JPS6211224B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211224B2 JPS6211224B2 JP54013023A JP1302379A JPS6211224B2 JP S6211224 B2 JPS6211224 B2 JP S6211224B2 JP 54013023 A JP54013023 A JP 54013023A JP 1302379 A JP1302379 A JP 1302379A JP S6211224 B2 JPS6211224 B2 JP S6211224B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- speed range
- shaft
- input gear
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
本発明は副変速装置付トランスミツシヨンに関
する。 一般に従来のこの種の車両用マニユアルトラン
スミツシヨンは、車両重量に比較して出力の小さ
いエンジンで駆動する大型車両等で必要な動力性
能を確保する目的で実用に供されている。その構
成は、一般的な3乃至5段のトランスミツシヨン
の後部に独立した2段乃至3段の副変速装置を付
加したものが多い。副変速装置はプラネタリギヤ
によるもの、カウンタギヤによるもの等各種の構
成が実用化されている。しかし独立した副変速装
置を構成しているため、重量が大きくまたトラン
スミツシヨンの占めるスペースも大きく、コスト
も副変速装置を設けない従来形トランスミツシヨ
ンと比較するとかなり高価となり、産業用の使用
される大型車では実用化されても、普通乗用車等
では、重量、大きさ、コストの点で実用化が困難
であつた。 又、高速道路走行、市街地渋滞状態の走行、山
間地道路の坂路走行等広い走行条件の範囲で、動
力性能を確保しつつ燃料消費を最小とするために
は、トランスミツシヨンのギヤ比を6段乃至10段
という多段トランスミツシヨンにする必要があ
る。 このような多段トランスミツシヨンは、変速操
作が煩雑であり、また一般道路の走行では、特に
エンジン出力に余裕のある乗用車等では1段おき
に跳び越して変速しても実用上支障はない。 従つて多段トランスミツシヨンのギヤ比を2つ
のレンジに分けて、主として高速道路のような良
い路面を走行する高速レンジと、主として市街地
の発進、停止の繰返しの多い渋滞状態の地路や、
山間地の坂路、屈曲路を走行する低速レンジを構
成し、走行中はほとんどいずれかのレンジに変速
した状態に固定し、3段乃至5段の主トランスミ
ツシヨンを操作するような構成をとると、操作性
を犠性にすることなく動力性能、燃料消費の点で
良い結果が得られる。 そこで本発明は、小型車両、特に取付スペース
に制限のあるものにも副変速装置を設けることが
できるようにすると共に、そのために新しい技
術、材料、加工方法等を必要としない安価で軽量
なトランスミツシヨンを提供することを目的とす
る。 以下、本発明の構成を図面の実施例に従つて説
明する。第1図及びそのスケルトン図である第2
図に示す如く、 インプツト軸1がベアリング2、パイロツトベ
アリング3や、図示されていないエンジンクラン
ク軸に支持されたパイロツトベアリング等により
トランスミツシヨンケース4に支持されている。
インプツト軸1にはハブ5がスプライン結合さ
れ、インプツト軸1上には、ベアリング2とハブ
5の間に高速レンジ用インプツトギヤ7を支持
し、ハブ5と軸端部8の間に低速レンジ用インプ
ツトギヤ9を回転自由に支持している。 ハブ5の外周部にスプライン6が形成され、高
速レンジ・低速レンジ切換用スリーブ10が軸方
向に図示されていないシフトフオークにより摺動
できるように構成されている。又、高速レンジ用
インプツトギヤ7及び低速レンジ用インプツトギ
ヤ9には前記スリーブ10が噛み合うスプライン
11、及びスプライン12が図示されていないシ
ンクロ装置と共に構成されている。インプツト軸
1と同じ軸心を持つアウトプツト軸15がベアリ
ング13及びベアリング14によりトランスミツ
シヨンケース4に支持されている。アウトプツト
軸の一端は、パイロツトベアリング3により、イ
ンプツト軸1と相対回転自由に結合され、他の端
部は図示されていないスリーブ等によりプロペラ
シヤフト等に結合されている。 アウトプツト軸15にはハブ16、ハブ17が
スプライン結合され、ハブ16とベアリング13
との間に3速ギヤ18が、ベアリング13とハブ
17の間に2速ギヤ19が、ハブ17とベアリン
グ14との間に1速ギヤ20が回転自在に支持さ
れている。 ハブ16の外周部にスプライン21が形成さ
れ、3速、4速切換用スリーブ22が図示されて
いないシフトフオークにより軸方向に摺動できる
ように構成されている。低速レンジ用インプツト
ギヤ9及び3速ギヤ18にはスリーブ22が噛合
うスプライン23およびスプライン24が図示さ
れていないシンクロ装置と共に構成されている。 ハブ17の外周部にスプライン25が形成さ
れ、1速、2速切換用スリーブ26が図示されて
いないシフトフオークにより軸方向に摺動できる
ように構成されている。又、スリーブ26にはリ
バースギヤ27が一体的に形成されている。2速
ギヤ19、及び1速ギヤ20にはスリーブ26が
噛合うスプライン28およびスプライン29が図
示されていないシンクロ装置と共に構成されてい
る。 インプツト軸1及びアウトプツト軸15と平行
に配置されたカウンタギヤ軸30が3個のベアリ
ング31,32,33によりトランスミツシヨン
ケース4に手持されている。カウンタギヤ軸30
は6個のギヤ34,35,36,37,39,4
0が一体的に回転するように、一体的に形成ある
いはスプライン結合により構成されている。高速
レンジ用インプツトギヤ7には高速レンジ用ドリ
ブンギヤ34が、低速レンジ用インプツトギヤ9
には低速レンジ用ドリブンギヤ35が、3速ギヤ
18には3速カウンタギヤ36が、2速ギヤ19
には2速カウンタギヤ37が、1速ギヤ20には
1速カウンタギヤ40が噛合つている。カウンタ
リバースギヤ39は、図示されていないリバース
アイドラギヤを介してリバースギヤ27と、リバ
ースアイドラギヤの摺動により選択的に噛合う。 次に上記本実施例によるトランスミツシヨンの
作動を低速レンジの場合と高速レンジの場合とに
分けて説明する。 1 低速レンジの場合 第2図に副変速装置を低速レンジに切換えた状
態を示す。主トランスミツシヨン部分は前進4
段、後進1段の構成で、第2図ではニユートラル
位置、第3図は1速位置、第4図は2速位置、第
5図は3速位置、第6図は4速位置へ切換えた状
態を示している。 インプツト軸の回転は、ハブ5、スリーブ10
を介して低速レンジ用インプツトギヤ9に伝えら
れ、噛合つている低速レンジ用ドリブンギヤ35
が、2個のギヤの歯数の比により減速されて回転
する。カウンタギヤ軸30に一体的またはスプラ
イン結合等により結合された1速カウンタギヤ4
0、2速カウンタギヤ37、3速カウンタギヤ3
6、カウンタリバースギヤ39からそれぞれ噛合
つている1速ギヤ20、2速ギヤ19、3速ギヤ
18へ回転が伝えられる。アウトプツト軸15に
結合されているハブ16,17と一体的に回転し
ているスリーブ22,26をそれぞれ、1速ギヤ
側、2速ギヤ側、3速ギヤ側に摺動させることに
より、1速、2速、3速のギヤ比が得られる。ス
リーブ22を低速レンジ用インプツトギヤ9側に
摺動させることにより、インプツト軸1の回転は
ハブ5、スリーブ10、スプライン12及びスプ
ライン23、スリーブ22、ハブ16を経て直接
アウトプツト軸15へ伝えられ、直結状態とな
る。 2 高速レンジの場合 第7図に副変速装置を高速レンジに切換えた状
態を示す。主トランスミツシヨン部分のシフト方
法は低速レンジの場合と同じである。インプツト
軸1の回転は、ハブ5、スリーブ10を介して高
速レンジ用インプツトギヤ7に伝えられ、噛合つ
ている高速レンジ用ドリブンギヤ34が、2個の
ギヤの歯数の比により変速されて回転するが、そ
のギヤ比(減速比)は低速レンジのギヤ対より小
さい。従つて、同じインプツト軸1回転数のと
き、カウンタギヤ軸30は低速レンジの場合より
高い回転数で回転する。カウンタギヤ軸30以降
の回転力の伝動は、低速レンジの場合と同じであ
る。 しかし、高速レンジ、4速の場合は、第8図に
示す位置にスリーブ22が摺動し、カウンタギヤ
軸30の回転は低速レンジ用ドリブンギヤ35か
ら低速レンジ用インプツトギヤ9へ逆に伝えら
れ、オーバードライブギヤ比にてアウトフツト軸
15を回転させる。本発明によるトランスミツシ
ヨンのギヤ比の代表的な例を次表に示す。
する。 一般に従来のこの種の車両用マニユアルトラン
スミツシヨンは、車両重量に比較して出力の小さ
いエンジンで駆動する大型車両等で必要な動力性
能を確保する目的で実用に供されている。その構
成は、一般的な3乃至5段のトランスミツシヨン
の後部に独立した2段乃至3段の副変速装置を付
加したものが多い。副変速装置はプラネタリギヤ
によるもの、カウンタギヤによるもの等各種の構
成が実用化されている。しかし独立した副変速装
置を構成しているため、重量が大きくまたトラン
スミツシヨンの占めるスペースも大きく、コスト
も副変速装置を設けない従来形トランスミツシヨ
ンと比較するとかなり高価となり、産業用の使用
される大型車では実用化されても、普通乗用車等
では、重量、大きさ、コストの点で実用化が困難
であつた。 又、高速道路走行、市街地渋滞状態の走行、山
間地道路の坂路走行等広い走行条件の範囲で、動
力性能を確保しつつ燃料消費を最小とするために
は、トランスミツシヨンのギヤ比を6段乃至10段
という多段トランスミツシヨンにする必要があ
る。 このような多段トランスミツシヨンは、変速操
作が煩雑であり、また一般道路の走行では、特に
エンジン出力に余裕のある乗用車等では1段おき
に跳び越して変速しても実用上支障はない。 従つて多段トランスミツシヨンのギヤ比を2つ
のレンジに分けて、主として高速道路のような良
い路面を走行する高速レンジと、主として市街地
の発進、停止の繰返しの多い渋滞状態の地路や、
山間地の坂路、屈曲路を走行する低速レンジを構
成し、走行中はほとんどいずれかのレンジに変速
した状態に固定し、3段乃至5段の主トランスミ
ツシヨンを操作するような構成をとると、操作性
を犠性にすることなく動力性能、燃料消費の点で
良い結果が得られる。 そこで本発明は、小型車両、特に取付スペース
に制限のあるものにも副変速装置を設けることが
できるようにすると共に、そのために新しい技
術、材料、加工方法等を必要としない安価で軽量
なトランスミツシヨンを提供することを目的とす
る。 以下、本発明の構成を図面の実施例に従つて説
明する。第1図及びそのスケルトン図である第2
図に示す如く、 インプツト軸1がベアリング2、パイロツトベ
アリング3や、図示されていないエンジンクラン
ク軸に支持されたパイロツトベアリング等により
トランスミツシヨンケース4に支持されている。
インプツト軸1にはハブ5がスプライン結合さ
れ、インプツト軸1上には、ベアリング2とハブ
5の間に高速レンジ用インプツトギヤ7を支持
し、ハブ5と軸端部8の間に低速レンジ用インプ
ツトギヤ9を回転自由に支持している。 ハブ5の外周部にスプライン6が形成され、高
速レンジ・低速レンジ切換用スリーブ10が軸方
向に図示されていないシフトフオークにより摺動
できるように構成されている。又、高速レンジ用
インプツトギヤ7及び低速レンジ用インプツトギ
ヤ9には前記スリーブ10が噛み合うスプライン
11、及びスプライン12が図示されていないシ
ンクロ装置と共に構成されている。インプツト軸
1と同じ軸心を持つアウトプツト軸15がベアリ
ング13及びベアリング14によりトランスミツ
シヨンケース4に支持されている。アウトプツト
軸の一端は、パイロツトベアリング3により、イ
ンプツト軸1と相対回転自由に結合され、他の端
部は図示されていないスリーブ等によりプロペラ
シヤフト等に結合されている。 アウトプツト軸15にはハブ16、ハブ17が
スプライン結合され、ハブ16とベアリング13
との間に3速ギヤ18が、ベアリング13とハブ
17の間に2速ギヤ19が、ハブ17とベアリン
グ14との間に1速ギヤ20が回転自在に支持さ
れている。 ハブ16の外周部にスプライン21が形成さ
れ、3速、4速切換用スリーブ22が図示されて
いないシフトフオークにより軸方向に摺動できる
ように構成されている。低速レンジ用インプツト
ギヤ9及び3速ギヤ18にはスリーブ22が噛合
うスプライン23およびスプライン24が図示さ
れていないシンクロ装置と共に構成されている。 ハブ17の外周部にスプライン25が形成さ
れ、1速、2速切換用スリーブ26が図示されて
いないシフトフオークにより軸方向に摺動できる
ように構成されている。又、スリーブ26にはリ
バースギヤ27が一体的に形成されている。2速
ギヤ19、及び1速ギヤ20にはスリーブ26が
噛合うスプライン28およびスプライン29が図
示されていないシンクロ装置と共に構成されてい
る。 インプツト軸1及びアウトプツト軸15と平行
に配置されたカウンタギヤ軸30が3個のベアリ
ング31,32,33によりトランスミツシヨン
ケース4に手持されている。カウンタギヤ軸30
は6個のギヤ34,35,36,37,39,4
0が一体的に回転するように、一体的に形成ある
いはスプライン結合により構成されている。高速
レンジ用インプツトギヤ7には高速レンジ用ドリ
ブンギヤ34が、低速レンジ用インプツトギヤ9
には低速レンジ用ドリブンギヤ35が、3速ギヤ
18には3速カウンタギヤ36が、2速ギヤ19
には2速カウンタギヤ37が、1速ギヤ20には
1速カウンタギヤ40が噛合つている。カウンタ
リバースギヤ39は、図示されていないリバース
アイドラギヤを介してリバースギヤ27と、リバ
ースアイドラギヤの摺動により選択的に噛合う。 次に上記本実施例によるトランスミツシヨンの
作動を低速レンジの場合と高速レンジの場合とに
分けて説明する。 1 低速レンジの場合 第2図に副変速装置を低速レンジに切換えた状
態を示す。主トランスミツシヨン部分は前進4
段、後進1段の構成で、第2図ではニユートラル
位置、第3図は1速位置、第4図は2速位置、第
5図は3速位置、第6図は4速位置へ切換えた状
態を示している。 インプツト軸の回転は、ハブ5、スリーブ10
を介して低速レンジ用インプツトギヤ9に伝えら
れ、噛合つている低速レンジ用ドリブンギヤ35
が、2個のギヤの歯数の比により減速されて回転
する。カウンタギヤ軸30に一体的またはスプラ
イン結合等により結合された1速カウンタギヤ4
0、2速カウンタギヤ37、3速カウンタギヤ3
6、カウンタリバースギヤ39からそれぞれ噛合
つている1速ギヤ20、2速ギヤ19、3速ギヤ
18へ回転が伝えられる。アウトプツト軸15に
結合されているハブ16,17と一体的に回転し
ているスリーブ22,26をそれぞれ、1速ギヤ
側、2速ギヤ側、3速ギヤ側に摺動させることに
より、1速、2速、3速のギヤ比が得られる。ス
リーブ22を低速レンジ用インプツトギヤ9側に
摺動させることにより、インプツト軸1の回転は
ハブ5、スリーブ10、スプライン12及びスプ
ライン23、スリーブ22、ハブ16を経て直接
アウトプツト軸15へ伝えられ、直結状態とな
る。 2 高速レンジの場合 第7図に副変速装置を高速レンジに切換えた状
態を示す。主トランスミツシヨン部分のシフト方
法は低速レンジの場合と同じである。インプツト
軸1の回転は、ハブ5、スリーブ10を介して高
速レンジ用インプツトギヤ7に伝えられ、噛合つ
ている高速レンジ用ドリブンギヤ34が、2個の
ギヤの歯数の比により変速されて回転するが、そ
のギヤ比(減速比)は低速レンジのギヤ対より小
さい。従つて、同じインプツト軸1回転数のと
き、カウンタギヤ軸30は低速レンジの場合より
高い回転数で回転する。カウンタギヤ軸30以降
の回転力の伝動は、低速レンジの場合と同じであ
る。 しかし、高速レンジ、4速の場合は、第8図に
示す位置にスリーブ22が摺動し、カウンタギヤ
軸30の回転は低速レンジ用ドリブンギヤ35か
ら低速レンジ用インプツトギヤ9へ逆に伝えら
れ、オーバードライブギヤ比にてアウトフツト軸
15を回転させる。本発明によるトランスミツシ
ヨンのギヤ比の代表的な例を次表に示す。
【表】
【表】
尚、第9図の他の実施例は高速レンジ用インプ
ツトギヤと低速レンジ用インプツトギヤとの配置
を第1図のものと逆にしたものである。本実施例
のものはトランスミツシヨンとして成立するが、
ギヤ比の構成が上記表に示した例とは異なる。即
ち、エマージエンシ・ロー的なアンダードライブ
を追加したようなギヤ比構成が得られる。従つ
て、ギヤ比の例として次表のものを使用すれば、
アンダードライブとしての2×4段となる。
ツトギヤと低速レンジ用インプツトギヤとの配置
を第1図のものと逆にしたものである。本実施例
のものはトランスミツシヨンとして成立するが、
ギヤ比の構成が上記表に示した例とは異なる。即
ち、エマージエンシ・ロー的なアンダードライブ
を追加したようなギヤ比構成が得られる。従つ
て、ギヤ比の例として次表のものを使用すれば、
アンダードライブとしての2×4段となる。
【表】
以上の如く本発明の構成によれば、
アウトプツト軸を変速用ギヤ列の少なくとも一
部をはさんだ一対のベアリングでケースに支持
し、 インプツト軸のアウトプツト軸側端部をアウト
プツト軸の軸心回りに回転可能に支持し、 高速レンジインプツトギヤ及び低速レンジイン
プツトギヤをインプツト軸上に回転可能に設け、 切換装置を高速レンジインプツトギヤと低速レ
ンジインプツトギヤ間に設けたスプラインハブ及
び該スプラインハブ上をスライドするハブスリー
ブで構成し、 アウトプツト軸のインプツト軸側端部には第2
のスプラインハブ及び該スプラインハブ上をスラ
イドする第2のハブスリーブを設け、 高速レンジインプツトギヤと低速レンジインプ
ツトギヤのうちアウトプツト軸側のギヤには第2
のハブスリーブに嵌合可能なスプラインを設けた
ので、従来のトランスミツシヨンの如くインプツ
ト軸とアウトプツト軸との間に中間軸を設けた複
雑な構造としたり、各軸の半径方向剛性を保つた
めの軸受を増加する必要がなく、インプツト軸に
高速レンジインプツトギヤ及び低速レンジインプ
ツトギヤを回転自在に設けてこれらインプツトギ
ヤに専用の回転軸も必要とせず、安価で軽量小型
の副変速装置付トランスミツシヨンを提供するこ
とができる。
部をはさんだ一対のベアリングでケースに支持
し、 インプツト軸のアウトプツト軸側端部をアウト
プツト軸の軸心回りに回転可能に支持し、 高速レンジインプツトギヤ及び低速レンジイン
プツトギヤをインプツト軸上に回転可能に設け、 切換装置を高速レンジインプツトギヤと低速レ
ンジインプツトギヤ間に設けたスプラインハブ及
び該スプラインハブ上をスライドするハブスリー
ブで構成し、 アウトプツト軸のインプツト軸側端部には第2
のスプラインハブ及び該スプラインハブ上をスラ
イドする第2のハブスリーブを設け、 高速レンジインプツトギヤと低速レンジインプ
ツトギヤのうちアウトプツト軸側のギヤには第2
のハブスリーブに嵌合可能なスプラインを設けた
ので、従来のトランスミツシヨンの如くインプツ
ト軸とアウトプツト軸との間に中間軸を設けた複
雑な構造としたり、各軸の半径方向剛性を保つた
めの軸受を増加する必要がなく、インプツト軸に
高速レンジインプツトギヤ及び低速レンジインプ
ツトギヤを回転自在に設けてこれらインプツトギ
ヤに専用の回転軸も必要とせず、安価で軽量小型
の副変速装置付トランスミツシヨンを提供するこ
とができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
副変速装置付トランスミツシヨンの断面図、第2
図乃至第8図は第1図のトランスミツシヨンのギ
ヤ列を示すスケルトン図であり、第2図は低速レ
ンジに於けるニユートラル時、第3図は低速レン
ジに於ける1速時、第4図は低速レンジに於ける
2速時、第5図は低速レンジに於ける3速時、第
6図は低速レンジに於ける4速時、第7図は高速
レンジに於けるニユートラル時、第8図は高速レ
ンジに於ける4速時のものをそれぞれ示し、第9
図は他の実施例を示すスケルトン図である。 1……インプツト軸、5……ハブ、7……高速
レンジ用インプツトギヤ、9……低速レンジ用イ
ンプツトギヤ、10……高速レンジ・低速レンジ
切換用スリーブ、15……アウトプツト軸、30
……カウンタギヤ軸。
副変速装置付トランスミツシヨンの断面図、第2
図乃至第8図は第1図のトランスミツシヨンのギ
ヤ列を示すスケルトン図であり、第2図は低速レ
ンジに於けるニユートラル時、第3図は低速レン
ジに於ける1速時、第4図は低速レンジに於ける
2速時、第5図は低速レンジに於ける3速時、第
6図は低速レンジに於ける4速時、第7図は高速
レンジに於けるニユートラル時、第8図は高速レ
ンジに於ける4速時のものをそれぞれ示し、第9
図は他の実施例を示すスケルトン図である。 1……インプツト軸、5……ハブ、7……高速
レンジ用インプツトギヤ、9……低速レンジ用イ
ンプツトギヤ、10……高速レンジ・低速レンジ
切換用スリーブ、15……アウトプツト軸、30
……カウンタギヤ軸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンに接続されるインプツト軸と、該イ
ンプツト軸と同軸上に配置したアウトプツト軸
と、前記インプツト軸及びアウトプツト軸と平行
に配置したカウンタ軸と、前記インプツト軸と選
択的に接続される高速レンジインプツトギヤ及び
低速レンジインプツトギヤと、該高速レンジイン
プツトギヤと該低速レンジインプツトギヤにそれ
ぞれ常時噛合するようにカウンタ軸に設けられた
高速レンジドリブンギヤ及び低速レンジドリブン
ギヤと、前記インプツト軸の回転を前記高速レン
ジインプツトギヤ又は前記低速レンジインプツト
ギヤの一方に接続する切換装置と、前記アウトプ
ツト軸と前記カウンタ軸間に設けられた複数の変
速用ギヤ列と、 前記各軸及び各ギヤ類を収納するトランスミツ
シヨンケースとを有するトランスミツシヨンにお
いて、 前記アウトプツト軸を前記変速用ギヤ列の少な
くとも一部をはさんだ一対のベアリングで前記ケ
ースに支持し、 前記インプツト軸の前記アウトプツト軸側端部
を前記アウトプツト軸の軸心回りに回転可能に支
持し、 前記高速レンジインプツトギヤ及び前記低速レ
ンジインプツトギヤを前記インプツト軸上に回転
可能に設け、 前記切換装置を前記高速レンジインプツトギヤ
と前記低速レンジインプツトギヤ間に設けたスプ
ラインハブ及び該スプラインハブ上をスライドす
るハブスリーブで構成し、 前記アウトプツト軸の前記インプツト軸側端部
には第2のスプラインハブ及び該スプラインハブ
上をスライドする第2のハブスリーブを設け、 前記高速レンジインプツトギヤと前記低速レン
ジインプツトギヤのうち前記アウトプツト軸側の
ギヤには前記第2のハブスリーブに嵌合可能なス
プラインを設けたことを特徴とする副変速装置付
トランスミツシヨン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302379A JPS55107150A (en) | 1979-02-07 | 1979-02-07 | Transmission gear fitted with auxiliary speed change gear |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302379A JPS55107150A (en) | 1979-02-07 | 1979-02-07 | Transmission gear fitted with auxiliary speed change gear |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55107150A JPS55107150A (en) | 1980-08-16 |
JPS6211224B2 true JPS6211224B2 (ja) | 1987-03-11 |
Family
ID=11821536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1302379A Granted JPS55107150A (en) | 1979-02-07 | 1979-02-07 | Transmission gear fitted with auxiliary speed change gear |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55107150A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540941A (ja) * | 2005-05-03 | 2008-11-20 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 直結ギヤにおいて切り離し可能なカウンタシャフトを有するトランスミッション |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57107040U (ja) * | 1980-12-23 | 1982-07-01 | ||
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JPS596452A (ja) * | 1982-07-02 | 1984-01-13 | Fuji Heavy Ind Ltd | 4輪駆動車のオ−バドライブ付変速機 |
JPS60231048A (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-16 | Mazda Motor Corp | 車両の歯車式変速機 |
DE102005021674A1 (de) * | 2005-05-11 | 2006-12-14 | Bayerische Motoren Werke Ag | Fahrzeuggetriebe mit sechs Vorwärtsgängen für normalen Fahrbetrieb, sowie einem Kriech- bzw. Berganfahrgang und einem Rückwärtsgang |
JP2011117501A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Ud Trucks Corp | 平行軸歯車式変速機 |
-
1979
- 1979-02-07 JP JP1302379A patent/JPS55107150A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008540941A (ja) * | 2005-05-03 | 2008-11-20 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 直結ギヤにおいて切り離し可能なカウンタシャフトを有するトランスミッション |
JP4763044B2 (ja) * | 2005-05-03 | 2011-08-31 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 直結ギヤにおいて切り離し可能なカウンタシャフトを有するトランスミッション |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55107150A (en) | 1980-08-16 |
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