JPH0435623Y2 - - Google Patents

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JPH0435623Y2
JPH0435623Y2 JP7063186U JP7063186U JPH0435623Y2 JP H0435623 Y2 JPH0435623 Y2 JP H0435623Y2 JP 7063186 U JP7063186 U JP 7063186U JP 7063186 U JP7063186 U JP 7063186U JP H0435623 Y2 JPH0435623 Y2 JP H0435623Y2
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JP
Japan
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clutch
vehicle
shift
stationary
steering
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JP7063186U
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JPS62182831U (ja
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両のオートクラツチ装置に関し、特
に据え切り時の発進を円滑に行えるようにしたも
のに関する。
〈従来の技術〉 車両のオートクラツチ装置として、燃費の点で
問題があるトルクコンバータに代えて、摩擦クラ
ツチを自動的に断続制御するようにしたものが本
出願人により先に提案されている(例えば実開昭
60−7233号公報及び実願昭59−140081号参照)。
このものは、発進時にクラツチのすべり率に基
づいてクラツチの接続操作をフイードバツク制御
することにより、半クラツチ領域ではクラツチを
微速移動させて発進の円滑化を図るようにしてい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、かかる従来のオートクラツチ装置で
は、車両の微速走行を可能にするためアクセル開
度に応じて、クラツチの半クラツチ位置を制御す
る半クラツチマツプを設けている。
しかし、従来の半クラツチマツプでは、アクセ
ル開度の増大に伴つて半クラツチ位置がクラツチ
ON(接続)方向に移動するようになつている。
このため、ハンドルを大きく切つた状態で発進す
る、所謂据え切り状態での発進のように発進時の
抵抗が大きくエンジンを吹す必要がある場合に
は、クラツチ位置がクラツチのON方向に移動し
過ぎる状態となり、車の動きとしては急激に動く
ことになり、その結果アクセルを放し、クラツチ
が切れ車両が減速し、更にアクセルを吹かして又
車を前に出すという発進時のぎくしやくした動き
となつていた。又、クラツチをゆつくり継ぐまま
であるとクラツチの摩耗につながり、クラツチの
寿命を早めることになる。従つて、何等かの機能
区分けが必要とされた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
据え切り状態でも、円滑に車両を発進させること
のできるクラツチ操作が可能な車両用オートクラ
ツチ装置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案では第1図に示すように、運転
状態に応じてクラツチを継続制御するクラツチ制
御手段を備えた車両用オートクラツチ装置におい
て、車速検出手段と、シフト位置検出手段と、操
舵状態検出手段とからの各検出信号に基づいてハ
ンドル据え切り状態であると判定したときクラツ
チを所定の半クラツチ位置に設定する設定手段を
設けて構成した。
〈作用〉 上記の構成によれば、据え切り状態での発進時
には、アクセル開度に関係なくクラツチを据え切
り時に好適な半クラツチ位置に設定してしまうの
で、クラツチの継続を繰り返すことなく円滑に発
進できるようになる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を説明する。
第2図は本実施例のハードウエア構成を示す。
図において、エンジン本体1の駆動力は摩擦ク
ラツチ2、変速機3を介して図示しないプロペラ
シヤフトに出力される。
前記エンジン本体1の燃料噴射ポンプ4には、
通常時にエンジン回転速度をリミツトスピード制
御すると共に、発進時及び変速時にオールスピー
ド制御に切換わるガバナ装置5と、エンジン回転
数を検出する回転数センサ6が設けられている。
7はクラツチ2を駆動するクラツチ断続装置
で、後述するコントロールユニツト20からの作
動信号に基づいてアクチユエータ7Aが伸縮作動
すると、クラツチレバー7Bを介して図示しない
クラツチデイスクが接離するようになつている。
8はクラツチ断続装置7のアクチユエータ7Aの
ストローク位置によりクラツチ2の継続位置を検
出するクラツチ位置センサである。
9は変速機3のメインシヤフトの回転数を介し
て車速を検出する車速センサ、10は変速機3の
カウンタシヤフトの回転数を検出するカウンタシ
ヤフト回転数センサ、11は変速機3のシフト位
置を検出するシフト位置センサ、12はギヤシフ
ト操作を行うギヤシフト装置である。また、13
はアクセルペダル14の開度に基づいてエンジン
負荷を検出する負荷センサ、15は車両の走行モ
ードを選定するシフトセレクタである。また、1
6は例えばパワーステアリングの油圧回路で操舵
力に応じた油圧が発生する部位に装着した油圧ス
イツチで、所定値(例えば40Kg/cm2)以上油圧を
感知したときONとなるもので操舵状態検出手段
を構成する。
第3図に示すようにギヤシフト制御回路21
は、車速センサ9と負荷センサ13とからの入力
信号に基づいて、シフトセレクタ15のセレクト
位置がDレンジの時に、回路中の記憶変速モード
に照らして最適な変速段を読み出し、シフト位置
センサ11からの入力信号と比較して変速すべき
か否かを判定し、変速時に変速機3のギヤシフト
装置12の他、シフトチエンジ判定回路24を介
してクラツチ制御回路22に作動信号を出力す
る。また、メインシヤフト回転数を検出している
車速センサ9とカウンタシヤフト回転数センサ1
0とからの入力信号に基づいて変速機3のシンク
ロ状態を検出している。
クラツチ制御回路22は、シフトチエンジ判定
回路24とクラツチ位置センサ8からの入力信号
に基づいてクラツチ断続装置7を駆動する。
エンジン制御回路23は、回転数センサ6とシ
フトチエンジ判定回路24からの入力信号に基づ
いてガバナ装置5を制御する。
シフトチエンジ判定回路24は、回転数センサ
6、車速センサ9、負荷センサ13、シフトセレ
クタ15及びシフト位置センサ11とからの入力
信号に基づいて運転状態を判定し、発進時には、
エンジン制御回路23を介してガバナ装置5を、
リミツトスピード制御からオールスピード制御に
切換えるよう制御すると共に、クラツチ制御回路
22によるクラツチ接続操作制御を、半クラツチ
領域で所定のデユーテイ比によるデユーテイ制御
で行うよう制御する。
据え切り判定回路25は、車速センサ9と、シ
フト位置センサ11及び油圧スイツチ16からの
各検出信号に基づいて据え切り状態か否かを判定
し、据え切りであると判定したときは、クラツチ
制御回路22を介してクラツチ断続装置7を所定
の半クラツチ位置となるように制御する。ここ
で、据え切り状態とは車速が所定値(略零)以下
で、シフト位置が低速段又はリバースでかつ操舵
力又は操舵角が大の状態に対応している。
次に第4図のフローチヤートを参照して据え切
り時のクラツチ制御について説明する。
まず、S1ではシフト位置が低速段又はリバー
スかの判定を行い、S2では車速が所定値以下か
否かの判定を行う。S3では油圧スイツチ15が
ONか否かの判定を行い、これらS1〜S3の判定が
全てYESであれば据え切り状態であり、このと
きS4に進み所定の半クラツチ位置に固定する。
次にS5に進み油圧スイツチ15がOFFか否かを
判定し、OFFになつたら、据え切り状態が解除
されたので次のS6において通常ののクラツチ制
御に戻す。
かかる構成によれば、エンジンを吹す必要のあ
る据え切り時の発進において、クラツチ位置がア
クセル開度に連動せず、据え切り発進に好適な所
定の値に固定されるため、通常のマニユアル車と
同じ様なクラツチ制御となる。従つて、クラツチ
の継続制御を繰り返す必要がなく、しかも、ぎく
しやくすることもなくなり円滑に発進することが
できる。
尚、本実施例では、据え切り時の操舵状態をパ
ワーステアリングの油圧に基づいて操舵力によつ
て判断させる構成としたが、これに限らず、例え
ば第5図示のように、ハンドルの操舵角に対応し
て回動するピツトマン31等に、所定のカムプロ
フイルを有するカム32を一体に装着すると共
に、該カム32によつてON又はOFFとなるマイ
クロスイツチ33を、固定体に取り付ける構成と
し、ハンドルの操作により、ドラツクリンク34
及びピツトマン31を介してカム32が所定角度
以上回動したことをマイクロスイツチ33によつ
て検出させることにより、据え切り時の操舵状態
を判断させるようにしてもよい。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、据え切り発
進か否かを判定し、据え切り時には、アクセル開
度に関係なくクラツチを適切な半クラツチ位置に
固定するので、クラツチの断続制御を繰返すこと
なく円滑な据え切り発進を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を説明するブロツク図、
第2図は本考案の一実施例のハードウエア構成
図、第3図は同上実施例の要部ブロツク図、第4
図は同上実施例の制御フローチヤート、第5図は
本考案の操舵状態検出手段の別の実施例を示す概
略構成図である。 1……エンジン本体、2……クラツチ、3……
変速機、5……ガバナ装置、7……クラツチ断続
装置、8……クラツチ位置センサ、9……車速セ
ンサ、11……シフト位置センサ、13……負荷
センサ、16……油圧スイツチ、21……ギヤシ
フト制御回路、22……クラツチ制御回路、23
……エンジン制御回路、24……シフトチエンジ
判定回路、25……据え切り判定回路、32……
カム、33……マイクロスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転状態に応じてクラツチを断続制御するクラ
    ツチ制御手段を備えた車両用オートクラツチ装置
    において、車速検出手段と、シフト位置検出手段
    と、操舵状態検出手段とからの各検出信号に基づ
    いてハンドル据え切り状態であると判定したとき
    クラツチを所定の半クラツチ位置に設定する設定
    手段を設けたことを特徴とする車両用オートクラ
    ツチ装置。
JP7063186U 1986-05-13 1986-05-13 Expired JPH0435623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7063186U JPH0435623Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7063186U JPH0435623Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62182831U JPS62182831U (ja) 1987-11-20
JPH0435623Y2 true JPH0435623Y2 (ja) 1992-08-24

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ID=30912441

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JP7063186U Expired JPH0435623Y2 (ja) 1986-05-13 1986-05-13

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749813B2 (ja) * 1987-11-28 1995-05-31 株式会社ゼクセル 車両の発進制御装置
JP2565466B2 (ja) * 1993-09-10 1996-12-18 株式会社ゼクセル 車両の発進制御装置

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JPS62182831U (ja) 1987-11-20

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