JPH04354272A - テレビジョン信号の雑音抑圧装置 - Google Patents

テレビジョン信号の雑音抑圧装置

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JPH04354272A
JPH04354272A JP3155675A JP15567591A JPH04354272A JP H04354272 A JPH04354272 A JP H04354272A JP 3155675 A JP3155675 A JP 3155675A JP 15567591 A JP15567591 A JP 15567591A JP H04354272 A JPH04354272 A JP H04354272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
rom
image data
television signal
noise suppression
Prior art date
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Pending
Application number
JP3155675A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Usui
臼井 修司
Shinichi Miyazaki
信一 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
Priority to JP3155675A priority Critical patent/JPH04354272A/ja
Publication of JPH04354272A publication Critical patent/JPH04354272A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号の雑
音抑圧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン映像信号は、フレーム周期
で画像情報が繰り返されている。このため、映像信号は
フレーム間の相関が非常に強いが、雑音には相関が無い
。そこで、この性質を利用してフレーム間の平均化処理
を行うことにより、雑音を除去し、S/Nを改善できる
【0003】図2にフレームメモリを用いた巡回型の雑
音抑圧装置の一例を示す。この動作をモノクローム信号
を対象にして説明する。入力端子1に加えられたテレビ
ジョン信号aは、A/D変換器2で画像データbに変換
される。このディジタル画像データbは、係数器7で1
−k倍(kは絶対値が1より少なる係数)にされた後、
加算器8に加えられる。一方、フレームメモリ4の出力
データdは係数器9でk倍された後、加算器8に加えら
れ、(1−k)b+kd、なる出力cを得る。この加算
器8の出力cは、再びフレームメモリ4に入力されると
共に、D/A変換器5に供給され、アナログ信号に復元
されて出力端子6から出力される。
【0004】以上のような構成で雑音抑圧を行なえるが
、雑音の抑圧の度合は、入力テレビジョン信号aの画像
データbとフレームメモリ4の出力dをkの値に従って
加える割合を変えることで変化する。例えば、kの値を
0.5とすると、上記式は、(b+d)/2となり、相
関のある画像データは平均化され、相関の無い雑音成分
は抑圧される。しかし、kの値を1に近づけ雑音の抑圧
効果を大きくしてゆくと、フレームメモリ4の出力を使
用する比率が大きくなることから、フレーム間の相関が
弱いか無い場合、入力の変化に対して追従しない出力が
より多く加わることで残像が増し、動画像については著
しい画質劣化を生じる。
【0005】この対策として、図3に示す特公昭59−
17580号公報に記載された方式の採用が有効である
。図3の方式は、入力テレビ信号aの画像データbとフ
レームメモリ4の出力データdの差分(b−d)を減算
器10でとり、この差信号eに対して、非線形の入出力
特性を持った補正値発生器11で補正値f、すなわちk
(b−d)を得て、減算器12で画像データbからこの
補正値fを減じることにより、b−k(b−d)すなわ
ち(1−k)b+kdなる演算を行い、雑音抑圧を行な
うものである。
【0006】ここで、補正値発生回路11の入出力特性
は,図4に示すごとく、差信号eの値が小さい場合は静
止画部分とみなし、この差信号eにkの値(例えば0.
5)を乗じた補正値fが適用され、差信号eの値が所定
値(±x)を超えた場合は動画部分とみなし、補正値f
がゼロに固定してある。この結果、差信号eの値が小さ
い静止画部分の場合はランダム性の雑音が抑圧されるこ
とになる。一方、差分の量が大きい場合は、動画像と判
断され、入力信号が直接出力され残像を無くすことがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来方式を
走査線数525本の標準テレビジョン方式に適用して実
施する場合、一般にクロック周波数は14.3MHzが
用いられる。この場合、前述の差信号eを計算したり、
補正値fを算出したりする各処理が、一クロック周期7
0nsで終了しないため、図5に示すごとく、フレーム
メモリ4,減算器10,12の他に、装置全体のタイミ
ングを合わせるために、実際にはデータラッチ13−1
〜13−7が必要となる。このため、回路規模が大きく
なるばかりでなく消費電力も大きくなるなど問題がある
。本発明はこれらの欠点を除去し、単純な回路構成で雑
音抑圧効果の高い装置の実現を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成解決するため、ディジタル化したテレビジョン信号を
フレームまたはフィールド単位で記憶可能な画像メモリ
と、読み出し専用メモリ(以下、ROMと称す)とを具
備し、該ROMの下位アドレス入力に上記テレビジョン
信号の画像データを、上位アドレス入力に上記画像メモ
リの出力画像データを供給し、上記ROMの出力画像デ
ータを上記画像メモリに入力するとともに該装置の出力
として使用し、上記ROMの下位アドレスに入力する上
記テレビジョン信号画像データをA、上位アドレスに入
力する上記画像メモリの出力画像データをM、該ROM
の出力画像データをDとしたとき、該ROMの入出力関
係を、D=A−k(A−M)=(1−k)A+kM  
(kは絶対値が1以下の係数)、となるごとく構成した
ものである。
【0009】
【作用】その結果、従来必要とした演算器やタイミング
合わせに必要とした回路素子を不要とし、簡単な回路構
成によって高品位の雑音抑圧が可能となるばかりでなく
、ROMの内容変更のみで、入力信号に対して最適な特
性を持つ雑音抑圧装置が容易に構成できる。さらに、上
記ROMの入出力関係において、k=1に設定すること
によって、雑音抑圧された画像の静止画像を回路変更な
しに出力することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1を用いて説明
する。入力テレビジョン信号aの画像データbとフレー
ムメモリ4の出力データdは、それぞれROM3の下位
アドレス、上位アドレスに加えられる。ROM3の出力
データcはD/A変換器5とフレームメモリ4に加えら
れ、巡回型フィルタを構成している。次に具体的な実施
例について説明する。一例として、取り扱う画像データ
を8ビット,ROM3は16本のアドレス入力を有する
512kbitEPROM(64k×8bit構成品)
を使用する。
【0011】ここで、ROM3の内容は、上記ROMの
下位アドレスに入力するA/D変換器2の8ビット出力
bをA、上位アドレスに入力するフレームメモリ4の8
ビット出力dをM、該ROMの出力画像データをDとし
たとき、ROM3の入出力関係が下記式(1)を満足す
るように設定されている。   D=A−k(A−M)  但し、|A−M|<x(
所定値)のとき、0≦k≦1            
                  |A−M|≧x
(所定値)のとき、    k=0         
                         
          …………………………(1)つま
り、下記
【表1】に一例を示すごとく、A−Mの値に対するk(
A−M)の補正値の答えを表にしておき、入力AとMに
対するアドレス入力に、A−k(A−M)の答えに相当
するデータを設定する。
【0012】
【表1】
【0013】上記実施例では、|A−M|≧10の場合
動画像部分とみなし、k=0とすることにより、上記(
1)は、D=Aとなり、残像の無いA/D変換器2の出
力がそのままROM3より出力される。また、|A−M
|<10の場合静止画像部分とみなし、0≦k≦1とす
ることにより、例えば、k=0.5の場合、上記式(1
)は、(A+M)/2となり、相関のある画像データは
平均化され、相関の無い雑音成分が抑圧された出力がR
OM3より出力されることになる。
【0014】ここで、このxの値、kの値は、上記実施
例に限定されるものではなく、入力信号の性質に応じて
所定の値に設定すればよい。また、kの値は、|A−M
|の値に応じて、0≦k≦1の範囲の値を段階的に設定
するようにしても良い。以上の如く、ROM3には、フ
レームメモリ4の出力dの0〜255のレベルに対して
、A/D変換器2の出力bの0〜255のレベルの演算
結果の組合せ、すなわち合計65,536回の演算結果
が格納されることになる。
【0015】以上の例は、512kbitEPROM(
64k×8bit構成品)を使用した場合について説明
したが、1MbitEPROMを使用したときは、もう
一種類の特性を収容可能である。つまり、この空き領域
に、例えば、上記式(1)において、k=1とした場合
のデータを格納することにより、A/D変換器2の出力
が無視され、常に、フレームメモリ4のデータのみが出
力されることになる。
【0016】これは、ROM3のアドレスの最上位ビッ
トを制御することで、例えば、最上位ビットが”0”で
前述の通常動作、”1”で上記の如く、A/D変換器2
の出力が無視され、常にフレームメモリ4のデータのみ
が出力される雑音を抑圧した静止画像が容易に得られる
。なお、図2の構成でも静止画像を得ることができるが
2種類の係数器が必要であり、図3の場合には、通常±
xまでのROM容量で実施できるが、静止画像を得るに
は±255までの全てのデータが必要となりハードの負
担が大になる。
【0017】以上はデータビットを8ビットとして説明
したが、入力を8ビット,出力を10ビットというよう
に構成ビット数を変えることや、8ビット以上または以
下についても対応できることは言うまでもない。さらに
、ROM部分を高速SRAM等で構成し、電源が投入さ
れたとき低速ROMからデータを供給するように構成す
ることも可能である。また、低速のROMを時分割で使
用することも本発明の範囲に含まれるものである。また
、今回は説明を省略したが、フレームメモリの代わりに
フィールドメモリを用いることや、2ないし3個のフレ
ームメモリを用いて構成することも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
ROM,フレームメモリのみのシンプルな構成で装置が
実現できるため、小型化,低消費電力,信頼性の向上に
寄与できる。さらに、自由な特性が簡単に得られる等フ
レキシブルな対応が可能であり、信号の性質に対応した
性能向上が容易にできるなどメリットが大である。また
、個々のデバイスを用いて回路を構成した場合、演算器
の出力にオーバーフローやアンダーフローが生じること
があるため、この対策も必要であるが本発明によれば、
出力はソフトの結果が収容されているのみなので、ソフ
ト設計上でガードをかけておけばこのような心配も無い
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図。
【図2】従来の一実施例を示すブロック図。
【図3】従来の一実施例を示すブロック図。
【図4】補正値発生器の入出力特性図。
【図5】図3を実行する場合の具体例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
2  A/D変換器 3  ROM 4  フレームメモリ 5  D/A変換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ディジタル化したテレビジョン信号を
    フレームまたはフィールド単位で記憶可能な画像メモリ
    と、読み出し専用メモリ(以下、ROMと称す)とを具
    備し、該ROMのアドレス入力に上記テレビジョン信号
    の画像データと上記画像メモリの出力画像データを供給
    し、上記ROMの出力画像データを上記画像メモリに入
    力するとともに該装置の出力として使用するように構成
    したことを特徴とするテレビジョン信号の雑音抑圧装置
  2. 【請求項2】  請求項1記載のテレビジョン信号の雑
    音抑圧装置において、上記テレビジョン信号の画像デー
    タを上記ROMの下位のアドレス側に、上記画像メモリ
    の出力画像データを上位のアドレス側に供給することを
    特徴とするテレビジョン信号の雑音抑圧装置。
  3. 【請求項3】  請求項1または請求項2記載のテレビ
    ジョン信号の雑音抑圧装置において、上記ROMの下位
    アドレスに入力する上記テレビジョン信号画像データを
    A、上位アドレスに入力する上記画像メモリの出力画像
    データをM、該ROMの出力画像データをDとしたとき
    、該ROMの入出力関係を、D=A−k(A−M)=(
    1−k)A+kM  (kは絶対値が1以下の係数)と
    なるごとく構成したことを特徴とするテレビジョン信号
    の雑音抑圧装置。
  4. 【請求項4】  請求項3記載のテレビジョン信号の雑
    音抑圧装置において、 |A−M|<x(所定値)のとき、0≦k≦1|A−M
    |≧x(所定値)のとき、    k=0となるごとく
    構成したことを特徴とするテレビジョン信号の雑音抑圧
    装置。
  5. 【請求項5】  請求項3記載のテレビジョン信号の雑
    音抑圧装置において、k=1、となるごとく構成し、上
    記画像メモリの出力データのみによる静止画像を得るよ
    うにしたことを特徴とするテレビジョン信号の雑音抑圧
    装置。
JP3155675A 1991-05-30 1991-05-30 テレビジョン信号の雑音抑圧装置 Pending JPH04354272A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5508751A (en) * 1993-12-10 1996-04-16 Nikon Corporation Recursive noise reduction device for reducing noise of stationary regions in moving images
US5686958A (en) * 1994-09-30 1997-11-11 Hitachi Denshi Kabushiki Kaisha Electronic endoscope apparatus with noise suppression circuit
US5719793A (en) * 1993-12-15 1998-02-17 Nikon Corporation Recursive noise reduction device having improved adaptability with respect to input image data
JP2011133683A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Samsung Electronics Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および表示装置

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