JPH04365083A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

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JPH04365083A
JPH04365083A JP14036891A JP14036891A JPH04365083A JP H04365083 A JPH04365083 A JP H04365083A JP 14036891 A JP14036891 A JP 14036891A JP 14036891 A JP14036891 A JP 14036891A JP H04365083 A JPH04365083 A JP H04365083A
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JP
Japan
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waste toner
image forming
cleaning device
toner
image
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Pending
Application number
JP14036891A
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English (en)
Inventor
Hisao Sato
久夫 佐藤
Satoru Haneda
羽根田 哲
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Shizuo Morita
森田 静雄
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式により像
担持体上にトナー像を形成し、転写材上に転写して画像
を得るようにした画像形成装置に関し、特に、静電潜像
トナー像が形成され転写後の像担持体上に残留する廃ト
ナーを除去して、回収するクリーニング装置を備えたプ
リンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。例えば特開昭6
1−100770号公報に開示されているように、像形
成体たる感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜
像形成と現像を行い、現像の都度転写ドラム上に転写し
て転写ドラム上に多色像を形成したのち、転写材上に転
写してカラーコピーを得る方法がある。
【0003】また、例えば特開昭61−149972号
公報に開示されているように、感光体ドラム上に原稿像
の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度
転写材上に転写して多色のカラーコピーを得る方法があ
る。
【0004】また、感光体ドラム上に原稿像の分解色数
に応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰り返
し、感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写
してカラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の
基本プロセスは、本出願人による特開昭60−7585
0号、同60−76766号、同60−95456号、
同60−95458号、同60−158475号公報等
によって開示されている。
【0005】このような重ね合わせによってカラー画像
を得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体
ドラムの周縁に色の異なったカラートナーを収納した複
数の現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複
数回回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像してカラー
画像を得るようにしている。
【0006】一方、電子写真方式を用いるモノカラー方
式のアナログ複写機や半導体レーザ・LED走査系によ
るデジタル複写機・プリンタ等の画像形成装置において
、耐用寿命を有する各種感光体、現像剤キャリア、クリ
ーニング部材や現像剤トナーの消耗時等での補給・交換
のために画像形成手段の一部をカートリッジ化して、こ
れら画像形成手段の要部を一体化した部材を装置外へ取
り出し、メンテナンス或は交換を行うよう構成されたも
のが提案されている。また、画像形成手段によって像形
成される転写材の搬送路を開放してジャム処理時に転写
材を取り出し易くする様な構成も種々提案されてきてい
る。
【0007】これらの代表的な構成として特公昭58−
54392号公報に開示されている様な、感光体ドラム
、現像器、クリーナ等を一体的に支持部材に取付け、装
置本体より引抜き可能とし、各ユニットの交換や補修を
容易化する提案がなされており、次いでこれら画像形成
手段の主要部を一体化して使い捨てとしたものが特開昭
57−154255号公報に、また同様の使い捨てカー
トリッジを用いるもので、半導体レーザによるドット露
光走査書込みによって感光体ドラム上に潜像形成を行う
プリンタ構成が特開昭59−147366号公報等にて
開示されている。更に、これらの公報には分割構造の上
部筐体を開放して転写材搬送路を開き、ジャム時の転写
材を取り出す構成が開示され、且つ前記の特開昭57−
154255号公報には、2分割の構造の上部筐体に使
い捨てプロセスカートリッジを交換可能に配設した構成
が採られ、カートリッジ交換の作業性と、ジャム処理の
容易性を解決しようとしている。 また補給用トナーカートリッジや回収トナー用クリーニ
ングカートリッジを主とするプロセスカートリッジの交
換作業の容易性に重点をおいて2分割構造とし、特に下
部筐体にプロセスカートリッジを配設して、メンテナン
スの作業性の向上を図ったものが特開昭58−1161
号公報にて開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然し、現像器と像担持
体とクリーニング装置等とをプロセスカートリッジとし
、装置本体に対して交換可能とした場合には、該プロセ
スカートリッジの装置本体への装填・離脱が容易で、且
つ装置本体への挿脱の際にクリーニング装置の下方に設
置した廃トナー回収容器を取り出すときに操作性を良く
し、かつ廃トナー回収容器を小型にした省スペースが可
能なコンパクトなプリンタは提案されていない。
【0009】従来、クリーニング装置の筐体ハウジング
内に回収された廃トナーを廃トナー回収容器内に排出す
る手段として、該筐体内に水平に架設したスクリューを
駆動回転させて、上方の残留トナー除去部材(例えばク
リーニングブレード)から落下した廃トナーを受けて、
側方に水平移動させて、筐体側端面の排出口部から廃ト
ナーを外部に排出し、廃トナー回収容器内に収納してい
た。このため、クリーニング装置の筐体より排出口部が
突出し、画像形成装置の本体を小型化することに難があ
った。また廃トナー回収容器の設置位置にも制限があり
、画像形成装置を大型化する欠点がある。本発明は、上
記の課題を解決して改良した結果、クリーニング装置の
廃トナー排出口部の突出をなくして、画像形成装置のコ
ンパクト化を達成することを目的とするものであり、ま
た、廃トナー回収容器の設置位置の設計上の自由度を増
すことにより、装置本体のコンパクト化を向上させ、さ
らに、該廃トナー回収容器交換の操作性の向上を可能に
した画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、画像形成処
理後の像担持体上に残留する廃トナーを除去して回収す
る画像形成装置のクリーニング装置において、前記クリ
ーニング装置の筐体の底部に、駆動源に接続して回転可
能な駆動軸と、一端が該駆動軸に支持され他端が廃トナ
ー排出用の開口部に接続し、廃トナーを該開口部へ向け
て移動させるフレキシブルなスパイラルスクリューとか
ら成るトナー搬送手段を回転可能に設け、前記スパイラ
ルスクリューの駆動部と廃トナー排出用開口部の各中心
線のなす角度を100゜以下の傾斜角を有するように配
置したことを特徴とする画像形成装置のクリーニング装
置によって達成される。
【0011】また、本発明の画像形成装置のクリーニン
グ装置は、前記廃トナー排出用開口部を開閉自在に覆う
シャッタ部材を移動可能に設けたことを特徴とするもの
である。
【0012】さらに、前記開口部の下方には、廃トナー
回収容器が前記クリーニング装置の筐体の底部下方の画
像形成装置本体枠体内に着脱可能に設けられ、該廃トナ
ー回収容器を前記本体枠体内の所定位置に挿入すること
により、前記シャッタ部材が押圧されて移動し、前記開
口部を開放可能にしたことを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は、本発明の現像方法を適用したカラ
ープリンタの構成図である。画像形成装置の本体枠体(
ハウジング)10の上部には、開口部11が設けられ、
該開口部11は上蓋12によって閉蓋される。該本体枠
体10の開口部11の内部には、着脱自在のプロセスカ
ートリッジ20が設けられている。プロセスカートリッ
ジ20は、像担持体、現像手段等から成る。
【0015】像担持体である感光体ベルト21は、可撓
性のベルト表面に有機光導電層(OPC)等の感光層を
塗設したもので、駆動ローラ22Aと従動ローラ22B
の間に張設され、時計廻り方向に回動される。
【0016】感光体ベルト21の周囲には、帯電手段(
50)、露光手段(40)、現像手段(23)、転写手
段(55)及びクリーニング装置30が配設されている
【0017】帯電手段は、コロナ帯電器またはスコロト
ロン帯電器などの既存の帯電器50である。
【0018】現像手段は、異なる色の現像剤、例えばイ
エロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色トナー(
現像剤)をそれぞれ収容した複数個の現像器23a,2
3b,23c,23dである。これら各現像器23a〜
23dは、感光体ベルト21上の静電潜像をトナー像に
非接触現像法により顕像化する機能を有している。
【0019】本実施例においては、上述したプリンタの
画像形成部を構成する感光体ベルト21、各色トナーを
収容した現像器23a〜23d各プロセス部が一体のプ
ロセスカートリッジ20内に収められてユニット化され
、装置本体枠体10に対して一括して着脱することがで
きる。
【0020】一方、画像形成装置本体側で、前記プロセ
スカートリッジ20を装着して画像形成可能状態位置で
は、前記感光体ベルト21の周囲に、露光手段(40)
、クリーニング装置30、転写器55、帯電器50等が
配設されている。また、該感光体ベルト21の外方上部
には、所定のカラートナーを供給するためのトナー補給
容器80a,80b,80c,80dが設けられ、後述
のトナー補給口から前記各現像器23(a〜d)にそれ
ぞれ所定のトナーを補給する。
【0021】露光手段は、半導体レーザ書き込み光学系
ユニット(以下光学系ユニットと称す)40であり、帯
電器50により帯電した感光体ベルト21の表面を露光
して静電潜像を形成する。
【0022】転写手段は、転写器55により、感光体ベ
ルト21上に形成されたトナー像を転写材P上に転写す
る。
【0023】クリーニング装置30のクリーニングブレ
ード31は画像形成プロセス中は感光体ベルト21の表
面より離間した位置に保たれ、転写材Pにトナー像を転
写後のクリーニング時にのみ感光体ベルト21表面に圧
接して感光体ベルト21上の残留トナーを清掃する。
【0024】廃トナー回収容器32は、クリーニング装
置30により除去された残留トナーを回収し、収容する
【0025】上述の構成を有するカラー画像形成装置に
よるカラー画像形成のプロセスは次のようにして行われ
る。
【0026】まず、プロセスカートリッジ20は画像形
成装置本体枠体10内の所定の位置に装填されており、
画像形成が可能な状態である。そして、装置本体枠体1
0とは別体の画像読み取り装置から出力される第1の色
の画像信号が前記光学系ユニット40に入力されると、
該ユニット40における半導体レーザーでレーザービー
ムが発生される。そのレーザービームが駆動モータ41
により回転されるポリゴンミラー42により回転走査さ
れ、シリンドリカルレンズ43、fθレンズ44及びミ
ラー45,46を経て、予め帯電器50によって所定の
電荷に一様帯電させられた感光体ベルト21の周面上に
投射され輝線を形成する。
【0027】一方、副走査方法に関しては、感光体ベル
ト21の特定位置に対応したベルトインデックス(図示
せず)を検出して、或は、プリント指令信号を受け、こ
の検出或は指令信号を基準にして、画像信号による半導
体レーザの変調が開始される主走査線が決定される。走
査が開始されると主走査方向に関しては、レーザービー
ムがインデックスセンサ(図示せず)によって検知され
この検知された信号を基準にして、第1の色の画像信号
による半導体レーザービームが感光体ベルト21の表面
上を走査する。
【0028】従って、レーザービームによる主走査と感
光体ベルト21の搬送による副走査により一様帯電され
た感光体ベルト21の表面上に第1の色に対応する潜像
が形成される。この潜像は、現像手段のうち第1の色に
対応するイエロートナーを収容した現像器23aにより
現像された、感光体ベルト21の表面上にイエロートナ
ー像が形成される。
【0029】その後、感光体ベルト21は、その表面上
にイエロートナー像を保持したまま、感光体ベルト21
の表面より離間しているクリーニングブレード31の下
を通過した後、第2の色の画像形成に入る。
【0030】すなわち、イエロートナー像が形成された
感光体ベルト21は、帯電器50により再び一様帯電さ
れ、ついで第2の色の画像信号が前記光学系ユニット4
0に入力され、前述した第1の色の画像信号の場合と同
様に、感光体ベルト21の表面上への書き込みが行われ
潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼンタトナ
ーを収容した現像器23bによって現像される。マゼン
タトナー像は、すでに形成されているイエロートナー像
の存在下に形成される。
【0031】同様にして、第3の色の画像信号による潜
像形成後シアントナーを収容する現像器23cでシアン
トナー像が形成され、更に、第4の色の画像信号による
潜像形成後ブラックトナーを収容する現像器23dで感
光体ベルト21の表面上にブラックトナー像を重ね合わ
せて、カラートナー像が感光体ベルト21の表面上に形
成される。
【0032】これら各現像器23a〜23dの現像スリ
ーブ231a〜231d(図2参照)には直流或は更に
交流のバイアス電圧が印加され、基体が接地された感光
体ベルト21には非接触で反転現像が行われるようにな
っている。 尚、この非接触現像には、二成分現像剤或は一成分現像
剤いずれの現像剤でも用いることができる。一成分現像
剤を用いる場合には、現像部と別体にトナーホッパーを
設ける必要がなく小型化が図れるが、現像の安定性の点
で二成分現像剤を用いる現像法の方が優れているので色
再現上好ましい。
【0033】上述の如く感光体ベルト21の表面上に形
成されたカラートナー画像は、給紙トレイ60から給紙
手段61により供給されガイド板63により案内されタ
イミングローラ62により前記カラートナー画像とタイ
ミングを合わせた転写材Pに転写される。転写器51は
、トナーと逆極性の高圧電源出力を印加して転写を行う
【0034】かくしてカラートナー画像を転写された転
写材Pは、駆動ローラ22Aに沿って急激(小径曲率)
に方向変換をする感光体ベルト21により確実に分離さ
れて、ガイド板64により案内されて上方に搬送される
【0035】そして、転写材Pは定着装置70の定着ロ
ーラ71と加圧ローラ72の加熱圧接によってトナーを
溶融固着された後、傾斜配置された排紙トレイ18の上
面に排出される。
【0036】図2は、画像形成装置の本体枠体10の上
方の転写・搬送ユニットを開放して開口部11から画像
形成用の各ユニットを上方から取り出す状態を示す斜視
図である。
【0037】前記現像器23a,23b,23c,23
dにトナーを補給する時には、本体枠体10の前扉13
を開けて、本体枠体10の一部に形成した前面開口部1
3Aから必要なトナー補給容器80a,80b,80c
,80dの何れかを挿入し、前記プロセスカートリッジ
20の外部前面側に設けたトナー補給口24a,24b
,24c,24dにそれぞれ装着して、各トナーT1,
T2,T3,T4を補給する。なおこの実施例ではトナ
ー補給容器を別個に設けたが、必要量をプロセスカート
リッジ20内に封入してもよい。
【0038】図3は、プロセスカートリッジ20と一体
形成されたクリーニング装置30に、廃トナー回収容器
37を装着した状態を示す正面断面図、図4は該クリー
ニング装置30と廃トナー回収容器37の側断面図であ
る。
【0039】プロセスカートリッジ20は、現像器23
a,23b,23c,23dから成る下部ユニットと、
その上方の感光体ベルト21(像担持体)と、該感光体
ベルト21を回動させる駆動ローラ22Aおよび従動ロ
ーラ22B、および間隔保持部材28a,28b,28
c,28d、バックプレート28e等から成る上部ユニ
ットとから構成され、上記上部ユニットは下部ユニット
に対して分離・結合可能な構造になっている。
【0040】下部ユニットの筐体(ハウジング)27底
部付近は、複数個の現像器23a,23b,23c,2
3dのケージングが凹状に成形された現像槽である。こ
れら各現像槽内には、現像スリーブ(現像剤担持体)2
3la,23lb,23lc,23ldと、トナー搬送
撹拌スクリュー(現像剤撹拌部材)232a,232b
,232c,232dと、現像剤撹拌供給スクリュー(
現像剤供給部材)233a,233b,233c,23
3dが現像器筐体27の両側面部に駆動回転可能に軸架
されている。
【0041】前記現像器23a,23b,23c,23
dは、何れも同様の構造を有し、これらを代表する一現
像器(23)について説明する。
【0042】駆動回転可能な前記現像剤スリーブ23l
の同心内部には、複数の磁極を有する磁石体(マグネッ
トローラ)236が前記筐体27の両側面部に固定配置
されている。該磁石体236は、前記感光体ベルト21
に対向する主磁極N0と、複数(例えば図示の6個)の
副磁極N,Sとから成る。
【0043】現像器23内のトナー搬送撹拌スクリュー
232と現像剤撹拌供給スクリュー233との間には、
非磁性の仕切り板234が固定されている。該仕切り板
234には、剥離部材(スクレーパ)235が貼着され
ていて、その先端部は前記現像スリーブ231の円筒面
に軽圧接している。
【0044】前記現像スリーブ231の近傍には、磁性
を有する剛性の薄層形成棒239が、ホルダーに支持さ
れて弾性部材により押圧され、前記現像スリーブ231
に圧接し、現像剤層規制手段を構成している。
【0045】前記下部ユニットの現像スリーブ231と
、上部ユニットの感光体ベルト21との間隙は、現像ス
リーブ231の軸端部に同軸に設けられたコロ(図示せ
ず)が、感光体ベルト21に摺接する間隔保持板28に
当接することによって、常に一定間隙に正確に保持され
ている。
【0046】トナー補給容器80(a〜d)より補給さ
れるトナーは、トナー補給口24から送り込まれ、トナ
ー搬送撹拌スクリュー232によって撹拌・搬送され、
更に、互いに反対方向に回転される現像剤撹拌供給スク
リュー233によって、予め現像槽内に収容されている
磁性キャリアとトナーとから成る二成分現像剤と充分撹
拌混合されたうえ、現像スリーブ231に送られる。
【0047】駆動回転される現像スリーブ231の内部
には、固定した磁極を有するマグネットローラ236が
配設されていて、この回転する現像スリーブ231とマ
グネットローラ236とから成る現像ローラ230によ
って、現像剤が現像スリーブ231上に層状に付着して
、矢印方向に搬送され、前記薄層形成棒239の押圧位
置を通過して所定の薄層が形成される。
【0048】その後、現像領域上において静電潜像に対
する現像が終わって現像スリーブ231上の残余の現像
剤は、現像器23のハウジング27内に戻されて、無磁
界部分、すなわち、磁束密度がほぼ零で、かつ現像剤の
自重落下可能な位置に到達すると、現像剤はスクレーパ
235で現像スリーブ231の周面から掻き落とされた
のち、再びスクリュー232,233によって均一撹拌
がなされ、現像スリーブ231上に散布され、連続的に
現像が行われる。
【0049】クリーニング装置30の筐体27は、前記
感光体ベルト21上の残留トナーをクリーニングするた
めのクリーニングブレード31を内蔵し、更にその下方
には、クリーニングされた廃トナーT5を前記クリーニ
ング装置30より外部に排出するための廃トナー搬送部
材33の一端部と一体をなし回転可能に保持する駆動軸
32Aが軸受32Bによって回転可能に軸支されている
。該廃トナー搬送部材33は後述の駆動伝達手段に接続
するギヤG32によって回転される。
【0050】前記筐体27の他方の下端部は廃トナー排
出口34を形成している。該廃トナー排出口34には、
前記廃トナー搬送部材33の他端が回転可能に保持され
ている。 そして、廃トナー排出口34のトナー排出方向と、前記
駆動軸32Aの軸芯とは100゜以下の角度θで交差し
ている。すなわち、図4では廃トナー搬送部材33の中
心線は、駆動軸32Aに接続する図示右端部から中央付
近にかけて、水平ラインHLとほぼ一致し、図示左端部
付近では、ゆるやかに湾曲したのち、ほぼ直角(θ)に
曲げられて廃トナー排出口34に嵌挿されている。
【0051】該廃トナー搬送部材33は、帯状のストリ
ップコイルまたはワイヤを螺旋状に巻いたフレキシブル
なスパイラルスクリューに形成され、前記感光体ベルト
21上の残留トナーをクリーニングブレード31により
剥離除去され落下する廃トナーT5を受けて、該廃トナ
ーT5を前記廃トナー搬送部材33によりクリーニング
装置30の底部に沿って廃トナー排出口34の方向に搬
送する(図4参照)。開口状態の廃トナー排出口34か
ら落下した廃トナーT5は下方の廃トナー回収容器37
内に収容される。
【0052】前記廃トナー回収容器37は、図3,図4
に示すように、該廃トナー回収容器37をクリーニング
装置30の廃トナー排出口34の下方にセットすること
により、シャッタ35を廃トナー排出口34よりスプリ
ング36の弾力に抗して排除し、廃トナー排出口34を
開口し、廃トナーT5が廃トナー回収容器37内に収納
できるように構成する。
【0053】図5は前記クリーニング装置30から廃ト
ナー回収容器37を取り出した状態を示す正面断面図で
ある。廃トナー回収容器37内に廃トナーT5が充満し
て廃棄する場合は、本体枠体10に対し開放できる側面
扉14を開放し、廃トナー回収容器37を取り出す。該
廃トナー回収容器37を取り出すことにより、該回収容
器37の上部開口が、前記クリーング装置30のハウジ
ング下部の廃トナー排出口から離間し、同時にシャッタ
35により付勢されて復帰し、廃トナー排出口34を閉
じて、廃トナーT5の落下漏出を防止する。
【0054】前記廃トナーT5が充満した廃トナー回収
容器37を廃棄し、代りに新たな空の廃トナー回収容器
37を本体枠体に挿入し、所定位置まで前進させれば、
該回収容器37の上部開口は前記シャッタ35をばね付
勢力に抗して移動させて廃トナー排出口34を次第に開
口し、前記回収容器37が所定位置に設定されると、廃
トナー排出口34は全開状態となり、同時に該廃トナー
排出口34と前記回収容器37の上部開口とは合致して
、クリーニング装置30のハウジング内の廃トナーT5
は前記回収容器37内に重力落下して収納可能となる(
図3,図4参照)。
【0055】図6は本発明によるクリーニング装置30
の他の実施例を示す側断面図である。図において、クリ
ーニング装置30の筐体底部は角度ψの傾斜面をなし、
該傾斜面に前記廃トナー搬送部材(フレキシブルなスパ
イラルスクリュー)33が沿って回転可能である。図示
左方の廃トナー搬送部材33の左端部近傍はゆるやかに
湾曲して、その先端部は水平ラインHLに対して角度θ
の傾斜角をなして廃トナー排出口34に嵌挿されている
【0056】前記角度θは100゜以下に設定され、廃
トナー搬送部材33の中央右方の部分と左方先端部との
各中心線は、角度(θ−ψ)で交差する。なお、図にお
いてクリーニング装置30の筐体底部は直線状に限定さ
れず、上方に凸状の緩やかな曲線状に形成してもよい。
【0057】次に、プロセスカートリッジ20の駆動系
について図7,図8を参照にして説明する。
【0058】図7は、プロセスカートリッジ20内の感
光体ベルト21、複数の現像器23(a〜d)、クリー
ニング装置30の廃トナー排出手段の駆動系を示す構成
図、図8は該駆動系の平面図である。なお、本実施例で
示したプロセスカートリッジ20の駆動系は、2個のモ
ータM1,M2を用いて駆動するようにしたものである
が、1個のモータによりクラッチ切換えしてもよい。
【0059】まず、感光体ベルト21の駆動系には、モ
ータM1から駆動力が用いられている。ギアG12はモ
ータM1の軸のギアG11に噛合するように配設されて
いる。 又、プロセスカートリッジ20が画像形成可能な位置に
ある時、感光体ベルト21を搬送する駆動ローラ22A
と同軸に設けられた駆動ギアG14は、ギアG12と一
体となって回転するギアG13と噛合する。すなわち、
モータM1の回転は、ギアG11、ギアG12、ギアG
13を介して、駆動ギアG14に伝達されて適当な回転
速度に調整され、更に、駆動ローラ22Aを同図におい
て反時計廻り方向に駆動ギアG14と一体となっていて
回転させて感光体ベルト21を搬送する。
【0060】次に、現像器23a〜23d、廃トナー搬
送部材33の駆動系について説明する。
【0061】本駆動系にはモータM2が用いられている
。モータM2の回動力は、モータM2の軸のギアG21
を介してギアG22に伝達される。更に、ギアG22と
同軸に、かつ、一体に設けられたギアG23に伝達され
、現像器23a〜23dの駆動と、廃トナーの回収装置
の駆動等を行う。
【0062】まず、現像器23a〜23dの駆動系につ
いて説明する。
【0063】モータM2の回動力は、ギヤG21、ギヤ
G22、ギヤG23を介してギヤG24bおよびギヤG
24cに伝達され、また、ギヤG25aおよびギヤG2
5bを介して、ギヤG24aおよびギヤG24dに伝達
される。さらに、一方向の回転のみ伝達するためのオー
プンタイプのバネクラッチC21a〜C21dを介して
、ギアG24a〜G24dと同軸に、かつ、プロセスカ
ートリッジ20が画像形成可能な位置にあってはプロセ
スカートリッジ20に設けられた現像器駆動ギヤG27
a〜G27dと噛合するようにギヤG26a〜G26d
が配設されている。そして、現像器駆動ギヤG27a〜
G27dに伝達された回動力は、プロセスカートリッジ
20に設けられたギヤを介して現像スリーブ231a〜
231dとトナー搬送撹拌スクリュー232a〜232
dに伝達して、現像器を駆動する。すなわち、モータM
2の回動は、ギヤG21、ギヤG22、ギヤG23を介
してギヤG24bおよびギヤG24cに伝達し、さらに
ギヤG25a、ギヤG25bを介してギヤG24bおよ
びギアG24cに伝達し、そして、必要に応じてクラッ
チを接続して現像器駆動ギヤG27a〜G27dに伝達
して現像器23a〜23dを駆動する。
【0064】なお、画像形成中の現像器23a〜23d
の駆動は、画像形成の各色に対応する現像器のみを駆動
し、かつ、プロセスカートリッジ20の移動の際には現
像器23a〜23dを駆動しないようにするとよい。こ
のため、バネクラッチC21a〜C21dのラチェット
(図示せず)に当接する爪を有するそれぞれのカム(図
示せず)を位相差をつけ、さらに、どのクラッチも接続
されないような位置を含めた5つの選択位置を設けてス
テップモータ(図示せず)によって制御するとよい。
【0065】次に、廃トナーの回収の駆動系について説
明する。
【0066】前記ギヤG22に伝達されたモータM2の
回動力は、ギヤG22と一体になって回動するプーリP
21とタイミングベルトB1を介してプーリP22に伝
達され、オープンタイプのバネクラッチC24を介して
プーリP23に伝達され、廃トナー搬送部材33の駆動
系を駆動する。 該プーリP23と一体になって回転するギヤG31は、
プロセスカートリッジ20の側面に設けられた廃トナー
搬送部材33の駆動ギヤG32と噛合して、プーリP2
3に伝達された回転力が廃トナー搬送部材33を駆動す
る。廃トナー搬送部材33のフレキシブルスパイラルス
クリューは、クリーニング装置30のクリーニンブレー
ド31によって除去された感光体ベルト21上の残留ト
ナーを収集して、廃トナー排出口34に向けて搬送し、
下方の廃トナー回収容器37内へ自重落下し搬入する。 このようにして、廃トナー回収容器37内では、廃トナ
ーT5は廃トナー排出口34の下方に山を形成しながら
堆積される。
【0067】なお、上記実施例のクリーニング装置30
は、プロセスカートリッジ20と別体であって、本体枠
体10側に固設された構造であってもよい。
【0068】なお、本実施例では、画像形成プロセスと
して、感光体ベルト21上にカラートナー像を形成した
のち、1回で転写材に転写する作像法について述べたが
、転写ドラム上の転写材上に重ねてトナー像を転写する
カラー作像法であってもよい。また、モノクロプロセス
を利用した通常のモノクロプリンタにも適用可能である
。 また、現像方法として非接触現像法の場合について述べ
たが、本発明はこの非接触現像に限られるものではなく
、接触現像にも適用できる。
【0069】さらに、画像形成に使用される現像剤とし
ては、上述の二成分現像剤に限定されるものではなく、
一成分現像剤を用いて廃トナー回収する画像形成装置に
も適用可能である。
【0070】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、以上のように
像担持体面から剥離された残留トナーは、クリーニング
装置の筐体の底部に設けた廃トナー排出口から、回転す
る湾曲配置された廃トナー搬送部材のフレキシブルスパ
イラルスクリューによって自重落下させて、下方に設置
された廃トナー回収容器内に収容される。従って廃トナ
ー排出口部がクリーニング装置の筐体の前方または後方
に突出することはなく、画像形成装置をコンパクトに構
成することができる。また、廃トナー回収容器の設置位
置はクリーニング装置筐体下方の適宜な位置に設定でき
るから、装置設計の自由度が増し、装置本体のコンパク
ト化に有効である。さらに、廃トナー回収容器交換の操
作性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多色画像形成装置の構成図。
【図2】上記画像形成装置の分解斜視図。
【図3】プロセスカートリッジと廃トナー回収容器の正
面断面図。
【図4】クリーニング装置と廃トナー回収容器の側断面
図。
【図5】クリーニング装置から廃トナー回収容器を取り
出した状態を示す断面図。
【図6】本発明の他の実施例によるクリーニング装置の
側断面図。
【図7】プロセスカートリッジの駆動系を示す構成図。
【図8】該駆動系の平面図。
【符号の説明】
10  本体枠体(ハウジング) 14  側面扉 20  プロセスカートリッジ 21  感光体ベルト(像担持体) 27  筐体(ハウジング) 30  クリーニング装置 31  クリーニングブレード 32A  駆動軸 32B  軸受 33  廃トナー搬送部材 34  廃トナー排出口 35  シャッタ 36  スプリング 37  廃トナー回収容器 θ,ψ  角度 T5  廃トナー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像形成処理後の像担持体上に残留す
    る廃トナーを除去して回収する画像形成装置のクリーニ
    ング装置において、前記クリーニング装置の筐体の底部
    に、駆動源に接続して回転可能な駆動軸と、一端が該駆
    動軸に支持され、他端が廃トナー排出用の開口部に接続
    し、廃トナーを該開口部へ向けて移動させるフレキシブ
    ルなスパイラルスクリューとから成るトナー搬送手段を
    回転可能に設け、前記スパイラルスクリューの駆動部と
    廃トナー排出用開口部の各中心線のなす角度を100゜
    以下の傾斜角を有するように配置したことを特徴とする
    画像形成装置のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】  前記廃トナー排出用開口部を開閉自在
    に覆うシャッタ部材を移動可能に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】  前記開口部の下方には、廃トナー回収
    容器が前記クリーニング装置の筐体の底部下方の画像形
    成装置本体枠体内に着脱可能に設けられ、該廃トナー回
    収容器を前記本体枠体内の所定位置に挿入することによ
    り、前記シャッタ部材が押圧されて移動し、前記開口部
    を開放可能にしたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の画像形成装置のクリーニング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093824A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 粉体搬送装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2007093895A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Ricoh Co Ltd 粉体搬送装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
JP2015114398A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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