JP3174651B2 - リネン搬送用コンベヤ - Google Patents
リネン搬送用コンベヤInfo
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- JP3174651B2 JP3174651B2 JP33381392A JP33381392A JP3174651B2 JP 3174651 B2 JP3174651 B2 JP 3174651B2 JP 33381392 A JP33381392 A JP 33381392A JP 33381392 A JP33381392 A JP 33381392A JP 3174651 B2 JP3174651 B2 JP 3174651B2
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- rail
- conveyor
- sheet
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯済みのシーツなどリ
ネンの2個所を把持して搬送するリネン搬送用コンベヤ
に関するものである。
ネンの2個所を把持して搬送するリネン搬送用コンベヤ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ランドリー工場等でリネン(シー
ツ、タオル、浴衣等)を1枚ずつ搬送するコンベヤは各
種存在するが、その1例として知られているものに、洗
濯、脱水後のシーツを作業者が展開し、ロールアイロナ
ーへ投入する前の省人化機械のスプレッダフィーダとし
て、シーツの隣合う2端を、移動するチャックに作業者
が把持させて搬送する吊下げ式のコンベヤがある。この
従来のコンベヤを図5〜図8について説明すると、1は
リネンの代表として示すシーツである。このシーツ1は
洗濯脱水後、作業者によってほぐされて展開され、隣合
う2端をチャック2により把持されて搬送される。チャ
ック2は内部に捩じりバネ23を有し、ハウジング21
とレバー22にシーツ1は挟まれて保持される。また図
7の様にレバー22は、ハウジング21にピン24を中
心に常時反時計方向へ付勢されている。またハウジング
21の頭部にはベヤリング20が設けられていて、供給
レール11内を自由に移動できるようになっている。2
5はバランス調整のためのウエイトである。10はスプ
レッダフィーダで、レール11より送られてくるシーツ
1の2端を挟んだチャック2を左右に拡げることにより
シーツ1を拡げることができ、このようにシーツ1を拡
げた状態でチャック2を開口させることにより、シーツ
1のみをベルトコンベヤでロールアイロナー3へ搬送す
るシーツ自動展開搬送装置である。シーツ1を離した後
のチャック2は、装置内で自動的に回収され、回収レー
ル12へ排出される(図5)。
ツ、タオル、浴衣等)を1枚ずつ搬送するコンベヤは各
種存在するが、その1例として知られているものに、洗
濯、脱水後のシーツを作業者が展開し、ロールアイロナ
ーへ投入する前の省人化機械のスプレッダフィーダとし
て、シーツの隣合う2端を、移動するチャックに作業者
が把持させて搬送する吊下げ式のコンベヤがある。この
従来のコンベヤを図5〜図8について説明すると、1は
リネンの代表として示すシーツである。このシーツ1は
洗濯脱水後、作業者によってほぐされて展開され、隣合
う2端をチャック2により把持されて搬送される。チャ
ック2は内部に捩じりバネ23を有し、ハウジング21
とレバー22にシーツ1は挟まれて保持される。また図
7の様にレバー22は、ハウジング21にピン24を中
心に常時反時計方向へ付勢されている。またハウジング
21の頭部にはベヤリング20が設けられていて、供給
レール11内を自由に移動できるようになっている。2
5はバランス調整のためのウエイトである。10はスプ
レッダフィーダで、レール11より送られてくるシーツ
1の2端を挟んだチャック2を左右に拡げることにより
シーツ1を拡げることができ、このようにシーツ1を拡
げた状態でチャック2を開口させることにより、シーツ
1のみをベルトコンベヤでロールアイロナー3へ搬送す
るシーツ自動展開搬送装置である。シーツ1を離した後
のチャック2は、装置内で自動的に回収され、回収レー
ル12へ排出される(図5)。
【0003】またレール11は、シーツ1を挟んだチャ
ック2をスプレッダフィーダ10へ搬送するものであ
り、重力順方向にレール11が傾いていれば、チャック
2は自重で移動する。また重力に逆らう方向や、水平方
向にレール11が設置されている場合は、駆動レール1
3中を循環するチェーン16に取付けられたブラケット
15により押されて、チャック2は移動する(図6)。
また回収レール12は、シーツ1を離した空のチャック
2を搬送するレールであり、レール11と同じ構造であ
る。一方駆動レール13,14は、内部に樹脂製ガイド
17を組み込み、その中をチェーン16が循環する。ま
たチェーン16には前記樹脂製ブラケット15が一定ピ
ッチで取付けてあり、レール11、回収レール12内の
チャック2を押して移動させる。またチェーン16はス
プロケット18等を利用して循環しており、同循環チェ
ーン16は、ローラとピンの間に隙間があり、垂直、水
平方向に曲げることができるようになっている。
ック2をスプレッダフィーダ10へ搬送するものであ
り、重力順方向にレール11が傾いていれば、チャック
2は自重で移動する。また重力に逆らう方向や、水平方
向にレール11が設置されている場合は、駆動レール1
3中を循環するチェーン16に取付けられたブラケット
15により押されて、チャック2は移動する(図6)。
また回収レール12は、シーツ1を離した空のチャック
2を搬送するレールであり、レール11と同じ構造であ
る。一方駆動レール13,14は、内部に樹脂製ガイド
17を組み込み、その中をチェーン16が循環する。ま
たチェーン16には前記樹脂製ブラケット15が一定ピ
ッチで取付けてあり、レール11、回収レール12内の
チャック2を押して移動させる。またチェーン16はス
プロケット18等を利用して循環しており、同循環チェ
ーン16は、ローラとピンの間に隙間があり、垂直、水
平方向に曲げることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のコンベヤで
は、1ライン当りに図6に示すとおり、チャック2の供
給レール11及び駆動レール(輸送側)13、駆動レー
ル(帰還側)14の3本が基本的に必要となる。またレ
ール外部に駆動系のチェーン16や、ブラケット15が
露出しており、急勾配で搬送したりする場合や、レール
にリネンが接触するようなレイアウトの場合には、リネ
ンを汚したり、損傷したりすることが予想される。また
チェーン部に異物を噛み込んで故障となる可能性も高
い。更にチェーンの通過するレールと駆動系のレール
や、ブラケットの位置、高さを、据付け施工時に合わせ
る必要もあった。またチャック2が駆動レール13によ
って駆動をかけ始める部分でブラケット15と衝突し、
ブラケット15やチャック2が破損したり、引掛かって
駆動系チェーン16が停止してしまうなどの不具合もあ
った。特にベルトコンベヤ等により構成される載置台の
上面を水平に載置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させ
ながら前記クランプで牽引移動し、布片を載置台上に引
込む矩形状布片の縁出し工程を有する布片展開装置にお
いては、矩形状布片の任意の角端と、その角端を含む辺
の1個所とを、移動可能なクランプに取付けてある一定
間隔のクリップで把持して移動させる必要があり、従来
のような間隔の自由な2個のチャック2でリネンを搬送
する方法では、布片を載置台上に幅を揃えて横曳きする
のは困難であった。本発明は前記従来の課題を解決する
ために提案されたものである。
は、1ライン当りに図6に示すとおり、チャック2の供
給レール11及び駆動レール(輸送側)13、駆動レー
ル(帰還側)14の3本が基本的に必要となる。またレ
ール外部に駆動系のチェーン16や、ブラケット15が
露出しており、急勾配で搬送したりする場合や、レール
にリネンが接触するようなレイアウトの場合には、リネ
ンを汚したり、損傷したりすることが予想される。また
チェーン部に異物を噛み込んで故障となる可能性も高
い。更にチェーンの通過するレールと駆動系のレール
や、ブラケットの位置、高さを、据付け施工時に合わせ
る必要もあった。またチャック2が駆動レール13によ
って駆動をかけ始める部分でブラケット15と衝突し、
ブラケット15やチャック2が破損したり、引掛かって
駆動系チェーン16が停止してしまうなどの不具合もあ
った。特にベルトコンベヤ等により構成される載置台の
上面を水平に載置台の凸型前縁部に布片を抵抗接触させ
ながら前記クランプで牽引移動し、布片を載置台上に引
込む矩形状布片の縁出し工程を有する布片展開装置にお
いては、矩形状布片の任意の角端と、その角端を含む辺
の1個所とを、移動可能なクランプに取付けてある一定
間隔のクリップで把持して移動させる必要があり、従来
のような間隔の自由な2個のチャック2でリネンを搬送
する方法では、布片を載置台上に幅を揃えて横曳きする
のは困難であった。本発明は前記従来の課題を解決する
ために提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、リネ
ン搬送用コンベヤにおいて、上下方向を規制してガイド
する両側1対の対向レールと、横方向をガイドする1組
の対向レールと、コンベヤレール内を駆動走行する歯付
きベルトと、同歯付きベルトと噛み合う歯付きブロック
およびリネンを把持するための把持手段を備えたクラン
プ本体と、同クランプ本体に固設されている水平軸で支
えられ、前記両側1対の対向レールにガイドされる2対
の車輪と、前記クランプ本体に固設されている垂直軸で
支えられ、前記1組の対向レールにガイドされる2対の
車輪とよりなるもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
ン搬送用コンベヤにおいて、上下方向を規制してガイド
する両側1対の対向レールと、横方向をガイドする1組
の対向レールと、コンベヤレール内を駆動走行する歯付
きベルトと、同歯付きベルトと噛み合う歯付きブロック
およびリネンを把持するための把持手段を備えたクラン
プ本体と、同クランプ本体に固設されている水平軸で支
えられ、前記両側1対の対向レールにガイドされる2対
の車輪と、前記クランプ本体に固設されている垂直軸で
支えられ、前記1組の対向レールにガイドされる2対の
車輪とよりなるもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
【0006】
【作用】クランプに取付けてある水平軸で支えられた車
輪が、上下方向を規制してガイドする1対の対向レール
によって上下方向をガイドされ、同様に垂直軸で支えら
れた車輪は、横方向をガイドする1対の対向レールによ
ってガイドされるので、クランプが走行中に駆動コンベ
ヤレール、或いはフリーコンベヤレールに当ったり、こ
すられたりすることはない。
輪が、上下方向を規制してガイドする1対の対向レール
によって上下方向をガイドされ、同様に垂直軸で支えら
れた車輪は、横方向をガイドする1対の対向レールによ
ってガイドされるので、クランプが走行中に駆動コンベ
ヤレール、或いはフリーコンベヤレールに当ったり、こ
すられたりすることはない。
【0007】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本発明の実施例を示し、図1は洗濯済
みのシーツの展開装置の全体斜視図を示す。図1におい
てシーツ1は作業者アの手によって駆動コンベヤレール
131(図示しない駆動モータにより回転されるプーリ
によって駆動される歯付きベルトが内蔵されている)で
送られて来た2個のクリップ45を有する空のクランプ
135(図3に詳細記載)に、シーツ1の任意の角端を
作業者の向かって左側のクリップ45に、その角端を含
む1端辺を右側のクリップ45に把持させる(図1のA
の位置)。ここでシーツ1を把持したクランプ135
は、駆動コンベヤレール131で送られて矢印Bの方向
に上昇し、最上点でやや下向きの傾斜を持ったフリーコ
ンベヤレール132に乗り移って矢印C方向に降下し、
その下端Dの位置で一時停止をする。一方横移動装置6
1がクランプケース62を一定ピッチで間欠送りをして
おり、Dの位置でクランプケース62が停止したとき、
コンベヤレール132からクランプケースへの運行が可
能となるので、クランプ135はエアシリンダで送り込
む図示しない順送り装置によって1個乃至複数個クラン
プケース62の中に押し込まれる。
と、図1〜図4は本発明の実施例を示し、図1は洗濯済
みのシーツの展開装置の全体斜視図を示す。図1におい
てシーツ1は作業者アの手によって駆動コンベヤレール
131(図示しない駆動モータにより回転されるプーリ
によって駆動される歯付きベルトが内蔵されている)で
送られて来た2個のクリップ45を有する空のクランプ
135(図3に詳細記載)に、シーツ1の任意の角端を
作業者の向かって左側のクリップ45に、その角端を含
む1端辺を右側のクリップ45に把持させる(図1のA
の位置)。ここでシーツ1を把持したクランプ135
は、駆動コンベヤレール131で送られて矢印Bの方向
に上昇し、最上点でやや下向きの傾斜を持ったフリーコ
ンベヤレール132に乗り移って矢印C方向に降下し、
その下端Dの位置で一時停止をする。一方横移動装置6
1がクランプケース62を一定ピッチで間欠送りをして
おり、Dの位置でクランプケース62が停止したとき、
コンベヤレール132からクランプケースへの運行が可
能となるので、クランプ135はエアシリンダで送り込
む図示しない順送り装置によって1個乃至複数個クラン
プケース62の中に押し込まれる。
【0008】次いで横移動装置61が間欠送りをしてク
ランプ135が収容されているクランプケース62がE
の位置に達して停止すると、エアシリンダ63が作動
し、クランプケース62内にあるシーツ1を把持したク
ランプ135のクランプ桁42を押してクランプ135
を押し出す。押し出されたクランプ135は、短いフリ
ーコンベヤレール132を経て、駆動コンベヤレール1
31に乗り移り、シーツの縁出し工程に移行する。クラ
ンプ135が乗り移った駆動コンベヤレール131は、
このレールの内側に歯付きベルト34が走行しており、
この歯付きベルト34は駆動モータ33により駆動され
るプーリによって走行する。ここで任意の角端とその角
端を含む1端辺とをクランプ135の2個のクリップ4
5に把持されたシーツ1は、駆動コンベヤレール131
のFの位置から斜めに下降するとき、凸型前縁部75に
接し摩擦抵抗を受けながら幅を張り広げられて矢印Gの
方向に引かれ、平ベルト77等により構成されている載
置台76上の長手方向の振り分け位置において、シーツ
の把持解除装置64によりクリップ45から離れる。こ
の動作によってシーツ1は1つの辺の縁出しが可能とな
り、シーツ1は間欠送りをする平ベルト77によって図
1の左手前方向に送られ、次の工程において縁出しされ
たシーツ辺を基準にシーツ1全体の展開が行なわれる。
ランプ135が収容されているクランプケース62がE
の位置に達して停止すると、エアシリンダ63が作動
し、クランプケース62内にあるシーツ1を把持したク
ランプ135のクランプ桁42を押してクランプ135
を押し出す。押し出されたクランプ135は、短いフリ
ーコンベヤレール132を経て、駆動コンベヤレール1
31に乗り移り、シーツの縁出し工程に移行する。クラ
ンプ135が乗り移った駆動コンベヤレール131は、
このレールの内側に歯付きベルト34が走行しており、
この歯付きベルト34は駆動モータ33により駆動され
るプーリによって走行する。ここで任意の角端とその角
端を含む1端辺とをクランプ135の2個のクリップ4
5に把持されたシーツ1は、駆動コンベヤレール131
のFの位置から斜めに下降するとき、凸型前縁部75に
接し摩擦抵抗を受けながら幅を張り広げられて矢印Gの
方向に引かれ、平ベルト77等により構成されている載
置台76上の長手方向の振り分け位置において、シーツ
の把持解除装置64によりクリップ45から離れる。こ
の動作によってシーツ1は1つの辺の縁出しが可能とな
り、シーツ1は間欠送りをする平ベルト77によって図
1の左手前方向に送られ、次の工程において縁出しされ
たシーツ辺を基準にシーツ1全体の展開が行なわれる。
【0009】ここで図1のHの位置の把持解除装置64
においてシーツ1を離し、空になったクランプ135は
駆動されながら斜めに上昇し、最上点においてフリーコ
ンベヤレール132に乗り移り、Iの位置において一時
停止後、クランプケース62の位置がフリーコンベヤレ
ール132と一致した時に、順送り込み装置71により
クランプケース62の中に押し込まれ、クランプケース
62は間欠送りされてJの位置に達し、エアシリンダ6
3によってフリーコンベヤレール132、次いで駆動コ
ンベヤレール131に乗り移り、最初のA位置、即ち作
業者の前に来て再びシーツを把持され、同じ工程を繰り
返す。なお、各駆動装置やアクチュエータの起動、停止
のタイミングは、図示していない各種センサの信号と、
図示していない制御装置により決められ発動される。
においてシーツ1を離し、空になったクランプ135は
駆動されながら斜めに上昇し、最上点においてフリーコ
ンベヤレール132に乗り移り、Iの位置において一時
停止後、クランプケース62の位置がフリーコンベヤレ
ール132と一致した時に、順送り込み装置71により
クランプケース62の中に押し込まれ、クランプケース
62は間欠送りされてJの位置に達し、エアシリンダ6
3によってフリーコンベヤレール132、次いで駆動コ
ンベヤレール131に乗り移り、最初のA位置、即ち作
業者の前に来て再びシーツを把持され、同じ工程を繰り
返す。なお、各駆動装置やアクチュエータの起動、停止
のタイミングは、図示していない各種センサの信号と、
図示していない制御装置により決められ発動される。
【0010】本発明のクランプ装置は、以上の如く説明
したシーツ送りコンベヤ装置及びシーツの縁出し装置に
使用して最適のものであり、以下更に図2〜図4によっ
て詳細な構造と作用を述べる。先ずクランプ駆動を歯付
きベルト34により行なうので、クランプの駆動部の構
造は図2〜図4に示したようになる。即ち、駆動コンベ
ヤレール131とフリーコンベヤレール132(両者と
もレールの断面形状は同じである)の形状は、上下方向
を規制してガイドする1対の対向レール131aと横方
向をガイドする1組の対向レール131bを有し、駆動
部には駆動ベルト用ガイドが設けてある。136はクラ
ンプ本体で、同本体136に固設してある軸38に2対
4個の車輪39が自由に回転し得るように取付けられて
おり、同4個の車輪39は駆動コンベヤレール131の
対向レール131aにガイドされる。また同様にクラン
プ本体136に固設してある縦軸143に、2対4個の
車輪144が自由に回転し得るように取付けてあり、こ
の4個の車輪144は駆動コンベヤレール131の対向
レール131bにガイドされる。
したシーツ送りコンベヤ装置及びシーツの縁出し装置に
使用して最適のものであり、以下更に図2〜図4によっ
て詳細な構造と作用を述べる。先ずクランプ駆動を歯付
きベルト34により行なうので、クランプの駆動部の構
造は図2〜図4に示したようになる。即ち、駆動コンベ
ヤレール131とフリーコンベヤレール132(両者と
もレールの断面形状は同じである)の形状は、上下方向
を規制してガイドする1対の対向レール131aと横方
向をガイドする1組の対向レール131bを有し、駆動
部には駆動ベルト用ガイドが設けてある。136はクラ
ンプ本体で、同本体136に固設してある軸38に2対
4個の車輪39が自由に回転し得るように取付けられて
おり、同4個の車輪39は駆動コンベヤレール131の
対向レール131aにガイドされる。また同様にクラン
プ本体136に固設してある縦軸143に、2対4個の
車輪144が自由に回転し得るように取付けてあり、こ
の4個の車輪144は駆動コンベヤレール131の対向
レール131bにガイドされる。
【0011】更にクランプ本体136には、クランプ駆
動用歯付きベルト34に噛み合う複数の歯状の突起を有
している歯付きブロック37が、歯状の突起高さだけ逃
げ移動可能なように取付ける。即ち、歯付きブロック3
7をクランプ本体136に跨いで配置し、歯付きブロッ
ク37の側面壁に明けてある縦方向の長穴37aに、ク
ランプ本体136に固設してある2本のピン40を通し
て止め、クランプ本体136と歯付きブロック37の間
に、同歯付きブロック37を歯の噛み込み方向に押すよ
うに付勢された圧縮バネ41を設けた構造となってい
る。
動用歯付きベルト34に噛み合う複数の歯状の突起を有
している歯付きブロック37が、歯状の突起高さだけ逃
げ移動可能なように取付ける。即ち、歯付きブロック3
7をクランプ本体136に跨いで配置し、歯付きブロッ
ク37の側面壁に明けてある縦方向の長穴37aに、ク
ランプ本体136に固設してある2本のピン40を通し
て止め、クランプ本体136と歯付きブロック37の間
に、同歯付きブロック37を歯の噛み込み方向に押すよ
うに付勢された圧縮バネ41を設けた構造となってい
る。
【0012】次に作用を説明すると、クランプ135は
駆動コンベヤレール131においても、フリーコンベヤ
レール132においても、クランプ135に取付けてあ
る車輪39がレール131aによって上下方向をガイド
され、同様に車輪144はレール131bによって横方
向をガイドされるので、クランプ135が走行中に駆動
コンベヤレール131、或いはフリーコンベヤレール1
32に当ったり、こすれたりすることはない。つまり本
発明を適用したクランプ135は、コンベヤレール13
1内を走行するとき、クランプ本体136に固設された
水平軸で支えられた2対の車輪39が、コンベヤレール
132の内部の両側の上下方向を規制してガイドするレ
ール131aにガイドされてクランプ135を前後と左
右の傾きを規制して進行させ、垂直軸143に支えられ
て水平に回る2対の車輪144は、コンベヤレール13
1の横方向をガイドする1組の対向レール131bにガ
イドされ、クランプ135が走行中に横方向に移動しな
いように規制して進行させる。
駆動コンベヤレール131においても、フリーコンベヤ
レール132においても、クランプ135に取付けてあ
る車輪39がレール131aによって上下方向をガイド
され、同様に車輪144はレール131bによって横方
向をガイドされるので、クランプ135が走行中に駆動
コンベヤレール131、或いはフリーコンベヤレール1
32に当ったり、こすれたりすることはない。つまり本
発明を適用したクランプ135は、コンベヤレール13
1内を走行するとき、クランプ本体136に固設された
水平軸で支えられた2対の車輪39が、コンベヤレール
132の内部の両側の上下方向を規制してガイドするレ
ール131aにガイドされてクランプ135を前後と左
右の傾きを規制して進行させ、垂直軸143に支えられ
て水平に回る2対の車輪144は、コンベヤレール13
1の横方向をガイドする1組の対向レール131bにガ
イドされ、クランプ135が走行中に横方向に移動しな
いように規制して進行させる。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、矩形状布片の一端辺を容易にクランプに把持でき
る。また布片を把持したクランプが走行中に偏荷重が掛
かっても、クランプ側面がコンベヤレールに当って止ま
ったり、擦り減ったりする虞れは全くない。一方クラン
プを駆動レールに乗り込ませるとき、駆動が掛かり始め
る位置で、歯付きベルトが走行中、何時でも何処でも乗
り込ませることができるため、シーツフィーダ等の高速
でシーツの展開を行なう装置に適用すれば、無駄な時間
が無くなり、処理能力の向上に大きな効果がある。更に
駆動レールの構造が簡単になり、コストの低減効果があ
る。
と、矩形状布片の一端辺を容易にクランプに把持でき
る。また布片を把持したクランプが走行中に偏荷重が掛
かっても、クランプ側面がコンベヤレールに当って止ま
ったり、擦り減ったりする虞れは全くない。一方クラン
プを駆動レールに乗り込ませるとき、駆動が掛かり始め
る位置で、歯付きベルトが走行中、何時でも何処でも乗
り込ませることができるため、シーツフィーダ等の高速
でシーツの展開を行なう装置に適用すれば、無駄な時間
が無くなり、処理能力の向上に大きな効果がある。更に
駆動レールの構造が簡単になり、コストの低減効果があ
る。
【図1】本発明の実施例に係るリネン搬送コンベヤレー
ルを設けたシーツ展開装置全体の斜視図である。
ルを設けたシーツ展開装置全体の斜視図である。
【図2】図1におけるクランプ駆動部の詳細斜視図であ
る。
る。
【図3】図2におけるクランプ装置の斜視図である。
【図4】図1におけるクランプ装置の駆動部の作動を説
明する側面図である。
明する側面図である。
【図5】従来のリネン搬送の斜視図である。
【図6】図5におけるレール部の斜視図である。
【図7】従来のコンベヤ用チャックの側面図である。
【図8】図7の正面図である。
1 シーツ 34 歯付きベルト 37 歯付きブロック 39 車輪 41 圧縮バネ 42 クランプ桁 45 クリップ50 シーツ開放バー 131 駆動コンベヤレール 131a 上下方向を規制してガイドする対抗レール 131b 横方向をガイドする対抗レール 132 フリーコンベヤレール 135 クランプ 136 クランプ本体 143 垂直軸 144 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 金丸 治之 (56)参考文献 特開 平4−259498(JP,A) 特開 昭63−154508(JP,A) 特開 昭63−230448(JP,A) 特開 平4−231100(JP,A) 実公 平6−41931(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 93/00 D06F 95/00
Claims (1)
- 【請求項1】 リネン搬送用コンベヤにおいて、 上下方向を規制してガイドする両側1対の対向レール
と、 横方向をガイドする1組の対向レールと、 コンベヤレール内を駆動走行する歯付きベルトと、同歯付きベルトと噛み合う歯付きブロックおよびリネン
を把持するための把持手段を備えた クランプ本体と、 同クランプ本体に固設されている水平軸で支えられ、前
記両側1対の対向レールにガイドされる2対の車輪と、 前記クランプ本体に固設されている垂直軸で支えられ、
前記1組の対向レールにガイドされる2対の車輪とより
なることを特徴とするリネン搬送用コンベア。
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-
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