JPH04352596A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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Publication number
JPH04352596A
JPH04352596A JP3127167A JP12716791A JPH04352596A JP H04352596 A JPH04352596 A JP H04352596A JP 3127167 A JP3127167 A JP 3127167A JP 12716791 A JP12716791 A JP 12716791A JP H04352596 A JPH04352596 A JP H04352596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
sub
circuit
color signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3127167A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Otsuki
卓也 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3127167A priority Critical patent/JPH04352596A/ja
Publication of JPH04352596A publication Critical patent/JPH04352596A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下VTRと略記する)などの映像信号記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用のVTRでは、輝度信号は
FM変調し、色信号はFM変調された輝度信号の低域側
に周波数変換して記録する色信号低域変換記録方式が用
いられている。例えばVHS方式のVTRでは、NTS
C方式の場合には搬送色信号のカラーサブキャリアの周
波数を約3.58MHzから約629KHzに低域変換
して記録,再生している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに従来の家庭用VTRでは搬送色信号のカラーサブキ
ャリアの周波数を約630Hz程度の低い周波数に変換
して記録するため記録処理系において色信号の帯域は制
限され、再生される色信号の帯域は約350〜500K
Hz程度の狭いものになるという課題があった。低域変
換周波数を高くすることによって色信号の帯域を拡大す
ることも可能であるがこの場合には従来のVTRとの互
換性はなく従来のVTRでは再生できないという欠点が
ある。
【0004】本発明は上記課題に鑑み、従来のVTRと
の互換性を有しかつ色信号の帯域を拡大できる映像信号
記録再生装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の映像信号記録再生装置は色信号の高域成分
の周波数スペクトラムが色信号の低域成分の周波数スペ
クトラムの間に周波数インターリーブするよう周波数の
折り返しを行うサブナイキストサンプリング回路と、サ
ブナイキストサンプリング回路により折り返された色信
号成分を抜き取るくし形フィルタと、前記くし形フィル
タ出力信号とサブナイキストサンプリングされる前の色
信号を加算する加算器と、サブナイキストサンプリング
された隣接する2ライン以上の走査線信号を用いて信号
を補間する補間回路と、記録モード時には加算器出力信
号を選択し再生モード時には補間回路出力信号を選択す
る信号選択回路と、信号の垂直方向の相関を検出する相
関検出回路と、相関検出回路で検出された相関の度合に
応じて信号選択回路出力信号とサブナイキストサンプリ
ングされる前の色信号との混合比を可変して混合する信
号混合器とを備えたものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によってTV信号の相関
性を利用し色信号の高域成分を低域成分の周波数スペク
トラムのすきまに多重して記録し再生時に元の帯域に復
元することができるため従来の低域変換周波数を変更す
ることなく色信号の帯域を拡大することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例の映像信号記録再生装置
について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施例における映像信号記録再生装置の主要部の構
成を示すブロック図である。
【0008】図1において、1は輝度信号入力端子、2
は色信号復調回路、3は低域通過フィルタ(以下LPF
と略記する)、4はマルチプレクサ、5はAD変換器、
6は色信号を1H(1Hは1水平走査期間)遅延させる
1H遅延器、7は相関検出回路、8および9はサブナイ
キストサンプリング(以下サブサンプリングと略記する
)回路、10は減算器、11は加算器、12は補間回路
、13は信号選択回路、14および15は係数乗算器、
16は加算器、17および18はDA変換器、19およ
び20は低域通過フィルタ、21は色信号変調回路、2
2は信号出力端子である。
【0009】以上のような構成要素を備えた映像信号記
録再生装置について以下、図1〜図3を用いてその各構
成要素の関係と動作を説明する。まず記録モード時にお
いては入力端子1からは入力搬送色信号が入力され、色
信号復調回路2でR−Y,B−Yの2つの色差信号に復
調され低域通過フィルタ3に送られ約700KHz程度
に帯域が制限される。図2(a)はLPF3で帯域制限
された色信号の周波数スペクトラムを示したものである
。 同図に示すようにテレビジョン信号では垂直方向の相関
性により、その周波数スペクトラムはfH(fHは水平
走査周波数)毎にピークをもった構造となる。LPF3
から出力される2つの色差信号はその後マルチプレクサ
4で2つの色差信号が時分割多重されAD変換器5でデ
ィジタル信号に変換される。サブサンプリング回路8お
よび9ではサンプリング周波数fS(本実施例では約8
00〜850KHz程度としている。)でラインオフセ
ットサブサンプリングされる。図3はサブサンプリング
による各ライン毎のサンプリング点のパターンを示した
ものである。図に示すようにサンプリングパターンはラ
イン毎にオフセットした市松状のパターンとなる。また
図2(b)にサブサンプリングされた後の色信号の周波
数スペクトラムを示す。同図に示すように色信号の高域
成分のスペクトラムのピークは低域成分の周波数スペク
トラムの谷の部分に折り返される。1H遅延回路6およ
び減算器10は(n+1/2)fH(nは整数)の周波
数にスペクトルをもつ成分を通過させるくし形フィルタ
を構成しており、したがって減算器10からはサブサン
プリング回路8および9により折り返された色信号成分
(低域に折り返った高域成分を含む)が出力される。減
算器10の出力は加算器11によりサブサンプルされな
い元の色信号と加算された後、信号選択回路13を経て
係数乗算器14に供給される。信号選択回路13は記録
モード時と再生モードにおける信号経路を切り換える。 加算器11の出力信号のスペクトラムはサブサンプリン
グ回路8あるいは9の出力とほぼ同じスペクトラムとな
るがサブサンプリング回路8あるいは9出力では周波数
特性がfs/2の周波数でサブサンプリングにより約3
dB低下するのに対し加算器11出力では元の信号と折
り返し成分を加算しているのでfs/2においても周波
数特性の劣化はない。
【0010】以上のように色信号が垂直方向に相関があ
る場合には図2に示すように高域成分を低域成分の周波
数のすきまに周波数多重して伝送することが可能である
。しかし垂直方向に相関がない場合には図2(a)に示
した周波数スペクトラムの谷の部分にスペクトラムをも
つためこの場合にはサブサンプルを行うと元の色信号の
成分と折り返し成分との分離ができなくなり逆に妨害と
なって現れることとなる。このため相関検出回路7で垂
直方向の相関を検出し、検出された相関の度合に応じて
、サブサンプリング処理された信号とサブサンプリング
される前の色信号との混合比を変えて混合する構成とし
ている。混合器は係数乗算器14および15と加算器1
6とで構成され、垂直方向の相関の度合が高い場合には
サブサンプリングされた信号の比率を高くし、相関の度
合が低い場合にはサブサンプリングされない信号の比率
を高くして2つの信号が加算される。加算器16出力は
DA変換器15および16でR−YとB−Yがそれぞれ
DA変換されLPF17,18を経て色信号変調回路1
9で搬送色信号に変調され出力端子20より出力される
。出力信号はその後記録系における所定の処理が施され
記録媒体に記録される。
【0011】次に再生モード時における動作を説明する
。再生モード時には入力端子1には記録媒体より再生さ
れ所定の再生処理が施された搬送色信号が入力される。 再生時の入力信号は記録媒体への記録再生処理系を経て
図2(c)に示すように帯域が制限されている。その後
記録時と同様の処理を経てサブサンプリング回路8およ
び9でサブサンプリングされる。この時の周波数スペク
トラムは図2(b)のようになり低域に折り返されてい
た高域成分は元の周波数に戻される。補間回路12では
サブサンプリングされた隣接2ラインの信号を用いて補
間を行いサンプリング周波数を2倍にし同時にくし形フ
ィルタをかけて元の色信号成分だけを抜き取り帯域を復
元している。図4に本実施例における補間回路12の動
作を示す。図において○印の画素は各ラインにおいてサ
ブサンプリングされた信号を示し、□印の信号は前のラ
インの信号を用いて補間された信号を示している。 補間回路12出力信号は、その後信号選択器13を経て
記録時と同様の処理が施され出力端子22より出力され
る。
【0012】以上のように本実施例によれば、色信号の
高域成分の周波数スペクトラムが色信号の低域成分の周
波数スペクトラムの間に周波数インターリーブするよう
周波数の折り返しを行うサブナイキストサンプリング回
路と、サブナイキストサンプリング回路により折り返さ
れた色信号成分を抜き取るくし形フィルタと、くし形フ
ィルタ出力信号とサブナイキストサンプリングされる前
の色信号を加算する加算器と、サブナイキストサンプリ
ングされた隣接する2ライン以上の走査線信号を用いて
信号を補間する補間回路と、記録モード時には加算器出
力信号を選択し再生モード時には補間回路出力信号を選
択する信号選択回路と、信号の垂直方向の相関を検出す
る相関検出回路と、相関検出回路で検出された相関の度
合に応じて信号選択回路出力信号とサブナイキストサン
プリングされる前の色信号との混合比を可変して混合す
る信号混合器とを設けることにより、従来の低域変換周
波数を変更することなく色信号の高域成分を低域成分の
周波数スペクトラムのすきまに多重して記録し再生時に
元の帯域に戻すことができるため従来のVTRとの互換
性を保ったままで色信号の帯域を拡大することができる
【0013】なお、本実施例において垂直方向の相関を
検出するため1H遅延回路6を用いており、また1H遅
延回路6は、折り返し成分を抜き取るためのくし形フィ
ルタの構成要素としても用いられている。このように本
実施例では、相関検出とくし形フィルタにおける1H遅
延回路を共用しているため回路規模を小さくし構成を簡
単化することが可能である。
【0014】また、本実施例では記録モード時と再生モ
ード時の両方で相関検出による処理を施す構成としてい
るが、いずれか一方のモードでのみ相関検出による処理
を施すような構成としてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の低
域変換周波数を変更することなく色信号の高域成分を低
域成分の周波数スペクトラムのすきまに多重して記録再
生することができるため、従来のVTRとの互換性を保
ったままで色信号の帯域を拡大することができるといっ
たすぐれた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部の構成を示すブロッ
ク図
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための動作
説明図
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための動作
説明図
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための動作
説明図
【符号の説明】
6  1H遅延回路 7  相関検出回路 8  サブサンプリング回路 9  サブサンプリング回路 10  減算器 11  加算器 12  補間回路 13  信号選択回路 14  係数乗算器 15  係数乗算器 16  加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色信号の高域成分の周波数スペクトラムが
    色信号の低域成分の周波数スペクトラムの間に周波数イ
    ンターリーブするよう周波数の折り返しを行うサブナイ
    キストサンプリング回路と、前記サブナイキストサンプ
    リング回路により折り返された色信号成分を抜き取るく
    し形フィルタと、前記くし形フィルタ出力信号とサブナ
    イキストサンプリングされる前の色信号を加算する加算
    器と、サブナイキストサンプリングされた隣接する2ラ
    イン以上の走査線信号を用いて信号を補間する補間回路
    と、記録モード時には前記加算器出力信号を選択し再生
    モード時には前記補間回路出力信号を選択する信号選択
    回路と、信号の垂直方向の相関を検出する相関検出回路
    と、前記相関検出回路で検出された相関の度合に応じて
    前記信号選択回路出力信号とサブナイキストサンプリン
    グされる前の色信号との混合比を可変して混合する信号
    混合器とを備えたことを特徴とする映像信号記録再生装
    置。
JP3127167A 1991-05-30 1991-05-30 映像信号記録再生装置 Pending JPH04352596A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05122727A (ja) * 1991-10-29 1993-05-18 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号記録再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05122727A (ja) * 1991-10-29 1993-05-18 Victor Co Of Japan Ltd 映像信号記録再生装置

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