JPH04362275A - 内燃機関の点火制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火制御装置

Info

Publication number
JPH04362275A
JPH04362275A JP13797291A JP13797291A JPH04362275A JP H04362275 A JPH04362275 A JP H04362275A JP 13797291 A JP13797291 A JP 13797291A JP 13797291 A JP13797291 A JP 13797291A JP H04362275 A JPH04362275 A JP H04362275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
signal
ignition
ignition coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13797291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Sasakura
笹倉 八郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP13797291A priority Critical patent/JPH04362275A/ja
Publication of JPH04362275A publication Critical patent/JPH04362275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、極低回転での点火時
期を制御するための内燃機関の点火制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の点火制御装置が、特開平1−
285661号公報に開示されている。これは、内燃機
関の回転が極低回転となると、パワートランジスタの通
電を50ms程度に制限するために通電開始の回転角信
号のエッジを上死点直前のエッジとし(気筒の上死点直
前の回転角信号の立ち上がりエッジにて通電を開始し)
、公報で第9図に示されているマップを用いてエンジン
回転数及びバッテリ電圧に基づいて求めた通電時間(5
0ms未満)が経過した後に通電を終了させるものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報に
おける第9図に示されている極低回転での通電時間の算
出マップは、バッテリ電圧が高くなるほど通電時間が短
くなり低回転では若干長くてもよい。従って、電圧補正
項を持った通電時間では点火時期を一定の所にすること
が困難であり、低電圧時の通電時間で点火時期を最適に
設定すると、高電圧時は過早点火となり、図4に示すよ
うに、上死点より前に点火が行われ逆トルクが発生して
しまう虞がある。
【0004】この発明の目的は、極低回転時において上
死点もしくは上死点直後の点火時期とすることができる
内燃機関の点火制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、内燃機関の
回転を検出して所定回転角位置にて回転角信号を出力す
る回転角センサと、内燃機関の回転数が所定の極低回転
領域より大きいと、前記回転角信号及び内燃機関の運転
状態に応じて点火コイルの通電時間及び点火時期を算出
して点火コイルの一次電流の制御信号を出力する第1制
御手段と、内燃機関の回転数が所定の極低回転領域なら
ば、気筒の上死点直前乃至上死点での回転角信号に同期
して点火コイルの通電を開始させるとともに、当該信号
の角度周期に1未満の定数を乗算した値を通電時間とす
る点火コイルの一次電流の制御信号を出力する第2制御
手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の点火制御装
置をその要旨とする。
【0006】
【作用】回転角センサから内燃機関の所定回転角位置に
て回転角信号が出力され、内燃機関の回転数が所定の極
低回転領域より大きいと、第1制御手段が回転角信号及
び内燃機関の運転状態に応じて点火コイルの通電時期及
び点火時間を算出して点火コイルの一次電流の制御信号
を出力する。又、内燃機関の回転数が所定の極低回転領
域ならば、第2制御手段が気筒の上死点直前乃至上死点
での回転角信号に同期して点火コイルの通電を開始させ
るとともに、当該信号の角度周期に1未満の定数を乗算
した値を通電時間とする点火コイルの一次電流の制御信
号を出力する。
【0007】その結果、内燃機関の回転数が所定の極低
回転領域ならば、回転角信号の角度周期に1未満の定数
を乗算した値が通電時間(即ち、一定角相当)となり、
バッテリ電圧の変動等の影響を受けることなく上死点も
しくは上死点直後の点火時期とすることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明を具体化した一実施例を説
明する。図1は点火制御装置の接続構成を示すブロック
図である。クランク角センサ1はクランク軸と一体に回
転するロータ2とその円周接線部位に固定したマグネッ
トピックアップ3とから構成され、所定回転角位置にて
回転角信号を出力する。本実施例のクランク角センサ1
は、図3に示すように、1回転12パルス(30°CA
毎)とし、上死点前5°を含む等間隔にて信号を発生す
るものである。又、カムポジションセンサ4はカム軸と
一体に回転するロータ5とその円周接線部位に固定した
マグネットピックアップ6とから構成され、所定回転角
位置にて信号を出力する。本実施例のカムポジションセ
ンサ4は、1回転1パルスとし特定角度位置で信号を発
生するものである。アナログセンサ群7は複数のアナロ
グセンサよりなり、同センサ群7は吸入空気量センサ、
冷却水温センサ等を含む。デジタルセンサ群8は複数の
デジタルセンサからなり、アイドルスイッチ、スタータ
スイッチ、エアコンスイッチ等を含む。
【0009】コントローラ9は入力バッファ10と波形
整形回路11,12とA/D変換器13とマイクロプロ
セッシングユニット(以下、MPUという)14と出力
モニタIC15とから構成されている。デジタルセンサ
群8からの信号は入力バッファ10を介してMPU14
及び出力モニタIC15に取り込まれる。又、波形整形
回路11はクランク角センサ1からの信号を波形整形し
てパルス信号をMPU14及び出力モニタIC15に取
り込ませる。同様に、波形整形回路12はカムポジショ
ンセンサ4からの信号を波形整形してパルス信号をMP
U14及び出力モニタIC15に取り込ませる。さらに
、A/D変換器13はアナログセンサ群7からの信号を
入力してデジタル信号にしてMPU14に取り込ませる
【0010】MPU14はクランク角センサ1でのパル
スの発生毎にその時のフリーランタイマの時刻と直前の
パルス発生時のフリーランタイマの時刻との差からパル
ス間の所要時間を求めて内燃機関の回転速度を算出する
。又、MPU14はアナログセンサ群7の数値情報、並
びにデジタルセンサ群8の情報に基づいて内燃機関の各
種運転状態(吸入空気量、冷却水温等)を検知する。 そして、MPU14は、図3に示すように、信号出力ポ
ート20から後記点火コイル18の一次電流の制御信号
を出力する。
【0011】出力モニタIC15は、デジタルセンサ群
8からの信号と、クランク角センサ1からの信号と、カ
ムポジションセンサ4からの信号と、MPU14からの
信号を入力して正常時のみ制御信号を出力する。つまり
、MPU14からの制御信号とクランク角センサ1から
の信号とを比較してクランク角センサ1からの信号の入
力がないにもかかわらずMPU14からの信号を入力す
ると異常と判断して信号の出力は行わず、正常のときの
み信号を出力する。
【0012】コントローラ9にはイグナイタ16が接続
されている。つまり、イグナイタ16にはパワートラン
ジスタ17が備えられ、パワートランジスタ17のベー
ス端子にコントローラ9の出力モニタIC15が接続さ
れている。パワートランジスタ17には点火コイル18
の一次コイルが接続され、点火コイル18の二次コイル
には機械的な配電器を介すか又は直接、点火プラグ19
が接続されている。そして、点火コイル18の一次コイ
ルと二次コイルにはバッテリ電圧Vが印加されている。 そして、イグナイタ16のパワートランジスタ17はコ
ントローラ9の出力モニタIC15から制御信号(ハイ
レベル信号)を入力するとオンし、点火コイル18の一
次電流が流れ、又、出力モニタIC15から制御信号が
遮断すると点火コイル18の一次電流が遮断され点火プ
ラグ19での点火が行われる。
【0013】次に、このように構成した内燃機関の点火
制御装置の作用を説明する。図2はMPU14が実行す
る処理のフローチャートである。このフローはクランク
角センサ1からのパルス信号の入力によりその処理が開
始されるものである。まず、MPU14はクランク角セ
ンサ1からのパルス信号を入力すると、ステップ100
で今回のパルスの入力時刻(パルス発生時刻)と先回の
パルスの入力時刻との差を所要時間として求め、RAM
に記憶する。そして、MPU14はステップ101で今
回のパルス発生時刻をRAMに移動し更新して次回に備
える。さらに、MPU14はステップ102でクランク
角センサ1からのパルス信号の入力回数を記憶する角度
カウンタの値に「1」を加える。ちなみに、カムポジシ
ョンセンサ4の入力があった時の次のクランク角センサ
1のパルス入力時に、該角度カウンタはゼロにリセット
される。
【0014】MPU14はステップ103で角度カウン
タの値から上死点直前のタイミングか判定し、上死点直
前のタイミングでなければステップ109に移行する。 このステップ109では、クランク角センサ1からの信
号及び内燃機関の運転状態に応じて点火コイル18の通
電時間及び点火時期を算出して信号を出力する。又、こ
の際、飛火から燃焼までの遅れ時間を補うため上死点よ
り進角側の点火時期制御を行うとともに、上死点に同期
して行う演算のセット動作を行う。
【0015】MPU14はステップ103において上死
点直前の場合にはステップ104でステップ100での
パルス間の周期から極低転領域かを判別する。例えば、
300rpm以下を判定領域とする場合、30°CAの
所要時間が16667μs以上である場合は極低回転領
域となる。MPU14は16667μs以下の時は前記
ステップ109に移行する。
【0016】MPU14はステップ104においてパル
ス間の周期が16667μs以上の時にはステップ10
5で信号出力ポート20をハイレベルの状態にセットし
、点火コイル18の一次コイルの通電を開始する。さら
に、MPU14はステップ106で図3での所要時間T
30i の1/4の値(=T30i ×0.25)を求
める。 この値(所要時間)は、30/4=7.5°CA相当で
あり、上死点直前のパルス発生角が5°BTDCである
場合は2.5°ATDCを通過する時を予測した値とな
る。
【0017】さらに、MPU14はステップ107で先
回の角度パルス発生時刻に7.5°CA相当の所要時間
を加算して2.5°ATDCの時刻を求める。そして、
MPU14はステップ108で演算結果をコンペアレジ
スタにセットする。以上の処理によりフリーランタイマ
ーの時刻がコンペアレジスタの時刻に一致した時、出力
レベルが反転しイグナイタ16のトランジスタ17のベ
ース端子の通電が遮断され、飛火を発生する。この飛火
は略TDC近傍の逆転トルクを発生させることはない。
【0018】このように本実施例では、クランク角セン
サ1(回転角センサ)により内燃機関の所定回転角位置
にて回転角信号を出力させ、MPU14(第1及び第2
制御手段)が内燃機関の回転数が所定の極低回転領域よ
り大きいと、回転角信号及び内燃機関の運転状態に応じ
て点火コイル18の通電時間及び点火時期を算出して点
火コイル18の一次電流の制御信号を出力し、又、内燃
機関の回転数が所定の極低回転領域ならば、気筒の上死
点直前での回転角信号に同期して点火コイル18の通電
を開始させた後、当該信号の角度周期T30i に1未
満の定数(=0.25)を乗算した値を通電時間とする
点火コイル18の一次電流の制御信号を出力する。その
結果、内燃機関の回転数が所定の極低回転領域ならば、
回転角信号の角度周期T30i に1未満の定数が乗算
した値が通電時間(即ち、一定角相当)となる。よって
、従来の公報の装置のように電圧補正項を持った通電時
間では点火時期を一定の所にすることが困難であったが
、本実施例では、上死点直前のトリガ角がどこにあって
も上死点若しくは上死点直後の点火時期とすることがで
きることとなる。このように、極低回転時において上死
点もしくは上死点直後の点火時期とすることができ、上
死点より前の点火による逆回転トルクの発生を回避して
エンスト及び逆回転を防止できる。
【0019】又、極低回転領域での点火出力処理は切替
えの遅れがあっては効果がないため簡素な演算が必要と
なるが、本実施例では、得られたばかりの角度周期の1
/4を角度パルス発生時刻に加算するのみで点火時期の
設定ができる。つまり、角度周期に1未満の定数(=0
.25)を乗算した値を通電時間とする際に、MPU1
4は2進法にて演算を行っているので、パルス周期(2
進法での)に対し2ビット分桁下げする(レジスタに格
納した周期データを下位側に2ビットシフトさせる)だ
けで簡単にパルス周期を0.25倍できることとなる。 同様のことが、角度周期の1/n(ただし、nは2の整
数倍値)を乗算する際にも言える。
【0020】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施例では回転角信号の角度
周期T30i に1/4を乗算して通電時間を算出した
が、上死点直前の回転角信号のエッジは5°〜20°B
TDCの場合があるが、要は、上死点乃至上死点直後の
角度が得られる係数(=1/n)を用いればよい。又、
上記実施例では極低回転の領域判定をTDC直前の区間
の値としたが、処理タイミングの関係からそれ以前の区
間の値を使用してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、極
低回転時において上死点もしくは上死点直後の点火時期
とすることができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の点火制御装置の接続構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】作用を説明するためのフローチャートである。
【図3】回転角信号と制御信号を示すタイミングチャー
トである。
【図4】燃焼室の圧力変化を示す図である。
【符号の説明】
1  回転角センサとしてのクランク角センサ14  
第1及び第2制御手段としてのMPU16  イグナイ
タ 18  点火コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内燃機関の回転を検出して所定回転角
    位置にて回転角信号を出力する回転角センサと、内燃機
    関の回転数が所定の極低回転領域より大きいと、前記回
    転角信号及び内燃機関の運転状態に応じて点火コイルの
    通電時間及び点火時期を算出して点火コイルの一次電流
    の制御信号を出力する第1制御手段と、内燃機関の回転
    数が所定の極低回転領域ならば、気筒の上死点直前乃至
    上死点での回転角信号に同期して点火コイルの通電を開
    始させるとともに、当該信号の角度周期に1未満の定数
    を乗算した値を通電時間とする点火コイルの一次電流の
    制御信号を出力する第2制御手段とを備えたことを特徴
    とする内燃機関の点火制御装置。
JP13797291A 1991-06-10 1991-06-10 内燃機関の点火制御装置 Pending JPH04362275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13797291A JPH04362275A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 内燃機関の点火制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13797291A JPH04362275A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 内燃機関の点火制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04362275A true JPH04362275A (ja) 1992-12-15

Family

ID=15211048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13797291A Pending JPH04362275A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 内燃機関の点火制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04362275A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7171949B2 (en) 2004-09-17 2007-02-06 Denso Corporation Ignition timing controller for internal combustion engine
US8558240B2 (en) 2010-08-18 2013-10-15 Samsung Display Co., Ltd. Thin film transistor display panel having a gate wire with different thicknesses and manufacturing method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7171949B2 (en) 2004-09-17 2007-02-06 Denso Corporation Ignition timing controller for internal combustion engine
US8558240B2 (en) 2010-08-18 2013-10-15 Samsung Display Co., Ltd. Thin film transistor display panel having a gate wire with different thicknesses and manufacturing method thereof
US8822279B2 (en) 2010-08-18 2014-09-02 Samsung Display Co., Ltd. Thin film transistor display panel and manufacturing method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61272471A (ja) 内燃エンジンの基準クランク角度位置検出系異常時の点火時期制御方法
JP4096728B2 (ja) エンジン制御装置
JPH04362275A (ja) 内燃機関の点火制御装置
JPS6123868A (ja) 点火時期制御装置
JPS61169666A (ja) 内燃エンジンの点火時期制御方法
JP3556682B2 (ja) エンジンの点火時期制御装置
JPH0223268A (ja) 内燃機関用点火時期制御装置
JP3723750B2 (ja) 内燃機関の制御システム
JPS5888461A (ja) 内燃機関の点火時期制御方法
JPH0476034B2 (ja)
JP3572635B2 (ja) 内燃機関用点火装置の制御方法
JPH0442544B2 (ja)
JPS6065279A (ja) 内燃機関始動時の点火時期制御装置
JPH11351112A (ja) 車載内燃エンジンの点火時期制御装置
JPH05209585A (ja) エンジン点火時期制御装置
JPH0617730A (ja) 内燃機関の点火制御装置
JP4000918B2 (ja) 内燃機関の点火時期制御装置
JP2631862B2 (ja) 点火時期制御装置
JPS6217369A (ja) 内燃エンジンのアイドル時の点火時期制御方法
JPS6022072A (ja) 内燃機関の点火装置
JPS61218774A (ja) 内燃機関の点火制御装置
JPH0311419Y2 (ja)
JP2000064936A (ja) エンジンの点火制御装置
JP2781901B2 (ja) 点火時期制御装置
JPH0772524B2 (ja) 内燃機関用点火制御装置