JP2000118360A - ワイパモータの回転位置検出装置 - Google Patents

ワイパモータの回転位置検出装置

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JP2000118360A
JP2000118360A JP10288171A JP28817198A JP2000118360A JP 2000118360 A JP2000118360 A JP 2000118360A JP 10288171 A JP10288171 A JP 10288171A JP 28817198 A JP28817198 A JP 28817198A JP 2000118360 A JP2000118360 A JP 2000118360A
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wiper
contactor
wiper blade
motor
detecting device
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JP10288171A
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Kenichi Niki
木 健 一 仁
Hiroyuki Funaki
木 弘 幸 舟
Hitoshi Sakuma
仁 佐久間
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパブレードを安定して制御することがで
きるワイパモータの回転位置検出装置を提供する。 【解決手段】 ワイパブレードの払拭角に応じた払拭領
域と、払拭領域の両端側に配置された減速領域と、減速
領域のあいだに配置された定速領域をもつコンタクトプ
レート30と、コンタクトプレート30の定速領域上に
あるときにワイパ駆動用基準信号を発生する一方、コン
タクトプレート30の減速領域上にあるときにワイパ減
速用基準信号を発生する単一のコンタクタ31と、ワイ
パブレードが作動端に到達したときに、ワイパブレード
に結合した回動体10の回動を拘束する拘束手段40を
備えているワイパモータの回転位置検出装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワイパモータに
直接結合されたワイパブレードを予め定められた位置で
反転させて作動するのに用いられるワイパモータの回転
位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイパモータに直接結合されたワイパブ
レードを予め定められた位置で反転させて作動するワイ
パモータの回転位置検出装置としては、ワイパモータに
結合されて回動するコンタクトプレートと、このコンタ
クトプレートに電気的に接続されることによってワイパ
ブレードの位置を検出するコンタクタとが備えられてい
るものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したワイパモータ
の回転位置検出装置では、ワイパモータに備えたアーマ
チュアシャフトのウオームに噛合されてワイパブレード
の往復動範囲に応じて回動するホイールギヤ上にコンタ
クトプレートが配置され、このコンタクトプレートを通
じてワイパモータに備えたアーマチュアコイルに対する
通電経路が形成されていたため、アーマチュアコイルに
通電を行う制御回路にオン破壊等の誤作動が起きると、
ホイールギヤが往復動範囲を越えて作動してしまい、結
果として、ワイパブレードによって車体に損傷を与える
ことがありうるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるワイパモータの回転位
置検出装置は、ワイパブレードが作動範囲を越えて動く
ことがないようにすることにより、ワイパブレードを安
定して制御することができるワイパモータの回転位置検
出装置を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わるワイパモータの回転位置検出装置では、正方向、逆
方向の電流供給により、正回転、逆回転するアーマチュ
アシャフトをもつとともに、このアーマチュアシャフト
に噛合された回動体をもち、この回動体に結合されてい
るとともにワイパブレードが結合された出力軸をもつワ
イパモータと、回動体上に配置され、ワイパブレードの
払拭角に応じて予め定められた範囲の払拭領域をもつと
ともに、払拭領域に両端側にそれぞれ配置された減速領
域をもち、減速領域のあいだに配置された定速領域をも
つコンタクトプレートと、コンタクトプレート上に配置
され、コンタクトプレートの定速領域上にあるときにワ
イパ駆動用基準信号を発生する一方、コンタクトプレー
トの減速領域上にあるときにワイパ減速用基準信号を発
生する単一のコンタクタと、ワイパブレードが作動端に
到達したときに、回動体の回動を拘束する拘束手段を備
えている構成としたことを特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置では、拘束手段には、ワイパモータ
に備えたギヤケースに固定されたストッパ部材と、回動
体の回動方向に沿って凸状に形成され、ワイパブレード
の作動端でストッパ部材に係止可能な係止凸部を備えて
いる構成としたことを特徴としている。
【0008】この発明の請求項3に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置では、拘束手段には、ワイパモータ
に備えたギヤケースに固定されたストッパ部材と、回動
体の回動方向に沿って凹状にしてストッパ部材を収容可
能に形成され、ワイパブレードの作動端でストッパ部材
に係止可能な係止凹部を備えている構成としたことを特
徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置では、コンタクトプレートの減速領
域は、払拭領域内に一対に配置されている構成としたこ
とを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置では、コンタクトプレートは接地に
接続されている構成としたことを特徴としている。
【0011】この発明の請求項6に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置では、ワイパブレードが格納位置に
到達したことを検出するための第2のコンタクタを備え
ている構成としたことを特徴としている。
【0012】この発明の請求項7に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置では、ワイパブレードが払拭領域内
の減速領域の前にあることを検出するための第3、第4
のコンタクタを備えている構成としたことを特徴として
いる。
【0013】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わるワイパモー
タの回転位置検出装置において、払拭領域内に減速領域
と定速領域とをもつコンタクトプレートに対して、コン
タクタが定速領域上にあるとワイパ駆動用基準信号が発
生され、コンタクタが減速領域上にあるとワイパ減速用
基準信号が発生されて、ワイパモータのアーマチュアシ
ャフトが回転することによって回動体が回動し、ワイパ
ブレードが往復作動する。そして、ワイパブレードが作
動端にくると、拘束手段によって回動体が回動を拘束さ
れる。それ故、ワイパモータに備えたアーマチュアコイ
ルに通電を行う制御回路にオン破壊等の誤作動が起きた
としても、回動体は拘束手段によって、拘束されている
位置を越えて回動することがない。
【0014】この発明の請求項2に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置において、回動体が回動することに
よってワイパブレードが往復作動する際、ワイパブレー
ドが作動端にくると、回動体に形成された係止凸部がワ
イパモータのギヤケースに固定されたストッパ部材に係
止されて回動体が回動を拘束される。それ故、請求項1
の作用に加え、拘束手段がストッパ部材と回動体の係止
凸部とによって簡単に形成されるから、既存の部品に大
幅な変更の必要がない。
【0015】この発明の請求項3に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置において、回動体が回動することに
よってワイパブレードが往復作動する際、ワイパブレー
ドが作動端にくると、回動体に形成された係止凹部がワ
イパモータのギヤケースに固定されたストッパ部材に係
止されて回動体が回動を拘束される。それ故、請求項1
の作用に加え、拘束手段がストッパ部材と回動体の係止
凹部とによって簡単に形成されるから、既存の部品に大
幅な変更の必要がない。
【0016】この発明の請求項4に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置において、コンタクトプレートの減
速領域が払拭領域内に一対に配置されている。それ故、
請求項1、2、3の作用に加え、払拭領域を導通にする
とともに、減速領域を不導通にすれば、コンタクトプレ
ートが簡単に作成される。
【0017】この発明の請求項5に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置において、コンタクタが接地に接続
されているから、このコンタクトプレートがコンタクタ
に電気的に接続されることによってコンタクトプレート
が接地される。それ故、請求項4の作用に加え、コンタ
クタの電位をトリガとする制御回路を構成するのに簡素
な回路構成になる。
【0018】この発明の請求項6に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置において、第2のコンタクタによっ
てワイパブレードが格納位置に到達したことが検出され
る。それ故、請求項5の作用に加え、ライズアップの機
能が簡潔な構造で実現される。
【0019】この発明の請求項7に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置において、第3、第4のコンタクタ
によってワイパブレードが払拭領域内の減速領域の前に
あることが検出されることによって、正回転の減速制御
を行うのか、あるいは逆回転の減速制御を行うかの論理
が決定される。それ故、請求項6の作用に加え、減速制
御が簡単に行われる。
【0020】
【実施例】図1ないし図20には、この発明に係わるワ
イパモータの回転位置検出装置の第1実施例が示されて
いる。
【0021】この発明に係わるワイパモータの回転位置
検出装置1は、ワイパモータ2に内蔵されており、ワイ
パモータ2は、主として、モータ部3、制御部4、拘束
手段40から構成されている。回転位置検出装置1は制
御部4に備えられている。
【0022】モータ部3には、モータケース5、第1の
マグネット6、第2のマグネット7、アーマチュア8、
ギヤケース9、回動体(以下、ホイールギヤと称す。)
10、出力軸11が備えられている。
【0023】モータケース5は、円筒形にされた本体5
aの内側に、第1のマグネット6、第2のマグネット7
がそれぞれ固定され、閉塞された一端部の内側に第1の
軸受12が取付けられている。モータケース5は、開放
された他端部がねじ13によってギヤケース9にねじ止
められている。
【0024】アーマチュア8は、第1、第2のマグネッ
ト6、7の内側に配置されている。アーマチュア8に備
えたアーマチュアシャフト14には、アーマチュアコア
15が固定されているとともにコンミュテータ16が固
定されている。アーマチュア8には、コンミュテータ1
6に備えた複数個のコンミュテータ片16aに電気的に
接続され、コンミュテータ片16aと同数にしてアーマ
チュアコア15に形成された巻回部15aに巻回された
アーマチュアコイル17が備えられている。
【0025】コンミュテータ16の外側には、第1のブ
ラシ18、第2のブラシ19が対向して配置されてお
り、第1、第2のブラシ18、19はコンミュテータ1
6のコンミュテータ片16aに対しそれぞれ電気的に接
続可能にして押圧されている。
【0026】アーマチュアシャフト14は、一端部が第
1の軸受12によって回転可能に支持され、他端部がギ
ヤケース9に形成されたシャフト孔9a内に挿入され、
中央部がシャフト孔9aに取付けられた第2の軸受20
によって回転可能に支持され、他端部がシャフト孔9a
の端部に取付けられた第3の軸受21によって回転可能
に支持されている。そして、アーマチュアシャフト14
には、他端寄りにウオーム14aが形成されており、こ
のウオーム14aがホイールギヤ10に噛合されてい
る。
【0027】ギヤケース9には、シャフト孔9aに連通
してホイールギヤ収容部9bが形成されており、このホ
イールギヤ収容部9b内にホイールギヤ10が配置され
ている。また、ギヤケース9のホイールギヤ収容部9b
の底板9b1には、図3に示されるように、中央からの
シャフト孔9aに寄った位置に丸孔状のストッパ部材取
付孔9b2が形成されている。このストッパ部材取付孔
9b2には、ワイパモータ2の組付けが終了した際に、
拘束手段40の一部を構成するストッパ部材41が圧入
される。ストッパ部材41は、短寸の丸棒状に形成され
ており、このストッパ部材41は、ストッパ部材取付孔
9b2に圧入されることによってギヤケース9に固定さ
れ、ホイールギヤ10に形成された係止凸部10cの回
動軌跡上にホイールギヤ収容部9b内に突出して配置さ
れる。
【0028】ホイールギヤ10には、図2に示されるよ
うに、円板形にされたホイールギヤ本体10aの外周部
にはすばの歯部10bが形成されており、ホイールギヤ
本体10aの中央部が出力軸11に固定されている。出
力軸11はギヤケース9に回転可能に支持されているた
め、ホイールギヤ10および出力軸11が一体的に回転
する。出力軸11にはギヤケース9の外側に突出した部
分がワイパブレード50に直接結合されている。
【0029】ホイールギヤ10には、ホイールギヤ本体
10aの上面に回転位置検出装置1の一部を構成するコ
ンタクトプレート30が取付けられており、ホイールギ
ヤ本体10aの下面に拘束手段40の他の一部を構成す
る係止凸部10cが形成されている。
【0030】ホイールギヤ10の係止凸部10cは、図
2に示されるように、ホイールギヤ10に同心にしてワ
イパブレード50が作動する範囲に応じた円弧形状にさ
れてギヤケース9のホイールギヤ収容部9bの底板9b
1に向けて突出しており、この係止凸部10cには、一
端部に一端側係止部10c1が形成されているととも
に、他端部に他端側係止部10c2が形成されている。
係止凸部10cでは、ワイパブレード50が格納位置A
に到達した際に、一端側係止部10c1がストッパ部材
41に衝突し、これとは異なり、ワイパブレード50が
上方反転位置Cに到達した際に、他端側係止部10c2
がストッパ部材41に衝突するように配置されている。
【0031】拘束手段40は、ホイールギヤ10に形成
された係止凸部10cと、ギヤケース9に形成されたス
トッパ部材取付孔9b2に圧入されるストッパ部材41
とから形成され、係止凸部10cはホイールギヤ10を
成形する際に同時に成形されるから、このホイールギヤ
10を成形する金型に若干の変更するだけでよく、スト
ッパ部材取付孔9b2は、単純な丸孔状をなすものであ
るため、ギヤケース9に大きな設計変更を施すことなく
容易に形成される。
【0032】そして、ギヤケース9には、図4に示され
るように、ホイールギヤ収容部9bを覆う板形状であっ
て回転位置検出装置1の一部を構成する第1のプレート
22がねじ23によってねじ止められており、この第1
のプレート22の上側に制御部4の一部を構成する第2
のプレート24がねじ25によってねじ止められてい
る。
【0033】モータ部3では、第1、第2のブラシ1
8、19が制御部4にそれぞれ電気的に接続されている
ため、第1のブラシ18から第2のブラシ19に向けて
制御部4からの電流が供給されると、アーマチュアシャ
フト14が正回転してホイールギヤ10が正回転するこ
とによってワイパブレード50を往動させ、これに反し
て、第2のブラシ19から第1のブラシ18に向けて制
御部4からの電流が供給されると、アーマチュアシャフ
ト14が逆回転してホイールギヤ10が逆回転すること
によってワイパブレード50を復動させる。
【0034】回転位置検出装置1には、コンタクトプレ
ート30、第1のコンタクタ31、第2のコンタクタ3
2、第3のコンタクタ33、第4のコンタクタ34が備
えられている。
【0035】コンタクトプレート30は、導電材によっ
て成形されて、前述したように、モータ部3のホイール
ギヤ10上に絶縁されて取付けられており、外周側に第
1の回転接点部30aが形成され、内周側に、第1の回
転接点部30aに導通させた第2の回転接点部30bが
形成されている。第1の回転接点部30aと第2の回転
接点部30bとは一体的に成形される。
【0036】第1の回転接点部30aは、出力軸11に
同心にして円弧形状にされている。この第1の回転接点
部30aには、図5に示されるように、導通の第1の導
通領域30a1(定速領域)(θ1)と、この第1の導
通領域30a1の両端に予め定められた範囲で形成され
たそれぞれ不導通の第1の不導通領域30a2(減速領
域)(θ2)、第2の不導通領域30a3(減速領域)
(θ3)と、第1の不導通領域30a2に連設された導
通の第2の導通領域30a4と、第2の不導領域30a
3に連設された導通の第3の導通領域30a5とが備え
られている。第1、第2の不導通領域30a2、30a
3と第1の導通領域30a1とによってワイパブレード
50の払拭領域(θ0)が適宜選ばれる。
【0037】第2の回転接点部30bは、出力軸11に
同心にして円弧形状にされ、第1の回転接点部30aに
対し所定の角度だけずれて配置された導通の第4の導通
領域30b1をもつ。
【0038】第1、第2、第3、第4のコンタクタ3
1、32、33、34は、第1のプレート22にそれぞ
れ絶縁して取付けられており、直線状に配置されてい
る。
【0039】第1のコンタクタ31は制御部4内で接地
に接続されており、この第1のコンタクタ31は、コン
タクトプレート30の第1の回転接点部30a側に押圧
されて配置されているため、第1の回転接点部30aの
第1の導通領域30a1、第2の導通領域30a4、第
3の導通領域30a5のいずれかに電気的に接続される
ことによってローレベルの検出信号(ワイパ駆動用基準
信号)を発生してコンタクトプレート30をローレベル
にし、このコンタクトプレート30に電気的に接続され
ている第2、第3、第4のコンタクタ32、33、34
にローレベルを与える機能をもつ。
【0040】第1のコンタクタ31は、ワイパブレード
50が往動中に、第1の導通領域30a1に電気的に接
続されることによってローレベルの検出信号を発生する
が、ワイパブレード50が上方反転位置Cに近付くと、
第1の導通領域30a1から遮断されて第1の不導通領
域30a2に入ることによってハイレベルの検出信号
(ワイパ減速用基準信号)を発生する。第1の不導通領
域30a2に入ることによって発生したハイレベルの検
出信号は、ワイパブレード50が往動中に上方反転位置
Cの前で減速制御を行うために用いられる。
【0041】また、第1のコンタクタ31は、ワイパブ
レード50が復動中に、第1の導通領域30a1に電気
的に接続されることによってローレベルの検出信号を発
生するが、ワイパブレード50が下方反転位置Bに近付
くと、第1の導通領域30a1から遮断されて第2の不
導通領域30a3に入ることによってハイレベルの検出
信号(ワイパ減速用基準信号)を発生する。第2の不導
通領域30a3に入ることによって発生したハイレベル
の検出信号は、ワイパブレード50が復動中に下方反転
位置Bの前で減速制御を行うために用いられる。
【0042】第2のコンタクタ32は、コンタクトプレ
ート30の第2の回転接点部30b側に押圧されて配置
されている。第2のコンタクタ32はワイパブレード5
0が下方反転位置Bから下方に図5に示される角度θ4
だけ移動することによって格納位置Aに到達したか否か
の判別に用いる。
【0043】第3のコンタクタ33は、第2のコンタク
タ32に対してコンタクトプレート30上でほぼ180
度反対側に、コンタクトプレート30の第2の回転接点
部30b側に押圧されて配置されている。第3のコンタ
クタ33は、ワイパブレード50が下方反転位置Bと上
方反転位置Cのあいだの定速領域にあるか否かの判別に
用いられる。
【0044】第4のコンタクタ34は、第1のコンタク
タ31に対してコンタクトプレート30上でほぼ180
度反対側に、コンタクトプレート30の第1の回転接点
部30a側に押圧されて配置されている。第4のコンタ
クタ34は、ワイパブレード50が上方反転位置Cと下
方反転位置Bのあいだの定速領域にあるか否かの判別に
用いられる。
【0045】回転位置検出装置1では、図14、図15
中の時刻aにおいてワイパブレード50が格納位置Aに
あると、図5に示されるように、第1のコンタクタ31
が第1の回転接点部30aの第3の導通領域30a5に
電気的に接続されているためローレベルとなり、第2の
コンタクタ32が第2の回転接点部30bの第4の導通
領域30b1から遮断されているためハイレベルとな
り、第3のコンタクタ33が第2の回転接点部30bの
第4の導通領域30b1に電気的に接続されているため
ローレベルとなり、第4のコンタクタ34が第1の回転
接点部30aの第2の導通領域30a4から遮断されて
いるためハイレベルとなる。それ故、第3のコンタクタ
33にローレベルが与えられる。このとき、拘束手段4
0では、ホイールギヤ10に形成された係止凸部10c
の一端側係止部10c1がストッパ部材41に衝突して
いるため、ホイールギヤ10は図5中の反時計方向への
回動を拘束されている。
【0046】回転位置検出装置1では、ワイパブレード
50が格納位置Aから往動を開始すると、ホイールギヤ
10が図5中時計方向に回動を始め、図14、図15中
の時刻aの以後の時刻bにおいて、図6に示されるよう
に、第1のコンタクタ31が第1の回転接点部30aの
第3の導通領域30a5に電気的に接続されているため
ローレベルとなり、第2のコンタクタ32が第2の回転
接点部30bの第4の導通領域30b1に電気的に接続
されるためローレベルとなり、第3のコンタクタ33が
第2の回転接点部30bの第4の導通領域30b1に電
気的に接続されているためローレベルとなり、第4のコ
ンタクタ34が第1の回転接点部30aの第2の導通領
域30a4から遮断されているためハイレベルとなる。
それ故、第2のコンタクタ32および第3のコンタクタ
33にローレベルが与えられる。このとき、拘束手段4
0では、ホイールギヤ10に形成された係止凸部10c
の一端側係止部10c1がストッパ部材41から離れて
いるのでホイールギヤ10を拘束しない。
【0047】回転位置検出装置1では、ホイールギヤ1
0が図6中時計方向に回動を続け、図14、図15中の
時刻bの以後の時刻cにおいてワイパブレード50が下
方反転位置Aに到達すると、図7に示されるように、第
1のコンタクタ31が第1の回転接点部30aの第3の
導通領域30a5に電気的に接続されているためローレ
ベルとなり、第2のコンタクタ32が第2の回転接点部
30bの第4の導通領域30b1に電気的に接続されて
いるためローレベルとなり、第3のコンタクタ33が第
2の回転接点部30bの第4の導通領域30b1に電気
的に接続されているためローレベルとなり、第4のコン
タクタ34が第1の回転接点部30aの第2の導通領域
30a4から遮断されているためハイレベルとなる。そ
れ故、第2のコンタクタ32および第3のコンタクタ3
3にローレベルが与えられる。このとき、拘束手段40
では、ホイールギヤ10に形成された係止凸部10cの
一端側係止部10c1がストッパ部材41から離れてい
るのでホイールギヤ10を拘束しない。
【0048】回転位置検出装置1では、ホイールギヤ1
0が図7中時計方向に回動を続け、図14、図15中の
時刻c、時刻d、時刻e、時刻fの以後、ワイパブレー
ド50が下方反転位置Aを通りすぎて往動を続ける間、
図8に示されるように、第1のコンタクタ31が第1の
回転接点部30aの第1の導通領域30a1に電気的に
接続されているためローレベルとなり、第2のコンタク
タ32が第2の回転接点部30bの第4の導通領域30
b1に電気的に接続されているためローレベルとなり、
第3のコンタクタ33が第2の回転接点部30bの第4
の導通領域30b1から遮断されているためハイレベル
となり、第4のコンタクタ34が第1の回転接点部30
aの第2の導通領域30a4から遮断されているためハ
イレベルとなる。それ故、第2のコンタクタ32にロー
レベルが与えられる。このとき、拘束手段40では、ホ
イールギヤ10に形成された係止凸部10cの一端側係
止部10c1および他端側係止部10c2がストッパ部
材41からそれぞれ離れているのでホイールギヤ10を
拘束しない。
【0049】回転位置検出装置1では、ホイールギヤ1
0が図8中時計方向に回動を続け、図14、図15中の
時刻fの以後、ワイパブレード50が上方反転位置Cに
図14中の時刻gにおいて近付くと、図9に示されるよ
うに、第1のコンタクタ31が第1の回転接点部30a
の第1の不導通領域30a2に入るためハイレベルとな
り、第2のコンタクタ32が第2の回転接点部30bの
第4の導通領域30b1に電気的に接続されているが、
第1のコンタクタ31が第1の不導通領域30a2に入
っているためハイレベルとなり、第3のコンタクタ33
が第2の回転接点部30bの第4の導通領域30b1か
ら遮断されているためハイレベルとなり、第4のコンタ
クタ34が第1の回転接点部30aの第3の導通領域3
0a5に電気的に接続されているが、第1のコンタクタ
31が第1の不導通領域30a2に入っているためハイ
レベルとなる。それ故、第2、第3、第4のコンタクタ
32、33、34にローレベルが与えられない。このと
き、拘束手段40では、ホイールギヤ10に形成された
係止凸部10cの他端側係止部10c2がストッパ部材
41から離れているのでホイールギヤ10を拘束しな
い。
【0050】回転位置検出装置1では、ホイールギヤ1
0が図9中時計方向に回動を続け、図14、図15中の
時刻g、時刻hの以後の時刻iにおいてワイパブレード
50が上方反転位置Cに到達すると、図10に示される
ように、第1のコンタクタ31が第1の回転接点部30
aの第2の導通領域30a4に電気的に接続されるため
ローレベルとなり、第2のコンタクタ32が第2の回転
接点部30bの第4の導通領域30b1に電気的に接続
されているためローレベルとなり、第3のコンタクタ3
3が第2の回転接点部30bの第4の導通領域30b1
から遮断されているためハイレベルとなり、第4のコン
タクタ34が第1の回転接点部30aの第3の導通領域
30a5に電気的に接続されているためローレベルとな
る。それ故、第2、第4のコンタクタ32、34にロー
レベルが与えられる。このとき、拘束手段40では、ワ
イパブレード50が上方反転位置Cに到達したと同時
に、図9中時計方向に回動してきたホイールギヤ10に
形成された係止凸部10cの他端側係止部10c2がス
トッパ部材41に衝突するため、ホイールギヤ10の回
動を拘束して、このホイールギヤ10が図10中時計方
向に回動するのを阻止する。
【0051】回転位置検出装置1では、図14、図15
中の時刻iにおいてワイパブレード50が上方反転位置
Cで反転して下方反転位置Bに向けて復動を開始する
と、図11に示されるように、第1のコンタクタ31が
第1の回転接点部30aの第2の導通領域30a1に電
気的に接続されるためローレベルとなり、第2のコンタ
クタ32が第2の回転接点部30bの第4の導通領域3
0b1に電気的に接続されているためローレベルとな
り、第3のコンタクタ33が第2の回転接点部30bの
第4の導通領域30b1から遮断されているためハイレ
ベルとなり、第4のコンタクタ34が第1の回転接点部
30aの第3の導通領域30a5から遮断されるハイレ
ベルとなる。それ故、第2のコンタクタ32にローレベ
ルが与えられる。このとき、拘束手段40では、ワイパ
ブレード50が上方反転位置Cに到達したことによっ
て、ホイールギヤ10が図11中反時計方向に反転して
回動を開始するため、ホイールギヤ10に形成された係
止凸部10cの他端側係止部10c2がストッパ部材4
1から離れているのでホイールギヤ10を拘束しない。
【0052】回転位置検出装置1では、ホイールギヤ1
0が図11中反時計方向に回動を続け、ワイパブレード
50が下方反転位置Bに近付くと、図12に示されるよ
うに、第1のコンタクタ31が第1の回転接点部30a
の第2の不導通領域30a3に入るためハイレベルとな
り、第2のコンタクタ32が第2の回転接点部30bの
第4の導通領域30b1に電気的に接続されているが、
第1のコンタクタ31が第2の不導通領域30a3に入
っているためハイレベルとなり、第3のコンタクタ33
が第2の回転接点部30bの第4の導通領域30b1か
ら遮断されているためハイレベルとなり、第4のコンタ
クタ34が第1の回転接点部30aの第2の導通領域3
0a4から遮断されているためハイレベルとなる。それ
故、第2、第3、第4のコンタクタ32、33、34に
ローレベルが与えられない。このとき、拘束手段40で
は、ホイールギヤ10に形成された係止凸部10cの一
端側係止部10c1がストッパ部材41から離れている
のでホイールギヤ10を拘束しない。
【0053】回転位置検出装置1では、ホイールギヤ1
0が図12中反時計方向に回動を続け、ワイパブレード
50が下方反転位置Bに到達すると、図13に示される
ように、第1のコンタクタ31が第1の回転接点部30
aの第3の導通領域30a5に電気的に接続されるため
ローレベルとなり、第2のコンタクタ32が第2の回転
接点部30bの第4の導通領域30b1に電気的に接続
されるためローレベルとなり、第3のコンタクタ33が
第2の回転接点部30bの第4の導通領域30b1に電
気的に接続されるためローレベルとなり、第4のコンタ
クタ34が第1の回転接点部30aの第2の導通領域3
0a4から遮断されているためハイレベルとなる。それ
故、第2、第3のコンタクタ32、33にローレベルが
与えられる。このとき、拘束手段40では、ホイールギ
ヤ10に形成された係止凸部10cの一端側係止部10
c1がストッパ部材41から離れているのでホイールギ
ヤ10を拘束しない。
【0054】そして、回転位置検出装置1では、ワイパ
ブレード50が作動中に、図1に示される作動スイッチ
SWがオフ切換えされると、ホイールギヤ10が図13
中反時計方向に更に回動を続け、ワイパブレード50が
格納位置Aに到達すると、図14、図15中の時刻aと
同様にして、図5に示されるように、第1のコンタクタ
31が第1の回転接点部30aの第3の導通領域30a
5に電気的に接続されているためローレベルとなり、第
2のコンタクタ32が第2の回転接点部30bの第4の
導通領域30b1から遮断されているためハイレベルと
なり、第3のコンタクタ33が第2の回転接点部30b
の第4の導通領域30b1に電気的に接続されているた
めローレベルとなり、第4のコンタクタ34が第1の回
転接点部30aの第2の導通領域30a4から遮断され
ているためハイレベルとなる。それ故、第3のコンタク
タ33にローレベルが与えられる。このとき、拘束手段
40では、ホイールギヤ10に形成された係止凸部10
cの一端側係止部10c1がストッパ部材41に衝突し
ているため、ホイールギヤ10は図5中の反時計方向へ
の回動を拘束される。
【0055】上述したように、拘束手段40は、ワイパ
ブレード50が上方反転位置Cに到達した際にホイール
ギヤ10が図5中反時計方向に回動しないように阻止す
る一方、ワイパブレード50が格納位置Aに到達した際
にホイールギヤ10が図10中時計方向に回動しないよ
うに阻止するため、モータ部3に駆動電流を与える制御
部4が誤作動したとしても、ワイパブレート50が上方
反転位置Cを越えて外側に動いたり、格納位置Aよりも
下方へ動いたりすることがない。
【0056】制御部4には、マイクロコンピュータCPU
、出力ドライバ1、出力ドライバ2、出力ドライバ
3、出力ドライバ4、FET1、FET2、FET3、
FET4、第1の変換回路35、第2の変換回路36、
第3の変換回路37、第4の変換回路38、電源回路6
0、リセット回路41が備えられており、これらの素子
は第2のプレート24上に配置されている。
【0057】マイクロコンピュータCPU には、入力フィ
ルタブロック42、入力フィルタブロック43、制御ブ
ロック44、出力ブロック45、タイマ1、タイマ2、
タイマ3、ハードウェアクロック46が内蔵されてい
る。
【0058】FET1のドレイン、FET2のドレイン
は、モータ部3に備えた第1のブラシ18にそれぞれ電
気的に接続され、FET3のドレイン、FET4のドレ
インは、モータ部3に備えた第2のブラシ19にそれぞ
れ電気的に接続されてブリッジ回路を形成している。
【0059】出力ドライバ1、出力ドライバ4は、FE
T1、FET4にゲート電圧を与えることによって、第
1のブラシ18から第2のブラシ19に向けて電源80
の電流を流す機能をもち、これとは異なり、出力ドライ
バ3、出力ドライバ2は、FET3、FET2にゲート
電圧を与えることによって、第2のブラシ19から第1
のブラシ18に向けて電源80の電流を流す機能をも
つ。
【0060】第1の変換回路35は、回転位置検出装置
1の第4のコンタクタ34に電気的に接続されているた
め、第4のコンタクタ34からローレベルが与えられる
ことによってオンして入力フィルタブロック42に信号
を転送する。第2の変換回路36は、回転位置検出装置
1の第3のコンタクタ33に電気的に接続されているた
め、第3のコンタクタ33からローレベルが与えられる
ことによってオンして入力フィルタブロック42に信号
を転送する。
【0061】第3の変換回路37は、回転位置検出装置
1の第2のコンタクタ32に電気的に接続されているた
め、第2のコンタクタ32からローレベルが与えられる
ことによってオンして入力フィルタブロック42に信号
を転送する。第4の変換回路38は、作動スイッチSW
に電気的に接続されているため、作動スイッチSWがオ
ン切換えされることによって供給された電源80の電圧
信号を変換して入力フィルタブロック43に転送する。
【0062】マイクロコンピュータCPU では、図16、
図17、図18、図19、図20に示すフローチャート
に基いて制御動作を行う。図16にはメインルーチンが
示され、図17、図18には制御ルーチンが示され、図
19には割り込みルーチンが示され、図20には出力ル
ーチンが示されている。
【0063】電源回路60を通じて電源80が投入され
ると、メインルーチンのステップ300において割り込
み、タイマ、各ポートの設定を行うための初期設定が行
われてステップ301に移行し、ステップ301におい
て第2、第3、第4のコンタクタ32、33、34(位
置スイッチ)より与えられる信号による複数回読みルー
チンが行われてステップ302に移行し、ステップ30
2において作動スイッチより与えられる信号による複数
回読みルーチンが行われてステップ303に移行し、ス
テップ303において作動スイッチSWと第1、第2、
第3、第4のコンタクタ31、32、33、34とによ
りモータ部3の作動を設定するための制御ルーチンが実
行されてステップ301に戻る制御が繰り返される。
【0064】このとき、ワイパブレード50は格納位置
Aにあるため、図5に示されるように、回転位置検出装
置1の第1のコンタクタ31がコンタクトプレート30
に電気的に接続されているから、第3のコンタクタ33
がローレベルになっており、その結果、第2の変換回路
36を通じてマイクロコンピュータCPU の入力フィルタ
ブロックに電圧信号が与えられる。
【0065】作動スイッチSWがオン切換えされると、
制御ルーチンのステップ100においてモータ動作の順
序を示す作動番号の確認が行われる。作動番号は当初MO
V=0であり、その後に、MOV=1 、MOV=2 、MOV=3 、MOV=4
、MOV=5 、MOV=6 、MOV=7の順にセットされる。ステッ
プ100においての判別で「作動番号はMOV=0 である」
のでステップ101に移行し、ステップ101において
の判別で「作動スイッチSWはオン切換えされているの
で」ステップ102に移行し、ステップ102において
「モータ正回転のセット」が実行される。
【0066】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
割り込み処理の割り込み間隔時間を設定してあるタイマ
のカウントアップクリアである「タイマ2を初期設定XT
M2をセット」が実行されてステップ201に移行し、ス
テップ201においての判別で「モータ停止のセットで
はない」のでステップ203に移行し、ステップ203
においての判別で「モータ正回転のセット」なのでステ
ップ204に移行してマイクロコンピュータCPU の出力
ブロック45より出力ドライバ1、出力ドライバ4に駆
動信号が与えられて、FET1、FET4がオンするた
め、モータ部3のアーマチュアシャフト14が正回転を
始める。
【0067】ステップ203においての判別で「モータ
正回転のセット」なので、ステップ205、ステップ2
07からステップ212に移行し、ステップ212にお
いての判別で「モータ逆回転減速のセットはされていな
いので」出力ルーチンが終了する。
【0068】モータ部3のアーマチュアシャフト14が
正回転を始めると、ワイパブレード50が格納位置Aか
ら下方反転位置Bに向けて往動するため、図6に示され
るように、回転位置検出装置1の第1のコンタクタ31
がコンタクトプレート30に電気的に接続されているか
ら、第2のコンタクタ32、第3のコンタクタ33がロ
ーレベルになっており、その結果、第2、第3の変換回
路36、37を通じてマイクロコンピュータCPU の入力
フィルタブロックに電圧信号が与えられる。
【0069】そして、ワイパブレード50が往動を続け
て下方反転位置Bに到達すると、図7に示されるよう
に、回転位置検出装置1の第1のコンタクタ31がコン
タクトプレート30に電気的に接続されているから、第
2のコンタクタ32、第3のコンタクタ33がローレベ
ルになっており、その結果、第2、第3の変換回路3
6、37を通じてマイクロコンピュータCPU の入力フィ
ルタブロックに電圧信号が与えられる。
【0070】ワイパブレード50が往動を続けると、図
12に示されるように、回転位置検出装置1の第1のコ
ンタクタ31がコンタクトプレート30に電気的に接続
されておらず、第2のコンタクタ32、第3のコンタク
タ33、第4のコンタクタ34がハイレベルになり、そ
の結果、第1の変換回路35、第2の変換回路36、第
3の変換回路37を通じてマイクロコンピュータCPU の
入力フィルタブロックに電圧信号が与えられ、ワイパブ
レード50が下方反転位置Bから減速領域F内を往動す
る。
【0071】制御ルーチンのステップ102の実行後、
ステップ103に移行し、ステップ103において「作
動番号MOV=1 のセット」が実行されてステップ104に
移行する。ステップ104においての判別で「作動番号
はMOV=1 である」のでステップ105に移行し、ステッ
プ105においての判別で「ワイパブレード50は中間
作動領域にないので」ステップ107に移行する。
【0072】ステップ107において「ワイパブレード
50は減速領域にある」ので、ステップ108に移行
し、ステップ108において「FMOVはセットしていな
い」のでステップ112、ステップ117、ステップ1
21、ステップ129、ステップ134、ステップ14
1、ENDへ進み、制御ルーチンの先頭に戻る。
【0073】ワイパブレード50が往動を続けると、図
8に示されるように、回転位置検出装置1の第1のコン
タクタ31がコンタクトプレート30に電気的に接続さ
れているから、第2のコンタクタ32がローレベルにな
り、その結果、第2の変換回路36を通じてマイクロコ
ンピュータCPU の入力フィルタブロックに電圧信号が与
えられ、ワイパブレード50が下方反転位置Bから上方
反転位置Cまでの中間領域内を往動する。
【0074】制御ルーチンにおいて作動番号MOV=1 なの
で、ステップ104からステップ105に移行し、ステ
ップ105においての判別で「中間領域に入っている」
のでステップ106に移行し、通過フラグFMOVをセット
する。ステップ107においての判別で「減速領域では
ない」ので、ここで制御ルーチンから外れる。
【0075】往動を続けるワイパブレード50が上方反
転位置Cに近付くと、図9に示されるように、回転位置
検出装置1の第1のコンタクタ31がコンタクトプレー
ト30から遮断されるため、第2のコンタクタ32がハ
イレベルになる。
【0076】ステップ107においての判別で「ワイパ
ブレード50は減速領域に入っている」のでステップ1
08に移行し、ステップ108においての判別で「通過
フラグFMOVはセットされている」のでステップ109に
移行し、ステップ109において「モータを正回転減速
にセット」が実行される。
【0077】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
「タイマ2を初期設定XTM2をセット」が実行されてステ
ップ201に移行し、ステップ201においての判別で
「モータ停止のセットではない」のでステップ203に
移行し、ステップ203においての判別で「モータ正回
転のセットではない」のでステップ205に移行し、ス
テップ205においての判別で「モータ逆回転のセット
ではない」のでステップ207に移行し、ステップ20
7においての判別で「モータ正回転減速がセットされて
いる」のでステップ208に移行してマイクロコンピュ
ータCPU の出力ブロック45より出力ドライバ2、出力
ドライバ4に駆動信号が与えられて、FET2、FET
4がオンするため、モータ部3にアーマチュアショート
電流が供給され、アーマチュアシャフト14が減速して
正回転し、ステップ209に移行する。
【0078】ステップ209において「出力ブロックの
途中で異なったモータ出力をする時間の測定に用いられ
るタイマ1の設定」が実行され、「モータ正回転減速、
モータ逆回転減速ルーチンの途中でモータ停止時間を決
める時間であるXBRAKETM」が設定され、ステップ210
に移行する。ステップ210ではXBRAKETMのタイムアッ
プが判別されるから、XBRAKETMがタイムアップすること
によってステップ211に移行し、ステップ211にお
いてマイクロコンピュータCPU の出力ブロック45より
出力ドライバ1、出力ドライバ4に駆動信号が与えられ
て、FET1、FET4がオンされる。そして、ステッ
プ212に移行し、ステップ212においての判別で
「モータ逆回転減速のセットはされていないので」出力
ルーチンが終了する。
【0079】制御ルーチンのステップ109で「モータ
を正回転減速にセット」が実行された後、ステップ11
0に移行し、ステップ110において「通過フラグFMOV
のリセット」が実行されてステップ111に移行する。
ステップ111において「作動番号MOV=2 のセット」が
実行されてステップ112に移行する。
【0080】ワイパブレード50は上方反転位置Cに到
達する寸前で減速されながら往動して上方反転位置Cに
到達するため、図10に示されるように、回転位置検出
装置1の第1のコンタクタ31がコンタクトプレート3
0に電気的に接続されるから、第2のコンタクタ32、
第4のコンタクタ34がローレベルになり、その結果、
第2の変換回路36を通じてマイクロコンピュータCPU
の入力フィルタブロックに電圧信号が与えられる。
【0081】ステップ112においての判別で「作動番
号はMOV=2 である」のでステップ113に移行し、ステ
ップ113においての判別で「ワイパブレード50は上
方反転位置Cに到達しているので」ステップ114に移
行し、ステップ114において「モータ停止をセット」
が実行される。
【0082】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
「タイマ2を初期設定XTM2をセット」が実行されてステ
ップ201に移行し、ステップ201においての判別で
「モータ停止のセット」なのでステップ202に移行
し、ステップ202においてマイクロコンピュータCPU
の出力ブロック45より出力ドライバ2、出力ドライバ
4に駆動信号が与えられて、FET2、FET4がオン
するため、モータ部3にアーマチュアショート電流が供
給されてアーマチュアシャフト14が電磁制動され、ス
テップ203に移行する。
【0083】ステップ203においての判別で「モータ
正回転のセットではない」ので、ステップ205、ステ
ップ207からステップ212に移行し、ステップ21
2においての判別で「モータ逆回転減速のセットはされ
ていないので」出力ルーチンが終了する。
【0084】制御ルーチンのステップ114で「モータ
を停止にセット」が実行された後、ステップ115に移
行し、ステップ115において「作動番号MOV=3 のセッ
ト」が実行されてステップ116に移行し、ステップ1
16において「マイクロコンピュータCPU のタイマ3に
停止時間XSTOP をセット」が実行されてステップ117
に移行する。
【0085】ステップ117においての判別で「作動番
号MOV=3 」なのでステップ118に移行し、ステップ1
18においての判別で「タイマ3はタイムアップしてい
ない」ので、ステップ121、ステップ129、ステッ
プ134、ステップ141、ENDへと進み、制御ルー
チンの先頭へ戻る。
【0086】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
「タイマ2を初期設定。XTM2をセット」が実行されてス
テップ201に移行し、ステップ201においての判別
で「モータ停止のセットである」のでステップ202に
移行し、マイクロコンピュータCPU の出力ブロック45
より出力ドライバ2、出力ドライバ4に駆動信号が与え
られて、FET2、FET4がオンされるため、モータ
部3は停止状態を保持される。
【0087】マイクロコンピュータCPU のタイマ3がタ
イムアップすると、ステップ118においての判別で
「タイマ3はタイムアップした」のでステップ119に
移行し、ステップ119において「モータ逆回転にセッ
ト」が実行される。
【0088】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
「タイマ2を初期設定。XTM2をセット」が実行されてス
テップ201に移行し、ステップ201においての判別
で「モータ停止のセットではない」のでステップ203
に移行し、ステップ203においての判別で「モータ正
回転のセットではない」のでステップ205に移行し、
ステップ205においての判別で「モータ逆回転のセッ
トなので」ステップ206に移行してマイクロコンピュ
ータCPU の出力ブロック45より出力ドライバ2、出力
ドライバ3に駆動信号が与えられて、FET2、FET
3がオンされるため、モータ部3の第2のブラシ19か
ら第1のブラシ18に電流が供給されてアーマチュアシ
ャフト14が逆回転され、ステップ207に移行する。
【0089】制御ルーチンのステップ119で「モータ
を逆回転にセット」が実行された後、ステップ120に
移行し、ステップ120において「作動番号MOV=4 のセ
ット」が実行され、ステップ121に移行する。
【0090】タイマ3により選ばれた休止時間が終了す
ると、モータ部3のアーマチュアシャフト14が逆回転
を始めるため、ワイパブレード50は下方反転位置Bに
向け復動を開始する。
【0091】ワイパブレード50が復動を続けると、図
9に示されるように、回転位置検出装置1の第1のコン
タクタ31がコンタクトプレート30に電気的に接続さ
れておらず、第2のコンタクタ32、第3のコンタクタ
33、第4のコンタクタ34がハイレベルになり、その
結果、第2の変換回路36、第3の変換回路37を通じ
てマイクロコンピュータCPU の入力フィルタブロックに
電圧信号が与えられ、ワイパブレード50が上方反転位
置Cから減速領域E内を復動する。
【0092】ステップ121においての判別で「作動番
号MOV=4 であるので、ステップ122に移行し、ステッ
プ122においての判別で「ワイパブレード50は中間
作動領域にない」のでステップ124に移行する。
【0093】ステップ124において「ワイバブレード
50は減速領域にある」ので、ステップ125に移行
し、ステップ125において「FMOVはセットされていな
い」ので、ステップ129、ステップ134、ステップ
141、ENDへと進み、制御ルーチンの先頭へ戻る。
【0094】ワイパブレード50が復動を続けると、図
11に示されるように、回転位置検出装置1の第1のコ
ンタクタ31がコンタクトプレート30に電気的に接続
されているから、第2のコンタクタ32がローレベルに
なり、その結果、第2の変換回路36を通じてマイクロ
コンピュータCPUの入力フィルタブロックに電気信号
が与えられ、ワイパブレード50が上方反転位置Cから
下方反転位置Bまでの中間領域内を復動する。
【0095】制御ルーチンにおいて作動番号MOV=4 なの
で、ステップ100、ステップ104、ステップ11
2、ステップ117、ステップ121、ステップ122
に移行し、ステップ122においての判別で「中間作動
領域に入っている」のでステップ123に移行して「通
過フラグFMOVをセット」する。そして、ステップ124
においての判別で「減速領域ではない」ので、ステップ
129、ステップ134、ステップ141、ENDへ進
み、制御ルーチンの先頭へ戻る。
【0096】復動を続けるワイパブレード50が下反転
位置Bに近付くと、図12に示されるように、回転位置
検出装置1の第1のコンタクタ31がコンタクトプレー
ト30から遮断されるため、第2のコンタクタ32がハ
イレベルになる。
【0097】ステップ124においての判別で「ワイパ
ブレード50は減速領域に入っている」のでステップ1
25に移行し、ステップ125においての判別で「通過
フラグFMOVはセットされている」のでステップ126に
移行し、ステップ126において「モータを逆回転減速
にセット」が実行されてステップ127に移行し、ステ
ップ127において「通過フラグFMOVのリセット」が実
行されてステップ128に移行する。ステップ128に
おいて「作動番号MOV=5 のセット」が実行されてステッ
プ129に移行する。
【0098】ステップ129においての判別で「作動番
号はMOV=5 である」のでステップ130に移行し、ステ
ップ130においての判別で「ワイパブレード50は下
方反転位置Bに到達していない」のでステップ134に
移行し、ステップ134においての判別で「作動番号は
MOV=6 でない」のでステップ141に移行し、ステップ
141においての判別で「作動番号はMOV=7 でない」の
でENDへと進み、制御ルーチンの先頭へ戻る。
【0099】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
「タイマ2を初期設定XTM2をセット」が実行されてステ
ップ201に移行し、ステップ201においての判別で
「モータ停止のセットではない」のでステップ203に
移行し、ステップ203においての判別で「モータ正回
転のセットではない」のでステップ205に移行し、ス
テップ205においての判別で「モータ逆回転のセット
ではない」のでステップ207に移行し、ステップ20
7においての判別で「モータ正回転減速ではない」ので
ステップ212に移行し、ステップ212においての判
別で「モータ逆回転減速である」のでステップ213に
移行してマイクロコンピュータCPU の出力ブロック45
より出力ドライバ2、出力ドライバ4に駆動信号が与え
られて、FET2、FET4がオンするため、モータ部
3にアーマチュアショート電流が供給され、アーマチュ
アシャフト14が減速して逆回転し、ステップ214へ
移行する。
【0100】ステップ214において「出力ブロックの
途中で異なったモータ出力をする時間の測定に用いられ
るタイマ1の設定」が実行され、「モータ正回転減速、
モータ逆回転減速ルーチンの途中でモータ停止時間を決
める時間であるXBRAKETM」が設定され、ステップ215
に移行する。ステップ215ではXBRAKETMのタイムアッ
プが判別されるから、XBRAKETMがタイムアップすること
によってステップ216に移行し、ステップ216にお
いてマイクロコンピュータCPU の出力ブロック45より
出力ドライバ2、出力ドライバ3に駆動信号が与えられ
て、FET2、FET3がオンされる。そして、出力ル
ーチンが終了する。
【0101】ワイパブレード50は下方反転位置Bに到
達する寸前で減速されながら復動して下方反転位置Bに
到達するため、図13に示されるように、回転位置検出
装置1の第1のコンタクタ31がコンタクトプレート3
0に電気的に接続されるから、第2のコンタクタ32、
第3のコンタクタ33がローレベルになり、その結果、
第2の変換回路36、第3の変換回路37を通じてマイ
クロコンピュータCPUの入力フィルタブロックに電圧信
号が与えられる。
【0102】ステップ129においての判別で「作動番
号はMOV=5 である」のでステップ130に移行し、ステ
ップ130においての判別で「ワイパブレード50は下
方反転位置Bに到達しているので」ステップ131に移
行し、ステップ131において「モータ停止にセット」
が実行される。
【0103】ステップ300においての初期設定が終了
していると、常時割り込みルーチンのステップ400が
実行されるから、出力ルーチンのステップ200におい
て「タイマ2を初期設定XTM2をセット」が実行されてス
テップ201に移行し、ステップ201においての判別
で「モータ停止のセットである」のでステップ202に
移行し、ステップ202においてマイクロコンピュータ
CPU の出力ブロック45より出力ドライバ2、出力ドラ
イバ4に駆動信号が与えられて、FET2、FET4が
オンされるため、モータ部3にアーマチュアショート電
流が供給されてアーマチュアシャフト14が電磁制動さ
れて、ワイパブレード50が下方反転位置Bに停止し、
ステップ203に移行する。
【0104】ステップ203からステップ205に移行
し、ステップ203においての判別で「モータ正回転の
セットではない」のでステップ205に移行し、ステッ
プ205においての判別で「モータ逆回転のセットでは
ない」ステップ207に移行し、ステップ207におい
ての判別で「モータ正回転減速のセットではない」ので
ステップ212に移行し、ステップ212においての判
別で「モータ逆回転減速のセットではない」ので出力ル
ーチンが終了する。
【0105】出力ルーチンが終了すると、制御ルーチン
のステップ131からステップ132に移行し、ステッ
プ132において「マイクロコンピュータCPU のタイマ
3に停止時間XSTOP をセット」が実行されてステップ1
33に移行する。
【0106】ステップ133において「作動番号MOV=6
のセット」が実行されてステップ134に移行し、ステ
ップ134においての判別で「作動番号はMOV=6 であ
る」のでステップ135に移行する。マイクロコンピュ
ータCPU のタイマ3がタイムアップすると、ステップ1
35においての判別で「タイマ3はタイムアップした」
のでステップ136に移行し、ステップ136において
の判別で「作動スイッチSWはオンされている」のでス
テップ137に移行して「モータ正回転のセット」が実
行される。
【0107】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
「タイマ2を初期設定XTM2をセット」が実行されてステ
ップ201に移行し、ステップ201においての判別で
「モータ停止のセットではない」のでステップ203に
移行し、ステップ203においての判別で「モータ正回
転のセット」なのでステップ204に移行してマイクロ
コンピュータCPU の出力ブロック45より出力ドライバ
1、出力ドライバ4に駆動信号が与えられて、FET
1、FET4がオンされるため、モータ部3のアーマチ
ュアシャフト14が正回転を始める。
【0108】ステップ203においての判別で「モータ
正回転のセット」なので、ステップ205、ステップ2
07からステップ212に移行し、ステップ212にお
いての判別で「モータ逆回転減速のセットはされていな
いので」出力ルーチンが終了する。
【0109】制御ルーチンのステップ137からステッ
プ138に移行し、ステップ138において「作動番号
MOV=1 のセット」が実行されてステップ141に移行す
る。ステップ141においての判別で「作動番号はMOV=
7 ではない」のでステップ100に戻ってこのルーチン
が再び実行されるから、ワイパブレード50は、作動ス
イッチSWがオン切換えされている間、下方反転位置B
と上方反転位置Cとのあいだを連続的に往復動する。
【0110】このとき、作動スイッチSWがオフ切換え
されていると、ステップ136においての判別で「作動
スイッチSWはオン切換えされていないので」ステップ
139に移行し、ステップ139において「モータ逆回
転のセット」が実行される。
【0111】ステップ300において初期設定が終了し
ていると、常時割り込みルーチンのステップ400が実
行されるから、出力ルーチンのステップ200において
「タイマ2を初期設定XTM2をセット」が実行されてステ
ップ201に移行し、ステップ201においての判別で
「モータ停止のセットではない」のでステップ203に
移行し、ステップ203においての判別で「モータ正回
転のセットではない」のでステップ205に移行し、ス
テップ205においての判別で「モータ逆回転のセット
なので」ステップ206に移行してマイクロコンピュー
タCPU の出力ブロック45より出力ドライバ2、出力ド
ライバ3に駆動信号が与えられて、FET2、FET3
がオンするため、モータ部3の第2のブラシ19から第
1のブラシ18に電流が供給されてアーマチュアシャフ
ト14が逆回転され、ステップ207に移行する。
【0112】ステップ207においての判別で「モータ
正回転減速のセットではない」のでステップ212に移
行し、ステップ212においての判別で「モータ逆回転
減速のセットではない」ので出力ルーチンが終了する。
【0113】制御ルーチンのステップ139からステッ
プ140に移行し、ステップ140において「作動番号
MOV=7 のセット」が実行されてステップ141に移行す
る。
【0114】モータ部3のアーマチュアシャフト14が
逆回転を始めるため、ワイパブレード50は下方反転位
置Bの下方に向けて移動を始め、ワイパブレード50が
格納位置Aに到達すると、図13に示される状態から図
5に示される状態となり、回転位置検出装置1の第1の
コンタクタ31がコンタクトプレート30に電気的に接
続されているままで、第2のコンタクタ32がハイレベ
ルになり、その結果、第2の変換回路36を通じてマイ
クロコンピュータCPU の入力フィルタブロックに電圧信
号が与えられる。
【0115】ステップ141においての判別で「作動番
号はMOV=7 である」のでステップ142に移行し、ステ
ップ142においての判別で「ワイパブレード50は格
納位置Aに到達している」のでステップ143に移行し
て「モータ停止のセット」が実行される。
【0116】モータ停止がセットされると、出力ルーチ
ンのステップ200において「タイマ2を初期設定XTM2
をセット」が実行されてステップ201に移行し、ステ
ップ201においての判別で「モータ停止のセットであ
る」のでステップ202に移行し、ステップ202にお
いてマイクロコンピュータCPU の出力ブロック45より
出力ドライバ2、出力ドライバ4に駆動信号が与えられ
て、FET2、FET4がオンするため、モータ部3に
アーマチュアショート電流が供給されてアーマチュアシ
ャフト14が電磁制動され、ワイパブレード50は格納
位置Aに停止し、ステップ203に移行する。
【0117】ステップ203からステップ205に移行
し、ステップ203においての判別で「モータ正回転の
セットではない」のでステップ205に移行し、ステッ
プ205においての判別で「モータ逆回転のセットでは
ない」ステップ207に移行し、ステップ207におい
ての判別で「モータ正回転減速のセットではない」ので
ステップ212に移行し、ステップ212においての判
別で「モータ逆回転減速のセットではない」ので出力ル
ーチンが終了する。
【0118】制御ルーチンのステップ143からステッ
プ144に移行し、ステップ144において「作動番号
MOV=0 をセット」が実行されてステップ100に戻るル
ーチンが繰り返し実行される。
【0119】プログラムが実行されている間、拘束手段
40は、ワイパブレード50が上方反転位置Cに到達し
た際にホイールギヤ10が図5中反時計方向に回動しな
いように阻止する一方、ワイパブレード50が格納位置
Aに到達した際にホイールギヤ10が図10中時計方向
に回動しないように阻止するため、モータ部3に駆動電
流を与える制御部4が誤作動したとしても、ワイパブレ
ート50が上方反転位置Cを越えて外側に動いたり、格
納位置Aよりも下方へ動いたりすることがないものとな
る。
【0120】図21ないし図23には、この発明に係わ
るワイパモータの回転位置検出装置の第2実施例が示さ
れている。
【0121】この場合の回転位置検出装置1では、拘束
手段40が、ギヤケース9に形成されたストッパ部材取
付孔9b2に圧入されるストッパ部材41と、ホイール
ギヤ10に備えたホイールギヤ本体10aの下面に形成
された係止凹部10dとから構成されており、他の部位
は第1実施例と同様になっている。
【0122】ホイールギヤ10の係止凹部10dは、図
21に示されるように、ホイールギヤ10に同心にして
ワイパブレード50が作動する範囲に応じた円弧形状に
されてホイールギヤ本体10aの下面に溝状に形成され
ており、この係止凹部10dには、一端部に一端側係止
部10d1が形成されているとともに、他端部に他端側
係止部10d2が形成されており、係止凹部10d内に
ストッパ部材41の先端部が収容される。
【0123】拘束手段40では、図22に示されるよう
に、ワイパブレード50が格納位置Aに到達した際に、
係止凹部10dの一端側係止部10d1が係止凹部10
d内に配置されたストッパ部材41に衝突し、これとは
異なり、ワイパブレード50が上方反転位置Cに到達し
た際に、係止凹部10dの他端側係止部10d2が係止
凹部10d内に配置されたストッパ部材41に衝突する
ように配置されている。
【0124】そして、この場合のワイパモータ2では、
係止凹部10dがホイールギヤ10を成形する際に同時
に成形されるから、このホイールギヤ10を成形する金
型に若干の変更するだけでよく、ストッパ部材取付孔9
b2が単純な丸孔状をなすものであるため、ギヤケース
9に大きな設計変更を施すことなく容易に形成され、ス
トッパ部材41が組付けが終了したワイパモータ2に取
付けられる。
【0125】図24には、この発明に係わるワイパモー
タの回転位置検出装置の第3実施例が示されている。
【0126】この場合の回転位置検出装置1では、拘束
手段40を構成するストッパ部材41がねじ状に形成さ
れ、ギヤケース9に形成されたストッパ部材取付孔9b
2に雌ねじ9b3が形成されており、他の部位は第1実
施例と同様になっている。
【0127】この場合の拘束手段40では、組付けが終
了したワイパモータ2に対し、ギヤケース9に形成され
たストッパ部材取付孔9b2の雌ねじ9b3にストッパ
部材41がねじ込まれることによって、ストッパ部材4
1がホイールギヤ10のホイールギヤ本体10aに向け
て突出されて配置される。そして、ワイパブレード50
が格納位置Aに到達した際に、ホイールギヤ10に形成
された係止凸部10cの一端側係止部10c1がストッ
パ部材41に衝突し、これとは異なり、ワイパブレード
50が上方反転位置Cに到達した際に、ホイールギヤ1
0に形成された係止凸部10cの他端側係止部10c2
がストッパ部材41に衝突するように配置されている。
【0128】この場合の回転位置検出装置1では、スト
ッパ部材41がねじ状に形成されるから、第1実施例、
第2実施例と比べて、汎用のねじを用いることによっ
て、ストッパ部材41を新規に設計する必要がない。ま
た、この場合の回転位置検出装置1において、ホイール
ギヤ10のホイールギヤ本体10aに形成された係止凸
部10cを第2実施例に示した係止凹部10dと同様に
して形成してもよく、その場合もこの発明を同様に実施
できるものである。
【0129】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わるワイパモータの回転位置検出装置によれ
ば、払拭領域内に減速領域と定速領域とをもつコンタク
トプレートに対して、コンタクタが定速領域上にあると
ワイパ駆動用基準信号が発生され、コンタクタが減速領
域上にあるとワイパ減速用基準信号が発生されて、ワイ
パモータのアーマチュアシャフトが回転することによっ
て回動体が回動し、ワイパブレードが往復作動する。そ
して、ワイパブレードが作動端にくると、拘束手段によ
って回動体が回動を拘束される。それ故、ワイパモータ
に備えたアーマチュアコイルに通電を行う制御回路にオ
ン破壊等の誤作動が起きたとしても、回動体は拘束手段
によって、拘束されている位置を越えて回動することが
ない。よって、ワイパブレードを安定して制御すること
ができるという優れた効果を奏する。
【0130】この発明の請求項2に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置によれば、回動体が回動することに
よってワイパブレードが往復作動する際、ワイパブレー
ドが作動端にくると、回動体に形成された係止凸部がワ
イパモータのギヤケースに固定されたストッパ部材に係
止されて回動体が回動を拘束される。それ故、請求項1
の効果に加え、拘束手段がストッパ部材と回動体の係止
凸部とによって簡単に形成されるから、既存の部品に大
幅な変更の必要がなく、生産性の向上が図れるという優
れた効果を奏する。
【0131】この発明の請求項3に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置によれば、回動体が回動することに
よってワイパブレードが往復作動する際、ワイパブレー
ドが作動端にくると、回動体に形成された係止凹部がワ
イパモータのギヤケースに固定されたストッパ部材に係
止されて回動体が回動を拘束される。それ故、請求項1
の効果に加え、拘束手段がストッパ部材と回動体の係止
凹部とによって簡単に形成されるから、既存の部品に大
幅な変更の必要がなく、生産性の向上が図れるという優
れた効果を奏する。
【0132】この発明の請求項4に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置によれば、コンタクトプレートの減
速領域が払拭領域内に一対に配置されている。それ故、
請求項1、2、3の効果に加え、払拭領域を導通にする
とともに、減速領域を不導通にすれば、コンタクトプレ
ートが簡単に作成されるという優れた効果を奏する。
【0133】この発明の請求項5に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置によれば、コンタクタが接地に接続
されているから、このコンタクトプレートがコンタクタ
に電気的に接続されることによってコンタクトプレート
が接地される。それ故、請求項4の効果に加え、コンタ
クタの電位をトリガとする制御回路を構成するのに簡素
な回路構成になるという優れた効果を奏する。
【0134】この発明の請求項6に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置によれば、第2のコンタクタによっ
てワイパブレードが格納位置に到達したことが検出され
る。それ故、請求項5の効果に加え、ライズアップの機
能が簡潔な構造で実現されるという優れた効果を奏す
る。
【0135】この発明の請求項7に係わるワイパモータ
の回転位置検出装置によれば、第3、第4のコンタクタ
によってワイパブレードが払拭領域内の減速領域の前に
あることが検出されることによって、正回転の減速制御
を行うのか、あるいは逆回転の減速制御を行うかの論理
が決定される。それ故、請求項6の効果に加え、減速制
御が簡単に行われるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるワイパモータの回転位置検出
装置の第1実施例の回路構成図である。
【図2】図1に示したワイパモータの回転位置検出装置
が用いられるワイパモータの一部破断正面図である。
【図3】図2に示したワイパモータの縦断側面図であ
る。
【図4】図2に示したワイパモータにおいてのコンタク
タとコンタクトプレートとの関係を示す正面図である。
【図5】図1に示したワイパモータの回転位置検出装置
においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説明
図である。
【図6】図1に示したワイパモータの回転位置検出装置
においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説明
図である。
【図7】図1に示したワイパモータの回転位置検出装置
においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説明
図である。
【図8】図1に示したワイパモータの回転位置検出装置
においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説明
図である。
【図9】図1に示したワイパモータの回転位置検出装置
においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説明
図である。
【図10】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説
明図である。
【図11】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説
明図である。
【図12】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説
明図である。
【図13】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態説
明図である。
【図14】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置においてのコンタクタとコンタクプレートとの関係を
説明する模式図である。
【図15】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置においてのコンタクタの電位を示す説明図である。
【図16】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置を用いた制御動作のフローチャートである。
【図17】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置を用いた制御動作のフローチャートである。
【図18】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置を用いた制御動作のフローチャートである。
【図19】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置を用いた制御動作のフローチャートである。
【図20】図1に示したワイパモータの回転位置検出装
置を用いた制御動作のフローチャートである。
【図21】この発明に係わるワイパモータの回転位置検
出装置の第2実施例に用いられるワイパモータの縦断側
面図である。
【図22】図21に示したワイパモータの回転位置検出
装置においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態
説明図である。
【図23】図21に示したワイパモータの回転位置検出
装置においてのコンタクタとコンタクプレートとの状態
説明図である。
【図24】この発明に係わるワイパモータの回転位置検
出装置の第3実施例に用いられるワイパモータの縦断側
面図である。
【符号の説明】
1 回転位置検出装置 2 ワイパモータ 10 (回動体)ホイールギヤ 10c 係止凸部 10d 係止凹部 11 出力軸 14 アーマチュアシャフト 30 コンタクトプレート 31 (コンタクタ)第1のコンタクタ 32 第2のコンタクタ 33 第3のコンタクタ 34 第4のコンタクタ 40 拘束手段 41 ストッパ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐久間 仁 神奈川県横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車電機工業株式会社内 Fターム(参考) 3D025 AA01 AC01 AD01 AE02 AE57 AG02 AG21 AG78 5G025 AA05 AA12 BA08 CA05 DA10 FA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正方向、逆方向の電流供給により、正回
    転、逆回転するアーマチュアシャフトをもつとともに、
    このアーマチュアシャフトに噛合された回動体をもち、
    この回動体に結合されているとともにワイパブレードが
    結合された出力軸をもつワイパモータと、 上記回動体上に配置され、上記ワイパブレードの払拭角
    に応じて予め定められた範囲の払拭領域をもつととも
    に、該払拭領域に両端側にそれぞれ配置された減速領域
    をもち、該減速領域のあいだに配置された定速領域をも
    つコンタクトプレートと、 上記コンタクトプレート上に配置され、該コンタクトプ
    レートの定速領域上にあるときにワイパ駆動用基準信号
    を発生する一方、該コンタクトプレートの減速領域上に
    あるときにワイパ減速用基準信号を発生する単一のコン
    タクタと、 上記ワイパブレードが作動端に到達したときに、回動体
    の回動を拘束する拘束手段を備えていることを特徴とす
    るワイパモータの回転位置検出装置。
  2. 【請求項2】 拘束手段には、ワイパモータに備えたギ
    ヤケースに固定されたストッパ部材と、回動体の回動方
    向に沿って凸状に形成され、ワイパブレードの作動端で
    該ストッパ部材に係止可能な係止凸部を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のワイパモータの回転位置
    検出装置。
  3. 【請求項3】 拘束手段には、ワイパモータに備えたギ
    ヤケースに固定されたストッパ部材と、回動体の回動方
    向に沿って凹状にして該ストッパ部材を収容可能に形成
    され、ワイパブレードの作動端で該ストッパ部材に係止
    可能な係止凹部を備えていることを特徴とする請求項1
    に記載のワイパモータの回転位置検出装置。
  4. 【請求項4】 コンタクトプレートの減速領域は、払拭
    領域内に一対に配置されていることを特徴とする請求項
    1、2、3に記載のワイパモータの回転位置検出装置。
  5. 【請求項5】 コンタクトプレートは接地に接続されて
    いることを特徴とする請求項4に記載のワイパモータの
    回転位置検出装置。
  6. 【請求項6】 ワイパブレードが格納位置に到達したこ
    とを検出するための第2のコンタクタを備えていること
    を特徴とする請求項5に記載のワイパモータの回転位置
    検出装置。
  7. 【請求項7】 ワイパブレードが払拭領域内の減速領域
    の前にあることを検出するための第3、第4のコンタク
    タを備えていることを特徴とする請求項6に記載のワイ
    パモータの回転位置検出装置。
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