JP2525917B2 - 2段減速可変型デフ装置 - Google Patents

2段減速可変型デフ装置

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JP2525917B2
JP2525917B2 JP2012904A JP1290490A JP2525917B2 JP 2525917 B2 JP2525917 B2 JP 2525917B2 JP 2012904 A JP2012904 A JP 2012904A JP 1290490 A JP1290490 A JP 1290490A JP 2525917 B2 JP2525917 B2 JP 2525917B2
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ring gear
spline
gear
case
drive pinion
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透 渥美
純明 印南
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日野自動車工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/38Constructional details
    • F16H2048/385Constructional details of the ring or crown gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H48/00Differential gearings
    • F16H48/38Constructional details
    • F16H48/42Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon
    • F16H2048/423Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement
    • F16H2048/426Constructional details characterised by features of the input shafts, e.g. mounting of drive gears thereon characterised by bearing arrangement characterised by spigot bearing arrangement, e.g. bearing for supporting the free end of the drive shaft pinion

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  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両のデフ装置に関する。更に詳しくは2段
に減速できるデフ装置に関するものである。
[従来の技術] 通常、ファイナルギヤのリングギヤの大きさがアクス
ルハウジング中央部のサイズを決定する。車両レイアウ
トにおいて、車両床面の地上からの高さやタイヤ外径等
から減速大歯車の外径が制限される。
従来、ファイナルギヤにて大減速比が要求される車両
では、即ち大型トラックやバス等のように走行負荷変動
の大きい車両では、ドライブピニオンに1個のリングギ
ヤを噛合させて減速し、この後段に更にギヤによる減速
機構を別個に追加して減速する。この減速機構は、リン
グギヤを取付けたアイドルシャフトに2個のアイドルギ
ヤが回動可能に取付けられ、これらのアイドルギヤにそ
れぞれ噛合しデフケースを兼ねた2個のヘリカルギヤが
設けられる。
また、2個のアイドルギヤの互に対向するボスの外周
には第1及び第2スプラインがそれぞれ形成され、2個
のアイドルギヤに挟まれたアイドルシャフトの外周にも
同一のスプラインが形成される。これらのスプラインに
噛合するスリーブをシフトフォークにて軸方向に移動さ
せて第1スプライン又は第2スプラインのいずれか一方
に選択的に噛合させることによって、減速比を2段に切
換えられるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述のような装置では、2個のヘリカルギヤ
によりデフケースが形成されているために、2個のヘリ
カルギヤの外径、即ち歯数を大きく変えることができ
ず、2段のそれぞれの減速比の差を大きく変えることが
できない問題点があった。
本発明の目的は、2段のそれぞれの減速比の差を大き
く設定し、走行負荷の小さいときには小さい減速比で走
行し、走行負荷の大きいときには大きい減速比で走行で
きる2段減速可変型デフ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、キャリヤケー
スに回動可能に取付けられたドライブピニオンと、前記
ドライブピニオンに噛合する第1リングギヤと、前記第
1リングギヤに対向しアイドルギヤを介して前記ドライ
ブピニオンに噛合する第2リングギヤと、アクスルシャ
フトの基端とデフギヤとを収納し外周にメインスプライ
ンが形成されたデフケースと、前記第1及び第2リング
ギヤにそれぞれ一体的に形成され前記キャリヤケースと
前記デフケースとに回動可能に取付けられた第1及び第
2リングギヤケースと、前記第1及び第2リングギヤケ
ースの外周にそれぞれ形成された第1及び第2スプライ
ンと、前記第1スプライン又は第2スプラインのいずれ
か一方と前記メインスプラインとに噛合するスリーブ
と、前記スリーブを前記メインスプライン上に摺動させ
前記第1スプライン又は前記第2スプラインのいずれか
一方に選択的に噛合させるシフトフォークとを備えたも
のである。
[作 用] スリーブをメインスプラインと第1スプラインに跨い
で噛合させると、小さい減速比でアクスルシャフトを回
転させ、スリーブをメインスプラインと第2スプライン
に跨いで噛合させると、大きな減速比でアクスルシャフ
トを回転させることができる。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳しく説明す
る。
第1図に示すように、10は大型トラックのデフ装置で
あって、デフ装置10はキャリヤケース13とドライブピニ
オン14と第1リングギヤ11とアイドルギヤ17と第2リン
グギヤ12とデフケース23とアクスルシャフト24とデフギ
ヤ26と第1リングギヤケース31と第2リングギヤケース
32とスリーブ36とシフトフォーク37とを備える。
キャリヤケース13は略伏せ椀状に形成され、そのほぼ
頂部中央に通孔13aが開けられる。通孔13aには上部に鍔
が一体的に形成された円筒状のベアリングサポート15が
挿入され、ベアリングサポート15の通孔15aには軸受け1
6を介してドライブピニオン14が回動可能に取付けられ
る。ドライブピニオン14の上部にはシール保持具20とジ
ョイントフランジ25が嵌入され、シール保持具20の上部
にはシール部材30を介してジョイントフランジ25の下部
が挿入される。ベアリングサポート15とシール保持具20
はボルト35によりキャリヤケース13に固着される。また
図示しないトランスミッションからプロペラシャフトを
介してドライブピニオン14に回転が伝達される。第1リ
ングギヤ11はこの例では直交交差軸フェースギヤであ
り、ドライブピニオン14に噛合する。
アイドルギヤ17は第1アイドル21とこのギヤ21より歯
数の少ない第2アイドルギヤ22とアイドルシャフト18と
を備え、第1アイドルギヤ21は第1リングギヤ11に対向
し、ドライブピニオン14に噛合する。アイドルシャフト
18はドライブピニオン14に平行にキャリヤケース13に軸
受19を介して取付けられ、その一端近傍には第1アイド
ルギヤ21が固着され、その他端近傍には第2アイドルギ
ヤ22が固着される。第2リングギヤ12はこの例では直交
交差軸フェースギヤであり、第1リングギヤ11より外径
が大きく、第1リングギヤ11に対向して第2アイドルギ
ヤ22に噛合する。
デフケース23には、デフピニオン28とサイドギヤ27と
からなるデフギヤ26と、ピニオンシャフト29と、それぞ
れ左右に延設され図示しない左端及び右端にホイールが
固着された2本のアクスルシャフト24の基端24aとが収
納される。デフピニオン28はピニオンシャフト29に回動
可能に嵌通し、ピニオンシャフト29の両端はデフケース
23に固着される。デフピニオン28には左右2個のサイド
ギヤ27が噛合し、2個のサイドギヤ27には2本のアクス
ルシャフト24の基端24aがそれぞれ固着される。またデ
フケース23の外周にメインスプライン23aが形成され
る。
第1及び第2リングギヤケース31,32は第1及び第2
リングギヤ11,12にそれぞれ固着され、キャリヤケース1
3とデフケース23とに軸受33,34を介してそれぞれ回動可
能に取付けられる。また、第1及び第2リングギヤケー
ス31,32のデフケース23に対向する外周には軸直角断面
形状がメインスプライン23aと同一の第1及び第2スプ
ライン31a,32aがそれぞれ形成される。
スリーブ36は幅がデフケース23より狭いリング状に形
成され、その内周には第1スプライン31a又は第2スプ
ライン32aのいずれか一方とメインスプライン23aとに摺
動可能な歯が形成される。また、スリーブ36の外周には
その軸方向と直角に凹溝が形成される。シフトフォーク
37はスリーブ36の凹溝に挿入され、スリーブ36をメイン
スプライン23a上に摺動させ、スリーブ36の歯の一部を
第1スプライン31a又は第2スプライン32aのいずれか一
方に選択的に噛合させる。
次にこのような構成の2段減速可変型デフ装置の動作
を説明する。
先ず、シフトフォーク37を実線矢印の方向に移動さ
せ、スリーブ36をメインスプライン23aと第1スプライ
ン31aとに跨いで噛合させる。ドライブピニオン14の回
転は、先ず第1リングギヤ11に伝達され、次にスリーブ
36により第1リングギヤケース31に連結されたデフケー
ス23に伝達され、更にピニオンシャフト29及びデフギヤ
26を介してアクスルシャフト24に伝達される。このと
き、ドライブピニオン14と第1リングギヤ11との噛合に
より1段に減速されるので、走行負荷が小さく、大きな
トルクを必要としないとき、例えばトラックに荷物を積
載しないとき、又は荷物を搭載しても平坦な道路を走行
するようなときに適する。また、第2スプライン32aは
メインスプライン23aにスリーブ36により連結されてい
ないので、ドライブピニオン14に第1及び第2アイドル
ギヤ21,22を介して噛合する第2リングギヤ12は空転す
る。
次に、シフトフォーク37を破線矢印の方向に移動さ
せ、スリーブ36をメインスプライン23aと第2スプライ
ン32aとに跨いで噛合させる。ドライブピニオン14の回
転は、先ず第1及び第2アイドルギヤ21,22を介して第
2リングギヤ12に伝達され、次にスリーブ36により第2
リングギヤケース32に連結されたデフケース23に伝達さ
れ、更にピニオンシャフト29及びデフギヤ26を介してア
クスルシャフト24に伝達される。このときのアクスルシ
ャフト24の回転方向は、第2リングギヤ12が第1及び第
2アイドルギヤ21,22を介して噛合しているので第1リ
ングギヤ11同じ方向になる。また、ドライブピニオン14
と第1アイドルギヤ21との噛合及び第2アイドルギヤ22
と第2リングギヤ12との噛合により2段に減速されるの
で、走行負荷が大きく、大きなトルクを必要とすると
き、例えばトラックに荷物を満載したとき、又は急な上
り勾配を走行するようなときに適する。また、第1スプ
ライン31aはメインスプライン23aにスリーブ36により連
結されていないので、ドライブピニオン14に噛合する第
1リングギヤ11は空転する。
なお、実施例では第1及び第2リングギヤケースを第
1及び第2リングギヤとは別部材で形成し、それぞれの
リングギヤに固着したが、これは一例であって第1及び
第2リングギヤにそれぞれ一体成形してもよい。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、第1リングギヤ
に対して第2リングギヤの外径又は歯数を大きく変える
ことができ、かつドライブピニオンと第2リングギヤの
間にアイドルギヤを介在させて第2リングギヤの回転方
向を第1リングギヤの回転方向に一致させこのアイドル
ギヤにて更に減速比を大きくすることができるので、走
行負荷の小さいときには小さい減速比で、即ち高速小ト
ルクで走行することができ、走行負荷の大きいときには
大きい減速比で、即ち低速大トルクで走行することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の2段減速可変型デフ装置の断
面構成図。 10:デフ装置、 11:第1リングギヤ、 12:第2リングギヤ、 13:キャリヤケース、 14:ドライブピニオン、 17:アイドルギヤ、 23:デフケース、 23a:メインスプライン、 24:アクスルシャフト、 24a:アクスルシャフトの基端、 26:デフギヤ、 31:第1リングギヤケース、 31a:第1スプライン、 32:第2リングギヤケース、 32a:第2スプライン、 36:スリーブ、 37:シフトフォーク。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリヤケースに回動可能に取付けられた
    ドライブピニオンと、 前記ドライブピニオンに噛合する第1リングギヤと、 前記第1リングギヤに対向しアイドルギヤを介して前記
    ドライブピニオンに噛合する第2リングギヤと、 アクスルシャフトの基端とデフギヤとを収納し外周にメ
    インスプラインが形成されたデフケースと、 前記第1及び第2リングギヤにそれぞれ一体的に形成さ
    れ前記キャリヤケースと前記デフケースとに回動可能に
    取付けられた第1及び第2リングギヤケースと、 前記第1及び第2リングギヤケースの外周にそれぞれ形
    成された第1及び第2スプラインと、 前記第1スプライン又は第2スプラインのいずれか一方
    と前記メインスプラインとに噛合するスリーブと、 前記スリーブを前記メインスプライン上に摺動させ前記
    第1スプライン又は前記第2スプラインのいずれか一方
    に選択的に噛合させるシフトフォークと を備えた2段減速可変型デフ装置。
JP2012904A 1990-01-23 1990-01-23 2段減速可変型デフ装置 Expired - Lifetime JP2525917B2 (ja)

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US5385513A (en) * 1993-01-27 1995-01-31 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Transmission assembly with separateable halves differential casing with gears and clutch mounted on casing for vehicles

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JPH03219150A (ja) 1991-09-26

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