JP3225448U - ウイング車の補修用センターシート - Google Patents

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英彦 田邉
英彦 田邉
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株式会社ひでぴょん
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Abstract

【課題】ウイング車の補修用センターシートを提供する。【解決手段】ウイングルーフ付トラックの補修用センターシート9であって、本補修用センターシート裏面に補修用テープを数個所接着しセンターフレーム4に貼り付ける本補修用センターシートの前部と、後部と、右側部と、左側部とを接着剤にて接着固定した後、本補修用センターシートの前部と、後部と、右側部と、左側部との上面全間をコーキング剤にて防水処理を施して用いるウイング車の補修用センターシートで、ウイング車のセンターシートの補修について、操作性や耐久性に優れる。【選択図】図1

Description

本発明は、ウイング車の補修用センターシートに関する。
従来、ウイング車(ウイングルーフ付トラック)の補修用センターシートに関する技術が存在する。例えば、実用新案登録第3174978号公報(特許文献1)には、ウイングルーフ付トラックの補修用センターシートであって、センターシート裏面に補修用テープを数個所接着しセンターフレームに貼り付けるセンターシートの前部と後部および右側部と左側部を接着剤にて接着固定して用いるウイング車の補修用センターシートが開示されている。これにより、トラックの駐車してある現地で屋外においても短時間で補修作業を行うことが出来るとしている。又、一人でも作業することが可能となり作業性が向上するとしている。
実用新案登録第3174978号公報
ここで、上述した特許文献1に記載の技術では、ウイング車のセンターシートの補修について、操作性や耐久性が悪いという課題がある。
そこで、本考案は、前記課題を解決するためになされたものであり、ウイング車のセンターシートの補修について、操作性や耐久性に優れるウイング車の補修用センターシートを提供することを目的とする。
本考案に係るウイング車の補修用センターシートは、ウイングルーフ付トラックの補修用センターシートであって、本補修用センターシート裏面に補修用テープを数個所接着し、センターフレームに貼り付ける本補修用センターシートの前部と、後部と、右側部と、左側部とを接着剤にて接着固定した後、本補修用センターシートの前部と、後部と、右側部と、左側部との上面全間をコーキング剤にて防水処理を施して用いる。
本考案によれば、ウイング車のセンターシートの補修について、操作性や耐久性に優れる。
本考案に係るウイングルーフ付トラックの背面図(図1A)と、本考案に係るウイングルーフ付トラックの側面図(図1B)と、である。 本考案に係るウイングルーフ付トラックのセンターフレーム保護シートの補修を示す正面図(図2A)と、本考案に係るウイングルーフ付トラックのセンターフレーム保護シートの補修を示す背面図(図2B)と、本考案に係るセンターフレーム保護シートを示す正面図(図2C)と、本考案に係るウイングルーフ付トラックのセンターフレーム保護シートの補修後を示す正面図(図2D)と、である。
以下に、添付図面を参照して、本考案の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本考案は、センターシートのサイズを幅600mmとし、どのトラックにでも対応できるサイズとした。さらにシートの長さを4TON車で7m、10TON車で11mとし、どのメーカーのサイズにも対応できる。シートに予め粘着テープやシート補修用テープ等を熱溶着により貼り付け、例えば2m〜3m間で貼り付けておく。トラックの駐車されている現地にて前記で作成したセンターシートをウイングルーフのセンターフレームに貼り付けウイングルーフの後部まで広げた後、テープの前部および後部の全体約10〜30cmを接着剤にて接着固定する。
ウイングルーフ付トラックの背面部の幌体部1は、図1Aに示すように、ウイングルーフ付トラックのキャブの後方に延設したシャーシフレーム8を備え、このシャーシフレーム8の上に荷台7を備える。荷台7の左右側面には、開閉式の右側アオリ5と、左側アオリ6とを備えるとともに、荷台7の全体を覆う幌体部1をセンターフレーム4に軸支された右側ウイングルーフ3と、左側ウイングルーフ2とで構成される。右側ウイングルーフ3と、左側ウイングルーフ2は、開閉式の右側アオリ5と、左側アオリ6との上方に配して、左右一対の開閉式ウイングルーフとする。
この場合、センターフレーム4に、別途、防水シート等から構成される補修用センターシート9を粘着テープや接着剤にて取り付ける。一般的に、右側ウイングルーフ3と、左側ウイングルーフ2は、鉄やアルミニウム等の金属で形成されるため、耐候性が高い。しかし、センターシート9は、樹脂素材で構成されるシートで形成されているので、磨耗、損傷が早期に発生し穴開きが早期に発生する場合がある。
本考案の実施形態では、このような欠陥を回避するために、特に磨耗、損傷が早期に発生しやすいセンターシート9をトラックの駐車してある現地で屋外においても補修工事を行うために、図1B、図2A、図2B、図2C、図2Dに示すように、磨耗、損傷した部分に、センターシート9の裏面に補修用テープ16を数個所センターシート9の全幅に貼付しておく。
センターシート9は、右側ウイングルーフ3と、左側ウイングルーフ4の全長より若干長く切断する。右側ウイングルーフ3と、左側ウイングルーフ2の前方にセンターシート9の補修用テープ16の位置を合わせ、最先端の位置にセンターシート9の裏面の補修用テープ16で固着し、ロール状のセンターシート9を右側ウイングルーフ3と、左側ウイングルーフの後部に向かって転がしながら、それぞれの補修用テープ16、17、18、19の位置まで中心を合わせながら区間ごとに補修用テープを固着する。
センターシート9の前部を車輌ごとに合わせるため右位置合わせ部11と、中央部10と、左合わせ部12を、はさみでカットして固定する。センターシート9の後部を前部同様貼り合わせた後、右位置合わせ部14と、中央部13と、左位置合わせ部15とを、はさみでカットして固定する。センターシート9は、中央部分には、補修用テープを施さず自在空間とすると共に、センターシート9の前部、後部、右側部、左側部は、防水対策のため接着剤20、21、22にて接着固定する。
本考案では、センターシート9の前端部の接着剤は、約10cm程全幅に亘って施し、後端部は約30cm程全幅に亘って施し、右側部、左側部、は5cm〜10cm程接着剤にて固定しているが補修用テープで行ってもよい。
センターシート9の接着後、センターシート9の前端部、後端部、右側端部、左側端部の上面全間をコーキング剤(図示しない)にて上から固定し、センターシート9と右側ウイングルーフ3と、左側ウイングルーフ2等の継目を防水処理することが好適である。
本考案によれば、センターシート9の補修作業を強風時でも一人で行うことが出きると共に、センターシート9の幅を60cmにしたことによりトラックの車種全てに対応可能となる。
以上のように、本考案に係るウイング車の補修用センターシートは、10TON車、4TON車、トレーラー車等のウイング車に好適であり、ウイング車のセンターシートの補修について、操作性や耐久性に優れるウイング車の補修用センターシートとして有効である。
1 幌体部
2 左側ウイングルーフ
3 右側ウイングルーフ
4 センターフレーム
5 右側アオリ
6 左側アオリ
7 荷台
8 シャ−シフレーム
9 センターシート
10 中央部
11 右位置合わせ部
12 左位置合わせ部
13 中央部
14 右位置合わせ部
15 左位置合わせ部
16 補修用テープ
17 補修用テープ
18 補修用テープ
19 補修用テープ
20 接着剤
21 接着剤
22 接着剤

Claims (1)

  1. ウイングルーフ付トラックの補修用センターシートであって、本補修用センターシート裏面に補修用テープを数個所接着し、センターフレームに貼り付ける本補修用センターシートの前部と、後部と、右側部と、左側部とを接着剤にて接着固定した後、本補修用センターシートの前部と、後部と、右側部と、左側部との上面全間をコーキング剤にて防水処理を施して用いる
    ウイング車の補修用センターシート。
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