JPH0435484Y2 - - Google Patents

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JPH0435484Y2
JPH0435484Y2 JP1983046271U JP4627183U JPH0435484Y2 JP H0435484 Y2 JPH0435484 Y2 JP H0435484Y2 JP 1983046271 U JP1983046271 U JP 1983046271U JP 4627183 U JP4627183 U JP 4627183U JP H0435484 Y2 JPH0435484 Y2 JP H0435484Y2
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knob
locking
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ドアインナパネルに設けられたドア
ロツクノブの施解錠操作によりドアロツク装置を
施解錠する自動車用ドアロツク装置の施解錠機構
に関する。
従来の自動車用ドアロツク装置の施解錠機構と
しては、例えば第1図〜第3図に示すようなもの
がある。
すなわち、ドアトリム1に取付けられたグロメ
ツト10にはドアロツクノブ2が設けられてお
り、該ドアロツクノブ2の頭部21を押し下げ、
ドアロツクノブ2をグロメツト10内に押し込む
ことにより、ドアロツク装置3に設けられたノブ
レバー4が方向転換レバー5aと連結ロツド5b
とを有する伝達機構5を介して施錠位置に変位
し、ドアロツク装置3を施錠状態にすると共に、
平担部22aと傾斜面22bとから成るつまみ2
2の傾斜面22bを下から押し上げ、ドアロツク
ノブ2をグロメツト10から引き出すことによ
り、方向転換レバー5aが回動し、連結ロツド5
bに引かれ、ノブレバー4が伝達機構5を介して
解錠位置に変位し、ドアロツク装置3を解錠状態
にするようにし、また、逆にドアロツクノブ2を
押し込むと方向転換レバー5aが回動し、連結ロ
ツド5bに押されてノブレバー4が解錠位置に変
位するようにしたものであり、かつ前記ドアロツ
ク装置3には、ノブレバー4を前記施錠及び解錠
位置にてそれぞれ停止する第1停止部31が形成
されている。
しかしながら、このような従来の自動車用ドア
ロツク装置3の施解錠機構では、所定の荷重でド
アロツクノブ2を押し下げた際には、ノブレバー
4がその施錠位置にて第1停止部31に当接する
ので、該施錠位置でドアロツクノブ2も停止させ
られるが、所定の荷重以上でドアロツクノブ2を
強く押し下げた際には、ノブレバー4がその施錠
位置にて第1停止部31により停止されても、ド
アロツクノブ2は前記施錠位置を越えてさらに押
し下がろうとし、かつグロメツト10は該ドアロ
ツクノブ2が所定の位置以上に降下するのを制止
できないので、ドアロツクノブ2は前記施錠位置
を通り過ぎた位置まで押し下げられてしまい、前
記伝達機構5の一部を構成するロツド等の連結部
材等が変形し、破損したりすることがあるという
問題点があつた。
さらに、連結ロツド5bは変位方向に応じて圧
縮荷重と引張荷重とをともに受けて変位するの
で、逃げが取れず高い位置精度を要し、精度向上
のために調整が必要なので組立が煩雑でひいては
コストが嵩み、調整が狂うと動作不良を起しやす
く、また、前記のような悪条件で過負荷を受ける
おそれがあるので連結ロツド5bは太くて剛性の
あるものにしなければならず重くなるという問題
点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
成されたもので、所定荷重以上の強い力でドアロ
ツクノブ2を押し下げても、連結部材等が変形し
たり破損したりすることがなく、また組み付けの
容易な自動車用ドアロツク装置3の施解錠機構を
提供することを目的としている。
かかる目的を達成するため、本考案において
は、ドアの内側に設けられたドアロツクノブの施
解錠用操作によりドアロツク装置を施解錠する自
動車用ドアロツク装置の施解錠機構において、 前記ドアロツク装置を施錠状態にする施錠位置
と解錠状態にする解錠位置とに変位可能なノブレ
バーを前記ドアロツク装置に設けるとともに、該
ノブレバーを施錠位置および解錠位置にてそれぞ
れ停止する第1停止部を設け、 一端が前記ドアロツクノブに連結された第1連
結部材と、一端が前記ノブレバーに連結され、可
撓性のある案内管に挿通して押し引きいずれにも
動作伝達するケーブルである第2連結部材と、ド
アインナパネルに固設されたベース部材に枢支さ
れ、第1連結部材の動きを第2連結部材に伝達す
る方向転換部材とにより、ドアロツクノブの施解
錠操作をノブレバーに伝達する伝達機構を形成
し、 ノブレバーの施錠位置に対応する位置を若干通
りすぎた位置にて方向転換部材の回動を停止する
第2停止部を前記ベース部材に設けたことを特徴
とする自動車用ドアロツク装置の施解錠機構とし
たものである。
以下、図面に基ずき本考案の一実施例を説明す
る。なお従来例と同様の部位には同一符号を付す
る。
第4図〜第7図は本考案の一実施例を示してお
り、ドアトリム1に取付けられたグロメツト10
にはドアロツクノブ2が上下方向に変位可能に設
けられており、該ドアロツクノブ2には、平担部
22aと傾斜面22bとから成るつまみ22が形
成されている。
ドアインナパネルAに取付けられたドアロツク
装置3には、ノブレバー4が設けられており、該
ノブレバー4は、ドアロツク装置3を施錠状態に
する施錠位置とドアロツク装置3を解錠状態にす
る解錠位置との間で変位可能に基板32に枢支さ
れている。該基板32には、ノブレバー4を施錠
および解錠位置にて夫々停止する第1停止部31
が形成されている。
前記ノブレバー4には、施錠位置にて第1停止
部31に当接する第1係止部41と、解錠位置に
て第1停止部31に当接する第2係合部42とが
形成されている。
前記ドアロツクノブ2とノブレバー4との間に
は、ドアロツクノブ2の施錠操作(押し下げ操
作)及びドアロツクノブ2の解錠操作(押し上げ
操作)をノブレバー4に伝達し、該ノブレバー4
を施錠位置及び解錠位置に変位させる伝達機構5
が配設されている。
該伝達機構5は、一端50aがドアロツクノブ
2に締結された第1連結部材50と、一端51a
がノブレバー4の連結部43に締結された第2連
結部材51と、ドアインナパネルAに固設された
ベース部材52に枢支され、第1連結部材50の
上下方向の動きを水平方向の動きに変換して第2
連結部材51に伝達する方向変換部材53とから
構成されている。
前記第1連結部材50他端50bは、結合部材
54によつて方向変換部材53の第1レバー部5
3aの端部に連結されている。
第2連結部材51は、ベース部材52の取付部
52aと基板32の取付部32aとに両端55
a,55bが固設された可撓性のある案内管55
内に挿通されている。第2連結部材51は、可撓
性のある案内管55に挿通して座屈が抑えられる
ことにより押し引きいずれにも動作伝達するもの
である。
第6図に示すように、第2連結部材51の他端
51bは、方向変換部材53の第2レバー部53
bの端部に形成された穴53c内に嵌入され、か
つ第2レバー部53bに枢支された取付部材56
に固設されている。
同様に、第2連結部材51の一端51aは、ノ
ブレバー4の連結部43に取付けられた、前述の
取付部材58と同様の取付部材57に固設されて
いる。
第5図、第7図に示すように、前記ベース部材
52には、ノブレバー4の施錠位置に対応する位
置を若干通り過ぎた位置にて方向変換部材53の
側部53dに係合し、該方向変換部材53の回動
を停止させる第2停止部52bが形成されてい
る。
上記構成を有する自動車用ドアロツク装置3の
施解錠機構では、所定の荷重でドアロツクノブ2
の頭部21を押し下げて、ドアロツクノブ2を施
錠位置(第4図の実線で示された位置)に変位さ
せると、第1連結部材50が下方へ動き、方向変
換部材53が第4図の二点鎖線で示された位置か
ら反時計方向へ回動し、第2連結部材51が右方
向に変位し、ノブレバー4が二点鎖線で示された
解錠位置から反時計方向に回動され、第1係合部
41が第1停止部31に当接することにより、ノ
ブレバー4が施錠位置(第4図の実線で示された
位置)にて停止する。それによつてドアロツク装
置3は施錠状態になつている。
なお、第1係合部41が第1停止部31に当接
することによつて、ドアロツクノブ2及び方向変
換部材53は、それぞれ第4図の実線で示された
施錠位置にて停止する。
そして、ドアロツク装置3を解錠状態にするに
は、ドアロツクノブ2の傾斜面22bを押し上
げ、上記とは逆の動作をさせることにより、ノブ
レバー4を、その第2係合部42が第1停止部3
1に当接する施錠位置に変位させればよい。
なお、ドアロツクノブ2を前記施錠位置に変位
させる際に、所定荷重以上の強い力でドアロツク
ノブ2を押し下げても、方向変換部材53の側部
53dが第2停止部52bに当接することにより
方向変換部材53の回動が、前記施錠位置を若干
通り過ぎた位置にて停止されるので前記第2連結
部材51には過負荷は作用しない。
なお、第1連結部材50には強い負荷が作用す
るが、該第1連結部材50は短いので、強い負荷
により変形したりする心配はない。
そして、第2連結部材51は、細いケーブルで
あつて、可撓性のある案内管55に内嵌されてい
るので、両端のドアロツク装置3あるいは、方向
変換部材53を枢支しているベース部材52の位
置精度が悪くてもその誤差を吸収して伝達精度に
影響が出ず、組み付けが容易である。
また、車種や仕様によりドアロツク装置3と方
向変換部材53との位置関係が変わつた場合でも
配索の自由度が高いので相当の範囲まで対応する
ことができる。
本考案に係る自動車用ドアロツク装置の施解錠
機構によれば、所定荷重以上の強い力でドアロツ
クノブを押し下げても、ノブレバーの施錠位置に
対応する位置を若干通りすぎた位置にて方向変換
部材の回動がベース部材に形成された第2停止部
により停止されるので、過負荷により連結部材等
が変形したり、破損したりすることはない。
第2連結部材は過負荷を受けないので、軽量化
した細いケーブルとすることができ、組み付け誤
差を吸収するので組み付け性がよく、可撓性があ
つて配索自由度が高いので車種や仕様による位置
関係の違いにも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来例を示しており、第1図
は取付状態を示す平面図、第2図は一部拡大平面
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、第
4図〜第7図は本考案の一実施例を示しており、
第4図は取付状態を示す平面図、第5図は要部拡
大平面図、第6図は第5図の−線に沿う断面
図、第7図は第5図の−線に沿う断面図であ
る。 2……ドアロツクノブ、3……ドアロツク装
置、4……ノブレバー、5……伝達機構、31…
…第1停止部、50……第1連結部材、51……
第2連結部材、52……ベース部材、53……方
向変換部材、52b……第2停止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドアの内側に設けられたドアロツクノブの施解
    錠操作によりドアロツク装置を施解錠する自動車
    用ドアロツク装置の施解錠機構において、 前記ドアロツク装置を施錠状態にする施錠位置
    と解錠状態にする解錠位置とに変位可能なノブレ
    バーを前記ドアロツク装置に設けるとともに、該
    ノブレバーを施錠位置および解錠位置にてそれぞ
    れ停止する第1停止部を設け、 一端が前記ドアロツクノブに連結された第1連
    結部材と、一端が前記ノブレバーに連結され、可
    撓性のある案内管に挿通して押し引きいずれにも
    動作伝達するケーブルである第2連結部材と、ド
    アインナパネルに固設されたベース部材に枢支さ
    れ、第1連結部材の動きを第2連結部材に伝達す
    る方向転換部材とにより、ドアロツクノブの施解
    錠操作をノブレバーに伝達する伝達機構を形成
    し、 ノブレバーの施錠位置に対応する位置を若干通
    りすぎた位置にて方向転換部材の回動を停止する
    第2停止部を前記ベース部材に設けたことを特徴
    とする自動車用ドアロツク装置の施解錠機構。
JP1983046271U 1983-03-30 1983-03-30 自動車用ドアロツク装置の施解錠機構 Granted JPS59152069U (ja)

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JP1983046271U JPS59152069U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 自動車用ドアロツク装置の施解錠機構

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JPS59152069U JPS59152069U (ja) 1984-10-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723495Y2 (ja) * 1987-10-08 1995-05-31 マツダ株式会社 車両のドアロック装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811275A (ja) * 1981-07-08 1983-01-22 日産自動車株式会社 自動車の緊急ドアロツク解錠装置
JPS5965176A (ja) * 1982-10-02 1984-04-13 日産自動車株式会社 ドアロツクの施解錠操作装置

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