JPH04356560A - ウレタンエラストマー用組成物 - Google Patents

ウレタンエラストマー用組成物

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JPH04356560A
JPH04356560A JP3202899A JP20289991A JPH04356560A JP H04356560 A JPH04356560 A JP H04356560A JP 3202899 A JP3202899 A JP 3202899A JP 20289991 A JP20289991 A JP 20289991A JP H04356560 A JPH04356560 A JP H04356560A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばベルト類、ロー
ラ類、シート類および各種成形品に使用される高硬度で
高摩擦係数を有するウレタンエラストマー、およびその
ウレタンプレポリマー用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト類、ローラ類、シート類および各
種成形品などのポリウレタン成形体においては、機械的
特性、耐摩耗性、耐油性など種々の特性が要求される。 殊に、ベルト類においては上記特性の一つである摩擦係
数が特に重要である。
【0003】例えば、摩擦伝導を主とする平ベルトにお
いて、摩擦係数が小さい場合には、軸受け部に取付けら
れた例えばプーリーと平ベルト間の摩擦が小さく,伝達
力を得るためには該平ベルトの張力を大きくしなければ
ならず、大きな張力を維持するためにはベルト厚みを厚
くしなければならない。しかも、平ベルトの張力を大き
くすると、軸受部の軸受損失が大きくなるという欠点が
ある。
【0004】また、搬送ベルトとして使用する場合に、
ベルト表面の摩擦係数が0.6 程度であると、ベルト
上に載置される搬送物が滑り易いので搬送可能最大傾斜
角度を20度程度までしか上げることができない欠点が
ある。 さらに、伝導ベルトとして使用する場合には、通常は使
用中の継時変化で摩擦係数が低下するので、使用前の段
階から摩擦係数が低いと、実用上動力の伝達が悪くなる
おそれがあり、ベルトの信頼性が低下する欠点がある。
【0005】本発明者らは、上記ベルトに適したウレタ
ンエラストマーについての研究を行った。原料として、
トリレンジイソシアネートとポリテトラメチレンエーテ
ルグリコールとを用い、これらを反応させて得られるウ
レタンプレポリマーを、例えば硬化剤の一種であるMO
CA(4,4’−メチレンビス−2−クロロアニリン;
デュポン社製)を用いて硬化させてウレタンエラストマ
ーを製造する方法を検討した。
【0006】上記方法によって得られたウレタンエラス
トマーは、耐摩耗性、耐油性、硬度、引張強度、引裂強
度、破断時の伸びなどの特性においては、ベルト用ウレ
タンエラストマーとして満足できるものであったが、そ
の摩擦係数は0.6〜0.7程度の低くベルト用材料と
しては不十分であった。
【0007】そこで、発明者らはウレタンエラストマー
の摩擦係数に関して、従来から提案されている方法、例
えば、高分子量のポリテトラメチレンエーテルグリコー
ルを出発原料として使用する方法、NCO/OH値を小
さしてトリレンジイソシアネートとポリテトラメチレン
エーテルグリコールとを反応させる方法、1、4−ブタ
ンジオール、トリメチロールプロパン、イソプロパノー
ルアミン等の硬化剤を使用する方法などについての検討
を行った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の方法
は硬化して得られるエラストマーの硬度は小さく、得ら
れたウレタンエラストマーの摩擦係数は高くなるが、該
ウレタンエラストマーの引張強度、引裂強度などの物性
が低下する結果となった。さらに、ウレタンエラストマ
ーの摩擦係数を高めるために、ウレタンプレポリマーに
摩擦係数の高い他のポリマーや、粘着性のある添加物な
どを加えると、ポリウレタンの本来もつ耐摩耗性を低下
させてしまう結果となった。
【0009】本発明は、上記欠点を解決するものであり
、その目的とするところは、ポリウレタンが本来持つ物
性、例えば引張強度、引裂強度、硬度、耐摩耗性などを
低下させることなく、高い摩擦係数を有するウレタンエ
ラストマーと、ウレタンエラストマー用組成物を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のウレタンエラス
トマーは、ポリオール成分とトリレンジイソシアネート
とを、NCO/OH値が1.4〜1.8の範囲で、反応
させて得られるウレタンプレポリマーと、4,4’−メ
チレンビス−(2−クロロアニリン)とを含有する組成
物からなるウレタンエラストマーであって、前記ポリオ
ール成分が、平均分子量650〜1100のポリテトラ
メチレンエーテルグリコールであるA成分と、平均分子
量が前記A成分の分子量よりも300以上大きく、かつ
2100までのポリテトラメチレンエーテルグリコール
であるB成分とからなり、該A成分とB成分との重量比
が50対50〜25対75の割合であり、摩擦係数が1
.0以上1.72以下であり、硬度がJIS A75〜
93であり、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】本発明のウレタンエラストマー用組成物は
、上記ポリオール成分とトリレンジイソシアネートとを
、NCO/OH値が1.4〜1.8の範囲で、反応させ
て得られるウレタンプレポリマーと4,4’−メチレン
ビス−(2−クロロアニリン)とを含有するウレタンエ
ラストマー用組成物であって、前記ポリオール成分が、
平均分子量650〜1100のポリテトラメチレンエー
テルグリコールであるA成分と、平均分子量が前記A成
分の分子量よりも300以上大きく、かつ2100まで
のポリテトラメチレンエーテルグリコールであるB成分
とからなり、該A成分とB成分との重量比が50対50
〜25対75の割合であり,そのことにより上記目的が
達成される。
【0012】本発明に使用されるウレタンプレポリマー
の原料であるポリオール成分は、比較的低分子量のA成
分と高分子量のB成分とから成る。A成分の平均分子量
は650〜1100であり、B成分の平均分子量は、前
記で使用するA成分の分子量よりも300以上大きく、
かつ2100までの範囲である。A成分とB成分との重
量比は、50対50〜25対75の割合である。
【0013】このようなポリテトラメチレンエーテルグ
リコールを使用することにより、最終的に得られるウレ
タンエラストマーの摩擦係数が高くなる。A成分及びB
成分の分子量及びこれらの重量比が前記範囲を外れると
、摩擦係数が低下する。
【0014】ポリオール成分とトリレンジイソシアネー
トとの配合比は、これら混合物のNCO/OH値が1.
4〜1.8程度になるように設定するのが好ましい。硬
化して得られるウレタンエラストマーの硬度は、プレポ
リマー調製時のトリレンジイソシアネートの仕込量と、
その混合物のNOC/OH値に左右されるが、前記NC
O/OH値が1.4未満の場合には得られたウレタンエ
ラストマーの硬度は低く、NCO/OH値が1.8を越
える場合には、JIS 硬度A 93を越える高硬度の
成形体が得られる。
【0015】前記ポリオール成分とトリレンジイソシア
ネートとの反応は常法によって行うことができ、必要に
応じて触媒を添加しても良い。
【0016】このようにして得られたウレタンプレポリ
マーを硬化させてウレタンエラストマーを得るには、M
OCA(4,4’−メチレンビス−(2−クロロアニリ
ン);デュポン社製)を用いた常法によって行うことが
できる。また,他の効果剤を併用してもよく,そのよう
な他の硬化剤としては、 4,4’−メチレンジアニリ
ン、3,3’−ジクロルベンジジン、 4,4’−ジア
ミノジフェニルエーテル等の芳香族ジアミン、さらに硬
化促進剤としてトリエチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、ジブチルチンジラウレート、スタナスオクトエ
ート、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸鉛、アジピン酸
などがあげられる。MOCAを使用することによりウレ
タンエラストマーの機械的特性等を高めることができる
。MOCAの使用量は,MOCAのNH2当量/ウレタ
ンプレポリマーのNCO当量が、0.85〜0.95と
なる量がよく,さらに好ましくは約0.9である。NH
2当量/NCO当量が0.85未満のときはエラストマ
ーの耐引裂強度が低下し,0.95を超えるときはエラ
ストマーの弾性が低下する傾向にある。
【0017】このようにして得られたウレタンプレポリ
マーから、例えば平ベルトを製造する場合には、図1に
示すような、金型1を用いた注型法によって行うことが
できる。図中、11は円筒形金型1の内型、12は前記
内型11の外側に間隙を介して配設される外型であり、
該外型12は分割可能に構成されて前記内型11の外側
から適宜取り外すことができるようになっている。内型
11と外型12との間には成形用の空間部13が形成さ
れている。この空間部13の下部の一側方には注入口1
4が設けられており、空間部13の上部の他側方には脱
気弁16が取付けられた脱気口15が設けられている。 前記注入口14には供給パイプ17の一端部が嵌合され
ており、該供給パイプ17の他端部に蓋体18aを備え
た反応器18が接続されている。
【0018】平ベルトを製造するにあたっては、まずウ
レタンプレポリマーを予め70〜90℃好ましくは80
℃に加熱し、一方硬化剤(MOCA)を120℃に加熱
しておく。前記ウレタンプレポリマー、硬化剤、および
必要に応じて触媒を所定量投入し、これらを攪拌、混合
して必要に応じて脱気を行った後、反応器18に入れ、
蓋体18aを下方へ押圧して移動させることにより、前
記供給パイプ17を介して全体が80〜120℃に加熱
された前記金型1内に注入する。その後、温度、時間、
圧力など所定条件下でウレタンプレポリマーを硬化させ
て成形し平ベルトを得る。
【0019】なお、ウレタンエラストマーの成形は、ウ
レタンプレポリマーが液状であるために、上記したよう
に一般には注型法が便利であるが、遠心成形法、加圧成
形法なども使用することができる。また、ウレタンエラ
ストマーとしては、各種ローラ、シート類、成形品等に
適用することもできる。
【0020】
【実施例】(実施例1〜6および比較例1〜4)以下に
本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
【0021】<ウレタンプレポリマーの調製>1リット
ルのガラス製反応器に、ポリテトラメチレンエーテルグ
リコールのA成分とB成分および2、4−トリレンジイ
ソシアネートの表1に示す量(g)を投入して混合し、
窒素気流下、80℃で表1 に示す所定時間反応させて
、ウレタンプレポリマーを得た。得られたウレタンプレ
ポリマーのNCO(%)および粘度(cps/80℃)
の測定結果を表1に示す。
【0022】<ウレタンエラストマーの成形>次に、上
記のようにして得られたウレタンプレポリマー400g
を加温し、表1に示す量(g)の硬化剤MOCAを12
0℃で溶融して両者を混合した後、100 ℃に加熱し
た金型内に注入し、100℃で16時間硬化させてシー
ト状硬化物を得た。 なお,MOCAは,MOCAのNH2当量/ウレタンプ
レポリマーのNCO当量が0.9となる量が用いられた
【0023】このシート状硬化物を用いて、摩擦係数、
耐摩耗性、硬度、引張強度、引裂強度および破断時の伸
びを測定した。
【0024】別に、市販のウレタンプレポリマー(商品
名タケネートL−2705、武田薬品工業(株))のN
CO(%)を測定すると共に、このウレタンプレポリマ
ーを前記実施例と同様に硬化して得られるシート状硬化
物の各物性も測定した。これらの測定結果を表1に示す
【0025】尚、ウレタンエラストマーの摩擦係数の測
定は、島津製作所、引張試験機DSS−500を使用し
、滑り摩擦力を測定することにより算出した。その試験
機の構成を説明すると、図2に示すように、固定台21
の上面にステンレス製の摺接面板22が被覆され、この
摺接面板22の上に所定寸法(85mm×50mm)に
切断された前記硬化物の試料23が載設される。この試
料23の上面に400gの荷重24が載せられる。前記
試料23にはワイヤ25の一端が接続され、該ワイヤ2
5はプーリー26により上方へ向かって延出されており
、この他端は上方へ設定速度で移動可能なクロスヘッド
27に接続されている。クロスヘッド27には記録装置
28が連結され、該クロスヘッド27に作用する摩擦力
を自動的に記録できるようになっている。
【0026】このクロスヘッド27を設定速度(50m
m/min)で上方へ移動させることにより、試料23
を摺接面板22に対してその下面を滑らせながら移動さ
せ、その時の摩擦力が前記クロスヘッド27で検出され
、この摩擦力が前記記録装置28で測定されるようにな
っている。測定は1試料につき3回行い、その平均摩擦
力を求めた。総荷重は前記試料23と荷重24の合計重
さであり、式:摩擦係数×総荷重=摩擦力により摩擦係
数を求めた。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示すように、比較例1〜3のウレタ
ンプレポリマーは、前記A成分とB成分の割合が本発明
の範囲を越えるポリオール成分を反応させたものであり
、得られたウレタンエラストマーの物性は摩擦係数が低
いことがわかる。また、市販のウレタンプレポリマーを
硬化させて得られたウレタンエラストマーも摩擦係数が
低いことがわかる。これに対して、実施例1〜6で得ら
れたウレタンエラストマーは、耐摩耗性、硬度、引張強
度、引裂強度および破断時の伸びなど他の物性を低下さ
せることなく、高い摩擦係数を有していることがわかる
。また、各実施例の硬度はベルトに適したJIS A7
5 〜93であった。前記各実施例のNCO/OH値は
おおよそ1.4〜1.8であり、実施例3のNCO/O
H値は1.6であった。
【0029】(実施例7および8、比較例5)<ベルト
の作成>表1に示した実施例2、3および比較例2で得
られたウレタンプレポリマーと、所定量の硬化剤MOC
Aを使用し、図1に示すような金型1を用い、次のよう
にして平ベルトを作成した。
【0030】金型1の脱気弁16を開いておき、反応器
18からウレタンプレポリマーと硬化剤との混合物を注
入口14を経て金型1内へ注入または加圧注入する。ウ
レタンプレポリマーが脱気口15より少量漏れ出した時
に、脱気弁16を閉じ、前記蓋体18aを押さえること
により、注入口14に注入時より高い圧力をさらに加え
、この状態で所定温度、所定圧力下にウレタンプレポリ
マーを硬化させる。その後、外型12を外して金型1の
空間部13から円筒状硬化物を取り出し、この筒状硬化
物を周方向に切断して適宜目的とする幅のベルトを得た
。なお、前記実施例2のウレタンプレポリマーを使用し
たものを実施例7、実施例3のウレタンプレポリマーを
使用したものを実施例8、比較例2のウレタンプレポリ
マーを使用したものを比較例5とする。
【0031】次に、得られた各ベルトの耐屈曲性試験を
行い、試験前後の伝達力、摩擦係数を測定した。結果を
表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表2の結果から、本発明の実施例で得られ
たウレタンプレポリマーを用いて作成したベルトは摩擦
係数が高く、従って伝達力の保持率が高いことが確認さ
れた。これら高摩擦係数である場合、例えば1.0を越
える場合には急激に伝達力が増大することが知られてい
る。
【0034】
【発明の効果】このように、本発明によれば、引張強度
、引裂強度、硬度、耐摩耗性などの各物性を低下させる
ことなく、高い摩擦係数を有するウレタンエラストマー
が得られた。従って、エラストマーとしてベルト類、ロ
ーラー類、シート類が得られるが、これらのうち、特に
ベルトにあっては以下の利点を有している。
【0035】すなわち、ベルトの摩擦係数が大きくなる
ことにより、摩擦伝導ベルトの張力を増大することなく
、伝達力を増大させることができる。従って、所定の伝
達力を保持しながら、ベルトの張力を小さくすることが
できるから、軸受損失も小さくなり、またベルト厚みも
薄くできるので、伝達効率が上がり、動力伝達のための
必要エネルギーが小さくなるなどにより経済的である。
【0036】搬送ベルトとして使用する場合には、従来
のベルトでは摩擦係数が0.6 前後と小さいので、搬
送物の滑りを考慮すると搬送可能傾斜最大角度は20度
までで、それ以上に傾斜させて使用することはできなか
ったが、本発明のウレタンエラストマーでは、摩擦係数
1.0 以上の高摩擦係数にすることが可能となり、従
って傾斜角度30以上の搬送も可能となる。
【0037】伝導ベルトとして使用する場合には、従来
では製造時における摩擦係数の絶対値が低いために、使
用によってベルトの摩擦係数が低下すると、それに伴っ
て伝達力が実用上の使用可能な値以下となり、平ベルト
製品への信頼性が高まらない。しかし、本発明のウレタ
ンエラストマーでは摩擦係数の製造時における絶対値が
高いので、使用による摩擦係数がある程度低下しても、
実用上問題は生じない。
【0038】さらに、本発明に使用するウレタンプレポ
リマーは、ポリテトラメチレンエーテルグリコールの平
均分子量の異なる二種のA成分とB成分とを使用し、A
成分とB成分との配合割合を設定したポリオール成分と
トリレンジイソシアネートとを反応させて得られるもの
であるから、従来の製造設備を大きく改造することなく
、従来の製造設備をそのまま使用することができて設備
費を更に必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例のベルトの製造装置を示した概
略断面図。
【図2】同上の摩擦係数の測定試験機を示した概略図。
【符号の説明】
1  金型 11  内型 12  外型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリオール成分とトリレンジイソシアネー
    トとを、NCO/OH値が1.4〜1.8の範囲で、反
    応させて得られるウレタンプレポリマーと、4,4’−
    メチレンビス−(2−クロロアニリン)とを含有する組
    成物からなるウレタンエラストマーであって、前記ポリ
    オール成分が、平均分子量650〜1100のポリテト
    ラメチレンエーテルグリコールであるA成分と、平均分
    子量が前記A成分の分子量よりも300以上大きく、か
    つ2100までのポリテトラメチレンエーテルグリコー
    ルであるB成分とからなり、該A成分とB成分との重量
    比が50対50〜25対75の割合であり、摩擦係数が
    1.0以上1.72以下であり、硬度がJIS A  
    75〜93である、  ウレタンエラストマー。
  2. 【請求項2】ポリオール成分とトリレンジイソシアネー
    トとを、NCO/OH値が1.4〜1.8の範囲で、反
    応させて得られるウレタンプレポリマーと、4,4’−
    メチレンビス−(2−クロロアニリン)とを含有するウ
    レタンエラストマー用組成物であって、前記ポリオール
    成分が、平均分子量650〜1100のポリテトラメチ
    レンエーテルグリコールであるA成分と、平均分子量が
    前記A成分の分子量よりも300以上大きく、かつ21
    00までのポリテトラメチレンエーテルグリコールであ
    るB成分とからなり、該A成分とB成分との重量比が5
    0対50〜25対75の割合である、ウレタンエラスト
    マー用組成物。
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JP2002526575A (ja) * 1998-09-21 2002-08-20 シミュラ・インコーポレーテッド 押出可能な熱可塑性エラストマー性尿素鎖延長ポリウレタン
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