JPH0436323Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0436323Y2 JPH0436323Y2 JP1986122960U JP12296086U JPH0436323Y2 JP H0436323 Y2 JPH0436323 Y2 JP H0436323Y2 JP 1986122960 U JP1986122960 U JP 1986122960U JP 12296086 U JP12296086 U JP 12296086U JP H0436323 Y2 JPH0436323 Y2 JP H0436323Y2
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- Japan
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- Expired
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 13
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 208000029154 Narrow face Diseases 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009430 construction management Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011372 high-strength concrete Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Revetment (AREA)
- Retaining Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は各種ブロツク組積構造物に使用される
中空コンクリートブロツクに係るものである。
中空コンクリートブロツクに係るものである。
（従来の技術）
従来のコンクリートブロツクａは強度上、肉厚
に構成され、定規として作業現場に張設された糸
に沿つて、目地モルタルｂの厚みを調整しながら
組積されていた。（第５図及び第６図参照） （考案が解決しようとする問題点） 前記従来のブロツクにおいては、目地モルタル
の劣化や、付着力の不足によつて、目地部より矢
印に示すように漏水を生じ易く、ブロツクの型崩
れの惧れがあるため、１フロアー分のブロツクを
１挙に組積できず、数回に分けて組積するので、
施工期間が長びくという問題点があつた。
に構成され、定規として作業現場に張設された糸
に沿つて、目地モルタルｂの厚みを調整しながら
組積されていた。（第５図及び第６図参照） （考案が解決しようとする問題点） 前記従来のブロツクにおいては、目地モルタル
の劣化や、付着力の不足によつて、目地部より矢
印に示すように漏水を生じ易く、ブロツクの型崩
れの惧れがあるため、１フロアー分のブロツクを
１挙に組積できず、数回に分けて組積するので、
施工期間が長びくという問題点があつた。
（問題点を解決するための手段）
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、表裏一双のフエイスシエルをウ
エブで連結してなる中空コンクリートブロツクに
おいて、相対する前記各フエイスシエル間の間隔
を下方に至るに伴つて漸大せしめてなり、前記ブ
ロツク下端部におけるウエブ下端面と前記一双の
フエイスシエルのウエブ下端部からの突出端部と
の間に下位の前記ブロツクのフエイスシエル上端
部が係合するように構成してなることを特徴とす
る中空コンクリートブロツクに係るものである。
案されたもので、表裏一双のフエイスシエルをウ
エブで連結してなる中空コンクリートブロツクに
おいて、相対する前記各フエイスシエル間の間隔
を下方に至るに伴つて漸大せしめてなり、前記ブ
ロツク下端部におけるウエブ下端面と前記一双の
フエイスシエルのウエブ下端部からの突出端部と
の間に下位の前記ブロツクのフエイスシエル上端
部が係合するように構成してなることを特徴とす
る中空コンクリートブロツクに係るものである。
（作用）
本考案に係るブロツクは前記したように、相対
する前記両フエイスシエル間の間隔を下方に至る
に伴つて漸大せしめ、上下に相隣るブロツクのう
ち、上位のブロツクのウエブ下端面と、前記一双
のフエイスシエルのウエブ下端部からの突出部と
の間に形成され幅広の空間部分に下位のブロツク
における幅狭のフエイスシエルの上端部を係合せ
しめて、ブロツクを組積するものである。
する前記両フエイスシエル間の間隔を下方に至る
に伴つて漸大せしめ、上下に相隣るブロツクのう
ち、上位のブロツクのウエブ下端面と、前記一双
のフエイスシエルのウエブ下端部からの突出部と
の間に形成され幅広の空間部分に下位のブロツク
における幅狭のフエイスシエルの上端部を係合せ
しめて、ブロツクを組積するものである。
更に前記各ブロツクの表裏一双のフエイスシエ
ル間に形成された中空部に鉄筋を挿入し、コンク
リートやモルタルを充填して高強度のブロツク組
積構造体を構築しうるものである。
ル間に形成された中空部に鉄筋を挿入し、コンク
リートやモルタルを充填して高強度のブロツク組
積構造体を構築しうるものである。
（実施例）
以下本考案を図示の実施例について説明する。
第１図乃至第３図に示す実施例において、１は
高品質、高強度のコンクリートよりなる表裏一双
のフエイスシエルで、同フエイスシエル１と同材
料のウエブ２で連結されている。
高品質、高強度のコンクリートよりなる表裏一双
のフエイスシエルで、同フエイスシエル１と同材
料のウエブ２で連結されている。
前記各フエイスシエル１の間隔が下方に至るに
伴つて漸大されるとともに、同両フエイスシエル
１間の下部にウエブ２が連結され、同ウエブ２の
下面と、同ウエブ２より下方に突出したフエイス
シエル１，１との間に幅広の係止部が設けられて
いる。
伴つて漸大されるとともに、同両フエイスシエル
１間の下部にウエブ２が連結され、同ウエブ２の
下面と、同ウエブ２より下方に突出したフエイス
シエル１，１との間に幅広の係止部が設けられて
いる。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、上下に相隣るブロツクのうち、上位のフエ
イスシエル１の下端に設けられた前記ウエブ２と
一双のフエイスシエル１の下面との間に形成され
た前記係止部に、下位のブロツクにおける幅狭の
フエイスシエル１，１の上端部を係止せしめて前
記ブロツクを組積するものである。図中上下ブロ
ツク間の目地材が省略されている。
ので、上下に相隣るブロツクのうち、上位のフエ
イスシエル１の下端に設けられた前記ウエブ２と
一双のフエイスシエル１の下面との間に形成され
た前記係止部に、下位のブロツクにおける幅狭の
フエイスシエル１，１の上端部を係止せしめて前
記ブロツクを組積するものである。図中上下ブロ
ツク間の目地材が省略されている。
なお必要に応じて、前記各ブロツクにおける表
裏フエイスシエル１間に形成された中空部に鉄筋
を挿入するとともに、コンクリートを打設して、
高強度の壁体を構築するものである。
裏フエイスシエル１間に形成された中空部に鉄筋
を挿入するとともに、コンクリートを打設して、
高強度の壁体を構築するものである。
（考案の効果）
本考案に係る中空コンクリートブロツクは前記
したように、下方に至るに伴つて間隔が増大する
相対する表裏一双のフエイスシエルを連結するウ
エブの下端面と同両フエイスシエル下端部との間
に形成された空間に下位のブロツクの一双のフエ
イスプレートの上端幅狭部が係合するように、上
位のブロツクの下端部に下位のブロツクの上端部
を係合するように前記ブロツクを組積することに
よつて、各ブロツクが強固に組積されて漏水の惧
れがなくなり、ブロツク構成部分に接合用の欠截
部がないので構造上堅固である他、美観上も良好
である。また施工中に型崩れが起り難く、或る高
さ分を一挙に組積でき、施工期間を短縮すること
ができ、更にブロツク積の施工精度が向上し、施
工管理が容易になる。またブロツクの材質、強度
を向上することによつて、フエイスシエルやウエ
ブの肉厚を従来品より薄くすることができて経済
的であり、更にまたブロツク中空部に鉄筋を挿入
してモルタルやコンクリートを充填することによ
つて、高強度のブロツク組積構造体を構築するこ
とができる。
したように、下方に至るに伴つて間隔が増大する
相対する表裏一双のフエイスシエルを連結するウ
エブの下端面と同両フエイスシエル下端部との間
に形成された空間に下位のブロツクの一双のフエ
イスプレートの上端幅狭部が係合するように、上
位のブロツクの下端部に下位のブロツクの上端部
を係合するように前記ブロツクを組積することに
よつて、各ブロツクが強固に組積されて漏水の惧
れがなくなり、ブロツク構成部分に接合用の欠截
部がないので構造上堅固である他、美観上も良好
である。また施工中に型崩れが起り難く、或る高
さ分を一挙に組積でき、施工期間を短縮すること
ができ、更にブロツク積の施工精度が向上し、施
工管理が容易になる。またブロツクの材質、強度
を向上することによつて、フエイスシエルやウエ
ブの肉厚を従来品より薄くすることができて経済
的であり、更にまたブロツク中空部に鉄筋を挿入
してモルタルやコンクリートを充填することによ
つて、高強度のブロツク組積構造体を構築するこ
とができる。
更に前記ウエブは表裏一双のシエルを連結し、
ブロツクの強度剛性を増大するとともに、下部の
ブロツクの接合空間を構成し、コンクリートブロ
ツクの構成を簡略化しうるものである。
ブロツクの強度剛性を増大するとともに、下部の
ブロツクの接合空間を構成し、コンクリートブロ
ツクの構成を簡略化しうるものである。
第１図は本考案に係る中空コンクリートブロツ
クの１実施例の使用状態を示す縦断側面図、第２
図は同ブロツクの平面図、第３図はその正面図、
第４図は従来のコンクリートブロツク組積構造体
の縦断面図、第５図はその平面図である。 １……フエイスシエル、２……ウエブ。
クの１実施例の使用状態を示す縦断側面図、第２
図は同ブロツクの平面図、第３図はその正面図、
第４図は従来のコンクリートブロツク組積構造体
の縦断面図、第５図はその平面図である。 １……フエイスシエル、２……ウエブ。
Claims (1)
- 表裏一双のフエイスシエルをウエブで連結して
なる中空コンクリートブロツクにおいて、相対す
る前記各フエイスシエル間の間隔を下方に至るに
伴つて漸大せしめてなり、前記ブロツク下端部に
おけるウエブ下端面と前記一双のフエイスシエル
のウエブ下端部からの突出端部との間に下位の前
記ブロツクのフエイスシエル上端部が係合するよ
うに構成してなることを特徴とする中空コンクリ
ートブロツク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986122960U JPH0436323Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986122960U JPH0436323Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6328712U JPS6328712U (ja) | 1988-02-25 |
| JPH0436323Y2 true JPH0436323Y2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=31013631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986122960U Expired JPH0436323Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0436323Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS568720B2 (ja) * | 1979-03-01 | 1981-02-25 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53131611U (ja) * | 1977-03-26 | 1978-10-19 | ||
| JPS568720U (ja) * | 1979-06-30 | 1981-01-26 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP1986122960U patent/JPH0436323Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS568720B2 (ja) * | 1979-03-01 | 1981-02-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6328712U (ja) | 1988-02-25 |
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