JPH0435409Y2 - - Google Patents

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JPH0435409Y2
JPH0435409Y2 JP1987102660U JP10266087U JPH0435409Y2 JP H0435409 Y2 JPH0435409 Y2 JP H0435409Y2 JP 1987102660 U JP1987102660 U JP 1987102660U JP 10266087 U JP10266087 U JP 10266087U JP H0435409 Y2 JPH0435409 Y2 JP H0435409Y2
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JP
Japan
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sealing material
plate
adhesive
shows
repair
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JP1987102660U
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JPS6410054U (ja
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバン型車両、海上コンテナ等容器体の
亀裂個所や破損個所を応急的又は恒久的に処置し
て風雨に対する気密性・水密性を維持できるよう
にしたシール材、さらに詳しくは粘着シール材に
関するものである。
(従来技術) 第7図は海上コンテナの斜視図である。第8図
は第7図の−断面即ち上部側枠材1とこれに
固着される屋根板2及び側板3の取付部の構成が
示されている。
屋根板2と上部側枠材1とはリベツト4で結合
されるが、屋根板2と上部側枠材1との間には両
面接着テープ5(第5図)を貼付けて水密性・気
密性を保つている。
このような構成の海上コンテナは、異種輸送機
関、船舶、鉄道、コンテナシヤシートレーラー、
積置プール等に跨つて輸送される積み換えられ
る。海上コンテナの積み換え作業は主として大型
クレーンやフオークリフト等の荷役機械が使用さ
れているが、積み換え作業時の事故、即ち海上コ
ンテナの破損、損傷事故が非常に多い。これは荷
役機械のハンドリングミスによるものが大部分で
あるが、例え小さな事故であつても、当該海上コ
ンテナは修復作業を必要とし、ただちに修理ヤー
ド又は修理工場に移動され、修復作業が施され
る。海上コンテナは、一度事故が発生すると修理
ヤードへの移動、材料、治工具、動力源等の手
配、調達等予期せぬ作業をしいられるので修復費
用もさることながら、相当の作業時間を必要とす
る。このため海上コンテナの輸送計画に支障をき
たす結果となる。
さらに海上コンテナは長期に亘つて過酷な取扱
い方をされるので、経年衰耗による損傷も激し
い。特に部材同志の接合部、例えば屋根板と上部
側枠材との接合部のリベツトの弛緩が発生しやす
い。このリベツトの弛緩は海上コンテナの強度上
からは問題はないが、雨水が庫内に浸入する要因
となる場合が多い。リベツトの弛緩ケ所が発見さ
れたコンテナも又修理ヤード又は修理工場に移動
され修復作業がおこなわれる。このように従来の
海上コンテナの修復作業は時間がかゝりすぎて海
上コンテナの輸送計画に支障をきたすばかりでな
く、修復部所の雨水対策も充分とは言えなかつ
た。
(考案の解決しようとする問題点) 従来技術の問題点に鑑み、イ)ほこりや異物が
表面に付着することがなく、ロ)粘着材が直接太
陽や風雨にさらされても寿命が長く、ハ)施工が
容易なシール材を提供しようとするものである。
(考案による解決手段) 全体が粘着性を有する未加硫のテープ又は板状
のシーリング材の表面に固形で耐候性を有するフ
イルムを貼合わせたもので構成し、使用に当つて
はフイルムと反対側の面に添着した離型紙をはが
して修理個所に適用するようにした。
(実施例) 第1図でAは厚さ0.5〜10mmの自粘着性を有し、
柔軟性に富んだ未加硫ゴム状をなし、かつ耐水性
に富んだシーリング材、たとえばブチルゴム接着
剤である。Bは耐候性を有する極薄(10〜200μ)
の樹脂フイルム、たとえばフツソを含浸させた樹
脂フイルムである。本考案のシール材Sはこれら
AとBを各々用途に応じて必要厚につくり、両者
を接着させ一枚のシール材として構成される。C
(第2図)は使用時に剥がす離型紙である。
(使用例) 1 第3図の如く板材aと板材bのラツプ部のエ
ツジシール材としてシール材Sを使用できる。
2 第4図の場合はリベツト6によつて板材aと
板材bを結合したものであるが、この場合もシ
ーリング材Aがリベツト6の頭部が突出してい
ても、この突部にならつて板材の結合部分をシ
ールすることができる。
3 第5図はたとえば第8図の屋根板2と側枠材
1との結合部の如く板材と板材のラツプ端部シ
ール用として使用した例で、この場合はリベツ
ト6の凸部にならつてシールすると共に、端部
の重合せ部7も被覆して完ぺきなシールができ
るようになつている。なおこの場合、リベツト
6の頭の上部をこれにならつてシール材も凸状
にすることなく、図の如く少し厚手のシーリン
グ材Aよりなるシール材Sを使用すればシール
材の表面を平らにしてシールすることも可能で
ある。
4 第6図はコンテナの屋根等にできた小さな傷
孔8をふさぐ場合で、この場合には傷孔8より
大き目のシール材Sを使用し、該傷孔8の上部
に貼りつければよい。
(効果) 全体が粘着性を有する未加硫のテープ又は板状
のシーリング材Aの表面に固形で耐候性を有する
フイルムを貼合わせたものでシール材を構成し
た。これにより、 1 補修個所にほこりや異物が付着することな
く、長い時間に亘つて美観を害ねない。
2 テープ又は板状のシーリング材の表面に耐候
性を有するフイルムを貼合わせたので、シール
材が直接太陽の紫外線、及び大気中の有害物質
や風雨・海水等にさらされても劣下が少く寿命
が長い。
3 粘着性を有するシーリング材を用いたので、
たとえ凹凸面であつても容易に貼着でき、作業
性は抜群である。
【図面の簡単な説明】
第1図はシール材の断面図を示す。第2図は使
用前の離型紙のついた状態を示す。第3図は板材
と板材のラツプ部にシール材を適用した例を示
す。第4図はリベツトによつて結合した板材と板
材のラツプ部にシール材を適用した例を示す。第
5図は板材と板材のラツプ端部にシール材を適用
した例を示す。第6図は屋根板の傷孔にシール材
を適用した例を示す。第7図はコンテナの斜視
図。第8図は第7図の−断面図。第9図は第
8図矢視部の固定方法を示す。 図において;S……シール材、A……シーリン
グ材、B……保護フイルム、a,b……板材、1
……側枠材、2……屋根板、3……側板、4……
リベツト、5……両面接着テープ、6……リベツ
ト、7……重合せ部、8……傷孔、以上。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 全体が粘着性を有する未加硫のテープ又は板
    状のシーリング材Aの表面に固形で耐侯性を有
    するフイルムBを貼合せたものよりなることを
    特徴とする運搬容器体におけるシール材。 2 粘着性を有する未加硫のテープ又は板状のシ
    ーリング材の接着面に使用面には離型紙を添着
    することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の運搬容器体におけるシール材。
JP1987102660U 1987-07-06 1987-07-06 Expired JPH0435409Y2 (ja)

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JPS6410054U JPS6410054U (ja) 1989-01-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007254752A (ja) * 1995-04-12 2007-10-04 3M Co 溶融流動性材料および表面シーリング方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6192239A (ja) * 1984-10-05 1986-05-10 住友化学工業株式会社 コンクリ−ト打継目用止水材

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JPS6410054U (ja) 1989-01-19

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