JPH04358953A - アンチスキッドブレーキの回転検知装置 - Google Patents
アンチスキッドブレーキの回転検知装置Info
- Publication number
- JPH04358953A JPH04358953A JP15603291A JP15603291A JPH04358953A JP H04358953 A JPH04358953 A JP H04358953A JP 15603291 A JP15603291 A JP 15603291A JP 15603291 A JP15603291 A JP 15603291A JP H04358953 A JPH04358953 A JP H04358953A
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- JP
- Japan
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- rotor
- rotation
- wheel
- attached
- rotation detection
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- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車などの車
両に用いるアンチスキッドブレーキの回転検知装置に関
する。
両に用いるアンチスキッドブレーキの回転検知装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車などの車両では、車輪の側面
に回転検知用ローターを取付け、センサーで車輪の回転
状況を検知して、車輪がロックしない範囲で制動するア
ンチスキッドブレーキ装置を用いられることがある。例
えば、実公昭58−37003号公報参照。
に回転検知用ローターを取付け、センサーで車輪の回転
状況を検知して、車輪がロックしない範囲で制動するア
ンチスキッドブレーキ装置を用いられることがある。例
えば、実公昭58−37003号公報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アンチスキッドブレー
キの車輪の回転状況を検知するセンサーは、所定の周波
数域でのもので、その周波数域を外れると計算ができな
くなり、回転検知用ローターの歯数によって、高速又は
低速側の何れかが制限される不都合がある。又、ブレー
キを掛けたときに、車輪にピッチングなどが発生して、
ローターに回転変動が起り、この変動によって、ロータ
ーの回転センサーが検出する車輪の回転速度が、異った
制動波形になって、車輪の減速カーブと異ってしまう不
都合がある。
キの車輪の回転状況を検知するセンサーは、所定の周波
数域でのもので、その周波数域を外れると計算ができな
くなり、回転検知用ローターの歯数によって、高速又は
低速側の何れかが制限される不都合がある。又、ブレー
キを掛けたときに、車輪にピッチングなどが発生して、
ローターに回転変動が起り、この変動によって、ロータ
ーの回転センサーが検出する車輪の回転速度が、異った
制動波形になって、車輪の減速カーブと異ってしまう不
都合がある。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、二列の回転
検知用ローターによって、周波数域を広めて制御幅を拡
大でき、ダンパーを挿入して、高周波振動を除いて、回
転検知ローターへの影響を緩和できるアンチスキッドブ
レーキの回転検知装置を得ることを目的とする。
検知用ローターによって、周波数域を広めて制御幅を拡
大でき、ダンパーを挿入して、高周波振動を除いて、回
転検知ローターへの影響を緩和できるアンチスキッドブ
レーキの回転検知装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のアンチスキッドブレーキの回転検知装置
は、車輪の側面に歯数の異る二列の回転検知用ローター
を取付け、このローターに各々センサーを近接配置して
回転を検知することにある。そして、パネル側面にブレ
ーキディスクと共に回転検知用ローターを取付け、この
ローターにセンサーを近接配置して回転を検知し、パネ
ルを回転方向のダンパーを介して車輪に取付けたことに
ある。
に、この発明のアンチスキッドブレーキの回転検知装置
は、車輪の側面に歯数の異る二列の回転検知用ローター
を取付け、このローターに各々センサーを近接配置して
回転を検知することにある。そして、パネル側面にブレ
ーキディスクと共に回転検知用ローターを取付け、この
ローターにセンサーを近接配置して回転を検知し、パネ
ルを回転方向のダンパーを介して車輪に取付けたことに
ある。
【0006】
【作用】車輪に歯数の異る二つの回転検知用ローターを
取付けたことによって、二列のセンサーで測定周波数域
を広め、測定可能レンジを広めて、高速から低速までカ
バーできる。又、測定可能レンジがラップしている帯域
では、二列のセンサーによる測定結果の平均値を車輪の
回転速度にする。更に、ブレーキディスクと回転検知用
ローターを取付けたパネルと車輪との間に取付けたダン
パーは、制動開始直後に発生する高周波数の振動を回転
検知用ローターに伝わるのを緩和し、実際の車速に近い
値に検知できて、アンチスキッドブレーキを正常に制御
できる。
取付けたことによって、二列のセンサーで測定周波数域
を広め、測定可能レンジを広めて、高速から低速までカ
バーできる。又、測定可能レンジがラップしている帯域
では、二列のセンサーによる測定結果の平均値を車輪の
回転速度にする。更に、ブレーキディスクと回転検知用
ローターを取付けたパネルと車輪との間に取付けたダン
パーは、制動開始直後に発生する高周波数の振動を回転
検知用ローターに伝わるのを緩和し、実際の車速に近い
値に検知できて、アンチスキッドブレーキを正常に制御
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。自動二輪車の前後の車輪1の側面に、回転検知用ロ
ーター2を取付ける。回転検知用ローター2は、図2に
示すように内側と外側に二列の歯数の異るスラストセン
シング型のローター2にするか、図3に示すように、周
面と側面のラジアルセンシングとスラストセンシングを
組合せた二列の異る歯数のローター2にしてあり、各々
、センサー3を近接して配置し、回転を検知する。二列
のローター2は、図5に示すように、刻設した歯数によ
って、測定できる周波数帯域を変えてあって、広い回転
域をカバーできる。そして、二列のローター2の両方で
測定できるようにラップしている部分は、両方の測定値
の平均値を車輪1の回転速度とする。
る。自動二輪車の前後の車輪1の側面に、回転検知用ロ
ーター2を取付ける。回転検知用ローター2は、図2に
示すように内側と外側に二列の歯数の異るスラストセン
シング型のローター2にするか、図3に示すように、周
面と側面のラジアルセンシングとスラストセンシングを
組合せた二列の異る歯数のローター2にしてあり、各々
、センサー3を近接して配置し、回転を検知する。二列
のローター2は、図5に示すように、刻設した歯数によ
って、測定できる周波数帯域を変えてあって、広い回転
域をカバーできる。そして、二列のローター2の両方で
測定できるようにラップしている部分は、両方の測定値
の平均値を車輪1の回転速度とする。
【0008】前側の車輪1では、ディスクブレーキのブ
レーキディスク4と回転検知用ローター2をパネル5に
固定する。そして、車輪1のハブ6の窪みに弾性体でで
きた回転方向のダンパー7を挿入し、ダンパー7の溝8
に、パネル4の内方に突設した爪9を嵌込んで、パネル
4を車輪1に取付ける。
レーキディスク4と回転検知用ローター2をパネル5に
固定する。そして、車輪1のハブ6の窪みに弾性体でで
きた回転方向のダンパー7を挿入し、ダンパー7の溝8
に、パネル4の内方に突設した爪9を嵌込んで、パネル
4を車輪1に取付ける。
【0009】自動二輪車の前ホーク10は、伸縮できる
クッションを備えている。そして、車輪1を制動すると
車輪1の速度が下り、その慣性力で前ホーク10をクッ
ションさせる。そして、クッションのバネ上と均合った
ときに、車輪1と車両の速度が一致する。アンチスキッ
ドブレーキでは、制動力の増減をくり返して制動するの
で、常にこのような状態がくり返される。又、制動開始
時などには、制動の反力を前ホーク10が受けて捩れる
ような力が加わり、ピッチングが起る。これらをダンパ
ー7で吸収して、車輪1の回転変動時に、ローター2へ
の影響を緩和する。そして、高周波数の振動が、ロータ
ー2に伝り難くできる。
クッションを備えている。そして、車輪1を制動すると
車輪1の速度が下り、その慣性力で前ホーク10をクッ
ションさせる。そして、クッションのバネ上と均合った
ときに、車輪1と車両の速度が一致する。アンチスキッ
ドブレーキでは、制動力の増減をくり返して制動するの
で、常にこのような状態がくり返される。又、制動開始
時などには、制動の反力を前ホーク10が受けて捩れる
ような力が加わり、ピッチングが起る。これらをダンパ
ー7で吸収して、車輪1の回転変動時に、ローター2へ
の影響を緩和する。そして、高周波数の振動が、ロータ
ー2に伝り難くできる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、二列の歯数の異る回転検知用ロー
ターによって測定できる周波数帯域を広げることができ
て、高速から低速まで対応させることができる。又、回
転検出用ローターを回転方向のダンパーを介して車輪に
取付けることによって、車輪の回転変動時の、ローター
への影響を緩和でき、高周波数の振動をローターに伝え
難くできて、正確なアンチスキッドブレーキの制御がで
きるようになる。
ように構成したので、二列の歯数の異る回転検知用ロー
ターによって測定できる周波数帯域を広げることができ
て、高速から低速まで対応させることができる。又、回
転検出用ローターを回転方向のダンパーを介して車輪に
取付けることによって、車輪の回転変動時の、ローター
への影響を緩和でき、高周波数の振動をローターに伝え
難くできて、正確なアンチスキッドブレーキの制御がで
きるようになる。
【図1】本発明の実施例を示す全体側面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すローターの斜視図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例を示すローターの斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の一実施例を示すパネル部分の分解斜視
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例を示す二列のローター周波数検
知帯域を示すグラフ図である。
知帯域を示すグラフ図である。
1 車輪
2 ローター
3 センサー
4 ブレーキディスク
5 パネル
7 ダンパー
Claims (2)
- 【請求項1】 車輪の側面に歯数の異る二列の回転検
知用ローターを取付け、このローターに各々センサーを
近接配置して回転を検知することを特徴とするアンチス
キッドブレーキの回転検知装置。 - 【請求項2】 パネル側面にブレーキディスクと共に
回転検知用ローターを取付け、このローターにセンサー
を近接配置して回転を検知し、パネルを回転方向のダン
パーを介して車輪に取付けたことを特徴とするアンチス
キッドブレーキの回転検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15603291A JPH04358953A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | アンチスキッドブレーキの回転検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15603291A JPH04358953A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | アンチスキッドブレーキの回転検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358953A true JPH04358953A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15618827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15603291A Pending JPH04358953A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | アンチスキッドブレーキの回転検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04358953A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2192946A1 (es) * | 2000-07-19 | 2003-10-16 | Honda Motor Co Ltd | Estructura de montaje para sensor de velocidad de rueda. |
FR3074866A1 (fr) * | 2017-12-13 | 2019-06-14 | Foundation Brakes France Sas | Piece comprenant des dents et des nervures |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP15603291A patent/JPH04358953A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2192946A1 (es) * | 2000-07-19 | 2003-10-16 | Honda Motor Co Ltd | Estructura de montaje para sensor de velocidad de rueda. |
FR3074866A1 (fr) * | 2017-12-13 | 2019-06-14 | Foundation Brakes France Sas | Piece comprenant des dents et des nervures |
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