JP2560767B2 - 変速レバーの案内装置 - Google Patents

変速レバーの案内装置

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JP2560767B2
JP2560767B2 JP63022255A JP2225588A JP2560767B2 JP 2560767 B2 JP2560767 B2 JP 2560767B2 JP 63022255 A JP63022255 A JP 63022255A JP 2225588 A JP2225588 A JP 2225588A JP 2560767 B2 JP2560767 B2 JP 2560767B2
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shift lever
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fitting
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武憲 山本
通 平岡
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トラクタ、耕耘機等の移動農機に利用さ
れる変速レバーの案内装置に関する。
従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 変速シフトレバーの先端部を伝動ケース内のシフター
に切換係合させて変速操作する形態にあっては、このシ
フトレバーの先端部の移動を案内する案内溝を設けた案
内板をシフターに接近させて設けるのが一般的(実開昭
58−178556号公報)であるが、伝動ケースの内部にこの
案内板を取付ける構成が煩雑であり、又、シフトレバー
と案内板の案内溝との嵌合も行なわれ難いことが多い。
さらに、このような案内板を廃止して、伝動ケース内
壁部に案内板的なガイド壁を突設するものが、実開昭53
−85476号公報で示すように公知である。しかしこの公
知の、ガイド壁を伝動ケース内壁部に突設するものは、
変速操作レバーの先端部に係合するシフター側の嵌合部
が、複数シフター軸間を結ぶ仮想線から大きくケース外
方に偏位しておりまた嵌合操作終端部が開放しているた
め、変速操作レバーが各シフター軸間の対向方向に移動
するとき、変速操作レバーの先端が嵌合部から外れる欠
点を生じ、この欠点を補うために伝動ケースのガイド壁
に変速操作レバーのストッパーが必要となり、伝動ケー
ス内部の凹凸が多くなり製造コストが嵩む不具合があっ
た。
問題点を解決するための手段 この発明は、従来装置の前述のような不具合を解消し
ようとするものであって、次のような技術的手段を講じ
た。即ち、二つ割形態の一対のケース1,2を接合させて
構成する伝動ケース3の内側に、これら各ケース1,2と
一体成形する案内リブ4,5のリブ先端を対向接近させ
て、シフトレバー6先端の係合部7の切換移動を案内す
る間隔の案内口8を形成し、この案内口8の両側に対向
して第一シフター9を取り付けている第一シフタ軸20と
第二シフター10を取り付けている第二シフタ軸21とを略
平行状に設け、前記第一シフター9及び第二シフター10
にはシフトレバー6の係合部7が入り込む第一嵌合部11
と第二嵌合部12を設け、この第一,第二嵌合部11,12と
案内口8の三者の開口幅を略同幅に設けてなる変速レバ
ーの案内装置の構成とする。
発明の作用、および効果 二つ割可能に成形された一対のケース1,2は、内部に
変速伝動装置を組み込むが、変速用のシフトレバー6の
先端部7の位置する部分に、案内リブ4,5を一体成形し
ているために、これら一対のケース1と2とを接合して
組み立てたときは、これら両ケース1,2側の案内リブ4,5
の突出間隔間に案内口8が形成される。変速伝動装置の
変速ギヤ等を作動するための第一,第二シフター9,10の
第一,第二嵌合部11,12がこの案内口8の両側に対向し
ているために、案内口8に位置するシフトレバー6先端
の係合部7を、この案内口8に案内させて第一シフター
9の第一嵌合部11又は第二シフター10の第二嵌合部12の
いずれかに選択嵌合させて、これらの第一,第二のシフ
ター9,10をシフトレバー6で作動することができる。
このように二つ割形態のケース1,2を接合して組み立
てることによって、各ケース1,2の内側に一体形成され
る案内リブ4,5が第一シフタ軸20と第二シフタ軸21を略
平行状に設けた両軸間に案内口8を形成し、この案内口
8の両側に対向して第一,第二の嵌合部11,12を設ける
と共に、案内口8と第一嵌合部11と第二嵌合部12の三者
の開口幅を略同幅の構成としたので、ケース1,2の第一
シフタ軸20と第二シフタ軸21を支持する支持孔間隔が広
くなってケース1,2の強度低下が少なくなると共に、第
一シフタ軸20と第二シフタ軸21の対向間の間隔内方をシ
フトレバー6の係合部7の上下方向の最大揺動範囲とし
てシフトレバー6の揺動ストロークを小さくすることが
できるものでありながら、シフトレバー6の係合部7の
中立時の上下方向揺動が、略同幅内での上下方向移動と
なるので係合部7の摺接面に大きな凹凸部がなく操作が
容易となる。さらに、シフトレバー6の中立時における
係合部7の左右方向揺動を規制する案内口8の案内リブ
4,5が、シフトレバー6の先端である遠い位置の係合部
7を接当し規制するから、案内リブ4,5に接当するシフ
トレバー6の先端荷重を小さくでき、リブ4,5の破損が
生じ難く耐久性を増すことができる。
実施例 なお、図例において、ハンドトラクタの伝動ケース3
は、左右軸方向に中央部から二つ割形態に成型した一対
のケース1,2を、左右から接合面13で接合させて、内部
に各伝動軸や、伝動ギヤ等の変速伝動装置を収容する。
伝動ケース3の上部から下部に亘って、入力軸14、後
進変速軸15、変速軸16、中間軸17、繰向クラッチ軸18、
及び走行軸19等を配設し、ギヤ伝動する構成である。こ
れら各軸は左右のケース1,2間に亘って軸架している。
変速軸16上には、高速ギヤと低速ギヤとを軸方向へ移
動自在に設け、入力軸14又は中間軸17上のギヤとの間の
噛合によって高速伝動域、又は低速伝動域に変速できる
構成である。これら高速ギヤを作動する第一シフター9
を、変速軸16の後側上位において左右のケース1,2間に
架設する第一シフタ軸20に沿って移動自在に嵌合し、
又、低速ギヤを作動する第二シフター10を、該第一シフ
タ軸20の下方において平行状に架設する第二シフタ軸21
に沿って移動自在に嵌合している。22,23は各第一,第
二シフタ軸20,21に設けたクリップであり、各第一,第
二シフタ軸20,21共にクリップ22,23を複数段に設けて、
中立位置から更に低速、高速に変速することができる構
成としている。
これらの各第一,第二シフター9,10には第一,第二シ
フタ軸20,21の両軸間に向かい先端に所定間隙を有して
各々突出する突出部を設け、該各々の突出部にコ字状の
第一嵌合部11と第二嵌合部12を夫々形成し、各第一シフ
タ軸20と第二シフタ軸21の両軸間の間隔内に対向して開
口させている。この相対向する第一シフター9と第二シ
フター10間に位置して、各ケース1,2と一体形成の案内
リブ4,5を、これら第一,第二のシフタ軸20,21と平行状
に突出させて、両ケース1,2の接合面13上において両案
内リブ4,5間の案内口8を形成する。この案内口8の幅
は、該嵌合部11,12に嵌合しうるシフトレバー6の先端
の係合部7が、上下のこれら嵌合部11,12側へ移動案内
自在の幅にしている。
第一,第二シフタ軸20,21間の後側には、両ケース1,2
の接合面13にシフタトレバー6を、ボール24回りに回動
自在に受けさせて、このシフトレバー6の係合部7を案
内リブ4,5間の案内口8に対向させている。シフトレバ
ー6の係合部7を案内口8に位置するときは、各第一,
第二シフター9,10の第一,第二の嵌合部11,12はこの案
内口8両側に対向した位置にあって中立位置にある。低
速域に変速するときは、シフトレバー6の係合部7を案
内口8から下側の第二嵌合部12へ嵌合させて、更に第二
シフタ軸21の軸芯方向へ移動させると、この第二シフタ
ー10が低速域の高速又は低速位置へ変速される。又、逆
に高速域において変速するときは、このシフトレバー6
の係合部7を案内口8へ戻すと、低速域の第二シフター
10が中立位置へ戻され、更に案内口8から上側の第一嵌
合部11へ嵌合させて、第一シフタ軸20の軸芯方向へ移動
させ、高速域の高速、又は低速位置へ変速する。又、こ
れからシフトレバー6を案内口8近傍へ戻すと中立位置
となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
展開正断面図、第2図は一部の平断面図、第3図は側面
図である。 図中、符号1,2はケース、3は伝動ケース、4,5は案内リ
ブ、6はシフトレバー、7は係合部、8は案内口、9は
第一シフター、10は第二シフター、11は第一嵌合部、12
は第二嵌合部、20は第一シフタ軸、21は第二シフタ軸を
示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つ割形態の一対のケース1,2を接合させ
    て構成する伝動ケース3の内側に、これら各ケース1,2
    と一体成形する案内リブ4,5のリブ先端を対向接近させ
    て、シフトレバー6先端の係合部7の切換移動を案内す
    る間隔の案内口8を形成し、この案内口8の両側に対向
    して第一シフター9を取り付けている第一シフタ軸20と
    第二シフター10を取り付けている第二シフタ軸21とを略
    平行状に設け、前記第一シフター9及び第二シフター10
    にはシフトレバー6の係合部7が入り込む第一嵌合部11
    と第二嵌合部12を設け、この第一,第二嵌合部11,12と
    案内口8の三者の開口幅を略同幅に設けてなる変速レバ
    ーの案内装置。
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