JPH0435499Y2 - - Google Patents

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JPH0435499Y2
JPH0435499Y2 JP1985009159U JP915985U JPH0435499Y2 JP H0435499 Y2 JPH0435499 Y2 JP H0435499Y2 JP 1985009159 U JP1985009159 U JP 1985009159U JP 915985 U JP915985 U JP 915985U JP H0435499 Y2 JPH0435499 Y2 JP H0435499Y2
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JP
Japan
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sliding door
case
closing device
automatic closing
spring
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JP1985009159U
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JPS61127283U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 この考案は、冷蔵シヨーケース等の引き戸を開
放後自動的に閉止させる、引き戸の自動閉止装置
に関するものである。
b 従来の技術 第4図は従来の引き戸の自動閉止装置の一例を
示す正面図であつて、家の出入口は引き戸1で開
閉可能になつている。引き戸1の上端片側部には
線材2の一端が取り付けられている。線材2の他
端は、戸当り部3内に収納されている引張りコイ
ルばね4の先端に取り付けられている。戸当り部
3内の上部には、ローラ5が取り付けられてお
り、このローラ5上を線材2が滑動する。
引き戸1に手を掛け引き戸1を鴨居6と敷居7
との間で開放方向に滑動させると、引き戸1の移
動に伴せて、線材2が戸当り部3から引き出され
るとともに、引張りコイルばね4は引張られ、引
張りコイルばね4には復元力が蓄積される。そし
て、開けた手を離すと、引き戸1は、引張りコイ
ルばね4の復元力を受けて、自動的に閉止方向に
滑動し、引き戸1は家の出入口を閉じる。
従来の引き戸の自動閉止装置は、戸当り部3内
に、引張りコイルばね4、ローラ5が取り付けら
れているので、家の出入口の構成が複雑となつて
製作コストも高くなり、かつ出入口の空間を大き
くとれなかつた。また、この自動閉止装置はあら
かじめ鴨居6、戸当り部3内に組み込まれている
ので、今まで引き戸の自動閉止装置が付いていな
い引き戸1に自動閉止装置を取り付けたり、逆に
自動閉止装置を取り外したいと希望しても簡単に
は希望どおりにならなかつた。
c 考案が解決しようとする問題点 上記のように従来の引き戸の自動閉止装置にお
いては、構成が複雑となつて製作コストが高くな
り、また引き戸1に対する取り付け、取り外しが
簡単にできないといつた問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、構成が簡単で、かつ引き戸11,
12に対する取り付け、取り外しが容易にできる
引き戸の自動閉止装置を得ることを目的とする。
d 問題点を解決するための手段 この考案の引き戸の自動閉止装置は、ケース1
6と、このケース16内に収納されているばね1
7と、このばね17に一端が接続され他端が引き
戸11,12に接続されてばね17の復元力によ
り引き戸12を閉じる方向に付勢する線材18と
を備え、ケース16は、一対の引き戸11,12
が閉じているときに対向する側の側端部11a,
12aのうち一方の側端部11aに取り付けら
れ、線材18は、他方の側端部12aに取り付け
られたものである。
e 作用 この考案においては、引き戸11,12に線材
18を取り付け、引き戸11,12を開放させる
と、線材18はケース16から引き出され、それ
に伴せてばね17に復元力を蓄積される。そし
て、引き戸11,12の開放を止め手を離すと、
ばね17の復元力により引き戸11,12は自動
的に閉じる。
f 実施例 以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を
示す図であつて、第1図は自動閉止装置の全体斜
視図、第2図は第1図に示す自動閉止装置が冷蔵
シヨーケースに取り付けられている状態を示す全
体斜視図、第3図は第2図の−線に沿う平面
での断面図である。冷蔵シヨーケース10の前面
には、透明ガラスからなる一対の引き戸11,1
2が鴨居13と敷居14との間を滑動自在に取り
付けられている。冷蔵シヨーケース10の前面中
央部には、鴨居13と敷居14との間に渡つて引
き戸11,12の自動閉止装置15が取り付けら
れている。
自動閉止装置15は、ケース16、このケース
16内に収納されているうず巻ばね17、うず巻
ばね17の復元力を引き戸11,12に伝達する
線材18等から構成されている。断面四角状のケ
ース16の一側面に、上下方向に延びる断面コ字
状の係止部19が形成されている。この係止部1
9に、引き戸11,12が閉じているときに引き
戸11,12どうしが対面する側端部11a,1
2aのうち、手前側の引き戸11の側端部11a
が嵌着される。ケース16が奥側の引き戸12に
対する面には、上下方向に延びるシール部材20
が設けられている。シール部材20の厚みは、手
前側の引き戸11と奥側の引き戸12との間に生
じる空隙25からの冷気の洩れを防ぎ、かつ引き
戸11,12のスムーズな開閉がなされるように
調整されている。
ケース16内には、第3図に示すようにうず巻
ばね17が設けられている。うず巻ばね17の一
端は止め部21に、他端は回転体22にそれぞれ
取り付けられている。回転体22の周縁部には、
溝23が形成されており、この溝23に線材18
が巻かれる。線材18の先端には、断面コ字状の
係合部材24が取り付けられている。この係合部
材24は、引き戸12の側端部12aに嵌着さ
れ、うず巻ばね17の復元力を引き戸12に伝達
し、かつ引き戸12の側端部12aを補強してい
る。
上記のように構成された自動閉止装置15を冷
蔵シヨーケース10に取り付けるには、まず鴨居
13と敷居14との間に取り付けられた引き戸1
2の側端部12aに係合部材24を嵌着する。次
に、線材18が引き戸11,12の間に位置する
ように引き戸11を鴨居13と敷居14との間に
取り付ける。その後、引き戸11の側端部11a
にケース16の係止部19を嵌着し、自動閉止装
置15の冷蔵シヨーケース10への取り付け作業
は終了する。
引き戸11に手を掛け、手前の引き戸11を左
方向に移動させて開ける場合には、係合部材24
を基点として線材18はケース16から引き出さ
れ、それとともに回転体22は回転して、うず巻
ばね17には復元力が蓄積される。そして、開け
た手を離すと、引き戸11は、うず巻ばね17の
復元力を受けて、自動的に閉止方向に移動して閉
じる。奥側の引き戸12を右方向に移動させて開
ける場合には、ケース16を基点として線材18
はケース16から引き出される。その後の引き戸
12の作用は引き戸11を開けたときと同様であ
る。
なお、上記実施例では一対の引き戸11,12
に自動閉止装置15を取り付けた場合について説
明したが、前述の従来のもののように例えば家の
出入口に用いられる一個の引き戸1にもこの考案
の自動閉止装置を取り付けることができる。ま
た、ばねはうず巻ばね17に限定されるものでは
なく、引張りばね、圧縮ばね、ねじりばね等であ
つてもよいことは勿論である。
g 考案の効果 以上説明したようにこの考案の引き戸の自動閉
止装置によれば、既存の引き戸11,12に簡単
に取り付けて、引き戸11,12に自動閉止機能
を備えることができる。また、その必要がないと
きには簡単に取り外すことができ、通常の引き戸
11,12に戻すことができる。さらに、自動閉
止装置15は、ケース16内に、ばね17、線材
18等を備えた簡単な構造であり、安価に製作さ
れる。
また、一対の引き戸11,12に自動閉止装置
15が取り付けられており、一つの自動閉止装置
15で両引き戸11,12の自動閉止機能を賄う
ことができ、コスト、スペースの点での効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は全体斜視図、第2図は第1図の自動
閉止装置が冷蔵シヨーケースに用いられている状
態を示す全体斜視図、第3図は第2図の−線
に沿う平面での断面図、第4図は従来の引き戸の
自動閉止装置の一例を示す正面図である。 11,12……引き戸、11a,12a……側
端部、15……自動閉止装置、16……ケース、
17……うず巻ばね(ばね)、18……線材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケース16と、このケース16内に収納され
    ているばね17と、このばね17に一端が接続
    され他端が引き戸11,12に接続されて、ば
    ね17の復元力により引き戸11,12を閉じ
    る方向に付勢する線材18とを備え、前記ケー
    ス16は、一対の前記引き戸11,12が閉じ
    ているときに対面する側の側端部11a,12
    aのうち一方の側端部11aに取り付けられ、
    前記線材18は、他方の側端部12aに取り付
    けられた自動閉止装置。 2 ケース16は、引き戸11,12の鴨居13
    と敷居14との間に設けられた実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の引き戸の自動閉止装置。
JP1985009159U 1985-01-28 1985-01-28 Expired JPH0435499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985009159U JPH0435499Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985009159U JPH0435499Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61127283U JPS61127283U (ja) 1986-08-09
JPH0435499Y2 true JPH0435499Y2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=30489113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985009159U Expired JPH0435499Y2 (ja) 1985-01-28 1985-01-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148468U (ja) * 1974-10-05 1976-04-12
JPS5210317U (ja) * 1975-07-11 1977-01-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148468U (ja) * 1974-10-05 1976-04-12
JPS5210317U (ja) * 1975-07-11 1977-01-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61127283U (ja) 1986-08-09

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