JPH04362696A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH04362696A
JPH04362696A JP3163348A JP16334891A JPH04362696A JP H04362696 A JPH04362696 A JP H04362696A JP 3163348 A JP3163348 A JP 3163348A JP 16334891 A JP16334891 A JP 16334891A JP H04362696 A JPH04362696 A JP H04362696A
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JP
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automatic performance
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JP3163348A
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English (en)
Inventor
Shinya Konishi
小西 慎哉
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、知育等に好適な自動演
奏装置に関し、特に、伴奏に応じて発した声を評価でき
るようにした自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放音される伴奏音に乗せて曲を歌
うことができるようにした所謂カラオケ機能を有する装
置が実用化され広く普及するに至っている。かかるカラ
オケ装置は、磁気テープや光ディスク等の記録媒体に記
憶された楽曲の伴奏音情報のみを再生し、再生された伴
奏音に乗せて音声(メロディ)を発することにより、こ
れらがミキシングされて放音されるようになっている。
【0003】また、カラオケ装置においては、歌い手が
歌った楽曲のメロディと、該楽曲の本来のメロディとの
相違(例えば音高の差)等を検出し、この相違の多寡を
例えば点数で表すことにより、評価するようにしたもの
が知られている。
【0004】一方、楽器業界においては、たとえばリー
ドオンリメモリ(ROM)に記憶された伴奏情報に基づ
いて伴奏音を放音しながら、該伴奏音に乗せてキーボー
ドを操作することにより、伴奏に合わせたメロディ演奏
ができる自動演奏装置が知られている。
【0005】かかるカラオケ装置や自動演奏装置は、幼
児の音感・リズム感教育に非常に有用であることが一般
に知られており、幼児が興味をもって親しむことができ
る装置が望まれている。
【0006】しかしながら、上記カラオケ装置や自動演
奏装置は、一般に高級すぎて操作が難しく、また価格も
高いので、幼児が自由に操作して遊ぶのに適していると
は言えない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑みてなされたもので、伴奏音に乗って楽曲を歌うこ
とのできるカラオケ機能及びその採点機能を有し、幼児
の知育に好適な自動演奏装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、伴奏データ
及びメロディデータが記憶された記憶手段と、該記憶手
段の記憶内容に応じて楽音を発生する楽音発生手段とを
有する自動演奏装置において、音声を音声信号に変換す
る変換手段と、該変換手段により変換された音声信号の
音量値と前記記憶手段に記憶されたメロディデータに含
まれる音量情報に応じた音量値とを逐次比較して結果を
累積記憶する比較手段と、該比較手段に累積記憶された
比較結果に応じた情報を報知する報知手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、記憶手段に記憶された伴奏データを
読み出して楽音発生手段で楽音を発生している状態にお
いて、該伴奏データに同期せしめてメロディデータをも
読み出し、該読み出されたメロディデータに含まれる音
量情報に応じた音量値と、音声の変換手段から供給され
る音声信号の音量値とを逐次比較して比較結果を累積記
憶し、この累積記憶された情報を報知手段で歌い手に報
知するようにしたものである。
【0010】これにより、伴奏に乗って楽曲を歌うとい
うカラオケ機能が実現できるとともに、声を発するべき
タイミングで声が所定の音量で発生されたか否かをチェ
ックすることができ、したがって、歌われた楽曲の評価
ができるものとなっている。
【0011】また、報知手段で報知する比較結果に応じ
た情報として、予め記憶手段に記憶された楽音その他の
音を報知することができるので、幼児に適した評価方法
を提供できるものとなっている。
【0012】また、従来のカラオケ装置のように、評価
結果を例えば表示器に点数で表示することも可能であり
、より汎用的に使用できるものとなっている。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係る自動演奏装置の全体的
な構成を概略的に示すブロック図である。
【0014】図において、10は鍵盤であり、演奏者の
押鍵・離鍵動作を検出し、楽音発生回路19に供給する
ものである。この鍵盤10は、複数のキーと、これらキ
ーの押鍵・離鍵に連動して開閉するキースイッチと、こ
れらキースイッチの開閉状態を検出するキースキャン回
路等を含んでいる。
【0015】上記キースキャン回路で検出された全ての
キーのオン/オフ信号は楽音発生回路19に送られる。
【0016】11は操作パネルであって、該自動演奏装
置を制御する各種スイッチ、表示器等が設けられている
。図では、本発明に関係する部分のみを主体に示してあ
る。
【0017】操作パネル11中のSW1は、自動演奏の
スタート/ストップスイッチである。このスタート/ス
トップスイッチSW1は、押す度にスタート状態とスト
ップ状態が反転するトグル動作する。
【0018】SW2は採点スイッチである。この採点ス
イッチSW2は、カラオケ演奏モードによる動作が完了
した際に押下することにより、採点結果を歌い手に知ら
せるものである。
【0019】SW3はカラオケスイッチである。このカ
ラオケスイッチSW3を押下することにより、カラオケ
演奏モードとなり、メロディ音が消去されて伴奏音のみ
が出力される。なお、このカラオケスイッチSW3が押
下されたときに、メロディ音を完全に消去するのではな
く、メロディの音量を小さくするように構成することも
できる。
【0020】SW4はその他のスイッチを総称して記載
している。その他のスイッチとしては、例えば、音色を
選択する音色選択スイッチ、各種効果を選択する選択ス
イッチ等がある。
【0021】これら各種スイッチのオン/オフ状態は図
示しないパネルスキャン回路で検出され、CPU14の
読出制御部15,16、出力制御部17、比較制御部1
8にそれぞれ供給されるようになっている。
【0022】また、12は操作パネル11に設けられる
表示器である。この表示器12は、例えば7セグメント
のLEDで構成される。この表示器は、CPU14の比
較制御部18からの信号により点灯・消灯制御される。 この表示器12には、例えば採点結果、その他の種々の
情報が表示される。
【0023】13はリードオンリメモリ(ROM)であ
り、後述するCPU14を動作させる制御プログラムの
他、この発明の特徴に直接関係する伴奏データ、メロデ
ィデータ、採点結果を報知するための音を発生するデー
タ(図示しない)が記憶されるようになっている。さら
に、このROM13には、音色データ、その他の種々の
固定データが含まれている。
【0024】14は中央処理装置(CPU)であり、R
OM13のプログラムメモリ部(図示しない)に記憶さ
れている制御プログラムに従って当該自動演奏装置の各
部を制御するものである。
【0025】CPU14では、そのソフトウエアの機能
として、読出制御部15,16、出力制御部17、比較
制御部18が実現されている。
【0026】読出制御部15は、操作パネル11のスタ
ート/ストップスイッチSW1が押下されて自動演奏開
始が指示されることにより起動される。この読出制御部
15は、ROM13から伴奏データを読み出し、楽音発
生回路19に供給する。
【0027】同様に、読出制御部16も、操作パネル1
1のスタート/ストップスイッチSW1が押下されて自
動演奏開始が指示されることにより起動される。この読
出制御部16は、ROM13からメロディデータを読み
出し、出力制御部17に供給する。
【0028】出力制御部17は、操作パネル11のカラ
オケスイッチSW3の押下状態に応じて、ROM13か
ら読み出したメロディデータを楽音発生回路19に供給
するか比較制御部18に供給するかを制御するものであ
る。即ち、カラオケスイッチSW3がオフの状態ではメ
ロディデータは、楽音発生回路19に供給される。した
がって、この場合は自動演奏モードとなり、伴奏データ
とメロディデータとを含んだ楽音信号が楽音発生回路1
9で生成され、所謂、自動演奏が行われる。
【0029】一方、カラオケスイッチSW3がオンにさ
れると、メロディデータを楽音発生回路19に供給する
動作が中止され、メロディデータは比較制御部18に供
給される。したがって、この場合は、楽音発生回路19
では伴奏データのみの楽音信号が生成される。
【0030】比較制御部18は、上記出力制御部17か
ら供給されるメロディデータと、マイクロフォン23か
ら供給される音声信号とを比較し、その結果を内蔵する
図示しないRAMに累積記憶するものである。この比較
制御部18に累積記憶されたデータは、操作パネル11
の採点スイッチSW2が押下されることにより、楽音発
生手段19で発生する楽音の種類を選択するために使用
されるとともに、操作パネル11に設けられた表示器1
2に表示するデータとなる。
【0031】19は楽音発生回路であり、鍵盤10又は
CPU14から出力される制御データで指定された音色
に対応する楽音波形データ及びエンベロープデータを波
形メモリ20から読み出し、読み出した楽音波形データ
にエンベロープを付加して楽音信号として出力するもの
である。この楽音発生回路19が出力する楽音信号は増
幅器21に供給される。
【0032】波形メモリ20は、上述したように、各音
色に対応した楽音波形データ及びエンベロープデータを
記憶するものである。
【0033】増幅器21は、楽音発生回路19から供給
される楽音信号を所定の利得で増幅し、スピーカ22に
供給するものである。また、この増幅器21には、マイ
クロフォン23からの音声信号も供給されるようになっ
ている。したがって、楽音発生回路19で発生される楽
音信号とマイクロフォン23から供給される音声信号と
を同時に増幅して出力することができるようになってい
る。
【0034】次に、上記のような構成において、本発明
の実施例の動作を図2及び図3に示したフローチャート
を参照しながら説明する。
【0035】先ず、電源が投入されると、初期化処理が
行われる(ステップS10)。この初期化処理は、楽音
発生回路19の内部状態を初期状態に設定して電源投入
時に不要な音が発声されるのを防止したり、図示しない
ランダムアクセスメモリ(RAM)の内容をクリアした
りする処理である。
【0036】次いで、鍵処理が行われる(ステップS1
1)。この鍵処理は、鍵盤10のキーの押鍵/離鍵に伴
って発音/消音処理を行う。この鍵処理の動作は周知で
あり、本発明の要旨とは直接関係がないので、詳細な説
明は省略する。
【0037】次いで、パネルスキャン処理が行われる(
ステップS12)。即ち、操作パネル11のパネルスキ
ャン回路で検出された各スイッチのオン/オフ状態がC
PU14に読み込まれ、図示しないRAMに記憶される
【0038】次いで、操作パネル11のスイッチにオン
イベントがあるか否かが調べられる(ステップS13)
。これは、前回操作パネル11から取り込んだ各スイッ
チのオン/オフ状態(RAMに記憶されている)と、今
回操作パネル11から取り込んだ各スイッチのオン/オ
フ状態とを比較し、新たにオンになったスイッチが存在
するか否かを調べることにより行われる。
【0039】そして、オンイベントがなかったことが判
断されると、ステップS23へ分岐し、自動演奏処理を
行う。
【0040】一方、オンイベントがあったことが判断さ
れると、オンにされたスイッチがカラオケスイッチSW
3であるか否かが調べられる(ステップS14)。
【0041】そして、カラオケスイッチSW3がオンに
されたことが判断されると、フラグKFLGが「1」で
あるか否かが調べられる(ステップS15)。ここで、
フラグKFLGは、カラオケ演奏モードであるか否かを
記憶するフラグであり、図示しないRAMに設けられる
ものである。
【0042】上記ステップS15で、フラグKFLGが
「1」でないことが判断されると、フラグKGLGを「
1」にセットし(ステップS16)、採点用の数値を初
期値、例えば「100」に設定し(ステップS17)、
その後ステップS23へ分岐して自動演奏の処理に移る
【0043】一方、上記ステップS15で、フラグKG
LGが「1」であることが判断されると、フラグKGL
Gを「0」にリセットし(ステップS18)、その後ス
テップS23へ分岐して自動演奏の処理に移る。
【0044】上記ステップS15、S16及びS18に
よりカラオケスイッチSW3のトグル動作が実現されて
いる。
【0045】上記ステップS14でオンイベントがあっ
たスイッチがカラオケスイッチSW3でないことが判断
されると、採点スイッチSW2であるか否かが調べられ
る(ステップS19)。
【0046】そして、採点スイッチSW2であることが
判断されると、比較結果に応じた発音処理が行われる(
ステップS20)。これは、比較制御部18に記憶され
ている比較結果としての採点値に応じて、ROM13に
記憶されている採点結果を報知するための楽音データを
読み出し、楽音発生回路19に送出することにより行わ
れる。これにより、上記採点値に応じて、例えば高得点
であれば「ピンポーン」という音が発生され、低得点で
あれば「ブー」という音が発生される。
【0047】次いで、比較結果の表示が行なわれる(ス
テップS21)。即ち、採点値が操作パネル11の表示
器12に送出され数値で表示される。
【0048】一方、上記ステップS19でオンイベント
があったスイッチが採点スイッチSW2でないことが判
断されると、その他のスイッチの押下に応じた処理が行
なわれる(ステップS22)。例えば、音色選択処理、
音量変更処理等が行なわれることになる。
【0049】次いで、ステップS23以下の自動演奏処
理が行なわれる。
【0050】この自動演奏処理では、先ず、演奏データ
の読み出しタイミングであるか否かが調べられる(ステ
ップS23)。即ち、自動演奏を行なわせるための演奏
データをROM13から読み出すべきタイミングである
か否かが調べられる。そして、読み出しタイミングでな
いことが判断されると、ステップS11へ戻り、再度上
述したと同様の処理を繰り返し実行する。
【0051】一方、読み出しタイミングであることが判
断されると、フラグKFLGが「1」であるか否かが調
べられる(ステップS24)。ここで、フラグKFLG
が「1」であればカラオケ演奏モードであり、「0」で
あれば通常の自動演奏モードであることを意味する。
【0052】したがって、フラグKFLGが「0」であ
ることが判断されると、通常の自動演奏モードであるこ
とが認識され、先ずデータリードが行われる(ステップ
S25)。即ち、読出制御部15、16は、ROM13
からそれぞれ伴奏データ及びメロディデータを読み出す
【0053】次いで、発音処理が実行される(ステップ
S26)。即ち、読出制御部15は、読み出した伴奏デ
ータを楽音発生回路19に送出し、読出制御部16は、
読み出したメロディデータを出力制御部17を介して楽
音発生回路19に送出する。そして、楽音発生回路19
で楽音信号が生成されて増幅器21を介してスピーカ2
2に送られ、伴奏音とメロディ音とでなる通常の自動演
奏が行なわれることになる。
【0054】上記ステップS24で、フラグKFLGが
「1」であることが判断されると、カラオケ演奏モード
であることが認識され、先ずデータリードが行われる(
ステップS27)。即ち、読出制御部15、16は、R
OM13からそれぞれ伴奏データ及びメロディデータを
読み出す。
【0055】次いで、読み出したデータが伴奏データで
あるか否かが調べられる(ステップS28)。そして、
伴奏データであることが判断されると、発音処理が行な
われる(ステップS26)。即ち、読出制御部15は、
該伴奏データを楽音発生回路19に送出する。これによ
り、楽音発生回路19で楽音信号が生成されて増幅器2
1を介してスピーカ22に送られ、伴奏音のみの放音が
行なわれることになる。この際、マイクロフォン23か
ら音声信号が出力されていれば、伴奏と音声が同時に出
力されることになる。
【0056】一方、上記ステップS28で伴奏データで
ない、つまりメロディデータであることが判断されると
、比較信号出力処理が行なわれる(ステップS29)。 この比較信号出力処理は、出力制御部17により行なわ
れる処理である。即ち、比較制御部17は、ROM13
から読み出したメロディデータに含まれる音量データ(
ベロシティ)を取り出し、これを例えば4段階のレベル
に変換して比較制御部18に送出する。具体的には、7
ビットで構成される音量データ(例えば7FH 、添字
の「H 」は16進数であることを示す。以下同じ)の
上位2ビットを取り出して新しい音量データ(例えば0
3H )とする。
【0057】ここで、128段階の音量レベルを4段階
の音量レベルに変換したのは、幼児向けの装置では、こ
の程度の精度で充分だからである。ただし、音量レベル
は4段階に限定されるものでなく任意の段階を用いるこ
とができることは勿論である。
【0058】2ビットの音量データを受け取った比較制
御部18は、これを対応する電圧に変換し、比較器とし
て機能するように構成された図示しない演算増幅器の一
方の入力に基準電圧として供給する。この演算増幅器の
他方の入力には、マイクロフォン23からの音声信号が
常時供給されている。この演算増幅器は、マイクロフォ
ン23からの音声信号が、上記基準電圧より小さい時に
「1」を出力し、大きい時は「0」を出力する。
【0059】次いで、比較制御部18は、比較結果の入
力を行なう(ステップS30)。即ち、演算増幅器の出
力が「0」又は「1」として得られるので、これを入力
して評価データとして記憶する。
【0060】次いで、上記評価データが「0」であれば
、つまり、マイクロフォン23からの音声信号が、上記
基準電圧より大きければ、上記演算増幅器に与える基準
電圧を1レベル上げて再度比較を行い、比較結果の入力
を行なう。そして、入力したデータが「0」であれば、
つまり、マイクロフォン23からの音声信号が、上記1
ランク上げたレベルの基準電圧より大きければ、先に格
納した評価データを「1」に変更する。
【0061】要するに、マイクロフォン23から供給さ
れる音声信号が、与えられた音量レベルとその1段階上
の音量レベルとの間にあれば「0」、それ以外であれば
「1」が評価データとなる。
【0062】次いで、採点データの計算を行なう(ステ
ップS31)。即ち、採点スイッチSW2がオンにされ
た時にセットした採点初期値(ステップS17でセット
した値)から、上記評価データを減算し、新しい採点値
として記憶する。このように、採点は減点方式により行
なわれる。その後、ステップS11へ戻り、再度上述し
たと同様の処理を繰り返す。
【0063】上記実施例では、カラオケ演奏モードでは
、メロディ音の出力を抑止するように構成したが、メロ
ディ音量を小さくして出力するように構成しても良い。
【0064】この場合、図3中破線で示すように、ステ
ップS31の次にレベル制御処理(ステップS32)を
挿入し、その後、ステップS26へ分岐して発音処理を
行なう。このレベル制御処理は、メロディデータに含ま
れる音量データの値を所定値以下に変更する処理である
。これにより、伴奏音と同時にメロディが小さい音量で
出力され、この上にマイクロフォン23からの信号がミ
ックスされて出力されることになる。
【0065】以上のように、この実施例によれば、RO
M13に記憶された伴奏データを読み出して楽音発生回
路19で楽音信号を発生している状態において、該伴奏
データに同期せしめてメロディデータをも読み出し、該
読み出されたメロディデータに含まれる音量データに応
じた音量値と、マイクロフォン23から供給される音声
信号の音量値とを逐次比較して所定以上の相違があった
場合に、予めセットされた採点値から順次減算して記憶
しておき、採点スイッチSW2が押下された際に、この
記憶された採点値に応じて所定の楽音を放音し、また、
表示器に採点値を表示する。
【0066】これにより、伴奏に乗って楽曲を歌うとい
うカラオケ機能が実現できるとともに、声を発するべき
タイミングで声が所定の音量で発生されたか否かをチェ
ックすることができ、したがって、歌われた楽曲を幼児
に適した方法で評価ができるものとなっている。
【0067】なお、上記実施例では、採点スイッチSW
2が押された際に、評価結果としての楽音の出力と、表
示器12に対する表示を同時に行なうように構成したが
、これらは、何れか一方のみを行なうように構成しても
良い。
【0068】また、評価結果としての楽音の出力は、予
めROM13に記憶された楽音データに基づいて行なう
ように構成したが、波形メモリ20に記憶されている楽
音波形データを、評価結果に応じて読出速度を変えて読
み出すことにより、音程を変えて評価結果を知らせるよ
うに構成しても良い。
【0069】また、評価結果に応じて音色の異なる楽音
波形データを読み出すことにより、音色を変えて評価結
果を知らせるように構成しても良い。
【0070】さらに、上記表示器12は、7セグメント
のLEDで構成され、採点値を直接数値で表示するよう
に構成したが、表示器12としてデジタルレベルメータ
を使用し、レベルで評価結果を知らせるように構成して
も良い。
【0071】さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形できることは勿論である。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
伴奏音に乗って楽曲を歌うことのできるカラオケ機能及
びその採点機能を有し、幼児の知育に好適な自動演奏装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する自動演奏装置の一実施例の全
体構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
10  鍵盤11  操作パネル12  表示器(出力
手段)13  ROM(記憶手段)14  CPU(比
較手段)19  楽音発生回路(出力手段)20  波
形メモリ21  増幅器22  スピーカ23  マイ
クロフォン(変換手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  伴奏データ及びメロディデータが記憶
    された記憶手段と、該記憶手段の記憶内容に応じて楽音
    を発生する楽音発生手段とを有する自動演奏装置におい
    て、音声を音声信号に変換する変換手段と、該変換手段
    により変換された音声信号の音量値と前記記憶手段に記
    憶されたメロディデータに含まれる音量情報に応じた音
    量値とを逐次比較して結果を累積記憶する比較手段と、
    該比較手段に累積記憶された比較結果に応じた情報を報
    知する報知手段とを具備したことを特徴とする自動演奏
    装置。
  2. 【請求項2】  前記比較手段は、前記変換手段により
    変換された音声信号の音量値と前記記憶手段に記憶され
    たメロディデータに含まれる音量情報に応じた音量値と
    が所定値以上相違した回数を計数して累積記憶すること
    を特徴とする請求項1記載の自動演奏装置。
  3. 【請求項3】  前記報知手段により報知される情報は
    、前記記憶手段に記憶された所定のデータに基づき前記
    楽音発生手段により発生される音であることを特徴とす
    る請求項1記載の自動演奏装置。
  4. 【請求項4】  前記報知手段により報知される情報は
    、前記比較手段の比較結果に応じて表示内容が変更され
    る表示器であることを特徴とする請求項1記載の自動演
    奏装置。
JP3163348A 1991-06-10 1991-06-10 自動演奏装置 Pending JPH04362696A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60262186A (ja) * 1984-06-08 1985-12-25 松下電器産業株式会社 採点装置

Patent Citations (1)

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JPS60262186A (ja) * 1984-06-08 1985-12-25 松下電器産業株式会社 採点装置

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