JPH04353521A - オルガノポリシルセスキオキサンおよびその製造方法 - Google Patents

オルガノポリシルセスキオキサンおよびその製造方法

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JPH04353521A
JPH04353521A JP15561591A JP15561591A JPH04353521A JP H04353521 A JPH04353521 A JP H04353521A JP 15561591 A JP15561591 A JP 15561591A JP 15561591 A JP15561591 A JP 15561591A JP H04353521 A JPH04353521 A JP H04353521A
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JP
Japan
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formula
substituted
group
organopolysilsesquioxane
monovalent hydrocarbon
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JP15561591A
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Inventor
Hisataka Nakajima
久隆 中島
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DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Publication date
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/12Polysiloxanes containing silicon bound to hydrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/06Preparatory processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
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  • Polymers & Plastics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オルガノポリシルセス
キオキサンおよびその製造方法に関し、詳しくは、低分
子量で、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによ
る標準ポリスチレン換算の数平均分子量1,000〜9
,000の範囲で占められる部分が80%以上存在し、
また分子量分布が狭く、さらに分子鎖末端のシロキシ基
に少なくとも一個のケイ素原子結合水素原子または脂肪
族不飽和炭化水素基を有するオルガノポリシルセスキオ
キサンおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オルガノポリシルセスキオキサンは、耐
熱性、電気絶縁性等に優れるため、耐熱用ワニス、絶縁
用ワニスまたは半導体基板の絶縁用保護膜等に利用され
ている。このようなオルガノポリシルセスキオキサンは
、一般に、オルガノトリハロシラン、オルガノトリアル
コキシシランまたはアルカリオルガノトリシラノレート
等を加水分解し、縮合反応することにより製造され、例
えば、ケトンと水とからなる二層を形成させ、この系中
で、オルガノトリクロロシランを加水分解し、縮合反応
させる方法(特開昭50−111198号公報参照)、
メチルトリクロロシランをアミンの存在下でケトンとエ
ーテルの混合溶媒に溶解し、これに水を滴下し、メチル
トリクロロシランを加水分解し、加熱縮合させる方法(
特公昭60−17214号公報参照)、低級アルキルト
リハロシラン、アルケニルトリハロシランまたはアリー
ルトリハロシランを溶媒に溶解し、この溶液に水を添加
し、該ハロシランを加水分解し、縮合反応させる方法(
特開昭58−59222号公報参照)、オルガノトリク
ロロシランを加水分解し、有機アミンを触媒として窒素
加圧下で加熱して、脱水縮重合後、オルガノモノハロゲ
ノシランまたはオルガノモノイソシアネートシランによ
り縮重合を停止する方法(特開昭61−221232号
公報参照)、分子鎖末端に水酸基を有するオルガノポリ
シルセスキオキサンと不飽和基含有アルコキシシランを
反応させる方法(特開昭57−12057号公報参照)
および分子鎖末端に水酸基を有するオルガノポリシルセ
スキオキサンに不飽和炭化水素基含有クロロシランを反
応させる方法(特公昭63−13446号公報参照)等
が挙げられる。
【0003】しかし、上記の特開昭50−111198
号公報、特公昭60−17214号公報および特開昭5
8−59222号公報に開示された方法では、トリエチ
ルアミン,エチレンジアミン等のアミンまたは水酸化ナ
トリウムの存在下、オルガノトリクロロシランを加水分
解するため、得られたオルガノポリシルセスキオキサン
の分子量および分子量分布の制御は困難であり、該オル
ガノポリシルセスキオキサンのゲルパーミエーションク
ロマトグラフィーによる標準ポリスチレン換算の数平均
分子量は数万であり、低分子量のオルガノポリシルセス
キオキサンを製造することはできなかった。また、該オ
ルガノポリシルセスキオキサンは、その分子量分布が広
く、分子鎖末端に水酸基を有するので、その用途が限定
されるという欠点があった。
【0004】また、上記の特開昭61−221232号
公報、特開昭57−12057号公報および特公昭63
−13446号公報に開示された方法では、得られたオ
ルガノポリシルセスキオキサンの分子鎖末端はトリメチ
ルシロキシ基または式:
【化2】 (式中、Xは水素原子,フェニル基,またはハロゲン置
換されたフェニル基,Yは水素原子,メチル基,または
エチル基を示す。)で示される不飽和基に限定され、ま
た該オルガノポリシルセスキオキサンは、オルガノトリ
クロロシランを従来の方法により加水分解するため、該
オルガノポリシルセスキオキサンの分子量分布が広いと
いう欠点があった。
【0005】先に、本発明者は特願平2−23011号
において、緩衝溶液中で、オルガノトリハロシランを加
水分解および縮合反応させ、低分子量であり、分子量分
布が狭く、またゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ーによる標準ポリスチレン換算の数平均分子量が制御さ
れたオルガノポリシルセスキオキサンおよびその製造方
法について提案した。
【0006】しかし、特願平2−23011号に提案し
たオルガノポリシルセスキオキサンは、分子鎖末端が水
酸基であるため、その用途が限定されるという欠点があ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ゲル
パーミエーションクロマトグラフィーによる標準ポリス
チレン換算の数平均分子量が小さく、またその分子量分
布が狭く、さらに分子鎖末端のシロキシ基に少なくとも
一個のケイ素原子結合水素原子または脂肪族不飽和炭化
水素基を有するオルガノポリシルセスキオキサンおよび
その製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明は
、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる標準
ポリスチレン換算の数平均分子量1,000〜9,00
0の範囲で占められる部分が80%以上存在する、式:
【化1】(式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化
水素であり、R2,R3およびR4は水素原子または置
換もしくは非置換の一価炭化水素基であり、R2,R3
およびR4の内少なくとも一個は水素原子または脂肪族
不飽和炭化水素基である。nは平均重合度を示す正数で
ある。)で示されるオルガノポリシルセスキオキサンに
関する。
【0009】以下、本発明のオルガノポリシルセスキオ
キサンについて説明する。
【0010】本発明のオルガノポリシルセスキオキサン
は、式:
【化1】で示される。上式中、R1は置換もしくは非置
換の一価炭化水素であり、具体的には、メチル基,エチ
ル基,n−プロピル基,i−プロピル基等のアルキル基
;ビニル基,アリル基等のアルケニル基;フェニル基,
トリル基,キシリル基等のアリール基;クロロメチル基
,トリクロロエチル基,クロロプロピル基等のハロゲン
置換アルキル基等が例示される。R2,R3およびR4
は水素原子または置換もしくは非置換の一価炭化水素基
であり、具体的には、水素原子またはメチル基,エチル
基,n−プロピル基,i−プロピル基等のアルキル基;
フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ビ
ニル基,アリル基,ブテニル基,ヘキセニル基等のアル
ケニル基;クロロメチル基,トリクロロエチル基,クロ
ロプロピル基等のハロゲン置換アルキル基等が例示され
る。ここで、R2,R3およびR4の内少なくとも一個
は水素原子またはビニル基もしくはアリル基等の脂肪族
不飽和炭化水素基である。nは平均重合度を示す正数で
あり、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる
標準ポリスチレン換算の数平均分子量1,000〜9,
000の範囲で占められる部分が80%以上となるよう
な値である。
【0011】本発明のオルガノポリシルセスキオキサン
は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる標
準ポリスチレン換算の数平均分子量1,000〜9,0
00の範囲で占められる部分が80%以上存在する必要
がある。これは、数平均分子量1,000〜9,000
の範囲で占められる部分が80%未満である高分子量オ
ルガノポリシルセスキオキサンは、有機溶剤に対する溶
解性が乏しく、その用途が限定されるためであり、一方
、数平均分子量1,000〜9,000の範囲で占めら
れる部分が80%未満である低分子量オルガノポリシル
セスキオキサンは、皮膜形成性が乏しいからである。
【0012】続いて、本発明のオルガノポリシルセスキ
オキサンの製造方法について説明する。
【0013】本発明のオルガノポリシルセスキオキサン
は、低級脂肪族アルコールおよびアルカリ金属カルボン
酸塩を溶解してなる水層と水に任意の比率で溶解しない
有機溶剤層とからなる二層を形成せしめ、この系中で、
式: R1SiX3 (式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
あり、Xはハロゲン原子である。)で示されるオルガノ
トリハロシランを加水分解および縮合反応し、得られた
生成物に、式: (R2R3R4Si)2NH (式中、R2,R3およびR4は水素原子または置換も
しくは非置換の一価炭化水素基であり、R2,R3およ
びR4の内少なくとも一個は水素原子または脂肪族不飽
和炭化水素基である。)で示されるジシラザンを反応さ
せることにより製造できる。
【0014】また、本発明のオルガノポリシルセスキオ
キサンは、低級脂肪族アルコールおよびアルカリ金属カ
ルボン酸塩を溶解してなる水層と水に任意の比率で溶解
しない有機溶剤層とからなる二層を形成せしめ、この系
中で、式: R1SiX3 (式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
あり、Xはハロゲン原子である。)で示されるオルガノ
トリハロシランを加水分解および縮合反応し、得られた
生成物に、式: R2R3R4SiX (式中、R2,R3およびR4は水素原子または置換も
しくは非置換の一価炭化水素基であり、R2,R3およ
びR4の内少なくとも一個は水素原子または脂肪族不飽
和炭化水素基である。Xはハロゲン原子である。)で示
されるモノハロシランを反応させることによっても製造
することができる。
【0015】本発明の製造方法では、はじめに、低級脂
肪族アルコールおよびアルカリ金属カルボン酸塩を溶解
してなる水層と水に任意の比率で溶解しない有機溶剤層
からなる二層を形成する溶液を調製する。この溶液中で
、オルガノトリクロロシランを加水分解し、続いて加水
分解生成物を縮合反応させることにより、本発明のオル
ガノポリシルセスキオキサンの原料である、分子鎖末端
に水酸基を有するオルガノポリシルセスキオキサンを調
製することができる。
【0016】 本発明で使用するオルガノトリハロシランは、式:R1
SiX3 で示される。上式中、R1は置換もしくは非置換の一価
炭化水素基であり、具体的には、メチル基,エチル基,
n−プロピル基,i−プロピル基等のアルキル基;ビニ
ル基,アリル基等のアルケニル基;フェニル基,トリル
基,キシリル基等のアリール基;クロロメチル基,トリ
クロロエチル基,クロロプロピル基等のハロゲン置換ア
ルキル基等前記同様の一価炭化水素基が例示される。ま
た、Xはハロゲン原子であり、フッ素原子,塩素原子,
臭素原子,沃素原子であり、好ましくは塩素原子,臭素
原子である。オルガノトリハロシランの使用量は任意で
あり、水100重量部に対して1〜100重量部の範囲
であることが好ましい。オルガノトリハロシランを滴下
する方法としては、オルガノトリハロシランを有機溶剤
にあらかじめ溶解させておき、これを滴下する方法等が
挙げられる。
【0017】本発明で使用するアルカリ金属カルボン酸
塩は、オルガノトリハロシランの加水分解により生成す
るハロゲン化水素を捕捉する働きをする。また、この反
応により副生するカルボン酸がアルカリ金属カルボン酸
塩と共に緩衝溶液を形成し、生成するオルガノポリシル
セスキオキサンの高分子量化を防ぐ働きをする。本発明
の製造方法では、緩衝溶液中でオルガノトリハロシラン
の加水分解および縮合反応を行うことにより、ゲルパー
ミエーションクロマトグラフィーによる標準ポリスチレ
ン換算の数平均分子量1,000〜9,000で占めら
れる部分が80%以上であるオルガノポリシルセスキオ
キサンを製造することができるという特徴を有する。使
用できるアルカリ金属カルボン酸塩としては、具体的に
は、ギ酸ナトリウム,ギ酸カリウム,酢酸リチウム,酢
酸セシウム,酢酸ナトリウム,プロピオン酸ナトリウム
,プロピオン酸カリウム等が挙げられる。アルカリ金属
カルボン酸塩の使用量は、水100重量部に対して20
〜100重量部であり、好ましくは40〜60重量部で
ある。
【0018】本発明で使用する低級脂肪族アルコールは
、水と有機溶剤との共溶剤として働き、水層で生成した
オルガノポリシルセスキオキサンが有機溶剤層に移行す
ることを助け、またオルガノトリハロシランの加水分解
を助ける働きをする。使用できる低級脂肪族アルコール
としては、具体的には、メタノール,エタノール,n−
プロパノール,i−プロパノール,n−ブタノール等が
挙げられる。また、低級アルコールの使用量は、水10
0重量部に対して1〜100重量部であることが好まし
い。
【0019】オルガノトリハロシランの加水分解におい
て、混合溶液の攪拌速度は、水と有機溶剤層とからなる
二層が形成できる程度に調整する必要がある。これは、
水と有機溶剤を懸濁状態でオルガノトリハロシランの加
水分解を行うと、オルガノポリシルセスキオキサンが生
成せず、非溶解性のゲル状物となるからである。
【0020】本発明で使用するジシラザンは、式:(R
2R3R4Si)2NH で示され、オルガノポリシルセスキオキサンの分子鎖末
端をシロキシ基で封鎖するために使用する。上式中、R
2,R3およびR4は水素原子または置換もしくは非置
換の一価炭化水素基であり、前記同様の基が挙げられる
。 ここで、R2,R3およびR4の内少なくとも一個は水
素原子または脂肪族不飽和炭化水素基である。このよう
な、ジシラザンとしては、具体的には、テトラメチルジ
シラザン,テトラエチルジシラザン,テトラメチルジビ
ニルジシラザン,テトラエチルジビニルジシラザン等が
例示される。
【0021】また、本発明で使用するオルガノモノハロ
シランは、式: R2R3R4SiX で示され、オルガノポリシルセスキオキサンの分子鎖末
端をシロキシ基で封鎖するために使用する。上式中、R
2,R3およびR4は水素原子または置換もしくは非置
換の一価炭化水素基であり、前記同様の基が例示される
。 ここで、R2,R3およびR4の内少なくとも一個は水
素原子または脂肪族不飽和炭化水素基である。また、X
はハロゲン原子であり、具体的には、フッ素原子,塩素
原子,臭素原子,沃素原子であり、好ましくは塩素原子
,臭素原子である。このような、オルガノモノハロシラ
ンとしては、具体的には、ジメチルハイドロジェンクロ
ロシラン,ジメチルハイドロジェンブロモシラン,ジエ
チルハイドロジェンクロロシラン,ジフェニルハイドロ
ジェンクロロシラン,ジメチルビニルクロロシラン,ジ
フェニルビニルクロロシラン等が挙げられる。
【0022】本発明の製造方法では、まずはじめに分子
鎖末端に水酸基を有するオルガノポリシスセスキオキサ
ンを調製し、トリエチルアミン等のハロゲン化水素捕捉
剤存在下で、上記ジシラザンもしくはモノクロロシラン
を反応させる方法、あるいはオルガノトリハロシランを
加水分解し、縮合後に、この系にモノハロシランを添加
する方法等が挙げれる。後者の方法では、系中に存在す
るアルカリ金属カルボン酸塩はハロゲン化水素の捕捉剤
として働く。
【0023】ジシラザンまたはオルガノハロシランの使
用量は、分子鎖末端に水酸基を有するオルガノポリシル
セスキオキサン100重量部に対して1〜100重量部
であることが好ましい。これは、ジシラザンまたはオル
ガノモノハロシランの使用量が、オルガノポリシルセス
キオキサン100重量部に対して1重量部未満であると
、オルガノポリシルセスキオキサンの分子鎖末端にシロ
キシ基を導入できる率が低下し、また100重量部を越
えると過剰であるからである。
【0024】本発明で使用されるハロゲン化水素の捕捉
剤としては、具体的には、アンモニア,メチルアミン,
ジエチルアミン,トリエチルアミン,ピリジン等が挙げ
られる。この捕捉剤の使用量は、オルガノハロシラン1
モルに対して1〜2モルの範囲が好ましい。また、ジシ
ラザンは、一般にオルガノポリシルセスキオキサンの分
子鎖末端の水酸基と低温で反応しうるが、反応を促進す
るためトリオルガノハロシラン等併用してもよい。
【0025】本発明において、分子鎖末端に水酸基を有
するオルガノポリシルセスキオキサンにジシラザンまた
はモノハロシランを反応させる場合、有機溶剤を使用す
ることが好ましい。使用できる有機溶剤としては、具体
的には、前記した脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素
等が挙げられる。有機溶剤の使用量は、オルガノポリシ
ルセスキオキサンを溶解させ、均一に攪拌できる程度で
あれば特に限定されない。
【0026】このような本発明のオルガノポリシルセス
キオキサンは、分子鎖末端のシロキシ基に少なくとも一
個のケイ素原子結合水素原子または脂肪族不飽和炭化水
素基を有するので、白金系触媒の存在下で硬化する硬化
性オルガノポリシロキサン組成物の反応性成分として、
また有機官能基を結合する脂肪族不飽和炭化水素または
ケイ素原子結合水素原子を有するケイ素化合物と付加反
応することにより、分子鎖末端に有機官能基を有するオ
ルガノポリシルセスキオキサンを製造するための原料と
して使用できる。
【0027】
【実施例】つぎに、本発明を実施例により説明する。な
お、実施例中、分子量分布の値は、重量平均分子量の値
を数平均分子量の値で割った値(分散度)により示した
【0028】
【実施例1】攪拌器、温度計、滴下ロートを備えた5リ
ットルフラスコに、水1500gを入れ、攪拌下で、無
水酢酸ナトリウム750gを投入し、これを完全に溶解
させた。ついで、i−プロパノール293g、キシレン
1343gを投入した。キシレン層と水層が二層を形成
するように攪拌速度を調節しながら、メチルトリクロロ
シラン368gを3.8時間かけて滴下した。その後、
22.5時間攪拌した。反応混合物を3リットル分液ロ
ートに移し、水層を排出した後、水により、排水が中性
となるまで洗浄した。キシレン層は、攪拌器、水分分流
管付還流管および温度計を備えた2リットルフラスコに
移し、5時間加熱還流し、水分を除いた。キシレン溶液
をガラスフィルターによりろ過した後、キシレンを減圧
除去することにより、分子鎖末端に水酸基を有するメチ
ルポリシルセスキオキサン160.4gを得た。
【0029】攪拌器、還流管、滴下ロートおよび温度計
を備えた1リットルフラスコに、さきに調製した分子鎖
末端に水酸基を有するメチルポリシルセスキオキサン6
6.0gおよびキシレン560gを投入し攪拌し、完全
に溶解させた。次に、トリエチルアミン23.3gを添
加した。攪拌下、ジメチルビニルクロロシラン22.9
gを30分かけて滴下後、2時間攪拌した。トリエチル
アミンの塩酸塩をガラスフィルターでろ過した。ろ液を
加熱減圧して、分子鎖末端にジメチルビニルシロキシ基
を有するメチルポリシルセスキオキサン82.1gを得
た。得られたメチルポリシルセスキオキサンのビニル基
含有量は2.99重量%であり、またゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフによる標準ポリスチレン換算の数平
均分子量は5200であり、数平均分子量1000〜9
000の範囲で占められる部分は89%であり、分散度
は2.61であった。
【0030】
【実施例2】攪拌器、還流管、滴下ロートおよび温度計
を備えた1リットルフラスコに、実施例1で調製した分
子鎖末端に水酸基を有するメチルポリシルセスキオキサ
ン50.8gおよびキシレン690gを投入し攪拌し、
完全に溶解させた。次に、トリエチルアミン18.1g
を添加した。攪拌下、ジメチルクロロシラン14.1g
を30分かけて滴下後、1時間攪拌した。さらにメタノ
ール5gを添加し、20分攪拌した。トリエチルアミン
の塩酸塩をガラスフィルターでろ過した。ろ液を加熱減
圧して、分子鎖末端にジメチルハイドロジェンシロキシ
基を有するメチルポリシルセスキオキサン48.3gを
得た。得られたメチルポリシルセスキオキサンのケイ素
原子結合水素原子の含有量は0.11重量%であり、ま
たゲルパーミエーションクロマトグラフによる標準ポリ
スチレン換算の数平均分子量は5400であり、数平均
分子量1000〜9000の範囲で占められる部分は8
8%であり、分散度は3.45であった。
【0031】
【実施例3】攪拌器、温度計、滴下ロートを備えた5リ
ットルフラスコに、水1600gを入れ、攪拌下で、無
水酢酸ナトリウム800gを投入し、これを完全に溶解
させた。ついで、i−プロパノール312g、キシレン
1432gを投入した。キシレン層と水層が二層を形成
するように攪拌速度を調節しながら、エチルトリクロロ
シラン425gを4時間かけて滴下した。その後、23
.4時間攪拌した。反応混合物を5リットル分液ロート
に移し、水層を排出した後、水により、排水が中性とな
るまで洗浄した。キシレン層は、攪拌器、水分分流管付
還流管および温度計を備えた5リットルフラスコに移し
、5時間加熱還流し、水分を除いた。キシレン溶液をガ
ラスフィルターによりろ過した後、キシレンを減圧除去
することにより、分子鎖末端に水酸基を有するエチルポ
リシルセスキオキサン200.4gを得た。
【0032】攪拌器、還流管、滴下ロートおよび温度計
を備えた1リットルフラスコに、さきに調製した分子鎖
末端に水酸基を有するエチルポリシルセスキオキサン5
9.1gおよびトルエン680gを投入し攪拌し、完全
に溶解させた。次に、アンモニアガスを0.3リットル
/分の流速で10分間導入し、ジメチルビニルクロロシ
ラン10.0gを20分かけて滴下した。塩化アンモニ
ウムをガラスフィルターでろ過した。ろ液を加熱減圧し
て、分子鎖末端にジメチルビニルシロキシ基を有するエ
チルポリシルセスキオキサン68.2gを得た。得られ
たエチルポリシルセスキオキサンのビニル基の含有量は
2.71重量%であり、またゲルパーミエーションクロ
マトグラフによる標準ポリスチレン換算の数平均分子量
は5900であり、数平均分子量1000〜9000の
範囲で占められる部分は82%であり、分散度は2.8
9であった。
【0033】
【実施例4】攪拌器、還流管、滴下ロートおよび温度計
を備えた1リットルフラスコに、実施例3で調製した分
子鎖末端に水酸基を有するエチルポリシルセスキオキサ
ン67.5gおよびトルエン659gを投入し攪拌し、
完全に溶解させた。次に、アンモニアガスを0.3リッ
トル/分の流速で9分間導入し、ジメチルクロロシラン
8.99gを20分かけて滴下した。塩化アンモニウム
をガラスフィルターでろ過した。ろ液を加熱減圧して、
分子鎖末端にジメチルハイドロジェンシロキシ基を有す
るエチルポリシルセスキオキサン75.5gを得た。得
られたエチルポリシルセスキオキサンのケイ素原子結合
水素原子の含有量は0.081重量%であり、またゲル
パーミエーションクロマトグラフによる標準ポリスチレ
ン換算の数平均分子量は5800であり、数平均分子量
1000〜9000の範囲で占められる部分は84%で
あり、分散度は3.51であった。
【0034】
【実施例5】攪拌器、還流管、滴下ロートおよび温度計
を備えた2リットルフラスコに、実施例1で調製した分
子鎖末端に水酸基を有するメチルポリシルセスキオキサ
ン78.2gおよびトルエン750gを投入し攪拌し、
完全に溶解させた。次に、トリフルオロ酢酸0.014
gを添加し、1,1,3,3−テトラメチルジシラザン
18.4gを30分かけて滴下した。室温で24時間攪
拌して、加熱減圧下で未反応物およびトルエンを除去し
て、分子鎖末端にジメチルハイドロジェンシロキシ基を
有するメチルポリシルセスキオキサン72.7gを得た
。得られたメチルポリシルセスキオキサンのケイ素原子
結合水素原子の含有量は0.095重量%であり、また
ゲルパーミエーションクロマトグラフによる標準ポリス
チレン換算の数平均分子量は5800であり、数平均分
子量1000〜9000の範囲で占められる部分は83
%であり、分散度は3.39であった。
【0035】
【実施例6】攪拌器、還流管、滴下ロートおよび温度計
を備えた1リットルフラスコに、水264gを入れ、攪
拌下で、無水酢酸ナトリウム132gを投入し、これを
完全に溶解させた。ついで、i−プロパノール52g、
トルエン236gを投入した。トルエン層と水層が2層
を形成するように攪拌速度を調節しながら、フェニルト
リクロロシラン91gを1.2時間かけて滴下した。そ
の後、20.8時間攪拌した。反応混合物を1リットル
分液ロートに移し、水層を排出した後、水により排水が
中性になるまで洗浄した。トルエン層は、攪拌器、水分
分流管付還流管および温度計を備えた0.5リットルフ
ラスコに移し、5時間加熱還流し、水分を減圧除去する
ことにより、分子鎖末端に水酸基を有するフェニルポリ
シルセスキオキサン57.8gを得た。
【0036】攪拌器、還流管、滴下ロートおよび温度計
を備えた0.1リットルフラスコに、さきに調製した分
子鎖末端に水酸基を有するフェニルポリシルセスキオキ
サン2.5gおよびトルエン40gを投入し、これを完
全に溶解させた。次に、トリフルオロ酢酸0.002g
を添加し、1,1,3,3−テトラメチルジシラザン0
.88gを滴下した。室温で24時間攪拌して、加熱減
圧下で、未反応物およびトルエンを除去して、分子鎖末
端にジメチルハイドロジェンシロキシ基を有するフェニ
ルポリシルセスキオキサン1.6gを得た。得られたフ
ェニルポリシルセスキオキサンのケイ素原子結合水素原
子の含有量は0.13%であり、またゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィーによる標準ポリスチレン換算の
数平均分子量は1800であり、数平均分子量1,00
0〜9,000の範囲で占められる部分は91%であり
、分散度は1.41であった。
【0037】
【発明の効果】本発明のオルガノポリシルセスキオキサ
ンは、低分子量であり、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィーによる標準ポリスチレン換算数平均分子量1
,000〜9,000で占められる部分が80%以上で
あり、また分子量分布が狭く、さらに分子鎖末端のシロ
キシ基に少なくとも一個のケイ素原子結合水素原子また
は脂肪族不飽和炭化水素基を有するオルガノポリシルセ
スキオキサンであり、また本発明の製造方法は、このよ
うなオルガノポリシルセスキオキサンを製造できるとい
う特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例2で調製したメチルポリシルセス
キオキサンの1H−核磁気共鳴スペクトルチャートであ
る。
【図2】図2は実施例2で調製したメチルポリシルセス
キオキサンの赤外線吸収スペクトルチャートである。
【図3】図3は実施例6で調製したフェニルポリシルセ
スキオキサンの1H−核磁気共鳴スペクトルチャートで
ある。
【図4】図4は実施例6で調製したフェニルポリシルセ
スキオキサンの赤外線吸収スペクトルチャートである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ゲルパーミエーションクロマトグラフ
    ィーによる標準ポリスチレン換算の数平均分子量1,0
    00〜9,000の範囲で占められる部分が80%以上
    存在する、式: 【化1】 (式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
    あり、R2,R3およびR4は水素原子または置換もし
    くは非置換の一価炭化水素基であり、R2,R3および
    R4の内少なくとも一個は水素原子または脂肪族不飽和
    炭化水素基である。nは平均重合度を示す正数である。 )で示されるオルガノポリシルセスキオキサン。
  2. 【請求項2】  低級脂肪族アルコールおよびアルカリ
    金属カルボン酸塩を溶解してなる水層と水に任意の比率
    で溶解しない有機溶剤層とからなる二層を形成せしめ、
    この系中で、式: R1SiX3 (式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
    あり、Xはハロゲン原子である。)で示されるオルガノ
    トリハロシランを加水分解および縮合反応し、得られた
    生成物に、式: (R2R3R4Si)2NH (式中、R2,R3およびR4は水素原子または置換も
    しくは非置換の一価炭化水素基であり、R2,R3およ
    びR4の内少なくとも一個は水素原子または脂肪族不飽
    和炭化水素基である。)で示されるジシラザンを反応さ
    せることを特徴とする請求項1記載のオルガノポリシル
    セスキオキサンの製造方法。
  3. 【請求項3】  低級脂肪族アルコールおよびアルカリ
    金属カルボン酸塩を溶解してなる水層と水に任意の比率
    で溶解しない有機溶剤層とからなる二層を形成せしめ、
    この系中で、式: R1SiX3 (式中、R1は置換もしくは非置換の一価炭化水素基で
    あり、Xはハロゲン原子である。)で示されるオルガノ
    トリハロシランを加水分解および縮合反応し、得られた
    生成物に、式: R2R3R4SiX (式中、R2,R3およびR4は水素原子または置換も
    しくは非置換の一価炭化水素基であり、R2,R3およ
    びR4の内少なくとも一個は水素原子または脂肪族不飽
    和炭化水素基である。Xはハロゲン原子である。)で示
    されるモノハロシランを反応させることを特徴とする請
    求項1記載のオルガノポリシルセスキオキサンの製造方
    法。
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