JPH04352740A - トラン誘導体化合物、液晶組成物及び液晶電気光学素子 - Google Patents

トラン誘導体化合物、液晶組成物及び液晶電気光学素子

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JPH04352740A
JPH04352740A JP15388891A JP15388891A JPH04352740A JP H04352740 A JPH04352740 A JP H04352740A JP 15388891 A JP15388891 A JP 15388891A JP 15388891 A JP15388891 A JP 15388891A JP H04352740 A JPH04352740 A JP H04352740A
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JP
Japan
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liquid crystal
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expressed
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JP15388891A
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Tamon Tachibana
橘 多聞
Kanji Inoue
寛治 井上
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Seimi Chemical Co Ltd
Original Assignee
Seimi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶電気光学素子に用
いられるトラン誘導体化合物及びそれを含有する液晶組
成物及びそれを用いた液晶電気光学素子に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、時計、電卓をはじめ、
近年では測定器、自動車用計器、複写器、カメラ、OA
機器用表示装置、家電製品用表示装置等種々の用途に使
用され始めており、広い動作温度範囲、低動作電圧、高
速応答性、化学的安定性等の種々の性能要求がなされて
いる。
【0003】しかし、現在のところ、これらの特性を単
独の材料で全て満たす材料はなく、複数の液晶、及び、
非液晶の材料を混合して液晶組成物として要求性能を満
たしている状態である。このため、各種特性の全てでは
なく、一もしくは二以上の特性に優れた液晶又は非液晶
の材料開発が望まれている。
【0004】液晶を用いた電気光学素子分野において、
ツイストネマチック(TN)型セルでは、セル外観を損
なう原因となるセル面での干渉縞の発生を防止するため
に、セルに充填される液晶材料の屈折率異方性値(Δn
 )とセルの厚さ(d )μmの積Δndを或る特定の
値に設定する必要がある。実用的に使用される液晶表示
セルでは、Δndの値が一定とされている。
【0005】このようにΔndの値が一定値に設定され
るから、Δn の大きな液晶材料を使用すれば、d の
値を小さくすることができる。dの値が小さくなれば、
応答時間を小さくすることができる。従って、Δn の
値が大きな液晶材料は、応答速度が速く、しかも干渉縞
のない液晶表示セルを製作するのにきわめて重要な材料
である。
【0006】一方、実用可能な液晶材料の多くは、通常
、室温付近にネマチック相を有する化合物と室温より高
い温度領域にネマチック相を有する化合物からなる数種
またはそれ以上の成分を混合することによって調製され
る。
【0007】最近では液晶表示セルの応用製品の多様化
に伴い、動作温度範囲を高温側に拡大した液晶材料が要
求されており、このため、特にネマチック相−等方性液
体相(N−I) 転移温度(透明点)の高いネマチック
液晶化合物が必要とされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、Δn の値が
大きく、N−I 転移温度が高く、さらに、他の液晶材
料又は非液晶材料との相溶性に優れ、化学的にも安定な
材料を提供することは重要な課題である。液晶を用いた
表示素子分野において用いられる液晶化合物に要求され
る種々の特性の中でも、低電圧で駆動でき、さらに他の
液晶または非液晶との相溶性に優れ、化学的にも安定な
材料を提供することは重要な課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべく、新規な材料を提供するものであり、下記一
般式(1)(式中、−Cy−はトランス−1,4− ジ
置換シクロヘキシレン環を示し、−Ph−は1,4−ジ
置換フェニレン環を示し、R は炭素数 1〜10のア
ルキル基を示し、X1、X2は相互に独立して水素原子
またはフッ素原子または塩素原子を示し、X3はフッ素
原子または塩素原子を示し、nは 0〜 5を示す。)
で表されることを特徴とするトラン誘導体化合物、及び
、それを含有することを特徴とする液晶組成物、及び、
その液晶組成物を、電極付の基板間に挟持してなること
を特徴とする液晶電気光学素子を提供するものである。
【0010】
【化3】
【0011】本発明の一般式(1)の化合物は、大きな
屈折率異方性値(Δn)と、高いN−I 転移温度を有
する新規な材料であり、他の液晶組成物に混合すること
により、その液晶組成物のΔn を大きくし、ネマチッ
ク相温度範囲を高温側に拡大せしめるものである。また
、他の液晶材料又は非液晶材料との相溶性にすぐれ、化
学的にも安定な材料である。
【0012】本発明の一般式(1)の化合物は、X1、
X2、X3によって、以下のような3種類の化合物(2
)、(3)、(4)に分けられる。なお、X4、X5は
相互に独立してフッ素原子または塩素原子を示す。
【0013】
【化4】
【0014】本発明の一般式(1)の化合物は、他の液
晶材料または非液晶材料と混合して液晶組成物にして使
用される。本発明の一般式(1)の化合物と混合して用
いる他の材料としては、用途、要求性能等により異なる
が、液晶材料及びそれと類似の構造を有する主成分と、
必要に応じて添加される添加成分とからなる。
【0015】具体的には、低粘性成分、誘電異方性を向
上させる成分、他の高温で液晶性を示す成分、コレステ
リック性を示す成分、2色性を示す成分、導電性を付与
する成分、その他各種添加剤等がある。
【0016】本発明の化合物と混合して用いる材料とし
ては、例えば以下のようなものがある。なお、以下の式
でのR1、R2はアルキル基、アルコキシ基、ハロゲン
原子、シアノ基等の基を表わし、−Ph−は1、4−ジ
置換フェニレン環、−Cy−はトランス−1,4−ジ置
換シクロヘキシレン環を表す。
【0017】R1−Cy−Cy−R2 R1−Cy−Ph−R2 R1−Ph−Ph−R2 R1−Cy−COO−Ph−R2 R1−Ph−COO−Ph−R2 R1−Cy−CH=CH−Ph−R2 R1−Ph−CH=CH−Ph−R2 R1−Cy−CH2CH2−Ph−R2R1−Ph−C
H2CH2−Ph−R2R1−Ph−N=N−Ph−R
2 R1−Ph−NON−Ph−R2 R1−Cy−COS−Ph−R2 R1−Cy−Ph−Ph−R2 R1−Cy−Ph−Ph−Cy−R2 R1−Ph−Ph−Ph−R2 R1−Cy−COO−Ph−Ph−R2R1−Cy−P
h−COO−Ph−R2R1−Cy−COO−Ph−C
OO−Ph−R2R1−Ph−COO−Ph−COO−
Ph−R2R1−Ph−COO−Ph−OCO−Ph−
R2
【0018】なお、これらの化合物は単なる例示に
すぎなく、環構造もしくは末端基の水素原子のハロゲン
原子、シアノ基、メチル基等への置換、シクロヘキサン
環、ベンゼン環の他の六員環、五員環、例えば、ピリジ
ン環、ジオキサン環等への置換、環の間の結合基の変更
等が可能であり、所望の性能に合わせて種々の材料が選
択使用されればよい。
【0019】本発明の組成物は、液晶組成物として、液
晶セルに注入する等して、電極付の基板間に挟持され、
ツイストネマチック方式、ゲスト・ホスト方式、動的散
乱方式、フェーズチェンジ方式、DAP方式、二周波駆
動方式、強誘電性液晶表示方式等種々のモードで使用す
ることができる。
【0020】この液晶電気光学素子は、本発明の化合物
を含む液晶組成物を、電極付の基板間に挟持するもので
ある。
【0021】代表的な液晶セルとしては、TN型液晶電
気光学素子がある。なお、ここで液晶電気光学素子と表
現しているのは、表示用途以外、例えば、調光窓、光シ
ャッター、偏光変換素子等にも使用できることを明らか
にしているためである。
【0022】プラスチック、ガラス等の基板上に、必要
に応じてSiO2、Al2O3 等のアンダーコート層
やカラーフィルター層を形成し、In2O3−SnO2
(ITO)、SnO2等の電極を設け、パターニングし
た後、必要に応じてポリイミド、ポリアミド、SiO2
、Al2O3 等のオーバーコート層を形成し、配向処
理し、これにシール材を印刷し、電極面が相対向するよ
うに配して周辺をシールし、シール材を硬化して空セル
を形成する。
【0023】この空セルに、本発明の化合物を含む組成
物を注入し、注入口を封止剤で封止して液晶セルを構成
する。この液晶セルに必要に応じて偏光板、カラー偏光
板、光源、カラーフィルター、半透過反射板、反射板、
導光板、紫外線カットフィルター等を積層する、文字、
図形等を印刷する、ノングレア加工する等して液晶電気
光学素子とする。
【0024】なお、上述の説明は、液晶電気光学素子の
基本的な構成及び製法を示したにすぎなく、例えば2層
電極を用いた基板、2層の液晶層を形成した2層液晶セ
ル、TFT、MIM等の能動素子を形成したアクティブ
マトリクス基板を用いたアクティブマトリクス素子等、
種々の構成のものが使用できる。
【0025】さらに、前記したTN型以外のモード、即
ち、高ツイスト角のスーパーツイストネマチック(ST
N)型液晶電気光学素子や、多色性色素を用いたゲスト
ホスト(GH)型液晶電気光学素子、強誘電性液晶電気
光学素子等にも使用できる。また、電気的にでなく、熱
による書き込みをするタイプのものに用いることもでき
る。
【0026】本発明の一般式(1)の化合物は、例えば
、次の方法に従って製造される。なお、各式中、−Cy
−、−Ph−、R 、X1、X2、X3及びn に関し
ては、夫々前記の意味を持つ。
【0027】
【化5】
【0028】即ち、式(5)の化合物を塩化チオニルの
ごとき塩素化剤と反応させ酸塩化物(6)とする。次に
、式(7)の化合物とマグネシウムとにより調製された
グリニヤール試薬を、この(6)と反応させることによ
り、式(8)の化合物を得る。この(8)を水素化リチ
ウムアルミニウムのごとき還元剤により還元し、アルコ
ール(9)とし、この(9)を硫酸水素カリウムのごと
き脱水剤により脱水し、スチルベン(10)を得る。
【0029】この(10)に臭素を付加させ、ジブロマ
イド(11)とし、ついで1,5−ジアザビシクロ[5
,4,0] ウンデセン−5のごとき塩基を用いて脱臭
化水素を行えば、一般式(1)の化合物が得られる。な
お、この製造法は単なる例示にすぎなく、種々の製造方
法が使用できる。
【0030】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
する。
【0031】実施例1 3,4−ジフルオロ安息香酸31.6g(0.200m
ol) に、四塩化炭素120cm3、及び塩化チオニ
ル50cm3 を加え、さらに、これにジメチルアニリ
ンを数滴加え室温下で24時間撹拌した。その後、溶媒
及び過剰の塩化チオニルを留去し、残渣として3,4−
ジフルオロ安息香酸クロライドを得た。
【0032】この化合物と無水テトラヒドロフラン40
0cm3の混合物を −40℃に冷却した。これに、p
−(トランス−4− メトキシメチルシクロヘキシル)
ベンジルクロライド50.6g(0.200mol) 
とマグネシウム5.01g 、無水テトラヒドロフラン
300cm3より室温において調製したグリニヤール試
薬を 1時間を要して滴下した。同温度で 3時間撹拌
した後、徐々に室温にまで戻し、さらに一晩撹拌を行っ
た。次いで、この反応液に10%希塩酸400cm3を
加え、トルエンにて抽出し、水洗、乾燥の後、トルエン
を留去した。次いで、エタノールにより再結晶を行い、
下記化合物20.4g(0.057mol) を得た。
【0033】
【化6】
【0034】この化合物を無水テトラヒドロフラン10
0cm3に溶解した溶液を、水素化リチウムアルミニウ
ム2.38g(0.063mol)と無水テトラヒドロ
フラン70cm3 の混合溶液に滴下し、室温で15時
間撹拌した。これに、10%希塩酸100cm3を加え
、トルエンにて抽出し、水洗、乾燥の後、トルエンを留
去し、下記化合物を得た。
【0035】
【化7】
【0036】この化合物を、トルエン400cm3に溶
解し、硫酸水素カリウム1.94g(0.014mol
)を加え、 3時間加熱還流を行った。冷却後、水洗を
行い、乾燥の後、トルエンを留去し、エタノール−トル
エン混合溶媒により再結晶を行い下記化合物14.6g
(0.043mol) を得た。
【0037】
【化8】
【0038】この化合物をジクロルエタン100cm3
に溶解し、室温で臭素7.49g(0.0469mol
)を滴下した。室温で 1時間撹拌した後、溶媒を留去
した。得られた化合物を、N,N−ジメチルホルムアミ
ド200cm3に溶解し、1,5−ジアザビシクロ[5
,4,0] ウンデセン−5  19.5g(0.12
8mol) を加え、20時間加熱還流を行った。冷却
後、水400cm3を加え、析出した結晶を濾取し、乾
燥した。その後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
にかけ、溶媒留去後エタノールにより再結晶を行い目的
とする下記化合物5.6g(0.016mol)を得た
。収率 8.2%、融点(C−N)110.6℃、透明
点(N−I)140.6℃
【0039】
【化9】
【0040】( CH3OCH2−Cy−Ph−C≡C
−PhF2)この化合物のIRスペクトル(KBr錠)
を図1に示す。
【0041】同様にして、p−(トランス−4− メト
キシメチルシクロヘキシル)ベンジルクロライドに代え
、対応するp−(トランス− 4− 置換シクロヘキシ
ル)ベンジルクロライドを用いることにより、以下に示
すような化合物が合成できる。なお、以下の説明におい
て、−Cy−、−Ph−、−PhF2 は以下の基を表
す。
【0042】
【化10】
【0043】CH3O−Cy−Ph−C ≡C−PhF
2n−C3H7O−Cy−Ph−C≡C−PhF2n−
C5H11O−Cy−Ph−C ≡C−PhF2n−C
7H15O−Cy−Ph−C ≡C−PhF2n−C1
0H21O−Cy−Ph−C≡C−PhF2
【0044
】C2H5OCH2−Cy−Ph−C ≡C−PhF2
n−C3H7OCH2−Cy−Ph−C ≡C−PhF
2n−C4H9OCH2−Cy−Ph−C ≡C−Ph
F2n−C5H11OCH2−Cy−Ph−C≡C−P
hF2n−C6H13OCH2−Cy−Ph−C≡C−
PhF2n−C7H15OCH2−Cy−Ph−C≡C
−PhF2n−C8H17OCH2−Cy−Ph−C≡
C−PhF2n−C9H19OCH2−Cy−Ph−C
≡C−PhF2n−C10H21OCH2−Cy−Ph
−C ≡C−PhF2
【0045】CH3OC2H4−
Cy−Ph−C ≡C−PhF2n−C3H7OC2H
4−Cy−Ph−C≡C−PhF2n−C5H11OC
2H4−Cy−Ph−C ≡C−PhF2n−C7H1
5OC2H4−Cy−Ph−C ≡C−PhF2n−C
10H21OC2H4−Cy−Ph−C≡C−PhF2
【0046】CH3OC3H6−Cy−Ph−C ≡C
−PhF2n−C3H7OC3H6−Cy−Ph−C≡
C−PhF2n−C5H11OC3H6−Cy−Ph−
C ≡C−PhF2n−C7H15OC3H6−Cy−
Ph−C ≡C−PhF2n−C10H21OC3H6
−Cy−Ph−C≡C−PhF2
【0047】CH3O
C4H8−Cy−Ph−C ≡C−PhF2n−C3H
7OC4H8−Cy−Ph−C≡C−PhF2n−C5
H11OC4H8−Cy−Ph−C ≡C−PhF2n
−C7H15OC4H8−Cy−Ph−C ≡C−Ph
F2n−C10H21OC4H8−Cy−Ph−C≡C
−PhF2
【0048】CH3OC5H10−Cy−P
h−C≡C−PhF2n−C3H7OC5H10−Cy
−Ph−C ≡C−PhF2n−C5H11OC5H1
0−Cy−Ph−C≡C−PhF2n−C7H15OC
5H10−Cy−Ph−C≡C−PhF2n−C10H
21OC5H10−Cy−Ph−C ≡C−PhF2

0049】また、3,4−ジフルオロ安息香酸に代え、
p−フルオロ安息香酸、p−クロル安息香酸、3,4,
5−トリフルオロ安息香酸、3,4−ジクロル安息香酸
等を用いることにより以下に示すような化合物が合成で
きる。なお、以下の説明において、−PhF、−PhC
l 、−PhF3 、−PhCl2は以下の基を表す。
【0050】
【化11】
【0051】CH3O−Cy−Ph−C ≡C−PhF
n−C3H7O−Cy−Ph−C≡C−PhFn−C5
H11O−Cy−Ph−C ≡C−PhFn−C7H1
5O−Cy−Ph−C ≡C−PhFn−C10H21
O−Cy−Ph−C≡C−PhF
【0052】CH3O
CH2−Cy−Ph−C≡C−PhF融点(C−N)1
39.5℃、透明点(N−I)182.3℃。 IRスペクトル(KBr錠)を図2に示す。 n−C3H7OCH2−Cy−Ph−C ≡C−PhF
n−C5H11OCH2−Cy−Ph−C≡C−PhF
n−C7H15OCH2−Cy−Ph−C≡C−PhF
n−C10H21OCH2−Cy−Ph−C ≡C−P
hF
【0053】CH3OC2H4−Cy−Ph−C 
≡C−PhFn−C5H11OC2H4−Cy−Ph−
C ≡C−PhFn−C10H21OC2H4−Cy−
Ph−C≡C−PhFCH3OC3H6−Cy−Ph−
C ≡C−PhFn−C5H11OC3H6−Cy−P
h−C ≡C−PhFn−C10H21OC3H6−C
y−Ph−C≡C−PhF
【0054】CH3OC4H
8−Cy−Ph−C ≡C−PhFn−C5H11OC
4H8−Cy−Ph−C ≡C−PhFCH3OC5H
10−Cy−Ph−C≡C−PhFn−C5H11OC
5H10−Cy−Ph−C≡C−PhF
【0055】C
H3O−Cy−Ph−C ≡C−PhCln−C3H7
O−Cy−Ph−C≡C−PhCln−C5H11O−
Cy−Ph−C ≡C−PhCln−C7H15O−C
y−Ph−C ≡C−PhCln−C10H21O−C
y−Ph−C≡C−PhCl
【0056】CH3OCH
2−Cy−Ph−C≡C−PhCl融点(C−N)15
2.3℃、透明点(N−I)204.6℃。 IRスペクトル(KBr錠)を図3に示す。 n−C3H7OCH2−Cy−Ph−C ≡C−PhC
ln−C5H11OCH2−Cy−Ph−C≡C−Ph
Cln−C7H15OCH2−Cy−Ph−C≡C−P
hCln−C10H21OCH2−Cy−Ph−C ≡
C−PhCl
【0057】CH3OC2H4−Cy−P
h−C ≡C−PhCln−C5H11OC2H4−C
y−Ph−C ≡C−PhCln−C10H21OC2
H4−Cy−Ph−C≡C−PhClCH3OC3H6
−Cy−Ph−C ≡C−PhCln−C5H11OC
3H6−Cy−Ph−C ≡C−PhCln−C10H
21OC3H6−Cy−Ph−C≡C−PhCl
【00
58】CH3OC4H8−Cy−Ph−C ≡C−Ph
Cln−C5H11OC4H8−Cy−Ph−C ≡C
−PhClCH3OC5H10−Cy−Ph−C≡C−
PhCln−C5H11OC5H10−Cy−Ph−C
≡C−PhCl
【0059】CH3O−Cy−Ph−C
 ≡C−PhF3n−C3H7O−Cy−Ph−C≡C
−PhF3n−C5H11O−Cy−Ph−C ≡C−
PhF3n−C7H15O−Cy−Ph−C ≡C−P
hF3n−C10H21O−Cy−Ph−C≡C−Ph
F3
【0060】CH3OCH2−Cy−Ph−C≡C
−PhF3n−C3H7OCH2−Cy−Ph−C ≡
C−PhF3n−C5H11OCH2−Cy−Ph−C
≡C−PhF3n−C7H15OCH2−Cy−Ph−
C≡C−PhF3n−C10H21OCH2−Cy−P
h−C ≡C−PhF3
【0061】CH3OC2H4
−Cy−Ph−C ≡C−PhF3n−C5H11OC
2H4−Cy−Ph−C ≡C−PhF3n−C10H
21OC2H4−Cy−Ph−C≡C−PhF3CH3
OC3H6−Cy−Ph−C ≡C−PhF3n−C5
H11OC3H6−Cy−Ph−C ≡C−PhF3n
−C10H21OC3H6−Cy−Ph−C≡C−Ph
F3
【0062】CH3OC4H8−Cy−Ph−C 
≡C−PhF3n−C5H11OC4H8−Cy−Ph
−C ≡C−PhF3CH3OC5H10−Cy−Ph
−C≡C−PhF3n−C5H11OC5H10−Cy
−Ph−C≡C−PhF3
【0063】CH3O−Cy
−Ph−C ≡C−PhCl2n−C3H7O−Cy−
Ph−C≡C−PhCl2n−C5H11O−Cy−P
h−C ≡C−PhCl2n−C7H15O−Cy−P
h−C ≡C−PhCl2n−C10H21O−Cy−
Ph−C≡C−PhCl2
【0064】CH3OCH2
−Cy−Ph−C≡C−PhCl2n−C3H7OCH
2−Cy−Ph−C ≡C−PhCl2n−C5H11
OCH2−Cy−Ph−C≡C−PhCl2n−C7H
15OCH2−Cy−Ph−C≡C−PhCl2n−C
10H21OCH2−Cy−Ph−C ≡C−PhCl
【0065】CH3OC2H4−Cy−Ph−C ≡
C−PhCl2n−C5H11OC2H4−Cy−Ph
−C ≡C−PhCl2n−C10H21OC2H4−
Cy−Ph−C≡C−PhCl2CH3OC3H6−C
y−Ph−C ≡C−PhCl2n−C5H11OC3
H6−Cy−Ph−C ≡C−PhCl2n−C10H
21OC3H6−Cy−Ph−C≡C−PhCl2
【0
066】CH3OC4H8−Cy−Ph−C ≡C−P
hCl2n−C5H11OC4H8−Cy−Ph−C 
≡C−PhCl2CH3OC5H10−Cy−Ph−C
≡C−PhCl2n−C5H11OC5H10−Cy−
Ph−C≡C−PhCl2
【0067】
【化12】
【0068】なお、以下の説明において、−PhClF
、−PhFClは以下の基を表す。
【0069】
【化13】
【0070】n−C3H7O−Cy−Ph−C≡C−P
hClFn−C5H11O−Cy−Ph−C ≡C−P
hClFn−C7H15O−Cy−Ph−C ≡C−P
hClFn−C10H21O−Cy−Ph−C≡C−P
hClF
【0071】CH3OCH2−Cy−Ph−C
≡C−PhClFn−C3H7OCH2−Cy−Ph−
C ≡C−PhClFn−C5H11OCH2−Cy−
Ph−C≡C−PhClFn−C7H15OCH2−C
y−Ph−C≡C−PhClFn−C10H21OCH
2−Cy−Ph−C ≡C−PhClF
【0072】C
H3OC2H4−Cy−Ph−C ≡C−PhClFn
−C5H11OC2H4−Cy−Ph−C ≡C−Ph
ClFn−C10H21OC2H4−Cy−Ph−C≡
C−PhClFCH3OC3H6−Cy−Ph−C ≡
C−PhClFn−C5H11OC3H6−Cy−Ph
−C ≡C−PhClFn−C10H21OC3H6−
Cy−Ph−C≡C−PhClF
【0073】CH3O
C4H8−Cy−Ph−C ≡C−PhClFn−C5
H11OC4H8−Cy−Ph−C ≡C−PhClF
CH3OC5H10−Cy−Ph−C≡C−PhClF
n−C5H11OC5H10−Cy−Ph−C≡C−P
hClF
【0074】n−C3H7O−Cy−Ph−C
≡C−PhFCln−C5H11O−Cy−Ph−C 
≡C−PhFCln−C7H15O−Cy−Ph−C 
≡C−PhFCln−C10H21O−Cy−Ph−C
≡C−PhFCl
【0075】CH3OCH2−Cy−
Ph−C≡C−PhFCln−C3H7OCH2−Cy
−Ph−C ≡C−PhFCln−C5H11OCH2
−Cy−Ph−C≡C−PhFCln−C7H15OC
H2−Cy−Ph−C≡C−PhFCln−C10H2
1OCH2−Cy−Ph−C ≡C−PhFCl
【00
76】CH3OC2H4−Cy−Ph−C ≡C−Ph
FCln−C5H11OC2H4−Cy−Ph−C ≡
C−PhFCln−C10H21OC2H4−Cy−P
h−C≡C−PhFClCH3OC3H6−Cy−Ph
−C ≡C−PhFCln−C5H11OC3H6−C
y−Ph−C ≡C−PhFCln−C10H21OC
3H6−Cy−Ph−C≡C−PhFCl
【0077】
CH3OC4H8−Cy−Ph−C ≡C−PhFCl
n−C5H11OC4H8−Cy−Ph−C ≡C−P
hFClCH3OC5H10−Cy−Ph−C≡C−P
hFCln−C5H11OC5H10−Cy−Ph−C
≡C−PhFCl
【0078】実施例2 メルク社製液晶組成物ZLI−1565の透明点(Tc
)は85.9℃、屈折率異方性値(Δn)は0.125
 である。上記の組成物90wt%に本発明の実施例1
の化合物( CH3OCH2−Cy−Ph−C≡C−P
hF2)を10wt%添加したところ、組成物の透明点
(Tc)90.8℃、屈折率異方性値(Δn )は0.
136 となり、透明点(Tc)、屈折率異方性値(Δ
n )ともに大幅に上昇した。
【0079】
【発明の効果】以上のごとく、本発明は新規な一般式(
1)のトラン誘導体化合物、及び、その化合物を含有す
る液晶組成物、及び、その液晶組成物を、電極付きの基
板間に挟持した液晶電気光学素子を提供することにより
、液晶電気光学素子としての屈折率異方性値(Δn )
を大きくし、かつ動作温度範囲を高温側に拡大せしめ、
化学的にも安定な液晶組成物を構成させうる効果を生ず
る優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の化合物のIRスペクトル図。
【図2】本発明の実施例の化合物のIRスペクトル図。
【図3】本発明の実施例の化合物のIRスペクトル図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 (式中、−Cy−はトランス−1,4− ジ置換シクロ
    ヘキシレン環を示し、−Ph−は1,4−ジ置換フェニ
    レン環を示し、R は炭素数 1〜10のアルキル基を
    示し、X1、X2は相互に独立して水素原子またはフッ
    素原子または塩素原子を示し、X3はフッ素原子または
    塩素原子を示し、n は 0〜 5を示す。)で表され
    ることを特徴とするトラン誘導体化合物。
  2. 【請求項2】一般式(1) 【化2】 (式中、−Cy−はトランス−1,4− ジ置換シクロ
    ヘキシレン環を示し、−Ph−は1,4−ジ置換フェニ
    レン環を示し、R は炭素数 1〜10のアルキル基を
    示し、X1、X2は相互に独立して水素原子またはフッ
    素原子または塩素原子を示し、X3はフッ素原子または
    塩素原子を示し、n は 0〜 5を示す。)で表され
    るトラン誘導体化合物を含有することを特徴とする液晶
    組成物。
  3. 【請求項3】請求項2の液晶組成物を、電極付の基板間
    に挟持してなることを特徴とする液晶電気光学素子。
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