JPH04363632A - 照明測定方法および測光車 - Google Patents

照明測定方法および測光車

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JPH04363632A
JPH04363632A JP24628291A JP24628291A JPH04363632A JP H04363632 A JPH04363632 A JP H04363632A JP 24628291 A JP24628291 A JP 24628291A JP 24628291 A JP24628291 A JP 24628291A JP H04363632 A JPH04363632 A JP H04363632A
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Makoto Yonenaga
三須 秀樹
Shiyuu Doukai
米長 信
Shigeyuki Tokunaga
周 百海
徳永 重行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定間隔に配置された
例えば空港照明灯の照明測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のたとえば滑走路に所定間
隔に配置された滑走路灯、中心線灯などの空港照明灯の
照明測定方法としては、空港全体を例えば4つのブロッ
クに分け各ブロック毎に複数の照明装置を設置場所から
取り外して、専用の照明測定装置で、各照明装置の照度
などを5点法等により、検査し再び元の状態に戻してい
る。そして、この検査は、国際民間航空機関(ICAO
)で定められた指針により、少なくとも3ケ月に1度行
なう必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように滑走路灯、中心線灯などを取り外す場合4000
m以上の滑走路の広い範囲から照明装置を取り外さなけ
ればならず煩雑であり、また、なんら問題のない照明装
置まで取り外すため、無駄な検査時間を費やし、測定の
効率が低いという問題を有している。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、簡単な操作で効率よく検査を行なうことができる照
明測定方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定間隔に配
置され、前後方向に対称的な光を照射する発光部を有し
た照明装置の照明測定方法であって、前記照明装置に沿
って移動しながら前記照明装置の手前方向の光出力のピ
ーク値を検出し、前記照明装置の中心から予め設定され
た前記所定距離前方に移動し、この移動された場所にて
前記照明装置の先方への照度を照度計にて測定するもの
である。
【0006】
【作用】本発明は、照明装置に沿って移動しながら前記
照明装置の手前方向の光軸の中心を検出し、手前方向の
発光部から前方に移動し、この移動された場所にて照明
装置の先方への発光部の照度を照度計にて測定すること
により、移動する動作のみで、照明装置を取り外すこと
なく、容易に効率よく照明装置の照度を測定する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0008】まず、図2を参照して航空灯火測光車1に
ついて説明する。この航空灯火測光車1は、右ハンドル
のワゴン車で、車体中央右側に、ステアリングホイール
2が取付けられ、このステアリングホイール2に対向し
て運転席3が設けられている。また、車体中央左側の助
手席の部分には、パーソナルコンピュータ4が搭載され
、このパーソナルコンピュータ4の後方には測定者席5
が設けられている。さらに、運転席3の後方でかつ測定
者席5の近傍には、多チャンネルデジタル波形記録装置
6、計測制御盤7およびプリンタ8が搭載されている。 またさらに、車両の後部には、インターフェイス盤9が
搭載されている。
【0009】また、この航空灯火測光車1の前面部には
受光器としての複数の輝度計11がバンパの前方に突出
して取付けられた取付部12に取付けられ、後面部には
受光器群13としての複数の照度計14がフレーム15
に取付けられている。そして、これらの輝度計11およ
び照度計14は測定時中には、図3および図4に示すよ
うに、進行方向に沿ってステアリングホイール2の略延
長線上に中心が位置し、右側に変位している。また、照
明装置の照射角度を考慮して、車両のやや下方に位置す
るようになっている。
【0010】ところが、受光器群13が車両の右側に変
位して位置されていると、車両の中心と受光器群13の
中心とが異なるため、後退時に、図6に示すように、受
光器群13を車庫Gにぶつけたりする。また、受光器群
13が車両より下方に突出しているため、図7に示すよ
うに、坂道走行時に受光器群13の下部を路面に接触さ
せたりし、受光器群13を損傷するおそれがある。
【0011】このため、受光器群13のフレーム15に
図示しないレールを取り付け、このレール上にフレーム
15を摺動させて上下、左右方向に移動自在にし、非測
定時の受光器群13は測定時の受光器群13の位置とは
異ならせ、図5に示すように、航空灯火測光車1の車両
の中央の収納位置に位置させる。また、測定時の位置お
よび非測定時の収納位置に対応してストッパを設け、自
動的にフレーム15の位置合わせを行なうことができる
ようにする。 なお、このフレーム15の移動は、油圧などにより自動
的に移動させるようにしてもよい。
【0012】一方、測光作業は、外光の影響や航空機の
運航を考慮して、夜間に行なう必要がある。このため、
埋込形の照明装置である滑走路中心線灯RCの場合は、
航空灯火測光車1が滑走路中心線灯RCを乗り越えなが
ら測定するので、航空灯火測光車1のヘッドライトを点
灯しない状態で、滑走路中心線灯RC自体の光を頼りに
ある程度の直線走行が可能であるが、地表面から突出し
ている地上型の滑走路灯RWの場合は、航空灯火測光車
1が滑走路灯RWに接触しない程度の距離は離れて走行
しなければならず、航空灯火測光車1のヘッドライトを
点灯する必要がある。したがって、ヘッドライトの滑走
路からの反射によるノイズの影響を考慮して、受光器群
13は、航空灯火測光車1の後面部に設置している。
【0013】また、滑走路中心線灯RCの真上を航空灯
火測光車1の中心に合わせるのは、非常に難しいため、
進行方向に沿って略ステアリングホイール2の延長線上
に中心に、輝度計11および照度計14の中心をオフセ
ットして位置させている。
【0014】さらに、この航空灯火測光車1は、シャフ
トの回転速度に応じて出力される車両の速度計に出力さ
れる速度パルスを用いて、走行距離を算出している。
【0015】次に、輝度計11について説明する。この
輝度計11は、たとえばシリコン(Si)素子からなる
4つの輝度センサ11a ,11b ,11c ,11
d を有している。そして、輝度センサ11a ,11
d は、それぞれ右側、左側の滑走路灯RWの手前側の
光軸の中心を検出し、中央の輝度センサ11c ,11
b は、いずれも滑走路中心線灯RCの手前側の発光部
を検出する。
【0016】また、滑走路中心線灯RCあるいは図示し
ない誘導路中心線灯などの埋込形の照明装置は、副光柱
範囲を含めても概ね0度から10度の範囲にしか光を照
射しない設計がされているので、光軸を検知するには、
光軸方向である進行方向真正面からエイミングし、かつ
、光を照射している角度にエイミングする必要がある。 一方、距離の起点を検出する点から考えると、エイミン
グ角は大きければ大きいほど、航空灯火測光車1の上下
方向の振動による誤差を小さくできる。すなわち、極端
に考えると、滑走路中心線灯RCの真上からエイミング
できれば、誤差は最小限に抑えることができる。そこで
、相反する両者の条件の調和点として、輝度センサ11
b ,11c は、進行方向に沿って略ステアリングホ
イール2の延長線上に中心に、かつ、エイミング角の基
本設計値を、水平角0度、鉛直角15度にしている。な
お、輝度センサ11b ,11c は、図示しない微動
台上に設置し、エイミング角を可動にしている。
【0017】さらに、滑走路灯RWなどの地上型の照明
装置の光を検知するには、光軸方向である進行方向より
2度偏位させた方向からエイミングするのが望ましいが
、航空灯火測光車1の左右方向のぶれによる距離検出の
誤差、および、滑走路灯RWは比較的広い範囲に光を照
射していることを考慮すると、多少角度を広く取っても
検知を行なえる。そこで、輝度センサ11a ,11d
 は、左右方向いずれの方向の滑走路灯RWの検出を行
なうため、輝度センサ11b ,11c の両側に配設
し、エイミング角の基本設計値を、水平角34度、鉛直
角10度にしている。なお、輝度センサ11a ,11
d も、輝度センサ11b ,11c と同様に、図示
しない微動台上に設置し、エイミング角を可動にしてい
る。
【0018】なお、11e は、地上型灯器の発光部で
あり、図8ないし図10に示すような一端が略球状の角
柱をなしている。図11はこの発光部を輝度センサから
見た図で示し、輝度センサには、前面に細長矩形状のア
パーチャ11f が取付けられている。
【0019】なお、輝度センサ11a ,11b ,1
1c ,11d からの出力波形は、輝度センサ11a
,11b ,11c ,11d の設置位置、エイミン
グ角とともに距離検知に大きく影響を与える。この出力
波形は、主として、照明装置のエイミンング方向からみ
たときの輝度、発光面積、車両のスピードおよび輝度セ
ンサ11a ,11b ,11c ,11d の測定立
体角となるアパーチャの立体角によって決定される。ま
た、輝度センサ11a ,11b ,11c ,11d
 からの出力は、大きければ大きいほど照明装置の検出
は容易となり、波形が尖鋭であればあるほど、距離検知
の誤差は小さくなる。輝度計は、シリコン素子上に結像
されたアパーチャ11f 内の像の明るさをアパーチャ
11f 内で平均する構造になっているので、出力を大
きくするには、照明装置の発光面積に対する面積比はで
きるだけ小さくする必要があり、また、照明装置の発光
面積に対する面積比を小さくすることにより、波形を尖
鋭にすることができる。しかしながら、アパーチャ11
f の面積を小さくすると、航空灯火測光車1が左右に
ぶれた場合、照明装置の光を拾えないことがある。
【0020】そこで、波形の尖鋭と光の読み落としを考
慮し、滑走路中心線灯RCあるいは図示しない誘導路中
心線灯などの埋込形の照明装置に関しては、距離検知の
誤差を最小に抑えるために、航空灯火測光車1の進行方
向に対するアパーチャ11f の長さは最小限に抑え、
航空灯火測光車1が左右に多少ずれても照明装置の光を
拾えるように、アパーチャ11は横方向に長手方向を配
設し、航空灯火測光車1の左右方向に対するアパーチャ
の長さを最大限にしている。一方、滑走路灯RWのよう
な地上型の照明装置に関しては、距離検知の誤差を最小
に抑えるために、左右方向に対するアパーチャ11f 
の長さは最小限に抑え、航空灯火測光車1が上下に振動
しても照明装置の光を拾えるように、アパーチャ11f
 は高さ方向に長手方向を配設し、航空灯火測光車1の
高さ方向に対するアパーチャ11f の長さを最大限に
している。
【0021】次に、アパーチャ11f の短辺方向の視
野角について考える。アパーチャ11f の短辺方向の
視野角を決定するには、輝度センサ11a ,11b 
,11c ,11d のアナログ出力をサンプリングで
きる幅を確保すること、および、照明装置の位置検出誤
差を最小限に抑えられるように波形の幅を狭くすること
が必要であるが、いずれも相反することなので、輝度セ
ンサ11a ,11b ,11c ,11d のアナロ
グ出力をサンプリングできる幅を確保し、かつ、照明装
置の位置検出誤差を50mm以内にする条件で考える。
【0022】そして、視野角が0.2°のアパーチャ1
1f 、視野角が1°のアパーチャ11fおよび視野角
が2°のアパーチャ11f を用いた輝度センサからの
出力波形を、図12ないし図14を参照して説明する。 出力波形の幅は、図15に示す視野角が0.2°のアパ
ーチャ11f の場合は距離にして50から100mm
、時間にして6から12ms、図16に示す視野角が1
°のアパーチャ11f の場合は距離にして100から
200mm、時間にして12から24ms、図14に示
す視野角が2°のアパーチャ11f の場合は距離にし
て200から300mm、時間にして24から36ms
である。なお、図12ないし図14は、縦軸に輝度〔n
t〕、横軸に輝度センサ11a ,11b ,11c 
,11d の移動距離〔mm〕および航空灯火測光車1
を30km/hで走行させた場合の移動時間〔msec
〕を示している。
【0023】図12ないし図14の実験結果によれば、
図14に示す視野角が2°のアパーチャ11f の場合
は輝度の変化が滑らかなので、照明装置の中心を判定す
ることは、非常に困難である。一方、図12に示す視野
角が0.2°のアパーチャ11f の場合は、照明装置
の中心を容易に判断できるものの、尖鋭度が高すぎるた
め中心を見落とすおそれがあり、反対に、図13に示す
視野角が1度のアパーチャ11fの場合はやや尖鋭度が
低いので照明装置の中心を判定することはやや困難であ
る。したがって、アパーチャ11f の視野角は0.5
°前後が望ましいと考えられる。
【0024】また、輝度センサ11a ,11b ,1
1c ,11d のエイミング角に関しては、滑走路中
心線灯RCの光軸より大きい角度で行なう。本来であれ
ば、滑走路中心線灯RCの光軸は航空機の着陸の角度に
合わせて3.6°前後であるため、この3.6°前後の
エイミング角で測定を行なえば、最も高い出力が得られ
るはずである。
【0025】しかしながら、エイミング角の小さい状態
で航空灯火測光車1の車両が上下に振動すると誤差が非
常に大きくなる。すなわち、図17に示すように、輝度
センサ11a の高さhでエイミング角θとすると、輝
度センサ11a が航空灯火測光車1の車両の上下振動
でそれぞれ上方あるいは下方にΔh変位し、輝度センサ
11au,11adに位置したとする。
【0026】この場合、変位した輝度センサ11au,
11adの位置では、正規の輝度センサ11aの位置に
対して、滑走路中心線灯RCへの距離の誤差Δεは、Δ
ε=Δh/tanθ となり、滑走路中心線灯RCの照度の真値Eは、E=I
θcos3 θ/d2  となる。したがって、変位した輝度センサ11au,1
1adの位置での照度の誤測定値Ee は、 Ee =Iθcos3 θ/(d+Δε)2 となり、
照度の誤差Ea は、
【0027】
【0028】となる。ここで、Δh=30mm、d=5
000mm、θ=5°とすると、Δε=342.9mm
となり、変位した輝度センサ11auの位置の照度の誤
差Eaは、ー12%になる。
【0029】一方、θを15°にすると、Δε=112
.0mmとなるため、照度の誤差Eaは、ー4%になる
【0030】したがって、測定精度を±5%以内に抑え
るには、滑走路中心線灯RCの光軸の角度3.6°に1
0°を加えた15°程度の角度でエイミングする必要が
ある。
【0031】なお、滑走路中心線灯RCの光軸の角度5
°以外の一般の場合には、上記式より、 d2 /{d+Δh/tanθ)2 }ー1≦0.05
となるように、エイミング角θを設定すれば、照度の誤
差は5%以下に抑えることができる。
【0032】次に、受光器群13について図18を参照
して説明する。移動測定用のフレーム15は、上側の横
バー15a 、この上側の横バー15a に垂直に接続
された平行な3本の左側の縦バー15b 、中央の縦バ
ー15c および右側の縦バー15d からなるE型の
部分と、このE型の部分の下側に上側の横バー15a 
に対して平行な下側の横バー15e からなるI型の部
分で形成されている。そして、静止測定用の装置は、図
示しない水平バーは、7段階上下に移動させることによ
り5mの測光距離で水平角±10°、鉛直角2°ないし
8°の範囲を測定できるようになっている。また、この
水平バーには、11個の照度計が、等間隔で水平方向に
配設されている。
【0033】加えて、車輌を移動させることにより、前
記照明装置の水平角においては360°の測定が可能で
あり鉛直角においては前記照明装置の外径によっても異
なるが最大81°から限りなく0°に至るまで測定が可
能である。
【0034】左側の縦バー15b には上側から順次照
度計L7,L16 ,L14 ,L4,L12 ,L1
0 が取付けられ、中央の縦バー15c には上側から
順次照度計L8,L5が取付けられ、右側の縦バー15
d には上側から順次照度計L9,L17,L15 ,
L6,L13 ,L11 が取付けられ、下側の横バー
15e には左側から順次照度計L1,L18 ,L1
9 ,L20 ,L2,L21 ,L22 ,L23 
,L3が取付けられており、各照度計L1〜L23 は
矢印方向に50mmずつ移動可能で、左側の縦バー15
b および右側の縦バー15d は、それぞれ中央方向
に移動可能になっている。
【0035】また、航空灯火測光車1を移動させながら
測光を行なう移動計測場合は、照度計L1,L2,L3
,L4,L5,L6,L7,L8,L9にて滑走路中心
線灯RC、照度計L1,L10,L12 ,L4,L1
4 ,L16 ,L7にて左側の地上型の滑走路灯RW
、照度計L3,L11 ,L13 ,L6,L15 ,
L17 ,L9にて右側の地上型の滑走路灯RW、照度
計L1,L18 ,L19 ,L20 ,L2,L21
 ,L22 ,L23 ,L3にて誘導路中心線灯の測
光を行なう。
【0036】さらに、航空灯火測光車1を停止させて測
光を行なう静止計測場合は、照度計L1,L18 ,L
19 ,L20 ,L2,L21 ,L22 ,L23
 ,L3にて、滑走路末端灯、滑走路末端補助灯、埋込
型滑走路灯、地上型滑走路灯、滑走路中心線灯、接地帯
灯、高速離脱誘導路中心線灯または誘導路中心線灯の測
光を行なう。
【0037】また、測光システムを図19に示すブロッ
ク図を参照して説明する。
【0038】図19において、21は計測コントローラ
で、この計測コントローラ21は、輝度計11および照
度計14のセレクト、レンジ切り替え、データサンプリ
ングトリガ発生など計測の制御を行ない、発光ダイオー
ド22、スイッチ23および表示器24が取付けられ、
整流用のダイオードを介して交流電源に接続されている
。また、各照度計L1〜L23 は、移動計測時と静止
計測時とでは、各データの信頼性を高めるために、レス
ポンス時間を異ならせて設定している。
【0039】さらに、この計測コントローラ21は、輝
度センサ11a ,11b ,11c ,11d で受
光する照明装置の光色によって照度の出力が変わらない
ように、あらかじめ輝度センサ11a ,11b ,1
1c ,11d で受光する照明装置の光色、すなわち
白、黄色、赤などを設定しておき、輝度センサ11a 
,11b ,11c ,11d の受光のレンジを変化
させる。また、同様に、照度計L1〜L23 の受光の
レンジを変化させるようにする。
【0040】なお、輝度センサ11a ,11b ,1
1c ,11d の受光のレンジと照度計L1〜L23
 の受光のレンジとは、連動して変化させるようにして
もよく、あるいは、切り替え操作などにより、単独で変
化するように設定してもよい。
【0041】またさらに、計測コントローラ21は表1
に示すように、アナログ出力を行なえるようにしてもよ
い。
【0042】また、照度計14のアナログ出力である出
力電圧幅が同一であっても、照度計14の照度のレンジ
が異なると、照度が異なってしまう。したがって、照明
装置からの照度のみならず、レンジデータ、照明装置の
番号、測定ポイント番号、照明装置状態、測定データ状
態、距離データなどの計測データなどもアナログ出力に
する。
【0043】
【表1】
【0044】なお、照明器具の番号1〜999はアナロ
グ3桁で、ポイント番号1〜12はアナログ2桁で、レ
ンジ1〜5はアナログ1桁で表す。
【0045】このように、計測データをアナログ出力と
することにより、計測データの管理解析が容易に行なえ
る。
【0046】また、各照明装置の光色を照明装置の配列
とともに、あらかじめパーソナルコンピュータ4に入力
しておき、自動的に変化させるようにしてもよい。
【0047】さらに、計測コントローラ21には、イン
ターフェイス盤9が接続されている。そして、このイン
ターフェイス盤9は、輝度計11および照度計14を他
の機器とインターフェイスし、3つのインターフェイス
27,28,29を備えており、インターフェイス27
には移動測定用の照度計14が接続され、インターフェ
イス28には静止測定用の照度計14が接続され、イン
ターフェイス29には輝度計11が接続され、それぞれ
のインターフェイス27,28,29にはダイオード3
1,32,33,34を介して交流電源が接続されてい
る。また、インターフェイス27および計測コントロー
ラ21には、入力部36を介して移動測定用の照度計1
4のアナログ出力および付属データをデジタル化してメ
モリするアナライジングレコーダ本体37に接続されて
いる。
【0048】さらに、静止測定用の水平バー駆動制御部
41が取付けられている。この水平バー駆動制御部41
には、電源操作パネル42、スタート/ストップパネル
43、昇降操作パネル44、抵抗45、抵抗46、トラ
ンジスタ47、抵抗48、抵抗49およびトランジスタ
50などからなる駆動部51が接続されている。この駆
動部51は制御部52を介して水平バーモータ53が接
続されている。なお、制御部52は、12V用の自動車
バッテリなどにて駆動される。また、水平バーのレベル
を検出しポジション信号を出力するセンサ54が接続さ
れている。
【0049】また、航空灯火測光車1のシャフトに設け
られたエンコーダから出力されるパルスを出力する車速
センサ55が接続されている。
【0050】またさらに、パーソナルコンピュータ4に
は、拡張ユニット61が接続されている。この拡張ユニ
ット61にはアナライジングレコーダ本体37からデー
タを取り込むためのインターフェイスボード62、静止
測定用の照度計14にレンジ信号を送るI/Oポート6
3および静止測定用の照度計14のアナログ出力をアナ
ログ/デジタル変換するA/Dコンバータ64が設けら
れている。
【0051】さらに、計測コントローラ21には、パー
ソナルコンピュータ4およびプリンタ8が接続されてい
る。
【0052】次に、上記実施例の移動測定の際の基本的
動作について図1を参照して説明する。
【0053】まず、パーソナルコンピュータ4から計測
コントローラ21に照明装置の配列データ、計測のタイ
ミング、計測データ個数、照明装置位置検出用のアナロ
グスレッシュレベル、計測測定データなどの制御パラメ
ータを転送する。これらの制御パラメータは、パーソナ
ルコンピュータ4内にて、アジャスタブルな状態でたと
えばフレキシブルディスクに記憶し、データベースとし
て後の処理、あるいは、異なる条件での測定の際に簡単
に編集できるようになっている。
【0054】計測コントローラ21は、パーソナルコン
ピュータ4により測定された測定対象の照明装置の種類
に基づき、使用する輝度計11および照度計14を選択
する。
【0055】航空灯火測光車1を走行させ、測定を開始
したい照明装置の直前でスタートボタンを押しスタート
信号を出力する。
【0056】輝度計11が第1番目の照明装置による光
を検知すると、輝度計11からの出力に基づき、計測コ
ントローラ21が車速センサ55からの車速パルスを計
測し、照明装置の光軸を検知してから照明装置の真上を
通過するまでの車速パルスウエイトポイントを計測する
。なお、車速パルスは、約10cmで一発出力されるた
め、図1に示す2.5mの場合は、約25発のパルスを
計測する。
【0057】車速パルスウエイトポイントが約25発計
測、すなわちパーソナルコンピュータ4で設定された値
に達すると、再度、計測コントローラ21が車速センサ
55からの車速パルスを計測し、照度計14が照明装置
の真上から測定地点に達するまでの車速パルス測定ポイ
ントN1,N2,…,N12 までの計測を開始する。
【0058】計測値が、図20に示すように、パーソナ
ルコンピュータ4により設定された照度の測定ポイント
に相当する設定された値に達すると、計測コントローラ
21はアナライジングレコーダ本体37に、1.67m
sec間隔で6発のトリガパルスを送出し、6発めを送
出し終えると、次のポイントに置ける測定のためのレン
ジ信号を照度計14に送出する。なお、交流を位相制御
した場合、あるいは脈流の場合には、明滅周期がたとえ
ば10msecのため測定時刻によって照度値が異なる
。したがって、10msecの間に何発かのトリガパル
スを送出し得られたデータを平均することにより、平均
的な値をサンプリングするようにしている。
【0059】そして、トリガパルスを受信したアナライ
ジングレコーダ本体37は、9台の照度計のアナログ出
力のほかに、計測コントローラ21に記憶されているデ
ータを、計測コントローラ21内でデジタルアナログ変
換した照明装置の番号のアナログ出力、測定ポイントア
ナログ出力および照明装置の状態アナログ出力を、アナ
ログデジタル変換して、内部のRAMに記憶させる。
【0060】第2番目以降の照明装置の場合は、上記動
作を繰り返し、パーソナルコンピュータ4により指定し
た照明装置の数を終了するか、あるいは、途中でストッ
プボタンを操作して終了する。なお、図21に示すよう
に、航空灯火測光車1のぶれ、照明装置の球切れなどの
不点灯などで所定時間内に照明装置の位置を検知できな
かった場合は、1台前の照明装置に検知してからの車速
パルスカウント値をパーソナルコンピュータ4で設定し
た値、すなわち、照明装置間距離に達すると照明装置の
番号を1増やし、疑似的な計測を行なうようにしている
ので、照明装置の番号のずれは生じない。また、検知不
能の場合は、照明装置の状態アナログ信号として検知不
能の出力を行なうので、データ処理段階で判別できる。 これらのデータは、図22および図23に示すグラフ状
になる。なお、図22は地上型の滑走路灯RWの軌跡を
示し、図23は埋込型の滑走路中心線灯RCの軌跡を示
す。
【0061】そして、航空灯火測光車1を停止させて、
アナライジングレコーダ本体37からパーソナルコンピ
ュータ4にデータを転送する。このパーソナルコンピュ
ータ4は受け取ったデータのなかから不要なデータを破
棄し、必要なデータのみを加工する。
【0062】そうして、これらのデータは、最終的には
各照明装置ごとの配光データとされて、パーソナルコン
ピュータ4の配光データとして記憶される。
【0063】また、この移動測定時に停止し、任意の設
定ポイントで静止測定を行ない、データの信頼性を向上
させるようにしてもよい。すなわち、静止状態であれば
、航空灯火測光車1の車両の揺れがなくなり、正確なデ
ータとなるためである。なお、この静止の測定を行なう
場合には、各照度計L1〜L23 のレスポンス時間は
、移動測定時のレスポンス時間から静止測定時のレスポ
ンス時間に切り換え、適切なレスポンス時間に設定する
。したがって、同一目的の計測を、短い時間で行なうこ
とができる移動計測と、より正確な測定を行なうことが
できる静止計測との2種類で行なえるので、短い時間で
より正確な測定を行なうことができる。
【0064】さらに、図24に示すように、パーソナル
コンピュータ4は時分割により、図24(B)に示す測
定処理と、図24(C)に示すデータ処理とを交互に行
ない、データ処理を短い時間で終了するようにしてもよ
い。すなわち、測定処理を行なっている間は、パーソナ
ルコンピュータ4はとくに動作を行なっていないので、
測定処理の間の空き時間にデータ処理を行なうことによ
り、略並行処理となるのでデータ処理を短い時間で完了
できる。
【0065】またさらに、図25に示すように、受光器
14とパーソナルコンピュータ4との間に、A/D変換
ポートAD、I/OポートIOおよび直流電源DCとを
並列に接続し、データ処理の高速化および精度の向上を
図るようにしてもよい。すなわち、A/D変換ポートA
Dを介して受光器14からの入力を行なうことによりデ
ジタル入力されるためパーソナルコンピュータ4にて高
速処理を行なうことができ、I/OポートIOを介して
受光器からの入力を行なうことにより、測定用のレンジ
の切り換えを容易に行なうことができる。なお、照度の
値は、光度以上に距離の要因が大きいので、自動に照度
のレンジを変更する場合は、車速パルスのカウントに従
い行なう。また、レンジの切り換え後は、1〜2mse
c程度の安定時間の後にA/D変換を行なう。なお、パ
ーソナルコンピュータ4は、レンジを切り換えるパルス
数もメモリしているので、後処理を行なうこともできる
【0066】移動測定の際には、対象の照明装置以外の
環境光の補正をしなければならない。
【0067】しかしながら、移動測定は、航空灯火測光
車1を走行させながら測定を行なうため、図26に示す
エプロン照明による光、図27に示す測定対象以外の照
明装置の光などの環境光を排除することは、非常に難し
い。滑走路中心線灯RCまたは滑走路灯RWについては
、照度レベルが高いため、エプロン照明からの光は無視
できるものの、対象外の照明装置からの光は、無視でき
ない。
【0068】この補正方法としては、測定対象となる照
明装置と、その照明装置の後部に配設された照明装置群
による、前照度に対する測定対象となる照明装置のみの
照度の比を、補正係数として、測定値に掛け合わせる方
法が考えられる。なお、この場合、照度はある状態の照
明装置の配光データを基に求めた計算値による。
【0069】また、他の方法としては、対象となる照明
装置の光を遮断しておいて、環境光を測定し、測定値か
らこの環境光を差し引く方法が考えられる。
【0070】なお、これらの補正時には、月の有無、大
気透過率、照明装置のメインテナンス状態、照明装置の
設置位置を考慮しなければならない。
【0071】さらに、車速センサ55からの車速パルス
は、タイヤの空気圧、ガソリンの残量などにより微妙に
異なる場合が生じるので、精度を向上させる場合には、
図28に示す装置を用いてもよい。
【0072】この図28に示す装置は、車速パルス数を
計測するパルスカウンタPCを接続し、このパルスカウ
ンタPCに車速パルス数を表示するカウント値表示装置
CD、車速パルスを入力するエンコーダEN、車速パル
スの計測開始を設定するスタートボタンSTB および
車速パルスの計測終了を設定するストップボタンSPB
 が接続されている。
【0073】そして、あらかじめ設定されている2点間
たとえば500〜3000mの距離を、助走をつけて、
スタート地点でスタートボタンSTB を操作し、航空
灯火測光車1を直線走行させ、ストップ地点でストップ
ボタンSPB を操作し、車速パルス数をパルスカウン
タPCで計数し、このパルスカウンタPCで計数された
値が距離に対応する数であるか否かを測定する。このパ
ルスカウンタPCで測定された値と実際の走行距離とが
対応する場合は、車速パルスに誤差はない。一方、走行
距離とカウント数が異なる場合は、誤差を検出して、実
際の走行距離に対する車速パルスを算出し、補正係数と
する。そして、この補正係数をパーソナルコンピュータ
4に入力する。なお、この測定を定期的に行なうことに
より、車速パルスの誤差を常に吸収する。
【0074】次に、静止測定の際の基本的動作について
図29ないし図32に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0075】まず、航空灯火測光車1を測定位置に移動
させる(ステップ1)。そして、電源をオンし(ステッ
プ2)、パーソナルコンピュータ4にフレキシブルディ
スク等の記憶媒体をセットし(ステップ3)、MSーD
OSを起動し(ステップ4)、日付、時間を入力する(
ステップ5)。
【0076】また、BASICを起動し(ステップ6)
、メインのプログラムをロードし、実行する(ステップ
7)。そして、メインのプログラムを起動し(ステップ
8)、パーソナルコンピュータ4からフレキシブルディ
スクを抜き(ステップ9)、移動測定であるか、静止測
定であるかを判断する(ステップ10)。移動測定の場
合は、移動測定のモードを行なう(ステップ11)。
【0077】一方、静止測定の場合は、静止測定のモー
ドを行なう(ステップ12)。駆動制御部41の電源を
オンし(ステップ13)、航空灯火測光車1のステアリ
ングホイール2を照明装置の光軸の中心に合わせる(ス
テップ14)。
【0078】また、静止測定の際にも、対象の照明装置
以外の環境光の補正をしなければならない。
【0079】静止測定は、滑走路の全照明装置について
行なう性質のものではなく、測定頻度も高くないので、
測定そのものに時間を費やす方法を用いることができる
【0080】すなわち、まず、図33に示すように、対
象となる照明装置となる滑走路中心線灯RCにマスクを
した状態で環境光を測定し、次に、図34に示すように
、マスクを取り外した状態で測定し、差を求める方法で
ある。
【0081】このいずれかの状態を選択する(ステップ
16)。
【0082】次に、通し計測か、ステップ計測かを選択
するため、通し計測であるか否かを判断する(ステップ
17)。
【0083】通し計測である場合は、通し計測モードの
ランプを点灯させる(ステップ18)。
【0084】昇降操作パネル44の図示しないアップボ
タンを操作して(ステップ19)、水平バーを移動測定
用の受光器14に影響を与えない距離のホームポジショ
ン(P0)に戻す(ステップ20)。
【0085】次に、昇降操作パネル44の図示しない通
し計測指令ボタンを操作して(ステップ21)、水平バ
ーを次のポジション(Pn+1 )に下方にモータ53
により降駆動を開始し、このポジション(Pn+1 )
の位置信号を送信し、計測コントローラ21はスイッチ
54からの位置信号を受信する。この位置信号を受信す
ると計測コントローラ21は、水平バーの駆動を停止さ
せると同時に、パーソナルコンピュータ4に水平バーの
位置信号を送信するとともに、昇降操作パネル44の図
示しない位置表示ランプを点灯させる。(ステップ22
)。なお、パーソナルコンピュータ4は、位置信号を受
け取った時点で、静止測定用の照度計14にレンジ信号
を送出する。また、パーソナルコンピュータ4は、アナ
ログデジタルコンバータ64を介して照度計からのアナ
ログ信号を読み込み、適正レンジでないときは、レンジ
を変更し、再びアナログ出力を読み込む。得られたデー
タは照度データに加工されて記憶される。
【0086】パーソナルコンピュータ4は、計測中信号
を水平バー駆動制御部41に送信するとともに、昇降操
作パネル44の計測中の表示ランプを点灯させる(ステ
ップ23)。そして、計測を開始し(ステップ24)、
データ処理し(ステップ25)、処理データをパーソナ
ルコンピュータ4の表示画面に出力し(ステップ26)
、計測を終了する(ステップ27)。この後、パーソナ
ルコンピュータ4は、計測コントローラに計測OFF信
号を送信し、計測コントローラはこれを受信すると計測
中のランプを消灯し、バーを次のポジションに動かす(
ステップ28)。
【0087】そして、水平バーが、鉛直角8度の第一の
ポジション、鉛直角2度の第七のポジションまで、動作
を繰り返し行ない、すべての測定点が終了したか否かを
判断し(ステップ29)、すべての測定点が終了してい
ないときはステップ22に戻り、すべて終了していると
きは1回目の測定かあるいは2回目の測定かを判断する
ため2回目であるかを判断し(ステップ30)、1回目
であるときは2回目を行なうか否かを判断し(ステップ
31)、2回目を行なうときはステップ15に戻る。ス
テップ31で2回目を行なわないときは、ステップ30
で2回目の測定であると判断された場合とともに、2回
測定されたか否かを判断し(ステップ32)、2回の測
定が行われたときは、1回目と2回目とのデータの差を
取る(ステップ33)。
【0088】次に、処理データをセーブするか否かを判
断し(ステップ34)、セーブするときはパーソナルコ
ンピュータ4にフレキシブルディスクをセットし(ステ
ップ35)、処理データのセーブ操作を行ない(ステッ
プ36)、処理データをセーブする(ステップ37)。
【0089】また、処理データを出力するか否かを判断
し(ステップ38)、処理データを出力しない場合は、
処理データの出力操作を行ない(ステップ39)、処理
データを出力する(ステップ40)。そして、通し計測
モードのランプを消灯する(ステップ41)。
【0090】さらに、測定を行なうか否かを判断し(ス
テップ42)、測定を行なう場合にはステップ14に戻
り、測定を行なわない場合には、静止測定終了の操作を
行ない(ステップ43)、水平バー駆動制御部41の電
源をオフし(ステップ44)、終了する。
【0091】一方、ステップ17でステップ計測と判断
された場合は、ステップ計測モードのランプを点灯させ
る(ステップ51)。
【0092】昇降操作パネル44の図示しないアップボ
タンを操作して(ステップ52)、水平バーを移動測定
用の受光器14に影響を与えない距離のホームポジショ
ン(P0)に上昇する(ステップ53)。
【0093】パーソナルコンピュータ4は、位置信号を
受け取った時点で、静止測定用の照度計14にレンジ信
号を送出する。
【0094】次に、昇降操作パネル44の図示しないダ
ウンボタンを操作して(ステップ54)、水平バーを次
のポジション(Pn+1 )に下方にモータ53により
降駆動を開始し、このポジション(Pn+1 )の位置
信号を送信し、計測コントローラ21はスイッチ54か
らの位置信号を受信する。この位置信号を受信すると計
測コントローラ21は、水平バーの駆動を停止させると
同時に、パーソナルコンピュータ4に水平バーの位置信
号を送信するとともに、昇降操作パネル44の図示しな
い位置表示ランプを点灯させる。(ステップ55)。な
お、パーソナルコンピュータ4は、位置信号を受け取っ
た時点で、静止測定用の照度計14にレンジ信号を送出
する。また、パーソナルコンピュータ4は、アナログデ
ジタルコンバータ64を介して照度計からのアナログ信
号を読み込み、適正レンジでないときは、レンジを変更
し、再びアナログ出力を読み込む。得られたデータは照
度データに加工されて記憶される。
【0095】そして、昇降操作パネル44の図示しない
測定ボタンを操作して(ステップ56)、パーソナルコ
ンピュータ4は、計測中信号を水平バー駆動制御部41
に送信するとともに、昇降操作パネル44の計測中の表
示ランプを点灯させる(ステップ57)。そして、計測
を開始し(ステップ58)、データ処理し(ステップ5
9)、処理データをパーソナルコンピュータ4の表示画
面に出力し(ステップ60)、計測を終了する(ステッ
プ61)。この後、パーソナルコンピュータ4は、計測
中信号を停止し、昇降操作パネル44の計測中ランプを
消灯させる(ステップ62)。
【0096】そして、すべての測定点が終了したか否か
を判断し(ステップ63)、すべての測定点が終了して
いないときはステップ54に戻り、すべて終了している
ときは1回目の測定かあるいは2回目の測定かを判断す
るため2回目であるかを判断し(ステップ64)、1回
目であるときは2回目を行なうか否かを判断し(ステッ
プ65)、2回目を行なうときはステップ15に戻る。 ステップ31で2回目を行なわないときは、ステップ6
4で2回目の測定であると判断された場合とともに、2
回測定されたか否かを判断し(ステップ66)、2回の
測定が行われたときは、1回目と2回目とのデータの差
を取る(ステップ67)。
【0097】次に、処理データをセーブするか否かを判
断し(ステップ68)、セーブするときはパーソナルコ
ンピュータ4にフレキシブルディスクをセットし(ステ
ップ69)、処理データのセーブ操作を行ない(ステッ
プ70)、処理データをセーブする(ステップ71)。
【0098】また、処理データを出力するか否かを判断
し(ステップ72)、処理データを出力しない場合は、
処理データの出力操作を行ない(ステップ73)、処理
データを出力する(ステップ74)。そして、ステップ
計測モードのランプを消灯する(ステップ75)。そう
して、ステップ42に進む。
【0099】なお、パーソナルコンピュータ4は受け取
ったデータのなかから不要なデータを破棄し、必要なデ
ータのみを加工する。さらに、これらのデータは、最終
的には各照明装置ごとの配光データとされて、パーソナ
ルコンピュータ4の配光データとして記憶される。
【0100】実験によれば、照明装置と環境光との照度
から、図33に示すマスクをつけた状態の照明装置と環
境光との照度を差し引いた値は、照明装置のみの照度と
の誤差は、1%以内であった。なお、実験では直流電源
を用いているので、交流電源を用いた場合には、サンプ
リングのタイミングにより誤差は、大きくなると考えら
れるが、照度計のレスポンスを遅くすることにより少な
くしている。
【0101】さらに、照明装置の光度測定の基本的動作
について図35ないし図39を参照して説明する。
【0102】従来、一般に照明装置の光度を測定する場
合には、図37および図38に示すように、半径5mの
球の一部の形状のスクリーンSを用い、このスクリーン
の中心点上に計測される照明装置を配置している。この
場合、図39に示すように容易に測定できる距離Adと
、測定用の受光器の位置される任意の点bまでの距離A
Bとは等しいので、スクリーンS上の任意の点での光度
がそのまま照明装置の光度になる。
【0103】しかしながら、受光器群13が取り付けら
れているフレーム15上の受光器L7の場合、図35に
示すように、容易に測定できる距離Adと距離ABとは
異なる。このため、測定された光度を、パーソナルコン
ピュータ4内で距離ABを距離Adの函数に変換する。
【0104】まず、受光器L7が受光する照明器具との
距離は、図36に示すように、 E1 =E0 /cosθ となる。また、距離ABは、 AB=d/cosθ となる。したがって、受光器L7によって測定される光
度Iは、距離の2乗に反比例するので、 I=E1 ・(AB)2  =(E0 /cosθ)・(d/cosθ)2 =E0
 d2 /cos3 θ となり、従来のように、半径5mのスクリーンSを用い
ることなく、受光器の位置座標データ、フレーム15と
照明装置との間の距離データ、受光器群13のいずれか
の受光器により測定された光度を用いて、照明装置の光
度を容易に測定できる。したがって、装置の製作時の簡
略化となる。
【0105】さらに、上記測定を行ない計測されたデー
タの内容に基づく管理について説明する。
【0106】まず、図40に示すように、測定されたデ
ータが記憶されているフレキシブルディスクを管理室な
どに配置されているパーソナルコンピュータ61に挿入
し、計測結果に基づき画面に表示させる。なお、フレキ
シブルディスクには、たとえば照明装置の種類、状態、
種類区分、管理番号および照度レベルを入力しておく。
【0107】そして、図41に示すように、たとえば棒
グラフにより、各個別の照明装置の区分、種類、を表示
する。また、設定点灯時間に対する現在におけるリアル
タイムの点灯時間を表示するとともに、データおよび統
計などに基づいて演算を行ない現在における照度、光度
または配光曲線も表示する。そして、点灯時間が設定時
間に達したり、照度または光度が設定値以下になるとメ
インテナンスアラームなどを出力するとともに表示状態
を変化させる。なお、図41では、1つの照明装置に対
して1つのレベルで表示しているが、受光器群13の各
照度センサごとに表すようにしてもよい。
【0108】さらに、パーソナルコンピュータ65に接
続されているプリンタ66から、清掃あるいは交換など
のメインテナンスの指示書を発行する。
【0109】そしてまた、それぞれの輝度計11は1つ
づつにかぎらず、図42に示すように、それぞれ3つず
つの輝度計11A ,11B ,11C を用いてもよ
い。すなわち、出力に尖鋭度を持たせるために、各輝度
計の視野角は非常に狭く設定されている。そこで、輝度
計11A ,11B ,11C を3つづつ用い、全体
としての視野角を広くしているものである。
【0110】なお、この場合各輝度計11A ,11B
 ,11C の出力は、図43あるいは図44に示すよ
うになる。
【0111】また、図43に示す場合は、1つの輝度計
11C の出力で十分に尖鋭度が出ているが、図44に
示す場合には、2つの輝度計11A ,11B でそれ
ぞれ出力を行なっているため尖鋭度が出にくい。そこで
、これら3つの輝度計11A ,11B ,11C の
出力の論理和を取り、出力の尖鋭度を出し、出力を検出
している。このように、3つの輝度計11A ,11B
 ,11C を用いることにより、航空灯火測光車1が
ぶれても確実に検出を行なうことができる。なお、測定
を容易にするために、単に最大値のみを取るようにして
もよい。
【0112】また、図45および図46に示すように、
滑走路の滑走路中心線灯RCに対応する位置の一側にビ
ーム状の赤外光を発光する赤外線発光器IRE を配設
するとともに、航空灯火測光車1の側面部に走行方向に
垂直な縦長のスリット状のアパーチャを有する赤外線セ
ンサIRS を取り付け、赤外線発光器IRE からの
赤外線を、航空灯火測光車1の側面部の赤外線センサI
RS で受光することにより、滑走路の滑走路中心線灯
RCの位置を確実に検知できる。なお、車速パルスと併
用して検出を行なえば、より確実に滑走路中心線灯RC
を検知できる。
【0113】さらに、航空灯火測光車1の後部に、図4
7に示す第5輪71を取り付けて検出を行なってもよい
。 この第5輪71は、図47に示すように、アーム体72
の一端近傍に回動自在の支点73を設け、アーム体72
の他端に回転自在の従動輪73を設け、支点73近傍の
一端にスイッチ75を配設したものである。
【0114】そして、走行時は従動輪74の自重により
従動輪74側が下がり、スイッチ75を押圧しない。ま
た、滑走路上に突出した滑走路中心線灯RCに乗り上げ
た場合は、従動輪74が上方に押し上げられ、支点73
を中心にアーム体72が回動し、スイッチ75を押圧す
ることにより滑走路中心線灯RCを検出する。
【0115】さらに、図48に示すように、航空灯火測
光車1に送信装置TRを取り付け、管理室側に受信装置
REを設けてもよい。
【0116】この場合、送信内容としては、測定された
照度値、測定位置、照度計の番号、照明装置の番号、照
明装置の種類などである。そして、これらの送信された
内容は、受信装置REからデータ処理装置76に送られ
、データ処理装置68で光度変換演算、判定処理、デー
タ表示処理、データ蓄積などのデータ解析をリアルタイ
ムで行なう。
【0117】また、処理に際しては、図49に示すよう
に、(B)に示す測定処理と、(C)に示す通信処理と
、(D)に示すデータ処理とを時分割で行ない、処理の
高密度高速化を図る。
【0118】そして、この処理により、従来フレキシブ
ルディスクなどの記憶媒体を用いていたものを直接処理
できるとともに、大型の処理装置68を用いることがで
きるので、演算の複雑化および高速化を図れる。
【0119】次に、照明装置の照度配光の測定について
説明する。
【0120】図50に示すように、測定装置81は高さ
および幅がそれぞれ15cm間隔のマトリックス状に複
数の受光器82が配設されている。そして、この測定装
置81は航空灯火測光車1の前部あるいは後部に取り付
けられている。なお、航空灯火測光車1の前照灯の影響
を避けるためには、航空灯火測光車1の後部に取り付け
ることが望ましい。
【0121】そして、滑走路中心線灯RC上を直線的に
航空灯火測光車1を走行させ、図51に示すように、航
空灯火測光車1の車速パルス、たとえば5発ごとに滑走
路中心線灯RCの照度を測定し、1つの滑走路中心線灯
RCに対して合計13回の測定を行なう。すなわち、図
51(a)および(b)に示すように、照明装置が照射
する光軸方向に対して垂直に輪切りにして、図52に示
すように、たとえば200lx以上の範囲を示す。そし
て、図53に示すように200lx以上の照度分布図を
求める。 そうして、あらかじめ設定されている最低の照度分布と
の比較を行ない、最低の照度分布以上の広さを有する場
合は、照度分布が基準以上であることを示す。
【0122】また、上記実施例の空港照明施設に限らず
、高速道路灯、トンネル灯、街路灯あるいはこれらの埋
込型標識灯施設にも用いることができる。
【0123】
【発明の効果】本発明の照明測定方法によれば、所定間
隔に配置され、前後方向に対称的な光軸の光を照射する
照明装置の場合、照明装置に沿って移動しながら前記照
明装置の手前方向の発光部を検出し、手前方向の発光部
から前方に移動し、この移動された場所にて照明装置の
先方への発光部の照度を照度計にて測定することにより
、移動する動作のみで、照明装置を取り外すことなく、
容易に効率よく照明装置の照度を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明測定方法の一実施例を示すタイム
チャートである。
【図2】同上航空灯火測光車の車内の器具の配置を示す
平面図である。
【図3】同上車外の器具の配置を示す平面図である。
【図4】同上車外後部の器具の取付けを示す背面図であ
る。
【図5】同上車外後部の収納時の器具の取付けを示す背
面図である。
【図6】同上車庫との位置的関係を示す平面図である。
【図7】同上坂との位置的関係を示す平面図である。
【図8】同上発光部の一例を示す平面図である。
【図9】同上発光部を示す側面図である。
【図10】同上発光部を示す正面図である。
【図11】同上輝度計のアパーチャーから見た発光部を
示す図である。
【図12】同上0.2度の視野角スリットを用いた場合
の輝度計の計測状態を示す正面図である。
【図13】同上1度の視野角スリットを用いた場合の輝
度計の計測状態を示す正面図である。
【図14】同上2度の視野角スリットを用いた場合の輝
度計の計測状態を示す正面図である。
【図15】同上輝度計の計測状態を示す正面図である。
【図16】同上輝度計の計測状態を示す正面図である。
【図17】同上輝度計のエイミング角と誤差との関係を
示す説明図である。
【図18】同上後部のフレームを示す正面図である。
【図19】同上測定装置の構成を示すブロック図である
【図20】同上正常時の照明装置の検出を示すタイムチ
ャートである。
【図21】同上異常時の照明装置の検出を示すタイムチ
ャートである。
【図22】同上測定結果を示すグラフである。
【図23】同上測定結果を示すグラフである。
【図24】同上計測処理とデータ処理との次分割処理を
示すタイムチャートである。
【図25】同上A/D変換ポートとI/Oポートの接続
を示す接続図である。
【図26】同上エプロン照明からの外光を示す説明図で
ある。
【図27】同上対象外の照明器具からの外光を示す説明
図である。
【図28】同上車速パルスの補正用の装置を示すブロッ
ク図である。
【図29】同上静止測定の動作を示すフローチャートで
ある。
【図30】同上フローチャートである。
【図31】同上フローチャートである。
【図32】同上フローチャートである。
【図33】同上照明装置にマスクをした場合の説明図で
ある。
【図34】同上照明装置からマスクを外した場合の説明
図である。
【図35】同上照明装置の光度の測定を示す説明図であ
る。
【図36】同上受光器との距離の関係を示す説明図であ
る。
【図37】同上光度を測定するスクリーンを示す平面図
である。
【図38】同上光度を測定するスクリーンを示す側面図
である。
【図39】同上スクリーンの光度の測定を示す説明図で
ある。
【図40】同上メインテナンス装置を示す図である。
【図41】同上表示内容を示す図である。
【図42】同上複数の輝度計を接置した場合を示す説明
図である。
【図43】同上3つの輝度計からの出力を示すグラフで
ある。
【図44】同上3つの輝度計からの出力を示すグラフで
ある。
【図45】同上赤外線を用いて位置測定を示す装置の背
面図である。
【図46】同上赤外線を用いて位置測定を示す装置の平
面図である。
【図47】同上第5輪を示す説明図である。
【図48】同上無線を用いた航空灯火測光車を示すシス
テム図である。
【図49】同上無線を用いた場合の計測処理とデータ処
理と通信処理との次分割処理を示すタイムチャートであ
る。
【図50】同上照度分布を示す装置を示す平面図である
【図51】同上照明装置による照明と車速パルスとの関
係を示す説明図である。
【図52】同上受光器と照度との関係を示す説明図であ
る。
【図53】同上照度分布図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定間隔に配置され、前後方向に対称
    的な光を照射する発光部を有した照明装置の照明測定方
    法であって、前記照明装置に沿って移動しながら前記照
    明装置の手前方向の光出力のピーク値を検出し、前記照
    明装置の中心から予め設定された前記所定距離前方に移
    動し、この移動された場所にて前記照明装置の先方への
    照度を照度計にて測定することを特徴とする照明測定方
    法。
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