JPH04350874A - ローラ - Google Patents
ローラInfo
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- JPH04350874A JPH04350874A JP3155823A JP15582391A JPH04350874A JP H04350874 A JPH04350874 A JP H04350874A JP 3155823 A JP3155823 A JP 3155823A JP 15582391 A JP15582391 A JP 15582391A JP H04350874 A JPH04350874 A JP H04350874A
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- JP
- Japan
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- developing sleeve
- roller
- bearings
- shaft
- developing
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 11
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子複写機等の
画像形成装置の現像部において、現像剤の搬送ローラや
現像ローラとして用いられるローラに関するものである
。
画像形成装置の現像部において、現像剤の搬送ローラや
現像ローラとして用いられるローラに関するものである
。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子複写機の現像部は図4
に示すように構成されており、現像ハウジング1内に収
容された現像剤(キャリヤ(鉄粉等)とトナーを一定割
合で混合した二成分現像剤)をパドルローラ2で撹拌し
、この撹拌によって摩擦帯電した現像剤を搬送ローラ3
で感光体ドラム4と対向して配された現像ローラ5側に
搬送し、搬送された現像剤を現像ローラ5によって感光
体ドラム4に摺擦させることで、感光体ドラム4上に形
成された潜像にトナーを付着させて現像するようになっ
ている。ここで、現像ローラ5は後述するように固定さ
れた磁石構成体の外側に現像スリーブを回転自在に設け
た構成となっており(搬送ローラ3も内部の磁石構成体
に対し外側の搬送スリーブが回転自在となっている)、
内部の磁石構成体によって現像スリーブ表面に形成され
る現像剤の磁気ブラシを、現像スリーブの回転によって
感光体ドラム4に摺擦させるようになっている。
に示すように構成されており、現像ハウジング1内に収
容された現像剤(キャリヤ(鉄粉等)とトナーを一定割
合で混合した二成分現像剤)をパドルローラ2で撹拌し
、この撹拌によって摩擦帯電した現像剤を搬送ローラ3
で感光体ドラム4と対向して配された現像ローラ5側に
搬送し、搬送された現像剤を現像ローラ5によって感光
体ドラム4に摺擦させることで、感光体ドラム4上に形
成された潜像にトナーを付着させて現像するようになっ
ている。ここで、現像ローラ5は後述するように固定さ
れた磁石構成体の外側に現像スリーブを回転自在に設け
た構成となっており(搬送ローラ3も内部の磁石構成体
に対し外側の搬送スリーブが回転自在となっている)、
内部の磁石構成体によって現像スリーブ表面に形成され
る現像剤の磁気ブラシを、現像スリーブの回転によって
感光体ドラム4に摺擦させるようになっている。
【0003】図5はその現像ローラ5の具体的な構成例
を示し、6はアルミニウム等の非磁性材からなる円筒状
の現像スリーブ、7は現像スリーブ6内にあってその現
像スリーブ6表面に磁気ブラシを形成するための磁石構
成体で、マグネットローラ軸8に圧入または接着固定さ
れている。9、10は現像スリーブ6の両方の開放端部
に夫々圧入されるフランジで、一方のフランジ9には駆
動用の軸部9Aが形成され、他方のフランジ10にはマ
グネットローラ軸8の一端8Aを外部に突出させる挿通
孔10Aが夫々形成されており、突出したマグネットロ
ーラ軸8の一端8Aは現像ハウジング1に固定される。 11、12はマグネットローラ軸8と現像スリーブ6を
支持する軸受(この場合、ボールベアリング)で、該各
軸受11、12は転動体としての鋼球をアウターリング
(外輪)とインナーリング(内輪)の間に挟み込んで構
成され、夫々そのインナーリングにマグネットローラ軸
8が圧入され、そのアウターリングにフランジ9、10
が圧入されている。
を示し、6はアルミニウム等の非磁性材からなる円筒状
の現像スリーブ、7は現像スリーブ6内にあってその現
像スリーブ6表面に磁気ブラシを形成するための磁石構
成体で、マグネットローラ軸8に圧入または接着固定さ
れている。9、10は現像スリーブ6の両方の開放端部
に夫々圧入されるフランジで、一方のフランジ9には駆
動用の軸部9Aが形成され、他方のフランジ10にはマ
グネットローラ軸8の一端8Aを外部に突出させる挿通
孔10Aが夫々形成されており、突出したマグネットロ
ーラ軸8の一端8Aは現像ハウジング1に固定される。 11、12はマグネットローラ軸8と現像スリーブ6を
支持する軸受(この場合、ボールベアリング)で、該各
軸受11、12は転動体としての鋼球をアウターリング
(外輪)とインナーリング(内輪)の間に挟み込んで構
成され、夫々そのインナーリングにマグネットローラ軸
8が圧入され、そのアウターリングにフランジ9、10
が圧入されている。
【0004】従って、現像スリーブ6はフランジ9、1
0を介してマグネットローラ軸8に対し回転自在に軸受
11、12で支持されることになり、例えば複写機本体
側のコピー釦を押圧操作すると、駆動源からの回転駆動
力がベルト(或いはプーリー、ギヤ等)を介して駆動用
の軸部9Aに伝達されて、現像剤の磁気ブラシを感光体
ドラム4に摺擦するよう回転することになる。
0を介してマグネットローラ軸8に対し回転自在に軸受
11、12で支持されることになり、例えば複写機本体
側のコピー釦を押圧操作すると、駆動源からの回転駆動
力がベルト(或いはプーリー、ギヤ等)を介して駆動用
の軸部9Aに伝達されて、現像剤の磁気ブラシを感光体
ドラム4に摺擦するよう回転することになる。
【0005】尚、図6に示すように一方の端部を閉塞し
てその閉塞部分にマグネットローラ軸8の一端8Aを外
部に突出させる挿通孔13Aを形成した円筒状の現像ス
リーブ13を用いて、他方の開放端部のみフランジ9を
圧入して軸受11、12で回転自在に支持するように構
成した現像ローラも提案されている。
てその閉塞部分にマグネットローラ軸8の一端8Aを外
部に突出させる挿通孔13Aを形成した円筒状の現像ス
リーブ13を用いて、他方の開放端部のみフランジ9を
圧入して軸受11、12で回転自在に支持するように構
成した現像ローラも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来構成の現像ローラでは、現像スリーブをマグネット
ローラ軸に対して回転自在に支持する軸受がスラスト方
向に働く力に対しては弱いラジアルボールベアリングで
あるため、現像ローラの組立時その軸受にマグネットロ
ーラ軸やフランジを圧入する際に生じるスラスト方向の
力やその組立精度によって、現像スリーブのスラスト方
向のガタを生じ、このガタが現像時の画像を悪くする要
因になっていた。そして、このように軸受がボールベア
リングの場合、その鋼球とアウター、インナーの両リン
グの接点が小さいため、軸受を介した現像スリーブとマ
グネットローラ軸の電気導通性が不安定になるという問
題も生じていた。また、焼結タイプの軸受を用いるとそ
の電気導通性を良くすることができるが、ボールベアリ
ングの場合と同様スラスト方向に働く力に対しては弱く
、また大きなトルクが必要になっていた。更に、何れに
しても別途の軸受が必要で、軸受自体の圧入作業やスペ
ースを要し、作業性の向上や構成の簡素化、コンパクト
化、低コスト化の妨げになっていた。本発明はこのよう
な点に鑑み成されたものであって、別途の軸受を不要に
して構成の簡素化、コンパクト化、低コスト化が計れ、
更に現像ローラとして用いた際にはマグネットローラ軸
に対する現像スリーブのスラスト方向のガタを無くし、
また良好な電気導通性が得られるようにしたローラを提
供することを目的とする。
従来構成の現像ローラでは、現像スリーブをマグネット
ローラ軸に対して回転自在に支持する軸受がスラスト方
向に働く力に対しては弱いラジアルボールベアリングで
あるため、現像ローラの組立時その軸受にマグネットロ
ーラ軸やフランジを圧入する際に生じるスラスト方向の
力やその組立精度によって、現像スリーブのスラスト方
向のガタを生じ、このガタが現像時の画像を悪くする要
因になっていた。そして、このように軸受がボールベア
リングの場合、その鋼球とアウター、インナーの両リン
グの接点が小さいため、軸受を介した現像スリーブとマ
グネットローラ軸の電気導通性が不安定になるという問
題も生じていた。また、焼結タイプの軸受を用いるとそ
の電気導通性を良くすることができるが、ボールベアリ
ングの場合と同様スラスト方向に働く力に対しては弱く
、また大きなトルクが必要になっていた。更に、何れに
しても別途の軸受が必要で、軸受自体の圧入作業やスペ
ースを要し、作業性の向上や構成の簡素化、コンパクト
化、低コスト化の妨げになっていた。本発明はこのよう
な点に鑑み成されたものであって、別途の軸受を不要に
して構成の簡素化、コンパクト化、低コスト化が計れ、
更に現像ローラとして用いた際にはマグネットローラ軸
に対する現像スリーブのスラスト方向のガタを無くし、
また良好な電気導通性が得られるようにしたローラを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明では、軸部構成体と、その軸部構成体に対し
て回転自在になった回転部構成体とよりなるローラにお
いて、前記回転部構成体と軸部構成体とに夫々軸受用の
凹部を形成し、両凹部間に転動体を挟み込んで、該回転
部構成体を回転自在に支持する軸受を構成するようにし
たもので、具体的に前記回転部構成体はその一方端部を
一体的に閉塞した円筒状の現像スリーブと、その現像ス
リーブの他方開放端部に圧入されるフランジとからなり
、前記軸部構成体はマグネットローラ軸とそのマグネッ
トローラ軸に固定された磁石構成体とからなり、そのマ
グネットローラ軸並びに現像スリーブの閉塞部分とフラ
ンジとに夫々軸受用の溝を形成し現像ローラとして用い
るようにしたものである。更に、前記マグネットローラ
軸並びに現像スリーブの閉塞部分とフランジとの間で夫
々構成される2つの軸受は、その接触角方向を相反する
向きにしたアンギュラ軸受としたものである。
ため本発明では、軸部構成体と、その軸部構成体に対し
て回転自在になった回転部構成体とよりなるローラにお
いて、前記回転部構成体と軸部構成体とに夫々軸受用の
凹部を形成し、両凹部間に転動体を挟み込んで、該回転
部構成体を回転自在に支持する軸受を構成するようにし
たもので、具体的に前記回転部構成体はその一方端部を
一体的に閉塞した円筒状の現像スリーブと、その現像ス
リーブの他方開放端部に圧入されるフランジとからなり
、前記軸部構成体はマグネットローラ軸とそのマグネッ
トローラ軸に固定された磁石構成体とからなり、そのマ
グネットローラ軸並びに現像スリーブの閉塞部分とフラ
ンジとに夫々軸受用の溝を形成し現像ローラとして用い
るようにしたものである。更に、前記マグネットローラ
軸並びに現像スリーブの閉塞部分とフランジとの間で夫
々構成される2つの軸受は、その接触角方向を相反する
向きにしたアンギュラ軸受としたものである。
【0008】
【作用】このような構成のローラによると、マグネット
ローラ軸に固定された磁石構成体の外側に、一方端部が
一体的に閉塞されて他方開放端部にフランジが圧入され
る現像スリーブを回転自在に設ける現像ローラとして用
いる際には、そのマグネットローラ軸並びに現像スリー
ブの閉塞部分とフランジとの間で現像スリーブを回転自
在に支持する2つのアンギュラ軸受が構成されることに
なり、そのアンギュラ軸受の接触角方向によって組立完
了状態で転動体を挟み込む方向に圧力が付与されること
になる。そのため、低コストでコンパクトな現像ローラ
が得られることになり、更にその際現像スリーブのスラ
スト方向のガタが無く、また安定した電気導通性が得ら
れることになる。
ローラ軸に固定された磁石構成体の外側に、一方端部が
一体的に閉塞されて他方開放端部にフランジが圧入され
る現像スリーブを回転自在に設ける現像ローラとして用
いる際には、そのマグネットローラ軸並びに現像スリー
ブの閉塞部分とフランジとの間で現像スリーブを回転自
在に支持する2つのアンギュラ軸受が構成されることに
なり、そのアンギュラ軸受の接触角方向によって組立完
了状態で転動体を挟み込む方向に圧力が付与されること
になる。そのため、低コストでコンパクトな現像ローラ
が得られることになり、更にその際現像スリーブのスラ
スト方向のガタが無く、また安定した電気導通性が得ら
れることになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のローラを現像ローラとして用
いる場合について図面と共に説明する。尚、従来と同一
部分については同一符号を付すと共にその説明を省略す
る。本実施例では、図1に示すように現像スリーブ13
の閉塞部分とフランジ9に軸受用の環状溝14、15を
夫々形成すると共に、それら溝14、15に対応してマ
グネットローラ軸8にも夫々軸受用の環状溝16、17
を形成し、両溝14、16と15、17の間に鋼球18
、19を夫々挟み込んで、現像スリーブ13をその両端
側において回転自在に支持する2つのアンギュラ軸受2
0、21を構成するようにしたもので、そのアンギュラ
軸受20、21の接触角θ1、θ2方向は相反する向き
に(この場合、θ1=θ2で向かい合うように)なって
いる。このようにすると、従来必要であった別途の軸受
11、12が不要になるので、現像ローラの構成の簡素
化並びにコンパクト化、低コスト化が計れることになる
。また、図2に示すように、現像スリーブ13にその他
方開放端部より、磁石構成体7が固定されたマグネット
ローラ軸8を一端8A側から挿入してその溝14、16
間内に鋼球18を挟み込んだ後、フランジ9を現像スリ
ーブ13の他方開放端部に圧入させてその溝15、17
間内に鋼球19を挟み込ませることにより、その接触角
θ1、θ2方向によって鋼球18、19を溝14、16
と15、17内に挟み込む方向に圧力が付与されること
になる。そのため、このような構成の現像ローラでは、
マグネットローラ軸8に対する現像スリーブ13のスラ
スト方向のガタが無くなり、現像スリーブ13による感
光体ドラムへの現像剤の摺擦を安定して行わせることが
できる。また、常に安定した圧力で両アンギュラ軸受2
0、21の鋼球18、19が溝14、16と15、17
内に接することになるので、現像スリーブ13表面とマ
グネットローラ軸8の電気導通性が良くなり、潜像への
トナー付着に伴う電荷(カウンタ電荷)の除去や現像バ
イアスの付与をマグネットローラ軸8を通じて安定して
行わせることができる。
いる場合について図面と共に説明する。尚、従来と同一
部分については同一符号を付すと共にその説明を省略す
る。本実施例では、図1に示すように現像スリーブ13
の閉塞部分とフランジ9に軸受用の環状溝14、15を
夫々形成すると共に、それら溝14、15に対応してマ
グネットローラ軸8にも夫々軸受用の環状溝16、17
を形成し、両溝14、16と15、17の間に鋼球18
、19を夫々挟み込んで、現像スリーブ13をその両端
側において回転自在に支持する2つのアンギュラ軸受2
0、21を構成するようにしたもので、そのアンギュラ
軸受20、21の接触角θ1、θ2方向は相反する向き
に(この場合、θ1=θ2で向かい合うように)なって
いる。このようにすると、従来必要であった別途の軸受
11、12が不要になるので、現像ローラの構成の簡素
化並びにコンパクト化、低コスト化が計れることになる
。また、図2に示すように、現像スリーブ13にその他
方開放端部より、磁石構成体7が固定されたマグネット
ローラ軸8を一端8A側から挿入してその溝14、16
間内に鋼球18を挟み込んだ後、フランジ9を現像スリ
ーブ13の他方開放端部に圧入させてその溝15、17
間内に鋼球19を挟み込ませることにより、その接触角
θ1、θ2方向によって鋼球18、19を溝14、16
と15、17内に挟み込む方向に圧力が付与されること
になる。そのため、このような構成の現像ローラでは、
マグネットローラ軸8に対する現像スリーブ13のスラ
スト方向のガタが無くなり、現像スリーブ13による感
光体ドラムへの現像剤の摺擦を安定して行わせることが
できる。また、常に安定した圧力で両アンギュラ軸受2
0、21の鋼球18、19が溝14、16と15、17
内に接することになるので、現像スリーブ13表面とマ
グネットローラ軸8の電気導通性が良くなり、潜像への
トナー付着に伴う電荷(カウンタ電荷)の除去や現像バ
イアスの付与をマグネットローラ軸8を通じて安定して
行わせることができる。
【0010】また、図1では現像スリーブ13の一方の
開放端部のみフランジ9を圧入するようにしたが、図3
に示すように現像スリーブ6の両方の端部にフランジ9
、10を圧入するようにした現像ローラであっても良く
、その場合フランジ9、10に夫々溝14、15が形成
されることになる。尚、本実施例では現像スリーブを回
転し内部の磁石構成体を固定して現像するタイプについ
て述べたが、現像スリーブと内部の磁石構成体の両方を
回転するタイプであっても良い。また、本実施例では現
像ローラとして用いる場合について述べたが、搬送ロー
ラであっても良く、その場合搬送スリーブのスラスト方
向のガタが無くなることになる。
開放端部のみフランジ9を圧入するようにしたが、図3
に示すように現像スリーブ6の両方の端部にフランジ9
、10を圧入するようにした現像ローラであっても良く
、その場合フランジ9、10に夫々溝14、15が形成
されることになる。尚、本実施例では現像スリーブを回
転し内部の磁石構成体を固定して現像するタイプについ
て述べたが、現像スリーブと内部の磁石構成体の両方を
回転するタイプであっても良い。また、本実施例では現
像ローラとして用いる場合について述べたが、搬送ロー
ラであっても良く、その場合搬送スリーブのスラスト方
向のガタが無くなることになる。
【0011】
【発明の効果】上述した如く本発明のローラに依れば、
回転部構成体と軸部構成体とに夫々軸受用の凹部を形成
し、両凹部間に転動体を挟み込んで、回転部構成体を回
転自在に支持する軸受を構成するようにしているので、
ローラの構成の簡素化並びにコンパクト化、低コスト化
が計れることになる。そして、その構成される軸受を接
触角方向が相反する向きになったアンギュラ軸受とする
ことで、現像ローラとして用いる際には転動体としての
鋼球を挟み込む方向に圧力が付与されることになり、そ
の組立完了状態で鋼球が両アンギュラ軸受を構成する溝
内に安定した圧力で接することになるので、マグネット
ローラ軸に対する現像スリーブのスラスト方向のガタを
無くすことができると共に、軸受を介した現像スリーブ
表面とマグネットローラ軸の電気導通性も安定した良好
なものにすることができる。
回転部構成体と軸部構成体とに夫々軸受用の凹部を形成
し、両凹部間に転動体を挟み込んで、回転部構成体を回
転自在に支持する軸受を構成するようにしているので、
ローラの構成の簡素化並びにコンパクト化、低コスト化
が計れることになる。そして、その構成される軸受を接
触角方向が相反する向きになったアンギュラ軸受とする
ことで、現像ローラとして用いる際には転動体としての
鋼球を挟み込む方向に圧力が付与されることになり、そ
の組立完了状態で鋼球が両アンギュラ軸受を構成する溝
内に安定した圧力で接することになるので、マグネット
ローラ軸に対する現像スリーブのスラスト方向のガタを
無くすことができると共に、軸受を介した現像スリーブ
表面とマグネットローラ軸の電気導通性も安定した良好
なものにすることができる。
【図1】 本発明の現像ローラの縦断側面図。
【図2】 その組立過程を説明するための図。
【図3】 その他の実施例を示す縦断側面図。
【図4】 従来の現像部の構成を示す概略断面図。
【図5】 その現像ローラの縦断側面図。
【図6】 その他の例を示す縦断側面図。
6 現像スリーブ
7 磁石構成体
8 マグネットローラ軸
13 現像スリーブ
14、15、16、17 溝
18、19 鋼球
20、21 アンギュラ軸受
Claims (3)
- 【請求項1】軸部構成体と、その軸部構成体に対して回
転自在になった回転部構成体とよりなるローラにおいて
、前記回転部構成体と軸部構成体とに夫々軸受用の凹部
を形成し、両凹部間に転動体を挟み込んで、該回転部構
成体を回転自在に支持する軸受を構成したことを特徴と
するローラ。 - 【請求項2】前記回転部構成体はその一方端部を一体的
に閉塞した円筒状の現像スリーブと、その現像スリーブ
の他方開放端部に圧入されるフランジとからなり、前記
軸部構成体はマグネットローラ軸とそのマグネットロー
ラ軸に固定された磁石構成体とからなり、そのマグネッ
トローラ軸並びに現像スリーブの閉塞部分とフランジと
に夫々軸受用の溝を形成し現像ローラとして用いること
を特徴とする請求項1に記載のローラ。 - 【請求項3】前記マグネットローラ軸並びに現像スリー
ブの閉塞部分とフランジとの間で夫々構成される2つの
軸受は、その接触角方向を相反する向きにしたアンギュ
ラ軸受であることを特徴とする請求項2に記載のローラ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155823A JPH04350874A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155823A JPH04350874A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | ローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04350874A true JPH04350874A (ja) | 1992-12-04 |
Family
ID=15614271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3155823A Pending JPH04350874A (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | ローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04350874A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010286503A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Murata Machinery Ltd | 定着装置 |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP3155823A patent/JPH04350874A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010286503A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Murata Machinery Ltd | 定着装置 |
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