JPH04361804A - 20段圧延機 - Google Patents
20段圧延機Info
- Publication number
- JPH04361804A JPH04361804A JP13297391A JP13297391A JPH04361804A JP H04361804 A JPH04361804 A JP H04361804A JP 13297391 A JP13297391 A JP 13297391A JP 13297391 A JP13297391 A JP 13297391A JP H04361804 A JPH04361804 A JP H04361804A
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- JP
- Japan
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- roll
- shape
- rolls
- supported
- rolling mill
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 230000008859 change Effects 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
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- 229910001256 stainless steel alloy Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレスや銅合金等
の特殊材料の薄板圧延に使用される20段圧延機に関す
る。
の特殊材料の薄板圧延に使用される20段圧延機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】20段圧延機は、上下一対のワークロー
ルを有し、各々のワークロールは2本の第1中間ロール
で支持され、2本の第1中間ロールは3本の第2中間ロ
ールで支持され、3本の第2中間ロールは4本のバック
アップロールで支持されてなるものであった。
ルを有し、各々のワークロールは2本の第1中間ロール
で支持され、2本の第1中間ロールは3本の第2中間ロ
ールで支持され、3本の第2中間ロールは4本のバック
アップロールで支持されてなるものであった。
【0003】前記20段圧延機の形状制御手段として、
前記第1中間ロールの一端を先細りのテーパ形状とし、
且つ、圧延条件に応じて該第1中間ロールを板幅方向に
シフトさせる「ロールシフト」と、前記バックアップロ
ールを軸方向に複数個に分割し、各分割ロールを径方向
に押し込むことによりロールクラウンを変化させる「ク
ラウン調整」とが従来からあった。
前記第1中間ロールの一端を先細りのテーパ形状とし、
且つ、圧延条件に応じて該第1中間ロールを板幅方向に
シフトさせる「ロールシフト」と、前記バックアップロ
ールを軸方向に複数個に分割し、各分割ロールを径方向
に押し込むことによりロールクラウンを変化させる「ク
ラウン調整」とが従来からあった。
【0004】しかし、20段圧延機ではワークロール径
が小径のため、一般に板形状は複雑な形状となり、前記
2つの形状制御手段のみでは十分な形状制御が出来なか
った。そこで最近では、前記一対の第1中間ロールのテ
ーパ形状を各々異なった形状とし、且つ、独立にシフト
させるものが提案されている(例えば、特開昭 63−
101009号公報、特開平2−108401号公報参
照)。
が小径のため、一般に板形状は複雑な形状となり、前記
2つの形状制御手段のみでは十分な形状制御が出来なか
った。そこで最近では、前記一対の第1中間ロールのテ
ーパ形状を各々異なった形状とし、且つ、独立にシフト
させるものが提案されている(例えば、特開昭 63−
101009号公報、特開平2−108401号公報参
照)。
【0005】また、第2中間ロールにもテーパ形状を付
与してシフトさせると共に、当該ロールにベンディング
力を負荷する構造も提案されている(例えば、特開平2
−59104 号公報参照)。
与してシフトさせると共に、当該ロールにベンディング
力を負荷する構造も提案されている(例えば、特開平2
−59104 号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記一対の第1中間ロ
ールのテーパを異なった形状として、各々独立にシフト
させる従来のものでは、一般に第1中間ロールの直径が
小さいため、駆動部を小さくせざるを得ず、シフトさせ
るのに十分な駆動力を与えることが出来なかった。
ールのテーパを異なった形状として、各々独立にシフト
させる従来のものでは、一般に第1中間ロールの直径が
小さいため、駆動部を小さくせざるを得ず、シフトさせ
るのに十分な駆動力を与えることが出来なかった。
【0007】また、前記従来の第2中間ロールをシフト
させ、且つベンディング力を与えるものでは、制御範囲
を広げるのに有効ではあるが、複雑形状は修正できなか
った。更に、第2中間ロールは一般に回転駆動ロールで
もあり、この駆動ロールにシフト機構とベンディング機
構とを付与することは、きわめて構造が複雑になり、且
つ高価な構造になるものであった。
させ、且つベンディング力を与えるものでは、制御範囲
を広げるのに有効ではあるが、複雑形状は修正できなか
った。更に、第2中間ロールは一般に回転駆動ロールで
もあり、この駆動ロールにシフト機構とベンディング機
構とを付与することは、きわめて構造が複雑になり、且
つ高価な構造になるものであった。
【0008】そこで、本発明は、圧延機の構造を複雑に
することなく、複雑形状の修正が可能になる20段圧延
機を提供することを目的とする。
することなく、複雑形状の修正が可能になる20段圧延
機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、上下一対のワークロールの各々が2本の
第1中間ロールで支持され、該2本の第1中間ロールが
3本の第2中間ロールで支持され、該3本の第2中間ロ
ールが4本のバックアップロールで支持されると共に、
前記第1及び第2中間ロールが軸方向にシフト可能とさ
れた20段圧延機において、前記第1中間ロールの端部
形状を2次以上の関数で表される形状とし、前記第2中
間ロールのロール形状を3次以上の関数で表される形状
とし、且つ、変曲点をもたせた形状とした点にある。
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、上下一対のワークロールの各々が2本の
第1中間ロールで支持され、該2本の第1中間ロールが
3本の第2中間ロールで支持され、該3本の第2中間ロ
ールが4本のバックアップロールで支持されると共に、
前記第1及び第2中間ロールが軸方向にシフト可能とさ
れた20段圧延機において、前記第1中間ロールの端部
形状を2次以上の関数で表される形状とし、前記第2中
間ロールのロール形状を3次以上の関数で表される形状
とし、且つ、変曲点をもたせた形状とした点にある。
【0010】
【作用】前記本発明の作用を図面を用いて説明する。図
1及び図2に20段圧延機のロール配列を示す。同図に
於て、1 は薄板圧延材のワークであり、該ワーク1
を挟んでその上下にロールが配置されているが、上下の
ロールは対称配置されているので、図面では上部のロー
ルのみが示されている。
1及び図2に20段圧延機のロール配列を示す。同図に
於て、1 は薄板圧延材のワークであり、該ワーク1
を挟んでその上下にロールが配置されているが、上下の
ロールは対称配置されているので、図面では上部のロー
ルのみが示されている。
【0011】前記ワーク1 にワークロール2 が接し
、該ワークロール2 は第1中間ロール3に支持され、
該第1中間ロール3 は第2中間ロール4 に支持され
、該第2中間ロール4 はバックアップロール5 に支
持されている。 前記第1及び第2中間ロール3,4 は軸方向にシフト
(移動)可能である。 圧延中はワークロール2 、
第1中間ロール3 、第2中間ロール4 、圧延荷重の
ため各々接触している。このため、圧延中のワークロー
ル2 のたわみ量yは、圧延荷重による各ロールのたわ
みf、第1中間ロール3 の形状によるたわみg、及び
、第2中間ロール4 の形状によるたわみhの合成され
たものとなる。
、該ワークロール2 は第1中間ロール3に支持され、
該第1中間ロール3 は第2中間ロール4 に支持され
、該第2中間ロール4 はバックアップロール5 に支
持されている。 前記第1及び第2中間ロール3,4 は軸方向にシフト
(移動)可能である。 圧延中はワークロール2 、
第1中間ロール3 、第2中間ロール4 、圧延荷重の
ため各々接触している。このため、圧延中のワークロー
ル2 のたわみ量yは、圧延荷重による各ロールのたわ
みf、第1中間ロール3 の形状によるたわみg、及び
、第2中間ロール4 の形状によるたわみhの合成され
たものとなる。
【0012】即ち、板幅方向の位置をxとした場合、前
記ワークロール2 のたわみ量y(x)は、次式で表さ
れる。 y(x) =f(x) +g(x) +h(x) また
、前記第1中間ロール3 を軸方向にΔx1 だけシフ
トさせたときのたわみy’(x)は、 y’(x)=f(x) +g(x +Δx1)+h(x
) また、前記第2中間ロール4 を軸方向にΔx2
だけシフトさせたときのたわみy”(x)は、 y”(x)=f(x) +g(x) +h(x +Δx
2)ワークロール2 のたわみy(x) と圧延された
板形状ε(x) の関係は、ε(x) ∝ y(x)
となる。
記ワークロール2 のたわみ量y(x)は、次式で表さ
れる。 y(x) =f(x) +g(x) +h(x) また
、前記第1中間ロール3 を軸方向にΔx1 だけシフ
トさせたときのたわみy’(x)は、 y’(x)=f(x) +g(x +Δx1)+h(x
) また、前記第2中間ロール4 を軸方向にΔx2
だけシフトさせたときのたわみy”(x)は、 y”(x)=f(x) +g(x) +h(x +Δx
2)ワークロール2 のたわみy(x) と圧延された
板形状ε(x) の関係は、ε(x) ∝ y(x)
となる。
【0013】従って、第1中間ロール3 をΔx1 だ
けシフトさせたときの形状変化Δε’(x)は、Δε’
(x) ∝ y’(x)−y(x) =g(x +
Δx1)−g(x) 同様に、第2中間ロール4 をΔ
x2 だけシフトさせたときの形状変化Δε”(x)は
、 Δε”(x) ∝ y”(x)−y(x) =h(
x +Δx2)−h(x) となる。
けシフトさせたときの形状変化Δε’(x)は、Δε’
(x) ∝ y’(x)−y(x) =g(x +
Δx1)−g(x) 同様に、第2中間ロール4 をΔ
x2 だけシフトさせたときの形状変化Δε”(x)は
、 Δε”(x) ∝ y”(x)−y(x) =h(
x +Δx2)−h(x) となる。
【0014】従って、Δx1 、Δx2 を同時にシフ
トさせた場合の形状変化Δε(x) は、次の式(1)
の様に書くことが出来る。
トさせた場合の形状変化Δε(x) は、次の式(1)
の様に書くことが出来る。
【0015】
【数1】
【0016】従って、圧延された板形状を修正するため
に必要なロール形状を以下のように決定する。まず、図
3に典型的な圧延形状を示す。同図に示すように、広幅
材を圧延すると板幅の1/4の場所に表れるクオータ形
状と板端部に表れる端伸び、端縮み形状の複合形状とし
て表れ易い。このクオータ形状、端形状は種々の圧延材
の板幅、板厚、材質により表れる位置、量が異なってく
る。このため、この2つの形状を別々に制御しなければ
、平坦な圧延形状が得られない。
に必要なロール形状を以下のように決定する。まず、図
3に典型的な圧延形状を示す。同図に示すように、広幅
材を圧延すると板幅の1/4の場所に表れるクオータ形
状と板端部に表れる端伸び、端縮み形状の複合形状とし
て表れ易い。このクオータ形状、端形状は種々の圧延材
の板幅、板厚、材質により表れる位置、量が異なってく
る。このため、この2つの形状を別々に制御しなければ
、平坦な圧延形状が得られない。
【0017】従って、クオータ形状を修正するためのロ
ールプロファイルと端形状を修正するためのロールプロ
ファイルが必要である。このクオータ形状を修正するた
めのロールプロファイルとして、前記(1) 式のg(
x) を充当し、端形状を修正するためのロールプロフ
ァイルとして、前記(1)式のh(x) を充当するこ
とが出来る。即ち、クオータ位置での形状変化Δε1
、板端での形状変化Δε2 は、 Δε1 ∝(dg/dx)×Δx1 、 Δ
ε2 ∝(dg/dx)×Δx2 となる。
ールプロファイルと端形状を修正するためのロールプロ
ファイルが必要である。このクオータ形状を修正するた
めのロールプロファイルとして、前記(1) 式のg(
x) を充当し、端形状を修正するためのロールプロフ
ァイルとして、前記(1)式のh(x) を充当するこ
とが出来る。即ち、クオータ位置での形状変化Δε1
、板端での形状変化Δε2 は、 Δε1 ∝(dg/dx)×Δx1 、 Δ
ε2 ∝(dg/dx)×Δx2 となる。
【0018】この場合、図 3の実線で示す板形状のも
のは、クオータ部の形状がプラス( +) であるので
、Δε1 はマイナス( −) を与えればよい。即ち
、Δx1 の符号をマイナスにすればよい。即ち、第
1中間ロールをマイナス方向( 板幅中央方向)にシフ
トさせることにより、クオータ部形状を修正することが
出来る。同様に、板端部の形状がマイナス( −) で
あるので、Δε2 はプラス( +) を与えればよい
。即ち、Δx2 の符号をプラスにすればよい。即ち、
第 2中間ロールをプラス方向( 板端側方向)にシフ
トさせることにより、端部形状を修正することが出来る
。
のは、クオータ部の形状がプラス( +) であるので
、Δε1 はマイナス( −) を与えればよい。即ち
、Δx1 の符号をマイナスにすればよい。即ち、第
1中間ロールをマイナス方向( 板幅中央方向)にシフ
トさせることにより、クオータ部形状を修正することが
出来る。同様に、板端部の形状がマイナス( −) で
あるので、Δε2 はプラス( +) を与えればよい
。即ち、Δx2 の符号をプラスにすればよい。即ち、
第 2中間ロールをプラス方向( 板端側方向)にシフ
トさせることにより、端部形状を修正することが出来る
。
【0019】さて、前記(1) 式を用いて、図 3の
形状を修正する場合、dg(x) /dx、dh(x)
/dxの関数は、図4に示すように与えればよい。即
ち、これらの関数は次の式(2)になる。
形状を修正する場合、dg(x) /dx、dh(x)
/dxの関数は、図4に示すように与えればよい。即
ち、これらの関数は次の式(2)になる。
【0020】
【数2】
【0021】前記(2) 式において、αはクオータ形
状の開始点、βはクオータ形状の終了点、γは板端形状
の開始点であり、図 3より求めたものである。圧延形
状は、一般的に、クオータ部にピークを持ち、板端部で
急に減少或いは増加する傾向にある。従って、この形状
を表現する方法としてクオータ部を2 次関数、板端部
を1 次関数で表すことが出来るのである。
状の開始点、βはクオータ形状の終了点、γは板端形状
の開始点であり、図 3より求めたものである。圧延形
状は、一般的に、クオータ部にピークを持ち、板端部で
急に減少或いは増加する傾向にある。従って、この形状
を表現する方法としてクオータ部を2 次関数、板端部
を1 次関数で表すことが出来るのである。
【0022】前記式(2)を解くと次の式(3)になる
。
。
【0023】
【数3】
【0024】前記(3)式で与えられるロールプロファ
イルは、図5に示すようになる。従って、第2中間ロー
ル4 のロールプロファイルg(x)の変曲点、x=(
α+β)/2を板のクオータ部へプリセットすると共に
、第1中間ロール3 のロールプロファイルh(x)
の開始点γを端部より内側へプリセットして圧延を開始
し、更に、クオータ形状の符号により、Δx1 を軸方
向いずれかに動かし、板端形状の符号により、Δx2
を軸方向いずれかに動かせば、板形状を修正することが
出来る。
イルは、図5に示すようになる。従って、第2中間ロー
ル4 のロールプロファイルg(x)の変曲点、x=(
α+β)/2を板のクオータ部へプリセットすると共に
、第1中間ロール3 のロールプロファイルh(x)
の開始点γを端部より内側へプリセットして圧延を開始
し、更に、クオータ形状の符号により、Δx1 を軸方
向いずれかに動かし、板端形状の符号により、Δx2
を軸方向いずれかに動かせば、板形状を修正することが
出来る。
【0025】以上のように、ロールプロファイルは前記
(2)式で与えられたdg(x) /dx、dh(x)
/dxの関数により決まるが、必要条件としては、g
(x) は変曲点を持つ3次以上の関数であり、h(x
)は2次以上の関数である。
(2)式で与えられたdg(x) /dx、dh(x)
/dxの関数により決まるが、必要条件としては、g
(x) は変曲点を持つ3次以上の関数であり、h(x
)は2次以上の関数である。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図6、7に
示すものは20段圧延機である。同図に於て、1 は薄
板圧延材のワークであり、該ワーク1 を挟んでその上
下にワークロール2 が配置されている。該ワークロー
ル2 は第1中間ロール3 に支持され、該第1中間ロ
ール3 は第2中間ロール4 に支持され、該第2中間
ロール4 はバックアップロール5 に支持されている
。前記第1及び第2中間ロール3,4 は軸方向にシフ
ト(移動)可能である。
示すものは20段圧延機である。同図に於て、1 は薄
板圧延材のワークであり、該ワーク1 を挟んでその上
下にワークロール2 が配置されている。該ワークロー
ル2 は第1中間ロール3 に支持され、該第1中間ロ
ール3 は第2中間ロール4 に支持され、該第2中間
ロール4 はバックアップロール5 に支持されている
。前記第1及び第2中間ロール3,4 は軸方向にシフ
ト(移動)可能である。
【0027】前記第 1中間ロール3 のプロファイル
h(x)は、前記式(3)の2次式が適用され、h(x
)=0.05(x−500)2 に設定されている。但し、γ=500、b=0.1 と
されている。前記第2 中間ロール4 のプロファイル
g(x) も前記式(3)の3次式が適用され、次式(
4) に示すように設定されている。
h(x)は、前記式(3)の2次式が適用され、h(x
)=0.05(x−500)2 に設定されている。但し、γ=500、b=0.1 と
されている。前記第2 中間ロール4 のプロファイル
g(x) も前記式(3)の3次式が適用され、次式(
4) に示すように設定されている。
【0028】
【数4】
【0029】前記(4) 式において、α=450、β
=500、a=6 ×10−7とされている。前記20
段圧延機を用いて形状制御した結果を図 8〜10に示
す。即ち、図 8に示すように( α+β) /2の点
と板端の距離をδx1 とし、γの点と板端の距離をδ
x2 として、此のδx1 とδx2を変化させた場合
、即ち、第 1中間ロール3及び第 2中間ロール4
を軸方向にシフトさせた場合の形状変化を図 9及び1
0に示す。
=500、a=6 ×10−7とされている。前記20
段圧延機を用いて形状制御した結果を図 8〜10に示
す。即ち、図 8に示すように( α+β) /2の点
と板端の距離をδx1 とし、γの点と板端の距離をδ
x2 として、此のδx1 とδx2を変化させた場合
、即ち、第 1中間ロール3及び第 2中間ロール4
を軸方向にシフトさせた場合の形状変化を図 9及び1
0に示す。
【0030】前記図 9および10から明らかなように
、δx1を95〜135mm で変化させることで、ク
オータ部の形状のみを修正することが出来ていることが
分かる。また、δx2 を50〜70mmで変化させる
ことにより、板端部の形状を修正することが出来ている
ことが分かる。尚、本発明は、前記実施例に限定される
ものではない。
、δx1を95〜135mm で変化させることで、ク
オータ部の形状のみを修正することが出来ていることが
分かる。また、δx2 を50〜70mmで変化させる
ことにより、板端部の形状を修正することが出来ている
ことが分かる。尚、本発明は、前記実施例に限定される
ものではない。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、中間ロールの形状に変
極点を与え、ロールを軸方向に移動させることにより、
形状変化( ロールギャップ変化) を局所的に変える
ことが出来る。このため、圧延中に生じる局所的な形状
変化を修正することが可能になる。
極点を与え、ロールを軸方向に移動させることにより、
形状変化( ロールギャップ変化) を局所的に変える
ことが出来る。このため、圧延中に生じる局所的な形状
変化を修正することが可能になる。
【図 1】本発明の作用を説明するためのロール配置正
面図を示す。
面図を示す。
【図 2】本発明の作用を説明するためのロール配置側
面図を示す。
面図を示す。
【図 3】本発明の作用を説明するための圧延板形状図
面。
面。
【図 4】本発明の作用を説明するための修正形状図。
【図 5】本発明の作用を説明するためのロールプロフ
ァイル図。
ァイル図。
【図 6】本発明の実施例を示す20段圧延機のロール
配置正面図。
配置正面図。
【図 7】本発明の実施例を示す20段圧延機のロール
配置側面図。
配置側面図。
【図 8】ロール端部形状を示す拡大図。
【図 9】クオータ部の形状修正を示す実験結果グラフ
。
。
【図10】板端部の形状修正を示す実験結果グラフ。
2 第 1中間ロール
3 第 2中間ロール
Claims (1)
- 【請求項1】 上下一対のワークロールの各々が2本
の第1中間ロールで支持され、該2本の第1中間ロール
が3本の第2中間ロールで支持され、該3本の第2中間
ロールが4本のバックアップロールで支持されると共に
、前記第1及び第2中間ロールが軸方向にシフト可能と
された20段圧延機において、前記第1中間ロールの端
部形状を2次以上の関数で表される形状とし、前記第2
中間ロールのロール形状を3次以上の関数で表される形
状とし、且つ、変曲点をもたせた形状としたことを特徴
とする20段圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13297391A JPH04361804A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 20段圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13297391A JPH04361804A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 20段圧延機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04361804A true JPH04361804A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15093825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13297391A Pending JPH04361804A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 20段圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04361804A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110756585A (zh) * | 2019-10-17 | 2020-02-07 | 浦项(张家港)不锈钢股份有限公司 | 一种二十辊可逆式轧机生产镍基合金的方法 |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP13297391A patent/JPH04361804A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110756585A (zh) * | 2019-10-17 | 2020-02-07 | 浦项(张家港)不锈钢股份有限公司 | 一种二十辊可逆式轧机生产镍基合金的方法 |
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