JPH045268Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045268Y2 JPH045268Y2 JP1109788U JP1109788U JPH045268Y2 JP H045268 Y2 JPH045268 Y2 JP H045268Y2 JP 1109788 U JP1109788 U JP 1109788U JP 1109788 U JP1109788 U JP 1109788U JP H045268 Y2 JPH045268 Y2 JP H045268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- tool
- circumferential surface
- conical
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、円柱状の基部をもつ工具とその工具
の基部に着脱可能である絶縁性の柄の組合せに関
する。
の基部に着脱可能である絶縁性の柄の組合せに関
する。
(従来の技術)
スパナ等の工具の柄の部分の握り勝手を良くす
るとともに作業対象と作業者を絶縁するために絶
縁性の樹脂で覆つたものあるいは、絶縁性の樹脂
それ自体で形成したものが知られている。
るとともに作業対象と作業者を絶縁するために絶
縁性の樹脂で覆つたものあるいは、絶縁性の樹脂
それ自体で形成したものが知られている。
英国特許出願GB2018179号には繊維で強化さ
れた樹脂で形成した柄の部分をもつスパナが示さ
れている。
れた樹脂で形成した柄の部分をもつスパナが示さ
れている。
また米国特許第2680984号には、非金属材料の
中にノツチや孔をもつインサート金具を挿入し、
強化した柄をもつモンキーレンチが示されてい
る。
中にノツチや孔をもつインサート金具を挿入し、
強化した柄をもつモンキーレンチが示されてい
る。
(考案が解決しようとする課題)
一つの工具を多用途化して、携帯する工具の数
を少なくし、携帯重量を小さくしたいという要請
がある。
を少なくし、携帯重量を小さくしたいという要請
がある。
そのために柄の部分を“しの”として使用し、
“しの”と反対の部分をラチエツトスパナ等に使
用する2つの用途をもつ工具(意匠登録第606559
号)が提案されている。
“しの”と反対の部分をラチエツトスパナ等に使
用する2つの用途をもつ工具(意匠登録第606559
号)が提案されている。
このような工具において、しのとして使用する
部分の表面に固定的な絶縁性の被覆などを設ける
ことはできない。
部分の表面に固定的な絶縁性の被覆などを設ける
ことはできない。
本考案の目的は、前述したような棒状の工具と
この棒状の工具の柄に着脱可能な絶縁性の柄であ
り、通常の作業や、軸方向の力により極めて離脱
しにくい円柱状の基部をもつ工具とその柄の組合
せ構造を提供することにある。
この棒状の工具の柄に着脱可能な絶縁性の柄であ
り、通常の作業や、軸方向の力により極めて離脱
しにくい円柱状の基部をもつ工具とその柄の組合
せ構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
前記目的を達成するために、本考案による円柱
状の基部をもつ工具とその柄は、基本的には工具
と柄と締付けナツトの組合せにより構成される。
円柱状の基部をもつ工具1は、作用頭部が首の部
分を介して円柱状の基部に連設され円柱状の基部
と首の部分が首側が小径の円錐状の外周面で連続
されている円柱状の基部をもつている。
状の基部をもつ工具とその柄は、基本的には工具
と柄と締付けナツトの組合せにより構成される。
円柱状の基部をもつ工具1は、作用頭部が首の部
分を介して円柱状の基部に連設され円柱状の基部
と首の部分が首側が小径の円錐状の外周面で連続
されている円柱状の基部をもつている。
柄3は、前記工具の基部を受け入れる孔をも
ち、前記受け入れ側の孔の入り口に前記工具の円
錐状の外周面に対応する受け入れ側が小径である
円錐状の内周面をもち、前記受け入れ側の外周面
は受け入れ側が小径である円錐状の外周面部をも
ち、前記受け入れ側の端面から前記基部を受けれ
る孔の外周の中心軸に平行な割溝をもち、前記円
錐状の外周面部と把持部表面の間におねじ部が形
成されている絶縁材料から形成されている。
ち、前記受け入れ側の孔の入り口に前記工具の円
錐状の外周面に対応する受け入れ側が小径である
円錐状の内周面をもち、前記受け入れ側の外周面
は受け入れ側が小径である円錐状の外周面部をも
ち、前記受け入れ側の端面から前記基部を受けれ
る孔の外周の中心軸に平行な割溝をもち、前記円
錐状の外周面部と把持部表面の間におねじ部が形
成されている絶縁材料から形成されている。
締付けナツト2は、前記柄の円錐状の外周面部
に対応する円錐状の内周面部およびこの円錐状の
内周面部の大径側に連設され前記柄のおねじ部に
結合されるめねじ部をもつている。
に対応する円錐状の内周面部およびこの円錐状の
内周面部の大径側に連設され前記柄のおねじ部に
結合されるめねじ部をもつている。
(作用)
前記工具はそれ自体で、2つの用途をもつ工具
として使用できる。
として使用できる。
前記工具の基部を前記締付けナツトを貫通して
前記柄に挿入して前記工具の円錐状の外周面を前
記柄の円錐状の内周面に対応させ、前記締付けナ
ツトを前記柄にねじ結合させて工具を締付固定す
ることにより、作用頭部のもつ機能を発揮する工
具として使用することができる。
前記柄に挿入して前記工具の円錐状の外周面を前
記柄の円錐状の内周面に対応させ、前記締付けナ
ツトを前記柄にねじ結合させて工具を締付固定す
ることにより、作用頭部のもつ機能を発揮する工
具として使用することができる。
(実施例)
以下、図面等を参照して本考案をさらに詳しく
説明する。
説明する。
第1図は、本考案による棒状の工具とその柄の
実施例の結合状態を示す正面断面図である。
実施例の結合状態を示す正面断面図である。
第2図は、棒状の工具の基部を示す正面図であ
る。棒状の工具1は、ボツクススパナとして機能
する作用頭部1a、首の部分1b、小径部の径は
D1、大径部の径はD2、テーパはθ1°の円錐周面部
1c、円柱状の基部1dから形成されている。
る。棒状の工具1は、ボツクススパナとして機能
する作用頭部1a、首の部分1b、小径部の径は
D1、大径部の径はD2、テーパはθ1°の円錐周面部
1c、円柱状の基部1dから形成されている。
円柱状の基部1dは端部を細くすることによ
り、しのとしての機能をさせることができる。
り、しのとしての機能をさせることができる。
第4図は、本考案による工具1の柄の実施例を
示す図であり、同図Aはその平面図、同図Bは正
面図を示している。
示す図であり、同図Aはその平面図、同図Bは正
面図を示している。
柄3には前述した工具の基部を受け入れ、これ
を強固に保持するための孔が設けられている。
を強固に保持するための孔が設けられている。
小径部D4の円錐状の外周面部3bと小径部D3
の円錐状の内周面部3cで囲まれるさしこみ部に
は中心軸に平行な幅S1の割溝部3a……3aが設
けられている。
の円錐状の内周面部3cで囲まれるさしこみ部に
は中心軸に平行な幅S1の割溝部3a……3aが設
けられている。
円錐状の内周面部3cは前述の柄1の円錐状の
外周面部1c(第2図、2の部分)に対応させら
れる部分である。
外周面部1c(第2図、2の部分)に対応させら
れる部分である。
前述した円錐状の外周面部3bに連続して、お
ねじ部3dが設けられている。
ねじ部3dが設けられている。
このねじはこの実施例では十分な結合強度をも
ち、さらに結合を迅速にするために2条のねじに
してある。
ち、さらに結合を迅速にするために2条のねじに
してある。
把持部3eの外周には、滑りを少なくしハンド
ルとしての機能を高めるために、多数の突起が設
けられている。
ルとしての機能を高めるために、多数の突起が設
けられている。
第3図は、柄を固定するための締付けナツトの
実施例を示す図であり、同図Aはその平面図、同
図Bはその一部を断面して示した正面図を示して
いる。
実施例を示す図であり、同図Aはその平面図、同
図Bはその一部を断面して示した正面図を示して
いる。
締付けナツト2の円錐の内周面部2a部は、前
記柄3の円錐の内周面部3b部に対応させられる
部分であり、めねじ部2bは前記柄3のおねじ部
に結合させられる部分である。
記柄3の円錐の内周面部3b部に対応させられる
部分であり、めねじ部2bは前記柄3のおねじ部
に結合させられる部分である。
前記工具1の柄3への固定は次のようにして行
われる。
われる。
前記工具1の基部1dを前記締付けナツト2を
貫通して前記柄3に挿入する。
貫通して前記柄3に挿入する。
そして、前記工具1の円錐状の外周面1cを前
記柄3の円錐状の内周面cに対応させ、前記締付
けナツト2を前記柄3にねじ結合させて工具1を
締付け固定する。
記柄3の円錐状の内周面cに対応させ、前記締付
けナツト2を前記柄3にねじ結合させて工具1を
締付け固定する。
(考案の効果)
以上詳しく説明したように、本考案によれば、
棒状の工具に着脱可能な絶縁性の柄を対応させ結
合させることができる。
棒状の工具に着脱可能な絶縁性の柄を対応させ結
合させることができる。
これにより、柄を結合させて行う作業や、軸方
向の力により極めて離脱しにくい棒状の工具とそ
の柄の組合せ構造を提供することができる。
向の力により極めて離脱しにくい棒状の工具とそ
の柄の組合せ構造を提供することができる。
前述した実施例は、軸方向に100Kgを越える力
を加えても工具を柄から離脱させることはできな
かつた。
を加えても工具を柄から離脱させることはできな
かつた。
第1図は、本考案による棒状の工具とその柄の
実施例の結合状態を示す正面断面図である。第2
図は、棒状の工具の基部を示す正面図である。第
3図は、柄を固定するための締付けナツトの実施
例を示す図であり、同図Aはその平面図、同図B
はその一部を断面にして示した正面図を示してい
る。第4図は、本考案による工具の柄の実施例を
示す図であり、同図Aはその平面図、同図Bは正
面図を示している。 1……棒状の工具、1a……作用頭部、1b…
…首の部分、1c……円錐状の外周面部、1d…
…円柱状の基部、2……締付けナツト、2a……
円錐状の内周面部、2b……めねじ部、3……
柄、3a……割溝、3b……円錐状の外周面部、
3c……円錐状の内周面部、3d……おねじ部、
3e……把持部。
実施例の結合状態を示す正面断面図である。第2
図は、棒状の工具の基部を示す正面図である。第
3図は、柄を固定するための締付けナツトの実施
例を示す図であり、同図Aはその平面図、同図B
はその一部を断面にして示した正面図を示してい
る。第4図は、本考案による工具の柄の実施例を
示す図であり、同図Aはその平面図、同図Bは正
面図を示している。 1……棒状の工具、1a……作用頭部、1b…
…首の部分、1c……円錐状の外周面部、1d…
…円柱状の基部、2……締付けナツト、2a……
円錐状の内周面部、2b……めねじ部、3……
柄、3a……割溝、3b……円錐状の外周面部、
3c……円錐状の内周面部、3d……おねじ部、
3e……把持部。
Claims (1)
- 作用頭部が首の部分を介して円柱状の基部に連
設され円柱状の基部と首の部分が首側が小径の円
錐状の外周面で連続されている円柱状の基部をも
つ工具と、前記工具の基部を受け入れる孔をも
ち、前記受け入れ側の孔の入り口に前記工具の円
錐状の外周面に対応する受け入れ側が小径である
円錐状の内周面をもち、前記受け入れ側の外周面
は受け入れ側が小径である円錐状の外周面部をも
ち、前記受け入れ側の端面から前記基部を受けれ
る孔の外周の中心軸に平行な割溝をもち、前記円
錐状の外周面部と把持部表面の間におねじ部が形
成されている絶縁材料から形成された柄と、前記
柄の円錐状の外周面部に対応する円錐状の内周面
部およびこの円錐状の内周面部の大径側に連設さ
れ前記柄のおねじ部に結合されるめねじ部をもつ
締付けナツトと、前記工具の基部を前記締付けナ
ツトを貫通して前記柄に挿入して前記工具の円錐
状の外周面を前記柄の円錐状の内周面に対応さ
せ、前記締付けナツトを前記柄にねじ結合させて
工具を締付け固定する円柱状の基部をもつ工具と
その柄。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109788U JPH045268Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1109788U JPH045268Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01117883U JPH01117883U (ja) | 1989-08-09 |
JPH045268Y2 true JPH045268Y2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=31219345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1109788U Expired JPH045268Y2 (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH045268Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012521304A (ja) * | 2009-03-28 | 2012-09-13 | ブラウン ゲーエムベーハー | 作業装置の表面構造体 |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP1109788U patent/JPH045268Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012521304A (ja) * | 2009-03-28 | 2012-09-13 | ブラウン ゲーエムベーハー | 作業装置の表面構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01117883U (ja) | 1989-08-09 |
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