JPH0435277Y2 - - Google Patents

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JPH0435277Y2
JPH0435277Y2 JP1732886U JP1732886U JPH0435277Y2 JP H0435277 Y2 JPH0435277 Y2 JP H0435277Y2 JP 1732886 U JP1732886 U JP 1732886U JP 1732886 U JP1732886 U JP 1732886U JP H0435277 Y2 JPH0435277 Y2 JP H0435277Y2
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handlebar
holding part
threaded
hole
tapered
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自転車用ハンドルステムに関し、特
に、ハンドルバーを抱持固定する抱持部を改良し
たものに関する。
(従来の技術) 第7図は従来の一般的な自転車用ハンドルステ
ムの抱持部を示している。図のように抱持部61
は切割部62を有する貫通孔63が設けられた側
面視C字形のもので、前記切割部62からは外方
へ一対の相対向する締付座64,64が突設され
ている。両締付座64,64にはこれらを貫通す
るボルト孔65が穿設され、該ボルト孔65に挿
通されるボルト66、及びナツト67により両締
付座64,64を接近させることにより貫通孔6
3の内径を縮径してハンドルバーAの外周を締付
固定するように構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 一般に、ハンドルバーには、ステアリングを回
動する為の力や操縦者の体重以外にも、ペダルを
強くこぐ必要が有る際、例えば坂道を駆け上る場
合や、急加速の場合にあつて、足のリズムをとる
為に上下左右の大きな力が加えられることが頻繁
にある。従つて、このハンドルバーを抱持固定す
るハンドルステムの抱持部はその固定力において
相当大きな力に耐えられるものでなければならな
い。しかしながら上記従来の自転車用ハンドルス
テムの抱持固定構造では、締付座64,64を一
本のボルト66とナツト67で締付固定している
に過ぎず、その締付固定は極めて不十分であつ
た。更に両締付座64,64が外方へ突設されて
いることやボルト66の頭部やナツト67が突出
していることは転倒した際のことを考慮すると安
全上問題があり、しかもこれらは外観状ハンドル
ステムの体裁を悪くしていた。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は上記問題点に鑑み、ハンドルバ
ーの抱持固定が丈夫で、突出部がなく安全でしか
も外観体裁も良好な自転車用ハンドルステムを提
供する為に、 ハンドルバーを抱持する抱持部にハンドルバー
が挿通される貫通孔が設けられ、更に該抱持部
に、その貫通孔の両開口部側からこれと軸心を同
じくして螺合される円筒状の螺着体が備えられる
と共に、円筒状であつて筒軸方向の切割が周方向
に複数個設けられた締付要素が、各螺着体に対応
して1個ずつ備えられ、前記螺着体が抱持部に螺
進されることにより締付要素が狭窄されてハンド
ルバーの外周を締付固定するように、前記抱持部
又は螺着体と締付要素との間に、テーパー嵌合面
が設けられているという構成を採用した。
【考案の詳細な説明】 (作用) 螺着体が抱持部に螺合され、螺進されることに
より、抱持部に備えられた締付要素の内周(ハン
ドルバー挿通孔)が狭窄して抱持部においてハン
ドルバーを抱持固定する。
更に、第1図及び第2図に示す一例により説明
すると、抱持部1の貫通孔2に、ハンドルバーA
を挿通した状態で、両開口部6,6側から螺着体
8,8を嵌挿し、該螺着体8,8の雄ねじ部1
0,10を貫通孔2の雌ねじ部5に螺進して行
く。この螺進によつて螺着体8,8に一体に外周
をテーパ形に形成されたテーパスリーブ12,1
2が、これらと相互に逆向するテーパ形のテーパ
形開口部7,7と摺接して、複数の切割11を介
してそのハンドルバー挿通孔9,9が狭窄し、従
つて抱持部1においてハンドルバーAを確実に抱
持固定する。
(実施例) 以下、図面に基づいて、本考案に係る自転車用
ハンドルステム(以下単にステムという)を詳述
する。まず、第1図は第1実施例全体斜視図を示
し、第2図はハンドルバー抱持状態の第1図−
線破断図を示している。
図において1は抱持部で、ハンドルバーAを挿
通する為の貫通孔2を有し、該貫通孔2と実質的
に直交状のラグ部3の先端に位置されている。4
はこのハンドルステムを自転車のステアリングに
挿嵌固定する為のステム部であり、前記ラグ部3
に対し鋭角を成して一体に形成されている。
前記抱持部1の貫通孔2は、その内周中央部に
おいてねじ切り加工された雌ねじ部5と、これに
続いて両開口部6,6に行くに従い漸次大径とな
るテーパ形開口部7,7が形成されている。
さて、同図において8,8は一対の螺着体で、
ハンドルバー挿通孔(内周)9を有する円筒体で
あり、その外周には一端縁からねじ切り加工され
た雄ねじ部10と、これに続いて漸次外周径が大
きくなり、且つ軸心方向に沿う複数の切割11有
するテーパスリーブ12とが形成されている。な
お、前記貫通孔2の雌ねじ部5と螺着体8の雄ね
じ部10との関係は雌ねじ部5を連続的に設けた
場合は、両螺着体8,8の一方の雄ねじ部10を
右ねじとし、他方を左ねじとし、または貫通孔2
の雌ねじ部5を連続させないで左右各別に設ける
場合は、螺着体8,8の雄ねじ部10,10は同
方向のねじで良い。
また本実施例の場合は、締付要素であるテーパ
スリーブ12は螺着体8に一体に形成されている
ことになる。
而して、本実施例のステムは、抱持部1の貫通
孔2に、ハンドルバーAを挿通した状態で、両開
口部6,6側から螺着体8,8を挿嵌し、該螺着
体8,8の雄ねじ部10,10を貫通孔2の雌ね
じ部5に螺進して行く。この螺進によつて螺着体
8,8に一体に形成されたテーパスリーブ12,
12が、これと相互に逆向するテーパ形のテーパ
形開口部7,7と摺接して、複数の切割11を介
してそのハンドルバー挿通孔(内周)9,9が狭
窄し、従つて抱持部1においてハンドルバーAは
確実に抱持固定される。
なお、この螺着体8の螺進は、切割11にスパ
ナの鉤部を係合することにより行われる。
次に第3図は第2実施例要部斜視図を示し、第
4図はハンドルバー抱持状態の第3図−線破
断図を示している。
図において21は抱持部で、ハンドルバーAを
挿通する為の貫通孔22を有すると共に両開口部
23,23側が段部を介して小径とされ、テーパ
スリーブ24,24が延設されている。該テーパ
スリーブ24,24の外周はねじ切り加工されて
雄ねじ部25,25が形成され、これに続いて端
縁に行くに従い漸次外径が小径となるテーパ部2
6,26が形成され、この雄ねじ部25,25お
よびテーパ部26,26に亘つて軸心方向に沿う
複数の切割27が設けられている。更に、内周
は、ローレツト状に刻設されて、ハンドルバーA
の回り止め28とされている。29,29は一対
の螺着体で、ハンドルバー挿通孔30,30を有
する袋ナツトであり、その内周には一端開口縁か
らねじ切り加工された雌ねじ部31,31とこれ
に続いて他端開口縁に行くに従い漸次小径となる
テーパ部32,32が設けられている。そしてそ
の外周はスパナ等を係合する為に多角形状とされ
ている。
従つて、本実施例の場合、締付要素であるテー
パスリーブ24は抱持部21と一体に形成されて
いることになる。
なお、前記テーパスリーブ24,24そのもの
を端縁(両開口部23,23)に行くに従い漸次
小径となるにテーパ形の雄ねじ部25,25と
し、これに対応して螺着体29,29の雄ねじ部
31,31もテーパ形に形成しても良く、またテ
ーパスリーブ24,24の左右雄ねじ部25,2
5と螺着体29,29の雌ねじ部31,31の向
き関係は第1実施例と同様に決定される。
而して、本実施例のステムは、抱持部21の貫
通孔22に、ハンドルバーAを挿通した状態で、
両開口部23,23側から該開口部23,23側
に延設されたテーパスリーブ24,24に、螺着
体29,29を挿嵌し、該螺着体29,29の雌
ねじ部31,31をテーパスリーブ24,24の
雄ねじ部25,25に螺進して行く。この螺進に
よつてテーパスリーブ24,24の端縁に設けら
れたテーパ部26,26と、これと相互に逆向す
るテーパ形の螺着体29,29のテーパ部32,
32と摺接して、複数の切割27を介して貫通孔
22(内周)がその両開口部23,23において
狭窄し、従つて抱持部21においてハンドルバー
Aは確実に抱持固定される。
次に第5図は、第3実施例要部斜視図を示し、
第6図はハンドルバー抱持状態の第5図−線
破断図を示している。
図において、41は抱持部でハンドルバーAを
挿通する為の貫通孔42を有し、該貫通孔42の
内周には、その中央部分に内周壁43が周設さ
れ、該内周壁43に続いて両開口部44,44に
到るねじ切り加工された雌ねじ部45,45が設
けられている。
46,46は一対の締付体で、ハンドルバー挿
通孔47a,47a(内周)を有する環状体であ
り、その外周46′,46′はテーパ形とされ、外
周の径の小さい端縁から複数の切割48が設けら
れている。
49,49は螺着体で、ハンドルバー挿通孔4
7b,47bを有する円筒体であり、該ハンドル
バー挿通孔47b,47bの内周には一端縁から
他端縁方向へ漸次小径となるテーパ部50,50
が形成されている。また、これに対応する外周に
は、ねじ切り加工された雄ねじ部51,51が形
成され、これに続いてフランジ52,52が設け
られ、該フランジ52,52には複数のスパナ係
合部53が設けられている。
従つて本実施例の場合、締付要素である締付体
46は螺着体49、抱持部41とは別体に形成さ
れている。
なお、前記貫通孔42の雌ねじ部45,45は
左右各別方向に設けることにより、螺着体49,
49の雄ねじ部51,51は同方向のねじで良
い。
而して、本実施例のステムは、抱持部41の貫
通孔42に、ハンドルバーAを挿通した状態で、
両開口部44,44側から締付体46,46をそ
の外周大径側から挿嵌し、続いて螺着体49,4
9を嵌挿し、該螺着体49,49の雄ねじ部5
1,51を貫通孔42の雌ねじ部45,45に螺
進して行く。この螺進によつて締付体46,46
はそのテーパ形とされた外周46′,46′とこれ
と逆向するテーパ形の螺着体49,49のテーパ
部50,50との摺接により、複数の切割48を
介してハンドルバー挿通孔(内周)47a,47
aが狭窄し、従つて抱持部41においてハンドル
バーAは確実に抱持固定される。
(考案の効果) 抱持部にその貫通孔の両開口部側からこれと軸
心を同じくして螺合される円筒状の螺着体が備え
られると共に、円筒状であつて筒軸方向の切割が
周方向に複数個設けられた締付要素が、各螺着体
に対応して1個ずつ備えられ、前記螺着体が抱持
部に螺進されることにより締付要素が狭窄されて
ハンドルバーの外周を締付固定するように、前記
抱持部又は螺着体と締付要素との間に、テーパー
嵌合面が設けられているので、従来の締付座を一
本のボルトとナツトで締付固定しているものに対
して2箇所で確実に締付固定でき、しかも締付座
が外方へ突設されたりボルトやナツトが突出する
ことはないので極めて安全で外観体裁も良好な自
転車用ハンドルステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例全体斜視図、第2図は第1
図−線破断図、第3図は第2実施例要部斜視
図、該4図は第3図−線破断図、第5図は第
3実施例要部斜視図、第6図は第5図−線破
断図、第7図は従来のハンドルステムの要部斜視
図である。 1,21,41……抱持部、2,22,42…
…貫通孔、6,23,44……開口部、8,2
9,49……螺着体、9,22,47a……内
周、12,24,46……締付要素、A……ハン
ドルバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハンドルバーを抱持する抱持部にハンドルバ
    ーが挿通される貫通孔が設けられ、更に該抱持
    部に、その貫通孔の両開口部側からこれと軸心
    を同じくして螺合される円筒状の螺着体が備え
    られると共に、円筒状であつて筒軸方向の切割
    が周方向に複数個設けられた締付要素が、各螺
    着体に対応して1個ずつ備えられ、前記螺着体
    が抱持部に螺進されることにより締付要素が狭
    窄されてハンドルバーの外周を締付固定するよ
    うに、前記抱持部又は螺着体と締付要素との間
    に、テーパー嵌合面が設けられていることを特
    徴とする自転車用ハンドルステム。 (2) 締付要素が螺着体に一体に形成されたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の自転車用ハンドルステム。 (3) 締付要素が抱持部に一体に形成されたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の自転車用ハンドルステム。 (4) 締付要素が螺着体及び抱持部とは別体に形成
    されたことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自転車用ハンドルステム。
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