JPH04358556A - 塗装乾燥炉 - Google Patents
塗装乾燥炉Info
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- JPH04358556A JPH04358556A JP13304691A JP13304691A JPH04358556A JP H04358556 A JPH04358556 A JP H04358556A JP 13304691 A JP13304691 A JP 13304691A JP 13304691 A JP13304691 A JP 13304691A JP H04358556 A JPH04358556 A JP H04358556A
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- 238000001035 drying Methods 0.000 title claims abstract description 41
- 238000010422 painting Methods 0.000 title abstract 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 15
- 238000011084 recovery Methods 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B21/00—Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
- F26B21/004—Nozzle assemblies; Air knives; Air distributors; Blow boxes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B21/00—Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
- F26B21/02—Circulating air or gases in closed cycles, e.g. wholly within the drying enclosure
- F26B21/04—Circulating air or gases in closed cycles, e.g. wholly within the drying enclosure partly outside the drying enclosure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装の焼付処理を行う
ための塗装乾燥炉に関し、特に、塗装処理済のワークを
コンベアに搭載し、バーナにより加熱された加熱空気が
供給される乾燥炉内を搬送しながら焼付処理を行う塗装
乾燥炉に関する。
ための塗装乾燥炉に関し、特に、塗装処理済のワークを
コンベアに搭載し、バーナにより加熱された加熱空気が
供給される乾燥炉内を搬送しながら焼付処理を行う塗装
乾燥炉に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装ブースでの塗装処理が終了した自動
車の車体は乾燥炉の内部をコンベアで搬送され、その間
に塗装の焼付処理が施される。通常、上記焼付処理はバ
ーナによって加熱した加熱空気をアジテータファンで乾
燥炉の内部に連通するダクトに供給し、その乾燥炉の内
部を通過する自動車の車体温度を規定温度まで上昇させ
るとともに、その規定温度を規定時間だけ保持すること
により行われる。
車の車体は乾燥炉の内部をコンベアで搬送され、その間
に塗装の焼付処理が施される。通常、上記焼付処理はバ
ーナによって加熱した加熱空気をアジテータファンで乾
燥炉の内部に連通するダクトに供給し、その乾燥炉の内
部を通過する自動車の車体温度を規定温度まで上昇させ
るとともに、その規定温度を規定時間だけ保持すること
により行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今の自動
車は車体の剛性を向上させるべく車体構造材の板厚が増
加する傾向にあり、それに加えて多くの補強材が使用さ
れる傾向にある。かかる車体を乾燥炉によって焼付処理
する場合、車体の板厚が大きい部分や補強材が使用され
ている部分の温度上昇が他の一般部分に比べて遅くなり
、その結果、車体の一部が完全な焼付処理を行うための
規定温度とその規定温度が継続する規定時間を満たさな
い場合が発生する。
車は車体の剛性を向上させるべく車体構造材の板厚が増
加する傾向にあり、それに加えて多くの補強材が使用さ
れる傾向にある。かかる車体を乾燥炉によって焼付処理
する場合、車体の板厚が大きい部分や補強材が使用され
ている部分の温度上昇が他の一般部分に比べて遅くなり
、その結果、車体の一部が完全な焼付処理を行うための
規定温度とその規定温度が継続する規定時間を満たさな
い場合が発生する。
【0004】これを、横軸に車体が乾燥炉に入ってから
の経過時間をとり、縦軸に車体温度をとったグラフを用
いて説明する。すなわち図4に示す車体の一般部分の温
度は、約19分経過後に規定温度(例えば160°C)
に達し、その規定温度が規定時間(例えば10分)を満
たすだけ継続しているのに対し、図5に示す車体の昇温
し難い部分の温度は前記規定温度に達していないことが
分かる。
の経過時間をとり、縦軸に車体温度をとったグラフを用
いて説明する。すなわち図4に示す車体の一般部分の温
度は、約19分経過後に規定温度(例えば160°C)
に達し、その規定温度が規定時間(例えば10分)を満
たすだけ継続しているのに対し、図5に示す車体の昇温
し難い部分の温度は前記規定温度に達していないことが
分かる。
【0005】このような場合、乾燥炉の炉長を延長する
か、あるいはコンベアの搬送速度を低下させて車体が乾
燥炉の内部に留まる時間を延長する方法により、図6に
示すように車体の昇温し難い部分の温度(破線図示)に
ついても規定温度と規定時間を達成することができる。
か、あるいはコンベアの搬送速度を低下させて車体が乾
燥炉の内部に留まる時間を延長する方法により、図6に
示すように車体の昇温し難い部分の温度(破線図示)に
ついても規定温度と規定時間を達成することができる。
【0006】また、他の方法として炉内温度を上昇させ
ることにより、図7に示すように車体の昇温し難い部分
の温度(破線図示)についても規定温度と規定時間を達
成することができる。
ることにより、図7に示すように車体の昇温し難い部分
の温度(破線図示)についても規定温度と規定時間を達
成することができる。
【0007】しかしながら上記前者の方法を採用すると
、炉長の延長を行った場合には新たなスペースと設備費
が必要となり、またコンベアの搬送速度を低下させた場
合には生産効率が低下するという問題が発生する。しか
も、図6から明らかなように車体の一般部分の温度(実
線図示)が必要以上に上昇してエネルギーの損失につな
がるだけでなく、場合によっては塗装面のオーバーベー
クが発生する虞れがある。
、炉長の延長を行った場合には新たなスペースと設備費
が必要となり、またコンベアの搬送速度を低下させた場
合には生産効率が低下するという問題が発生する。しか
も、図6から明らかなように車体の一般部分の温度(実
線図示)が必要以上に上昇してエネルギーの損失につな
がるだけでなく、場合によっては塗装面のオーバーベー
クが発生する虞れがある。
【0008】また上記後者の方法を採用すると、炉内温
度を上昇させるために多くのエネルギーが必要となるだ
けでなく、図7から明らかなように車体の一般部分の温
度(実線図示)が限界温度(例えば200°C)を越え
てオーバーベークが発生する問題がある。しかも、コン
ベアの故障等によって車体温度が容易に前記限界温度に
達する可能性があるばかりか、炉内が高温になるために
爆火安全性の点でも問題が発生する。
度を上昇させるために多くのエネルギーが必要となるだ
けでなく、図7から明らかなように車体の一般部分の温
度(実線図示)が限界温度(例えば200°C)を越え
てオーバーベークが発生する問題がある。しかも、コン
ベアの故障等によって車体温度が容易に前記限界温度に
達する可能性があるばかりか、炉内が高温になるために
爆火安全性の点でも問題が発生する。
【0009】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、乾燥時間の延長あるいは炉内温度の上昇を行うこと
なくワークの各部を均一に昇温させることが可能な塗装
乾燥炉を提供することを目的とする。
で、乾燥時間の延長あるいは炉内温度の上昇を行うこと
なくワークの各部を均一に昇温させることが可能な塗装
乾燥炉を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、塗装処理済のワークをコンベアに搭載し
、バーナにより加熱された加熱空気が供給される乾燥炉
内を搬送しながら焼付処理を行う塗装乾燥炉において、
前記ワークの昇温し難い部分に対向するように設けられ
たヒートジェッターノズルと、乾燥炉内の加熱空気を回
収して前記ヒートジェッターノズルに供給するアジテー
タファンとを備えてなることを第1の特徴とする。
に、本発明は、塗装処理済のワークをコンベアに搭載し
、バーナにより加熱された加熱空気が供給される乾燥炉
内を搬送しながら焼付処理を行う塗装乾燥炉において、
前記ワークの昇温し難い部分に対向するように設けられ
たヒートジェッターノズルと、乾燥炉内の加熱空気を回
収して前記ヒートジェッターノズルに供給するアジテー
タファンとを備えてなることを第1の特徴とする。
【0011】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記ワークが自動車の車体であり、その昇温し難い部分
が車体のサイドシル部分であることを第2の特徴とする
。
前記ワークが自動車の車体であり、その昇温し難い部分
が車体のサイドシル部分であることを第2の特徴とする
。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0013】図1〜図3は本発明の一実施例を示すもの
で、図1はその塗装乾燥炉の横断面図、図2は図1の2
−2線断面図、図3は本発明による車体の昇温特性を示
すグラフである。
で、図1はその塗装乾燥炉の横断面図、図2は図1の2
−2線断面図、図3は本発明による車体の昇温特性を示
すグラフである。
【0014】図1および図2に示すように、トンネル状
の乾燥炉1の内部には一対のガイドレール2に支持され
た台車3を無端チェン4で牽引して循環走行させるコン
ベア5が設けられ、その台車3には塗装の焼付処理を施
すべき自動車の車体Bが搭載されて搬送される。
の乾燥炉1の内部には一対のガイドレール2に支持され
た台車3を無端チェン4で牽引して循環走行させるコン
ベア5が設けられ、その台車3には塗装の焼付処理を施
すべき自動車の車体Bが搭載されて搬送される。
【0015】乾燥炉1の下部両側に沿設した加熱空気供
給ダクト6には、バーナ7で加熱された空気が加熱空気
供給路8に設けたアジテータファン9およびフィルタチ
ャンバー10を介して供給され、その吹き出し口61
から乾燥炉1の内部に噴出する。これらアジテータファ
ン9とフィルタチャンバ10は、乾燥炉1の長手方向に
沿って複数組が設けられる。乾燥炉1の上部両側には吸
い込み口111 を有する加熱空気回収ダクト11が沿
設され、回収された加熱空気は加熱空気回収路12を介
して前記アジテータファン9に戻される。
給ダクト6には、バーナ7で加熱された空気が加熱空気
供給路8に設けたアジテータファン9およびフィルタチ
ャンバー10を介して供給され、その吹き出し口61
から乾燥炉1の内部に噴出する。これらアジテータファ
ン9とフィルタチャンバ10は、乾燥炉1の長手方向に
沿って複数組が設けられる。乾燥炉1の上部両側には吸
い込み口111 を有する加熱空気回収ダクト11が沿
設され、回収された加熱空気は加熱空気回収路12を介
して前記アジテータファン9に戻される。
【0016】前記加熱空気回収路12からは他のアジテ
ータファン13とフィルタチャンバ14を介装した分岐
路15が分岐し、その末端は複数のヒートジェッターノ
ズル16に接続される。ヒートジェッターノズル16は
車体Bの最も昇温し難い部分である左右のサイドシル部
分Sに対向するように配設され、そのサイドシル部分S
に加熱空気を集中的に吹き付けるように構成される。
ータファン13とフィルタチャンバ14を介装した分岐
路15が分岐し、その末端は複数のヒートジェッターノ
ズル16に接続される。ヒートジェッターノズル16は
車体Bの最も昇温し難い部分である左右のサイドシル部
分Sに対向するように配設され、そのサイドシル部分S
に加熱空気を集中的に吹き付けるように構成される。
【0017】而して上記実施例によれば、バーナ7で加
熱された空気が供給される乾燥炉1の内部を塗装処理済
の車体Bがコンベア5の台車3に搭載されて搬送される
際、その車体Bの表面温度が上昇して塗装の焼付処理が
行われる。このとき、板厚が大きく且つ補強材によりボ
ックス構造となった車体Bのサイドシル部Sは他の一般
部分に比べて昇温し難いため、そのサイドシル部分Sに
加熱空気回収ダクト11から回収された加熱空気がアジ
テータファン13によってヒートジェッターノズル16
から吹き付けられる。その結果、昇温し難いサイドシル
部分Sが積極的に加熱され、図3に示すようにサイドシ
ル部分Sが一般部分と同様に昇温して焼付処理に必要な
規定温度と規定時間を満たすことができる。これにより
、車体B全体が均一に焼付処理され、その塗装品質が向
上する。
熱された空気が供給される乾燥炉1の内部を塗装処理済
の車体Bがコンベア5の台車3に搭載されて搬送される
際、その車体Bの表面温度が上昇して塗装の焼付処理が
行われる。このとき、板厚が大きく且つ補強材によりボ
ックス構造となった車体Bのサイドシル部Sは他の一般
部分に比べて昇温し難いため、そのサイドシル部分Sに
加熱空気回収ダクト11から回収された加熱空気がアジ
テータファン13によってヒートジェッターノズル16
から吹き付けられる。その結果、昇温し難いサイドシル
部分Sが積極的に加熱され、図3に示すようにサイドシ
ル部分Sが一般部分と同様に昇温して焼付処理に必要な
規定温度と規定時間を満たすことができる。これにより
、車体B全体が均一に焼付処理され、その塗装品質が向
上する。
【0018】次に。ヒートジェッターノズル16からの
加熱空気の吹き付けによりサイドシル部分Sが昇温する
理由を説明する。
加熱空気の吹き付けによりサイドシル部分Sが昇温する
理由を説明する。
【0019】内部温度がTA に保たれた炉の内部に初
期温度T0の板体が搬入された場合を考えると、、所定
時間経過した後の前記板体の温度Tは、 T=TA −(TA −T0 )×exp(K)K=−
A×α×τ/γ×t×c で表される。
期温度T0の板体が搬入された場合を考えると、、所定
時間経過した後の前記板体の温度Tは、 T=TA −(TA −T0 )×exp(K)K=−
A×α×τ/γ×t×c で表される。
【0020】A;板体の表面積
γ;板体の比重
t;板体の板厚
c;板体の比熱
α;熱伝達率
τ;経過時間
すなわち、炉の内部における板体の温度Tは前記Kの値
に依存し、その板体の表面積A、比重γ、比熱cが同一
であると仮定すると、時間τ経過後の板体の温度Tはα
/tの値によって決定されることになる。これは、板厚
tが大きくて昇温し難い部分は、その分だけ熱伝達率α
を増加させてやることにより、板厚tが小さい他の部分
と同様に昇温させることが可能であることを示している
。そして、良く知られているように固体と流体間の熱伝
達率はその流体の流速に応じて増加するため、前記ヒー
トジェッターノズル16から車体Bのサイドシル部分S
に加熱空気を吹き付けて該サイドシルS近傍の流速を増
加させることにより、熱伝達率を増加させてサイドシル
部分Sの温度を上昇させることができる。
に依存し、その板体の表面積A、比重γ、比熱cが同一
であると仮定すると、時間τ経過後の板体の温度Tはα
/tの値によって決定されることになる。これは、板厚
tが大きくて昇温し難い部分は、その分だけ熱伝達率α
を増加させてやることにより、板厚tが小さい他の部分
と同様に昇温させることが可能であることを示している
。そして、良く知られているように固体と流体間の熱伝
達率はその流体の流速に応じて増加するため、前記ヒー
トジェッターノズル16から車体Bのサイドシル部分S
に加熱空気を吹き付けて該サイドシルS近傍の流速を増
加させることにより、熱伝達率を増加させてサイドシル
部分Sの温度を上昇させることができる。
【0021】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の小
設計変更を行うことが可能である。
明は、前記実施例に限定されるものでなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく、種々の小
設計変更を行うことが可能である。
【0022】例えば、本発明は自動車の車体B以外の任
意のワークに適用することができる。また、実施例では
ヒートジェッターノズル16からの加熱空気を車体Bの
サイドシル部分Sに作用させているが、必要に応じて他
の任意の部分に作用させることが可能である。
意のワークに適用することができる。また、実施例では
ヒートジェッターノズル16からの加熱空気を車体Bの
サイドシル部分Sに作用させているが、必要に応じて他
の任意の部分に作用させることが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、焼付処理を行う車体の昇温し難い部分にヒートジェ
ッターノズルによって加熱空気が吹き付けられるため、
その昇温し難い部分を他の部分と同様に昇温させること
ができる。その結果、乾燥炉の延長、コンベアの搬送速
度の低下、あるいは乾燥炉の内部温度の上昇等の経済性
や安全性の面で不利な手段をとることなく、高品質な焼
付処理を行うことが可能となる。しかも、熱源として乾
燥炉から回収した加熱空気を用いているため、エネルギ
ーが節約されるだけでなく、既存の乾燥炉を僅かに改造
するだけで容易に実施することができる。
ば、焼付処理を行う車体の昇温し難い部分にヒートジェ
ッターノズルによって加熱空気が吹き付けられるため、
その昇温し難い部分を他の部分と同様に昇温させること
ができる。その結果、乾燥炉の延長、コンベアの搬送速
度の低下、あるいは乾燥炉の内部温度の上昇等の経済性
や安全性の面で不利な手段をとることなく、高品質な焼
付処理を行うことが可能となる。しかも、熱源として乾
燥炉から回収した加熱空気を用いているため、エネルギ
ーが節約されるだけでなく、既存の乾燥炉を僅かに改造
するだけで容易に実施することができる。
【0024】また本発明の第2の特徴によれば、昇温し
難い自動車の車体のサイドシル部分を昇温させ、車体全
体を均一に焼付処理することができる。
難い自動車の車体のサイドシル部分を昇温させ、車体全
体を均一に焼付処理することができる。
【図1】塗装乾燥炉の横断面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明の塗装乾燥炉による車体の昇温特性を示
すグラフ
すグラフ
【図4】車体の一般部分の昇温特性を示すグラフ
【図5
】車体の昇温不良部分の昇温特性を示すグラフ
】車体の昇温不良部分の昇温特性を示すグラフ
【図6】
従来の塗装乾燥炉による車体の昇温特性を示すグラフ
従来の塗装乾燥炉による車体の昇温特性を示すグラフ
【図7】従来の塗装乾燥炉による車体の昇温特性を示す
グラフ
グラフ
1・・・・乾燥炉
5・・・・コンベア
13・・・アジテータファン
16・・・ヒートジェッターノズル
B・・・・車体(ワーク)
S・・・・サイドシル部分
Claims (2)
- 【請求項1】 塗装処理済のワーク(B)をコンベア
(5)に搭載し、バーナ(7)により加熱された加熱空
気が供給される乾燥炉(1)内を搬送しながら焼付処理
を行う塗装乾燥炉において、前記ワーク(B)の昇温し
難い部分に対向するように設けられたヒートジェッター
ノズル(16)と、乾燥炉(1)内の加熱空気を回収し
て前記ヒートジェッターノズル(16)に供給するアジ
テータファン(13)とを備えてなる、塗装乾燥炉。 - 【請求項2】 前記ワークが自動車の車体(B)であ
り、その昇温し難い部分が車体(B)のサイドシル部分
(S)であることを特徴とする、請求項1記載の塗装乾
燥炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13304691A JPH04358556A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 塗装乾燥炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13304691A JPH04358556A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 塗装乾燥炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358556A true JPH04358556A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15095549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13304691A Pending JPH04358556A (ja) | 1991-06-04 | 1991-06-04 | 塗装乾燥炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04358556A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5661912A (en) * | 1994-10-08 | 1997-09-02 | Durr Gmbh | Drier for a painting plant |
JPH11188303A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Trinity Ind Corp | 乾燥炉 |
US6546647B2 (en) * | 2000-06-21 | 2003-04-15 | Daimlerchrysler Ag | Method and appliance for the non-thermal drying of motor vehicle bodies, freshly painted with a water-based paint |
WO2012110172A1 (de) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | Eisenmann Ag | Vorrichtung zum temperieren von fahrzeugkarosserien |
EP2593238A4 (en) * | 2010-07-16 | 2017-06-14 | Valspar Sourcing, Inc. | System and method for drying five-sided containers |
EP4338849A3 (de) * | 2019-05-09 | 2024-05-15 | Dürr Systems AG | Verfahren zur kontrolle und nachbehandlung von werkstücken, kontrollanlage und behandlungsanlage |
-
1991
- 1991-06-04 JP JP13304691A patent/JPH04358556A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5661912A (en) * | 1994-10-08 | 1997-09-02 | Durr Gmbh | Drier for a painting plant |
JPH11188303A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-13 | Trinity Ind Corp | 乾燥炉 |
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WO2012110172A1 (de) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | Eisenmann Ag | Vorrichtung zum temperieren von fahrzeugkarosserien |
US10060676B2 (en) | 2011-02-15 | 2018-08-28 | Eisenmann Se | Device for controlling the temperature of vehicle bodies |
EP4338849A3 (de) * | 2019-05-09 | 2024-05-15 | Dürr Systems AG | Verfahren zur kontrolle und nachbehandlung von werkstücken, kontrollanlage und behandlungsanlage |
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