JPH0435226Y2 - - Google Patents
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- JPH0435226Y2 JPH0435226Y2 JP17687587U JP17687587U JPH0435226Y2 JP H0435226 Y2 JPH0435226 Y2 JP H0435226Y2 JP 17687587 U JP17687587 U JP 17687587U JP 17687587 U JP17687587 U JP 17687587U JP H0435226 Y2 JPH0435226 Y2 JP H0435226Y2
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- latch member
- seat
- side rail
- vehicle body
- body side
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 29
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 29
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、座席を支持する座席側レールと、該
座席側レールに滑動可能に嵌合され、車体のフロ
アに固定される車体側レールとより成る自動車用
シートスライド装置に関する。
座席側レールに滑動可能に嵌合され、車体のフロ
アに固定される車体側レールとより成る自動車用
シートスライド装置に関する。
「従来の技術」
近来の自動車において、座席を移動してもシー
トベルトの装着状態が変化しないようにするた
め、シートスライド装置の座席側レールにシート
ベルトの端を固結することが行なわれるようにな
つてきた。
トベルトの装着状態が変化しないようにするた
め、シートスライド装置の座席側レールにシート
ベルトの端を固結することが行なわれるようにな
つてきた。
シートベルトの端部はリトラクタにシートベル
トを巻きつけ、このリトラクタをシートスライド
装置に固結し、リトラクタを介してシートベルト
の端部をシートスライド装置に固結してあり、リ
トラクタには、加速度センサが装着され、通常は
シートベルトをリトラクタから繰り出し可能とし
て人体を拘束しないようにし、衝突等による加速
度が加わつた場合は、加速度の程度を加速度セン
サで検出し、リトラクタからシートベルトが繰り
出さないようにして人体を拘束するようにしてい
る。
トを巻きつけ、このリトラクタをシートスライド
装置に固結し、リトラクタを介してシートベルト
の端部をシートスライド装置に固結してあり、リ
トラクタには、加速度センサが装着され、通常は
シートベルトをリトラクタから繰り出し可能とし
て人体を拘束しないようにし、衝突等による加速
度が加わつた場合は、加速度の程度を加速度セン
サで検出し、リトラクタからシートベルトが繰り
出さないようにして人体を拘束するようにしてい
る。
ところが、座席を前後に移動して位置を調節す
るときリトラクタも一緒に移動するので、移動時
の加速度が加速度センサで検出され、シートベル
トが繰り出し不能になるという不都合がある。
るときリトラクタも一緒に移動するので、移動時
の加速度が加速度センサで検出され、シートベル
トが繰り出し不能になるという不都合がある。
そこで、シートスライド装置のロツク状態を検
出し、座席を移動して位置を調節しているときは
前記加速度センサにかかわらずシートベルトを繰
り出し可能にすることが望ましい。
出し、座席を移動して位置を調節しているときは
前記加速度センサにかかわらずシートベルトを繰
り出し可能にすることが望ましい。
加速度センサの検出にかかわらずシートベルト
をリトラクタから繰り出し可能にする条件は、シ
ートスライド装置が完全ロツク解除状態にあると
きである。
をリトラクタから繰り出し可能にする条件は、シ
ートスライド装置が完全ロツク解除状態にあると
きである。
そして、シートスライド装置のロツク機構のラ
ツチ部材が係止部にうまく合わず、操作ハンドル
を離してもラツチ部材が係止部に乗り上げている
状態は、それに気付かずに走行してしまうことも
あり、その状態で衝突事故等が発生することも有
り得るので、安全のため、このような場合には加
速度センサが設定以上の加速度を検出するとシー
トベルトをリトラクタから繰り出し不能とするの
が良い。
ツチ部材が係止部にうまく合わず、操作ハンドル
を離してもラツチ部材が係止部に乗り上げている
状態は、それに気付かずに走行してしまうことも
あり、その状態で衝突事故等が発生することも有
り得るので、安全のため、このような場合には加
速度センサが設定以上の加速度を検出するとシー
トベルトをリトラクタから繰り出し不能とするの
が良い。
ロツク状態を検出するための従来の技術として
は、例えば実開昭51−115314号公報に開示された
ものがある。
は、例えば実開昭51−115314号公報に開示された
ものがある。
すなわち、同公報には、座席側レールと車体側
レールとを固定するロツク機構のラツチ部材の不
完全ロツクを検知すべく、ラツチ部材の位置を関
知するスイツチ機構をラツチ部材とは別体で設け
たものが開示されている。
レールとを固定するロツク機構のラツチ部材の不
完全ロツクを検知すべく、ラツチ部材の位置を関
知するスイツチ機構をラツチ部材とは別体で設け
たものが開示されている。
「考案が解決しようとする問題点」
しかしながら、このような従来の技術では、ス
イツチ機構をラツチ部材とは別体で設けてあるの
で、取り付けること自体が煩雑である上に、ラツ
チ部材との位置関係の精度を出しにくく、ラツチ
部材の不完全ロツク状態のうちでも明確なものは
検出できるが、ラツチ部材が係止部に乗り上げる
場合のようなラツチ部材の微妙な動きを関知する
よう設定することが困難で、仮に設定できたとし
てもスイツチ機構の位置や状態が変化すると検出
できなくなり、安定性や耐久性に問題が出るおそ
れがあるという問題点があつた。
イツチ機構をラツチ部材とは別体で設けてあるの
で、取り付けること自体が煩雑である上に、ラツ
チ部材との位置関係の精度を出しにくく、ラツチ
部材の不完全ロツク状態のうちでも明確なものは
検出できるが、ラツチ部材が係止部に乗り上げる
場合のようなラツチ部材の微妙な動きを関知する
よう設定することが困難で、仮に設定できたとし
てもスイツチ機構の位置や状態が変化すると検出
できなくなり、安定性や耐久性に問題が出るおそ
れがあるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、組み付けやすく、精度の高い検
知ができるとともに、安価で信頼性の高いロツク
検知スイツチ機構を備えた自動車用シートスライ
ド装置を提供することを目的としている。
なされたもので、組み付けやすく、精度の高い検
知ができるとともに、安価で信頼性の高いロツク
検知スイツチ機構を備えた自動車用シートスライ
ド装置を提供することを目的としている。
「問題点を解決するための手段」
かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 座席を支持する座席側レールと、該座席側レー
ルに滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定さ
れる車体側レールとより成る自動車用シートスラ
イド装置において、 係合孔または係合切欠を連設した係止部を車体
側レールに設ける一方、該係止部の適宜な位置に
選択的に挿通して嵌合する係合端を有し、操作ハ
ンドルで係脱操作されるラツチ部材を座席側レー
ルに設けてロツク機構を構成し、 前記ラツチ部材を導電体で形成し座席側レール
に絶縁して支持し、前記係合端の先端面と車体側
レールとは電気的に離接可能となし、さらに該ラ
ツチ部材に伝達線接続部を設けて成るロツク検知
スイツチ機構を備えたことを特徴とする自動車用
シートスライド装置に存する。
るところは、 座席を支持する座席側レールと、該座席側レー
ルに滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定さ
れる車体側レールとより成る自動車用シートスラ
イド装置において、 係合孔または係合切欠を連設した係止部を車体
側レールに設ける一方、該係止部の適宜な位置に
選択的に挿通して嵌合する係合端を有し、操作ハ
ンドルで係脱操作されるラツチ部材を座席側レー
ルに設けてロツク機構を構成し、 前記ラツチ部材を導電体で形成し座席側レール
に絶縁して支持し、前記係合端の先端面と車体側
レールとは電気的に離接可能となし、さらに該ラ
ツチ部材に伝達線接続部を設けて成るロツク検知
スイツチ機構を備えたことを特徴とする自動車用
シートスライド装置に存する。
「作用」
ラツチ部材の係合端が車体側レールの係止部に
完全に嵌合しているとき、係止部の近傍とラツチ
部材とは電気的に導通してロツク検知スイツチ機
構はスイツチオンとなつており、伝達線接続部に
より車体側レールとラツチ部材との導通を見るこ
とにより完全ロツク状態にあることを知ることが
できる。
完全に嵌合しているとき、係止部の近傍とラツチ
部材とは電気的に導通してロツク検知スイツチ機
構はスイツチオンとなつており、伝達線接続部に
より車体側レールとラツチ部材との導通を見るこ
とにより完全ロツク状態にあることを知ることが
できる。
この時、シートベルトのリトラクタの加速度セ
ンサの動作は有効であり、衝突等の衝撃が加わる
とシートベルトはリトラクタから繰り出し不能と
なり、人体が拘束される。
ンサの動作は有効であり、衝突等の衝撃が加わる
とシートベルトはリトラクタから繰り出し不能と
なり、人体が拘束される。
操作ハンドルを動かすと、ラツチ部材が係止部
から外れて完全ロツク解除状態になり、座席側レ
ールが移動可能になる。この時、車体側レールと
ラツチ部材との導通は断たれてロツク検知スイツ
チ機構はスイツチオフとなつており、加速度セン
サの動作は無効で、シートベルトはリトラクタか
ら任意に繰り出し可能である。
から外れて完全ロツク解除状態になり、座席側レ
ールが移動可能になる。この時、車体側レールと
ラツチ部材との導通は断たれてロツク検知スイツ
チ機構はスイツチオフとなつており、加速度セン
サの動作は無効で、シートベルトはリトラクタか
ら任意に繰り出し可能である。
所望の位置で操作ハンドルを離すとラツチ部材
は係止部に嵌合しようとする。ラツチ部材の係合
端が係止部に完全に嵌合したときは、前記のよう
に車体側レールとラツチ部材とが導通し、それに
より完全ロツク状態になつたことを検出すること
ができる。
は係止部に嵌合しようとする。ラツチ部材の係合
端が係止部に完全に嵌合したときは、前記のよう
に車体側レールとラツチ部材とが導通し、それに
より完全ロツク状態になつたことを検出すること
ができる。
もし、ラツチ部材の係合端が係止部の係合孔ま
たは係合切欠に嵌合せず、その間に乗り上げた場
合、操作ハンドルを開放するので操作者は完全ロ
ツク状態になるものと思う。ラツチ部材の係合端
の先端面は車体側レールに圧接するので導通し、
ロツク検知スイツチ機構はスイツチオンとなり、
完全ロツク状態のときと同様に加速度センサの動
作は有効である。
たは係合切欠に嵌合せず、その間に乗り上げた場
合、操作ハンドルを開放するので操作者は完全ロ
ツク状態になるものと思う。ラツチ部材の係合端
の先端面は車体側レールに圧接するので導通し、
ロツク検知スイツチ機構はスイツチオンとなり、
完全ロツク状態のときと同様に加速度センサの動
作は有効である。
「実施例」
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示してい
る。
る。
座席の座部10を支持すべくその下にシートス
ライド装置20が設置されている。
ライド装置20が設置されている。
シートスライド装置20は、レールユニツト2
1を座部10の下に前後方向に配設し、このレー
ルユニツト21と平行に同様の構成のレールユニ
ツト(図示省略)が配設してある。
1を座部10の下に前後方向に配設し、このレー
ルユニツト21と平行に同様の構成のレールユニ
ツト(図示省略)が配設してある。
レールユニツト21は、それぞれ、座部10を
支持する座席側レール22と、この座席側レール
22に滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定
される車体側レール23とより成る。
支持する座席側レール22と、この座席側レール
22に滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定
される車体側レール23とより成る。
座席側レール22にはベルト連結ブラケット2
2aが突設され、この連結ブラケツト22aにシ
ートベルト11がリトラクタ12を介して固結さ
れている。
2aが突設され、この連結ブラケツト22aにシ
ートベルト11がリトラクタ12を介して固結さ
れている。
リトラクタ12は、通常は軽く繰り出し可能に
シートベルト11の端部を巻き込んでおり、加速
度センサ13および、該加速度センサ13が設定
以上の加速度を検知するとシートベルト11を繰
り出し不能に拘束する拘束機構14を備えてい
る。
シートベルト11の端部を巻き込んでおり、加速
度センサ13および、該加速度センサ13が設定
以上の加速度を検知するとシートベルト11を繰
り出し不能に拘束する拘束機構14を備えてい
る。
車体側レール23の側壁24の一部は係止部2
5を成しており、係止部25には係合孔26,2
6……が長手方向に連設されている。
5を成しており、係止部25には係合孔26,2
6……が長手方向に連設されている。
座席側レール22にはロツク機構30が設けら
れている。ロツク機構30は、座席側レール22
に固設されたベースブラケツト31にラツチ部材
32を進退可能に支持し、該ラツチ部材32を後
退動作させる操作ハンドル35を設けて成る。
れている。ロツク機構30は、座席側レール22
に固設されたベースブラケツト31にラツチ部材
32を進退可能に支持し、該ラツチ部材32を後
退動作させる操作ハンドル35を設けて成る。
ロツク機構30のラツチ部材32の中間部に絶
縁層32aが覆被され、この絶縁層32aの部分
がベースブラケツト31の前後の支持片31a,
31bに挿通され、ラツチ部材32は絶縁して進
退可能にベースブラケツト31に支持されてい
る。
縁層32aが覆被され、この絶縁層32aの部分
がベースブラケツト31の前後の支持片31a,
31bに挿通され、ラツチ部材32は絶縁して進
退可能にベースブラケツト31に支持されてい
る。
ラツチ部材32の先端部は車体側レール23の
係止部25の適宜な位置の係合孔26に選択的に
嵌合する係合端33をなしており、係合端33は
二股に割れている。係合端33は係止部25の係
合孔26に係脱したとき、その開口縁に電気的に
離接可能であるとともに、係合孔26,26の間
に乗り上げたときも当接して導通可能である。
係止部25の適宜な位置の係合孔26に選択的に
嵌合する係合端33をなしており、係合端33は
二股に割れている。係合端33は係止部25の係
合孔26に係脱したとき、その開口縁に電気的に
離接可能であるとともに、係合孔26,26の間
に乗り上げたときも当接して導通可能である。
操作ハンドル35は枢支ピン35aでベースブ
ラケツト31に枢着され、その遊端には取手35
bが設けられている。枢支ピン35aから延びた
端部の先に係合片36が折設され、係合片36は
ラツチ部材32の中間に穿設された連結孔34に
挿通して係合している。前記絶縁層32aは連結
孔34の内側にも回り込んでいて、操作ハンドル
35の係合片36はラツチ部材32に対して絶縁
されている。
ラケツト31に枢着され、その遊端には取手35
bが設けられている。枢支ピン35aから延びた
端部の先に係合片36が折設され、係合片36は
ラツチ部材32の中間に穿設された連結孔34に
挿通して係合している。前記絶縁層32aは連結
孔34の内側にも回り込んでいて、操作ハンドル
35の係合片36はラツチ部材32に対して絶縁
されている。
ベースブラケツト31の支持片31aと操作ハ
ンドル35の係合片36との間には圧縮ばね37
が張設され、それによりラツチ部材32が前進方
向に付勢されている。
ンドル35の係合片36との間には圧縮ばね37
が張設され、それによりラツチ部材32が前進方
向に付勢されている。
ベースブラケツト31の端部には検出端子部材
38が固設され、ベースブラケツト31に対し絶
縁された端子38aがラツチ部材32の後部に摺
接して電気的に接続しており、端子38aに接続
電線39が固結されている。
38が固設され、ベースブラケツト31に対し絶
縁された端子38aがラツチ部材32の後部に摺
接して電気的に接続しており、端子38aに接続
電線39が固結されている。
ラツチ部材32の後部が伝達線接続部32bを
なし、車体側レール23の係止部25〜ラツチ部
材32〜検出端子部材38によりロツク検知スイ
ツチ機構が構成されている。
なし、車体側レール23の係止部25〜ラツチ部
材32〜検出端子部材38によりロツク検知スイ
ツチ機構が構成されている。
第4図は検知回路図40を示しており、電源4
1に運転席の着座検知スイツチ42を介してリレ
ー43の常閉接点43aおよびソレノイド43b
が接続し、常閉接点43aにセンサ解除スイツチ
44が接続する一方、ソレノイド43bにロツク
検知スイツチ機構の検知スイツチ45が接続して
いる。
1に運転席の着座検知スイツチ42を介してリレ
ー43の常閉接点43aおよびソレノイド43b
が接続し、常閉接点43aにセンサ解除スイツチ
44が接続する一方、ソレノイド43bにロツク
検知スイツチ機構の検知スイツチ45が接続して
いる。
センサ解除スイツチ44はリトラクタ12の加
速度センサ13の機能を解除するもので、第3図
に示すように、リトラクタ12内に装着されてい
る。
速度センサ13の機能を解除するもので、第3図
に示すように、リトラクタ12内に装着されてい
る。
次に作用を説明する。
シートスライド装置20のロツク機構30が完
全ロツク状態にあるとき、ロツク機構30および
ロツク検知スイツチ機構は第2図および第5図a
に示す状態にあり、係合端33の基部が係止部2
5の係合孔26の開口縁に接触していて電気的に
導通しており、車体側レール23の係止部25〜
ラツチ部材32〜検出端子部材38の経路が閉成
し、第4図の検知スイツチ45はオンになつてい
る。
全ロツク状態にあるとき、ロツク機構30および
ロツク検知スイツチ機構は第2図および第5図a
に示す状態にあり、係合端33の基部が係止部2
5の係合孔26の開口縁に接触していて電気的に
導通しており、車体側レール23の係止部25〜
ラツチ部材32〜検出端子部材38の経路が閉成
し、第4図の検知スイツチ45はオンになつてい
る。
自動車が走行可能状態にあつて運転席に運転者
が着座しており、検知回路図40において着座検
知スイツチ42がオンになつていると、リレー4
3のソレノイド43bに通電し、常閉接点43a
がオフになり、センサ解除スイツチ44への通電
はなされない。
が着座しており、検知回路図40において着座検
知スイツチ42がオンになつていると、リレー4
3のソレノイド43bに通電し、常閉接点43a
がオフになり、センサ解除スイツチ44への通電
はなされない。
リトラクタ12の加速度センサ13の機能は有
効であり、衝突等により自動車に衝撃が加わり、
加速度センサ13が設定以上の加速度を検知する
と、拘束機構14がシートベルト11の繰り出し
を拘束し、着席者が拘束されて安全性が確保され
る。
効であり、衝突等により自動車に衝撃が加わり、
加速度センサ13が設定以上の加速度を検知する
と、拘束機構14がシートベルト11の繰り出し
を拘束し、着席者が拘束されて安全性が確保され
る。
取手35bを持ち、第2図上方より見て反時計
方向に操作ハンドル35を振ると、係合片36が
ラツチ部材32を後退させ、係合端33がその時
の位置の係止部25の係合孔26から抜け、座席
側レール22が移動可能になる。
方向に操作ハンドル35を振ると、係合片36が
ラツチ部材32を後退させ、係合端33がその時
の位置の係止部25の係合孔26から抜け、座席
側レール22が移動可能になる。
このとき、ロツク検知スイツチ機構を構成する
ラツチ部材32は、第5図のa〜cへと変位し、
係合端33の基部が係止部25の係合孔26の開
口縁から離れ、車体側レール23の係止部25〜
ラツチ部材32〜検出端子部材38の経路が開成
し、第4図の検知スイツチ45がオフになる。
ラツチ部材32は、第5図のa〜cへと変位し、
係合端33の基部が係止部25の係合孔26の開
口縁から離れ、車体側レール23の係止部25〜
ラツチ部材32〜検出端子部材38の経路が開成
し、第4図の検知スイツチ45がオフになる。
検知回路図40においては、リレー43のソレ
ノイド43bへの通電が断たれ、常閉接点43a
がオンになり、センサ解除スイツチ44に通電す
る。
ノイド43bへの通電が断たれ、常閉接点43a
がオンになり、センサ解除スイツチ44に通電す
る。
リトラクタ12の加速度センサ13の機能は解
除され、座席を移動させるときの衝撃等により加
速度センサ13が加速度を検知しても、拘束機構
14が拘束状態になることはなく、座席の移動に
応じてシートベルト11はリトラクタ12から軽
く繰り出し、あるいは巻き込まれる。
除され、座席を移動させるときの衝撃等により加
速度センサ13が加速度を検知しても、拘束機構
14が拘束状態になることはなく、座席の移動に
応じてシートベルト11はリトラクタ12から軽
く繰り出し、あるいは巻き込まれる。
所望の位置で取手35bを離すと圧縮ばね37
の付勢力でラツチ部材32および操作ハンドル3
5が復帰し、ラツチ部材32の係合端33の位置
が係止部25の係合孔26に合つていると、ラツ
チ部材32は第5図c〜aと変位して係合端33
が係合孔26に嵌入して係合し、座席側レール2
2が拘束される。
の付勢力でラツチ部材32および操作ハンドル3
5が復帰し、ラツチ部材32の係合端33の位置
が係止部25の係合孔26に合つていると、ラツ
チ部材32は第5図c〜aと変位して係合端33
が係合孔26に嵌入して係合し、座席側レール2
2が拘束される。
前記のように、第5図aの状態では、検知回路
図40の検知スイツチ45が閉成し、センサ解除
スイツチ44がオフになるので、リトラクタ12
の加速度センサ13の機能は有効であり、衝突等
により自動車に衝撃が加わり、加速度センサ13
が設定以上の加速度を検知すると、拘束機構14
がシートベルト11の繰り出しを拘束する。
図40の検知スイツチ45が閉成し、センサ解除
スイツチ44がオフになるので、リトラクタ12
の加速度センサ13の機能は有効であり、衝突等
により自動車に衝撃が加わり、加速度センサ13
が設定以上の加速度を検知すると、拘束機構14
がシートベルト11の繰り出しを拘束する。
ラツチ部材32の係合端33の位置が係止部2
5の係合孔26に合つていないと、第5図dに示
すように係合端33の先端が係合孔26,26の
間に乗り上げて当接し、ラツチ部材32はほとん
どロツク位置に復帰していて、車体側レール23
の係止部25〜ラツチ部材32〜検出端子部材3
8の経路は閉成し、検知スイツチ45がオンにな
る。
5の係合孔26に合つていないと、第5図dに示
すように係合端33の先端が係合孔26,26の
間に乗り上げて当接し、ラツチ部材32はほとん
どロツク位置に復帰していて、車体側レール23
の係止部25〜ラツチ部材32〜検出端子部材3
8の経路は閉成し、検知スイツチ45がオンにな
る。
したがつて、センサ解除スイツチ44はオフに
なり、操作ハンドル35の取手35bを開放した
にもかかわらずロツク機構30が不完全ロツク状
態にあるとき、リトラクタ12の加速度センサ1
3の機能は有効であり、衝突等により自動車に衝
撃が加わり、加速度センサ13が設定以上の加速
度を検知すると、拘束機構14がシートベルト1
1の繰り出しを拘束する。
なり、操作ハンドル35の取手35bを開放した
にもかかわらずロツク機構30が不完全ロツク状
態にあるとき、リトラクタ12の加速度センサ1
3の機能は有効であり、衝突等により自動車に衝
撃が加わり、加速度センサ13が設定以上の加速
度を検知すると、拘束機構14がシートベルト1
1の繰り出しを拘束する。
なお、係止部の係合孔に代え係合切欠としても
よく、また、係止部は車体側レールの本体から延
長した別部材で構成してもよいことは言うまでも
ない。
よく、また、係止部は車体側レールの本体から延
長した別部材で構成してもよいことは言うまでも
ない。
「考案の効果」
本考案に係るシートスライド装置によれば、ロ
ツク機構の関連部材にわずかな構成を加えるだけ
で容易にロツク検知スイツチ機構を形成すること
ができ、ラツチ部材が係止部に乗り上げた場合の
ような微妙な状態でも正確に検出することがで
き、座席側レールにシートベルトの端を加速度セ
ンサつきのリトラクタを介して固結するような場
合の使い勝手の向上に寄与することが可能とな
る。構造も簡単で信頼性が高く、構成上付加する
部材はわずかで、コストアツプすることもない。
また連結孔内部でロツク状態を検知するのでロツ
ク検知スイツチ機構の耐久性も良く作動信頼性も
高い。
ツク機構の関連部材にわずかな構成を加えるだけ
で容易にロツク検知スイツチ機構を形成すること
ができ、ラツチ部材が係止部に乗り上げた場合の
ような微妙な状態でも正確に検出することがで
き、座席側レールにシートベルトの端を加速度セ
ンサつきのリトラクタを介して固結するような場
合の使い勝手の向上に寄与することが可能とな
る。構造も簡単で信頼性が高く、構成上付加する
部材はわずかで、コストアツプすることもない。
また連結孔内部でロツク状態を検知するのでロツ
ク検知スイツチ機構の耐久性も良く作動信頼性も
高い。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示してお
り、第1図はシートスライド装置の要部横断面
図、第2図は同じく要部斜視図、第3図はシート
スライド装置の斜視図、第4図は検知回路図、第
5図はラツチ部材の変位を表わした作用説明図で
ある。 20……シートスライド装置、21……レール
ユニツト、22……座席側レール、23……車体
側レール、25……係止部、26……係合孔、3
0……ロツク機構、32……ラツチ部材、32b
……伝達線接続部、33……係合端、35……操
作ハンドル。
り、第1図はシートスライド装置の要部横断面
図、第2図は同じく要部斜視図、第3図はシート
スライド装置の斜視図、第4図は検知回路図、第
5図はラツチ部材の変位を表わした作用説明図で
ある。 20……シートスライド装置、21……レール
ユニツト、22……座席側レール、23……車体
側レール、25……係止部、26……係合孔、3
0……ロツク機構、32……ラツチ部材、32b
……伝達線接続部、33……係合端、35……操
作ハンドル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 座席を支持する座席側レールと、該座席側レー
ルに滑動可能に嵌合され、車体のフロアに固定さ
れる車体側レールとより成る自動車用シートスラ
イド装置において、 係合孔または係合切欠を連設した係止部を車体
側レールに設ける一方、該係止部の適宜な位置に
選択的に挿通して嵌合する係合端を有し、操作ハ
ンドルで係脱操作されるラツチ部材を座席側レー
ルに設けてロツク機構を構成し、 前記ラツチ部材を導電体で形成し座席側レール
に絶縁して支持し、前記係合端の先端面と車体側
レールとは電気的に離接可能となし、さらに該ラ
ツチ部材に伝達線接続部を設けて成るロツク検知
スイツチ機構を備えたことを特徴とする自動車用
シートスライド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687587U JPH0435226Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17687587U JPH0435226Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0180541U JPH0180541U (ja) | 1989-05-30 |
JPH0435226Y2 true JPH0435226Y2 (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=31468572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17687587U Expired JPH0435226Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0435226Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-19 JP JP17687587U patent/JPH0435226Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0180541U (ja) | 1989-05-30 |
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