JPH04356335A - 薄板鋳造制御装置 - Google Patents

薄板鋳造制御装置

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JPH04356335A
JPH04356335A JP12752591A JP12752591A JPH04356335A JP H04356335 A JPH04356335 A JP H04356335A JP 12752591 A JP12752591 A JP 12752591A JP 12752591 A JP12752591 A JP 12752591A JP H04356335 A JPH04356335 A JP H04356335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten steel
magnetic field
steel
nozzle
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP12752591A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Hirayama
平山 富士男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04356335A publication Critical patent/JPH04356335A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属から連続的に
薄板を製造する薄板連続鋳造設備において、薄板鋳造開
始時の上流よりの注鋼量を最適に制御する薄板鋳造制御
装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来の薄板鋳造制御装置の一例を図3に
示す。図3において、薄板鋳造設備は溶鋼1を貯えてい
るタンディッシュ2、タンディッシュ2の底部に設けら
れた注鋼ノズル3、注鋼量を調整するノズル開度調節ゲ
ート4、双ロールキャスタ5上の溶鋼レベルを検出する
溶鋼位置検出器6、溶鋼位置検出器6の出力信号に基づ
いてノズル開度調節ゲート4を駆動する調整ゲート駆動
装置7、及びこれに対して指令を出力するゲート制御装
置8から構成されている。
【0004】上記の構成において、双ロールキャスタ5
の溶鋼レベルは、溶鋼位置検出器6の検出信号に基づい
てノズル開度調節ゲート4の開度を調整し、供給量を変
化させることによって調整される。
【0005】また、鋳造開始時には図4の(A)に示す
ように、先ずノズル開度調節ゲート4をある規定開度Y
1 に開度設定し、注鋼ノズル3を介して溶鋼1を双ロ
ールキャスタ5へ供給する。
【0006】タンディッシュ2から溶鋼1の供給量は、
溶鋼位置検出器6で検出された溶鋼レベルに従ってゲー
ト制御装置8及び調整ゲート駆動装置7を介して、ノズ
ル開度調節ゲート4の開度をあらかじめ規定されたY1
 ,Y2 ,Y3 に調整することによって制御される
【0007】また、双ロールキャスタ5は、溶鋼位置検
出器6の検出信号に基づいて溶鋼が所定のレベルに達し
たとき、起動指令が与えられ、一定の加速率で通常の鋳
造速度N0 まで加速されて通常の鋳造運転へ移行し、
ノズル開度調節ゲート4の開度をY3 、双ロールキャ
スタ5の回転速度をN0 として、上流よりの溶鋼1の
供給量と双ロールキャスタ5で鋳造される薄板とのマス
フローが一致するように調整され、これによって双ロー
ルキャスタ5の溶鋼レベルが一定となる通常運転に移行
する。
【0008】上述のような通常の鋳造運転への移行プロ
セスにおいては、通常運転への移行時に双ロールキャス
タ5で溶鋼のオーバフローやブレークアウトなどが発生
しないように、ノズル開度調節ゲート4の開度Y1 ,
Y2,Y3 及びそれらの変更ポイント(溶鋼レベル)
、双ロールキャスタ5の起動ポイント(溶鋼レベル)、
及び加速率などがあらかじめ決定され、決定された条件
に従って鋳造が開始されて通常運転へ移行する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の薄板鋳造制御装置には、下記のような問題がある。 すなわち、鋳造開始時においては、溶鋼1の温度変動、
注鋼ノズル3の温度変動、ノズル開度調節ゲート4の開
度設定精度不良などのために理論上の流量特性が得られ
ず、図4の(B)に示すように一般的に流量Qが増加す
る方向へ変動し、あらかじめ規定された双ロールキャス
タ5の起動タイミングや加速率では上流よりの注入量を
カバーできず、図4の(D)に示すように双ロールキャ
スタ5での溶鋼レベルLが増大し、双ロールキャスタ5
で溶鋼がオーバフローして頻繁に鋳造停止を招く。
【0010】また、上記の流量変動を防止するために溶
鋼位置検出器6からのレベル信号に基づいてノズル開度
調節ゲート4の開度を調整する方法を用いても、ノズル
開度の微少な変化に対して流量が大きく変化するので、
溶鋼位置検出器6からのレベル信号によるノズル開度を
調整のみでは、注入量を適正に制御することは極めて困
難である。
【0011】本発明は上記の問題を考慮してなされたも
ので、鋳造スタート時の不確定要素による注鋼量の変動
を防止し、注鋼量を適正に制御することによって、鋳造
スタート時の双ロールキャスタ内の溶鋼レベルを所望の
増加率で増大させて安定に通常運転へ移行させる合理的
な薄板鋳造制御装置を提供することを目的としている。 [発明の構成]
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために、本発明はキャスタ部の溶鋼レベルを検出
する溶鋼位置検出手段と注鋼ノズルの開度を機械的に調
整し、注鋼量を制御するゲート手段と、注鋼ノズルから
の注鋼量を磁気的に補償する高調磁場発生手段と、溶鋼
位置検出手段の出力信号に基づいて高調磁場発生手段を
制御する高調磁場制御手段を備え、溶鋼位置検出手段の
出力信号に基づいてキャスタ部の溶鋼レベルの増加量が
あらかじめ規定された増加量より大きい場合には、高調
磁場発生手段によって注鋼ノズルを流れる溶鋼の注鋼量
を抑制し、これによってキャスタ部の溶鋼レベルが規定
された増加率で増大するように制御して、鋳造スタート
時にスムーズに通常操業へ移行させるようにしている。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。図1におい
て、溶鋼1を貯えたタンディッシュ2の底部の注鋼ノズ
ル3を通して薄板9を連続鋳造するために、双ロールキ
ャスタ5と側壁10で囲まれた溶鋼溜11に注鋼するタ
ンディッシュ2の底部にノズル開度調節ゲート4を設け
ると共に、本発明ではさらにその下方に注鋼ノズル3を
包囲する高調磁場発生装置12を設けている。
【0014】ノズル開度調節ゲート4は、ゲート制御装
置8の指令に従って調整ゲート駆動装置7で駆動され、
高調磁場発生装置12は、その励磁電流を可変制御する
電源装置13により、磁場制御装置14の指令信号に応
じて制御される。また、溶鋼溜11の溶鋼レベルは溶鋼
位置検出器6で検出され、検出信号がゲート制御装置8
及び磁場制御装置14に入力される。
【0015】次に、鋳造開始から定常鋳造状態に移行す
るまでの動作を図2の(A)〜(D)を用いて説明する
。先ず鋳造開始時には、ノズル開度調節ゲート4は図2
の(A)に示すように固定開度Y1 に設定され、ノズ
ル開度調節ゲート4の開度Y1 で溶鋼1が注鋼ノズル
3を通って双ロールキャスタ5の溶鋼溜11へ注鋼され
ると共に、溶鋼位置検出器6の検出信号に基づいて溶鋼
溜11のレベル上昇率を磁場制御装置14で計算し、レ
ベル上昇率が過大のときは高調磁場発生装置12が発生
する高調磁場を増大させることによって、図2の(B)
に示すように注鋼ノズル3からの注鋼量を一定にし、こ
れによって図2の(D)に示すように溶鋼溜11のレベ
ル上昇率をある規定上昇率に一致させる。
【0016】溶鋼レベルがL1 に達すると、ノズル開
度調節ゲート4の開度はY1 からY2 へ変更され、
開度変更後の注鋼量の増加変動に対しても、同様に高調
磁場発生装置12で発生する高調磁場を制御することに
よって注鋼量を一定とし、溶鋼溜11の溶鋼レベルがL
2に達すると双ロールキャスタ5を起動させ、所定の加
速率で双ロールキャスタ5を加速し、溶鋼レベルがL3
 に達するとノズル開度調節ゲート4の開度をY2 か
らY3 へ変更し、定常操業運転へ移行させる。
【0017】なお、レベルの上昇に伴って、注鋼量に対
するレベル上昇率が低下してくるので、高調磁場発生装
置による注鋼量制御は上記のレベル上昇率の変化を考慮
して行われる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、薄
板鋳造開始時の注鋼量の不確定要因による変動を高調磁
場発生装置を用いて補償しているので、キャスタ内の溶
鋼レベルを規定された上昇率に一致させることができ、
これによってキャスタでのオーバフローやブレークアウ
トを防止した安定な操業を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す系統図。
【図2】本発明の動作を説明するためのタイムチャート
【図3】従来の薄板鋳造制御装置の一例を示す系統図。
【図4】従来装置の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【符号の説明】
1…溶鋼、2…タンディッシュ、3…注鋼ノズル、4…
ノズル開度調節ゲート、5…双ロールキャスタ、6…溶
鋼位置検出器、7…調整ゲート駆動装置、8…ゲート制
御装置、9…薄板、10…側壁、11…溶鋼溜、12…
高調磁場発生装置、13…電源装置、14…磁場制御装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  タンディッシュに貯えられた溶鋼をノ
    ズル開度調節ゲートを有する注鋼ノズルを介して双ロー
    ルキャスタの間隙に注入し、これによって薄板を連続鋳
    造する薄板鋳造設備の上記ノズル開度を上記双ロールキ
    ャスタ上の溶鋼レベルに応じて制御する薄板鋳造制御装
    置において、上記注鋼ノズルの周囲に設けられて注鋼ノ
    ズルからの注鋼量を調節する高調磁場発生手段と、この
    高調磁場発生手段の励磁電流を上記溶鋼レベルに応じて
    制御する磁場制御装置を備えたことを特徴とする薄板鋳
    造制御装置。
JP12752591A 1991-05-30 1991-05-30 薄板鋳造制御装置 Pending JPH04356335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12752591A JPH04356335A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 薄板鋳造制御装置

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JP12752591A JPH04356335A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 薄板鋳造制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04356335A true JPH04356335A (ja) 1992-12-10

Family

ID=14962176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12752591A Pending JPH04356335A (ja) 1991-05-30 1991-05-30 薄板鋳造制御装置

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JP (1) JPH04356335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100548170B1 (ko) * 1997-03-27 2006-04-21 카스트립 엘엘씨. 금속스트립주조방법및장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100548170B1 (ko) * 1997-03-27 2006-04-21 카스트립 엘엘씨. 금속스트립주조방법및장치

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