JPH04354497A - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

Info

Publication number
JPH04354497A
JPH04354497A JP12965091A JP12965091A JPH04354497A JP H04354497 A JPH04354497 A JP H04354497A JP 12965091 A JP12965091 A JP 12965091A JP 12965091 A JP12965091 A JP 12965091A JP H04354497 A JPH04354497 A JP H04354497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
extension
key
office line
central office
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12965091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3023204B2 (ja
Inventor
Akiyoshi Watabe
渡 部 明 美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3129650A priority Critical patent/JP3023204B2/ja
Publication of JPH04354497A publication Critical patent/JPH04354497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3023204B2 publication Critical patent/JP3023204B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にボタン電話装置に
関し、特に各内線電話機が行なっている局線通話を保留
状態とする保留機能と保留状態とされた局線通話の接続
を他の内線電話機に切り換える転送機能とを有するボタ
ン電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボタン電話装置は、一般に、複数台の内
線電話機と、これら各々の内線電話機及び局線が接続さ
れた主装置とを備えた構成となっている。
【0003】主装置は、局線とボタン電話装置との接続
や、各内線電話機間で行なわれる制御データの媒介や、
互いに対応する入PCMハイウェイと出PCMハイウェ
イ同士の間の時分割交換接続等を実行する。これら各種
動作を実行することにより主装置は、複数台の内線電話
機同士を交換接続する内線通話と、これら各々の内線電
話機と局線とを交換接続する局線通話とを設定するよう
になっている。更に、主装置は、各内線電話機が行なっ
ている局線通話を保留とする機能と、保留とされた局線
通話の接続を、他の内線電話機に切り換える転送機能と
を有している。主装置の上記保留機能、転送機能につい
ては、後述する。
【0004】一方、上記各内線電話機は、内線通話と局
線通話とが行なえるように、ハンドセットの送/受話器
を始め、送/受話回路系、キーボード上に設けられた各
種キーや各種ボタン等を備えている。のみならず、上記
各内線電話機は、前記主装置を通して他の内線電話機と
の間で内線通話を行なうための制御データの授受、主装
置との間で局線通話を行なうための制御データの授受が
行なえる回路構成となっている。更に、各内線電話機の
キーボード上には、各内線電話機が行なっている局線通
話を保留状態とするための保留キーと、この保留キーに
よって保留状態とされた局線通話の接続を他の内線電話
機に切り換える転送状態とするための転送キーとが夫々
設けられている。
【0005】上記構成のボタン電話装置において、局線
通話を行なっている内線電話機の話者が、上記保留キー
を押圧操作すると、該内線電話機のキーボードから保留
キーの操作情報が該内線電話機の制御部に与えられ、こ
の内線電話機の制御部から更に主装置の制御部に与えら
れる。主装置の制御部は、上記操作情報が上記内線電話
機の制御部から与えられると、上記内線電話機を保留モ
ードに設定すべく、上記内線電話機の制御部に対し種々
の制御信号を送出する。このようなプロセスを経て上記
内線電話機が保留モードとなると、上記内線電話機は空
(アイドル)状態となり、局線に対しては主装置から保
留音信号が送出されることとなる。
【0006】上記保留モードとされた内線電話機は、局
線を捕捉していない。そのため、上記内線電話機を保留
モードから転送モードとするには、転送キーを押圧操作
することによって保留モードを解除し、開放していた局
線を再捕捉する動作が必要となる。
【0007】即ち、保留モードとされている内線電話機
の話者が、前記転送キーを押圧操作すると、該内線電話
機のキーボードから転送キーの操作情報が該内線電話機
の制御部に与えられ、この内線電話機の制御部から更に
主装置の制御部に与えられる。これによって主装置の制
御部は、転送キーが操作されたことを認識し、主装置に
内蔵されている局線インターフェースユニットを制御す
ることによって局線の再捕捉を行なう。このように、局
線インターフェースユニットによって局線の再捕捉が行
なわれた後、上記内線電話機のキーボードから転送先内
線電話機を示す番号データが入力されると、主装置の制
御部は、転送先内線電話機の制御部に対し種々の制御デ
ータを送出する。この制御データの送出後、上記内線電
話機のフックスイッチがオンフックされたことを示す情
報が入力されると、主装置の制御部は、局線通話の接続
を、上記転送先内線電話機に切換える転送動作を実行す
ることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したご
とき構成の従来のボタン電話装置においては、局線通話
中の内線電話機の話者が該局線通話を別の内線電話機に
転送するには、まず保留キーの操作によって該内線電話
機を、一旦上述した保留モードとしなければならないた
めに、保留キーの操作と転送キーの操作とが必要であり
、操作が煩わしいという欠点があった。
【0009】又、上記内線電話機において、保留キーが
操作されただけの状態では、局線は開放状態となってい
るから、該内線電話機の保留が解除されない限り他の内
線電話機により保留再応答が可能であるが、転送キーが
押圧操作されてしまうと、上述したように局線は該内線
電話機のために主装置の局線インターフェースユニット
によって再度捕捉されることとなる。よって、上記内線
電話機による独占保留状態が生じてしまい、前記局線通
話が転送されない場合でも、転送キーが押圧操作された
内線電話機以外の内線電話機からは保留再応答ができな
くなってしまうという不具合もあった。
【0010】従って本発明は、上記事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、局線通話の転送を行なうに際
してまず保留キーを操作してから転送キーを操作すると
いうような煩わしいキー操作を必要とせず、且つ保留状
態とされた局線通話が、該転送先内線電話機を示す番号
データが上記内線電話機から入力されて転送先内線電話
機に転送可能な状態となるまでの間は、キーが操作され
た内線電話機以外の内線電話機からも保留再応答を行な
うことが可能なボタン電話装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数台の内線電話機と、局線と前記複数台
の内線電話機とが接続されており、局線通話中の各内線
電話機を保留モードとする機能と保留モードとされた内
線電話機の局線通話の接続を他の内線電話機に切り換え
る転送モードとする機能とを有する主装置とを備えたボ
タン電話装置において、前記各内線電話機は、前記主装
置に対し、局線通話中の内線電話機を保留モード及び転
送モードにモード設定することを要求するための信号を
出力する保留モード/転送モード設定要求信号出力手段
、を有し、前記主装置は、局線通話中の内線電話機から
前記要求信号が与えられると、前記内線電話機による前
記局線の捕捉を開放させるとともに、前記要求信号が与
えられた後所定時間経過前に転送先内線電話機を示す識
別データが前記内線電話機から出力されたか否かにより
、前記内線電話機のモードを転送モードとするか保留モ
ードとするかを決定する決定手段、を有する構成とした
【0012】
【作用】上記構成において、決定手段は、局線通話を行
なっている内線電話機の保留モード/転送モード設定要
求信号出力手段から要求信号が与えられたことを認識す
ると、前記内線電話機による局線の捕捉を開放させると
ともに、前記要求信号が与えられた後所定時間経過前に
転送先内線電話機を示す識別データが前記内線電話機か
ら出力されたか否かにより、前記内線電話機のモードを
転送モードとするか保留モードとするかを決定すること
となる。即ち、前記保留モード/転送モード設定要求信
号出力手段から出力された上記要求信号は、前記内線電
話機のモードを保留モード、転送モードのどちらかに設
定することを要求しているものであって、前記内線電話
機のモードを保留モードとすることを要求しているので
もないし、又、転送モードとすることを要求しているの
でもない。従って、上記要求信号が主装置に与えられた
時点では、前記内線電話機のモードは保留、転送のいず
れのモードにも設定されていない。
【0013】上記所定時間経過前に前記内線電話機から
前記局線通話の転送先内線端末を示す識別データが与え
られた場合には、決定手段は、前記内線電話機のモード
を転送モードに決定する。即ち、この内線電話機の話者
が前記転送先識別データの入力後該内線電話機のハンド
セットをオンフックするか或いは一定の時間が経過すれ
ば、上記転送先識別データによって主装置から転送先の
内線電話機に内線呼出し信号が出力され、この内線呼出
し信号により転送先内線電話機の話者がハンドセット等
をオフフックすることによって該内線電話機と前記局線
通話の相手方端末とが通話状態となる。
【0014】一方、上記所定時間経過前に前記内線電話
機から前記局線通話の転送先内線端末を示す識別データ
が与えられなかった場合には、決定手段は、前記内線電
話機のモードを保留モードに決定する。即ち、この内線
電話機の話者が該内線電話機のハンドセットをオンフッ
クするか、或いは主装置が内線ダイヤルトーンを該内線
電話機に送出したときから一定の時間が経過すれば、該
内線電話機は保留状態(即ち、アイドル状態)となる。
【0015】即ち、上記構成によれば、局線通話の保留
と転送とが1つのキーを操作するだけで行なうことがで
き、該キーが操作された時点では、内線電話機のモード
が保留、転送いずれのモードにも設定されず、該キーが
操作された後所定時間経過前にフックスイッチがオンフ
ックされた場合には保留モードに、又、上記所定時間経
過前に転送先内線電話機を示す番号データが与えられ、
その後フックスイッチがオンフックされた場合には転送
モードに、夫々モード選択されることとなるので、前記
目的を達成することが可能となった。
【0016】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例に従うボタン電
話装置が備えている主装置の構成を示したものである。 図1にて示した主装置1は、制御ユニット3を始め、局
線インターフェースユニット5、ボタン電話機インター
フェースユニット7、標準電話機インターフェースユニ
ット9、スピーチハイウェイ11及び制御データハイウ
ェイ13を備えている。
【0018】前述した局線インターフェースユニット5
は、局線15と接続されており、該局線インターフェー
スユニット5は、制御データハイウェイ13と接続され
ているプロセッサ21を始め、実装数4の局線インター
フェース回路23、スピーチハイウェイ11と接続され
ているタイムスロットアサイナ25及び実装数4のコー
デック27を備えている。前記ボタン電話機インターフ
ェースユニット7は、複数台のボタン電話機17と接続
されており、該ボタン電話機インターフェースユニット
7は、制御データハイウェイ13と接続されているプロ
セッサ29を始め、実装数8のボタン電話機インターフ
ェース回路31、スピーチハイウェイ11と接続されて
いるタイムスロットアサイナ33及び実装数8のコーデ
ック35を備えている。前記標準電話機インターフェー
スユニット9は、複数台の標準電話機19と接続されて
おり、該標準電話機インターフェースユニット9は、制
御データハイウェイ13と接続されているプロセッサ3
7を始め、実装数8の単独電話機インターフェース回路
39、スピーチハイウェイ11と接続されているタイム
スロットアサイナ41及び実装数8のコーデック43を
備えている。
【0019】前記制御ユニット3は、制御データハイウ
ェイ13、スピーチハイウェイ11等を通して局線イン
ターフェースユニット5、ボタン電話機インターフェー
スユニット7及び標準電話機インターフェースユニット
9をその制御下に置くことで、主装置1全体を制御する
。前記制御ユニット3は、各々がマイコンバスライン5
7と接続されているメインプロセッサ45、プロセッサ
47、ROM49、RAM51、タイムスイッチ回路5
3、会議回路55と、タイムスイッチ回路53と接続さ
れているトーンデータROM61と、CPU&タイムス
イッチ周辺回路59とを備えている。前記プロセッサ4
7は、制御データハイウェイ13と、又前記タイムスイ
ッチ回路53は、スピーチハイウェイ11と夫々接続さ
れている。
【0020】上記構成について更に詳述すれば、以下の
ようである。
【0021】前述した各々の局線インターフェース回路
23は、前記プロセッサ21の制御下で、局線15から
着信した着信ベル信号の検出、局線15を捕捉すること
による直流ループの閉結/開放、該閉結された直流ルー
プを通して局交換機(図示しない)から供給される直流
電圧の極性反転の検出及び局線15へのダイヤルパルス
の送出等を行なうようになっている。各々のコーデック
27は、前記プロセッサ21の制御下で、局線15から
入力された受話音声信号をA/D変換してPCM信号と
した後、このPCM信号を、タイムスロットアサイナ2
5によって指定された上りスピーチハイウェイ(この上
りスピーチハイウェイは、スピーチハイウェイ11中に
包含されている)中のタイムスロットに送出する。各コ
ーデック27は、又、プロセッサ21の制御下で、タイ
ムスロットアサイナ25によって指定された下りスピー
チハイウェイ(この下りスピーチハイウェイは、上りス
ピーチハイウェイとともにスピーチハイウェイ11中に
包含されている)中のタイムスロットから送出されたP
CM信号をD/A変換して送話音声信号とした後、この
送話音声信号を局線15に送出する。タイムスロットア
サイナ25は、上記実装数4のコーデック27夫々につ
き予め定められたタイムスロットアドレスとスピーチハ
イウェイ11からのフレーム同期信号及びクロックとに
基づき、各コーデック27がスピーチハイウェイ11と
音声信号データを送受するタイミング(即ち、タイムス
ロット)を決定し、上記各コーデック27に通知するよ
うになっている。
【0022】プロセッサ21は、既に説明した内容から
明らかなように、実装数4の局線インターフェース回路
23をその制御下に置く。プロセッサ21は、通信制御
用のプロセッサであり、制御データハイウェイ13、プ
ロセッサ47及びマイコンバスライン57を通してメイ
ンプロセッサ45との間で4回路分の局線インターフェ
ース回路23を制御するための制御信号の授受を行なう
ようになっている。プロセッサ21には、記憶回路が内
蔵されている。
【0023】前記各々のボタン電話機インターフェース
回路31は、プロセッサ29の制御下で、夫々発呼信号
の送出、直流電圧の供給及びダイヤルパルスの送出等を
行なうようになっている。各コーデック35は、前述し
た実装数4のコーデック27と略同様に機能する。即ち
、これら各々のコーデック35は、ボタン電話機17か
ら入力された送話音声信号をA/D変換してPCM信号
とした後、このPCM信号を、タイムスロットアサイナ
33によって指定された上りスピーチハイウェイ中のタ
イムスロットに送出する。各コーデック35は、又、タ
イムスロットアサイナ33によって指定された下りスピ
ーチハイウェイ中のタイムスロットに設定されているP
CM信号を入力し、これをD/A変換して受話音声信号
とした後、この受話音声信号をボタン電話機17に送出
する。タイムスロットアサイナ33は、前記タイムスロ
ットアサイナ25と略同様に機能する。即ち、タイムス
ロットアサイナ33は、上記実装数8のコーデック35
の夫々につき、予め定められたタイムスロットアドレス
とスピーチハイウェイ11からのフレーム同期信号及び
クロックとに基づき、各コーデック35がスピーチハイ
ウェイ11と音声信号データを送受するタイミング(即
ち、タイムスロット)を決定し、上記各コーデック35
に通知するようになっている。
【0024】プロセッサ29は、前記プロセッサ21と
略同様に、実装数8のボタン電話機インターフェース回
路31をその制御下に置く。プロセッサ29は、通信制
御用のプロセッサであり、制御データハイウェイ13、
プロセッサ47及びマイコンバスライン57を通してメ
インプロセッサ45との間でボタン電話機インターフェ
ース回路8回路分の制御信号の授受を行なうようになっ
ている。プロセッサ29には、記憶回路が内蔵されてい
る。
【0025】前記各々の標準電話機インターフェース回
路39は、プロセッサ37の制御下で、夫々発呼信号の
送出、直流電圧の供給及びダイヤルパルスの送出等を行
なうようになっている。各コーデック43は、前述した
実装数4のコーデック27や実装数8のコーデック35
と略同様に機能する。即ち、これら各々のコーデック4
3は、各標準電話機19から入力された送話音声信号を
A/D変換してPCM信号とした後、このPCM信号を
、タイムスロットアサイナ41によって指定された上り
スピーチハイウェイ中のタイムスロットに送出する。 各コーデック43は、又、タイムスロットアサイナ41
によって指定された下りスピーチハイウェイ中のタイム
スロットに設定されているPCM信号を入力し、これを
D/A変換して受話音声信号とした後、この受話音声信
号を各標準電話機19に夫々送出する。タイムスロット
アサイナ41は、前記タイムスロットアサイナ25,3
3と略同様に機能する。即ち、タイムスロットアサイナ
41は、上記実装数8のコーデック43の夫々につき、
予め定められたタイムスロットアドレスとスピーチハイ
ウェイ11からのフレーム同期信号及びクロックとに基
づき、各コーデック43がスピーチハイウェイ11と音
声信号データを送受するタイミング(即ち、タイムスロ
ット)を決定し、上記各コーデック43に通知するよう
になっている。
【0026】プロセッサ37は、前記プロセッサ21,
29と同様に、実装数8の標準電話機インターフェース
回路39をその制御下に置く。プロセッサ37は、前記
プロセッサ21,29におけると同様に通信制御用のプ
ロセッサであり、制御データハイウェイ13、プロセッ
サ47及びマイコンバスライン57を通してメインプロ
セッサ45との間で標準電話機インターフェース回路8
回路分の制御信号の授受を行なうようになっている。プ
ロセッサ37には、記憶回路が内蔵されている。なお、
制御データハイウェイ13は、上り制御データハイウェ
イと下り制御データハイウェイとから成っている。
【0027】以上説明した内容は、局線インターフェー
スユニット5、ボタン電話機インターフェースユニット
7、標準電話機インターフェースユニット9が夫々具備
している各部の構成に関するものである。次に、制御ユ
ニット3が具備している各部の構成に関して詳述する。
【0028】プロセッサ47は、前述した局線インター
フェースユニット5内に設けられているプロセッサ21
、ボタン電話機インターフェースユニット7内に設けら
れているプロセッサ29、標準電話機インターフェース
ユニット9内に設けられているプロセッサ37等と同様
に、通信制御用のプロセッサである。プロセッサ47は
、上述した制御データハイウェイ13とメインプロセッ
サ45との間の制御データの授受を制御するようになっ
ている。ROM49は、メインプロセッサ45の制御下
で、例えば呼制御プログラムを始め、主装置1を始めと
するボタン電話装置を構成している各部の駆動を制御す
るための各種プログラム等を内蔵している。
【0029】更に、本発明の一実施例に従えば、上記R
OM49には、局線通話中のボタン電話機17を保留モ
ード或いは転送モードにモード設定するためのプログラ
ムも内蔵されている。このプログラムは、図2にて示す
保留/転送キー67が押圧操作されることによって実行
が開始され、以下に説明するRAM51に設定されてい
る内線ダイヤルトーンタイマのカウントアップ、フック
スイッチのオンフック或いはビジートーンタイマのカウ
ントアップ等によって実行が終了する。
【0030】RAM51は、メインプロセッサ45の制
御下に置かれ、メインプロセッサ45からマイコンバス
ライン57を通して与えられる制御信号に基づいて各種
データの書込み/読出しが随時実行されるようになって
いる。RAM51について更に詳述すると、該RAM5
1の記憶領域内には、例えば、端末、即ち前記複数台の
ボタン電話機17や前記複数台の標準電話機19等の空
き/塞がり情報や、前記各プロセッサ21,29,37
等から夫々制御データハイウェイ13、プロセッサ47
及びマイコンバスライン57を通してRAM51に与え
られる制御情報が、一時的な記憶情報として書込まれる
【0031】更に、本発明の一実施例に従えば、上記R
AM51の記憶領域内には、内線ダイヤルトーンタイマ
とビジートーンタイマとが設定されている。上記内線ダ
イヤルトーンタイマは、図2にて示す保留/転送キー6
7の押圧操作情報がプロセッサ29から与えられた時点
を基準として、対応するボタン電話機17に内線ダイヤ
ルトーンを送出するために予め設定されている時間をカ
ウントするものである。即ち、この内線ダイヤルトーン
タイマがカウントアップする前に、前記ボタン電話機1
7から転送先ボタン電話機17を示すダイヤル番号デー
タが与えられれば、前記ボタン電話機17は転送モード
とされ、前記内線ダイヤルトーンタイマがカウントアッ
プする前に、前記ボタン電話機17から前記ダイヤル番
号データが与えられなければ、前記ボタン電話機17は
保留モードとされることとなる。なお、内線ダイヤルト
ーンタイマがカウントアップする前に、前記転送先ダイ
ヤル番号データが与えられ且つ前記ボタン電話機17の
フックスイッチのオンフック情報が与えられたときには
、前記内線ダイヤルトーンタイマは、カウント動作を停
止する。一方、上記ビジートーンタイマは、上記内線ダ
イヤルトーンタイマがカウントアップする前に前記ダイ
ヤル番号データが与えられ且つフックスイッチがオンフ
ックされた場合以外は、上記内線ダイヤルトーンタイマ
がカウントアップしたことに起因して対応するボタン電
話機17にビジートーンを送出するために予め設定され
ている時間をカウントするようになっている。上記ビジ
ートーンタイマがカウントアップすることで、主装置1
から対応するボタン電話機17に対するビジートーンの
送出は停止される。上記ビジートーンタイマは、上記内
線ダイヤルトーンタイマがカウントアップする前に転送
先ダイヤル番号データが対応するボタン電話機17から
与えられたとき、即ち、対応するボタン電話機17が転
送モードにモード設定されているときに、対応するボタ
ン電話機17のフックスイッチがオンフックされた場合
には、カウントアップ前であっても、直ちにカウント動
作を停止する。即ち、これによって主装置1から対応す
るボタン電話機17に対するビジートーンの送出は停止
される。又、上記ボタン電話機17が転送モードとされ
た後、フックスイッチがオフフックのまま上記ビジート
ーンタイマがカウントアップした場合には、転送先内線
電話機に対するダイヤル発信が実行されることとなる。
【0032】なお、上述した内線ダイヤルトーンタイマ
がカウントアップする前に、前記対応するボタン電話機
17から転送先ダイヤル番号データが与えられなかった
場合、即ち、前記対応するボタン電話機17が保留モー
ドにモード設定されている場合には、該ボタン電話機1
7のフックスイッチがオンフックされると、前記ビジー
トーンは、上記ボタン電話機17のスピーカ(図示しな
い)から出力され、フックスイッチがオフフック状態を
保持していれば、ハンドセット63の受話器(図2にて
示す)から出力される。前記ビジートーンタイマがカウ
ントアップした後は、主装置1からは如何なるトーンも
送出されず、上記ボタン電話機17はアイドル状態とな
る。
【0033】トーンデータROM61は、タイムスイッ
チ回路53と接続されており、例えば、内線ダイヤルト
ーンデータを始め、ビジートーンデータ、保留音データ
、リンギングトーンデータ等の各種トーンデータを、常
時タイムスイッチ回路53に出力するようになっている
【0034】タイムスイッチ回路53は、通話メモリ、
カウンタ回路等から成っていて、メインプロセッサ45
の制御下に置かれ、スピーチハイウェイ11を構成して
いる上りスピーチハイウェイ上の複数チャネルのタイム
スロットの夫々と、該上りスピーチハイウェイとともに
スピーチハイウェイ11を構成している下りスピーチハ
イウェイ上の複数チャネルの夫々との間において時分割
交換接続を行なうようになっている。タイムスイッチ回
路53は、トーンデータROM61から出力される各種
トーンデータを、下りスピーチハイウェイ上の所定のタ
イムスロットに送出するようになっている。
【0035】会議回路55には、電話会議を行なうとき
の会議用テーブルが内蔵されている。
【0036】メインプロセッサ45は、該メインプロセ
ッサ45が設けられている制御ユニット3の各部を始め
、局線インターフェースユニット5を構成している各部
、ボタン電話機インターフェースユニット7を構成して
いる各部、標準電話機インターフェースユニット9を構
成している各部等、主装置1を構成している各部をその
制御下に置く。メインプロセッサ45は、既に説明した
ように、マイコンバスライン57、プロセッサ47及び
制御データハイウェイ13を通してプロセッサ21との
間で、局線インターフェースユニット5を制御するため
の制御信号を始めとする各種制御信号の授受を行なう。 メインプロセッサ45は、又、マイコンバスライン57
、プロセッサ47及び制御データハイウェイ13を通し
てプロセッサ29との間で、ボタン電話機インターフェ
ースユニット7を制御するための制御信号を始めとする
各種制御信号の授受を行なう。メインプロセッサ45は
、上記と同様に、マイコンバスライン57、プロセッサ
47及び制御データハイウェイ13を通してプロセッサ
37との間で、標準電話機インターフェースユニット9
を制御するための制御信号を始めとする各種制御信号の
授受を行なうようになっている。
【0037】メインプロセッサ45は、RAM51の記
憶領域内に一時的に保持されている前記複数台のボタン
電話機17の空き/塞がり情報、前記複数台の標準電話
機19の空き/塞がり情報を定期的に参照して、いずれ
のボタン電話機17、標準電話機19が局線通話或いは
内線通話を行なっているか否かをチェックする。即ち、
該チェックの結果、いずれかのボタン電話機17が局線
発信を行なったり或いは上記ボタン電話機17のいずれ
かに対し局線着信があったことを認識すると、メインプ
ロセッサ45は、上記ボタン電話機17と局線15との
間において局線通話を可能とすべく、各部を制御する。 このようにして局線通話を行なっているボタン電話機1
7から、図2にて示した保留/転送キー67の押圧操作
情報が与えられると、メインプロセッサ45は、ROM
49に内蔵されている保留モード/転送モード設定プロ
グラムに従って、RAM51の記憶領域内に設定されて
いる前記内線ダイヤルトーンタイマを起動させるととも
に、上記保留モード/転送モード設定プログラムの実行
を開始し、既述のような制御動作を開始することとなる
。即ち、メインプロセッサ45は、局線15に対しては
、タイムスイッチ回路53を制御することにより、トー
ンデータROM61から常時出力されている前記各種ト
ーンデータの中から保留音データを読出し、該保留音デ
ータを前述した下りスピーチハイウェイ、コーデック2
7等を通して局線15に送出する。一方、メインプロセ
ッサ45は、前記保留/転送キー67の押圧操作情報を
出力したボタン電話機17に対しては、タイムスイッチ
回路53を制御することにより、トーンデータROM6
1から常時出力されている各種トーンデータの中から内
線ダイヤルトーンデータを読出し、該内線ダイヤルトー
ンデータを前述した下りスピーチハイウェイ、コーデッ
ク35等を通して上記ボタン電話機17に送出する。
【0038】上記トーンデータROM61からの内線ダ
イヤルトーンデータの送出は、前述したようにRAM5
1内の内線ダイヤルトーンタイマがカウントアップする
か或いは、上記ボタン電話機17から転送ダイヤル番号
データが入力され且つそのフックスイッチがオンフック
されるまで継続される。上記内線ダイヤルトーンタイマ
がカウントアップしたことを認識すると、メインプロセ
ッサ45は、前述した保留モード/転送モード設定プロ
グラムに従い、引続きビジートーンタイマを起動させる
。メインプロセッサ45は、これとともに上記ボタン電
話機17に対しては、タイムスイッチ回路53を制御す
ることによってトーンデータROM61から常時出力さ
れている各種トーンデータ中よりビジートーンデータを
読出し、該ビジートーンデータを上記経路を通して上記
ボタン電話機17に送出する。このビジートーンデータ
の送出時間の詳細については、既述の通りである。上記
内線ダイヤルトーンタイマがカウントアップする前に、
上記ボタン電話機17から転送先ダイヤル番号データが
与えられなければ、メインプロセッサ45は、前述した
制御データ授受の経路を通して上記ボタン電話機17を
保留モードにモード設定することとなる。このようにし
て保留モードとされたボタン電話機17は、局線15を
捕捉していないから、他のボタン電話機17から保留再
応答が行なえる。
【0039】上記内線ダイヤルトーンタイマがカウント
アップする前に、転送先ダイヤル番号データが与えられ
れば、上記ボタン電話機17を転送モードとし、そのフ
ックスイッチがオンフック状態となった時点で、転送先
ボタン電話機17に対してダイヤル発信を行なうことと
なる。このときの上記ボタン電話機17に対するビジー
トーンの送出についても既述の通りである。
【0040】次に、上記構成のボタン電話装置において
、いずれかのボタン電話機17が行なっている局線通話
を他のボタン電話機17に転送するに際しての制御動作
につき、図3のタイミングチャートを参照しながら説明
する。
【0041】局線15から局線インターフェースユニッ
ト5に対して着呼信号が着信したことを認識すると、メ
インプロセッサ45は、前記複数台のボタン電話機17
、標準電話機19の中から呼出し可能な端末に対して着
信を通知する。この着信の通知は、各々のボタン電話機
17に対しては、各々のボタン電話機17が具備してい
る局線LEDの点滅指令信号の送出等によって行なわれ
る。この着信の通知に対して複数台のボタン電話機17
中のいずれかが応答(即ち、フックスイッチがオフフッ
ク状態となる)すると、メインプロセッサ45は、局線
インターフェース回路23に、局線15を捕捉させる。 これによって上記ボタン電話機17と局線15との間に
おける直流ループの閉結が行なわれる。一方、メインプ
ロセッサ45は、上記応答したボタン電話機17に対し
、該ボタン電話機17が具備しているスピーカーキーL
EDの点灯指令信号と、局線使用中であることを示す信
号(局線LED点灯指令信号)とを送出する。これとと
もにメインプロセッサ45は、タイムスイッチ回路53
を制御して、上記ボタン電話機17と局線15とを時分
割交換接続する。
【0042】局線通話を行なっている上記ボタン電話機
17の話者が、保留/転送キー67を押圧操作したこと
を示す情報が上記ボタン電話機17の制御部から与えら
れると、メインプロセッサ45は、タイムスイッチ回路
53を制御することによってトーンデータROM61か
ら出力される保留音データを、既述のごとき経路を通し
て局線15に送出する。
【0043】この保留音データの局線15への送出とと
もに、メインプロセッサ45は、上記ボタン電話機17
に対する局線15からの着信が保持されていることを示
す信号(即ち、局線LED点灯指令信号)の送出、内線
を使用することを示す内線LED点灯指令信号の送出、
スピーカキーLED点灯指令信号の送出、既に詳述した
ごとき態様での内線ダイヤルトーンの送出等を実行する
【0044】RAM51内の内線ダイヤルトーンタイマ
がカウントアップする前に、上記ボタン電話機17の制
御部から転送先ボタン電話機17を示すダイヤル番号デ
ータが与えられると、メインプロセッサ45は、上記ボ
タン電話機17のモードを、転送モードに設定する。即
ち、メインプロセッサ45は、転送先ボタン電話機17
に対してダイヤル信号の発信を行なう。これにより、内
線呼出し信号が前記転送先ボタン電話機17に着信する
。続いてメインプロセッサ45の演算処理動作により、
主装置1から転送先ボタン電話機17に対し、内線呼出
しを示す内線LED点滅指令信号と、スピーカキーLE
D点滅指令信号とが出力される。この後、転送モードに
モード設定された前記ボタン電話機17の制御部から、
該ボタン電話機17のフックスイッチがオンフックされ
たことを示す情報がメインプロセッサ45に与えられる
と、メインプロセッサ45は、タイムスイッチ回路53
を制御することにより、前記局線通話の接続を転送モー
ドにモード設定されたボタン電話機17から前記転送先
ボタン電話機17に切り換える。このタイムスイッチ回
路53の制御と並行して、メインプロセッサ45は、前
記転送モードとされたボタン電話機17に対し、スピー
カキーLED消灯指令信号及び内線LED消灯指令信号
を夫々出力し、前記転送先ボタン電話機17に対しては
、局線15から着信があったことを表示する信号として
局線LED点滅指令信号を出力することとなる。
【0045】次に、上記構成のボタン電話装置において
、いずれかのボタン電話機17が行なっている局線通話
を保留とするに際しての制御動作につき、図4のタイミ
ングチャートを参照しながら説明する。
【0046】図4において、局線15から局線インター
フェースユニット5に対して着呼信号が着信したときの
メインプロセッサ45の処理動作から、メインプロセッ
サ45が局線通話を行なっていたボタン電話機17に対
して内線ダイヤルトーンを送出する処理動作までの間の
各処理動作は、図3において説明した内容と同じである
【0047】上記局線通話を行なっていたボタン電話機
17の制御部から転送先ダイヤル番号データが送出され
ず、上記ボタン電話機17のフックスイッチがオンフッ
クされたことを示す情報のみが送出されると、メインプ
ロセッサ45は、上記ボタン電話機17に対し、内線L
ED消灯指令信号及びスピーカキーLED消灯指令信号
を夫々送出する。これとともに、メインプロセッサ45
は、RAM51内に設定されている内線ダイヤルトーン
タイマがカウントアップした時点で、トーンデータRO
M61から出力される内線ダイヤルトーンの上記ボタン
電話機17への送出を停止することとなる。
【0048】次に、上述した制御ユニット3におけるメ
インプロセッサ45の処理動作を、図5にて示すブロッ
ク線図を参照しながら説明する。図5に示すブロック線
図において、符号101〜符号123にて示した各ブロ
ックは、夫々メインプロセッサ45の内部で実行される
処理動作を表わしている。
【0049】図5において、上り制御データハイウェイ
から、プロセッサ47及びマイコンバスライン57を通
して与えられた各種データは、データ受信部101で受
信される。このデータ受信部101により受信された上
記各種データは、データ受信部101から端末状態判定
部103に送出される。端末状態判定部103は、デー
タ受信部101から与えられる各種データに基づいて、
図1にて示した複数台のボタン電話機17が空いている
か塞がっているか、塞がっている場合は、局線通話を行
なっているか或いは内線通話を行なっているか等の状態
判定を実行する。即ち、データ受信部101から与えら
れたデータが、例えば、複数台のボタン電話機17のい
ずれかに対する局線15からの着呼信号データであった
とすれば、端末状態判定部103は、タイムスイッチ接
続制御部105に対し、この旨を通知する。タイムスイ
ッチ接続制御部105は、コマンド送出部107を制御
し、下り制御データハイウェイを通して前記ボタン電話
機17に対し、呼出信号データ、呼出信号受終了データ
、各種LED制御データの送出を行なわせる。タイムス
イッチ接続制御部105は、このコマンド送出部107
の制御と並行して前記局線インターフェースユニット5
と前記ボタン電話機17のPB信号(プッシュボタン信
号)レシーバ(図示しない)との間を接続すべく、タイ
ムスイッチ回路53の制御を実行する。
【0050】データ受信部101から与えられたデータ
が、コマンド送出部107からの呼出し信号を受けたボ
タン電話機17からの応答データ(即ち、フックスイッ
チのオフフックデータ)であったときには、端末状態判
定部103は、この旨をコマンド送出部109及びタイ
ムスイッチ接続制御部111に対して夫々通知する。コ
マンド送出部109は、上記通知に基づき、下り制御デ
ータハイウェイを通して局線15に対し、前記ボタン電
話機17が応答したことを示す応答信号データを送出す
る。タイムスイッチ接続制御部111は、上記通知に基
づき、前記応答したボタン電話機17と局線15との間
を接続すべく、タイムスイッチ回路53を制御する。
【0051】データ受信部101から与えられたデータ
が、前記局線通話中のボタン電話機17の保留/転送キ
ー67の押圧操作情報であったときには、端末状態判定
部103はこの旨をタイムスイッチ接続制御部113に
対して通知する。タイムスイッチ接続制御部113は、
上記通知に基づき、局線15に対しては、トーンデータ
ROM61からの保留音を送出すべく、又、上記保留/
転送キー67が押圧操作されたボタン電話機17に対し
ては、トーンデータROM61からの内線ダイヤルトー
ンを送出すべく、タイムスイッチ回路53を制御する。
【0052】データ受信部101から与えられたデータ
が、上記保留/転送キー67が押圧操作されたボタン電
話機17からのフックスイッチのオンフックデータであ
ったときには、このオンフックデータが与えられる前に
上記ボタン電話機17から転送先ボタン電話機17を示
すダイヤル番号データが与えられたか否かにより、端末
状態判定部103の処理は異なることとなる。即ち、上
記ボタン電話機17から転送先ボタン電話機17を示す
ダイヤル番号データを与えられることなく、上記ボタン
電話機17からフックスイッチのオンフックデータが与
えられた場合(保留モードのとき)には、その旨をコマ
ンド送出部115及びタイムスイッチ接続制御部117
に対して通知する。コマンド送出部115は、上記通知
に基づき、下り制御データハイウェイを通して上記ボタ
ン電話機17に対し、各種LED消灯指令データを与え
る。タイムスイッチ接続制御部117は、上記通知に基
づき、上記ボタン電話機17に対するトーンデータRO
M61からの内線ダイヤルトーンの送出(タイムスイッ
チ接続制御部113によって送出が開始された内線ダイ
ヤルトーンである)を停止させるべく、タイムスイッチ
回路53を制御する。
【0053】上記ボタン電話機17から転送先ボタン電
話機17を示すダイヤル番号データが与えられた後、上
記ボタン電話機17からフックスイッチのオンフックデ
ータが与えられた場合(転送モードのとき)には、その
旨をコマンド送出部119に対して通知する。コマンド
送出部119は、上記通知に基づき、転送先ボタン電話
機17に対し、下り制御データハイウェイを使用して各
種LED制御信号や内線呼出し信号の送出を行なうこと
となる。
【0054】データ受信部101から与えられたデータ
が、転送先ボタン電話機17からのフックスイッチのオ
ンフックデータであったときには、局線15と転送先ボ
タン電話機17との間の直流ループの閉結を開放とすべ
く、コマンド送出部123及びタイムスイッチ接続制御
部121に対して夫々通知する。コマンド送出部123
は、上記通知に基づき、前記転送先ボタン電話機17に
対し、下り制御データハイウェイを使用して直流ループ
の閉結を開放することを報知する信号、直流ループの切
断信号、各種LEDの消灯指令信号等を送出する。タイ
ムスイッチ接続制御部121は、上記通知に基づき、タ
イムスイッチ回路53を制御することによって、局線1
5と前記転送先ボタン電話機17との間の接続を断状態
とする。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各内線電話機に、主装置に対し、局線通話中の内線電話
機を保留モード及び転送モードにモード設定することを
要求するための信号を出力する保留モード/転送モード
設定要求信号出力手段、を設け、主装置に、局線通話中
の内線電話機から前記要求信号が与えられると、前記内
線電話機による局線の捕捉を開放させるとともに、前記
要求信号が与えられた後所定時間経過前に転送先内線電
話機を示す識別データが前記内線電話機から出力された
か否かにより、前記内線電話機のモードを転送モードと
するか保留モードとするかを決定する決定手段、を設け
ることとしたので、局線通話の転送を行なうに際してま
ず保留キーを操作してから転送キーを操作するというよ
うな煩わしいキー操作を必要とせず、且つ保留状態とさ
れた局線通話が、転送先内線電話機を示す番号データが
上記内線電話機から入力されて該転送先内線電話機に転
送可能な状態となるまでの間は、キーが操作された内線
電話機以外の内線電話機からも保留再応答を行なうこと
が可能なボタン電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に従うボタン電話装置が備え
ている主装置の構成を示したブロック図。
【図2】本発明の一実施例に従うボタン電話装置が備え
ているボタン電話機の平面図。
【図3】本発明の一実施例に従うボタン電話装置の制御
動作を示すタイミングチャート。
【図4】本発明の一実施例に従うボタン電話装置の制御
動作を示すタイミングチャート。
【図5】本発明の一実施例に従うメインプロセッサの処
理動作を示すブロック線図。
【符号の説明】
1  主装置 3  制御ユニット 5  局線インターフェースユニット 7  ボタン電話機インターフェースユニット15  
局線 17  ボタン電話機 45  メインプロセッサ 49  ROM 51  RAM 67  保留/転送キー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の内線電話機と、局線と前記複数台
    の内線電話機とが接続されており、局線通話中の各内線
    電話機を保留モードとする機能と保留モードとされた内
    線電話機の局線通話の接続を他の内線電話機に切り換え
    る転送モードとする機能とを有する主装置とを備えたボ
    タン電話装置において、前記各内線電話機は、前記主装
    置に対し、局線通話中の内線電話機を保留モード及び転
    送モードにモード設定することを要求するための信号を
    出力する保留モード/転送モード設定要求信号出力手段
    、を有し、前記主装置は、局線通話中の内線電話機から
    前記要求信号が与えられると、前記内線電話機による前
    記局線の捕捉を開放させるとともに、前記要求信号が与
    えられた後所定時間経過前に転送先内線電話機を示す識
    別データが前記内線電話機から出力されたか否かにより
    、前記内線電話機のモードを転送モードとするか保留モ
    ードとするかを決定する決定手段、を有することを特徴
    とするボタン電話装置。
JP3129650A 1991-05-31 1991-05-31 ボタン電話装置 Expired - Fee Related JP3023204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3129650A JP3023204B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 ボタン電話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3129650A JP3023204B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 ボタン電話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04354497A true JPH04354497A (ja) 1992-12-08
JP3023204B2 JP3023204B2 (ja) 2000-03-21

Family

ID=15014767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3129650A Expired - Fee Related JP3023204B2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 ボタン電話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3023204B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102125832B1 (ko) * 2017-12-29 2020-06-23 엘지전자 주식회사 세탁조 거치대

Also Published As

Publication number Publication date
JP3023204B2 (ja) 2000-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0697773B2 (ja) 電話機
US5315644A (en) Telephone interface circuit
JPH07312781A (ja) 電話装置
JP3023204B2 (ja) ボタン電話装置
KR100241883B1 (ko) 사설 교환기에서 내선과 통화중인 국선 호의 전환 방법
JP3067273B2 (ja) ボタン電話装置
JPH03274952A (ja) モデムプーリングシステム
JP2922350B2 (ja) 電話装置およびその接続制御方法
JP3458676B2 (ja) ボタン電話装置
JP2936602B2 (ja) コードレス電話装置
JPH0144077B2 (ja)
JP2710121B2 (ja) 外線使用制限装置
JPS63263994A (ja) 電話装置
JP2549081B2 (ja) Fax割込み装置
JPH05122304A (ja) コードレスisdn端末
JPS62269448A (ja) 電話交換装置
JPH066847A (ja) 着信制御方式
JPH09186775A (ja) 広域ボタン電話システムおよびisdn電話機
JPH11136322A (ja) デジタル電話装置
JPH0834526B2 (ja) 通信端末装置
JPH0683296B2 (ja) デイジタル電話機
JPS631231A (ja) ドアホン装置
JPS63285099A (ja) 電話装置
JPS6386694A (ja) 電話システム
JPH04360358A (ja) 交換機及び交換機システム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees