JPH043631B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH043631B2 JPH043631B2 JP14622485A JP14622485A JPH043631B2 JP H043631 B2 JPH043631 B2 JP H043631B2 JP 14622485 A JP14622485 A JP 14622485A JP 14622485 A JP14622485 A JP 14622485A JP H043631 B2 JPH043631 B2 JP H043631B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference numeral
- denotes
- guide
- elastic piece
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000005226 mechanical processes and functions Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、確実、強固、耐久的な電線端末の接
続電導する差込形コネクターに関するものであ
る。
続電導する差込形コネクターに関するものであ
る。
従来この種のコネクターは、圧接個所が二個所
までに限定されており、その内の一個所が電線端
末の圧接作用を欠くような場合は接続不完全とな
り電導不良を生じる恐れを有し、機構も複雑なた
め自動加工が困難でコスト高となるなど多くの欠
点を有していた。
までに限定されており、その内の一個所が電線端
末の圧接作用を欠くような場合は接続不完全とな
り電導不良を生じる恐れを有し、機構も複雑なた
め自動加工が困難でコスト高となるなど多くの欠
点を有していた。
そこで本願は上述の欠点を除くようにしたもの
で、一本の電線端未の上、中、下部の三個所を
夫々単独的に圧接して電気的機械的接続機構の信
頼性を高め、しかも差込易く、使用材料が少くな
く、自動連続加工が可能で、小型で使い易く、安
価など機械的経済的効果を合わせ持つ優れた差込
形コネクターを提供しようとするものである。
で、一本の電線端未の上、中、下部の三個所を
夫々単独的に圧接して電気的機械的接続機構の信
頼性を高め、しかも差込易く、使用材料が少くな
く、自動連続加工が可能で、小型で使い易く、安
価など機械的経済的効果を合わせ持つ優れた差込
形コネクターを提供しようとするものである。
以下本願の一実施例を図面によつて説明する
と、第１図、第２図、第３図において１は内包金
具であり、一枚のバネ板を折曲げ加工して形成さ
れ、この内包金具１において１ａは基部、１ｂ，
１ｃは夫々の持出部。２は下部弾動片であり、持
出部１ｃの先方に形成した案内段８のあたりから
突起部４に至る細長いＵ字形にスリツトし、その
内側に形成された板状の下部弾動片２の先端を内
壁２１の下方に向けて斜に突起させ上部弾動片５
と突起部４との間にその先端を位置させ案内孔９
を介して挿通する電線端末１４の軌跡に沿つて圧
接し得るよう位置させ、その先端が電線端末１４
を電導波板１２の案内溝１３に圧接すると共にそ
の先端が電線に喰い込むように係止し抜け止め作
用をし、柔軟性と大きい弾性により軽るく差込作
業が容易であると共に無理の無い圧接をするため
太い電線と細い電線を交互に再使用を繰り返して
も圧接力が低下することなく、さらに、材料の使
用量においては、持出部１ｃのバネ条の中間を繰
り抜いた状態で構成するため増量皆無であり、し
かも加工については、上部スリツト１０及び下部
スリツト１１のスリツト加工と同時に一挙に成形
可能なため工程の増加も皆無である。４は突起部
であり、夫々の持出部１ｃの下方に設け電線端末
１４の先端部を強力に圧接する。５は上部弾動片
であり、夫々の持出部１ｃの先方を折返し内包金
具１の内壁２１に向けて斜め下方にその先端を位
置させ、上記の下部弾動片２と同様に作用効果を
有する。６は支持壁であり、案内孔９の先端を折
返し部７を包み込むように外側から支持し持出部
１ｃを支持固定させる。７は折返し部であり、持
出部１ｃの先端部分を内包金具１の内側に向けて
折曲形成し上部弾動片５を構成する。８は案内段
であり、絶縁キヤツプ１５の内包穴１７にその口
開部から内包金具１を挿入する場合その内壁面に
支持壁６の先端が摺り合つて挿通を妨げないよう
この滑らかな円形状の突起部８が先導し押開いて
その挿通を容易にする。９は案内孔であり、持出
部１ａに、上部弾動片５、下部弾動片２及び最下
部に設けた突起部４及び案内溝１３とを直線する
位置に並設し電線端末１４の案内と支持作用をし
電線端末１４がその軌跡に沿つて挿通位置し完全
な接続と前後左右及び上下移動防止するよう固定
する。１０は上部スリツトであり、夫々の案内孔
９の中間の直線上の位置にあたる支持壁６の折曲
げ部分から先端まで完全にスリツトして隣接する
支持壁６とは相互に影響されないよう単独で夫々
の折返し部７を支持する。１１は下部スリツトで
あり、夫々の持出部１ｃ間をその先端まで完全に
従断したもので、夫々の持出部１ｃが相互に影響
されないよう分断したものである。１２は電導波
板であり、案内溝１３を形成しこれを持出部１ｃ
と内壁２１の空間に挿入する。１３は案内溝であ
り、電線端末１４が左右に曲つて挿通しないよう
案内すると共に断面円形の電線端末１４に添い接
触面積を多くするため円形に形成されているが、
溝を形成していれば円形に限定する必要はない。
１５は絶縁キヤツプであり、内包金具１を絶縁包
被するもので、その包被の形状、方法、材質等は
任意でよい。１６は案内キヤツプであり、任意の
絶縁材を用い電線端末１４の案内と使用後の電線
の支持と絶縁をする。１７は内包穴であり、絶縁
キヤツプ１５の奥に形成し内包金具１を内包す
る。１８は差込口であり、案内キヤツプ１６に並
設した孔。１９は止段であり、内包金具１及び案
内キヤツプ１６を係止するものである。２０は係
止部であり、案内キヤツプの先端部分を突起形成
し止段１９に嵌り込んで係止する。２２は検電孔
であり、電導波板１２の下部の位置に設け、この
孔に検電針を差込んで調べる。
と、第１図、第２図、第３図において１は内包金
具であり、一枚のバネ板を折曲げ加工して形成さ
れ、この内包金具１において１ａは基部、１ｂ，
１ｃは夫々の持出部。２は下部弾動片であり、持
出部１ｃの先方に形成した案内段８のあたりから
突起部４に至る細長いＵ字形にスリツトし、その
内側に形成された板状の下部弾動片２の先端を内
壁２１の下方に向けて斜に突起させ上部弾動片５
と突起部４との間にその先端を位置させ案内孔９
を介して挿通する電線端末１４の軌跡に沿つて圧
接し得るよう位置させ、その先端が電線端末１４
を電導波板１２の案内溝１３に圧接すると共にそ
の先端が電線に喰い込むように係止し抜け止め作
用をし、柔軟性と大きい弾性により軽るく差込作
業が容易であると共に無理の無い圧接をするため
太い電線と細い電線を交互に再使用を繰り返して
も圧接力が低下することなく、さらに、材料の使
用量においては、持出部１ｃのバネ条の中間を繰
り抜いた状態で構成するため増量皆無であり、し
かも加工については、上部スリツト１０及び下部
スリツト１１のスリツト加工と同時に一挙に成形
可能なため工程の増加も皆無である。４は突起部
であり、夫々の持出部１ｃの下方に設け電線端末
１４の先端部を強力に圧接する。５は上部弾動片
であり、夫々の持出部１ｃの先方を折返し内包金
具１の内壁２１に向けて斜め下方にその先端を位
置させ、上記の下部弾動片２と同様に作用効果を
有する。６は支持壁であり、案内孔９の先端を折
返し部７を包み込むように外側から支持し持出部
１ｃを支持固定させる。７は折返し部であり、持
出部１ｃの先端部分を内包金具１の内側に向けて
折曲形成し上部弾動片５を構成する。８は案内段
であり、絶縁キヤツプ１５の内包穴１７にその口
開部から内包金具１を挿入する場合その内壁面に
支持壁６の先端が摺り合つて挿通を妨げないよう
この滑らかな円形状の突起部８が先導し押開いて
その挿通を容易にする。９は案内孔であり、持出
部１ａに、上部弾動片５、下部弾動片２及び最下
部に設けた突起部４及び案内溝１３とを直線する
位置に並設し電線端末１４の案内と支持作用をし
電線端末１４がその軌跡に沿つて挿通位置し完全
な接続と前後左右及び上下移動防止するよう固定
する。１０は上部スリツトであり、夫々の案内孔
９の中間の直線上の位置にあたる支持壁６の折曲
げ部分から先端まで完全にスリツトして隣接する
支持壁６とは相互に影響されないよう単独で夫々
の折返し部７を支持する。１１は下部スリツトで
あり、夫々の持出部１ｃ間をその先端まで完全に
従断したもので、夫々の持出部１ｃが相互に影響
されないよう分断したものである。１２は電導波
板であり、案内溝１３を形成しこれを持出部１ｃ
と内壁２１の空間に挿入する。１３は案内溝であ
り、電線端末１４が左右に曲つて挿通しないよう
案内すると共に断面円形の電線端末１４に添い接
触面積を多くするため円形に形成されているが、
溝を形成していれば円形に限定する必要はない。
１５は絶縁キヤツプであり、内包金具１を絶縁包
被するもので、その包被の形状、方法、材質等は
任意でよい。１６は案内キヤツプであり、任意の
絶縁材を用い電線端末１４の案内と使用後の電線
の支持と絶縁をする。１７は内包穴であり、絶縁
キヤツプ１５の奥に形成し内包金具１を内包す
る。１８は差込口であり、案内キヤツプ１６に並
設した孔。１９は止段であり、内包金具１及び案
内キヤツプ１６を係止するものである。２０は係
止部であり、案内キヤツプの先端部分を突起形成
し止段１９に嵌り込んで係止する。２２は検電孔
であり、電導波板１２の下部の位置に設け、この
孔に検電針を差込んで調べる。
上述のように、一枚のバネ板で多数の電線端末
１４を連結する内包金具１に一枚の電導波板１２
を組込んだ端子体を絶縁キヤツプ１５内に挿入し
た簡単な構造であり、小型軽量で自動連続加工が
可能で非常にコスト安で使い易いものを安価に提
供できる経済性に優れている外、三個所で電線端
末１４を圧接し、二個所で抜け止め防止作用をす
るため電導接続が完全で耐久性に優れていると共
に、使用にあたり不充分な電線端末１４の差込を
され突起部４に到達しないような場合においても
二つの弾動片で二重圧接可能であり電導確実であ
るなど電気的機械的に優れた機能を有する。
１４を連結する内包金具１に一枚の電導波板１２
を組込んだ端子体を絶縁キヤツプ１５内に挿入し
た簡単な構造であり、小型軽量で自動連続加工が
可能で非常にコスト安で使い易いものを安価に提
供できる経済性に優れている外、三個所で電線端
末１４を圧接し、二個所で抜け止め防止作用をす
るため電導接続が完全で耐久性に優れていると共
に、使用にあたり不充分な電線端末１４の差込を
され突起部４に到達しないような場合においても
二つの弾動片で二重圧接可能であり電導確実であ
るなど電気的機械的に優れた機能を有する。
なお、図中第５図に示すように、上部弾動片５
及び下部弾動片２及び突起部４の総合的圧接力に
充分耐え得る耐久力を有する材質の絶縁キヤツプ
１５を使用した場合等においては、基部１ａ及び
持出部１ｂが削除し、持出部１ｃと電導波板１２
を内包穴１７に組込めば本願と同一機能と特徴を
有する優れた応用製品の実現可能な応用性をも兼
ね備えている。
及び下部弾動片２及び突起部４の総合的圧接力に
充分耐え得る耐久力を有する材質の絶縁キヤツプ
１５を使用した場合等においては、基部１ａ及び
持出部１ｂが削除し、持出部１ｃと電導波板１２
を内包穴１７に組込めば本願と同一機能と特徴を
有する優れた応用製品の実現可能な応用性をも兼
ね備えている。
図面は本願の一実施例を示すもので、第１図は
製品の一部断面図、第２図及び第３図は内包金具
の斜視図、第４図は電導波板の斜視図、第５図は
本願応用製品の一部断面図。 １……内包金具、２……下部弾動片、３……Ｕ
字形スリツト、４……突起部、５……上部弾動
片、６……支持壁、７……折返し部、８……案内
段、９……案内孔、１０……上部スリツト、１１
……下部スリツト、１２……電導波板、１３……
案内溝、１４……電線端末、１５……絶縁キヤツ
プ、１６……案内キヤツプ、１７……内包穴、１
８……差込口、１９……止段、２０……係止部、
２１……内壁、２２……検電孔。
製品の一部断面図、第２図及び第３図は内包金具
の斜視図、第４図は電導波板の斜視図、第５図は
本願応用製品の一部断面図。 １……内包金具、２……下部弾動片、３……Ｕ
字形スリツト、４……突起部、５……上部弾動
片、６……支持壁、７……折返し部、８……案内
段、９……案内孔、１０……上部スリツト、１１
……下部スリツト、１２……電導波板、１３……
案内溝、１４……電線端末、１５……絶縁キヤツ
プ、１６……案内キヤツプ、１７……内包穴、１
８……差込口、１９……止段、２０……係止部、
２１……内壁、２２……検電孔。
Claims (1)
- １ 一方の持出部に夫々の電線端末を差込む案内
孔を連設し他方の持出部には上、下部弾動片及び
突起部を連設し、その両持出部を基部に対し一方
の側へ向けて折曲げた後に案内孔を設けた一方の
持出部の先端を、他方の持出部の先方の折返し部
の外側に添つて折曲形成した内包金具において、
案内孔を介して挿入する電線端末の挿通軌跡に沿
つて一直線に位置するよう上、下部弾動片及び突
起部を設け、上記各圧接部を設けた夫々の持出部
間を完全にスリツトして単独作動するようにした
ことを特徴とする差込形コネクター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14622485A JPS628473A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 差込形コネクタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14622485A JPS628473A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 差込形コネクタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS628473A JPS628473A (ja) | 1987-01-16 |
| JPH043631B2 true JPH043631B2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=15402917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14622485A Granted JPS628473A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 差込形コネクタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS628473A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05335038A (ja) * | 1992-05-29 | 1993-12-17 | Nichifu Tanshi Kogyo:Kk | 電線接続コネクター |
| JPH0597059U (ja) * | 1992-06-03 | 1993-12-27 | 株式会社ニチフ端子工業 | 電線接続コネクターの爪片 |
| JPH07312236A (ja) * | 1994-05-13 | 1995-11-28 | Nichifu Co Ltd | 電線コネクター |
| JP2003266026A (ja) * | 2002-01-11 | 2003-09-24 | Tsunoda Brush Seisakusho:Kk | 上下動機構を備えたクリーニングローラ装置及びその自動運転方法 |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP14622485A patent/JPS628473A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS628473A (ja) | 1987-01-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4842557A (en) | Contact device for making an electrically conductive connection | |
| US5338233A (en) | Structure for electrically connecting a terminal and a wire | |
| JPH084020B2 (ja) | 電話ケ−ブル用のコネクタ | |
| JPH043631B2 (ja) | ||
| JP2724679B2 (ja) | ワイヤ接続装置 | |
| US4842541A (en) | Electrical connector | |
| US6152763A (en) | Electrical contact for termination to flat conductive member | |
| JPH0722084A (ja) | 電線接続器 | |
| JPH0479114B2 (ja) | ||
| JPH0141185Y2 (ja) | ||
| EP0446220A1 (en) | ELECTRIC CONTACT. | |
| JPH0724783Y2 (ja) | 圧接コンタクトおよびそれを用いた電線接続用コネクタ | |
| JPH0129738Y2 (ja) | ||
| JPH0388267U (ja) | ||
| JPH0421992B2 (ja) | ||
| JPH0378750B2 (ja) | ||
| JPS5818191Y2 (ja) | 磁気近接スイッチ | |
| JP2575605Y2 (ja) | Ｃｒｔソケット | |
| JPH0415161U (ja) | ||
| JPH0346461Y2 (ja) | ||
| JPH043411Y2 (ja) | ||
| JPH0727566Y2 (ja) | 電気コネクター | |
| JPS6313650Y2 (ja) | ||
| JPS647581Y2 (ja) | ||
| JPH0214154Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |