JPH0435632Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435632Y2 JPH0435632Y2 JP4088987U JP4088987U JPH0435632Y2 JP H0435632 Y2 JPH0435632 Y2 JP H0435632Y2 JP 4088987 U JP4088987 U JP 4088987U JP 4088987 U JP4088987 U JP 4088987U JP H0435632 Y2 JPH0435632 Y2 JP H0435632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- divider
- gear portion
- pinion
- meshes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 2
- 241000239290 Araneae Species 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は車両用減速機に関する。
［従来技術］
第１図は本考案の実施例を示す図面であるが、
本考案を良く理解するため、その公知部分につい
て説明する。
本考案を良く理解するため、その公知部分につい
て説明する。
図において、インプツトシヤフト４の動力は全
体を５で示すインタアクスルデイフアレンシヤル
のインプツトシヤフトにスプライン結合されたス
パイダシヤフト６を介してピニオン７に伝達され
る。そしてそのピニオン７に噛み合うサイドギヤ
８からサイドギヤ８にスプライン結合されたアウ
トプツトシヤフト９を介し図示しない後後軸デイ
フアレンシヤルに伝達され、またピニオン７に噛
み合うデバイダギヤ１０、デバイダギヤ１０に噛
み合うピニオンドライブギヤ１１を介して全体を
１で示す減速機ケーシングに設けられた後前軸デ
イフアレンシヤル１２のドライブピニオン１３に
伝達されるようになつている。
体を５で示すインタアクスルデイフアレンシヤル
のインプツトシヤフトにスプライン結合されたス
パイダシヤフト６を介してピニオン７に伝達され
る。そしてそのピニオン７に噛み合うサイドギヤ
８からサイドギヤ８にスプライン結合されたアウ
トプツトシヤフト９を介し図示しない後後軸デイ
フアレンシヤルに伝達され、またピニオン７に噛
み合うデバイダギヤ１０、デバイダギヤ１０に噛
み合うピニオンドライブギヤ１１を介して全体を
１で示す減速機ケーシングに設けられた後前軸デ
イフアレンシヤル１２のドライブピニオン１３に
伝達されるようになつている。
ところで、従来デバイダギヤとデバイダギヤ側
のサイドギヤとは第２図に示すように、デバイダ
ギヤ２０とサイドギヤ２１とを別部品として作
り、それらをスプラインまたはキー２２で結合す
るか、第３図に示すように、一体のギヤ２３に形
成し、歯切りが容易なように、すなわちサイドギ
ヤ部２４のカツテイングラインCLがデバイダギ
ヤ部２５に干渉しないように形状を大きく形成す
るようにしていた。従つて従来の減速機は部品点
数が多くコスト高であり、また軽量コンパクトで
なかつた。
のサイドギヤとは第２図に示すように、デバイダ
ギヤ２０とサイドギヤ２１とを別部品として作
り、それらをスプラインまたはキー２２で結合す
るか、第３図に示すように、一体のギヤ２３に形
成し、歯切りが容易なように、すなわちサイドギ
ヤ部２４のカツテイングラインCLがデバイダギ
ヤ部２５に干渉しないように形状を大きく形成す
るようにしていた。従つて従来の減速機は部品点
数が多くコスト高であり、また軽量コンパクトで
なかつた。
他方、本出願人は実開昭58−140349号公報にお
いて、リングギヤの背部の肉厚を少なくしてリン
グギヤの重量を軽減する技術を提案し、また実開
昭57−33343号公報において、デフケースを支持
する支持環の軸方向の長さを予め大きくし、ギヤ
比の異なる減速機を製作する際に、ピニオンドラ
イブギヤだけを取換え、重量増加、耐久性低下を
防止し、大幅なコスト低減を図る技術を提案して
いる。
いて、リングギヤの背部の肉厚を少なくしてリン
グギヤの重量を軽減する技術を提案し、また実開
昭57−33343号公報において、デフケースを支持
する支持環の軸方向の長さを予め大きくし、ギヤ
比の異なる減速機を製作する際に、ピニオンドラ
イブギヤだけを取換え、重量増加、耐久性低下を
防止し、大幅なコスト低減を図る技術を提案して
いる。
［考案の目的］
従つて本考案の目的は、部品点数を削減し、低
コスト化、軽量コンパクト化を図つた車両用減速
機を提供することにある。
コスト化、軽量コンパクト化を図つた車両用減速
機を提供することにある。
［考案の構成］
本考案によれば、インタアクスルデイフアレン
シヤルを備えたタンデム型の車両用減速機におい
て、ピニオンドライブギヤに噛合う半径方向外方
に形成された第１のギヤ部分と、インタアクスル
デイフアレンシヤルのピニオンに噛合う軸線方向
に形成された第２のギヤ部分とを備えたデバイダ
ギヤの第２のギヤ部分の半径方向外方の部分を前
記第１のギヤ部分の第２のギヤ部分側側面より内
方に形成し、第２のギヤ部分の半径方向内方の部
分を第１のギヤ部分の第２のギヤ側側面より外方
に形成している。
シヤルを備えたタンデム型の車両用減速機におい
て、ピニオンドライブギヤに噛合う半径方向外方
に形成された第１のギヤ部分と、インタアクスル
デイフアレンシヤルのピニオンに噛合う軸線方向
に形成された第２のギヤ部分とを備えたデバイダ
ギヤの第２のギヤ部分の半径方向外方の部分を前
記第１のギヤ部分の第２のギヤ部分側側面より内
方に形成し、第２のギヤ部分の半径方向内方の部
分を第１のギヤ部分の第２のギヤ側側面より外方
に形成している。
［考案の作用効果］
従つてデバイダギヤとサイドギヤとを一体に形
成して減速機の部品点数を削減し、低コスト化す
ることができ、また第１のギヤ部分の側面に第２
のギヤ部分を全般的に凹部となるように形成して
ギヤの形状をコンパクトし、従つて減速機を軽量
コンパクト化することができる。
成して減速機の部品点数を削減し、低コスト化す
ることができ、また第１のギヤ部分の側面に第２
のギヤ部分を全般的に凹部となるように形成して
ギヤの形状をコンパクトし、従つて減速機を軽量
コンパクト化することができる。
［好ましい実施の態様］
本考案の実施に際し、デバイダギヤは精密鍛造
により形成するのが好ましい。
により形成するのが好ましい。
［実施例］
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第１図において、デバイダギヤ１０の半径方向
外方には、ピニオンドライブギヤ１１に噛合う第
１のギヤ部分すなわちデバイダギヤ部１０ｂが形
成され、軸線方向の一側には、インタアクスルデ
イフアレンシヤル５のピニオン７に噛合う第２の
ギヤ部分すなわちサイドギヤ部１０ａが形成され
ている。そして、サイドギヤ部１０ａの半径方向
外方の部分１０a1はデバイダギヤ部１０ｂのサイ
ドギヤ部１０ａ側の側面１０b1より内方に、すな
わち凹部となるように形成されている。また、サ
イドギヤ部１０ａの半径方向内方の部分１０a2は
前記側面１０b1より外方に、すなわち突出するよ
うにすなわちサイドギヤ部１０ａは全般的に凹部
となるように形成されている。このデバイダギヤ
１０のサイドギヤ部１０ａとデバイダギヤ部１０
ｂとは、公知技術による精密鍛造で形成されてい
る。
外方には、ピニオンドライブギヤ１１に噛合う第
１のギヤ部分すなわちデバイダギヤ部１０ｂが形
成され、軸線方向の一側には、インタアクスルデ
イフアレンシヤル５のピニオン７に噛合う第２の
ギヤ部分すなわちサイドギヤ部１０ａが形成され
ている。そして、サイドギヤ部１０ａの半径方向
外方の部分１０a1はデバイダギヤ部１０ｂのサイ
ドギヤ部１０ａ側の側面１０b1より内方に、すな
わち凹部となるように形成されている。また、サ
イドギヤ部１０ａの半径方向内方の部分１０a2は
前記側面１０b1より外方に、すなわち突出するよ
うにすなわちサイドギヤ部１０ａは全般的に凹部
となるように形成されている。このデバイダギヤ
１０のサイドギヤ部１０ａとデバイダギヤ部１０
ｂとは、公知技術による精密鍛造で形成されてい
る。
従つてサイドギヤ部１０ａとデバイダギヤ部１
０ｂとは一体に形成されているので、部品的に従
来の第２図に比べ部品点数が２点から１点に減
り、加工費が安くなつており、また第３図に比べ
軽量コンパクトになつている。更にサイドギヤ部
１０ａは全般的にギヤ側面１０b1に対し凹部とな
るように形成されているので、ピニオン７、サイ
ドギヤ部１０ａ、デバイダギヤ部１０ｂの軸線方
向の組合せ寸法は、従来のデバイダギヤ、サイド
ギヤを用いた場合に比べると大幅に縮小され、そ
の結果、減速機を軽量コンパクト化することがで
きる。
０ｂとは一体に形成されているので、部品的に従
来の第２図に比べ部品点数が２点から１点に減
り、加工費が安くなつており、また第３図に比べ
軽量コンパクトになつている。更にサイドギヤ部
１０ａは全般的にギヤ側面１０b1に対し凹部とな
るように形成されているので、ピニオン７、サイ
ドギヤ部１０ａ、デバイダギヤ部１０ｂの軸線方
向の組合せ寸法は、従来のデバイダギヤ、サイド
ギヤを用いた場合に比べると大幅に縮小され、そ
の結果、減速機を軽量コンパクト化することがで
きる。
［まとめ］
以上説明したように本考案によれば、サイドギ
ヤ部とデバイダギヤ部とを一体に形成し、部品点
数を削減し、コストを低減し、かつ軽量コンパク
ト化することができる。
ヤ部とデバイダギヤ部とを一体に形成し、部品点
数を削減し、コストを低減し、かつ軽量コンパク
ト化することができる。
第１図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
２図および第３図は従来のデバイダギヤとサイド
ギヤの組合せを示す側断面図である。 ５……インタアクスルデイフアレンシヤル、７
……ピニオン、１０……デバイダギヤ、１０ａ…
…サイドギヤ部、１０a1……半径方向外方の部
分、１０a2……半径方向内方の部分、１０ｂ……
デバイダギヤ部、１０b1サイドギギヤ部側の側
面、１１……ピニオンドライブギヤ。
２図および第３図は従来のデバイダギヤとサイド
ギヤの組合せを示す側断面図である。 ５……インタアクスルデイフアレンシヤル、７
……ピニオン、１０……デバイダギヤ、１０ａ…
…サイドギヤ部、１０a1……半径方向外方の部
分、１０a2……半径方向内方の部分、１０ｂ……
デバイダギヤ部、１０b1サイドギギヤ部側の側
面、１１……ピニオンドライブギヤ。
Claims (1)
- インタアクスルデイフアレンシヤルを備えたタ
ンデム型の車両用減速機において、ピニオンドラ
イブギヤに噛合う半径方向外方に形成された第１
のギヤ部分と、インタアクスルデイフアレンシヤ
ルのピニオンに噛合う軸線方向に形成された第２
のギヤ部分とを備えたデバイダギヤの第２のギヤ
部分の半径方向外方の部分を前記第１のギヤ部分
の第２のギヤ部分側側面より内方に形成し、第２
のギヤ部分の半径方向内方の部分を第１のギヤ部
分の第２のギヤ側側面より外方に形成したことを
特徴とする車両用減速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4088987U JPH0435632Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4088987U JPH0435632Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63150140U JPS63150140U (ja) | 1988-10-03 |
| JPH0435632Y2 true JPH0435632Y2 (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=30855381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4088987U Expired JPH0435632Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0435632Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR112014004353A2 (pt) * | 2011-08-31 | 2017-03-28 | Mack Trucks | uma montagem de transportador dianteiro com um diferencial de entre eixo de rodas reversível para um veículo de eixo de rodas tandem, um trem de força para um veículo de eixo de rodas tandem, e um veículo de eixo de rodas tandem |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP4088987U patent/JPH0435632Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63150140U (ja) | 1988-10-03 |
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