JP3354229B2 - 固体撮像素子形のカラービデオカメラのビデオ信号処理回路 - Google Patents
固体撮像素子形のカラービデオカメラのビデオ信号処理回路Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＣＣＤ（固体撮像素子）
形カラービデオカメラに係り、特に単板式ＣＦＡ（カラ
ーフィルターアレー）−ＣＣＤ形カラービデオカメラの
ビデオ信号処理回路に関する。
形カラービデオカメラに係り、特に単板式ＣＦＡ（カラ
ーフィルターアレー）−ＣＣＤ形カラービデオカメラの
ビデオ信号処理回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的にＣＣＤ形カラービデオカメラに
おいてはＣＣＤ出力信号を輝度信号及び色差信号形のテ
レビジョン信号に変換して出力するために図１に示した
ようなビデオ信号処理回路を具備する。従来のビデオ信
号処理回路はＣＣＤ出力信号を入力し１Ｈライン遅延信
号及び２Ｈライン遅延信号を出力する遅延回路部１０
と、前記ＣＣＤ出力信号と１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号
を入力し輝度信号を出力する輝度信号処理部１２と、前
記ＣＣＤ出力信号と１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号を入力
し色差信号を出力する色信号処理部１４を有する。
おいてはＣＣＤ出力信号を輝度信号及び色差信号形のテ
レビジョン信号に変換して出力するために図１に示した
ようなビデオ信号処理回路を具備する。従来のビデオ信
号処理回路はＣＣＤ出力信号を入力し１Ｈライン遅延信
号及び２Ｈライン遅延信号を出力する遅延回路部１０
と、前記ＣＣＤ出力信号と１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号
を入力し輝度信号を出力する輝度信号処理部１２と、前
記ＣＣＤ出力信号と１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号を入力
し色差信号を出力する色信号処理部１４を有する。
【０００３】輝度信号処理部１２は入力されたＣＣＤ出
力信号及び１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号を入力し垂直ア
パーチャー処理を遂行する垂直アパーチャー手段１２ａ
と、１Ｈライン遅延信号を入力し水平アパーチャー処理
を遂行する水平アパーチャー手段１２ｂと前記垂直及び
水平アパーチャー手段の出力信号と１Ｈ遅延されたＣＣ
Ｄ出力信号を加算する加算器１２ｃと、前記加算器の出
力信号をガンマ補正し最終輝度信号を出力する第１ガン
マ補正手段１２ｄを持つ。
力信号及び１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号を入力し垂直ア
パーチャー処理を遂行する垂直アパーチャー手段１２ａ
と、１Ｈライン遅延信号を入力し水平アパーチャー処理
を遂行する水平アパーチャー手段１２ｂと前記垂直及び
水平アパーチャー手段の出力信号と１Ｈ遅延されたＣＣ
Ｄ出力信号を加算する加算器１２ｃと、前記加算器の出
力信号をガンマ補正し最終輝度信号を出力する第１ガン
マ補正手段１２ｄを持つ。
【０００４】色信号処理部１４は入力されたＣＣＤ出力
信号、１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号を入力しＲ、Ｇ、Ｂ
の３原色信号を出力するマトリックス回路１４ａと、マ
トリックス回路１４ａから出力されるＲ、Ｇ、Ｂの３原
色信号をそれぞれガンマ補正する第２、第３及び第４ガ
ンマ補正回路１４ｂ〜１４ｄと、前記ガンマ補正された
Ｒ、Ｇ、Ｂの３原色信号を入力しカラーテレビジョンの
複合映像信号の部分として色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙを出
力するエンコーダー回路１４ｅを有する。単板式ＣＦＡ
−ＣＣＤはカラーフィルターアレー（ＣＦＡ）の色配列
特性により色分離及び高解像度の輝度信号を得るために
第１ＨラインではＳ１＝Ｒ＋Ｇ＋２Ｂ及びＳ２＝Ｒ＋２
Ｇ、第２ＨラインではＳ１＝２Ｇ＋Ｂ、Ｓ２＝２Ｒ＋Ｇ
＋Ｂが繰り返されＣＣＤ出力信号を発生する。従って、
同じ輝度の被写体が撮像されてもＳ１、Ｓ２のＲ、Ｇ、
Ｂ構成比が相異なるのでＳ１、Ｓ２間の信号レベルの差
が生ずる。例えば、青色系統の被写体が撮像された場
合、第１ＨラインではＳ１＝２Ｂ、Ｓ２＝０であり、第
２ＨラインではＳ１＝Ｓ２＝ＢなのでＤＣレベルは等し
いが第１Ｈラインでは２Ｂ、０の反復で現れ第２Ｈライ
ンではＢ、ＢのＤＣ成分で現れるので図１に示した従来
の回路構成ではガンマ補償の後ＤＣレベル変動による画
面上の横軸ノイズが発生し画質が劣化する問題点があっ
た。即ち、Ｒ＝Ｇ＝０の場合には、ガンマ補償回路１２
ｄは図２に示した非線形ガンマ補償特性曲線を持ち第２
ＨラインではＳ１＝Ｓ２＝ＢなのでＢ入力ＤＣレベルは
ガンマ補償されａの出力ＤＣレベルとなり、ｂは２Ｂ入
力の際のγ特性曲線の出力である。しかしながら、第１
ＨラインではＳ１＝２Ｂ、Ｓ２＝０であり入力レベルが
０と２Ｂの反復で現れるのでガンマ補償と関係なく
“０”と“ｂ”の平均のｃの出力ＤＣレベルに現れる。
したがって、第１Ｈラインと第２ＨラインのＤＣレベル
はガンマ補正の後ｄほどの差が生じる。
信号、１Ｈ及び２Ｈライン遅延信号を入力しＲ、Ｇ、Ｂ
の３原色信号を出力するマトリックス回路１４ａと、マ
トリックス回路１４ａから出力されるＲ、Ｇ、Ｂの３原
色信号をそれぞれガンマ補正する第２、第３及び第４ガ
ンマ補正回路１４ｂ〜１４ｄと、前記ガンマ補正された
Ｒ、Ｇ、Ｂの３原色信号を入力しカラーテレビジョンの
複合映像信号の部分として色差信号Ｒ−Ｙ，Ｂ−Ｙを出
力するエンコーダー回路１４ｅを有する。単板式ＣＦＡ
−ＣＣＤはカラーフィルターアレー（ＣＦＡ）の色配列
特性により色分離及び高解像度の輝度信号を得るために
第１ＨラインではＳ１＝Ｒ＋Ｇ＋２Ｂ及びＳ２＝Ｒ＋２
Ｇ、第２ＨラインではＳ１＝２Ｇ＋Ｂ、Ｓ２＝２Ｒ＋Ｇ
＋Ｂが繰り返されＣＣＤ出力信号を発生する。従って、
同じ輝度の被写体が撮像されてもＳ１、Ｓ２のＲ、Ｇ、
Ｂ構成比が相異なるのでＳ１、Ｓ２間の信号レベルの差
が生ずる。例えば、青色系統の被写体が撮像された場
合、第１ＨラインではＳ１＝２Ｂ、Ｓ２＝０であり、第
２ＨラインではＳ１＝Ｓ２＝ＢなのでＤＣレベルは等し
いが第１Ｈラインでは２Ｂ、０の反復で現れ第２Ｈライ
ンではＢ、ＢのＤＣ成分で現れるので図１に示した従来
の回路構成ではガンマ補償の後ＤＣレベル変動による画
面上の横軸ノイズが発生し画質が劣化する問題点があっ
た。即ち、Ｒ＝Ｇ＝０の場合には、ガンマ補償回路１２
ｄは図２に示した非線形ガンマ補償特性曲線を持ち第２
ＨラインではＳ１＝Ｓ２＝ＢなのでＢ入力ＤＣレベルは
ガンマ補償されａの出力ＤＣレベルとなり、ｂは２Ｂ入
力の際のγ特性曲線の出力である。しかしながら、第１
ＨラインではＳ１＝２Ｂ、Ｓ２＝０であり入力レベルが
０と２Ｂの反復で現れるのでガンマ補償と関係なく
“０”と“ｂ”の平均のｃの出力ＤＣレベルに現れる。
したがって、第１Ｈラインと第２ＨラインのＤＣレベル
はガンマ補正の後ｄほどの差が生じる。
【０００５】又、従来の回路構成方式は輝度及び色信号
を分離した後に各分離された信号に対しそれぞれガンマ
補償処理を遂行するので四つのガンマ補償回路１２ｄ、
１４ｂ〜１４ｄを具備すべきである。従って、非線形特
性を有するガンマ補償回路はＲＯＭテーブルというハー
ドウェアで具現すべきなので四つのＲＯＭテーブルが必
要であり集積回路化の際に多くの面積を占めるのでチッ
プサイズを縮めるのに大きな障害として作用した。
を分離した後に各分離された信号に対しそれぞれガンマ
補償処理を遂行するので四つのガンマ補償回路１２ｄ、
１４ｂ〜１４ｄを具備すべきである。従って、非線形特
性を有するガンマ補償回路はＲＯＭテーブルというハー
ドウェアで具現すべきなので四つのＲＯＭテーブルが必
要であり集積回路化の際に多くの面積を占めるのでチッ
プサイズを縮めるのに大きな障害として作用した。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は前記の
ような従来の技術の問題点を解決するために単板式ＣＦ
Ａ−ＣＣＤ形ビデオカメラの画質が向上できるビデオ信
号処理回路を提供することである。
ような従来の技術の問題点を解決するために単板式ＣＦ
Ａ−ＣＣＤ形ビデオカメラの画質が向上できるビデオ信
号処理回路を提供することである。
【０００７】本発明の他の目的は集積回路化の際チップ
サイズが縮められるビデオ信号処理回路を提供すること
である。
サイズが縮められるビデオ信号処理回路を提供すること
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の回路は第１Ｈラインでは相異なる一対の色信
号（Ｓ１＝Ｒ＋Ｇ＋２Ｂ，Ｓ２＝Ｒ＋２Ｇ）を有し、第
２Ｈラインでは相異なる一対の色信号（Ｓ１＝２Ｇ＋
Ｂ，Ｓ２＝２Ｒ＋Ｇ＋Ｂ）を持って繰り返されるＣＣＤ
出力信号を入力しテレビジョン用の輝度及び色差信号を
それぞれ出力する単板式ＣＣＤ形カラービデオカメラの
ビデオ信号処理回路において、前記ＣＣＤ出力信号を入
力しガンマ補正された信号を出力するガンマ補正回路部
と、前記ガンマ補正された信号を入力し１Ｈライン遅延
信号及び２Ｈライン遅延信号を出力する遅延回路部と、
前記ガンマ補正された信号、１Ｈライン遅延信号及び２
Ｈライン遅延信号を入力し前記テレビジョン用の色差信
号を出力し、同時に前記ガンマ補正された信号のＳ２と
Ｓ１の差信号をガンマ補正によるＤＣ変動検出信号とし
て発生する色信号処理部と、前記ガンマ補正された信
号、１Ｈライン遅延信号及び２Ｈライン遅延信号を入力
し、前記ＤＣ変動検出信号に応答し前記ガンマ補正によ
るＤＣレベル変動を補償し前記テレビジョン用の輝度信
号を出力する輝度信号処理部を具備したことを特徴とす
る。
に本発明の回路は第１Ｈラインでは相異なる一対の色信
号（Ｓ１＝Ｒ＋Ｇ＋２Ｂ，Ｓ２＝Ｒ＋２Ｇ）を有し、第
２Ｈラインでは相異なる一対の色信号（Ｓ１＝２Ｇ＋
Ｂ，Ｓ２＝２Ｒ＋Ｇ＋Ｂ）を持って繰り返されるＣＣＤ
出力信号を入力しテレビジョン用の輝度及び色差信号を
それぞれ出力する単板式ＣＣＤ形カラービデオカメラの
ビデオ信号処理回路において、前記ＣＣＤ出力信号を入
力しガンマ補正された信号を出力するガンマ補正回路部
と、前記ガンマ補正された信号を入力し１Ｈライン遅延
信号及び２Ｈライン遅延信号を出力する遅延回路部と、
前記ガンマ補正された信号、１Ｈライン遅延信号及び２
Ｈライン遅延信号を入力し前記テレビジョン用の色差信
号を出力し、同時に前記ガンマ補正された信号のＳ２と
Ｓ１の差信号をガンマ補正によるＤＣ変動検出信号とし
て発生する色信号処理部と、前記ガンマ補正された信
号、１Ｈライン遅延信号及び２Ｈライン遅延信号を入力
し、前記ＤＣ変動検出信号に応答し前記ガンマ補正によ
るＤＣレベル変動を補償し前記テレビジョン用の輝度信
号を出力する輝度信号処理部を具備したことを特徴とす
る。
【０００９】
【作用】ＣＣＤ形ビデオカメラにおいて、輝度及び色信
号分離の前にガンマ補償処理を行い、ガンマ補償処理に
よるＤＣレベル変動を輝度信号処理部に補償することに
よりガンマ補償による横軸ノイズが取り除かれる。
号分離の前にガンマ補償処理を行い、ガンマ補償処理に
よるＤＣレベル変動を輝度信号処理部に補償することに
よりガンマ補償による横軸ノイズが取り除かれる。
【００１０】
【実施例】以下、添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
説明する。
【００１１】図３は本発明によるＣＣＤ形カラービデオ
カメラのビデオ信号処理回路のブロック図である。ガン
マ補正回路２０はＣＣＤ出力信号を入力しガンマ補正さ
れた信号を出力する。遅延回路３０は一対の１Ｈライン
遅延手段３２、３４の直列連結構成であり、ガンマ補正
された信号を１Ｈライン信号と２Ｈライン信号として出
力する。色信号処理部４０はＲＧＢマトリックス回路４
２、エンコーダー４４を具備しガンマ補正された信号、
１Ｈライン遅延信号、２Ｈライン遅延信号を入力しテレ
ビジョン用の色差信号を出力し、同時にＲＧＢマトリッ
クス回路４２を通じて前記ガンマ補正によるＤＣレベル
変動による検出信号を発生する。輝度信号処理部５０は
垂直アパーチャー手段５２、水平アパーチャー手段５４
及びＤＣレベル補償手段５６及び加算器５８を具備し、
ガンマ補正された信号、１Ｈライン遅延信号、２Ｈライ
ン遅延信号を入力しテレビジョン用の輝度信号を出力す
る。
カメラのビデオ信号処理回路のブロック図である。ガン
マ補正回路２０はＣＣＤ出力信号を入力しガンマ補正さ
れた信号を出力する。遅延回路３０は一対の１Ｈライン
遅延手段３２、３４の直列連結構成であり、ガンマ補正
された信号を１Ｈライン信号と２Ｈライン信号として出
力する。色信号処理部４０はＲＧＢマトリックス回路４
２、エンコーダー４４を具備しガンマ補正された信号、
１Ｈライン遅延信号、２Ｈライン遅延信号を入力しテレ
ビジョン用の色差信号を出力し、同時にＲＧＢマトリッ
クス回路４２を通じて前記ガンマ補正によるＤＣレベル
変動による検出信号を発生する。輝度信号処理部５０は
垂直アパーチャー手段５２、水平アパーチャー手段５４
及びＤＣレベル補償手段５６及び加算器５８を具備し、
ガンマ補正された信号、１Ｈライン遅延信号、２Ｈライ
ン遅延信号を入力しテレビジョン用の輝度信号を出力す
る。
【００１２】輝度信号処理部５０のＤＣレベル補償手段
５６は図４に示したように低域濾波器５６ａと補償器５
６ｂを有する。低域濾波器５６ａは１Ｈライン遅延信号
を低域濾波するために、 Ｈ（ｚ）＝（１＋ｚ-1）／Ｚ の伝達特性を有する。ここで、Ｈは伝達関数、ｚはｚ−
変換の変数を表す。
５６は図４に示したように低域濾波器５６ａと補償器５
６ｂを有する。低域濾波器５６ａは１Ｈライン遅延信号
を低域濾波するために、 Ｈ（ｚ）＝（１＋ｚ-1）／Ｚ の伝達特性を有する。ここで、Ｈは伝達関数、ｚはｚ−
変換の変数を表す。
【００１３】補償器５６ｂは色信号処理部４０のマトリ
ックス回路４２から供給される検出信号Ｓ２−Ｓ１に応
答し検出信号が予め設定された臨界値信号未満の場合に
は低域濾波された信号をそのまま出力し、以上の場合は
低域濾波された信号のＤＣレベルを補償して出力する。
即ち、補償器５６ｂは８ビットの検出信号Ｓ２−Ｓ１と
予め設定された８ビットの臨界値信号ＴＨを比べるため
の８ビット比較器ＣＰと、低域濾波されたディジタル信
号の上位３ビットの各ビットを反転するためのインバー
ターＩＮＶ１〜ＩＮＶ３と、前記比較器ＣＰの出力信号
に応答し前記インバーターＩＮＶ１〜ＩＮＶ３の出力信
号をゲートするためのアンドゲートＧ１〜Ｇ３と、前記
低域濾波された信号とアンドゲートの出力信号を加算す
るための８ビット加算器ＡＤを具備する。前記予め設定
された臨界値信号ＴＨは検出信号Ｓ２−Ｓ１のレベルが
ＤＣ及び画像に影響を及ぼさない位のレベルなら通過さ
せ、Ｓ２及びＳ１の差の激しい部分においては補償を遂
行するためのものである。ＤＣレベル補償値は図５に示
したように輝度信号レベルに従いガンマ特性曲線の傾斜
が変わるので輝度信号のレベルを８段階に分けＤＣレベ
ルが低くなることによる補償を行わせた。このような補
償機能は非線形特性を有するガンマ補償回路が輝度／色
差信号分離以前に位置するので輝度信号のＤＣ変動を防
ぎ画面上に現れることのできる横軸ラインノイズを防止
するためである。
ックス回路４２から供給される検出信号Ｓ２−Ｓ１に応
答し検出信号が予め設定された臨界値信号未満の場合に
は低域濾波された信号をそのまま出力し、以上の場合は
低域濾波された信号のＤＣレベルを補償して出力する。
即ち、補償器５６ｂは８ビットの検出信号Ｓ２−Ｓ１と
予め設定された８ビットの臨界値信号ＴＨを比べるため
の８ビット比較器ＣＰと、低域濾波されたディジタル信
号の上位３ビットの各ビットを反転するためのインバー
ターＩＮＶ１〜ＩＮＶ３と、前記比較器ＣＰの出力信号
に応答し前記インバーターＩＮＶ１〜ＩＮＶ３の出力信
号をゲートするためのアンドゲートＧ１〜Ｇ３と、前記
低域濾波された信号とアンドゲートの出力信号を加算す
るための８ビット加算器ＡＤを具備する。前記予め設定
された臨界値信号ＴＨは検出信号Ｓ２−Ｓ１のレベルが
ＤＣ及び画像に影響を及ぼさない位のレベルなら通過さ
せ、Ｓ２及びＳ１の差の激しい部分においては補償を遂
行するためのものである。ＤＣレベル補償値は図５に示
したように輝度信号レベルに従いガンマ特性曲線の傾斜
が変わるので輝度信号のレベルを８段階に分けＤＣレベ
ルが低くなることによる補償を行わせた。このような補
償機能は非線形特性を有するガンマ補償回路が輝度／色
差信号分離以前に位置するので輝度信号のＤＣ変動を防
ぎ画面上に現れることのできる横軸ラインノイズを防止
するためである。
【００１４】図６は前記補償器５６ｂの他の実施例を示
す回路図である。他の実施例では比較器ＣＰの出力信号
に応答しチップセレクティングされたり、又はイネーブ
ルされるルックアップテーブル用のリードオンリメモリ
ＴＢを用い低域濾波された８ビット信号のアドレシング
により８ビット補償信号が読み出され、この読み出され
た８ビット補償信号が加算器ＡＤに供給されるように構
成した。
す回路図である。他の実施例では比較器ＣＰの出力信号
に応答しチップセレクティングされたり、又はイネーブ
ルされるルックアップテーブル用のリードオンリメモリ
ＴＢを用い低域濾波された８ビット信号のアドレシング
により８ビット補償信号が読み出され、この読み出され
た８ビット補償信号が加算器ＡＤに供給されるように構
成した。
【００１５】図７は図３のＲＧＢマトリックス回路４２
内の｜Ｓ２−Ｓ１｜検出信号発生部を示した詳細回路図
である。検出信号発生部はガンマ補正された信号を入力
し１／２水平ライン遅延器４６により１／２Ｈ遅延され
た信号を得て、得られた１／２Ｈ遅延された信号とガン
マ補正された信号を加算器ＡＤ２で加算し、加算結果信
号を絶対値検出回路４８を通じて絶対値信号｜Ｓ２−Ｓ
１｜を発生する。
内の｜Ｓ２−Ｓ１｜検出信号発生部を示した詳細回路図
である。検出信号発生部はガンマ補正された信号を入力
し１／２水平ライン遅延器４６により１／２Ｈ遅延され
た信号を得て、得られた１／２Ｈ遅延された信号とガン
マ補正された信号を加算器ＡＤ２で加算し、加算結果信
号を絶対値検出回路４８を通じて絶対値信号｜Ｓ２−Ｓ
１｜を発生する。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によるＣＣＤ形ビデ
オカメラは、輝度及び色差信号分離の前にガンマ補償処
理を遂行するように構成し、ガンマ補償処理によるＤＣ
レベル変動を輝度信号処理部に補償することによりガン
マ補償による横軸ノイズが取り除かれるので画質向上さ
せるだけでなく、集積回路化の際、チップサイズが縮め
られる利点がある。
オカメラは、輝度及び色差信号分離の前にガンマ補償処
理を遂行するように構成し、ガンマ補償処理によるＤＣ
レベル変動を輝度信号処理部に補償することによりガン
マ補償による横軸ノイズが取り除かれるので画質向上さ
せるだけでなく、集積回路化の際、チップサイズが縮め
られる利点がある。
【図１】 従来の単板式ＣＦＡ−ＣＣＤ形カラービデオ
カメラのビデオ信号処理回路のブロック図である。
カメラのビデオ信号処理回路のブロック図である。
【図２】 ガンマ補償回路によるＤＣレベル変動を説明
するための図である。
するための図である。
【図３】 本発明によるＣＣＤ形カラービデオカメラの
ビデオ信号処理回路のブロック図である。
ビデオ信号処理回路のブロック図である。
【図４】 図３のＤＣレベル補償手段の一実施例の回路
図である。
図である。
【図５】 図４のＤＣレベル補償手段の補償段階を説明
するための図である。
するための図である。
【図６】 図３の補償器の他の実施例の回路図である。
【図７】 図３のＲＧＢマトリックス回路のＤＣ変動検
出信号発生部の詳細回路図である。
出信号発生部の詳細回路図である。
２０ ガンマ補正回路、３０ 遅延回路、３２，３４
１Ｈライン遅延信号、４０ 色信号処理部、４２ ＲＧ
Ｂマトリックス回路、４４ エンコーダー、４６１／２
水平ライン遅延器、４８ 絶対値検出回路、５０ 輝度
信号処理部、５２ 垂直アパーチャー手段、５４ 水平
アパーチャー手段、５６ ＤＣレベル補償手段、５６ａ
低域濾波器、５６ｂ 補償器、５８ 加算器
１Ｈライン遅延信号、４０ 色信号処理部、４２ ＲＧ
Ｂマトリックス回路、４４ エンコーダー、４６１／２
水平ライン遅延器、４８ 絶対値検出回路、５０ 輝度
信号処理部、５２ 垂直アパーチャー手段、５４ 水平
アパーチャー手段、５６ ＤＣレベル補償手段、５６ａ
低域濾波器、５６ｂ 補償器、５８ 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 9/09 H04N 9/69
Claims (6)
- 【請求項１】 第１Ｈラインでは相異なる一対の色信号
（Ｓ１＝Ｒ＋Ｇ＋２Ｂ，Ｓ２＝Ｒ＋２Ｇ）を有し、第２
Ｈラインでは相異なる一対の色信号（Ｓ１＝２Ｇ＋Ｂ，
Ｓ２＝２Ｒ＋Ｇ＋Ｂ）を持って繰り返されるＣＣＤ出力
信号を入力しテレビジョン用の輝度及び色差信号をそれ
ぞれ出力する単板式ＣＣＤ形カラービデオカメラのビデ
オ信号処理回路において、 前記ＣＣＤ出力信号を入力しガンマ補正された信号を出
力するガンマ補正回路部と、 前記ガンマ補正された信号を入力し１Ｈライン遅延信号
及び２Ｈライン遅延信号を出力する遅延回路部と、 前記ガンマ補正された信号、１Ｈライン遅延信号及び２
Ｈライン遅延信号を入力し前記テレビジョン用の色差信
号を出力し、同時に前記ガンマ補正された信号のＳ２と
Ｓ１の差信号をガンマ補正によるＤＣ変動検出信号とし
て発生する色信号処理部と、 前記ガンマ補正された信号、１Ｈライン遅延信号及び２
Ｈライン遅延信号を入力し、前記ＤＣ変動検出信号に応
答し前記ガンマ補正によるＤＣレベル変動を補償し前記
テレビジョン用の輝度信号を出力する輝度信号処理部を
具備したことを特徴とする固体撮像素子形カラービデオ
カメラのビデオ信号処理回路。 - 【請求項２】 前記輝度信号処理部は前記ガンマ補正さ
れた信号、１Ｈライン遅延信号及び２Ｈライン遅延信号
を入力し垂直アパーチャー処理された信号を出力する垂
直アパーチャー手段と、前記１Ｈライン遅延信号を入力
し水平アパーチャー処理された信号を出力する水平アパ
ーチャー手段と、前記１Ｈライン遅延信号を入力し前記
ＤＣ変動検出信号に応答しＤＣレベル補償された信号を
出力するＤＣレベル補償手段と、前記垂直アパーチャー
手段、水平アパーチャー手段及びＤＣレベル補償手段の
出力信号を加算しテレビジョン用の輝度信号を出力する
加算器を具備したことを特徴とする請求項１記載の固体
撮像素子形カラービデオカメラのビデオ信号処理回路。 - 【請求項３】 前記ＤＣレベル補償手段は前記１Ｈライ
ン遅延信号を低域濾波するための低域濾波器と、前記低
域濾波された信号を入力し、前記ＤＣ変動検出信号が予
め設定された臨界値以上なら前記ＤＣレベル補償された
信号を出力し、臨界値未満の場合にはそのまま出力する
補償器を具備したことを特徴とする請求項２記載の固体
撮像素子形カラービデオカメラのビデオ信号処理回路。 - 【請求項４】 前記低域濾波器の伝達特性は、 Ｈ（ｚ）＝（１＋ｚ-1）／Ｚ （ここで、Ｈは伝達関数、ｚはｚ変換変数を表す。）で
あることを特徴とする請求項３記載の固体撮像素子形カ
ラービデオカメラのビデオ信号処理回路。 - 【請求項５】 前記補償器は前記低域濾波されたディジ
タル信号の上位３ビットの各ビットを反転するためのイ
ンバーターと、前記臨界値信号と前記ＤＣ変動検出信号
を比べるための比較器と、前記比較器の出力信号に応答
し前記インバーターの出力信号をゲートするゲートと、
前記ゲートの出力信号と前記低域濾波された信号を加算
しＤＣレベル補償された信号を出力するための加算器を
具備したことを特徴とする請求項３記載の固体撮像素子
形カラービデオカメラのビデオ信号処理回路。 - 【請求項６】 前記補償器は前記臨界値信号と前記ＤＣ
変動検出信号を比べるための比較器と、前記比較器の出
力信号に応答して動作可能になると共に前記低域濾波さ
れた信号によりアドレッシングされ補償信号を発生する
ルックアップテーブル手段と、前記補償信号と前記低域
濾波された信号を加算しＤＣレベル補償された信号を出
力するための加算器を具備したことを特徴とする請求項
３記載の固体撮像素子形カラービデオカメラのビデオ信
号処理回路。
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