JPH04364098A - 基板収納マガジン及び基板情報管理方法 - Google Patents
基板収納マガジン及び基板情報管理方法Info
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- JPH04364098A JPH04364098A JP3138711A JP13871191A JPH04364098A JP H04364098 A JPH04364098 A JP H04364098A JP 3138711 A JP3138711 A JP 3138711A JP 13871191 A JP13871191 A JP 13871191A JP H04364098 A JPH04364098 A JP H04364098A
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Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基板情報を書き込み、
読み出し可能に記憶する記憶手段を設けた基板収納マガ
ジン、及びそれを利用した基板情報管理方法や各種適用
装置に関するものである。
読み出し可能に記憶する記憶手段を設けた基板収納マガ
ジン、及びそれを利用した基板情報管理方法や各種適用
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、基板を電子部品実装ラインや実装
機単体などに供給する方法として、多数の基板を互いに
適当間隔を設けて積層状態で収納する基板収納マガジン
を用い、これを基板供給装置に供給して収納されている
基板を順次送り出し、また電子部品を実装された基板を
基板収納装置において基板収納マガジンに順次収納する
方法が知られている。
機単体などに供給する方法として、多数の基板を互いに
適当間隔を設けて積層状態で収納する基板収納マガジン
を用い、これを基板供給装置に供給して収納されている
基板を順次送り出し、また電子部品を実装された基板を
基板収納装置において基板収納マガジンに順次収納する
方法が知られている。
【０００３】そのような基板収納マガジン３１として、
図７に示すように、上下端板３２、３３間に固定ラック
３４と可動ラック３５を対向配置し、基板幅に応じてラ
ック３４、３５間の幅を調整できるようにしたものが知
られている。図７の基板収納マガジン３１において、可
動ラック３５は上下端においてその両側がそれぞれベル
ト３６に固定されて支持されており、両側のベルト３６
、３６は互いに噛み合った歯車３７、３７にて連動され
、上下のベルト３６、３６は連動軸３８にて連動され、
可動ラック３５の上下両側の４点が同期して移動し、い
ずれかのベルト３６を巻回したプーリ３９を適宜駆動手
段にて回転駆動することによってラック間隔を調整でき
るように構成されている。
図７に示すように、上下端板３２、３３間に固定ラック
３４と可動ラック３５を対向配置し、基板幅に応じてラ
ック３４、３５間の幅を調整できるようにしたものが知
られている。図７の基板収納マガジン３１において、可
動ラック３５は上下端においてその両側がそれぞれベル
ト３６に固定されて支持されており、両側のベルト３６
、３６は互いに噛み合った歯車３７、３７にて連動され
、上下のベルト３６、３６は連動軸３８にて連動され、
可動ラック３５の上下両側の４点が同期して移動し、い
ずれかのベルト３６を巻回したプーリ３９を適宜駆動手
段にて回転駆動することによってラック間隔を調整でき
るように構成されている。
【０００４】電子部品実装ラインに基板を供給し、実装
された基板を回収する際には、図８に示すように、この
基板を満載した基板収納マガジン３１を電子部品実装ラ
イン４１の始端に供給して、その基板を順次供給し、電
子部品実装ライン４１の終端から排出された基板を空の
基板収納マガジン３１内に収納し、回収している。また
、電子部品実装ライン４１を制御する制御部４２に対す
る制御情報は、供給する基板に対応して適宜別途の入力
手段にて入力している。
された基板を回収する際には、図８に示すように、この
基板を満載した基板収納マガジン３１を電子部品実装ラ
イン４１の始端に供給して、その基板を順次供給し、電
子部品実装ライン４１の終端から排出された基板を空の
基板収納マガジン３１内に収納し、回収している。また
、電子部品実装ライン４１を制御する制御部４２に対す
る制御情報は、供給する基板に対応して適宜別途の入力
手段にて入力している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に基板収納マガジン３１が単なる基板の収納治具として
機能するだけであるため、基板とその情報がそれぞれ別
系統で流れることになり、基板とその情報を対応させて
管理するのが困難で、互いに齟齬をきたす可能性がある
。そのため、信頼性の高い大規模な自動化システムを低
コストで達成するのが難しく、電子部品実装ラインや各
実装機における多品種少量生産の自動化や無人化を実現
して行く上で障害となっている。
に基板収納マガジン３１が単なる基板の収納治具として
機能するだけであるため、基板とその情報がそれぞれ別
系統で流れることになり、基板とその情報を対応させて
管理するのが困難で、互いに齟齬をきたす可能性がある
。そのため、信頼性の高い大規模な自動化システムを低
コストで達成するのが難しく、電子部品実装ラインや各
実装機における多品種少量生産の自動化や無人化を実現
して行く上で障害となっている。
【０００６】又、電子部品を実装した基板の修正時に、
各基板とその欠陥情報等の対応付けを人手によって行う
必要があり、かつ修正方法等も作業者が自らの知識や手
順書によって知る必要があり、熟練が必要でかつ手間が
かかるという問題があった。
各基板とその欠陥情報等の対応付けを人手によって行う
必要があり、かつ修正方法等も作業者が自らの知識や手
順書によって知る必要があり、熟練が必要でかつ手間が
かかるという問題があった。
【０００７】さらに、基板収納マガジンのラック間隔を
基板に合わせて調整する作業も自動化が困難であった。
基板に合わせて調整する作業も自動化が困難であった。
【０００８】本発明は上記従来の問題点に鑑み、基板収
納マガジン内の基板とその基板情報を一緒に流すことが
でき、信頼性の高い自動化を低コストで実現でき、多品
種少量生産の自動化や無人化を容易に実現し、また基板
の修正作業を簡単に行うことができ、さらに基板収納マ
ガジンのラック幅調整の自動化が可能となる基板収納マ
ガジン及び基板情報管理方法等を提供することを目的と
する。
納マガジン内の基板とその基板情報を一緒に流すことが
でき、信頼性の高い自動化を低コストで実現でき、多品
種少量生産の自動化や無人化を容易に実現し、また基板
の修正作業を簡単に行うことができ、さらに基板収納マ
ガジンのラック幅調整の自動化が可能となる基板収納マ
ガジン及び基板情報管理方法等を提供することを目的と
する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の基板収納マガジ
ンは、基板収納部と、基板の情報を書き込み及び読み出
し可能に記憶する記憶手段とを備えていることを特徴と
する。
ンは、基板収納部と、基板の情報を書き込み及び読み出
し可能に記憶する記憶手段とを備えていることを特徴と
する。
【００１０】又、本発明の基板情報管理方法は、収納し
た基板の処理に関する情報を記憶手段に書き込み、基板
処理時に記憶手段から処理情報を読み出すとともに処理
結果を記憶手段に書き込み、基板の管理データとして記
憶手段から処理結果を読み出すことを特徴とする。
た基板の処理に関する情報を記憶手段に書き込み、基板
処理時に記憶手段から処理情報を読み出すとともに処理
結果を記憶手段に書き込み、基板の管理データとして記
憶手段から処理結果を読み出すことを特徴とする。
【００１１】基板収納マガジンの記憶手段に対する情報
の書き込み又は読み出しを行う装置は、書込・読出ヘッ
ド部と、書込・読出ヘッド部による情報伝送を制御する
コントローラ部とを備えており、この基板情報書込・読
出装置が基板収納マガジンから基板を順次供給し、又は
基板収納マガジンに基板を順次収納する基板供給・収納
装置に搭載される。
の書き込み又は読み出しを行う装置は、書込・読出ヘッ
ド部と、書込・読出ヘッド部による情報伝送を制御する
コントローラ部とを備えており、この基板情報書込・読
出装置が基板収納マガジンから基板を順次供給し、又は
基板収納マガジンに基板を順次収納する基板供給・収納
装置に搭載される。
【００１２】また、基板実装装置や基板検査装置に、基
板情報書込・読出装置にて読み出された情報により実装
条件や検査条件の段取り替え又はその判定を行う制御手
段が設けられ、また実装結果や検査結果を、基板情報書
込・読出装置にて基板収納マガジンの記憶手段に書き込
むように制御する手段が設けられる。
板情報書込・読出装置にて読み出された情報により実装
条件や検査条件の段取り替え又はその判定を行う制御手
段が設けられ、また実装結果や検査結果を、基板情報書
込・読出装置にて基板収納マガジンの記憶手段に書き込
むように制御する手段が設けられる。
【００１３】また、修正部等に基板情報書込・読取装置
にて読み出された情報の出力手段が設けられる。
にて読み出された情報の出力手段が設けられる。
【００１４】更に、ラック幅を切り換え駆動するラック
幅切換駆動部と、基板情報書込・読取装置と、読み出し
た基板情報に基づいてラック幅切換駆動部を制御する制
御手段とを備えた基板収納マガジンのラック幅自動切換
装置が構成され、この基板供給・収納装置にこのラック
幅自動切換装置等に設けられる。
幅切換駆動部と、基板情報書込・読取装置と、読み出し
た基板情報に基づいてラック幅切換駆動部を制御する制
御手段とを備えた基板収納マガジンのラック幅自動切換
装置が構成され、この基板供給・収納装置にこのラック
幅自動切換装置等に設けられる。
【００１５】
【作用】本発明によれば、基板収納マガジンに書き込み
・読み出し可能に記憶する記憶手段を設けているので、
この記憶手段に基板収納マガジンに収納している基板に
関する情報を記憶させておき、実装、検査等の基板処理
に応じて基板供給・収納装置等においてその情報を読み
出し、又は書き込むことによって、基板収納マガジン内
の基板とその基板情報を一緒に流すことができ、信頼性
の高い自動化を低コストで実現でき、多品種少量生産の
自動化や無人化を容易に実現できる。
・読み出し可能に記憶する記憶手段を設けているので、
この記憶手段に基板収納マガジンに収納している基板に
関する情報を記憶させておき、実装、検査等の基板処理
に応じて基板供給・収納装置等においてその情報を読み
出し、又は書き込むことによって、基板収納マガジン内
の基板とその基板情報を一緒に流すことができ、信頼性
の高い自動化を低コストで実現でき、多品種少量生産の
自動化や無人化を容易に実現できる。
【００１６】また、修正部において、基板情報を読み出
して適切な修正方法に関する情報に変換してディスプレ
イ上に表示したり、プリントアウトして出力する出力手
段を設けることにより、基板の修正作業を正確かつ簡単
に行うことができる。
して適切な修正方法に関する情報に変換してディスプレ
イ上に表示したり、プリントアウトして出力する出力手
段を設けることにより、基板の修正作業を正確かつ簡単
に行うことができる。
【００１７】さらに、基板の幅情報を読み出して基板収
納マガジンのラック幅調整の自動化を図ることもできる
。
納マガジンのラック幅調整の自動化を図ることもできる
。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図６を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１９】図１において、１は基板収納マガジンであ
り、上下の端板２ａ、２ｂ間に固定ラック３と可動ラッ
ク４が対向して配置され、基板の幅に応じて可動ラック
４を移動調整してラック３、４間の幅を調整できるよう
に構成されている。可動ラック４はその上下端の両側部
がそれぞれ可動ラック４の移動方向に張設されたベルト
５に固定されて支持されており、両側のベルト５、５は
互いに噛み合った歯車６、６にて連動され、かつ上下の
ベルト５、５が連動軸７にて連動されることによって可
動ラック４の上下端両側部の４点が同期して移動し、そ
の結果可動ラック４が平行移動するように構成されてい
る。従って、いずれかのベルト５を巻回したプーリ８を
適宜駆動手段にて回転駆動することによって固定ラック
３と可動ラック４間のラック幅を調整できるように構成
されている。固定ラック３及び可動ラック４の対向面に
は、基板を互いに適当間隔を設けて上下に積層した状態
で保持するように、上下方向に適当ピッチで基板の両側
部を支持する保持溝９が形成されている。
り、上下の端板２ａ、２ｂ間に固定ラック３と可動ラッ
ク４が対向して配置され、基板の幅に応じて可動ラック
４を移動調整してラック３、４間の幅を調整できるよう
に構成されている。可動ラック４はその上下端の両側部
がそれぞれ可動ラック４の移動方向に張設されたベルト
５に固定されて支持されており、両側のベルト５、５は
互いに噛み合った歯車６、６にて連動され、かつ上下の
ベルト５、５が連動軸７にて連動されることによって可
動ラック４の上下端両側部の４点が同期して移動し、そ
の結果可動ラック４が平行移動するように構成されてい
る。従って、いずれかのベルト５を巻回したプーリ８を
適宜駆動手段にて回転駆動することによって固定ラック
３と可動ラック４間のラック幅を調整できるように構成
されている。固定ラック３及び可動ラック４の対向面に
は、基板を互いに適当間隔を設けて上下に積層した状態
で保持するように、上下方向に適当ピッチで基板の両側
部を支持する保持溝９が形成されている。
【００２０】固定ラック３の可動ラック４とは反対面に
書き込み、読み出し可能な記憶手段１０が必要時に取り
外し可能に装着されている。この記憶手段１０には、Ｉ
Ｃメモリカード、メモリパック、磁気テープ等を用いる
ことができる。
書き込み、読み出し可能な記憶手段１０が必要時に取り
外し可能に装着されている。この記憶手段１０には、Ｉ
Ｃメモリカード、メモリパック、磁気テープ等を用いる
ことができる。
【００２１】記憶手段１０に対する基板情報の書き込み
及び記憶手段１０からの基板情報の読み出しは、図２に
示すように、第一に基板情報管理部１１において行われ
る。
及び記憶手段１０からの基板情報の読み出しは、図２に
示すように、第一に基板情報管理部１１において行われ
る。
【００２２】即ち、基板収納マガジン１に収納された基
板に関する基板自身の情報及び実装条件や検査条件に関
する情報の記憶手段１０に対する書き込みが書込・読出
ヘッド部１２にて行われる。基板情報管理部１１にはこ
の書込・読出ヘッド部１２を制御するコントローラが内
蔵されている。また、必要な処理が施されて基板情報管
理部１１に戻ってきたときにも、基板収納マガジン１の
記憶手段１０から収納されている基板の処理結果等の情
報が同様に読み出される。
板に関する基板自身の情報及び実装条件や検査条件に関
する情報の記憶手段１０に対する書き込みが書込・読出
ヘッド部１２にて行われる。基板情報管理部１１にはこ
の書込・読出ヘッド部１２を制御するコントローラが内
蔵されている。また、必要な処理が施されて基板情報管
理部１１に戻ってきたときにも、基板収納マガジン１の
記憶手段１０から収納されている基板の処理結果等の情
報が同様に読み出される。
【００２３】基板を収納され、実装条件や検査条件等を
記憶された基板収納マガジン１は、図３に示すように、
実装ライン１３の始端における基板供給装置１５に搭載
され、収納している基板が１枚づつ順次実装ライン１３
に送り出され、この実装ライン１３を通過する間に基板
上に電子部品等が実装される。その際に、記憶手段１０
から書込・読出ヘッド部１２にて基板品種、シリアル・
ナンバー、収納数、レール幅、実装数、稼働させるＮＣ
プログラム等の実装条件や検査条件に関する情報が読み
出されて実装ライン１３の制御部１４に入力され、その
情報に基づいて実装ライン１３が制御される。そのため
、制御部１４にも書込・読出ヘッド部１２のコントロー
ラが内蔵されている。
記憶された基板収納マガジン１は、図３に示すように、
実装ライン１３の始端における基板供給装置１５に搭載
され、収納している基板が１枚づつ順次実装ライン１３
に送り出され、この実装ライン１３を通過する間に基板
上に電子部品等が実装される。その際に、記憶手段１０
から書込・読出ヘッド部１２にて基板品種、シリアル・
ナンバー、収納数、レール幅、実装数、稼働させるＮＣ
プログラム等の実装条件や検査条件に関する情報が読み
出されて実装ライン１３の制御部１４に入力され、その
情報に基づいて実装ライン１３が制御される。そのため
、制御部１４にも書込・読出ヘッド部１２のコントロー
ラが内蔵されている。
【００２４】なお、実装ライン１３には、基板表面に電
子部品を装着する装着機、基板の挿入穴に電子部品のリ
ードやジャンパ線を挿入する挿入機、クリーム半田等の
印刷機、リフロー装置、塗布装置、印刷状態や装着状態
や半田付け状態の検査装置等の内の１又は複数の装置が
配設されている。
子部品を装着する装着機、基板の挿入穴に電子部品のリ
ードやジャンパ線を挿入する挿入機、クリーム半田等の
印刷機、リフロー装置、塗布装置、印刷状態や装着状態
や半田付け状態の検査装置等の内の１又は複数の装置が
配設されている。
【００２５】実装ライン１３にて所定の実装処理の終了
した基板は実装ライン１３から排出され、基板収納装置
１６に搭載された基板収納マガジン１に順次収納される
。その際に、各基板についての実装結果が制御部１４に
て書込・読出ヘッド部１２を介して基板収納マガジン１
の記憶手段１０に記憶される。
した基板は実装ライン１３から排出され、基板収納装置
１６に搭載された基板収納マガジン１に順次収納される
。その際に、各基板についての実装結果が制御部１４に
て書込・読出ヘッド部１２を介して基板収納マガジン１
の記憶手段１０に記憶される。
【００２６】また、実装ライン１３中の実装機や検査機
等においては、図４に示すように、その処理結果に応じ
て基板が良品と不良品に分けられ、良品はそのまま次の
工程に移送され、不良品は分離して不良品ストッカ１７
に向けて搬送され、一時貯留される基板収納マガジン１
に収納される。その際、実装機や検査機の制御部から各
基板の不良データがコントローラ１８にて読み出され、
書込・読出ヘッド部１２にて不良品用の基板収納マガジ
ン１の記憶手段１０に書き込まれる。
等においては、図４に示すように、その処理結果に応じ
て基板が良品と不良品に分けられ、良品はそのまま次の
工程に移送され、不良品は分離して不良品ストッカ１７
に向けて搬送され、一時貯留される基板収納マガジン１
に収納される。その際、実装機や検査機の制御部から各
基板の不良データがコントローラ１８にて読み出され、
書込・読出ヘッド部１２にて不良品用の基板収納マガジ
ン１の記憶手段１０に書き込まれる。
【００２７】不良品ストッカ１７に一時貯蔵された基板
収納マガジン１は順次修正部１９に移送されて修正の可
能なものは修正が行われる。その際にも、基板収納マガ
ジン１の記憶手段１０に記憶されている各基板の不良デ
ータが書込・読出ヘッド部１２を介してコントローラ２
０にて読み出されるとともに、このコントローラ２０に
てデータ処理されて各基板毎の不良箇所、不良内容、修
正方法、修正手順、修正時の注意事項等が表示装置２１
に表示され、又はそれらのデータがプリントアウトされ
る。かくして、熟練作業者でなくても、表示出力された
これらの修正用のデータに基づいて容易にかつ効率的に
正確な修正が行われる。
収納マガジン１は順次修正部１９に移送されて修正の可
能なものは修正が行われる。その際にも、基板収納マガ
ジン１の記憶手段１０に記憶されている各基板の不良デ
ータが書込・読出ヘッド部１２を介してコントローラ２
０にて読み出されるとともに、このコントローラ２０に
てデータ処理されて各基板毎の不良箇所、不良内容、修
正方法、修正手順、修正時の注意事項等が表示装置２１
に表示され、又はそれらのデータがプリントアウトされ
る。かくして、熟練作業者でなくても、表示出力された
これらの修正用のデータに基づいて容易にかつ効率的に
正確な修正が行われる。
【００２８】その後、回収された基板収納マガジン１を
再使用する際に、収納される基板の幅が異なることがあ
り、その場合にはラック幅を調整する必要がある。その
時には、図５に示すように、基板収納マガジン１をラッ
ク幅調整装置２２に送り込み、図１における任意のプー
リ８を適当な駆動手段にて回転させることによって可動
ラック４を必要量移動させ、固定ラック３と可動ラック
４の間の間隔を所望値に設定される。この際にも、記憶
手段１０に記憶されている基板の幅データをコントロー
ラ２３にて書込・読出ヘッド部１２を介して読み出し、
駆動手段の制御量に換算して駆動手段を制御することに
よって自動的に所望のラック幅に調整される。
再使用する際に、収納される基板の幅が異なることがあ
り、その場合にはラック幅を調整する必要がある。その
時には、図５に示すように、基板収納マガジン１をラッ
ク幅調整装置２２に送り込み、図１における任意のプー
リ８を適当な駆動手段にて回転させることによって可動
ラック４を必要量移動させ、固定ラック３と可動ラック
４の間の間隔を所望値に設定される。この際にも、記憶
手段１０に記憶されている基板の幅データをコントロー
ラ２３にて書込・読出ヘッド部１２を介して読み出し、
駆動手段の制御量に換算して駆動手段を制御することに
よって自動的に所望のラック幅に調整される。
【００２９】なお、このラック幅調整装置２２は単独で
設置してもよいが、基板の流れに応じて実装ライン１３
の前後や途中に配設される基板供給装置や基板収納装置
に適宜に搭載される。
設置してもよいが、基板の流れに応じて実装ライン１３
の前後や途中に配設される基板供給装置や基板収納装置
に適宜に搭載される。
【００３０】次に、基板を収納した基板収納マガジン１
の典型的な流れについて、図６のフローチャートを参照
して説明する。基板情報管理部１１にて指定された生産
計画に基づいて所定の基板を準備して基板収納マガジン
１に収納し（ステップ＃１）、記憶手段１０にその基板
に対する実装条件や検査条件等の基板情報を書込・読出
ヘッド部１２にて書き込む（ステップ＃２）。この基板
収納マガジン１を実装機へ搬送し（ステップ＃３）、次
に実装機の制御部１４が記憶手段１０から実装条件を読
み出し（ステップ＃４）、実装条件が同じかどうか判定
し（ステップ＃５）、同じでない場合は実装条件の切換
設定を行い（ステップ＃６）、その後実装動作を行う（
ステップ＃７）。
の典型的な流れについて、図６のフローチャートを参照
して説明する。基板情報管理部１１にて指定された生産
計画に基づいて所定の基板を準備して基板収納マガジン
１に収納し（ステップ＃１）、記憶手段１０にその基板
に対する実装条件や検査条件等の基板情報を書込・読出
ヘッド部１２にて書き込む（ステップ＃２）。この基板
収納マガジン１を実装機へ搬送し（ステップ＃３）、次
に実装機の制御部１４が記憶手段１０から実装条件を読
み出し（ステップ＃４）、実装条件が同じかどうか判定
し（ステップ＃５）、同じでない場合は実装条件の切換
設定を行い（ステップ＃６）、その後実装動作を行う（
ステップ＃７）。
【００３１】次に、実装実績を制御部１４から読み出し
て記憶手段１０に書き込んだ後（ステップ＃８）、検査
機に搬送し（ステップ＃９）、同様に検査条件を読み出
し（ステップ＃１０）、検査条件が同じかどうか判定し
（ステップ＃１１）、同じでない場合は検査条件の切換
設定を行い（ステップ＃１２）、検査を行う（ステップ
＃１３）。
て記憶手段１０に書き込んだ後（ステップ＃８）、検査
機に搬送し（ステップ＃９）、同様に検査条件を読み出
し（ステップ＃１０）、検査条件が同じかどうか判定し
（ステップ＃１１）、同じでない場合は検査条件の切換
設定を行い（ステップ＃１２）、検査を行う（ステップ
＃１３）。
【００３２】検査結果に応じて良品と不良品を別の基板
収納マガジン１にそれぞれ収納し、それぞれの検査結果
を記憶手段１０に書き込む（ステップ＃１４）。良品の
基板収納マガジン１は基板情報管理部１１へ搬送し（ス
テップ＃１５、１６）、記憶手段１０から基板情報を読
み出し、データベースに格納する（ステップ＃１７）。 一方、不良品の基板収納マガジン１は修正部１９へ搬送
し（ステップ＃１５、１８）、検査結果をコントローラ
２０にて読み出し（ステップ＃１９）、そのデータを処
理して基板毎に修正箇所、項目、修正手順等を表示手段
２１に表示し（ステップ＃２０）、作業者がその表示を
見て要領良く正確な修正を行い（ステップ＃２１）、そ
の修正結果を記憶手段１０に書き込んだ後（ステップ＃
２２）、この基板収納マガジン１を基板情報管理部へ搬
送し（ステップ＃１６）、上記と同様にその情報がデー
タベースに格納する。
収納マガジン１にそれぞれ収納し、それぞれの検査結果
を記憶手段１０に書き込む（ステップ＃１４）。良品の
基板収納マガジン１は基板情報管理部１１へ搬送し（ス
テップ＃１５、１６）、記憶手段１０から基板情報を読
み出し、データベースに格納する（ステップ＃１７）。 一方、不良品の基板収納マガジン１は修正部１９へ搬送
し（ステップ＃１５、１８）、検査結果をコントローラ
２０にて読み出し（ステップ＃１９）、そのデータを処
理して基板毎に修正箇所、項目、修正手順等を表示手段
２１に表示し（ステップ＃２０）、作業者がその表示を
見て要領良く正確な修正を行い（ステップ＃２１）、そ
の修正結果を記憶手段１０に書き込んだ後（ステップ＃
２２）、この基板収納マガジン１を基板情報管理部へ搬
送し（ステップ＃１６）、上記と同様にその情報がデー
タベースに格納する。
【００３３】かくして、基板収納マガジン１の単位での
生産コントロールを容易にかつ低コストで実現でき、生
産性が向上する。また、検査工程後の良品基板及び不良
品基板の情報も容易に管理、把握することができ、また
不良品基板の修正も容易に行うことができる。
生産コントロールを容易にかつ低コストで実現でき、生
産性が向上する。また、検査工程後の良品基板及び不良
品基板の情報も容易に管理、把握することができ、また
不良品基板の修正も容易に行うことができる。
【００３４】なお、上記実施例では基板収納マガジンと
して、駆動手段にて可動ラック移動調整できるものを例
示したが、ラック幅の自動調整を行わない場合には、手
作業でラック幅を調整するものやラック幅が固定された
基板収納マガジンにも本発明を適用できることは言うま
でもない。
して、駆動手段にて可動ラック移動調整できるものを例
示したが、ラック幅の自動調整を行わない場合には、手
作業でラック幅を調整するものやラック幅が固定された
基板収納マガジンにも本発明を適用できることは言うま
でもない。
【００３５】
【発明の効果】本発明によれば、基板収納マガジンに書
き込み・読み出し可能に記憶する記憶手段を設けている
ので、この記憶手段に基板収納マガジンに収納している
基板に関する情報を記憶させておき、実装、検査等の基
板処理に応じて基板供給・収納装置等においてその情報
を読み出し、又は書き込むことによって、基板収納マガ
ジン内の基板とその基板情報を一緒に流すことができ、
信頼性の高い自動化を低コストで実現でき、多品種少量
生産の自動化や無人化を容易に実現できる。
き込み・読み出し可能に記憶する記憶手段を設けている
ので、この記憶手段に基板収納マガジンに収納している
基板に関する情報を記憶させておき、実装、検査等の基
板処理に応じて基板供給・収納装置等においてその情報
を読み出し、又は書き込むことによって、基板収納マガ
ジン内の基板とその基板情報を一緒に流すことができ、
信頼性の高い自動化を低コストで実現でき、多品種少量
生産の自動化や無人化を容易に実現できる。
【００３６】また、修正部において、基板情報を読み出
して適切な修正方法に関する情報に変換してディスプレ
イ上に表示したり、プリントアウトして出力する出力手
段を設けることにより、基板の修正作業を簡単に行うこ
とができる。
して適切な修正方法に関する情報に変換してディスプレ
イ上に表示したり、プリントアウトして出力する出力手
段を設けることにより、基板の修正作業を簡単に行うこ
とができる。
【００３７】さらに、基板の幅情報を読み出して基板収
納マガジンのラック幅調整の自動化を図ることもできる
等の効果を発揮する。
納マガジンのラック幅調整の自動化を図ることもできる
等の効果を発揮する。
【図１】本発明の一実施例における基板収納マガジンの
斜視図である。
斜視図である。
【図２】基板情報管理部において基板情報を記憶手段に
書き込み又は読み出す工程の説明図である。
書き込み又は読み出す工程の説明図である。
【図３】実装ラインに対して基板を供給し、収納する工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図４】基板に対する実装又は検査後の修正工程の説明
図である。
図である。
【図５】基板収納マガジンのラック幅調整工程の説明図
である。
である。
【図６】基板とその情報処理の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
【図７】従来の基板収納マガジンの斜視図である。
【図８】従来の基板収納マガジンによる基板の供給・収
納方法の説明図である。
納方法の説明図である。
１ 基板収納マガジン
３ 固定ラック
４ 可動ラック
１０ 記憶手段
１１ 基板情報管理部
１２ 書込・読出ヘッド部
１３ 実装ライン
１４ 制御部
１５ 基板供給装置
１６ 基板収納装置
１８ コントローラ
１９ 修正部
２０ コントローラ
２１ 表示手段
２２ ラック幅調整装置
２３ コントローラ
Claims (11)
- 【請求項１】 基板収納部と、基板の情報を書き込み
及び読み出し可能に記憶する記憶手段とを備えているこ
とを特徴とする基板収納マガジン。 - 【請求項２】 基板収納マガジンの基板収納部に基板
を収納し、収納した基板の処理に関する情報を基板収納
マガジンに設けられた書き込み及び読み出し可能な記憶
手段に書き込み、基板処理時に記憶手段から処理情報を
読み出すとともに処理結果を記憶手段に書き込み、基板
の管理データとして記憶手段から処理結果を読み出すこ
とを特徴とする基板情報管理方法。 - 【請求項３】 請求項１記載の基板収納マガジンの記
憶手段に対して情報の書き込み又は読み出しを行うため
の書込・読出ヘッド部と、書込・読出ヘッド部による情
報伝送を制御するコントローラ部とを備えていることを
特徴とする基板情報書込・読取装置。 - 【請求項４】 基板収納マガジンから基板を順次供給
し、又は基板収納マガジンに基板を順次収納する基板供
給・収納装置において、請求項３記載の基板情報書込・
読取装置を搭載したことを特徴とする基板供給・収納装
置。 - 【請求項５】 請求項３記載の基板情報書込・読取装
置にて読み出された情報により実装条件の段取り替え又
はその判定を行う制御手段を備えたことを特徴とする基
板実装装置。 - 【請求項６】 請求項３記載の基板情報書込・読取装
置にて読み出された情報により検査条件の段取り替え又
はその判定を行う制御手段を備えたことを特徴とする基
板検査装置。 - 【請求項７】 実装結果を、請求項３記載の基板情報
書込・読出装置にて基板収納マガジンの記憶手段に書き
込むように制御する手段を備えたことを特徴とする基板
実装装置。 - 【請求項８】 検査結果を、請求項３記載の基板情報
書込・読出装置にて基板収納マガジンの記憶手段に書き
込むように制御する手段を備えたことを特徴とする基板
検査装置。 - 【請求項９】 請求項３記載の基板情報書込・読取装
置にて読み出された情報の出力手段を備えたことを特徴
とする基板情報出力装置。 - 【請求項１０】 基板収納マガジンのラック幅を切り
換え駆動するラック幅切換駆動部と、請求項３記載の基
板情報書込・読取装置と、読み取った基板情報に基づい
てラック幅切換駆動部を制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする基板収納マガジンのラック幅自動切換装
置。 - 【請求項１１】 請求項１０記載のラック幅自動切換
装置を備えたことを特徴とする基板供給・収納装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3138711A JP2971984B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 基板収納マガジン及び基板情報管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3138711A JP2971984B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 基板収納マガジン及び基板情報管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04364098A true JPH04364098A (ja) | 1992-12-16 |
| JP2971984B2 JP2971984B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=15228346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3138711A Expired - Lifetime JP2971984B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 基板収納マガジン及び基板情報管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2971984B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014041894A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Panasonic Corp | 基板供給装置および基板供給方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005006190A1 (ja) | 2003-07-11 | 2005-01-20 | Fujitsu Limited | ラック管理システム，管理端末，構成記録装置およびラック装置 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3138711A patent/JP2971984B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014041894A (ja) * | 2012-08-22 | 2014-03-06 | Panasonic Corp | 基板供給装置および基板供給方法 |
| CN103635070A (zh) * | 2012-08-22 | 2014-03-12 | 松下电器产业株式会社 | 基板供给装置及基板供给方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2971984B2 (ja) | 1999-11-08 |
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