JPH04356254A - ウインドシールドワイパ - Google Patents

ウインドシールドワイパ

Info

Publication number
JPH04356254A
JPH04356254A JP3129756A JP12975691A JPH04356254A JP H04356254 A JPH04356254 A JP H04356254A JP 3129756 A JP3129756 A JP 3129756A JP 12975691 A JP12975691 A JP 12975691A JP H04356254 A JPH04356254 A JP H04356254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
wiper
contact
driver
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3129756A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2551699B2 (ja
Inventor
Hiroshi Matsumoto
浩志 松本
Toshiaki Oshima
大島 敏章
Akiro Oshiro
昭郎 大城
Hiroyuki Furukoshi
洋行 古越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd, NipponDenso Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP3129756A priority Critical patent/JP2551699B2/ja
Publication of JPH04356254A publication Critical patent/JPH04356254A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2551699B2 publication Critical patent/JP2551699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドシールドワイ
パに係り、特にウインドシールドガラスを払拭するため
の一対のワイパブレードとこのワイパブレードを独立に
払拭動作させるための一対のモーターとを備えたウイン
ドシールドワイパに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、一対のワイパブレードとこのワイパブレードをそれ
ぞれ独立に払拭動作させる一対のモーターとを備えたウ
インドシールドワイパが知られている。このウインドシ
ールドワイパでは、リンク機構を用いずにワイパブレー
ドを独立に払拭動作させるため、ワイパブレードの干渉
を防止するためにモーターを制御してワイパブレードの
払拭動作を同期させる必要がある。このモーターの同期
の方法には、各モーターからモーターの回転に応じたパ
ルス信号を発生させ、このパルス信号のパルス数を各々
カウントして各々のパルス数が同数となるように各々の
モーターをオンオフ制御する方法がある。この制御では
、パルス信号だけではワイパブレードの絶対位置が検出
できないため、ワイパブレードの位置検出の基準となる
位置を示す基準信号が必要となる。
【0003】精度のよい信頼性のあるパルス信号及び基
準信号を得るためには、マグネットとマグネットに対し
て対向配置されたホール素子、MRE素子等の素子とを
用いた非接触式のセンサを用いるのが好ましい。しかし
ながら、一般に非接触式のセンサはコストが高くまた取
付に精度や形態の制約が多い。このため、パルス信号及
び基準信号の両方の信号を非接触式のセンサを用いて発
生させるのは困難である。一方、コストが比較的安くま
た取付けが比較的簡単なセンサとして接触式のセンサが
ある。このセンサは、接点に対して接触子を摺動させ、
接点と接触子とが接触したときに信号を発生させるもの
である。この接触式のセンサでは、摺動部が存在するた
め、ノイズが発生し易く、ノイズによる誤動作が起こり
易いという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたもので、接触式のセンサと非接触式のセンサとを用
いることによって非接触式のセンサのみを用いる場合と
比較してコストを低下させると共に取付けを容易にし、
また接触式のセンサのみを用いる場合に比較してノイズ
による誤動作が起こり難いウインドシールドワイパを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ウインドシールドガラスを払拭するための
ワイパブレードと、一部が相互にオーバラップする払拭
範囲内で前記一対のワイパブレードを各々独立に往復動
させる駆動手段と、前記一対のワイパブレードの各々の
往復動に応じた位置信号を出力する非接触式のセンサと
、前記一対のワイパブレードの位置検出の基準となる基
準信号を出力する接触式のセンサと、前記位置信号に基
づいて、判定された基準位置を基準とするワイパブレー
ドの位置を検出する検出手段と、前記検出手段で検出さ
れた位置に基づく所定の領域にワイパブレードが存在す
る状態で前記基準信号が出力された位置を基準位置と判
定する判定手段と、前記検出手段で検出されたワイパー
ブレードの位置に基づいて一対のワイパブレードが干渉
しないように前記駆動手段を制御する制御手段と、を含
んで構成したものである。
【0006】
【作用】本発明のウインドシールドガラスを払拭するた
めのワイパブレードは、一部が相互にオーバーラツプす
る払拭範囲内で各々独立に往復動される。非接触式のセ
ンサは、この一対のワイパブレードの各々の往復動に応
じたパルス信号等の位置信号を出力する。また接触式の
センサは、一対のワイパブレードの位置検出の基準とな
る基準信号を出力する。検出手段は、非接触式のセンサ
から出力された位置信号に基づいて以下のようにして判
定された基準位置を基準とするワイパブレードの位置を
検出する。判定手段は、検出手段で検出された位置に基
づく所定の領域にワイパーブレードが存在する状態で、
接触式のセンサから基準信号が出力された位置を基準位
置と判定する。ここで、位置信号は非接触式のセンサか
ら出力されるため精度の良い信頼性のある信号となり、
基準信号は接触式のセンサから出力されるためノイズに
よって影響され易い信号となる。したがって、精度の良
い信頼性の高い位置信号によって検出されたワイパブレ
ードの位置は精度の高いものとなり、この精度が高いワ
イパブレードの位置によって予測される基準位置は精度
が高いものとなる。したがって、位置信号によって検出
されたワイパブレードの位置に基づいて、基準信号が出
力されると予測される所定の領域を定めておけば、ワイ
パブレードがこの所定の領域に存在する状態で接触式の
センサから出力された信号は、ノイズではなく基準信号
となる。したがって、接触式の比較的精度が悪いセンサ
を用いた場合であってもノイズに影響されない精度のよ
い基準信号を得ることができる。そして、制御手段は、
検出手段で検出されたワイパブレードの位置に基づいて
一対のワイパブレードが干渉しないように駆動手段を制
御する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本実施例のウインドシールドワイ
パの概略を示すものであり、このウインドシールドワイ
パは、各々モーターを備えたトライバ側(Dr側)駆動
装置16とパッセンジャ側(Pa側)駆動装置18とを
備えている。ドライバ側駆動装置16及びパッセンジャ
側駆動装置18には、それぞれ一端にワイパブレード2
2を備えたワイパアーム24の他端が連結されている。 ドライバ側駆動装置16及びパッセンジャ側駆動装置1
8は位置信号としてのパルス信号及び基準信号としての
カム信号を供給するように制御回路20に接続され、制
御回路20はドライバ側駆動装置16及びパッセンジャ
側駆動装置18の各モーターを制御するように接続され
ている。また、制御回路20にはウインドシールドワイ
パをオンオフさせるためのワイパスイッチ26、イグニ
ッションスイッチ28及びウォッシャスイッチ30が接
続されている。
【0008】次に、ドライバ側駆動装置16及びパッセ
ンジャ側駆動装置18を詳細に説明する。なお、ドライ
バ側駆動装置16及びパッセンジャ側駆動装置18は同
一構成であるので、以下ではドライバ側駆動装置16に
ついてのみ説明し、パッセンジャ側駆動装置18の説明
は省略する。
【0009】図2はドライバ側駆動装置16の断面図を
示すものであり、第1のケーシング36内には、第1の
ケーシング36の開口部側から回転軸38が突出するよ
うに、コミテータ34を備えたモーター32が収納され
ている。回転軸38のコミューテータ34側には、リン
グ状に形成された2極のマグネットMが回転軸38を囲
むように固定されている。マグネットMの近傍には、マ
グネットMの外周に対向するようにホール素子75が近
接配置されている。従って、ホール素子75からはモー
ターの回転に応じた同期信号が発生される。このマグネ
ットとホール素子とは非接触式のセンサを構成する。な
お、ロータリーエンコーダ、MRE素子を利用してパル
ス信号を発生させてもよい。
【0010】第1のケーシング36と組合わされた第2
のケーシング42内には、ウオーム40と噛合したウオ
ームホイール44が回転可能に収納されている。ウオー
ムホイール44の一方の面には、ウオームホイール44
の回転中心から偏心した位置に偏心軸46が固定されて
いる。この偏心軸46には、一端に扇状歯車48が形成
された第1のリンク50の他端が回転可能に支持されて
いる。扇状歯車48の中心部には、ピン52が固定され
ている。このピン52には第2のリンク54の一端が回
転可能に支持されている。また、扇状歯車48と噛合す
る扇状歯車56が設けられている。この扇状歯車56の
中心には出力軸58が固定されており、この出力軸58
は一端が第2のケーシング42から突出するように第2
のケーシング42に回転可能に支持されている。この出
力軸58には、第2のリンク54の他端が回転可能に支
持されている。また、出力軸58の先端部にはワイパア
ーム(図示せず)が連結されている。
【0011】図3は本実施例の非接触式のセンサである
ドライバ側基準位置検出器を示すものである。導電部材
で形成されたカムプレート60は、ウオームホイール4
4の周方向に沿って固定されている。このカムプレート
60のウオームホイール44の回転軸を挟んで対向した
位置には、回転軸方向に突出する上反転突起64及び下
反転突起66が各々形成されている。カムプレート60
の外周部には、切欠部62A、62Bが形成され、他の
部分より幅が狭くなっている。上反転突起64及び下反
転突起66に接触可能な位置には第1の接触子72が配
置され、カムプレート60の外周部に接触可能な位置に
は第2の接触子70が配置され、カムプレート60の中
央部に接触可能な位置には接地された共通接触子68が
配置されている。第1の接触子72はインバータIN1
を介して後述するマイクロコンピュータ88に接続され
、第2の接触子70はインバータIN2を介してマイク
ロコンピュータ88に接続されている。また、マイクロ
コンピュータ88には、非接触式のセンサのホール素子
75が接続されている。
【0012】次に駆動装置の動作を説明する。モーター
の回転軸38が回転すると、ウオーム40、ウオームホ
イール44、第1のリンク50、扇状歯車48、扇状歯
車56を介して出力軸58が所定角度範囲で往復回転さ
れ、これによってワイパアーム24が揺動される。回転
軸38の回転に伴ってウオームホイール44が回転され
、ウオームホイール44の回転に伴って基準位置検出器
のカムプレート60によって共通接触子68と第2の接
触子70とが導通されると、インバータIN2の入力端
が第2の接触子70、カムプレート60及び共通接触子
68を介して接地されるため、図4に示すように、イン
バータの出力端から共通接触子68と第2の接触子70
とが導通している間ハイレベルとなるカム信号2が出力
される。
【0013】共通接触子68がカムプレート60に接触
しかつ第1の接触子72が上反転突起64または下反転
突起66に接触すると図4に示すようにワイパブレード
の上反転位置及び下反転位置を示すカム信号1が出力さ
れる。
【0014】また、回転軸38の回転に伴って2極のマ
グネットMが回転するため、図4に示すようにホール素
子75からウォームホイール44が1回転する間に一定
のパルス数m個の信号が発生される。
【0015】この基準位置検出器によれば、カム信号1
、カム信号2の組合せによって上反転位置、下反転位置
及びブレーキ制御可能域を判別することができる。この
ブレーキ制御可能域は、払拭範囲のオーバーラップ領域
に対応する範囲である。
【0016】次に図5を参照して制御回路20の詳細を
説明する。以下ではドライバ側の部材にはDをパッセン
ジャ側の部材にはPを付して説明する。ドライバ側モー
ター32Dの共通ブラシはヒューズを介して車載バッテ
リーに接続されている。ドライバ側モーター32Dの高
速用ブラシはリレーで構成されたドライバ側速度切換ス
イッチ76DのH接点に接続され、低速用ブラシはドラ
イバ側速度切換スイッチ76DのL接点に接続されてい
る。ドライバ側速度切換スイッチ76Dの共通接点Cは
リレーで構成されたドライバ側短絡用スイッチ78Dの
共通接点Cに接続されている。この共通接点Cは常時B
接点に接続されている。ドライバ側短絡用スイッチ78
DのB接点は電源に接続され、ドライバ側短絡用スイッ
チ78DのA接点はドライバ側FET82Dのドレイン
に接続されると共にドライバ側電流検出器80Dを介し
てマイクロコンピュータ88の入力ポートに接続されて
いる。ドライバ側FET82Dのソースは接地されゲー
トはドライバ側駆動回路84Dを介してマイクロコンピ
ュータ88の出力ポートに接続されている。
【0017】パッセンジャ側モーター32Pは前述した
ドライバ側モーター32Dと同様に接続され、パッセン
ジャ側にはドライバ側と同様に速度切換スイッチ76P
、短絡用スイッチ78P、電流検出器80P、FET8
2P及び駆動回路84Pが設けられており、これらはド
ライバ側と同様に接続されている。
【0018】またマイクロコンピュータ88には、ドラ
イバ側基準位置検出器74D、ドライバ側ホール素子7
5D、パッセンジャ側基準位置検出器74P、パッセン
ジャ側ホール素子75P、ワイパスイッチ26、イグニ
ッションスイッチ28及びウォッシャスイッチ30が接
続されている。
【0019】次に、マイクロコンピュータ88によるワ
イパブレードの作動ルーチンを説明する。図6はメイン
ルーチンを示すもので、ステップ106、108でイグ
ニッションスイッチ(IGスイッチ)がオンされたか、
ワイパスイッチがオンされたかを判断し、イグニッショ
ンスイッチ及びワイパスイッチのいずれかがオフの場合
にはステップ118において後述する基本停止動作を行
い、イグニッションスイッチ及びワイパスイッチがいず
れもオンのときにはステップ114で後述する基本動作
を行う。
【0020】図7はドライバ側ホール素子75D、パッ
センジャ側ホール素子75Pから出力されるパルス信号
が立上がったとき及び立下がったときに割り込まれる割
込みルーチンを示すもので、ステップ130において立
上がりまたは立下がったパルス信号がドライバ側ホール
素子75Dから出力されたか否かを判断する。パルス信
号がドライバ側ホール素子75Dから出力されたと判断
されたときには、ステップ132においてドライバ側カ
ウント値CD を0.5インクルメントする。一方、ス
テップ130で立上がりまたは立下がったパルス信号が
パッセンジャ側ホール素子75Pから出力されたと判断
されたときには、パッセンジャ側カウント値CP を0
.5インクルメントしてメインルーチンへリターンする
【0021】以上の結果、カウント値CP 、CD は
各ホール素子から1パルス出力される毎に1インクリメ
ントされる。
【0022】図8はステップ118の基本停止ルーチン
の詳細を示すものである。ステップ153においてカウ
ント値CP が所定値C0 以上か否かを判断する。こ
の所定値C0 はワイパブレードが上反転位置を含む上
反転位置の近傍領域または下反転位置を含む下反転位置
の近傍領域に到達したときの上反転位置または下反転位
置を基準とするパルス信号のカウント値である。CP 
<C0 のときはワイパブレードが下反転位置を含む下
反転位置の近傍領域に到達していないためステップ15
1でパッセンジャ側モーターをオンする。CP ≧C0
 のときは、ワイパブレードが下反転位置の近傍領域に
到達しているため、ワイパブレードが基準位置付近に到
達したと判断して、ステップ150においてカム信号1
、2に基づいてパッセンジャ側ワイパブレードが下反転
位置に位置しているか否かを判断する。下反転位置に位
置していないときには、ステップ151においてパッセ
ンジャ側モーターをオンし、下反転位置に位置している
ときにはステップ152においてパッセンジャ側短絡用
スイッチ78Pの共通接点CをB接点に切換えてパッセ
ンジャ側モーター32Pのブラシ間を短絡することによ
りブレーキを作用させてパッセンジャ側モーター32P
を停止させ、ステップ157においてカウント値CD 
が所定値C0 以上か否かを判断する。CD <C0 
のときは上記で説明したようにワイパブレードが下反転
位置の近傍領域に到達していないためステップ158に
おいてドライバ側モーターをオンし、CD ≧C0 の
ときは、ステップ154においてカム信号1、2に基づ
いてドライバ側ワイパブレードが下反転位置に位置して
いるか否かを判断する。ドライバ側ワイパブレードが下
反転位置に位置していないときにはステップ158にお
いてドライバ側モーター32Dのオンを接続し、下反転
位置に位置したときにはステップ156においてドライ
バ側短絡用スイッチ78Dの共通接点CをB接点に切換
えてドライバ側モーター32Dのブラシ間を短絡するこ
とによりブレーキを作用させてドライバ側モーター32
Dを停止させる。
【0023】以上の結果、イグニッションスイッチまた
はワイパスイッチがオフされたときには、パッセンジャ
側ワイパブレードとドライバ側ワイパブレードとがブレ
ーキによって下反転位置に停止される。
【0024】図9はステップ114の基本動作ルーチン
を示すものである。ステップ164においてフラグF2
がセットされているか否かを判断する。フラグF2がリ
セットされているとき、すなわちパッセンジャ側ワイパ
ブレード及びドライバ側ワイパブレードが下反転位置に
位置しているときにはステップ168においてパッセン
ジャ側ワイパブレード及びドライバ側ワイパブレードを
下反転位置から上反転位置へ動作させる(以下オープン
動作という)。ステップ164でフラグF2がセットさ
れていると判断されたときには、ステップ166におい
てパッセンジャ側ワイパブレード及びドライバ側ワイパ
ブレードを上反転位置から下反転位置に作動させる(以
下クローズ作動という)。
【0025】図10は図9のステップ166のドライバ
側ワイパブレードをクローズ作動させかつパッセンジャ
側ワイパブレードをクローズ作動させるルーチンの詳細
を示すものである。ステップ180においてドライバ側
モーター32D及びパッセンジャ側モーター32Pをオ
ンさせ、ステップ182においてカム信号2によりブレ
ーキ制御可能域すなわち干渉範囲か否かを判断する。干
渉範囲のときにはステップ184において以下で説明す
る第1の同期制御を行う。次のステップ181では上記
と同様にCD ≧C0 か否か判断し、CD ≧C0 
のときはドライバ側ワイパブレードが下反転位置近傍に
位置しているため、次のステップ186においてカム信
号1、2に基づいてドライバ側ワイパブレードが下反転
位置に位置したか否かを判断する。下反転位置に位置し
ているときにはカウント値CD をクリアすると共にド
ライバ側FET82Dをオフさせることによりドライバ
側モーター32Dをオフさせる。次のステップ191で
は上記と同様にCP ≧C0 か否か判断し、CP ≧
C0 のときはパッセンジャ側ワイパブレードが下反転
位置近傍に位置しているため次のステップ190におい
てカム信号1、2に基づいてパッセンジャ側ワイパブレ
ードが下反転位置に位置したか否かを判断する。下反転
位置に位置したときにはステップ192においてカウン
ト値CP をクリアすると共にパッセンジャ側FET8
2Pをオフさせることによりパッセンジャ側モーター3
2Pをオフする。次のステップ194ではドライバ側ワ
イパブレードが下反転位置でかつパッセンジャ側ワイパ
ブレードが下反転位置に位置したか否かを判断し、肯定
判断されたときにはステップ196においてフラグF2
をリセットする。
【0026】以上の結果、ドライバ側ワイパブレードと
パッセンジャ側ワイパブレードとをクローズ作動させる
ときには、ドライバ側ワイパブレードとパッセンジャ側
ワイパブレードとが下反転位置で一旦停止されると共に
ドライバ側カウント値CD 及びパッセンジャ側カウン
ト値CP がクリアされる。
【0027】図11は図9のステップ168のドライバ
側ワイパブレードをオープン作動させかつパッセンジャ
側ワイパブレードをオープン作動させるルーチンの詳細
を示すものである。ステップ200においてドライバ側
モーター32D及びパッセンジャ側モーター32Pをオ
ンさせ、ステップ202においてカム信号2により干渉
範囲か否かを判断する。干渉範囲のときにはステップ2
04において以下で説明する第2の同期制御を行う。次
のステップ201では上記と同様にCD ≧C0 か否
か判断し、CD ≧C0 のときはドライバ側ワイパブ
レードが上反転位置近傍に位置しているため、次のステ
ップ206においてカム信号1、2によりドライバ側ワ
イパブレードが上反転位置に位置したか否かを判断する
。上反転位置に位置したときにはステップ208でカウ
ント値CD をクリアすると共にドライバ側モーター3
2Dをオフさせる。次のステップ211では上記と同様
にCP ≧C0 か否か判断し、CP ≧C0 のとき
はパッセンジャ側ワイパブレードが上反転位置近傍に位
置しているため、次のステップ210においてカム信号
1、2によりパッセンジャ側ワイパブレードが上反転位
置に位置したか否かを判断する。上反転位置に位置した
ときにはステップ212においてカウント値CP をク
リアすると共にパッセンジャ側モーター32Pをオフす
る。ステップ214ではドライバ側ワイパブレードが上
反転位置でかつパッセンジャ側ワイパブレードが上反転
位置に位置したか否かを判断し、肯定判断されたときに
はステップ216においてフラグF2をセットする。
【0028】以上の結果、ドライバ側ワイパブレードと
パッセンジャ側ワイパブレードとをオープン作動させる
ときにも、ドライバ側ワイパブレードとパッセンジャ側
ワイパブレードとが上反転位置で一旦停止されると共に
ドライバ側カウント値CD 及びパッセンジャ側カウン
ト値CP がクリアされる。
【0029】次に図12を参照して図10のステップ1
84の第1の同期制御ルーチンの詳細を説明する。ステ
ップ220ではカウント値CD からカウント値CP 
を減算した差(同期ずれ)CD −CP が第3の所定
値(例えば2)以上か否かを判断することによりドライ
バ側ワイパブレードがパッセンジャ側ワイパブレードよ
り第3の所定値以上先行しているか否かを判断する。ス
テップ220の判断が肯定のときにはステップ222に
おいてドライバ側モーター32Dのブラシ間を短絡する
ことによりブレーキを作動させてドライバ側モーター3
2Dを急停止させる。ステップ220の判断が否定のと
きにはステップ224において差CD −CP が第1
の所定値(例えば1)以上か否かを判断する。ステップ
224の判断が肯定のときはドライバ側FET82Dを
オフさせてドライバ側モーター32Dをオフする。ステ
ップ224の判断が否定のときはステップ228におい
て差CD −CP が第2の所定値(例えば、−1.5
)以下か否かを判断する。ステップ228の判断が肯定
のとき、すなわちパッセンジャ側ワイパブレードがドラ
イバ側ワイパブレードより第2の所定値以上先行してい
るときにはパッセンジャ側FET82Pをオフさせてパ
ッセンジャ側モーター32Pをオフする。
【0030】図13は図11のステップ204の第2の
同期制御ルーチンの詳細を示すものである。ステップ2
32においてパッセンジャ側カウント値CPからドライ
バ側カウント値CD を減算した差CP −CD が第
3の所定値(例えば2)以上か否かを判断し、肯定判断
のときはステップ234においてパッセンジャ側モータ
ー32Pをブレーキによって急停止させる。ステップ2
32の判断が否定のときはステップ236において差C
P −CD が第1の所定値(例えば、1)以上か否か
を判断し、肯定判断のときはステップ238においてパ
ッセンジャ側FET82Pをオフさせることによりパッ
センジャ側モーター32Pをオフさせる。ステップ23
6の判断が否定のときはステップ240において差CP
 −CD が第2の所定値(例えば、−1.5)以下か
否かを判断することによりドライバ側ワイパブレードが
パッセンジャ側ワイパブレードより第2の所定値以上先
行しているか否かを判断する。そして、ステップ240
の判断が肯定のときはステップ242においてドライバ
側FET82Dをオフさせることによりドライバ側モー
ター32Dをオフさせる。
【0031】なお、上記では所定の領域でのみ干渉防止
用の同期制御を行ったが、全域同期制御を行ってもよい
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、非
接触式のセンサによって位置信号を出力しかつ接触式の
センサによって基準信号を出力し、位置信号によって求
められた所定の領域にワイパブレードが存在する状態で
基準信号が出力された位置を基準位置としているため、
精度良く基準位置を判定することができ、ノイズの影響
が大きい接触式のセンサを用いた場合でも誤動作が生じ
ないウインドシールドワイパを提供することができる、
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ウインドシールドワイパの概略図である。
【図2】ウインドシールドワイパの駆動装置の断面図で
ある。
【図3】ドライバ側位置検出装置及び基準位置検出器の
概略図である。
【図4】カム信号1、カム信号2及びパルス信号とワイ
パブレードの位置との関係を示す線図である。
【図5】制御回路の詳細を示す回路図である。
【図6】本発明の実施例のメインルーチンを示す流れ図
である。
【図7】パルス信号の立上がり及び立下がりで割り込ま
れる割り込みルーチンを示す流れ図である。
【図8】基本停止ルーチンを示す流れ図である。
【図9】基本動作ルーチンを示す流れ図である。
【図10】ドライバ側ワイパブレードとパッセンジャ側
ワイパブレードをクローズ作動させるルーチンを示す流
れ図である。
【図11】ドライバ側ワイパブレード及びパッセンジャ
側ワイパブレードをオープン作動させるルーチンを示す
流れ図である。
【図12】図10のステップ184の第1の同期制御の
詳細なルーチンを示す流れ図である。
【図13】図11のステップ204の第2の同期制御の
詳細なルーチンを示す流れ図である。
【符号の説明】
16        ドライバ側駆動装置18    
    パッセンジャ側駆動装置20        
制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ウインドシールドガラスを払拭するた
    めのワイパブレードと、一部が相互にオーバラップする
    払拭範囲内で前記一対のワイパブレードを各々独立に往
    復動させる駆動手段と、前記一対のワイパブレードの各
    々の往復動に応じた位置信号を出力する非接触式のセン
    サと、前記一対のワイパブレードの位置検出の基準とな
    る基準信号を出力する接触式のセンサと、前記位置信号
    に基づいて、判定された基準位置を基準とするワイパブ
    レードの位置を検出する検出手段と、前記検出手段で検
    出された位置に基づく所定の領域にワイパブレードが存
    在する状態で前記基準信号が出力された位置を基準位置
    と判定する判定手段と、前記検出手段で検出されたワイ
    パブレードの位置に基づいて一対のワイパブレードが干
    渉しないように前記駆動手段を制御する制御手段と、を
    含むウインドシールドワイパ。
JP3129756A 1991-05-31 1991-05-31 ウインドシールドワイパ Expired - Fee Related JP2551699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3129756A JP2551699B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 ウインドシールドワイパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3129756A JP2551699B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 ウインドシールドワイパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04356254A true JPH04356254A (ja) 1992-12-09
JP2551699B2 JP2551699B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=15017421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3129756A Expired - Fee Related JP2551699B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 ウインドシールドワイパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2551699B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036208A (ja) * 2005-09-30 2006-02-09 Mitsuba Corp 対向払拭型ワイパ装置
JP2019172063A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社デンソー ワイパ制御装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4047692B2 (ja) * 2002-10-10 2008-02-13 株式会社ミツバ ワイパ装置の制御方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61139542A (ja) * 1984-12-06 1986-06-26 ゼネラル モーターズ コーポレーシヨン 自動車のウインドウワイパーシステムを制御する装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61139542A (ja) * 1984-12-06 1986-06-26 ゼネラル モーターズ コーポレーシヨン 自動車のウインドウワイパーシステムを制御する装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036208A (ja) * 2005-09-30 2006-02-09 Mitsuba Corp 対向払拭型ワイパ装置
JP2019172063A (ja) * 2018-03-28 2019-10-10 株式会社デンソー ワイパ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2551699B2 (ja) 1996-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5256950A (en) Windshield wiper assembly and synchronous signal generating device for windshield wiper
US6249098B1 (en) Wiper control apparatus and method capable of variably adjusting wiper blade motion
KR100826461B1 (ko) 2개의 윈드실드 와이퍼를 포함하는 와이퍼 장치
US4585980A (en) Windshield wiper control
EP0049901B1 (en) A wiper device for an automotive vehicle
US6104185A (en) Method and device for operating a position sensor
EP0188226B1 (en) Concealed wiper system
BRPI0615392A2 (pt) acionamento auxiliar eletromotriz para veìculos
US5543693A (en) Method for the control of the opening and closing process of electrically-driven device
US5986421A (en) Safety device for power window
US5252897A (en) Dual motor wiper control
JPH1120619A (ja) ワイパ装置
JP2002524335A (ja) ワイパ駆動装置
US6972536B2 (en) Closure member control device and method for limiting positional deviation of closure member
JPH04356254A (ja) ウインドシールドワイパ
JPS6048370B2 (ja) ワイパ−装置
JPH0861976A (ja) 移動体の位置及び荷重検出装置
EP0782516B1 (en) Windshield wiper system with soft wipe mode for high speed operation
JP2011057174A (ja) ワイパ制御装置
JP3600348B2 (ja) ワイパ装置
JPH04314654A (ja) ウインドシールドワイパ
JP4413450B2 (ja) 開閉体の位置検出装置
KR100688043B1 (ko) 윈드실드 와이퍼 장치
JP2000118360A (ja) ワイパモータの回転位置検出装置
JPH10201179A (ja) 回転検出機構を備えたモータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees