JPH04359687A - モータ駆動制御回路 - Google Patents

モータ駆動制御回路

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Publication number
JPH04359687A
JPH04359687A JP3134300A JP13430091A JPH04359687A JP H04359687 A JPH04359687 A JP H04359687A JP 3134300 A JP3134300 A JP 3134300A JP 13430091 A JP13430091 A JP 13430091A JP H04359687 A JPH04359687 A JP H04359687A
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JP
Japan
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motor
circuit
smoothing capacitor
power supply
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP3134300A
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English (en)
Inventor
Hajime Nishidai
元 西台
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP3134300A priority Critical patent/JPH04359687A/ja
Publication of JPH04359687A publication Critical patent/JPH04359687A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータを駆動制御す
るモータ駆動制御回路に関し、特に停電時等において、
回生制動を行うモータ駆動制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電源の停電時になどにおいてモータを急
停止させる場合に、従来より動作中のモータを発電機と
して用い、モータの機械的エネルギーを電気的エネルギ
ーに変換し、モータの内部抵抗または発電抵抗によって
発熱させて消費する手法が用いられている。たとえば図
4に示すように、DCモータ41にモータ制御装置42
から電力を供給する電源回路中にスイッチ43を接続し
、このスイッチ43を矢印方向に動作させてモータ制御
装置42からの電力供給を切断するとともに、回転中の
モータ41において発生した電気をDCモータ41の内
部抵抗または電流制限抵抗44によって消費するように
したものがあった。また、図5に示すように、ACモー
タ51とモータ制御装置52とを接続する電源回路中に
スイッチ53を備えるとともに、このスイッチ53に反
転して連動するスイッチ54を設け、スイッチ53およ
び54を矢印方向に動作させることによってスイッチ5
3を開成してモータ制御装置52からの電力供給を絶つ
とともに、ACモータ51において発生した電気エネル
ギーをACモータ51の内部抵抗または電流制限抵抗5
5において消費する。
【0003】ところが、上記図4および図5に示すダイ
ナミックブレーキでは、制御装置を必要とすることなく
動作中のモータを制動することができるが、制動トルク
が急激に立ち上がるため制動開始時の衝撃が大きくなり
、一方、モータの回転速度が低下するにしたがって発電
電圧も低下し、制動トルクも低下して完全に停止するま
でに長時間を必要とする問題があった。また、籠型誘導
モータなどの永久磁石を用いないモータでは、制御状態
でモータを発電機として動作させることができず、上記
ダイナミックブレーキを適用することができない。
【0004】そこで、図6に示すように、制動時にモー
タ61に対して必要な制動トルクを生じさせるための電
流が供給されるようにインバータ回路62を制御回路6
3およびベース駆動回路64を用いて制御することによ
りモータ61の制動時における過大な初期トルクの発生
および低速回転時における制動トルクの低下を防止し、
円滑かつ素早くモータ61の回転を停止させるようにし
た回生制動を行うようにしたものがある。この回生制動
を行う場合には、モータ61が停止するまでインバータ
回路62の出力電圧を制御しなければならず、電源65
から整流回路66および平滑コンデンサ67を介してイ
ンバータ回路62に至るモータ駆動経路68のほかに、
電源65から整流回路69および平滑コンデンサ70を
介して制御用電源回路71に至る制御用経路72を設け
、この制御用電源回路71から制御回路63およびベー
ス駆動回路64に対してインバータ回路62を制御する
ための電源を供給するようにしている。このような構成
により、制動時にモータに生じた電流をインバータ回路
62から整流回路66を介して電源65側に放出するか
、または整流回路66がダイオードブリッジなどの逆変
換不可能な回路である場合には、回生放電回路72にお
いて熱エネルギーとして放出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回生制御を行うモータ駆動制御回路では、モータ61が
完全に停止するまで制御回路63およびベース駆動回路
64によるインバータ回路62の制御を継続しなければ
ならず、電源65が停電した場合におけるモータ61の
急制動時には、電源65からこれら制動回路63および
ベース駆動回路64に電力を供給することができず、モ
ータ61が完全に停止するまでの時間に対応して平滑コ
ンデンサ70の容量を充分に大きくするか、または制御
用電源回路71にバックアップ用バッテリを備える必要
が生じる。また、平滑コンデンサの容量を大きくした場
合にも、モータの許容発生トルクに比べて機械系の慣性
質量が大きい場合には減速時間が長時間化し、モータが
停止する以前に制御用電源を維持できなくなる可能性が
高く、さらにインバータ回路のパワー半導体素子を駆動
するためにMOSFETで数W程度、バイポーラトラン
ジスタでは10〜100W、サイリスタなどではそれ以
上の電量が必要となることを考慮すると、如何に短時間
といえども充分に大型のバッテリを準備しないと対応で
きなくなる。いずれにしても、停電という不測の事態の
ためのみに大容量のコンデンサや大型のバッテリを装備
することになりコストの上昇を招く問題があった。
【0006】この発明の目的は、モータの回生制動によ
ってモータにおいて生じた電流をモータ駆動回路を制御
する制御部に供給することにより、大容量のコンデンサ
やバッテリを必要とすることなく、モータが完全に停止
するまでモータ駆動部の出力電圧の制御を確実に行うこ
とができるようにし、装置のコストダウンを実現するこ
とができるモータ駆動制御回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のモータ駆動制
御回路は、電源から第1の整流回路および第1の平滑コ
ンデンサを経てモータ駆動回路に至るモータ駆動経路と
、電源から第2の整流回路および第2の平滑コンデンサ
を経て駆動制御部用電源回路に至る制御用経路と、を備
えたモータ駆動制御回路において、前記第1の平滑コン
デンサから第2の平滑コンデンサに充電電流が流れるよ
うに第1および第2の平滑コンデンサをダイオード接続
したことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明においては、電源から第1の整流回路
および第1の平滑コンデンサを経てモータ駆動回路に至
るモータ駆動経路と、第2の電流回路および第2の平滑
コンデンサを経て駆動制御部用電源回路に至る制御用経
路とが第1および第2の平滑コンデンサにおいてダイオ
ード接続される。したがって、電源が停電した直後にお
いて駆動制御部用電源回路に第2の平滑コンデンサから
電流が流れ、この第2の平滑コンデンサの蓄電容量が第
1のコンデンサの容量を下回ると、第2の平滑コンデン
サに対して第1の平滑コンデンサから充電電流が流れる
。第1の平滑コンデンサには回転中のモータから電流が
流れ、モータが回転を継続している限りにおいて第1の
平滑コンデンサは充電され続ける。このため、モータの
回生電流は第1の平滑コンデンサおよび第2の平滑コン
デンサを介して駆動制御部用電源回路に供給され、モー
タが回転を継続している限り駆動制御部によるモータ駆
動回路の出力電圧の制御が継続される。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の実施例に係るモータ駆動
制御回路の回路図である。交流電源1には、ダイオード
ブリッジにより補正された第1の整流回路2および第1
の平滑コンデンサ3を介してインバータ回路4が接続さ
れており、モータ駆動経路6が構成されている。インバ
ータ回路4は図外の交流モータに対して所定の電圧を印
加する。このモータ駆動経路6において、第1の平滑コ
ンデンサ3とインバータ回路4との間に回生放電回路5
が接続されている。この回生放電回路5は、たとえば電
流制限抵抗である。また、交流電源1には、第2の整流
回路7および第2の平滑コンデンサ8を介して制御用電
源回路9が接続されており、制御用経路12が構成され
ている。制御用電源回路9は、インバータ回路4の出力
電圧を制御するベース駆動回路10および制御回路11
に電力を供給する。第2の整流回路7は第1の整流回路
2と同様にダイオードブリッジによって構成されている
。第1の平滑コンデンサ3および第2の平滑コンデンサ
8は第1の平滑コンデンサ3から第2の平滑コンデンサ
8に対して充電電流が流れるようにダイオード13,1
4を介して接続されている。
【0010】図2は、上記モータ駆動制御回路の停電時
における等価回路である。図1における交流電源1が停
電すると、第2の整流回路7の作用により制御用電源回
路9は電源1から電気的に切り離されたものと等価にな
る。この時、制御用電源回路9には第2の平滑コンデン
サ8から電力が供給され、第2の平滑コンデンサ8の充
電電圧は低下していく。これと同時に、モータの回生制
動が開始され、モータ21側から逆流してくる回生電流
により第1の平滑コンデンサ3の充電電位が上昇する。 この第1の平滑コンデンサ3の電位Vc1が、第2の平
滑コンデンサ8の電位Vc2にダイオード13,14の
順方向の電圧降下を加えた値より大きくなると、ダイオ
ード13,14が導通し、モータ21からの回生電力が
制御用電源回路9側に注入され、モータ21が停止する
までの間は制御用電源回路9はモータ21の回生電流に
より電源の供給を受ける。
【0011】なお、図1に示す回生放電回路5の動作電
圧を、第1の平滑コンデンサ3の充電電位Vc1の標準
値より高く設定しておくことにより、制御用電源回路9
に対する停電時のバックアップの効果に支障をきたすこ
とがない。
【0012】図3は、上記モータ駆動制御回路における
非停電時の等価回路である。モータ21の回転力が供給
される被駆動側装置に故障を発生した場合などにおいて
、モータ21を緊急停止する際にモータ21の回生制動
を実行するためには、制御回路11においてモータ21
の電圧Vmが第1の平滑コンデンサ3の充電電位Vc1
を上回るように制御される。これにより、モータ21に
おいて生じた回生電流が逆流し、第1の平滑コンデンサ
3の電圧Vc1が上昇する。この時、第1の整流回路2
により交流電源1側へは回生電流の逆流は生じない。 このため、第1の平滑コンデンサ3の充電電位Vc1が
、第2の平滑コンデンサ8の充電電位Vc2にダイオー
ド13,14の順方向の電圧降下を加えた値を上回った
際にダイオード13,14が導通し、回生電力が制御用
電源回路9に流入する。この回生電流の流入により第2
の平滑コンデンサ8の充電電位Vc2が上昇し、交流電
源1の電圧Viを上回ると第2の整流回路7が導通しな
くなり、制御用電源回路9の電力はモータ21からの回
生電力のみで賄われることになる。
【0013】なお、モータ21の回生電力の余剰分は回
生放電回路5により熱エネルギーとして消費されるため
、第1および第2の平滑コンデンサ3,8の充電電位が
安全限界を越えることはない。
【0014】以上のようにしてこの実施例によれば、商
用電源の停電時においてモータ21から発生する回生電
流を制御用電源回路9に導き、モータ21の回生制動に
係るインバータ回路4の制御をモータ21が停止するま
で確実に継続できる。また、非停電時において被駆動装
置側からの要請によりモータ21を回生制動させる場合
にも、モータ21の電圧が充分に高い状態では商用電源
1は消費されず、被駆動装置として加減速が頻繁に繰り
返される電動ロボットなどの装置である場合にはモータ
を減速する度ごとに商用電源1から制御用電源回路9に
対する電力供給が不要になるため、モータ駆動制御装置
全体としての電力効率が著しく向上する。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、モータの回生制動時
においてモータの駆動制御を行う制御部に対してモータ
の回生電流を供給することができ、商用電源の停電時に
おいてもモータが完全に停止するまで制御部における制
御動作を正確かつ確実に継続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるモータ駆動制御回路の
回路図である。
【図2】同モータ駆動制御回路の電源停電時における等
価回路である。
【図3】同モータ駆動制御回路の非停電時における等価
回路である。
【図4】従来のモータ駆動制御回路の構成を示す図であ
る。
【図5】従来のモータ駆動制御回路の別の例を示す回路
図である。
【図6】従来の回生制動を行うモータ駆動制御回路の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1−電源 2−第1の整流回路 3−第1の平滑コンデンサ 4−インバータ回路(モータ駆動回路)6−モータ駆動
経路 7−第2の整流回路 8−第2の平滑コンデンサ 9−制御用電源回路 12−制御用経路 13,14−ダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源から第1の整流回路および第1の平滑
    コンデンサを経てモータ駆動回路に至るモータ駆動経路
    と、電源から第2の整流回路および第2の平滑コンデン
    サを経て駆動制御部用電源回路に至る制御用経路と、を
    備えたモータ駆動制御回路において、前記第1の平滑コ
    ンデンサから第2の平滑コンデンサに充電電流が流れる
    ように第1および第2の平滑コンデンサをダイオード接
    続したことを特徴とするモータ駆動制御回路。
JP3134300A 1991-06-05 1991-06-05 モータ駆動制御回路 Pending JPH04359687A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3134300A JPH04359687A (ja) 1991-06-05 1991-06-05 モータ駆動制御回路

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ID=15125066

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JP (1) JPH04359687A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009239987A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Taiyo Nippon Sanso Corp 膨張タービン制動装置
JP2016171699A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 株式会社日立製作所 乗客コンベア装置およびその制御方法
JP2017065829A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 株式会社日立製作所 乗客コンベア及びその制御方法

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JP2009239987A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Taiyo Nippon Sanso Corp 膨張タービン制動装置
JP2016171699A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 株式会社日立製作所 乗客コンベア装置およびその制御方法
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