JPH04352583A - データ転送装置 - Google Patents

データ転送装置

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JPH04352583A
JPH04352583A JP3127882A JP12788291A JPH04352583A JP H04352583 A JPH04352583 A JP H04352583A JP 3127882 A JP3127882 A JP 3127882A JP 12788291 A JP12788291 A JP 12788291A JP H04352583 A JPH04352583 A JP H04352583A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ転送装置、詳し
くは、複数の記録媒体間で画像データを転送するデータ
転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像や音声等の情報を記録する情報記録
媒体は、従来からさまざまな分野の電子機器に広く利用
されており、例えばカメラにおいても情報記録媒体の一
つであるメモリカードがスチルビデオカードカメラの記
録媒体として用いられている。このメモリカードに記録
される画像データの記録容量は一応決まってはいるもの
の、カードカメラでは、圧縮・伸張という技術つまり画
像情報を圧縮してメモリカードに記録し、再生後に伸張
して原信号を得るようにすることができるので、一つの
画面に対応する記録容量が必ずしも一定しない。これは
、カードカメラに使用されるメモリカードだけのことで
はなく、画像データを記録する記録媒体に共通したこと
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像データ
を記録する記録媒体では、上述したように一つの画面に
対応する記録容量が必ずしも一定しないから、既に画像
データが格納された第1の記録媒体から、該記録情報を
読出して第2の記録媒体に転送して複写する際、そのま
ま複写すると、転送データが第2の記録媒体に記録しき
れない場合が生じる。あるいは、この逆に、第2の記録
媒体の記録領域が余ってしまい、しかも中途半端な余り
になることもある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、第1の記録媒体から第2の記録媒体に画像データ
を転送して複写する際に、第2の記録媒体の記録領域に
できるだけ過不足を生じることのないデータ転送装置を
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ転送装置
は、第1の記録媒体の画像データを第2の記録媒体に転
送するデータ転送装置において、データを転送する際、
転送データの圧縮率を変更可能にしたことを特徴とする
【0006】
【作用】このデータ転送装置では、データ転送時の転送
データの圧縮率を可変する。
【0007】
【実施例】以下、メモリカードからフロッピーディスク
(以下、FDと略記する)へ、あるいはこの逆のFDか
らメモリカードへそれぞれデータ転送する実施例により
本発明を説明する。
【0008】図2は、本発明の一実施例を示すデータ転
送装置1の外観図で、符号2はフロッピーディスク挿入
部、3はメモリカード挿入部、4はテンキー、5はパワ
ースイッチでその上方にLED表示灯5aが配設されて
いる。符号6,7は、転送方向を指定する押釦スイッチ
で6がメモリカードからFDへの、また7がFDからメ
モリカードへの、それぞれのデータ転送を指定する。そ
して、これら各スイッチの上方には該スイッチオン時に
点灯するLED表示灯6a,7aがそれぞれ配設されて
いる。
【0009】符号8は転送開始を指示するスタートスイ
ッチ,9はエンターキーで上記テンキー4で1桁または
2桁の数字を指定した後、このエンターキー9をプッシ
ュすると、指定が終了する。51,52は圧縮率を設定
する際に、自動で行うか手動で行うかを選択する押釦ス
イッチで、51は自動設定用,52は手動設定用である
。これら各スイッチの上方には同スイッチオン時に点灯
するLED表示灯51a,52aがそれぞれ配設されて
いる。53は手動で圧縮率を設定する際に用いられる押
釦スイッチである。
【0010】図1は上記一実施例に係るデータ転送装置
のブロック構成図でFDドライブ回路12で駆動制御さ
れる第2の記録媒体としてのFD11は、転送方向切換
器13を介してこのFD11へデータを入出力する入出
力回路14に接続され、同回路14は転送方向切換器1
5,伸張・圧縮切換器16を介して伸張・圧縮回路17
に接続されている。
【0011】符号化制御回路21で圧縮率が制御される
この伸張・圧縮回路17は、直交変換回路17aと量子
化回路17bと符号化・復号化回路17cとから構成さ
れ、転送情報が17a→17b→17c方向に進むとデ
ータの圧縮が、また17c→17b→17a方向に進む
とデータの伸長がそれぞれ行われる。上記伸長・圧縮回
路17は、伸長・圧縮切換器18およびカードインター
フェース19を介し、第1の記録媒体としてのメモリカ
ード20に接続されている。
【0012】ここで、データの圧縮・伸長について説明
する。伸長・圧縮切換器16,18の接片Dが接点E側
に位置していると、伸長も圧縮もされず転送元のデータ
がそのまま転送先に転送される。伸長・圧縮切換器16
,18の接片Dが接点F側に接していると、転送方向が
FD11からメモリカード20へ向う方向の場合にはデ
ータの圧縮が、転送方向が上記と逆にメモリカード20
からFD11への方向ならデータの伸長がそれぞれ行わ
れる。
【0013】更に、転送・圧縮切換器16,18の接片
Dが接点G側に接していると、転送方向がFD11から
メモリカード20への場合ならデータの伸長が、転送方
向が上記と逆にメモリカード20からFD11への方向
ならデータの圧縮がそれぞれ行われる。そして、同回路
17による圧縮率,伸長率の設定は、後述するシステム
制御回路22からの制御信号により符号化制御回路21
を介して行われる。
【0014】さて、転送データを後述するマルチ画面上
で選択する場合、転送元でモニタしながら行うことが多
いので、例えばFDからメモリカードへ転送する場合な
ら、FD側の画像情報つまり入出力回路14の出力を、
またメモリカードからFDへ転送する場合なら、メモリ
カードの画像情報つまりカードインターフェース19の
出力をそれぞれモニタ表示する必要がある。そこで、上
記入出力回路14,カードインターフェース19のそれ
ぞれの出力は、出力切換器25で切換えられて出力信号
処理回路26に供給される。同処理回路26では、キャ
ラクタジェネレータ24からの文字等のキャラクタ情報
が重畳されて内部あるいは外部の表示装置に向け出力さ
れ、これによりFD側,メモリカード側の何れの画像デ
ータとキャラクタ情報をも切換えてモニタ表示できるよ
うになっている。
【0015】上記FDドライブ回路12、転送方向切換
器13,15、入出力回路14、伸長切換器16,18
、符号化制御回路21、カードインターフェース19出
力切換器25、キャラクタジェネレータ24、出力信号
処理回路26には、このデータ転送装置の動作シーケン
スを司るシステム制御回路22から制御信号が印加され
る。この制御回路22には前記図2で説明したテンキー
4、パワースイッチ5、転送方向指定押釦スイッチ6,
7、スタートスイッチ8、エンターキー9、自動もしく
は手動圧縮率設定用押釦スイッチ51,52および圧縮
率スイッチ53からなる操作部23のスイッチ操作信号
が入力され、これにより例えば転送方向の指定や伸長・
圧縮の切換え並びにその率の自動もしくは手動設定や、
外部の出力切換え等が行われる。
【0016】このように構成されたこの第1実施例の動
作を図3,4のフローチャートによって説明する。この
フローがスタートすると、まず前記図2に示す転送方向
を指定する押釦スイッチ6もしくは7の押下による転送
方向の指定が行われたか否かをチェックする(ステップ
S1)。
【0017】転送方向が指定されたら、その転送方向に
おける転送元の記録画面の全部もしくは一部を、複数画
面を一画面上に分割して表示するマルチ画面として表示
し、これら複数画面に一連番号を割り付ける。前記図2
に示すテンキー4とエンターキー9とにより、この割り
付けられた一連番号中から番号指定することにより、転
送すべき画面を指定する(ステップS2)。
【0018】次に圧縮率の設定を自動で行うか否かをチ
ェックし(ステップS3)、自動でないつまり前記図2
における圧縮率手動設定用押釦スイッチ52がオンされ
た手動設定なら、ステップS4に進んで”圧縮率設定”
のサブルーチンを実行する。図4は、上記サブルーチン
”圧縮率設定”の詳細を示すフローチャートで、先づス
テップS11に進んで前記図2および後記図5に示す圧
縮率スイッチ53が押下されるまで待機し、該スイッチ
53が押下されると表1に示すようなメニュー画面が外
部の表示装置のモニタ画面上に表示される(ステップS
12)。
【0019】
【表1】
【0020】即ち、メニュー番号0では圧縮なしなので
、前記図1における伸長・圧縮切換器16,18の接片
Dが端子E側に接して伸長・圧縮回路17がバイパスさ
れた状態に相当する。また、メニュー番号1〜4は圧縮
率がそれぞれ図5に示す値に設定された場合である。
【0021】そこで、このメニュー画面を見ながら例え
ば圧縮率を2bit/pel にして圧縮したければ、
前記図2に示すテンキー4の数字釦”2”を押下する(
ステップS13および図5参照)。そして、前記図2に
示すエンターキー9をオンすれば(ステップS14およ
び図5参照)、2bit/pel の圧縮率に対応した
圧縮率番号2が取り込まれて手動設定における圧縮率指
定が完了する。これにより、上記図3のステップS4に
示すサブルーチン”圧縮率設定”が完了したので、同ス
テップS4の次のステップS7にリターンする。
【0022】同ステップS7では、前記図1に示したシ
ステム制御回路22により転送方向切換器13,15や
出力切換器25などの内部回路のスイッチ制御を行い、
データ転送して(ステップS8)、このフローを終了す
る。
【0023】以上が手動によって圧縮率を設定するプロ
セスであるが、次に前記図2の圧縮率自動設定用押釦ス
イッチ51のオンによる自動圧縮率設定を同じ図3のフ
ローにより説明する。上記ステップS3で自動による圧
縮率の設定が選択されると、転送先の記録媒体における
記録可能な残容量を算出する(ステップS5)。即ち、
FD11からメモリカード20へデータ転送する場合な
ら、転送先の記録媒体であるメモリカード20の記録容
量は、図6に示すように略50コマなので、これから使
用済み領域20aの記録容量を差し引けば残り領域20
bにおける記録可能な残容量を求めることができる。一
方、転送元であるFD11から転送すべき画面の枚数は
、上記ステップS2で既に分かっているので、上記残容
量を転送画面数で割れば1枚当りの記録可能容量を算出
でき、これにより圧縮率を算出することができる(ステ
ップS6)。
【0024】このようにして圧縮率が求まれば、前記図
1のシステム制御回路22は符号化制御回路21によっ
て伸長・圧縮回路17の圧縮率を設定する。その後は、
手動設定で説明したと同じようにして、内部回路のスイ
ッチ制御を行い(ステップS7)、データを転送する(
ステップS8)。
【0025】上記実施例における自動転送の場合、転送
先の記録媒体つまりメモリカードの記録可能な残容量と
転送元であるフロッピーディスクから転送すべき画面枚
数とに応じて圧縮率を定め、これによってメモリカード
に転送画面のすべてが収納できるようにした。しかしな
がら、このような手段では、上記図6に示すメモリカー
ド20の一部領域20aに既に記録済みの画像情報が存
在する場合、該記録済み情報の圧縮率と、残領域20b
にこれから記録しようとする画像情報の圧縮率とが異な
ることになってしまう。そこで、1枚のメモリカード2
0に記録される画像情報は、その圧縮率がすべて同一で
あるようにした場合を本実施例の変型例として次に説明
する。
【0026】即ち、メモリカード20の一部領域20a
に既に記録されている画像データを読み出せば、その圧
縮率を知ることができる。そこで、この圧縮率の値を前
記図1に示すシステム制御回路22から符号化制御回路
21に送り、伸長・圧縮回路17の圧縮率を上記圧縮率
の値に設定してデータ転送すれば、メモリカード20内
に記録された画像情報を、何れも同じ圧縮率のデータに
揃えることができる。上記実施例によれば、第1の記録
媒体から第2の記録媒体に画像データを転送して複写す
る場合、転送データの圧縮率を手動もしくは自動で設定
することができる。そして、手動設定によればプリセッ
トされた複数の圧縮率データをメニュー画面として表示
しながらテンキー操作で選択することにより、簡単に所
望の圧縮率を得ることができる。一方、自動設定では、
転送先である第2の記録媒体の記録可能な残容量を、転
送元である第1の記録媒体から転送すべき画面枚数で除
して画面1枚当りの記録可能な残容量を求め、これによ
って圧縮率を算出するようにしたので、(1)転送先の
記録可能な残容量が少ない場合には、その記録可能な残
容量を無駄なく全部使いきることができる。一方、(2
)転送先に記録可能な残容量がたくさんあり、且つ転送
元から画面を均等な圧縮率でたくさん転送したい場合に
は、その圧縮率を算出することにより転送先の記録領域
を効率よく、且つ無駄なく使用できる。
【0027】上記実施例では、複数の記録媒体としてメ
モリカードとFDとを例にして説明したが、本発明はこ
れに限定されることなく、画像データを転送して複写す
る複数の記録媒体に広く適用可能なこと勿論である。更
に、これら記録媒体はカメラに使用されるものに限定さ
れず、画像情報を取扱うさまざまな分野の電子機器に広
く適用可能なことは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、第1
の記録媒体から第2の記録媒体に画像データを転送する
際、転送データの圧縮率を変更可能にし、且つ第2の記
録媒体に既にデータが記録されていればその記録可能な
残容量を算出して圧縮率を自動設定するようにしたので
、第2の記録媒体の記録領域に過不足を生じないという
顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すデータ転送装置のブロ
ック構成図。
【図2】上記一実施例の外観図。
【図3】上記一実施例のフローチャート。
【図4】上記図3におけるサブルーチン”圧縮率設定”
の詳細を示すフローチャート。
【図5】上記図4におけるキー操作を説明する図。
【図6】上記一実施例におけるメモリカードの記録状態
を示す図。
【符号の説明】
1…データ転送装置 11…フロッピーディスク(第1もしくは第2の記録媒
体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の記録媒体の画像データを第2の
    記録媒体に転送するデータ転送装置において、データを
    転送する際、転送データの圧縮率を変更可能にしたこと
    を特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】  上記第2の記録媒体に既にデータが記
    録されている場合には、その記録可能な残容量を算出し
    て転送データの圧縮率を自動設定することを特徴とする
    請求項1記載のデータ転送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004199706A (ja) * 2004-01-30 2004-07-15 Olympus Corp 画像取り扱い装置
JP2009081481A (ja) * 2007-07-06 2009-04-16 Tatsumi Denshi Kogyo Kk 自動写真作成装置および自動写真作成方法

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