JPH04351417A - 電気機器の信号伝送ライン断線検出装置 - Google Patents

電気機器の信号伝送ライン断線検出装置

Info

Publication number
JPH04351417A
JPH04351417A JP15212891A JP15212891A JPH04351417A JP H04351417 A JPH04351417 A JP H04351417A JP 15212891 A JP15212891 A JP 15212891A JP 15212891 A JP15212891 A JP 15212891A JP H04351417 A JPH04351417 A JP H04351417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal transmission
voltage
transmission line
disconnection
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15212891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2564432B2 (ja
Inventor
Toshiharu Hosaka
俊春 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP3152128A priority Critical patent/JP2564432B2/ja
Publication of JPH04351417A publication Critical patent/JPH04351417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2564432B2 publication Critical patent/JP2564432B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気機器の信号伝送ライ
ン断線検出装置、特にモータより出力されるエンコーダ
やコミュテータ等からの信号を互いに移相が180°異
なる差動出力信号として2本の信号ラインを介して制御
対象に加える電気機器制御装置における信号伝送ライン
断線検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のエンコーダの信号伝送ライ
ン断線検出装置の回路図を示し、1はICで構成された
ラインドライバーで、このラインドライバー1は正,負
に交互に変化するエンコーダ(図示せず)からのA相,
B相の信号を夫々互いに移相が180°異なる2つの差
動出力信号A,AO に変換する。2a,2bはその信
号伝送ライン、Rはこの受信側における信号伝送ライン
2a,2b間に介挿したインピーダンス整合用負荷抵抗
、3はモータ制御回路、R4 ,R5 は電源VCCと
受信側の信号伝送ライン2a,2b間に夫々接続したプ
ルアップ抵抗、4はエンコーダ信号をモータ制御回路3
に伝達するためのフォトカプラー、Dはフォトカプラー
4に対する逆電圧印加防止用ダイオード、5は信号伝送
ライン2a,2bの断線を検出するため夫々その入力端
子を上記受信側の信号伝送ライン2a,2bに接続した
ANDゲート、6はANDゲート5の出力端子に接続し
た断線処理回路、R3 はフォトカプラー4に対する電
流制限抵抗である。
【0003】このような従来の信号伝送ライン断線検出
装置においては送信側と受信側間における信号伝送ライ
ン2a,2bの何れも断線していない場合には受信側の
信号伝送ライン2aがHレベルからLレベルへの変化を
繰り返した時、同時に信号伝送ライン2bがLレベルか
らHレベルへの変化を繰り返し、ANDゲート5の2つ
の入力端子には夫々HレベルとLレベルの出力が同時に
加わるためANDゲート5の出力は常時Lレベルとなり
これによって信号伝送ライン2a,2bが何れも断線し
ていないことが示され、断線処理回路6は作動されない
【0004】一方、信号伝送ライン2aが断線した場合
には受信側の信号伝送ライン2aの出力は零となるがプ
ルアップ抵抗R4 を介して信号伝送ライン2aは常時
Hレベルとなり、信号伝送ライン2bの出力がLレベル
からHレベルに変化した時点でANDゲート5の2つの
入力端子には同時にHレベルの出力が加わるのでAND
ゲート5の出力はHレベルとなり、これによって信号伝
送ライン2a,2bの何れかが断線したことが示され、
断線処理回路6が作動される。
【0005】他方、信号伝送ライン2bが断線した場合
にはプルアップ抵抗R5 を介して信号伝送ライン2b
は同様にして常時Hレベルとなり、信号伝送ライン2a
の出力がLレベルからHレベルに変化した時点でAND
ゲート5の2つの入力端子には同時にHレベルの出力が
加わり、同様にして信号伝送ライン2a,2bの何れか
が断線したことが示され、断線処理回路6が作動される
【0006】信号伝送ライン2a,2bが共に断線した
場合も同様にして断線処理回路6が作動される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電気機器の信号伝送ライン断線検出装置においてはI
Cの保護及びノイズ防止やスイッチング時のハザード防
止のため抵抗R1 とコンデンサC1 及び抵抗R2 
とコンデンサC2 より成るフィルターを夫々信号伝送
ライン2a,2bとANDゲート5間に設ける必要があ
り、信号伝送ラインが多数の場合にはこれに応じてこの
ようなフィルターのための数多くの配線が必要となり、
コスト高になると共に、基板の使用効率も悪くなる欠点
があった。
【0008】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気機器の信号
伝送ライン断線検出装置は互いに移相が180°異なる
差動信号を2本の信号伝送ラインを介して制御対象に加
える電気機器制御装置において、信号受信側の上記2本
の信号伝送ライン間に分圧抵抗を接続し、この分圧抵抗
の分圧点より得た信号電圧を比較手段に加えて基準値と
比較し、この比較結果によって上記信号伝送ラインの断
線の有無を検知するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明する
【0011】本発明においては図1に示すように負荷抵
抗Rとして直列接続した2個の分圧抵抗R6 とR7 
を用い、この直列抵抗R6とR7 の分圧点と接地間に
プルダウン抵抗R8 を接続すると共に、上記分圧点a
の電圧vA を抵抗R1 とコンデンサC1 より成る
フィルターを介してコンパレータ7の負端子に接続し、
このコンパレータ7の正端子には基準電圧源VR と接
地間に介挿した分圧抵抗R9 ,R10の分圧点bから
得た基準電圧vB を加え、上記コンパレータ7の出力
によって断線処理回路6を作動せしめるようにする。
【0012】以下本発明の電気機器の信号伝送ライン断
線検出装置の作動を説明する。
【0013】図2はA,AO は夫々信号伝送ライン2
a,2bの送信側差動出力信号A,AO の信号波形と
、同じく受信側差動出力信号A′,AO ′の信号波形
を示し、この例は信号伝送ライン2a,2b及びその両
者が夫々接触不良その他により断線した場合である。
【0014】図1の回路において、R8 >>R6 ,
R8 >>R7 、受信側の信号伝送ライン2a,2b
の電圧を夫々V′,VO ′とするとa点の電圧vA 
は数1に示されるようになる。
【0015】
【数1】
【0016】R6 =R7 とすれば数2が得られる。
【0017】
【数2】
【0018】今接続が正常な場合は、差動出力信号A,
AO の論理の切り変わり時以外は図1に於けるa点の
電圧vA は(V′+VO′)/2で一定である。
【0019】コンパレータ7に加えられる基準電圧vB
 をvA より低く信号伝送ラインのLレベル電圧より
高く設定しておけば、信号伝送ライン2a,2bが共に
断線していない場合にはa点の電圧vA は常時b点の
電圧vB より高いのでコンパレータ7には出力が生じ
ない。尚論理の切り変わり時点では、立ち上がりと立ち
下がりのスピードの違いに依って、短いパルスがa点に
発生するが、これは抵抗R1 とコンデンサーC1 に
依って構成されたフィルターに依って除去されコンパレ
ータ7には加わらない。
【0020】しかしながら図2に示すように信号伝送ラ
イン2aが断線した場合、若し断線していない信号伝送
ライン2bの電圧がLレベル、例えば0[V]であれば
、a点の電圧vA は抵抗R7 を介して0[V]とな
りこの電圧vA は電圧vB より低いのでコンパレー
タ7には出力vC が生じ、断線処理回路6が作動され
る。
【0021】信号伝送ライン2aの断線時に他方の信号
伝送ライン2bの電圧がHレベルの時はa点の電圧vA
 はb点の電圧vB より高くなり、従ってコンパレー
タ7には出力vC が生じないが、断線が続いて他方の
信号伝送ライン2bの電圧がLレベルとなった時にコン
パレータ7に出力vC が生ずるようになる。
【0022】他方の信号伝送ライン2bに断線が発生の
時も同様にして断線処理回路6が作動される。
【0023】また信号伝送ライン2a,2bが共に断線
した場合にはa点はR8 に依ってプルダウンされて0
[V]となりコンパレータ7に出力vC が生じ、同じ
く断線処理回路6が作動され、モータを停止する等の処
理がなされる。
【0024】図3は本発明の他の実施例を示し、この例
では2個のコンパレータ7a,7bを用い、図1におけ
るa点の電圧vA をこの2個のコンパレータ7a,7
bの負端子及び正端子に夫々加え、この各コンパレータ
7a,7bの正端子及び負端子には基準電圧源VR と
接地間に介挿した3個の分圧抵抗R9 ,R10,R1
1の各分圧点d,bから得た基準電圧vD ,vB を
加えると共に、この各コンパレータ7a,7bの出力を
ORゲート8の2つの入力端子に加え、このORゲート
8から得た出力vC によって断線処理回路6を作動せ
しめるようにする。
【0025】この実施例においては図4に示すようにv
D の値をvA より高く、信号伝送ラインのHレベル
より低く設定すれば一方の信号伝送ラインが断線した時
、他方の信号伝送ラインがHレベルであってもORゲー
ト8から出力vC が生じるので直ちに断線を検知し、
処理することができる。なお、図1あるいは図2に於け
る基準電圧VB ,VD は断線検出の対象となる回路
が複数であっても共通して使える為基準電圧を得る為の
抵抗R9 ,R10,R11は1組で済む事は勿論であ
る。
【0026】尚上記の実施例におけるコンパレータの代
わりにA/Dコンバータ又はA/Dコンバータ内蔵のマ
イコンを使用しても良いことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】本発明の電気機器の信号伝送ライン断線
検出装置は上記の通りであるから2本の信号伝送ライン
の断線検出用配線が一本で良く、従ってRCフィルター
も1個で済むのでコストを低下できるのみならず基板の
使用効率も上昇する大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号伝送ライン断線検出装置の一実施
例を示す回路図である。
【図2】図1の実施例の動作説明用波形図である。
【図3】本発明の信号伝送ライン断線検出装置の他の実
施例を示す回路図である。
【図4】図3の実施例の動作説明用波形図である。
【図5】従来の信号伝送ライン断線検出装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
1  ラインドライバー 2a  信号伝送ライン 2b  信号伝送ライン 3  モータ制御回路 4  フォトカプラー 5  ANDゲート 6  断線処理回路 7  コンパレータ 7a  コンパレータ 7b  コンパレータ 8  ORゲート A  送信側差動出力信号 A′  受信側差動出力信号 AO   送信側差動出力信号 AO ′  受信側差動出力信号 a  分圧点 b  分圧点 d  分圧点 C1   コンデンサ C2   コンデンサ D  ダイオード R  負荷抵抗 R1   フィルター用抵抗 R2   フィルター用抵抗 R3   電流制限抵抗 R4   プルアップ抵抗 R5   プルアップ抵抗 R6   分圧抵抗 R7   分圧抵抗 R8   プルダウン抵抗 R9   分圧抵抗 R10  分圧抵抗 R11  分圧抵抗 V′  電圧 VB   基準電圧 VCC  電源 VO ′  電圧 VR   基準電圧源 vA   電圧 vC   出力 vD   基準電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに移相が180°異なる差動信号
    を2本の信号伝送ラインを介して制御対象に加える電気
    機器制御装置において、信号受信側の上記2本の信号伝
    送ライン間に分圧抵抗を接続し、この分圧抵抗の分圧点
    より得た信号電圧を比較手段に加えて基準値と比較し、
    この比較結果によって上記信号伝送ラインの断線の有無
    を検知するようにしたことを特徴とする電気機器の信号
    伝送ライン断線検出装置。
JP3152128A 1991-05-29 1991-05-29 電気機器の信号伝送ライン断線検出装置 Expired - Lifetime JP2564432B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3152128A JP2564432B2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電気機器の信号伝送ライン断線検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3152128A JP2564432B2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電気機器の信号伝送ライン断線検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04351417A true JPH04351417A (ja) 1992-12-07
JP2564432B2 JP2564432B2 (ja) 1996-12-18

Family

ID=15533675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3152128A Expired - Lifetime JP2564432B2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 電気機器の信号伝送ライン断線検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2564432B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6417776B1 (en) 1999-08-30 2002-07-09 Nec Corporation Input buffer circuit having function for detecting cable connection

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237539U (ja) * 1988-09-02 1990-03-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237539U (ja) * 1988-09-02 1990-03-13

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6417776B1 (en) 1999-08-30 2002-07-09 Nec Corporation Input buffer circuit having function for detecting cable connection

Also Published As

Publication number Publication date
JP2564432B2 (ja) 1996-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5781585A (en) Arrangement for monitoring a two-wire bus line
EP0337762B1 (en) Communication system equipped with an AC coupling receiver circuit
JPH05107292A (ja) 断線検出装置
CN108353011B (zh) 用于诊断短路的总线系统和方法
JPH04351417A (ja) 電気機器の信号伝送ライン断線検出装置
JPH09181259A (ja) 電気的良導体の検出システム
JP3801009B2 (ja) 断線検出機能付きエンコーダ信号受信装置
JP3036991B2 (ja) 平衡伝送路断線検出回路
WO1986006566A1 (en) Input circuit
CN212781164U (zh) 一种能同时检测接地情况和零火线接反的电路及系统
EP1001506B1 (en) A circuit for detecting digital signals, particularly for a system with an ASI field bus
JPH0715219Y2 (ja) 差動ディジタル伝送路の断線検出回路
JPS64756B2 (ja)
JP2584313B2 (ja) 自動データ通信システムの端末用網制御装置
JP3804427B2 (ja) ロータ位置検知装置
JPS6229962B2 (ja)
JPH0595306A (ja) 平衡信号伝送回路
JP2635741B2 (ja) 伝送回路
CN111693897A (zh) 一种能同时检测接地情况和零火线接反的电路及系统
JPH01113900A (ja) 断線検出回路
KR200222479Y1 (ko) 모터 제어장치용 과전류 감시장치
JP2525185B2 (ja) インタ−フェ−ス回路
JPS63250799A (ja) 磁極センサ信号伝送路
JPH046016B2 (ja)
JPH05276172A (ja) システム間信号接続方式