JP2002016804A - 階調補正装置、媒体及び情報集合体 - Google Patents

階調補正装置、媒体及び情報集合体

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JP2002016804A JP2000193462A JP2000193462A JP2002016804A JP 2002016804 A JP2002016804 A JP 2002016804A JP 2000193462 A JP2000193462 A JP 2000193462A JP 2000193462 A JP2000193462 A JP 2000193462A JP 2002016804 A JP2002016804 A JP 2002016804A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像感に影響を与える高周波成分に対し、階
調補正により階調特性が強調された部分は相対的に解像
感が劣化する。 【解決手段】 第1の高周波成分抽出手段2は、入力信
号の高周波成分を抽出し第1の高周波信号を出力し、階
調補正手段5は、入力信号に非線形な階調特性を与え階
調補正信号を出力し、第2の高周波成分抽出手段6は、
階調補正信号の高周波成分を抽出し第2の高周波信号を
出力し、信号合成手段7は、階調補正手段から出力され
る階調補正信号と第1の高周波成分抽出手段から出力さ
れる第1の高周波信号と第2の高周波成分抽出手段から
出力される第2の高周波信号とを合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばビデオカメラ
などに用いられる階調補正装置、媒体及び情報集合体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の階調補正装置としては特開平4−
45486号公報に記載されたものが知られている。
【0003】図10に従来の階調補正装置の構成図を示
す。図10において、1は入力端子、2は高周波成分抽
出回路、4はマイクロコンピュータ、5は階調補正手
段、7は加算器、8は出力端子、9は高周波成分抑圧回
路である。
【0004】従来の階調補正装置では、入力端子1より
入力した入力信号Sinに対し、マイクロコンピュータ4
で入力信号の1画面分に相当する輝度値のヒストグラム
を算出し、検出したヒストグラムに応じて、傾きが変わ
るような階調補正特性を算出する。階調補正特性はヒス
トグラムの分布が大きいところは傾きが大きく、分布が
小さいところは傾きが小さくなるように設定する。
【0005】マイクロコンピュータ4でヒストグラムが
算出されている間に入力信号Sinはフレームメモリ11
に貯えられる。
【0006】階調補正手段5ではマイクロコンピュータ
4で算出した階調補正特性に従ってフレームメモリ11
に貯えられていた1画面分の入力信号Sinに対して階調
補正してコントラストが改善された階調補正信号Seqが
出力される。
【0007】階調補正手段5から出力される階調補正信
号Seqは高周波成分抑圧回路9に入力され、高周波成分
が抑圧され階調補正信号の低周波成分である階調補正低
周波信号Seqloが出力される。
【0008】また、入力端子1に入力された入力信号は
高周波成分抽出回路2により、高周波信号Shiが抽出さ
れる。
【0009】加算器7では高周波成分抽出回路から出力
される高周波信号Shiと高周波成分抑圧回路9から出力
される階調補正低周波信号Seqloが加算され、合成信号S
outとして出力端子8より出力される。
【0010】このように従来の階調補正装置では、高周
波成分に対しては階調補正特性を与えない。従って、階
調特性が抑圧された部分に関しては、高周波成分の階調
特性は抑圧されないので、階調特性が抑圧された部分に
関する解像感の劣化をより少なくすることが出来る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな階調補正装置では、解像感に影響を与える高周波成
分に対し、階調補正特性を与えていないので、階調補正
により階調特性が強調された部分は相対的に解像感が劣
化するという課題がある。
【0012】本発明は、上記課題を考慮し、階調補正に
より階調特性が強調された部分も相対的に解像間が劣化
することがない階調補正装置、媒体及び情報集合体を提
供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために第1の本発明(請求項1に対応)は、入力信号に
非線形な階調特性を与えて階調補正を行い、階調補正信
号を出力する階調補正手段と、前記出力された階調補正
信号において階調特性が抑圧された部分に関してその高
周波成分の階調特性が抑圧されないように、かつ前記出
力された階調補正信号の階調特性が強調された部分に関
してその高周波成分の階調特性が強調されるように前記
出力された階調補正信号を加工する加工手段とを備えた
ことを特徴とする階調補正装置である。
【0014】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記加工手段は、前記入力信号の高周波成分を抽出
して、第1の高周波信号を出力する第1の高周波成分抽
出手段と、前記出力された階調補正信号の高周波成分を
抽出して、第2の高周波信号を出力する第2の高周波成
分抽出手段と、前記階調補正信号と前記第1の高周波信
号と前記第2の高周波信号とを合成する信号合成手段と
を有することを特徴とする第1の本発明に記載の階調補
正装置である。
【0015】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記加工手段は、前記入力信号の高周波成分を抽出
して、高周波信号を出力する高周波成分抽出手段と、前
記出力された高周波信号に前記入力信号と実質上同等の
階調特性で階調補正を行い、階調補正高周波信号を出力
する高周波信号階調補正手段と、前記階調補正信号と前
記高周波信号と前記階調補正高周波信号とを合成する信
号合成手段とを有することを特徴とする第1の本発明に
記載の階調補正装置である。
【0016】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記加工手段は、前記入力信号の高周波成分を抽出
して、高周波信号を出力する高周波成分抽出手段と、前
記入力信号に与える階調補正特性を入力し、高周波成分
抽出手段から出力される高周波信号に与えるゲインを算
出する高周波信号ゲイン算出手段と、前記高周波信号ゲ
イン算出手段で得られたゲインにより前記高周波信号の
ゲインを調整する高周波信号ゲイン調整手段と、前記階
調補正信号と高周波信号ゲイン調整手段から出力される
ゲイン調整後の高周波信号を合成する信号合成手段とを
有することを特徴とする第1の本発明に記載の階調補正
装置である。
【0017】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記高周波信号ゲイン算出手段は、前記入力した階
調補正特性のゲインに所定の定数を加えたものを前記高
周波信号に与えるゲインとすることを特徴とする第4の
本発明に記載の階調補正装置である。
【0018】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記階調補正特性は、前記入力信号を複数のレベル
に分割した際の分割レベル内の代表点におけるゲインで
表されるものであり、前記階調補正手段は、前記入力信
号に対応したゲインを前記代表点におけるゲインから補
間処理によって得ることを特徴とする第請求項1〜5の
本発明のいずれかに記載の階調補正装置である。
【0019】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記補間処理は、前記出力信号の前記入力信号レベ
ルに関する少なくとも2階微分が連続になるように行わ
れることを特徴とする第6の本発明に記載の階調補正装
置である。
【0020】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、第1〜7の本発明のいずれかに記載の階調補正装置
の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
ピュータにより実行させるためのプログラム及び/また
はデータを担持した媒体であって、コンピュータにより
処理可能なことを特徴とする媒体である。
【0021】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、第1〜7の本発明のいずれかに記載の階調補正装置
の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコン
ピュータにより実行させるためのプログラム及び/また
はデータであることを特徴とする情報集合体である。
【0022】次にこのような本発明の動作を説明する。
【0023】上記本発明は、第1の高周波成分抽出手
段、階調補正手段、第2の高周波成分抽出手段、信号合
成手段で構成され、第1の高周波成分抽出手段は、入力
信号の高周波成分を抽出し第1の高周波信号を出力し、
階調補正手段は、入力信号に非線形な階調特性を与え階
調補正信号を出力し、第2の高周波成分抽出手段は、階
調補正信号の高周波成分を抽出し第2の高周波信号を出
力し、信号合成手段は、階調補正手段から出力される階
調補正信号と第1の高周波成分抽出手段から出力される
第1の高周波信号と第2の高周波成分抽出手段から出力
される第2の高周波信号とを合成することを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1の階調補正装置について、図面を参照しな
がら説明する。
【0025】実施の形態1では、階調補正されていない
高周波信号と、階調補正された高周波信号を階調補正信
号と合成することにより、階調補正により階調特性が強
調された部分でも解像感が劣化しない階調補正装置につ
いて説明する。
【0026】図1は本発明の実施の形態1の階調補正装
置の構成を表す構成図である。
【0027】図1において1は入力端子、2は第1の高
周波成分抽出回路、3はヒストグラム検出手段、4はマ
イクロコンピュータ、5は階調補正手段、6は第2の高
周波成分抽出回路、7は加算器、8は出力端子、10は
波形調整回路、11はフレームメモリである。
【0028】なお、本実施の形態の第1の高周波成分抽
出回路2は本発明の第1の高周波成分抽出手段の例であ
り、本実施の形態の第2の高周波成分抽出回路6は本発
明の第2の高周波成分抽出手段の例であり、本実施の形
態の加算器7は本発明の信号合成手段の例である。
【0029】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0030】入力端子1に入力された入力信号Sinはヒ
ストグラム検出手段3に入力され、1画面分の信号のヒ
ストグラムが検出される。ヒストグラムは入力信号のレ
ベルごとの頻度分布であり、どの信号レベルに画像の出
現頻度が集中しているかを表している。信号レベルの分
割数は多いほど細かな階調補正が可能となるがそれに対
して回路規模は大きくなる。本実施の形態では分割レベ
ル数は16とし、入力信号の分布範囲である入力ダイナ
ミックレンジを16等分するものとする。
【0031】ヒストグラム検出手段3では16個の分割
レベルに対応する輝度値の分布であるヒストグラムデー
タH(0)からH(15)が得られる。ここで、H(0)は0
段目、H(15)は15段目のヒストグラムデータであ
り、0段目から順に低輝度部から高輝度部への分割レベ
ルを表す。
【0032】図2(a)にヒストグラムの例を示す。図2
(a)で横軸は16個の分割レベル、縦軸は各分割レベル
に対応した頻度であるヒストグラムデータである。図2
(a)では分割レベル3の低輝度部と分割レベル12の高
輝度部を中心に頻度が分布しており、逆光、あるいは過
順光のシーンを表している。
【0033】ヒストグラムデータH(n)の大きさは、入
力信号のサンプル数に依存し、サンプル数が多いほど安
定した値が得られるがマイクロコンピュータ内での処理
には負荷がかかる。1画面分のサンプル数は512サン
プルもあれば十分であり、ヒストグラム検出手段3では
入力信号に対して1画面で512サンプル検出するよう
にサンプル間隔が調整される。
【0034】以上のようにして求められた16個のレベ
ルに対応するヒストグラムデータH(0)からH(15)は
マイクロコンピュータ4に転送される。
【0035】マイクロコンピュータ4内では、ヒストグ
ラムデータH(0)からH(15)を用いて階調補正特性を
算出する。階調補正特性SH(n)はヒストグラムデータ
H(0)からH(15)の累積積分値SH(0)からSH(1
5)により得る。累積積分値SH(n)は、H(n)を用い
て、次に示す数1で表される。
【0036】
【数1】SH(n)=ΣH(k) k=0,1,2,・・・,n 図2(b)に階調補正特性を示す。図2(b)で横軸は分割
レベル、縦軸は階調補正特性を表す累積積分値SHであ
る。
【0037】階調補正特性の各分割レベルごとの差はヒ
ストグラムデータH(n)に相当するので、階調補正特性
SHの各分割レベルの傾きは各分割レベルのヒストグラ
ムデータH(n)で表されることになる。
【0038】マイクロコンピュータ4でヒストグラムが
算出されている間に入力信号Sinはフレームメモリ11
に貯えられる。
【0039】階調補正手段5ではマイクロコンピュータ
4で算出した階調補正特性に従ってフレームメモリ11
に貯えられていた1画面分の入力信号Sinに対して階調
補正してコントラストが改善された階調補正信号Seqが
出力される。
【0040】階調補正処理は、入力信号Sinに対してヒ
ストグラム検出手段3と同じ分割レベルごとに、ゲイン
A(n)とオフセットB(n)が与えられ、以下の数2に示す
関係による折れ線近似から出力信号Seqとして出力され
る。
【0041】
【数2】Seq=A(n)×(Sin−S(n))+B(n) ここで、A(n)=(SH(n+1)−SH(n))/(S(n+1)−S
(n))、B(n)=SH(n)であり、S(n)≦Sin<S(n+1)で
ある。
【0042】図2(c)にSH(n)、S(n)の関係を示す。
【0043】また、フレームメモリ11から出力された
入力信号Sinは第1の高周波成分抽出回路2に入力され
る。第1の高周波成分抽出回路2としては2次元のハイ
パスフィルタが用いられる。水平x、垂直yの2次元の
入力信号をS(x,y)とすると、2次元ハイパスフィルタ
の出力信号Shi(x,y)は、次に示す数3で表される。
【0044】
【数3】Shi(x,y)=S(x,y-1)+S(x-1,y)+S(x+1,y)+S
(x,y+1)-4・S(x,y) ここで、S(x,y)に対しS(x,y-1)やS(x,y+1)などの垂
直方向のシフトに関しては、一般的にHメモリ等が用い
られるが、第1の高周波成分抽出回路2の場合には、フ
レームメモリ11から3ラインの信号S(x,y)、S(x,y-
1)、S(x,y+1)を直接得ることが出来る。
【0045】このような2次元ハイパスフィルタ処理に
より、第1の高周波成分抽出回路2から2次元の高周波
信号Shi1が出力される。この2次元の高周波信号Shi1
は波形調整回路10aに入力され、マイクロコンピュー
タ4により設定されたゲインで増幅され、またコアリン
グ処理などの波形調整処理が施され、出力信号Shi1oと
して出力される。
【0046】次に階調補正手段5から出力された階調補
正信号Seqは第2の高周波成分抽出回路6に入力され、
第1の高周波成分抽出回路2と同様、2次元のハイパス
フィルタ処理により高周波信号Shi2が出力される。こ
の2次元の高周波信号Shi2は波形調整回路10bに入力
され、マイクロコンピュータ4により設定されたゲイン
で増幅され、またコアリング処理などの波形調整処理が
施され、出力信号Shi2oとして出力される。
【0047】加算器7では階調補正手段5の出力信号で
あるSeqと波形調整回路10aから出力される第1の高
周波信号Shi1oと波形調整回路10bから出力される第
2の高周波信号Shi2oが加算され、出力信号Soutとし
て出力端子8から出力される。
【0048】図3に各部の信号波形を示す。図3におい
て、(a)は入力信号Sin、(b)は階調補正信号Seq、
(c)は第1の高周波信号Shi1、(d)は第2の高周波信
号Shi2、(e)は出力信号Sout、(f)は従来の階調補正
装置の出力信号である。ただし、図3の(a)〜(f)
において、横軸は信号が表す画像内の位置であり、縦軸
は指定された位置における階調レベルを表している。ま
た、図3の(a)に示す入力信号Sinは、前述したよ
うに図2の(a)に示すヒストグラムを持つものとす
る。
【0049】そうすると、図3(a)のSinのような信号
に対し階調補正処理により、図3(b)のように傾きの急
な部分は高周波成分が強調され、傾きの緩やかな部分は
高周波成分が抑圧される。図3(b)の階調補正信号Seq
に図3(c)の階調補正処理されていない信号から得られ
る第1の高周波信号Shi1と図3(d)の階調補正処理後
の信号から得られる第2の高周波信号Shi2を合成して
得られる合成信号Soutは、傾きの急な部分は高周波成
分が強調されるとともに、傾きの緩やかな部分にも高周
波成分が残っている。それに対し、図3(f)に示す従来
の階調補正装置の出力信号は傾きの緩やかな部分は高周
波成分が残っているものの、傾きの急な部分の高周波成
分が不十分である。
【0050】以上のように、本実施の形態の効果は、階
調補正されていない高周波信号と、階調補正された高周
波信号を階調補正信号と合成することにより、従来の技
術で説明した階調補正装置と同様に階調補正により階調
特性が抑圧された部分でも解像感の劣化が少ない上に、
さらに階調補正により階調特性が強調された部分でも解
像感が劣化しない階調補正装置を得ることが出来るとい
うものである。
【0051】(実施の形態2)実施の形態1で第2の高
周波成分抽出回路では、2次元の高周波信号を得るため
に、通常Hメモリが必要とされる。このようなHメモリ
はLSI設計において、チップ面積の増大によるコスト
増の大きな要因となる。
【0052】以下、本発明の実施の形態2の階調補正装
置について、図面を参照しながら説明する。
【0053】本実施の形態では、階調補正されていない
高周波信号に対し、階調補正手段における階調補正の特
性を与えることにより、階調補正された高周波信号を
得、階調補正信号と合成することにより、階調補正によ
り階調特性が強調された部分でも解像感が劣化しない階
調補正装置を得ることが出来る階調補正装置について説
明する。
【0054】図4は本発明の実施の形態2の階調補正装
置の構成を表す構成図である。
【0055】図4において12は乗算器である。
【0056】実施の形態2において、ヒストグラム検出
手段3、フレームメモリ11、高周波成分抽出手段とし
ての高周波成分抽出回路2の動作は実施の形態1に準じ
るので、ここでは省略する。
【0057】なお、本実施の形態の高周波成分抽出回路
2は本発明の高周波成分抽出手段の例であり、本実施の
形態の乗算器12は本発明の高周波信号階調補正手段の
例である。
【0058】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0059】階調補正手段5ではマイクロコンピュータ
4で算出した階調補正特性に従ってフレームメモリ11
に貯えられていた1画面分の入力信号Sinに対して階調
補正してコントラストが改善された階調補正信号Seqが
出力される。
【0060】階調補正処理は、入力信号Sinに対してヒ
ストグラム検出手段3と同じ分割レベルに応じて変化す
るゲインGが与えられ、以下の数4に示す関係による折
れ線近似から出力信号Seqとして出力される。
【0061】
【数4】Seq=Gin×Sin ここで、Gin=G(n)+(G(n+1)-G(n))・(Sin−S(n))
/(S(n+1)−S(n))、G(n)=SH(n)/S(n)であり、S
(n)≦Sin<S(n+1)である。
【0062】図5(a)にSH(n)、S(n)の関係を、図5
(b)にG(n)、S(n)とGin、Sinの関係を示す。このよ
うにして入力信号Sinから出力信号Seqを求めた場
合、出力信号Seqを入力信号Sinについての2階微
分が連続になる。
【0063】実施の形態2では入力信号を直線補間する
のではなく、信号に与えるゲインを直線補間しているの
で、得られる階調特性は滑らかなカーブを描く。このた
め、入力信号に対する折れ線近似の影響で発生する偽信
号を抑圧できる。
【0064】階調補正手段5で各画素の入力信号Sinに
与えられるゲインGinは、高周波信号階調補正手段とし
ての乗算器12に入力され、同じタイミングの高周波信
号Shi1と掛け合わされて、第2の高周波信号Shi2が出
力される。
【0065】波形調整回路10以降の動作は実施の形態
1に準じるのでここでは省略する。
【0066】各部の信号波形は階調補正特性が曲線で表
されるようになる以外は実施の形態1の各部の信号波形
と同様である。
【0067】本実施の形態の効果は、階調補正されてい
ない高周波信号に対し、階調補正手段における階調補正
の特性を与えることにより、階調補正された高周波信号
を得、階調補正信号と合成することにより、階調補正に
より階調特性が強調された部分でも解像感が劣化しない
階調補正装置を得ることが出来るというものである。
【0068】また、本実施の形態の別の効果は、階調補
正後の高周波信号Shi2を乗算器12により実現してい
るので、回路規模の大きなHメモリ等の遅延素子を削減
する事ができるというものである。
【0069】また、本実施の形態の更に別の効果は、入
力信号を直線補間するのではなく、信号に与えるゲイン
を直線補間しているので、得られる階調特性は滑らかな
カーブを描き、入力信号に対する折れ線近似の影響で発
生する偽信号を抑圧することができるというものであ
る。
【0070】(実施の形態3)実施の形態1および2に
おいて階調補正のかからない第1の高周波信号と階調補
正のかかった第2の高周波信号をそれぞれ加算してい
る。
【0071】本実施の形態では、高周波信号ゲイン算出
手段で入力信号に与える階調補正特性を入力し、高周波
成分抽出手段から出力される高周波信号に与えるゲイン
を算出することにより、高周波信号を1系統にし、回路
規模の削減と制御の容易さを得ることが出来る階調補正
装置について説明する。
【0072】以下、本発明の実施の形態3の階調補正装
置について、図面を参照しながら説明する。
【0073】図6に実施の形態3の階調補正装置の構成
を示す。図6において13は高周波信号ゲイン算出手段
である。
【0074】実施の形態3において、ヒストグラム検出
手段3、フレームメモリ11、高周波成分抽出回路2、
階調補正手段5、マイクロコンピュータ4の動作は実施
の形態2に準じるのでここでは省略する。
【0075】なお、本実施の形態の乗算器12は本発明
の高周波信号ゲイン調整手段の例である。
【0076】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0077】ここでは、高周波信号ゲイン算出手段13
の動作について詳しく説明する。高周波信号ゲイン算出
手段13は階調補正手段5で各画素の入力信号Sinに与
えられるゲインGinを入力し、特定の定数ゲインG0と
加算して、Gout=Gin+G0として出力される。ここでG
inは高周波成分に与える階調補正特性であるが、G0は
Ginに対して、階調補正特性を与えない高周波成分に対
するゲインに相当する。G0としては、Ginの平均値程
度に選ぶのが好ましい。図7にGin、G0、Goutの関係
を示す。
【0078】高周波信号ゲイン算出手段13から出力され
たゲインGoutは、乗算器12に入力され、同じタイミ
ングの高周波信号Shi1と掛け合わされて、高周波信号
Shi3が出力される。
【0079】図8に各部の高周波成分の信号波形を示
す。図8において、(a)は階調補正されない第1の高周
波信号Shi1、(b)は高周波信号階調補正手段としての乗
算器12の出力信号Shi3である。比較のため、図8(c)
に実施の形態1における階調補正された高周波信号Shi
2を示す。図8(b)のShi3はShi1とShi2を加算したよ
うな波形になる。
【0080】Shi3は波形調整回路10に入力され、マ
イクロコンピュータ4により設定されたゲインで増幅さ
れ、またコアリング処理などの波形調整処理が施され、
出力信号Shi3oとして出力される。
【0081】加算器7では階調補正手段5の出力信号で
あるSeqと波形調整回路10から出力される高周波信号
Shi3oが加算され、出力信号Soutとして出力端子8か
ら出力される。
【0082】本実施の形態の効果は、高周波信号ゲイン
算出手段で入力信号に与える階調補正特性を入力し、高
周波成分抽出手段から出力される高周波信号に与えるゲ
インを算出することにより、高周波信号を1系統にし、
回路規模の削減と制御の容易さを得るというものであ
る。
【0083】(実施の形態4)図9に実施の形態4の階
調補正装置の構成を示す。図9において14はレベルデ
ィペンド制御回路、15はガンマ補正回路である。
【0084】実施の形態4において、ヒストグラム検出
手段3、フレームメモリ11、高周波成分抽出回路2、
階調補正手段5、マイクロコンピュータ4、階調補正手
段5、高周波信号ゲイン算出手段13の動作は実施の形
態3に準じるのでここでは省略する。
【0085】次にこのような本実施の形態の動作を説明
する。
【0086】階調補正手段5から出力される階調補正信
号Seqはガンマ補正回路15に入力され、ガンマ補正信
号Srとして出力される。それとともに階調補正手段5
から出力される階調補正信号Seqはレベルディペンデン
ト制御回路14に入力され、入力信号レベルに応じたレ
ベルディペンドゲインGlvが出力される。Glvは入力信
号のレベルに応じて変化するゲインで、ガンマ補正回路
に15におけるガンマカーブに対応した、低輝度部では
大きく高輝度部では小さくなるような特性や、ノイズ成
分抑圧のための低輝度レベルのゲイン抑圧、ガンマ補正
による高輝度部の解像度劣化に対応する高輝度部のゲイ
ン強調などの特性が与えられている。
【0087】次に、高周波信号ゲイン算出手段13から出
力されたゲインGoutは、高周波信号階調補正手段とし
ての乗算器12aに入力され、同じタイミングのレベル
ディペンドゲインGlvと掛け合わされて、高周波ゲイン
Gout2が出力される。
【0088】乗算器12aから出力された高周波ゲイン
Gout2は、同じタイミングの高周波信号Shi1と掛け合
わされて、高周波信号Shi3が出力される。
【0089】Shi3は波形調整回路10に入力され、マ
イクロコンピュータ4により設定されたゲインで増幅さ
れ、またコアリング処理などの波形調整処理が施され、
出力信号Shi3oとして出力される。
【0090】加算器7ではガンマ補正回路15の出力信
号であるSrと波形調整回路10から出力される高周波
信号Shi3oが加算され、出力信号Soutとして出力端子
8から出力される。
【0091】本実施の形態の効果は、高周波信号ゲイン
算出手段で入力信号に与える階調補正特性を入力し、高
周波成分抽出手段から出力される高周波信号に与えるゲ
インを算出することにより、高周波信号を1系統にし、
回路規模の削減と制御の容易さを得るというものであ
る。
【0092】なお、実施の形態1から4においてヒスト
グラム検出手段3で検出したヒストグラムデータH(n)
から階調補正特性SH(n)を算出する階調補正特性算出
手段としてマイクロコンピュータ4を用いたが、このマ
イクロコンピュータ4の動作の一部または全てをハード
ウェア、その他の手段で実現しても同様の効果が得られ
る。
【0093】さらに、実施の形態1から4では、ヒスト
グラム検出および階調補正の分割レベルを等間隔に設定
したが、低輝度部を細かく、高輝度部を粗くするように
設定しても良い。分割レベルの幅を細かくした部分の制
御は当然の事ながら細かな制御が可能となる。ガンマ補
正により低輝度部の信号の階調特性を強調するするビデ
オカメラなどでは、低輝度部の分割を細かくすることは
有効である。
【0094】さらに、実施の形態1から4では信号の分
割レベルを16分割としたが、それよりも多くても少な
くても良い。分割数が多いほど細かな制御が可能となる
が、階調補正特性算出に必要な処理量が大きくなり、マ
イクロコンピュータやハードウェアに負荷がかかる。
【0095】さらに、実施の形態1から4ではヒストグ
ラムデータ抽出の間に入力信号をフレームメモリに蓄積
しているが、動画撮影の場合には、現在入力中の信号よ
りも前のフレームの画面から抽出したヒストグラムデー
タで、階調補正を施す事ができるので、フレームメモリ
を削除する事ができる。
【0096】さらに、実施の形態1から4における、一
部またはすべての動作をソフトウェアで実現しても同様
の効果が得られる。この場合、信号処理に時間がかかる
が、静止画の処理の場合には実現可能である。
【0097】さらに、実施の形態2から4では、階調補
正前の信号から高周波成分を抽出し、その信号に対して
階調補正特性をかけているが、階調補正後の信号から高
周波成分を抽出し、階調補正の逆特性をかけた信号を用
いても同様の効果を得る事ができる。
【0098】さらに、本発明の階調補正装置の全部また
は一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータに
より実行させるためのプログラム及び/またはデータを
担持した媒体であって、コンピュータにより処理可能な
ことを特徴とする媒体も本発明に属する。
【0099】さらに、本発明の階調補正装置の全部また
は一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータに
より実行させるためのプログラム及び/またはデータで
あることを特徴とする情報集合体も本発明に属する。
【0100】さらに、本発明のデータとは、データ構
造、データフォーマット、データの種類などを含む。ま
た、本発明の媒体とは、ROM等の記録媒体、インター
ネット等の伝送媒体、光・電波・音波等の伝送媒体を含
む。また、本発明の担持した媒体とは、例えば、プログ
ラム及び/またはデータを記録した記録媒体、やプログ
ラム及び/またはデータを伝送する伝送媒体等を含む。
また、本発明のコンピュータにより処理可能とは、例え
ば、ROMなどの記録媒体の場合であれば、コンピュー
タにより読みとり可能であることであり、伝送媒体の場
合であれば、伝送対象となるプログラム及び/またはデ
ータが伝送の結果として、コンピュータにより取り扱え
ることであることを含む。また、本発明の情報集合体と
は、例えば、プログラム及び/またはデータ等のソフト
ウエアを含むものである。
【0101】さらに、上記実施の形態のいずれかに記載
の階調補正装置の全部または一部の手段、回路、ブロッ
クの全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラム及び/またはデータを記録したプ
ログラム記録媒体は、コンピュータにより読み取り可能
であり、読み取られた前記プログラム及び/またはデー
タが前記コンピュータと協動して前記機能を実行するプ
ログラム記録媒体であっても良い。
【0102】このように、本実施の形態によれば、階調
補正されていない高周波信号と、階調補正された高周波
信号を階調補正信号と合成することにより、階調補正に
より階調特性が強調された部分でも解像感が劣化しない
階調補正装置を得ることが出来る。
【0103】また、本実施の形態によれば、階調補正さ
れていない高周波信号に対し、階調補正手段における階
調補正の特性を与えることにより、階調補正された高周
波信号を得、階調補正信号と合成することにより、階調
補正により階調特性が強調された部分でも解像感が劣化
しない階調補正装置を得ることが出来る。
【0104】また、本実施の形態によれば、階調補正後
の高周波信号Shi2を高周波信号階調補正手段により実
現しているので、回路規模の大きなHメモリ等の遅延素
子を削減する事ができる。
【0105】また、本実施の形態によれば、入力信号を
直線補間するのではなく、信号に与えるゲインを直線補
間しているので、得られる階調特性は滑らかなカーブを
描き、入力信号に対する折れ線近似の影響で発生する偽
信号を抑圧することができる。
【0106】また、本実施の形態によれば、高周波信号
ゲイン算出手段で入力信号に与える階調補正特性を入力
し、高周波成分抽出手段から出力される高周波信号に与
えるゲインを算出することにより、高周波信号を1系統
にし、回路規模の削減と制御の容易さを得ることが出来
る。
【0107】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、階調補正により階調特性が強調された部
分も相対的に解像間が劣化することがない階調補正装
置、媒体及び情報集合体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の階調補正装置の構成を表す構成
【図2】実施の形態1の階調補正装置のヒストグラムデ
ータと階調補正特性を示す特性図
【図3】実施の形態1の階調補正装置の各部の信号波形
【図4】実施の形態2の階調補正装置の構成を表す構成
【図5】実施の形態2の階調補正装置の階調補正特性を
示す特性図
【図6】実施の形態3の階調補正装置の階調補正装置の
構成を表す構成図
【図7】実施の形態3の階調補正装置の階調補正特性を
示す特性図
【図8】実施の形態3の階調補正装置の各部の高周波信
号の信号波形図
【図9】実施の形態4の階調補正装置の階調補正装置の
構成を表す構成図
【図10】従来の階調補正装置の構成を示す構成図
【符号の説明】
1...入力端子、 2...高周波成分抽出回路、 3...ヒストグラム検出手段、 4...マイクロコンピュータ、 5...階調補正手段、 7...加算器、 8...出力端子、 9...高周波成分抑圧回路、 10...波形調整回路、 11...フレームメモリ、 12...レジスタ、 13...高周波信号ゲイン算出手段、 14...レベルディペンド制御回路、 15...ガンマ補正回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CE03 CE08 CE11 CH01 CH11 5C021 PA17 PA33 PA66 PA75 PA77 PA79 XA35 XB07 5C077 PP03 PP10 PP15 PP43 PQ03 PQ12 PQ19 PQ25 RR19

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に非線形な階調特性を与えて階
    調補正を行い、階調補正信号を出力する階調補正手段
    と、 前記出力された階調補正信号において階調特性が抑圧さ
    れた部分に関してその高周波成分の階調特性が抑圧され
    ないように、かつ前記出力された階調補正信号の階調特
    性が強調された部分に関してその高周波成分の階調特性
    が強調されるように前記出力された階調補正信号を加工
    する加工手段とを備えたことを特徴とする階調補正装
    置。
  2. 【請求項2】 前記加工手段は、前記入力信号の高周波
    成分を抽出して、第1の高周波信号を出力する第1の高
    周波成分抽出手段と、 前記出力された階調補正信号の高周波成分を抽出して、
    第2の高周波信号を出力する第2の高周波成分抽出手段
    と、 前記階調補正信号と前記第1の高周波信号と前記第2の
    高周波信号とを合成する信号合成手段とを有することを
    特徴とする請求項1記載の階調補正装置。
  3. 【請求項3】 前記加工手段は、前記入力信号の高周波
    成分を抽出して、高周波信号を出力する高周波成分抽出
    手段と、 前記出力された高周波信号に前記入力信号と実質上同等
    の階調特性で階調補正を行い、階調補正高周波信号を出
    力する高周波信号階調補正手段と、 前記階調補正信号と前記高周波信号と前記階調補正高周
    波信号とを合成する信号合成手段とを有することを特徴
    とする請求項1記載の階調補正装置。
  4. 【請求項4】 前記加工手段は、前記入力信号の高周波
    成分を抽出して、高周波信号を出力する高周波成分抽出
    手段と、 前記入力信号に与える階調補正特性を入力し、高周波成
    分抽出手段から出力される高周波信号に与えるゲインを
    算出する高周波信号ゲイン算出手段と、 前記高周波信号ゲイン算出手段で得られたゲインにより
    前記高周波信号のゲインを調整する高周波信号ゲイン調
    整手段と、 前記階調補正信号と高周波信号ゲイン調整手段から出力
    されるゲイン調整後の高周波信号を合成する信号合成手
    段とを有することを特徴とする請求項1記載の階調補正
    装置。
  5. 【請求項5】 前記高周波信号ゲイン算出手段は、前記
    入力した階調補正特性のゲインに所定の定数を加えたも
    のを前記高周波信号に与えるゲインとすることを特徴と
    する請求項4記載の階調補正装置。
  6. 【請求項6】 前記階調補正特性は、前記入力信号を複
    数のレベルに分割した際の分割レベル内の代表点におけ
    るゲインで表されるものであり、 前記階調補正手段は、前記入力信号に対応したゲインを
    前記代表点におけるゲインから補間処理によって得るこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の階調補
    正装置。
  7. 【請求項7】 前記補間処理は、前記出力信号の前記入
    力信号レベルに関する少なくとも2階微分が連続になる
    ように行われることを特徴とする請求項6記載の階調補
    正装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の階調補
    正装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
    をコンピュータにより実行させるためのプログラム及び
    /またはデータを担持した媒体であって、コンピュータ
    により処理可能なことを特徴とする媒体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の階調補
    正装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能
    をコンピュータにより実行させるためのプログラム及び
    /またはデータであることを特徴とする情報集合体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007142670A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Olympus Corp 画像処理システム、画像処理プログラム
JP2012169929A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Funai Electric Co Ltd 画像表示装置
JP2012169930A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Funai Electric Co Ltd 画像表示装置

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