JPH0436454Y2 - - Google Patents

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JPH0436454Y2
JPH0436454Y2 JP9763084U JP9763084U JPH0436454Y2 JP H0436454 Y2 JPH0436454 Y2 JP H0436454Y2 JP 9763084 U JP9763084 U JP 9763084U JP 9763084 U JP9763084 U JP 9763084U JP H0436454 Y2 JPH0436454 Y2 JP H0436454Y2
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JP
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wheel
air cylinder
automobile
limit switch
speed measuring
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JP9763084U
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JPS6114378U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の実車走行計測試験に利用さ
れる、一般に第五輪装置と称せられている車輌速
度計測装置に関する。
[従来の技術] 従来、車輌速度計測装置としては、第5図に示
されるように、自動車11の後部バンパー13に
取付用ステー32をボルト止めすることによつ
て、自動車11に対して上下及び左右に傾動自在
に取付けられる第五輪7と、この第五輪7を路面
に密着させるために弾性的に下方へ押圧するダン
パー33を備えたものが知られている。
しかしながら、上記従来の車輌速度計測装置
は、第五輪7に無理な力が作用するおそれがある
場合に、装置の破損を防止するために人手でいち
いち第五輪7を持ち上げて自動車11を走行させ
なければならないという問題がある。このため、
車輌速度計測装置を用いる自動車11の実車走行
計測試験には、運転者以外にどうしても助手が必
要となつている。
例えば、自動車11を後退させたり急旋回させ
ると、第五輪7が急激に大きく振られ、第五輪7
に無理な力が加わつて装置が破損するおそれがあ
る。自動車11を後退させる場合は運転者が助手
にその旨を確実に指示できるが、後方で人が第五
輪7を持ち上げている状態で自動車11を後退さ
せるのは危険を伴なう。また、自動車11を旋回
させる場合、第五輪7を持ち上げる必要のある程
度の旋回であるか否かは運転者が勘によつて判断
せざるを得ないばかりか、自動車のスリツプ等思
わぬ装置破損を生じることもしばしばである。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、必要なときに第五輪を自動的に上げ
ることができるようにし、自動車の後退又は急旋
回時等における車輌速度計測装置の破損を人手に
よることなく確実に防止できるようにすることを
その解決すべき問題点とするもので、もつて車輌
速度計測装置を用いる実車走行計測試験の少人数
による実施を可能にすることを目的とするもので
ある。
[問題点を解決するための手段] 本考案において上記問題点を解決するために講
じられた手段は、自動車に対して上下及び左右に
傾動自在に取付けられる第五輪と、第五輪を上下
に傾動させることによつてこの第五輪を昇降可能
なエアシリンダーと、第五輪が自動車に対して左
右に一定角度以上振られると作動するリミツトス
イツチと、該リミツトスイツチの作動に対応して
エアシリンダーへのエアーの供給を制御してシリ
ンダーロツドを後退させることにより該シリンダ
ーロツドが枢着されているフレームを介して第五
輪を上げる機構とを有する車輌速度計測装置とす
ることである。
[作用] 本考案によれば、リミツトスイツチによつてエ
アシリンダーが作動される位置まで第五輪が振ら
れると、第五輪は、エアシリンダーによつて自動
的に上げられることになる。従つて、このエアシ
リンダーが作動する第五輪の振れ角度を適宜に定
めておけば、自動車の後退や急旋回によつて第五
輪が振られても自動的に第五輪は上げられてしま
うので、これによる装置の破損を人手に頼らず防
止することができる。また、第五輪はエアシリン
ダーによつて昇降されるので、第五輪が下げられ
ているときにはこのエアシリンダーのエアクツシ
ヨンによつて第五輪は弾性的に路面に密着される
ものである。
[実施例] 第1図及び第2図に示されるように、本車輌速
度計測装置1では、前端に位置するヘツドパイプ
2の後方に支持アーム3を突出させてその先端に
支持パイプ4を固定し、支持パイプ4に回転自在
にフオーク軸5が挿通されている。フオーク軸5
の下端には、上下に傾動自在にフレーム6が取付
けられていて、このフレーム6の後部に第五輪7
が回転自在に取付けられている。また、支持パイ
プ4の上部から突出しているフオーク軸5の頭部
にはエアシリンダー8が枢着されており、このエ
アシリンダー8のシリンダーロツド9はフレーム
6に枢着されている。従つて、フレーム6に取付
けられている第五輪7は、支持パイプ4内でフオ
ーク軸5を回転させることによつて左右に傾動自
在であると共に、エアシリンダー8で上下に傾動
させることによつて昇降可能なものとなつてい
る。10は塵避けのための蛇腹筒である。
特に第1図に示されるように、本車輌速度計測
装置1は、ヘツドパイプ2の上端及び下端を各々
自動車11に固定し、ヘツドパイプ2の前面に固
定されたアングル状の当て板12を自動車11の
バンパー13に掛けることによつて自動車11の
後部に取付けられるものである。ヘツドパイプ2
の上端は、角度調整板14及び取付軸15を介し
て、下面に吸盤16が取付けられた取付盤17に
よつて自動車11に固定されている。取付盤17
は、その吸盤16をトランクリツド18に吸着さ
せることによつて自動車11に取付けられている
ものである。また、ヘツドパイプ2の下端は、当
該下端に取付けられている2本のスプリング19
をV字形に引き伸し、その先端のフツク20(第
2図参照)を自動車11の下部に引掛けることに
よつて固定されている。
上記のようにして本車輌速度計測装置1を自動
車11に取付けるようにすると、その取付けに際
して自動車11に特別な加工を施す必要が無く、
自動車11を加工によつて傷付けなくて済むばか
りか取付作業も容易である。
更に第2図を参照しつつ説明すると、フオーク
軸5には機器板21が取付けられていて、そこに
はエアシリンダー8の作動を制御するための切換
弁22、電磁弁23及び例えばメカニカルバルブ
等の手動スイツチ24が設けられている。第五輪
7が直進状態にあるときは、切換弁22により、
エアシリンダー8基部のエア吸入口25aにエア
が供給され、これによつてシリンダーロツド9が
伸びて第五輪7が下される。そして、第五輪7
は、エアシリンダー8内のエアクツシヨンによつ
て弾性的に路面へ押付けられることになる。ま
た、第五輪7が自動車11に対して左右に一定角
度振られると、ヘツドパイプ2の上部に取付けら
れている例えばメカニカルバルブ等のリミツトス
イツチ26が入つて、切換弁22からエアシリン
ダー8前部のエア吸入口25bにエアが供給さ
れ、シリンダーロツド9が後退して第五輪7が上
げられる。電磁弁23は、これを自動車11内か
ら操作することによつてエアシリンダー8を作動
させ、第五輪7を上げ下げするためのもの、手動
スイツチ24は、作業者が自動車11外にいると
きに、手動でこれを操作することによつてエアシ
リンダー8を作動させ、第五輪7を上げ下げする
ためのものである。
更にリミツトスイツチ26の作動について説明
すると、第3図に示されるように、リミツトスイ
ツチ26のスイツチアーム27は、フオーク軸5
の頭部上へ延びている。フオーク軸5の頭部上に
は、回転したときにスイツチアーム27に当接す
る位置に、平面C字形の押圧片28が設けられて
いる。従つて、第五輪7が振られることによつて
フオーク軸5が回転すると、これによつて押圧片
28がスイツチアーム27を押してリミツトスイ
ツチ26が入られることになる。どの程度第五輪
7が振られたときにリミツトスイツチ26を入れ
るかは、押圧片28の開口部の広さを調節するこ
とによつて適宜に定めることができる。
次に、ヘツドパイプ2の上端の自動車11への
固定状態について更に説明すると、第4図に示さ
れるように、角度調整板14は円盤状を成すもの
で、中心孔29と、周縁に設けられた多数の調整
孔30とを有するものである。この角度調整板1
4は、後端が吸盤16を有する取付盤17に固定
された取付軸15の先端に固定されている。そし
て、ヘツドパイプ2の上部には、中心孔29と調
整孔30の間隔と等しい間隔で2つの取付孔31
が設けられていて、上方の取付孔31を中心孔2
9に合せかつ下方の取付孔31をいずれかの調整
孔30に合せて、各々ピンやボルト等を通すこと
によつてヘツドパイプ2を角度調整板14へ固定
できるようになつている。
上記のようにすると、自動車11のトランクリ
ツド18の傾斜が相違していても、ヘツドパイプ
2の下方の取付孔31をいずれの調整孔30に合
わせるかによつて、取付軸15とヘツドパイプ2
間の角度を自由に定められ、常にヘツドパイプ2
をほぼ垂直にして取付けることができる。従つ
て、自動車11の種類によつて取付けられなくな
るようなことが少なく、種々の車種に利用できる
利点がある。
[効果] 本考案によれば、第五輪が一定角度振られると
自動的に第五輪が上げられるので、自動車の後退
時や旋回時に人手によらず装置を破損から守るこ
とができ、人が第五輪を持ち上げた状態で自動車
を動かす必要がないので安全である。また、スリ
ツプ等の不慮の事態に対しても装置の保護が図れ
るばかりか、助手が不要となるので少人数による
実車走行計測試験が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る車輌速度計測
装置を自動車に取付けた状態の斜視図、第2図は
その主要部分の拡大図、第3図はリミツトスイツ
チの作動説明図、第4図はヘツドパイプ上端の自
動車への固定状態の説明図、第5図は従来の車輌
速度計測装置を自動車に取付けた状態の斜視図で
ある。 1……車輌速度計測装置、2……ヘツドパイ
プ、3……支持アーム、4……支持パイプ、5…
…フオーク軸、6……フレーム、7……第五輪、
8……エアシリンダー、9……シリンダーロツ
ド、10……蛇腹筒、11……自動車、12……
当て板、13……バンパー、14……角度調整
板、15……取付軸、16……吸盤、17……取
付盤、18……トランクリツド、19……スプリ
ング、20……フツク、21……機器板、22…
…切換弁、23……電磁弁、24……手動スイツ
チ、25a,25b……エア吸入口、26……リ
ミツトスイツチ、27……スイツチアーム、28
……押圧片、29……中心孔、30……調整孔、
31……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車に対して上下及び左右に傾動自在に取付
    けられる第五輪と、第五輪を上下に傾動させるこ
    とによつてこの第五輪を昇降可能なエアシリンダ
    ーと、この第五輪が自動車に対して左右に一定角
    度以上振られると作動するリミツトスイツチと、
    該リミツトスイツチの作動に対応してエアシリン
    ダーへのエアーの供給を制御してシリンダーロツ
    ドを後退させることにより該シリンダーロツドが
    枢着されているフレームを介して第五輪を上げる
    機構とを有することを特徴とする車輌速度計測装
    置。
JP9763084U 1984-06-30 1984-06-30 車輛速度計測装置 Granted JPS6114378U (ja)

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JP9763084U JPS6114378U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 車輛速度計測装置

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JP9763084U JPS6114378U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 車輛速度計測装置

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JPS6114378U JPS6114378U (ja) 1986-01-28
JPH0436454Y2 true JPH0436454Y2 (ja) 1992-08-27

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JP9763084U Granted JPS6114378U (ja) 1984-06-30 1984-06-30 車輛速度計測装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010133936A (ja) * 2008-10-09 2010-06-17 Robert Bosch Gmbh 車両駆動軸整列装置

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JPS6114378U (ja) 1986-01-28

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