JPH04360946A - 異形鉄筋とスリーブとの接続方法 - Google Patents

異形鉄筋とスリーブとの接続方法

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Publication number
JPH04360946A
JPH04360946A JP16208191A JP16208191A JPH04360946A JP H04360946 A JPH04360946 A JP H04360946A JP 16208191 A JP16208191 A JP 16208191A JP 16208191 A JP16208191 A JP 16208191A JP H04360946 A JPH04360946 A JP H04360946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
reinforcing bar
deformed reinforcing
ribs
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16208191A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Ito
勝夫 伊藤
Kazuya Nakamura
中村 数哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Kizai Co Ltd
Original Assignee
Koyo Kizai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Kizai Co Ltd filed Critical Koyo Kizai Co Ltd
Priority to JP16208191A priority Critical patent/JPH04360946A/ja
Publication of JPH04360946A publication Critical patent/JPH04360946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート躯体に設
けた下穴に差し込んで固着する差筋アンカーに用いたり
、鉄筋コンクリートに埋設するのに用いられている異形
鉄筋とスリーブとの接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種異形鉄筋は、外周面に、直径方向
に相対向して設けられ、かつ軸方向に延びる一対のリブ
と、軸方向に間隔をおいて設けられ、かつ周方向に延び
る多数のふしが突設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような凹凸形状を
有する異形鉄筋に金属スリーブを外嵌し、かしめ方式に
よって接続する場合、次のような問題点がある。
【0004】(1)異形鉄筋の外径(前記リブ間の最大
径)及び谷径(前記ふしとふしの間の凹部の直径)とも
寸法のばらつきが大きいため、スリーブの外周部を同じ
ようにかしめても接合強度に大きなばらつきがあり、か
つがた付き易い。
【0005】(2)かしめる位置が異なると、接合強度
が極端に変わり易く、特に曲げやねじり応力に対して弱
いという不都合がある。
【0006】本発明者等は、上記のような問題点を解決
すべく種々のかしめ構造について試験を行なった結果、
本発明方法を完成したものであって、安定した接合強度
(引張り強度)が得られ、しかも曲げやねじり応力に対
しても十分な強度が得られる異形鉄筋とスリーブとの接
続方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明方法は、前記異形鉄筋の接続部に外嵌したス
リーブの外周部を、前記リブを両側から挟みつけるよう
にかしめて圧潰し、その圧縮余肉を前記リブの両側面に
密着させながら前記ふしの間の凹部に圧入することを特
徴とする。
【0008】なお、前記異形鉄筋の接続部分を予め予備
成形して、外径及び谷径寸法のばらつきをなくしておく
と、より一層効果的である。
【0009】
【作用】上記の接続方法において、かしめられたスリー
ブの圧縮余肉が前記異形鉄筋の相対向する2つのリブを
両側から挟みつけると共に、ふしとふしの間の凹部に圧
入するから、張り応力だけではなく、曲げやねじり応力
に対しても大きな抵抗力を示す。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本発明方法をコンクリート躯体に
設けた下穴に差し込んで固着する差筋アンカー1の異形
鉄筋2と拡開スリーブ3との接続に適用した例を示して
いる。異形鉄筋2は、外周面に、直径方向に相対向して
設けられ、かつ軸方向に延びる一対のリブ4,4と、軸
方向に間隔をおいて設けられ、かつ周方向に延びる多数
のふし5が突設されていて、ふし5とふし5との間に凹
部6が形成されている。一方、拡開スリーブ3は、異形
鉄筋2の最外径より僅かに大きい内径を有する金属スリ
ーブからなり、一端部がかしめ構造により異形鉄筋2の
端部に接続され、他端部に軸方向に延びる複数の割溝7
を設け、端部開口に挿入した楔体(プラグ)8で半径方
向へ拡開せしめられるようになっている。
【0012】図2及び図3は、異形鉄筋2とスリーブ3
をかしめ方式により接続する方法を示している。該接続
方法には、図2に示すように1組のかしめ型11,11
を用いる。かしめ型11は対向する面にスリーブ3の外
周面に沿う断面半円形状の凹曲面12を有し、該凹曲面
12に2個のかしめ刃13,13が突設している。
【0013】而して、両かしめ型11,11の間に、ス
リーブ3を外嵌した異形鉄筋2を、そのリブ4,4がか
しめ型11,11の凹曲面12,12に対向するように
配置し、図3に示すように、両かしめ型11,11でス
リーブ3を挟むようにして押圧する。この押圧によって
、相対するかしめ刃13,13がスリーブ3の外周部を
、異形鉄筋2のリブ4を両側から挟みつけるようにかし
めて圧潰し、その圧縮余肉3aをリブ4の両側面に密着
させながらふし5とふし5の間の凹部6に圧入すること
によって異形鉄筋2とスリーブ3が接合される。そして
、このかしめ工程でスリーブ3の外周部に4つの圧痕3
bが形成される(図1参照)。
【0014】このようにして接続された異形鉄筋2とス
リーブ3との接合部分は、引張り荷重に対しては勿論の
こと、曲げやねじり応力に対しても大きな抵抗力を持っ
ている。なお、上述したかしめ工程の前に、異形鉄筋2
の接続部分を予備成形して外径寸法のばらつきをなくし
ておくと、接合部分の強度がより安定し、一層効果的で
ある。
【0015】上記の実施例では、差筋アンカー1の異形
鉄筋2と拡開スリーブ3との接続について説明したが、
本発明方法は、コンクリートに埋め込む異形鉄筋同士を
金属スリーブを介して接続するのに利用しても有効であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、異形鉄筋とスリーブとが安定した接合強度をもって
接続されると共に、曲げやねじり力に対しても十分な強
度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用して接続した差筋アンカーの
正面図である。
【図2】本発明方法に用いるかしめ型とその配置を示す
要部を断面した平面図である。
【図3】同かしめ工程を示す横断平面図である。
【符号の説明】
1  差筋アンカー 2  異形鉄筋 3  スリーブ 3a  圧縮余肉 3b  圧痕 4  リブ 5  ふし 6  凹部 11  かしめ型 12  凹曲面 13  かしめ刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外周面に、直径方向に相対向して設け
    られ、かつ軸方向に延びる一対のリブと、軸方向に間隔
    をおいて設けられ、かつ周方向に延びる多数のふしが突
    設している異形鉄筋にスリーブを接続する方法において
    、前記異形鉄筋の接続部に外嵌したスリーブの外周部を
    、前記リブを両側から挟みつけるようにかしめて圧潰し
    、その圧縮余肉を前記リブの両側面に密着させながら前
    記ふしの間の凹部に圧入することを特徴とする異形鉄筋
    とスリーブとの接続方法。
JP16208191A 1991-06-05 1991-06-05 異形鉄筋とスリーブとの接続方法 Pending JPH04360946A (ja)

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JP16208191A JPH04360946A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 異形鉄筋とスリーブとの接続方法

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JP16208191A JPH04360946A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 異形鉄筋とスリーブとの接続方法

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JPH04360946A true JPH04360946A (ja) 1992-12-14

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ID=15747727

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16208191A Pending JPH04360946A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 異形鉄筋とスリーブとの接続方法

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JP (1) JPH04360946A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0798138A (ja) * 1992-03-04 1995-04-11 Rational Gmbh ガス成分除去装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4996873A (ja) * 1973-01-23 1974-09-13

Patent Citations (1)

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JPS4996873A (ja) * 1973-01-23 1974-09-13

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