JPH0435218Y2 - - Google Patents

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JPH0435218Y2
JPH0435218Y2 JP1986040745U JP4074586U JPH0435218Y2 JP H0435218 Y2 JPH0435218 Y2 JP H0435218Y2 JP 1986040745 U JP1986040745 U JP 1986040745U JP 4074586 U JP4074586 U JP 4074586U JP H0435218 Y2 JPH0435218 Y2 JP H0435218Y2
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shift lever
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動変速機のシフトレバー操作位置表
示装置の改良に関する。
(従来技術) 従来、第9図に示すように、車体側10に固定
されるパネル部材11に、前後方向に変速操作さ
れるシフトレバー12の挿通用開口部13が明け
られ、シフトレバー12の変速操作位置を表示す
る指示記号P,R,N,D,2、1と表示窓14
とが設けられる一方、該パネル部材11内に、セ
ツトプレート15が設けられ、該セツトプレート
15にパネル部材11の表示窓14をランプ16
で照明するランプボツクス部17が設けられた自
動変速機の表示装置が提案されている(実開昭58
−126529号公報参照)。
ところで、上記従来装置では、パネル部材とセ
ツトプレートとを別々に成形し、組付け時にねじ
等で一体化しているものであるから、コストアツ
プになるばかりか、パネル部材とセツトプレート
との間に、パネル部材の挿通用開口部を塞ぐスラ
イダーを介設するタイプでは、スライダーの組付
け手間が煩わしく、パネル部材とセツトプレート
の組付誤差によりスライダーががたつくという問
題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、パネル部材とセツトプレートを一体
成形できるようにして、コストダウンや組付け性
の向上を図ることを目的とするものである。
(考案の構成) 上記の目的を達するため、本願考案は、前後方
向に長手となるように細長く形成されていて前後
方向に変速操作されるシフトレバーが挿通される
挿通用開口部と、上記挿通用開口部の側方で該挿
通用開口部と平行に伸長するように細長く形成さ
れた表示部材とを有するパネル部材と、該パネル
部材の下側に配置され、パネル部材の挿通用開口
部に対応する挿通用開口部を備えたセツトプレー
トとが設けられ、上記パネル部材の一側縁部と上
記セツトプレートの一側縁部とが、成形時に形成
されパネル部材の挿通用開口部の長手方向に伸長
する側辺に平行な直線状の薄肉ヒンジ部を介して
一体的に連結され、上記パネル部材と上記セツト
プレートとが、これらの間に、パネル部材の挿通
用開口部を塞ぎつつシフトレバーの変速操作に連
動して前後方向に移動するスライダーをはさんで
折り返されて組付けられるようになつていること
を特徴とする自動変速機のシフトレバー操作位置
表示装置を提供する。
また、本願考案のシフトレバー操作位置表示装
置において、セツトプレートには、パネル部材の
表示部を照明するランプボツクス部が一体成形さ
れていることを特徴とする自動変速機のシフトレ
バー操作位置表示装置を提供する。
(考案の効果) 本考案によれば、パネル部材の一側縁部とセツ
トプレートの一側縁部とが薄肉ヒンジ部を介して
連結された状態で一体成形されるから、別々に成
形して組付ける場合に比べてコストダウンが図れ
るとともに、パネル部材とセツトプレートとが折
り返された状態でスライダーが挟み込まれるよう
になるから、スライダーのがたつきもなくなるよ
うになる。
さらに、薄肉ヒンジ部が、パネル部材の挿通用
開口部の長手方向に伸長する側辺に平行な直線状
に形成されているので、折り返し時において、パ
ネル部材の挿通用開口部とセツトプレートの挿通
用開口部との間の左右方向(前後方向と直交する
方向)の位置ずれが防止され、組み付け誤差が低
減される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図及び第2図に示すように、四角状のパネ
ル部材20には、上壁部20dの四隅に、車体側
のコンソールボツクス31へねじ21で固定する
ための孔20b,…,20bが明けられ、上壁部
20dの左側に、前後方向に変速操作されるシフ
トレバー30の挿通用開口部20eが明けられ、
上壁部20dの右側に、シフトレバーの変速操作
位置を一連に表示する表示長窓20fが明けられ
ている。
該表示長窓20fの下面には表示部材24が取
付けられ、該表示部材24には、右側にシフトレ
バー30の変速操作位置を表示する透光性の指示
記号(P,R,N,D,2,1)が前後方向に印
刷されるとともに、これらの記号P,…,1に対
応して、その左側に透光性の表示小窓24a,2
4b,24c,24d,24e,24fが設けら
れている。
上記パネル部材20の上壁部20dの左側部に
は、フツク係止孔20j,20j(第3図参照)
が明けられている。
該パネル部材20の下側に配置される四角状の
セツトプレート22には、第2図及び第3図に示
すように、上壁部22dの四隅に、上記パネル部
材20の孔20b,…,20bに一致して車体側
のコンソールボツクス31へねじ21で固定する
ための孔22b,…,22bが明けられ、上壁部
22dの左側に、上記パネル部材20の挿通用開
口部20eに対向する挿通用開口部22hが設け
られ、該挿通用開口部22hの両側に、パネル部
材20の開口部20eを塞ぐスライダー23を前
後方向に案内する案内レール22e,22eが形
成され、上壁部22dの右側に、上記パネル部材
20の表示長窓20fに対向する凹状のランプボ
ツクス部22fが一体的に設けられている。
該ランプボツクス部22fにはランプ25が取
付けられている。
該セツトプレート22のランプボツクス部22
fと案内レール20eとの間の上壁部22dに
は、ランプボツクス部22fの照明光を遮ぎる突
起22nが設けられ、該上壁部22dの右側部に
は、パネル部材20のフツク係止孔20j,20
jに係合するフツク22p,22pが一体的に設
けられている。
該セツトプレート22の左側縁部22qと上記
パネル部材20の左側縁部20kとは、第3図及
び第4図に示すように、成形時に、V字状に切欠
かれた薄肉ヒンジ部32を介して一体的に連結さ
れている。
そして、第4図の状態から、薄肉ヒンジ部32
を中心にパネル部材20を時計回りに180度折り
返すと、セツトプレート22のフツク22p,2
2pがパネル部材20のフツク係止孔20j,2
0jに係合して、セツトプレート22の上面にパ
ネル部材20が接合されるようになる。
第2図に戻つて、上記スライダー23には、シ
フトレバー30が挿通する挿通孔23aが明けら
れ、該スライダー23にはマーカ26が設けら
れ、該マーカ26には、シフトレバー30の変速
操作位置に対応して上記表示部材24の表示小窓
24a〜24fの一つの下方に臨む着色面26b
(たとえば黄色)が形成されている。
上記のような構成であれば、パネル部材20と
セツトプレート22とは、成形時に、薄肉ヒンジ
部32を介して一体的に連結されている。
従つて、成形金型が1つでよく、別々に組付け
る必要もないのでコストダウンとなる。
そして、セツトプレート22の案内レール22
e,22e上にスライダー23を乗せて、パネル
部材20を、薄肉ヒンジ部32を中心に180度折
り返して、セツトプレート22のフツク22p,
22pをパネル部材20のフツク係止孔20j,
20jに係合させてセツトプレート22とパネル
部材20とを接合する。
これにより、スライダー23は、パネル部材2
0とセツトプレート22との間に挟み込まれた状
態となる。
その後、パネル部材20とセツトプレート22
の各孔20b,20bにより、ねじ21でこれら
をコンソールボツクス31に締結固定する。
しかして、ランプボツクス部22fのランプ2
5が点灯されると、表示部材24の指示記号P,
…,1と表示小窓24a〜24fとが照明され、
パネル部材20の表示長窓20fからこれを見る
ことができる。
そして、シフトレバー30を前後方向に変速操
作すると、シフトレバー30に連動してスライダ
ー23が前後方向に移動され、マーカ26がスラ
イダー23に連動して前後方向に移動され、シフ
トレバー30の変速操作位置に対応した表示小窓
24a〜24fの1つに着色面26bを臨ませ
て、現在の変速操作位置を明確に表示するように
なる。
このスライダー23の前後移動時に、スライダ
ー23はパネル部材20とセツトプレート22と
の間に挟み込まれた状態となるから、がたつきが
ない。
なお、一体形成されたパネル部材20およびセ
ツトプレート22とは、フツクと係合孔を形成す
ることによつて、組付時にスライダー23を挟み
込んだ仮組立状態とすることができるため、これ
らとコンソールボツクス31との組付けが容易と
なる。
第5図はスライダー23の案内構造の変形例を
示し、セツトプレート22に案内レール20e,
22eを設けるのに変えて、スライダー23の上
下面に前後方向の案内突起23c,23cを設け
るとともに、パネル部材20とセツトプレート2
2に、スライダー23の案内突起23c,…,2
3cに係合する案内溝20l,22rを設けたも
のである。
第6図はパネル部材20とセツトプレート22
の接合体に、組付け時にスライダー23を前後方
向に仮位置決めするための構造を示す。
同図に示すように、パネル部材20に形成され
たフランジ20cに、上方からピン33を差し込
むためのピン20m,…,20mを前後方向に複
数個設け、スライダー23に、パネル部材20の
ピン孔20m,…,20mの1つに対向するピン
孔(不図示)を設けて、組付時に、ピン33をパ
ネル部材20のピン孔20mからスライダー23
のピン孔に挿通させると、スライダー23は前後
位置が仮位置決めされ、マーカ26の着色面26
bが表示小窓24a〜24fの1つに正確に一致
するようになる。
この場合、車種により、表示小窓24a〜24
fに対するマーカ26の前後位置をずらせる必要
があるときには、ピン33を差し込むピン孔20
mを変えると、スライダー23の前後位置がずれ
るようになる。したがつて、表示装置を各車種に
共通化できる。
第7図a及び第7図bは、スライダー23のピ
ン孔23dの幅とピン33の幅を一致させて、ス
ライダー23の左右方向の位置を正確に決めるた
めの構造である。
第8図a及び第8図bは、スライダー23の側
部にリブ状のフオーク部23eを設けて、該フオ
ーク部23eの前後間隔とピン33の前後厚みを
一致させて、スライダー23の前後方向の位置を
正確に決めるための構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシフトレバー操作位置表
示装置の平面図、第2図は第1図の断面図、第3
図はパネル部材とセツトプレートの成形時の展開
図、第4図は第3図の要部断面図、第5図はスラ
イダーの案内構造の変形例を示す要部斜視図、第
6図はスライダーの仮位置決め構造を示す要部斜
視図、第7図aは第6図の変形例の平面図、第7
図bは第7図aのスライダーの要部平面図、第8
図aは第6図の変形例の平面図、第8図bは第8
図aのスライダーの要部斜視図、第9図は従来の
シフトレバー操作位置表示装置の断面図である。 20……パネル部材、20e……開口部、20
f……表示長窓、20k……左側縁部、22……
セツトプレート、22h……開口部、22q……
左側縁部、23……スライダー、23a……挿通
孔、30……シフトレバー、32……薄肉ヒンジ
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前後方向に長手となるように細長く形成され
    ていて前後方向に変速操作されるシフトレバー
    が挿通される挿通用開口部と、上記挿通用開口
    部の側方で該挿通用開口部と平行に伸長するよ
    うに細長く形成された表示部材とを有するパネ
    ル部材と、 該パネル部材の下側に配置され、パネル部材
    の挿通用開口部に対応する挿通用開口部を備え
    たセツトプレートとが設けられ、 上記パネル部材の一側縁部と上記セツトプレ
    ートの一側縁部とが、成形時に形成されパネル
    部材の挿通用開口部の長手方向に伸長する側辺
    に平行な直線状の薄肉ヒンジ部を介して一体的
    に連結され、 上記パネル部材と上記セツトプレートとが、
    これらの間に、パネル部材の挿通用開口部を塞
    ぎつつシフトレバーの変速操作に連動して前後
    方向に移動するスライダーをはさんで折り返さ
    れて組付けられるようになつていることを特徴
    とする自動変速機のシフトレバー操作位置表示
    装置。 (2) 上記セツトプレートには、上記パネル部材の
    表示部を照明するランプボツクス部が一体成形
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自動変速機のシフトレバー
    操作位置表示装置。
JP1986040745U 1986-03-20 1986-03-20 Expired JPH0435218Y2 (ja)

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JP1986040745U JPH0435218Y2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20

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JPS62154521U JPS62154521U (ja) 1987-10-01
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56107609U (ja) * 1980-01-22 1981-08-21
JPS6223302Y2 (ja) * 1981-06-11 1987-06-13

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JPS62154521U (ja) 1987-10-01

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