は該第2の定
電流源によって流しうる電流値よりも大とされるととも
に、該第2の定電流源によって流しうる電流値は該第3
の定電流源によって流しうる電流値よりも大とされ、こ
れによって該入力線路の断線をその電圧変動により検出
するように構成される。
〔産業上の利用分野〕
本考案は線路断線検出装置、特に車載用電子機器の入
力線路の断線検出装置に関する。
〔従来の技術および考案が解決しようとする課題〕
従来この種の入力線路の断線検出装置として適当な装
置が開発されていない。本考案はかかる技術的背景のも
とになされたもので、特に車載用電子機器の入力線路の
断線を検出し、そのシステムのフェールセーフ動作に使
用しうるようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はかかる課題を解決するためになされたもの
で、入力線路の送信側において電源線と該入力線路との
間および該入力線路と接地線との間にそれぞれスイッチ
ング素子および第1の定電流源が設けられ、また該入力
線路の受信側において電源線と該入力線路との間および
該入力線路と接地線との間にそれぞれ第2の定電流源お
よび第3の定電流源が設けられ、該送信側の電源線の電
圧よりも該受信側の電源線の電圧が高くされており、ま
た該第1の定電流源および第3の定電流源によって流し
うる電流値の和は該第2の定電流源によって流しうる電
流値よりも大とされるとともに、該第2の定電流源によ
って流しうる電流値は該第3の定電流源によって流しう
る電流値よりも大とされ、これによって該入力線路の断
線をその電圧変動により検出するようにした線路断線検
出装置が提供される。
〔作用〕
上記構成によれば、正常時には上記入力線路の電圧は
送信側の電源線の電圧よりも高くならないが、上記入力
線路が断線したときは受信側の電源線より該第2の定電
流源を通して電流が供給されるため、上記入力線路の電
圧は該送信側の電源線の電圧よりも高い受信側の電源線
の電圧によって設定される。そしてこの際の該入力線路
電圧の変動によって該入力線路の断線が検出される。
〔実施例〕
第1図は本考案の1実施例としての線路断線検出装置
の基本構成を示すもので、入力線路Lの送信側には電圧
5Vの電源線と接地線との間にスイッチング素子SWと第1
の定電流源I1とが設けられ、該第1の定電流源I1は電流
値2Iまで流しうるものとする。一方入力線路Lの受信側
には5.1Vよりも高い電圧の電源線(+B)と接地線との
間に第2の定電流源I2と第3の定電流源I3とが設けら
れ、該第2の定電流源I2および該第3の定電流源I3はそ
れぞれ電流値3Iおよび電流値2Iまで流しうるものとす
る。Vrefは基準電源(電圧が5.1V)であり、またCOMPは
コンパレータである。
上記構成において通常時は、送信側のスイッチング素
子SWのオンおよびオフに対応して、該入力線路Lの電圧
は5Vおよび0Vとなる。すなわち該スイッチング素子SWの
オン時には、該入力線路Lの電圧は該送信側の電源線の
電圧(5V)に設定される。また該スイッチング素子SWの
オフ時には、該第1および第3の定電流源I1およびI3
よって流しうる一定電流(上記実施例では4Iまで流しう
る)によって、該入力線路Lの電位は接地電位(0V)に
設定される。したがって該入力線路Lの電圧と基準電源
Vrefの電圧(5.1V)とが比較されるコンパレータCOMPの
出力側は正常時においてハイレベルとなる。なお該スイ
ッチング素子SWのオン−オフ動作に対応して該受信側に
おいて所定の入力処理がなされる。
一方、該入力線路Lの断線時には、受信側の電源線
(+B)より第2の定電流源I2を通して電流が供給され
る。該受信側の入力線路Lの電位は該第2の定電流源を
通して流れる電流I(3I−2I)によって該受信側の電源
線(+B)の電位にまでプルアップされて、5.1Vよりも
高くなる。したがって該入力線路の電圧と基準電源Vref
の電圧(5.1V)とが比較されるコンパレータCOMPの出力
側は、上記断線時においてロウレベルとなり、これによ
って該入力線路の断線が検知される。
第2図は本考案による線路断線検出装置の一具体例を
示すもので、入力線路Lの送信側においては、スイッチ
ング素子SWおよび抵抗R3(例えば100オーム)と並列に
ダイオードD1が接続されて双方向のスイッチング素子が
構成される。なお該スイッチング素子SWの入力側には抵
抗R1,R2が接続され、該スイッチング素子SWをオン−オ
フ制御するための制御信号Cが該抵抗R1を通して送り込
まれる。またトランジスタTR1、抵抗R4(例えば3.9キロ
オーム)、抵抗R5(例えば100オーム)、抵抗R6(例え
ば100オーム)およびダイオードD2によって上記第1の
定電流源が構成され、該トランジスタTR1によって例え
ば1.075mAまで流しうるものとする。
一方入力線路Lの受信側においては、トランジスタTR
2とTR4、抵抗R7(例えば100オーム)、抵抗R8(例えば6
7オーム)、抵抗R11(例えば100オーム)、およびダイ
オードD3によって上記第2の定電流源が構成され、該ト
ランジスタTR2によって例えば1.5mAまで流しうるものと
する。またトランジスタTR3、抵抗R9(例えば3.9キロオ
ーム)、抵抗R10(例えば100オーム)、抵抗R12(例え
ば100オーム)、およびダイオードD4によって上記第3
の定電流源が構成され、該トランジスタTR3によって例
えば1.075mAまで流しうるものとする。該受信側の入力
線路電圧VINは抵抗R13(例えば100オーム乃至1キロオ
ーム)および抵抗R14(例えば10キロオーム乃至100キロ
オーム)によって分圧されて、コンパレータCOMPの反転
入力端子に入力される。なおダイオードD5によって該入
力線路電圧VINが例えば0.6Vだけ低下されて該コンパレ
ータCOMPの反転入力端子に入力される。該コンパレータ
COMPの非反転入力端子には基準電源電圧(この場合5V)
が印加される。
なお送信側の電源線の電圧は5Vとされており、受信側
の電源線+Bの電圧は5Vより大(例えば12V)とされ
る。
このような回路構成において正常時には、送信側のス
イッチング素子SWのオンおよびオフに対応して、該入力
線路電圧VINはそのハイレベルにおいて4.4乃至5.4V、ま
たはそのロウレベルにおいて0.8乃至1.2Vとなる。ここ
で上記ハイレベルを4.4乃至5.4Vとしたのは、送信側の
電源線からの電流による上記スイッチング素子SWと抵抗
R3における電圧降下(約0.6V程度)を考慮したこと、お
よび受信側の電源線(+B)から送信側に流れる電流に
よる上記ダイオードD1における電圧降下(約0.4V程度)
を考慮したことによる。このようにして正常時には該入
力線路電圧は5.4V以上になることはなく、該入力線路電
圧がダイオードD5および抵抗R13、R14を含む分圧回路を
通して5V以下とされて、コンパレータCOMPの反転入力端
子に入力される。したがってこの場合の該コンパレータ
COMPの出力側はハイレベルとなる。
一方該入力線路の断線時には、該受信側の電源線+B
の電圧を12Vとした場合、該受信側の入力線路電圧は約1
1V以上にまで上昇し、これにより該コンパレータCOMPの
出力側はロウレベルに反転し、該入力線路の断線を確実
に検知することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば車載用電子機器などの入力線路の断線
を確実に検出することができ、そのシステムのフェール
セーフ動作に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例としての線路断線検出装置の
基本構成を示す回路図、 第2図は本考案による線路断線検出装置の一具体例を示
す回路図である。 (符号の説明) L……入力線路、SW……スイッチング素子、I1〜I3……
定電流源、COMP……コンパレータ、Vref……基準電源。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力線路の送信側において電源線と該入力
    線路との間および該入力線路と接地線との間にそれぞれ
    スイッチング素子および第1の定電流源が設けられ、ま
    た該入力線路の受信側において電源線と該入力線路との
    間および該入力線路と接地線との間にそれぞれ第2の定
    電流源および第3の定電流源が設けられ、該送信側の電
    源線の電圧よりも該受信側の電源線の電圧が高くされて
    おり、また該第1の定電流源および第3の定電流源によ
    って流しうる電流値の和は該第2の定電流源によって流
    しうる電流値よりも大とされるとともに、該第2の定電
    流源によって流しうる電流値は該第3の定電流源によっ
    て流しうる電流値よりも大とされ、これによって該入力
    線路の断線をその電圧変動により検出することを特徴と
    する線路断線検出装置。
JP3945890U 1990-04-16 1990-04-16 線路断線検出装置 Expired - Lifetime JP2526420Y2 (ja)

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JPH03130739U JPH03130739U (ja) 1991-12-27
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