JPH0435285Y2 - - Google Patents

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JPH0435285Y2
JPH0435285Y2 JP1986196795U JP19679586U JPH0435285Y2 JP H0435285 Y2 JPH0435285 Y2 JP H0435285Y2 JP 1986196795 U JP1986196795 U JP 1986196795U JP 19679586 U JP19679586 U JP 19679586U JP H0435285 Y2 JPH0435285 Y2 JP H0435285Y2
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chuck
sheet
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gripping
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ランドリー工場における布片の展開
装置、おしぼり、ガーゼ、おむつ等の布片(リネ
ン)を1枚ずつ搬送する装置等に利用できる布片
搬送用チヤツクに関するものである。
(従来の技術) 従来ランドリー工場等でリネンをロールアイロ
ナーでつや出ししたり、乾燥するために1枚ずつ
展開する装置は種々存在し、またスプレツドフイ
ーダーにチヤツクの把持装置が一体に組込まれて
いるものもあるが、ここでは1例として、洗濯、
脱水後のシーツを作業者がロールアイロナーから
離れた場所で展開し、隣接する端部を2つのチヤ
ツクに把持させてスプレツドフイーダーに送り込
む従来の装置(例えば、特公昭58−22240号公報)
について第7図〜第9図により説明する。
図において1はリネンの代表として示すシーツ
で、洗濯、脱水後、作業者によつてほぐされて、
展開され、隣り合う2端をチヤツク2によつて把
持され搬送される。チヤツク2は第9図bの如く
内部にねじりばね23を有し、ハウジング21、
レバー22にシーツ1は挟まれて保持される。ま
た頭部にはベヤリング20を有し、レール11内
を自由に移動できる。25はウエイトでバランス
調整の為のものである(第9図a)。10はスプ
レツダフイーダで、レール11より送られてくる
シーツ1の2端を挟んでチヤツク2を左右に拡
げ、シーツ1を拡げた状態でチヤツク2を開き、
シーツ1のみをベルトコンベヤでロールアイロナ
ーへ輸送するシーツ自動展開搬送装置である。シ
ーツ1を離した後のチヤツク2は、本装置内で自
動的に回収され、回収レール12へ排出される
(第7図)。
11は供給レールで、シーツ1を挟んだチヤツ
ク2をスプレツダフイーダ10へ搬送するもので
ある。そして重力順方向にレール11が傾いてい
れば、チヤツク2は自重で移動する。また重力に
逆らう方向や、水平方向にレール11が傾いてい
る場合には、駆動レール13中を循環するチエー
ン16に取り付けられたブラケツト15により押
されてチヤツク2は移動する。また回収レール1
2は、シーツ1を離した空のチヤツク2を搬送す
るもので、供給レール11と同じ構造である。駆
動レール13,14は内部に樹脂製ガイド17を
組み込んであり、その中をチエーン16がスプロ
ケツト18等を利用して循環する。チエーン16
には樹脂製のブラケツト15が一定ピツチで取り
付けてあり、同ブラケツト15により供給レール
11、回収レール12内のチヤツク2を押して移
動させる。更にチエーン16にはローラとピンに
隙間があり、垂直、水平方向に曲げることができ
るようになつている。
従来は、シーツ1の隣り合う2端をねじれのな
い状態で、しかもシーツの同一の一辺を同方向か
ら把持することが必要であつた。このようにしな
いと、シーツ1の端部はねじれてしまい、仕上品
質を著しく悪化させる原因となつていた。
第10図は、チヤツク2にシーツ1の2端が正
しい方向で把持された場合であり、この場合はス
プレツダフイーダ10で第10図bの如くチヤツ
ク2がそれぞれ左右に拡げられ、その把持を解放
した時シーツ1の両端にねじれは残らず、アイロ
ナー等の後工程での仕上品質は良好である。但し
この場合は、シーツ1の隣り合う2端を見つけ、
更にその間にねじれがないか、正しい方向となつ
ているかを判断してシーツ1をチヤツク2に把持
させてやる必要があつた。これはチヤツク2の構
造が第9図に示すように把持部が固定であるため
である。
また第11図に示すように、シーツ1を把持し
たチヤツクの一方(左側)がシーツ1をねじつた
状態で把持した場合は、スプレツダフイーダ10
で展開した時は第11図bに示すようになり、仕
上後の品質は不良である。またチヤツク2の両方
が、シーツ1をねじれた状態でしかもシーツ1の
異なる2辺の方向から把持した場合には、シーツ
1を展開した時は第12図に示すような形態とな
り、その仕上後の品質は不良となる。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の布片の展開装置において、布片の把
持部、あるいは吊り下げ部が固定である従来のチ
ヤツクを使用する場合は、シーツの把持方向が第
11図及び第12図の如く適切でない場合にはそ
の仕上状態は不良となる。このため、作業者は注
意深くシーツの隣接する2端のねじれ、さらにそ
の把持の方向を確認した上で、チヤツクにシーツ
を把持させる必要があり、これが作業速度を低下
させる一因となつていた。もし、適切にシーツが
チヤツクに把持されなかつた場合は、そのシーツ
の仕上品質は端部にしわが残つたり、平らにアイ
ロニングされなかつたりして、自動的に仕上品質
を改善することが困難であるなどの問題があつ
た。
本考案は前記従来の問題点を解決するために提
案されたものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、布片の隣接する上部の2端
を把持し垂直に吊下げて搬送するチヤツク装置に
おいて、同チヤツク装置は布片の把持部と吊り下
げ部を備え、同把持部は開閉可能で先端が閉じる
方向に付勢された1組のアームの互いに対向する
前記先端部に設けられると共に、ベアリングを介
し垂直面に直交する方向の軸回りに回転自在と
し、前記吊り下げ部は前記1組のアームを吊り下
げ支持し、かつベアリングを介し垂直方向軸回り
に回転自在としてなるもので、これを問題点解決
のための手段とするものである。
(作用) 本考案では、吊り下げ部は自動的に垂直方向軸
回りに回転して布片のねじれを解消し、把持部は
垂直面に直交する方向の軸回りに回転して、自動
的に布片を同一方向から把持した適正な状態にす
る。従つて布片の隣接する2端を把持したチヤツ
クが、スプレツダフイーダ又はレール内で拡げら
れた時、自動的にそのねじれ状態を解消できる。
即ち、隣接する2端を本考案によるチヤツクに把
持させる場合、その把持状態に注意を払わなくて
も、自動的にねじれの取れた状態で布片はロール
アイロナーに送り込まれるため、作業性が著しく
向上する。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明する
と、第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第
1図は本考案の1実施例を示すチヤツクの側面図
(閉状態)、第2図は第1図のA〜A断面図、第3
図は第1図のB〜B断面図、第4図は第1図のC
〜C断面図、第5図は第1図のD〜D断面図であ
り、第6図は第1図のチヤツクの開状態を示す。
さて図において30はチヤツクで、レール31
内をベアリングローラ32によつて移動すること
が出来る。33は吊り下げ部で、レール31に対
するチヤツク30の位置決めのため長方形となつ
ていて、ハウジング34の外側に装着されたベア
リング35によつて、ハウジング34に形成され
た垂直方向軸回りに回転自在であり、ベアリング
35はスナツプリング36によつて支えられてい
る。またハウジング34にはシヤフト54が嵌め
込まれていて、シヤフト54にベアリング55の
内輪が圧入されている。
37はアームで、吊り下げ部33の下方に、ピ
ン38によつて同ピン38のまわりを回転自在に
取りつけられており、2つのアーム37はスプリ
ング39によつて引張り合つた状態となつてい
る。このスプリング39は2つのアーム37のそ
れぞれに固着されたピン40によつて支承されて
いる。またアーム37の先端41には、軟質樹脂
製の把持部42がベアリング43の外側に嵌め込
まれていて、ベアリング43は垂直面に直交する
方向に固定されたボフト44でアーム先端41に
固定されており、把持部42は垂直面に直交する
方向の軸(ボルト44)回りに回転自在となつて
いる。50は押し棒で、ハウジング34の中央部
にハウジング34と摺動可能に取り付けられてい
て、その先端にはピン51が嵌め込まれている。
またレール31の上面にエアシリンダ52が固着
されており、図示しないエア源によつて同エアシ
リンダ52が作動することにより同エアシリンダ
52のロツド53が押し出される時、第6図に示
すように押し棒50はピン51を押すようになつ
ている。この時ハウジング37はピン38を回転
中心としてスプリング39の引張り力に打ち勝つ
て開状態となる。
次に以上の如く構成された実施例について作用
を説明する。第10図aに示すように2つのチヤ
ツク2が、ねじれがなくシーツ1の上方の一辺の
同方向から把持している場合は、これらのチヤツ
ク2が後工程で左右方向に移動させられた時、第
10図bに示すようにシーツは良好な状態で展開
される。また第11図aのようにねじれてシーツ
1の一端が把持された場合は、チヤツク2が左右
方向に移動させられた時、シーツ1の張力によ
り、吊り下げ部33が自動的に垂直方向軸回りに
回転してねじれを除去することができる。またシ
ーツ2の把持方向がシーツの一辺の同方向でない
場合は、把持部42がベアリング43によつて垂
直面に直交する方向の軸回りに回転し、自動的に
同一方向から把持した状態となり、第10図bの
ような状態に展開することが出来る。
従つて第12図に示すような状態で、シーツ1
が展開されることは解消される。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案では、チヤツク
の把持部は1組のアームの互いに対向する先端部
に設けられると共に、ベアリングを介して垂直面
に直交する方向の軸回りに回転自在とし、吊り下
げ部は前記1組のアームを吊り下げ支持し、かつ
ベアリングを介して垂直方向軸回りに回転自在で
あるので、布片の隣り合う2端を把持したチヤツ
クが布片を展開する時、布片にねじれがある場合
は、吊り下げ部が自動的に垂直方向軸回りに回転
して、前記布片のねじれを自動的に解消すること
ができる。
また布片の把持方向が不適切な場合には、把持
部が垂直面に直交する方向の軸回りに回転して、
自動的に適切となるよう同一方向から把持した状
態にすることができる。従つて布片の隣り合う2
端を、2つのチヤツクにそのシーツのねじれ、方
向性には注意を払うことなく把持させればよく、
その如何なる把持状態にも拘らず、チヤツクが自
動的に布片のねじれの除去、方向性を適正な状態
に補正してくれるため、作業能率の向上及び布片
の仕上品質の不良をなくすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すチヤツクの側面
図、第2図は第1図のA〜A断面図、第3図は第
1図のB〜B断面図、第4図は第1図のC〜C断
面図、第5図は第1図のD〜D断面図、第6図は
第1図のチヤツクを開いた状態の側面図、第7図
は従来のシーツを把持したチヤツクの搬送状態を
示す斜視図、第8図は第7図における要部の詳細
斜視図、第9図aは従来のチヤツクの1例を示す
側面図、第9図bは同正面図、第10図aは正常
なシーツの把持状態を示す正面図、第10図bは
同展開後のシーツの把持状態を示す正面図、第1
1図aは一端をねじつて把持したシーツの吊下げ
状態を示す正面図、第11図bは同展開後のシー
ツの把持状態を示す正面図、第12図は従来のチ
ヤツクを使用して両端がねじれ、しかも異なる2
辺の方向から把持した時のシーツの展開時の状態
を示す正面図である。 図の主要部分の説明、1……シーツ、2……チ
ヤツク、10……スプレツダフイーダ、30……
チヤツク、33……吊り下げ部、37……アー
ム、39……スプリング、42……把持部、43
……ベアリング、50……押し棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布片の隣接する上部の2端を把持し垂直に吊下
    げて搬送するチヤツク装置において、同チヤツク
    装置は布片の把持部と吊り下げ部を備え、同把持
    部は開閉可能で先端が閉じる方向に付勢された1
    組のアームの互いに対向する前記先端部に設けら
    れると共に、ベアリングを介し垂直面に直交する
    方向の軸回りに回転自在とし、前記吊り下げ部は
    前記1組のアームを吊り下げ支持し、かつベアリ
    ングを介し垂直方向軸回りに回転自在としてなる
    ことを特徴とする布片搬送用チヤツク。
JP1986196795U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH0435285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196795U JPH0435285Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986196795U JPH0435285Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63104310U JPS63104310U (ja) 1988-07-06
JPH0435285Y2 true JPH0435285Y2 (ja) 1992-08-21

Family

ID=31155927

Family Applications (1)

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JP1986196795U Expired JPH0435285Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3962238B2 (ja) * 2000-10-27 2007-08-22 日本協同企画株式会社 イチゴ自動選別方法とイチゴ自動選別装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6175720A (ja) * 1984-09-17 1986-04-18 ガーバー・ガーメント・テクノロジー・インコーポレーテツド グリツプ素子を支持ばね上に備えたコンベヤハンガー

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57126406U (ja) * 1981-02-03 1982-08-06

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