JPH0436334B2 - - Google Patents

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JPH0436334B2
JPH0436334B2 JP27697084A JP27697084A JPH0436334B2 JP H0436334 B2 JPH0436334 B2 JP H0436334B2 JP 27697084 A JP27697084 A JP 27697084A JP 27697084 A JP27697084 A JP 27697084A JP H0436334 B2 JPH0436334 B2 JP H0436334B2
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Koji Amamya
Takao Aoki
Yutaka Ishikawa
Keisaku Shioda
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0848Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
    • G03G15/0849Detection or control means for the developer concentration
    • G03G15/0855Detection or control means for the developer concentration the concentration being measured by optical means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真もしくは静電記録等の画像
形成装置における、トナーとキヤリアの混合から
成る現像剤の濃度検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、電子写真もしくは静電記録等の画像形
成装置に用いられる二成分系現像剤はトナーとキ
ヤリアを主成分としているが、現像特性上トナー
とキヤリアの混合比(トナー濃度)は、画像品質
を安定化させる上で極めて重要な要素である。従
つて、良好な画質を得る為に、現像剤のトナー濃
度を正確に検出し、その変化に応じてトナー補給
量を厳密に制御し、現像剤中のトナー濃度を一定
に保つ必要がある。
従来、トナー濃度を正確に検出する装置とし
て、第12図に示す現像剤濃度検出装置1が知ら
れている。即ち、第12図において現像器の現像
ローラ2上であつて、現像領域外の箇所(例えば
現像ローラの端部)にこのような現像剤の反射濃
度検出装置1が設けられている。この装置では、
光源3からの照明光がトナー濃度検出器4(透明
板ガラスがはめ込まれている)を介して現像ロー
ラ2上の図示しないトナーとキヤリアから成る現
像剤を照射する。その反射光は再び検出窓4を介
して受光素子5に入射する。光源3及び受光素子
5と検出窓の間には、標準反射濃度パターン6を
設け、図示しないソレノイドとスプリングにより
軸7を支点として矢印X方向に検出窓4を覆う位
置と覆わない位置とに移動制御する。この検出装
置1において、現像剤による反射光と、標準反射
濃度パターン6を挿入した時の反射光とが、受光
素子5により順次あるいは交互に検出される。
次に、第13図a,bに示す検出及び制御回路
により、この検出装置1の動作説明を行なう。第
13図a及びbの,信号は別の制御回路(不
図示)より送られてくる制御信号で、は通常現
像器が停止中は“ハイ”で、現像器が作動してい
る期間は“ロー”となる信号であり、はの反
転信号である。
今、現像器が作動していない状態では、図示し
ないソレノイドが無励磁となり、スプリングによ
り標準反射濃度パターン6は現像剤濃度検出窓4
を覆い、標準パターン6による反射光は受光素子
5に入射する。受光素子3の出力は抵抗器8,9
及びアンプ10により増巾される。この出力はア
ナログゲート11を通じコンデンサ12に充電さ
れ、標準パターン濃度相当電圧を記憶する。
次に、現像器が作動するタイミングに達する
と、信号は“ロー”に、信号は“ハイ”に切
替わるため、アナログゲートは遮断され、コンデ
ンサ12は記憶を保持する。現像器が作動すると
同時にソレノイドがONし、標準パターン6は検
出窓位置から移動し、光は検出窓を通して現像剤
を照らすので、受光素子5は現像剤による反射光
を検出することになる。従つてアンプ10により
増巾された出力は抵抗器13を通してアンプ14
に入る。コンデンサ12はアナログゲート11に
より遮断されているため変化はない。従つて、ア
ンプ14の側には標準パターン濃度に相当する
電圧、側には現像剤濃度に相当する電圧が各々
加わる。この差電圧が増巾されアンプ14から出
力される。
今、標準パターン濃度の方が現像剤濃度より濃
い場合には、アンプ14の出力は“ハイ”レベル
となり、また、現像器作動中の信号は“ハイ”
レベルのため、ANDゲート15の出力は“ハイ”
となり、トランジスタ16がONし、クラツチCL
が作動する。このクラツチCLにより、モータ出
力がトナー補給装置に伝達され、トナーを現像器
に補給する。
現像器が停止すると信号も“ロー”レベルに
なるため、トランジスタ16がOFFし、クラツ
チCLが不作動となり、トナー補給が停止する。
以上説明した現像剤濃度検出装置においては、
特に光源ランプの照度変化及び受光素子の感度特
性変化による異常なトナー濃度検出を防止し、精
度の高い安定したトナー濃度検出が可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、近年画像形成装置の小型化あるいは多
色化が進み、それに伴つて現像器の小型化が要請
されており、その結果、現像剤濃度検出装置に前
述のような標準反射濃度パターンの移動制御を行
なうソレノイドなどを設けることが困難になつて
きた。
特に、カラー電子写真複写装置等においては、
小径の感光ドラムを用いる場合、3〜4色分の現
像器を感光ドラム周辺に配置する空間的余裕がな
いので、各色の現像器を移動させる移動型の多色
現像装置を用いる必要がある。また、こうした移
動型の多色現像装置を用いる場合は、各々の現像
器を更に小型化する必要がある。
しかし、移動型の多色現像装置においては、
個々の現像器に電源を供給することが難かしく、
前述の標準反射濃度パターンを移動制御するため
のソレノイドなどを個々の現像器に設けることが
困難であつた。また、摺動リングを介して現像器
にソレノイドの電源を供給することができても、
摺動リングと集電シユーとの接触抵抗の変化によ
り、ソレノイドなどの駆動が不安定になり、トナ
ー濃度検出する上で信頼性に問題があつた。
本発明は上記の問題点を解決し、精度及び信頼
性が高く、安定した。濃度検出の行なえる現像剤
濃度検出装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、 各々トナーとキヤリアを混合した異なる色の現
像剤を収容しており、所定経路に沿つて移動し
て、静電潜像を現像する1つの現像位置に選択的
に配置される複数の現像器の夫々の現像剤の反射
濃度を検出する現像剤濃度検出装置に於いて、 上記複数の現像器の夫々に設けられており、
各々現像器と共に移動する複数の第1装置部分
と、 発光素子と受光素子とを有しており、上記所定
経路上の1つの検出位置に設けられていて、この
検出位置に来た現像器の第1装置部分に対向する
1つの第2装置部分と、 を備えており、 前記複数の第1装置部分の各々は、各々が設け
られている現像器の現像剤に対向しており、第1
の分光エネルギー分布の光を反射し、第2の分光
エネルギー分布の光を透過させるダイクロイツ
ク・ミラーと、検出位置で対向した前記第2装置
部分の光源の光を上記ダイクロイツク・ミラーに
導く第1光フアイバーと、ダイクロイツク・ミラ
ーを反射した上記第1の分光エネルギー分布の
光、及びダイクロイツク・ミラーを透過し、現像
剤で反射して再びダイクロイツク・ミラーを透過
した光を前記第2装置部分の受光素子に導く第2
光フアイバーと、を有しており、 前記第2装置部分は、更に、前記第1の分光エ
ネルギー分布の光を透過させる第1フイルター
と、前記第2の分光エネルギー分布の光を透過さ
せる第2フイルターと、前記検出位置で対向した
現像器の第1装置部分の第2光フアイバーと前記
受光素子との間に上記第1フイルターと第2フイ
ルターを選択的に挿入する駆動手段と、を有して
おり、 前記第1の分光エネルギー分布を有する光が前
記ダイクロイツク・ミラーを反射し、前記第1フ
イルターを透過して前記受光素子に入射すること
によつて形成された電気信号を参照信号として、
前記第2の分光エネルギー分布を有する光が前記
ダイクロイツク・ミラーを透過し、現像剤で反射
し、再びダイクロイツク・ミラーを透過し、前記
第2フイルターを透過して前記受光素子に入射す
ることによつて形成された電気信号と比較するこ
とにより、各現像器の現像剤の濃度を検出するこ
とを特徴とする現像剤濃度検出装置, である。従つて、本発明では現像器の一部に設け
る現像剤濃度検出装置に標準反射濃度パターンの
移動の為の駆動手段を設ける必要がなくなり、検
出装置の小型化における問題点、特に回転現像装
置のような移動型の多色現像装置における種々の
問題点が解消される。
〔実施例〕
第1図は本発明の現像剤濃度検出装置が適用で
きるカラー電子写真複写装置の要部断面図であつ
て、21は感光ドラム、22は前露光、23はコ
ロナ帯電器、24は画像露光であり、ドラム21
上には色分解潜像が形成される。
25は回転移動型の多色現像器群で、イエロー
25Y・マゼンタ25M・シアン25C及びブラ
ツク25Bの各現像剤を有する現像器がゴンドラ
状に吊設されており、上記の色分解潜像に対応す
る色の現像器が感光ドラム21と対面する現像位
置に移動停止して色分解潜像を現像する。現像像
は転写ドラム26の表面に保持された転写材P上
に、転写コロナ放電器27により転写される。転
写されずに感光ドラム21の表面に残つたトナー
は例えばプレードを有するクリーナ(清掃手段)
28によつて清掃される。転写材Pに4色の現像
像が位置合わせされて転写された後、転写材Pは
分離爪29により分離され図示しない定着器に導
かれ定着されてフルカラー画像が得られる。
30は各現像器25M,25C,25B,25
Yに固定された現像器側検出ユニツト、40は複
写装置本体側に固定された現像器外検出ユニツト
である。
第2図から第11図により本発明の現像剤濃度
検出装置の実施例の詳細を説明する。
第2図は本発明の現像剤濃度検出装置の概略構
成の斜視図、第3図はその拡大斜視図である。図
中30は現像器25側に設けた現像器側検出ユニ
ツトであり各現像器を共に移動する。40は画像
形成装置の側板に固設した現像器外検出ユニツト
である。検出ユニツト30及び40は非接触に保
たれる。検出ユニツト40の側板41に取付けら
れた光源42からの日色光の照明光が照射され、
この照明光は検出ユニツト30の側板31に取付
けられた光フアイバー32を通り、現像剤濃度検
出窓33を照明する。検出窓33はAの分光エネ
ルギー光を反射し、Aとは異なるBの分光エネル
ギー光を透過するダイクロイツク・ミラーで構成
されており、白色光の照明光の内、例えば波長が
略700nm以下の可視光成分を反射し、略700nm以
上の近赤外成分を透過させる。検出窓33を透過
した近赤外光は現像ローラ上の現像剤を照射し、
その反射光は再び検出窓33を透過し、更に側板
31に取付けられた光フアイバー34に導かれ、
側板41の開孔43及び色分解フイルター44を
通して、シリコン・フオトダイオード等の受光素
子45に入射する。
ここで、単色の複写装置等に本発明の濃度検出
装置を用いる場合には、現像器に固定された検出
ユニツト30は、現像器を所定位置にセツトした
状態で検出ユニツト40と整合される。また第1
図に示すカラー複写装置の場合には、図示しない
ポジシヨン・デイスクとソレノイドとにより、各
色現像器が選択制御されて現像位置に矢印方向に
移動停止する。この時、検出ユニツト30も現像
器25と共に第3図矢印C方向に移動制御される
ように構成され、停止位置で検出ユニツト30と
検出ユニツト40とが整合される。第1図では現
像器25Yの位置(現像位置)で検出ユニツト3
0及び40が整合する例を示したが、25B,2
5C,25M、或はその他の位置で検出ユニツト
30,40を整合させるように構成してもよい。
第4図は第3図E方向から見た検出ユニツト3
0の要部断面図を示すもので、照明光を導く光フ
アイバー32,34は例えば3mmφのプラスチツ
ク製光フアイバーである。光フアイバー32はダ
イクロイツク・ミラーの検出窓33に対して45゜
傾いた方向から照明光を与える。ダイクロイツ
ク・ミラー33は、例えば1mm厚の透明ガラス基
体の光フアイバー側に多層膜蒸着層が設けられ、
また現像剤D側にはトナーの付着を防止する為に
NESA膜等の透明導電層が設けられている。な
お、透明導電層は接地されている。
ダイクロイツク・ミラーの分光反射率R及び分
光透過率Tの1実施例を第5図に示す。
第4図において、枠体35に取付けられたダイ
クロイツク・ミラー33の表面で反射した標準反
射濃度パターンからの反射光に相当する参照光
(可視光成分を有する)rと、ダイクロイツク・
ミラーを透過(t)して現像剤Dにより反射さ
れ、更にダイクロイツク・ミラーを透過した検出
光(近赤外光成分を有する)dとは、共に光フア
イバー34に入射する。この光フアイバー34
は、光フアイバー32に対してθ=45゜前後の角
度を成すように即ちミラー面に対して垂直に配設
されている。これはθ=45゜とすることがS/N
比の点で最も効率が良いからである。また、光フ
アイバー34から光を照射し、フアイバー32で
これを受けるようにしてもよい。
第6図は側板31及び側板41近傍の要部断面
図であり、側板31と側板41との間隔yは3mm
前後である。側板41には光源42として5Wの
タングステンランプが取り付けられており、その
照明光は側板31に取付けられている光フアイバ
ー32に入射する。また、側板31に取付けられ
た光フアイバー34から出力される参照光rと検
出光dは、側板41の開孔43と色分解フイルタ
ー44を通して受光素子であるシリコンフオトダ
イオード(SPD)45に入射する。
色分解フイルター44は、第7図に示すように
支持枠46と、その開孔部に設けらたそれぞれが
SPD45の受光部をカバーする面積を有するフ
イルター部材47,48とからなり、フイルター
部材47は参照光rのみを透過し、フイルター部
材48は検出光dのみを透過する。フイルター部
材47及び48の分光透過率は、第8図に示すよ
うに第5図のダイクロイツク・ミラーの分光反射
率あるいは分光透過率とほゞ同等である。その他
ダイクロイツク・ミラーとほゞ同様の分光エネル
ギー分布の光を色分解できればどのようなフイル
ター部材を用いても良い。
色分解フイルター44はソレノイド49と図示
しないスプリングにより軸50を支点に矢印方向
に移動可能となつており、現像開始直前には
SPD45の前にフイルター部材47を配置して
参照光rをSPD45に入射させ、現像開始のタ
イミングでSPD45の前にフイルター部材48
を配置して検出光dをSPD45に入射させる。
また、第9図は、本発明に用いるダイクロイツ
ク・ミラーの検出窓33の変形例を示す説明図で
ある。第5図に示す様な分光透過率を示すフイル
ターを作成する際、蒸着等のコートが多層になる
場合は、コートの数を減らしたダイクロイツク・
ミラー331を用い、図中現像剤Dに接する面に
NESA処理をしたガラス332を用い、これらの
間にダイクロイツク・ミラー331の分光特性の
不足を補う部材、例えばゼラチンフイルターやガ
ラスフイルター等のフイルター333を挾み込ん
で使うことが可能である。このような構成にする
と、多層コートをせずに検出窓が形成できるの
で、製造が容易であり、かつコスト面でも有利で
ある。フイルター333は一枚でも良いし、複数
枚用いても良い。
第10図は、本発明に用いたSPD45に入射
した参照光r及び検出光dの増幅回路図である。
増幅回路よりの出力信号Pは、以下第11図に示
すブロツク図に従つて処理される。以下この第1
1図に従つて処理手順を説明する。
検出を行なう現像器を例えばイエロー現像器2
5Yとする。シーケンスコントローラー51は、
プログラムメモリ52内に予めプログラムされた
シーケンスに従つて作動する。例えば最初に参照
光rのみを透過するフイルター47を透過した光
による信号(これをP1とする)を、アナログ・
デジタル変換器(以下A/Dコンバーター)等よ
り成る入力インターフエイス53を通し、さらに
I/Oボート54を通してプログラムメモリ52
内の所定の場所へ記憶する。
次にシーケンスコントローラー51は、フイル
タ切換用プランジヤー49をI/Oポート54及
びドライブ回路55を通して作動させる。このタ
イミングに合わせて、フイルタ48よりの検出光
dによる信号(これをP2)を前述のごとくプロ
グラムメモリ52内の所定の場所へ記憶させる。
この後、CPU51はドライブ回路55を通し
てイエロー(Y)トナーを貯蔵するホツパー56
に付属するホツパー駆動モーター(MY)57を
駆動させる信号P3を計算する。
P3=k(P2−P1) ……(1) ここで、kはある信号P3を与えた時、所定量
のトナーを現像器25Y内に供給する様、モータ
ー57の回転数との整合を行なうための定数であ
る。
信号P3に従つてモーター57は駆動を与えら
れ、イエロートナーのホツパー56より、不図示
の接合手段を経て、イエロー現像器25Y内に供
給される。
以上述べた様に、トナー濃度検出信号(P2
P1)はシステムメモリー52内に記憶されるた
め、第1図に示す現像時にトナー濃度を検出して
も、この検出時に直にトナー補給を行なう必要は
なく、ホツパーと現像器の接続手段が接続可能な
位置で補給することができるので、ホツパーの配
置位置を適宜に設定することができる。勿論現像
位置でトナーの補給を行なつてもよい。
さらに、現像位置でトナー濃度検出を行なわず
に、現像位置以外の場所でトナー濃度検出を行な
つても良い。
第11図中、58,60,62はそれぞれマゼ
ンタ・シアン・ブラツクのトナーホツパーを示
し、59,61,63はそれぞれマゼンタ・シア
ン・ブラツクのホツパー駆動モーターMM・
MC・MBを表わす。いずれの色の場合も、上述
のイエロートナーの補給と同様の操作により行な
うことができる。
なお、上記の説明において、検出光を近赤外光
としたが、これは本出願人が先に提案した特開昭
53−107853号公報記載の現像剤濃度検出方法に基
づくものである。即ち、近赤外光を反射するトナ
ー(例えばカラートナー)と近赤外光を吸収する
キヤリア(例えば鉄粉キヤリア)の性質を利用
し、近赤外光を照射してトナーの増減による反射
光量の変化を検出し、現像剤濃度を検出するもの
である。
このように検出光に近赤外光を用いた方がキヤ
リアとトナーとの反射率の差を大きくとることが
でき、信号電圧対ノイズ電圧比(S/N比)の点
で有利である。また、キヤリアが黒のように暗い
色であり、かつシアン・マゼンタ・イエローのよ
うな明るい色のカラートナーを検出する場合に
は、検出光rを例えば略700nm以下の可視光とし
て、参照光dを近赤外光としても良い。いずれに
しても、検出光と参照光の分光エネルギー分布
は、互いに重複する部分が少ないことが必要であ
る。但し、検出光と参照光の分光エネルギー分布
は検出精度上許容できる範囲で重複しても良い。
通常は検出光と参照光の分光エネルギー分布は互
いに補色(混合した場合、分光エネルギー分布が
平担になる)関係になる組合せが好ましい。ま
た、検出光の分光エネルギー分布は、トナーによ
る反射率が高いものであれば良い。従つて、検出
光と参照光に用いる分光エネルギー分布は、前記
の組合せばかりでなく、他の種々の組合せが適用
できる。
なお、検出光と参照光を得るために、検出窓に
用いるダイクロイツクミラー及び受光素子用色分
解フイルターの分光特性は相互に最適となるよう
に設計する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、現像器
側に設ける現像剤濃度の検出ユニツトを小型にで
き、現像器の小型化が可能となる。また、標準反
射板を機械的に駆動する必要がないので信頼性向
上が図れる。
特に、回転現像器のような移動型の多色現像装
置の場合、機械的駆動手段を各色の現像器に設け
ることは電圧供給上困難であるが、本発明でよれ
ば簡易な構成により精度の高い安定した現像剤濃
度検出が容易にできる。従つて、現像剤濃度を一
定に保つことができ、良好な画像が得られる。ま
た、多色現像装置において1組の光源と受光素子
により、各色現像器において共通に現像剤濃度を
検出できるので、コストの点においても優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用し得るカラー電子写真複
写装置の要部断面図、第2図は本発明による現像
剤濃度検出装置の斜視図、第3図は検出装置の拡
大斜視図、第4図は第3図の装置の検出窓近傍の
要部断面図、第5図は第4図の検出窓を構成する
ダイクロイツクミラーの分光反射率と分光透過率
の特性図、第6図は第3図の装置の現像器側及び
現像器外の側板近傍の要部断面図、第7図は色分
解フイルターの説明図、第8図は色分解フイルタ
ーの分光透過率の特性図、第9図は本発明の他の
実施例における検出窓近傍の要部断面図、第10
図は本発明における参照光及び検出光の増幅回路
図、第11図は本発明のシーケンス制御を行なう
ためのブロツク図、第12図は従来の現像剤濃度
検出装置の斜視図、第13図a・bは第12図の
装置における検出及び制御回路図である。 図において、30は現像器側検出ユニツト、4
0は現像器外検出ユニツト、31,41は側板、
32,34は光フアイバー、33はダイクロイツ
ク・ミラー、42は照明光源、44は色分解フイ
ルター、45は受光素子、47,48はフイルタ
ー部材を表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々トナーとキヤリアを混合した異なる色の
    現像剤を収容しており、所定経路に沿つて移動し
    て、静電潜像を現像する1つの現像位置に選択的
    に配置される複数の現像器の夫々の現像剤の反射
    濃度を検出する現像剤濃度検出装置に於いて、 上記複数の現像器の夫々に設けられており、
    各々現像器と共に移動する複数の第1装置部分
    と、 発光素子と受光素子とを有しており、上記所定
    経路上の1つの検出位置に設けられていて、この
    検出位置に来た現像器の第1装置部分に対向する
    1つの第2装置部分と、 を備えており、 前記複数の第1装置部分の各々は、各々が設け
    られている現像器の現像剤に対向しており、第1
    の分光エネルギー分布の光を反射し、第2の分光
    エネルギー分布の光を透過させるダイクロイツ
    ク・ミラーと、検出位置で対向した前記第2装置
    部分の光源の光を上記ダイクロイツク・ミラーに
    導く第1光フアイバーと、ダイクロイツク・ミラ
    ーを反射した上記第1の分光エネルギー分布の
    光、及びダイクロイツク・ミラーを透過し、現像
    剤で反射して再びダイクロイツク・ミラーを透過
    した光を前記第2装置部分の受光素子に導く第2
    光フアイバーと、を有しており、 前記第2装置部分は、更に、前記第1の分光エ
    ネルギー分布の光を透過させる第1フイルター
    と、前記第2の分光エネルギー分布の光を透過さ
    せる第2フイルターと、前記検出位置で対向した
    現像器の第1装置部分の第2光フアイバーと前記
    受光素子との間に上記第1フイルターと第2フイ
    ルターを選択的に挿入する駆動手段と、を有して
    おり、 前記第1の分光エネルギー分布を有する光が前
    記ダイクロイツク・ミラーを反射し、前記第1フ
    イルターを透過して前記受光素子に入射すること
    によつて形成された電気信号を参照信号として、
    前記第2の分光エネルギー分布を有する光が前記
    ダイクロイツク・ミラーを透過し、現像剤で反射
    し、再びダイクロイツク・ミラーを透過し、前記
    第2フイルターを透過して前記受光素子に入射す
    ることによつて形成された電気信号と比較するこ
    とにより、各現像器の現像剤の濃度を検出するこ
    とを特徴とする現像剤濃度検出装置。 2 前記第1の分光エネルギー分布の光は可視光
    であり、前記第2の分光エネルギー分布の光は近
    赤外光である特許請求の範囲第1項に記載の現像
    剤濃度検出装置。 3 前記第1の分光エネルギー分布の光は近赤外
    光であり、前記第2の分光エネルギー分布の光は
    可視光である特許請求の範囲第1項に記載の現像
    剤濃度検出装置。 4 前記検出位置は前記現像位置と同じである特
    許請求の範囲第1項乃至第3項に記載の現像剤濃
    度検出装置。
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